キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/10(木) 23:11:09 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【私のお小遣いは】鈴仙奮闘記10【53万です】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1379590471/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
妖怪の山FCとの試合は、反町一行の愛の力による覚醒、椛のスーパープレー(ヨーヨーの)、
雛の的確なパスカル潰し、そして――我らが射命丸文の後半の復調によって大きく盛り上がるも、
最終的にはにとりがボロボロになった事で守備は決壊。4−2の大差でルナティックスの勝利となった。
(鈴仙はなんか最大ガッツ減らしたり反則したりしてた)
そんな中、試合終了後、悩みを見せる中山さんがわさビーフに導かれて姿をくらましてしまう。
慌てる鈴仙だったが、今度は紅魔館のメイド長・十六夜咲夜が現れて永琳と会談。
そして、永琳から告げられたのは―――名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合の決定!
果たして鈴仙は、そして中山達は――真の一流の壁を超えられるのか!?
160 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 00:58:42 ID:???
個人のプレイスタイルからポジションに当てはめてフォーメーションをつくるのか
全体のフォーメーションから個人を置いていくのか。
チームが最大の力を発揮するフォーメーション
それとも敵の戦術に対応するフォーメーション?
狂気の瞳でオカシクナリソウデスネ
161 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 01:34:41 ID:???
レミリアが素直にトップ下やFWになってくれるとありがたいけど、どう出てくるかな。
ブラジルタイプの亜種で攻めて来られると対処しにくい。
今思ったけど、ルナティックスはブラジルタイプと相性いいな。
妄想試合で試してみる価値あるかも。
162 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 18:41:04 ID:???
中山さんのイベント4週目までだけど早めにいったほうがいいかな?
163 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 18:51:04 ID:???
いつ行っても変わらないならそうだね。一回休みみたいなバットイベントあるとしゃれにならんし。
どのくらい時間かかるか分からないけど、偵察と妄想試合、中山さんのイベントでカツカツかな。
164 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 18:56:31 ID:???
中山さんのイベントが一回で終わるとは限らないしね。
戦闘あるのかな?あるなら、武器買ってから行った方がいいかな。
練習については、中山さんと姫様は既に軒並み上がりにくいになっているから、
他の人に回した方が良いかも。
鈴仙のパスカットが、ぎりぎり普通だから、特訓前に上げたいな。
後は、佳歩の悩みを解決してあげるのと、人里で戦術の本を仕入れること、
パスカルの練習くらいかな、思い付くのは。
それ以外では、度々作者様が触れているあまり行かないようなところに行ってみると、
思わぬ発見があるかも? ということだから、始めの頃に瞬殺された無縁塚や、会ってない友人の妖夢に会ったりとかしてみたい。
あんまり行動回数に余裕がないことが問題ですけど。
165 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 20:51:29 ID:???
買い物行くなら先に練習試合して少しでも金を稼いでいたほうがいいんじゃないかな?
166 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 21:39:20 ID:yIe2MA1A
こんばんは、今日も更新を始めて行きたいとおもいます。
>>160
そこら辺を考えていくと奥深くて面白いですが、中々難しいですね…。
戦術とかフォーメーションとかの重要度とかの設定付けは、
上手いスレ様が沢山おりますので、参考にしたいと思っています。
>>161
偵察や情報収集や練習試合観戦(あったら)で、大方は分かるようにはしたいと思いますが、
基本スカーレットムーンズは奇策よりも王道で攻めてくるかな……と思います。
(まだ分かりませんので信用しないで下さい(汗))
脳内試合は、そうしたフォーメーションのチェックにも有効ですね。
>>162-164
運が良ければ1回で良い結果を出せますが、運が悪いと何度も無駄足を運ぶ事になるかもです。
結構長めに期間を取っていたのは、それが理由だったりします。
バッドイベントは少し軽めにしようかな…と思います。
貴重な自由行動1回で成果を挙げられなかった、というのはそれ自体が既にバッドイベントですからね。
行きづらい場所には、確かに徒労だったり妖怪にKOされたりと言ったデメリットがありますが、確率は低いです。
(無縁塚は1発KOされましたが、霖之助がアドバイスしたように、道具持ち込みが前提の難易度だったのもあります)
その代わりに、安定した行動を取るよりも数倍のメリットがあります。
行動回数の余裕の無さは…ゲームとしての仕様です。ご了承ください。
(その代わり、どの選択肢を選んでも基本的に何らかのプラスはあるようにはしているつもりです)
ただ、まだ未定ですが大会に入ってからも自由行動は入れて行きたい…と考えています。
>>165
現状でもお金は一杯ありますし、週頭のランダムバッドイベントで不意に失う可能性も
(ごく僅かながら)ありますので、どちらが正解とは言い切り難いですね。
リスクが少ない、リターンが大きいと思う方を選んで頂ければと思います。
167 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 21:40:49 ID:yIe2MA1A
★輝夜のセーブ力練習→ スペードA ★
→効果が無かった。
★妹紅のドリブル練習→ ハート10 ★
→ドリブル+1!
鈴仙「じゃあ姫様、行きますよ!」
グワアアアアアアアッ! ――バシュウウウウウウッ!
輝夜「なんの! パンチングよっ!!」
バッ! ――バチイイイッ!
鈴仙の放つシュートを、辛うじてではあるが弾いて見せる輝夜。
既に下手な必殺技並みの威力を持つそれを、永琳抜きで対等以上な勝負に持って行けた輝夜は、
既に三流を脱し、二流クラスまでに達していたと評価するに値するほどだが――。
輝夜「ふぅ…良い汗かいたわ……。
イナバの全力シュートも楽々セーブ出来るようになったし。 今日の練習はこれでおっけーね!」
鈴仙「まだ一発しかシュートを撃ってません、姫様……。
ついでに言うと、さっきのは半分肩慣らしの普通のシュートです……」
輝夜「えっ…? マジで?」
鈴仙「マジです(素で驚かないで下さい、姫様……)」
168 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 21:41:49 ID:yIe2MA1A
好奇心旺盛な半面、非常に飽きっぽい輝夜はそれで満足してしまったのか、
そこからの上達が思うように進まない。
鈴仙はやきもきした気持ちで練習を終えるが――次は妹紅の用事がある。
早々に部屋へと戻った輝夜を尻目に鈴仙はフィールドの入り口で待っていた妹紅に声を掛け、
今度は妹紅にドリブルの基礎を教える。
妹紅「よっ…ほっ……!」
妹紅はこれまでの感性頼りのドリブルに上乗せするイメージで、
鈴仙の教える教科書的なドリブルをマスターしていく。
元々感性だけでも下手な選手並みのドリブル力を持っていた妹紅はみるみる上達し。
鈴仙「うん…! 良いと思うわ、妹紅!」
妹紅「いやぁ、今まで感情に任せるままやってたけど。 こうして見ると、ドリブルも意外と奥が深いのね」
流石に即戦力…とまでは行かずとも、そこそこの突破力を発揮してくれる妹紅。
これならば、タックルの苦手な選手が相手ならば、充分勝負になるだろうと言う水準にまで達したのだった。
*妹紅のドリブルが+1されました。
169 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 21:45:00 ID:yIe2MA1A
〜8月3週 ランダムイベントフェイズ〜
鈴仙「お盆も過ぎ…たけどまだまだあっついわねぇ…。 『暑さ寒さも彼岸まで』って、どういう意味だったかしら…?」
170 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 21:48:53 ID:yIe2MA1A
鈴仙がずりずりと永遠亭の廊下を歩く。するとそこには…
先着1名様で、
★ランダムイベント→! card★
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。
カードの数値が……
ダイヤ・ハート・スペードで…
K→来客だ!(さらに分岐)
Q→姫様が何か話があるようだ!
J→師匠から話があるようだ!
10→てゐが相談だって!何だろう!?
9→中山さんと会話した!その内容は…
8→慧音さんが訪ねてきた!
7→来客だ!(さらに分岐)
6→パスカルと雑談した!
5→ウサギ達がやってきたぞ!!
4→妹紅に会って普通にオシャベリした。
3→来客だ!(さらに分岐)
2→ゆ〜っくり過ごせた!最大ガッツUP!
1→来客だ!(さらに分岐)
JOKER→綿月姉妹が遊びに来た…?
クラブで…
クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!
クラブ2〜6→バッドイベント発生!(さらに分岐)
クラブA→露鈴兎・本後宇院・イナバ(全裸)「ヒャッホー!!」
*クラブ4・9・Kの場合、イベント後さらに中里による覗きイベントが発生します。
171 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 21:49:15 ID:???
★ランダムイベント→
クラブK
★
172 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:02:48 ID:???
妹紅の評価値って上がらないのかな?
173 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 22:19:45 ID:yIe2MA1A
★ランダムイベント→ クラブK ★
クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!
永琳「イナバ、ちょっと話が」
鈴仙は廊下の曲がり角にて永琳に呼びとめられ、研究室へと入れられる。
その時の永琳の表情は怒っているようにも、呆れているようにも見えない。
鈴仙「(何かシリアスな表情ね…。 何か問題でも起きたのかしら?)
――あの、師匠? 何か異変でも起きたのでしょうか?」
その様子を察知した鈴仙は、研究室内にて永琳に呼びかける。
永琳は一瞬強張っていたが、そのすぐ後にふう、と軽くため息を吐き、
永琳「そう言われれば、そうかもね。 …ほら、御覧なさいウドンゲ」
永琳は鈴仙に、壁に掛かっている一つのグラフを見るよう指示する。
鈴仙「? 何か新しい実験のデータでしょうか……?」
そのグラフは、単純な棒グラフであるようで、10本くらいの直線が引かれている。
そのそれぞれが、若干の大小による差異はあるものの並立している中…
鈴仙「――あっ! 師匠。 この一本だけ異常に値が低い線が問題なんですね!」
鈴仙はその中に一本、惨めに地を這う直線を見つけ、永琳に問いかける。
永琳が静かに頷いたのを見て、鈴仙は。
鈴仙「(きっとこれは何かの計測結果で、この内の1本のサンプルに突然変異が起きて――。
って感じね。 そして私が今までに培った薬学の知識を駆使して、師匠のお役に立つ、と! くぅぅ…。 私、評価されてるよぉ……)」
と、都合の良い展開を妄想するが―――。
174 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 22:20:50 ID:yIe2MA1A
永琳「――ウドンゲ。 その異常に値が低い線…の下に書いてある単語を読み上げてみなさい。
ついでに、グラフのタイトルも」
永琳はそんな鈴仙を窘めるように冷たく言い放つ。
そんな師匠の態度に水を差された鈴仙は、少しだけむくれるも――。
グラフ下の単語とタイトルを読み上げた後、氷水をぶっかけられたように表情を蒼ざめさせる。
鈴仙「第XX期上半期、営業実績……そんで、この異常に低い線には…私の名前。
これは、師匠、つまり―――」
永琳「――つまり。 営業実績に対して大いに足を引っ張っているアンタに、喝を入れに来たのよ」
鈴仙「そ、そんなぁ〜〜〜!!」
永琳「今日売れなかったら……お仕置きするから。
それが嫌なら、せめてノルマ以上は売ってくる事ね。 ウチだってボランティアじゃないのよ」
鈴仙「(あ、あれ……? ウチって確か『よく聞く薬を安値で販売して、人里の人間に非常に重宝されている』
――的な受け売りだったような……?)」
永琳「はいそこ! 考えているヒマがあるなら身体を動かす!」
鈴仙「す、すみませ〜ん!?」
175 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 22:21:51 ID:yIe2MA1A
――と、まるでサラリーマンのような格好で鈴仙は人里へと飛ぶ。
果たして、企業戦士鈴仙に明日はあるのだろうか…?
先着2名様で、
★鈴仙の交渉力→5 + (! card)=★
★お客さんの財布の堅さ→(! dice) + (! card)=★
と書き込んでください。
【鈴仙の交渉力】−【お客さんの財布の堅さ】×100円が、鈴仙の歩合給になります。
(ただし、最大は1500円、最小は0円となります。固定給は500円です)
*鈴仙のカードのマークがJOKERの時、歩合給が2000円固定となり、鈴仙の交渉力が+1されます。
176 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:22:24 ID:???
★鈴仙の交渉力→5 + (
スペードA
)=★
177 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:23:31 ID:???
★お客さんの財布の堅さ→(
1
) + (
クラブA
)=★
哀れすぎるて言葉もない
178 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:24:14 ID:???
これ多分お客さんが同情してくれただけだよね
179 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:25:31 ID:???
クラブAだし、同情以外の何者でもないな。
うどんちゃんあわれやでぇ…(笑)
180 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:38:13 ID:???
これは無駄に凄い確立だな 1000分の1未満じゃないのか
181 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 22:40:45 ID:???
1014分の1の確率?
逆に人里で薬が必要な事態になっている可能性も……
182 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 23:22:04 ID:yIe2MA1A
★鈴仙の交渉力→5 + ( スペードA )=6★
★お客さんの財布の堅さ→( 1 ) + ( クラブA )=2★
ウサギB「おじいちゃん、大丈夫ですか?」
鈴仙「…………」
老人「ああ…いつも済まないね、ウサギBちゃん」
ウサギB「これ…いつものお薬です」
鈴仙「…………」
老人「おお…。 ? ――これは?」
ウサギB「今日はおじいちゃんのお誕生日だって、前に話してくれました。
だからこれはサービスです!(ニコッ)」
老人「ううっ……ありがとよぉ…ウサギBちゃん。 こんなじじいに優しくしてくれて……!
そうじゃ! そうなら儂もお返しじゃ。 この滋養薬、もう一本おくれ。
隣のばあさんにも宣伝しといてやるぞ」
鈴仙「…………!」
ウサギB「ええっ! い、良いんですか…! ありがとうございます!」
タッタッタッ……
鈴仙「…………」
鈴仙はまず、少しでも営業のノウハウを得るべく、
ウサギ達の中でもトップの業績を誇るウサギBを付け回し、その営業方法をこっそり観察する手段に出る。
そこで、彼女の得意客である老人との会話をジト目で観察していた鈴仙は。
鈴仙「(人間かよ……! それでも……!)」(*人間じゃありません)
183 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 23:23:05 ID:yIe2MA1A
―――と、彼女の営業スキルの高さと、そのさりげない気配りの上手さに一種の絶望感を覚える。
鈴仙「(だって無理でしょう…! お誕生日覚えるとか……! 守矢の祟り神様か、あんたはっ……!
そしてプレゼント……? 何それ……? びっくり箱……?)」
しかし、ウサギBの高いスキルを妬む一方で。
――思えば、自分の行う薬売りには『コミュニケーション』が無かったと感じる鈴仙。
元々人見知りで、薬を売る際にも最低限度の会話しかしてこなかった鈴仙。
鈴仙「(駄目なのよ、鈴仙…! やっぱり、世の中コミュニケーションが出来る奴が勝つのよ!
私も気配り出来なくちゃいけないのよ!!)」
そうして、鈴仙はほんのちょっぴりの気配りを魅せて、出来る女アピールをする事を決意する。
それが最終的には大勝利に繋がると信じて……。
――しかし、現実は厳しい。
鈴仙「あっ、お兄さん! 疲れてるでしょ! ビールどうぞっ!(ニコッ)」
若者「何で大工が昼から酒を飲まなきゃいけないんだよ!」
鈴仙「お爺さん! 荷物お持ちします!」ダッ!
老人「ああ、いや別に――」
鈴仙「大丈夫、お安いご用です! (ゴツン)……って、みぎゃあああ!!」
ゴロゴロゴロ! バリーン!
老人「あああ、ばあさんの形見の壺がぁ……!?」
184 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 23:24:31 ID:yIe2MA1A
―――と、行った感じで失敗ばかり。
そしてそのまま……鈴仙の気配りは空回りする一方で、時間は刻一刻と過ぎて行く。
気づけば、もうすぐ日も暮れてしまいそうな時間となり……
鈴仙「……はあ、今日もダメだったよぉ。 私は営業向いてないのかなぁ……?」
鈴仙はトボトボと、人里から竹林へ向かう道を進んで行く。
きっと帰ったら永琳にお仕置きされるだろうなぁ……と思うと足が思うように進まないが、
でも帰らないとそれはそれで門限破ったら怖いし……。
と、そんな感じで歩いていた鈴仙に、救いの手を差し伸べる存在が一人。
それは―――?
先着1名様で、
★あんまりな結果だったので、ささやかなボーナス→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→パスカル「…何やってるんだ、レイセン?」
ハート→ミスティア「あれ? お〜い、ウサギさ〜ん♪」響子「ウサギさ〜ん♪」
スペード→沢田「…………」(仲間を見る目)
クラブ→鈴仙のファンの篤志家さんが、憐れんで薬を買ってくれた!
クラブA→謎の向日葵仮面「か、勘違いしないでよねっ!? アンタがそんなつまらない事で野たれ死にされたら、
私の立場が無いからってだけだからねっ!?」
JOKER→露鈴兎(全裸)「全裸になれるおくすりください」
185 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:24:53 ID:???
★あんまりな結果だったので、ささやかなボーナス→
クラブ7
★
186 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:41:08 ID:???
全裸になるのにおくすりが要るのか…
187 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:45:28 ID:???
永琳「ウドンゲ、LESSON4よ。"敬意を払え"」
188 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 23:47:53 ID:yIe2MA1A
★あんまりな結果だったので、ささやかなボーナス→ クラブ7 ★
クラブ→鈴仙のファンの篤志家さんが、憐れんで薬を買ってくれた!
???「あっ! うどんちゃんですよね! おーい、うどんちゃーん!」
鈴仙「(うどんちゃんってあんまし呼ばれたくないのに……、 きっと新手のイジメね……)」
鈴仙の背後から聞こえる、透き通った印象のある女性の声。
その声に鈴仙は若干の効き覚えがあったが、どうせ勘違いと無視を決め込んでいた所…
鈴仙のファン「――うどんちゃん! 無視しないでくださいっ! 私、貴女のファンなんです!
ホラ、いつも試合で『うどんちゃん』って言ってる」
その女性は鈴仙の元へと駆け寄り、明るく元気に声を掛ける。
どうやらファンであるのは嘘では無いらしく、手荷物にはルナティックスのロゴの入った
お手製の鞄があったり、鈴仙の兎耳をあしらった可愛らしいストラップがあったりした。
それに加えて、鈴仙を最初期から応援してくれている……という事実にも
心当たりがあったため、鈴仙は少しだけその警戒を解く。
鈴仙「――そう言えば、私がダメダメな時でもずっと「うどんちゃん!」
…って応援してくれる人が居たような。 …貴女だったのね」
鈴仙のファン「ええ、ええ! そうですよ、うどんちゃん!
ルナティックスの試合は、結成以降ずっと見に行ってますから!!」
鈴仙「えっ、そうなんだ…! ありがたいなぁ…!」
鈴仙のファン「大丈夫ですよ、うどんちゃんっていつも応援してあげたくなるオーラ発してるし。
――そして今も発しているようでしたけど…。 大丈夫ですか?」
鈴仙「あ、うん。 実は……」
189 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 23:50:18 ID:yIe2MA1A
何となく打ち解けた気持ちになった鈴仙は、思い切ってこの女性に
今日の一連の流れを打ち明ける事にした。
永琳に薬をノルマ以上売るよう命令された事、だけどダメダメだった事、
自分の後輩ウサギ達の方が自分よりも何倍も上手く商売していた事など…。
その全てを鈴仙のファンは親身になって聞いてくれた。
そして……彼女はなんと、鈴仙にとって思いもかけない提案をしてくれる。
鈴仙のファン「ふうん、そうなんだ…。 ――じゃあうどんちゃん、私がお薬買ってあげるね!」
鈴仙「え…ええっ!? でも……!」
鈴仙のファン「いつもうどんちゃんに励まされてるし、これはお礼よ。
だから、もしも申し訳ないって思うんだったら、次の試合でも、絶対活躍してね!」
鈴仙のファンは何と、鈴仙の為にノルマ、いや――それ以上に大量の薬を購入してくれた。
後で彼女は、人里でもそこそこ名の通った名家の娘らしく、
裕福な生活をしているから大丈夫だ、と釈明してくれたが……それでも、鈴仙は非常に嬉しく思う。
こうして、自分の為に私財を投げ打ってくれる人物が存在する事に。
鈴仙「(ううっ…! やっぱり、見てくれる人は見てくれるのね……! 今まで生きてて良かった…!)」
そして鈴仙は……何とか笑顔で永遠亭に戻る事が出来た。
目標以上の売り上げを見せた事で、永琳の機嫌も元通りになり一件落着。
鈴仙「(今度、お礼しに行きたいなぁ…。 あの子、どこの家の子なんだろ?)」
そして鈴仙は、ファンという存在のありがたみに改めて触れる良い機会を得て、
終始ほっこりとした表情をキープしていた。
*所持金が増えました。10710→11610
*鈴仙がファンの女の子と仲良くなりました。彼女がこれから物語に絡むかは未定です。
190 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/15(火) 23:53:08 ID:yIe2MA1A
〜8月3週・自由行動フェイズ@〜
鈴仙「昨日は、つくづくファンのありがたみに救われたわね…! ――よし、次の試合も頑張りましょう!
……で、今日は何をしようかしら? 色々としたい事は山積みだけど…」
現在の能力値
選手 ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低
鈴仙 48 49 50 47 46 43 47 330 2 2
最大ガッツ:860
現在のおこづかい:11610
永琳印象値:31
人気:33
狂気度:22
所持アイテム:伝説の眼鏡(使用するとセーブ力+1、使いたい人に手渡す必要アリ)、焼き芋無料券(妖怪の山焼き芋屋で使用可)、
オフェンス解説書(攻撃系(ドリブル・パス・シュート)練習時、判定に+! dice/2される。1回まで使用可)
シズハのしるし(秋限定で各練習時、判定に+! dice/2される。 1回まで使用可)
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
主に永遠亭に居るチームメイトと交流をします。
評価値を上げたり特別なイベントを起こしたりできます。
B:外出する(さらに分岐)
買い物をしたり、永遠亭に居ないチームメイトや、
その他の幻想郷の住人と交流できるチャンスがあります。
C:気晴らしに玉兎通信でもしてみる。(さらに判定)
ランダムで、色々な情報が入ります。運が良ければ必殺技フラグも入手できるかも…
D:狂気度を使用する(さらに分岐)
貯めた狂気度をスキルなどに替えることができます。この行動では時間が経過しません。
×:アイテムを使用する
所持しているアイテムを使用します。この行動では時間が経過しません。(現在ここで使用可のアイテム:無し)
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
191 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:54:52 ID:jzHoghGQ
A
192 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:55:02 ID:???
応援してくれる人がいるのは嬉しい事なんだけど、なんか鈴仙がダメにしてくれそうな人来ちゃった…
佳歩ライバルでいいやぁ
193 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:56:56 ID:IjiF9M7I
A
中山さんのイベントへいこうか
194 :
森崎名無しさん
:2013/10/15(火) 23:58:14 ID:M6xjxQ7c
A
195 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 00:00:02 ID:f8MZ0+tU
A:永遠亭に居る(さらに分岐)
鈴仙「一旦おうちにいましょう。 そこから何か予定を見つければ良いわね……」
A:永琳に会いに行く。
B:輝夜に会いに行く。
C:てゐに会いに行く。
D:佳歩に会いに行く。
E:ウサギ達に会いに行く(会いたいウサギを指定してください。例:ウサギB)
F:中山に会いに行く。
G:パスカルに会いに行く。
H:自室でゆっくりする(ランダムイベントをもう一回起こせます)
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
196 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 00:01:13 ID:J0mMvcug
F
197 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 00:01:50 ID:8VPfkwDE
F
198 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 00:02:04 ID:H0zgnJR2
F
199 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 00:09:14 ID:f8MZ0+tU
Fが選ばれた! …と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>172
キャラによったり評価値によったりで、上がらない時もありますね。
(輝夜とかは、結構上がり辛くなっています)
妹紅も結構評価値が高くなって来たので、少しだけ上がる頻度が落ちています。
(…が、ここらへんは作者の裁量もあるので、良いやり方を考えてみるかもしれません)
>>178-181
スペードのAが出た時は0円を覚悟しましたが、
うどんちゃん悪運は強いですね…。
>>186
しかも既に全裸なのに薬が要るという…
>>187
鈴仙はファンの方に足を向けて眠れませんね。
>>192
ファンの女の人に特に元ネタは無いですね。
(今の所は)オリジナルキャラクターと認識して頂ければと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
200 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 22:37:09 ID:f8MZ0+tU
こんばんは。今日も更新を始めていきます。
―――――――――――――――――――
F:中山に会いに行く。
鈴仙「(そういえば最近、中山さんの部屋には行ってないわね…。
こないだも若干悩んでるみたいだったし、ちょっと部屋を覗いてみようかな?)
――中山さん?」
鈴仙が襖をガラリと開けると、中山は何時も通りの澄ました表情で、
しかし若干の焦りを覚えながら一心不乱にノートに何かを書き移しているようだった。
中山は暫く鈴仙に気付かない様子であったが……
中山「…あ、ああ。 鈴仙さん。 どうしたんだい?」
鈴仙「――ううん、こっちこそ忙しい時に入ってしまって。 邪魔だった?」
中山「いや、そんな事はないよ。 丁度気分転換をしようと思っていた所だったから」
鈴仙「そ、そう? じゃあ遠慮なく……(と、言ったものの。 一体どんな話題を振ろうかしらね…?)」
A:雑談をする(評価値があがります)
B:サッカーの話をする(上手くいけば技フラグを得られるかもしれません)
C:外に遊びに行かないか誘う。
D:そういえば、あれから結局サニーとは何かがあったのかを聞く。
E:今まで必死に何を書いていたのかを聞く。
F:人里で何か変わった事が無かったかを聞く。(*イベントフラグが進行)
G:その他 自由選択枠
先に3票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
201 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 22:39:11 ID:c88fKcDM
F
202 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 22:39:52 ID:19sRP9Zc
F
203 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 22:40:19 ID:jXybdRvg
F
204 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 23:21:23 ID:f8MZ0+tU
F:人里で何か変わった事が無かったかを聞く。(*イベントフラグが進行)
鈴仙と中山は暫しの間、とりとめの無い会話を楽しみ。
鈴仙「……そう言えば慧音さんが言ってたけれど。 最近人里が危ないんだってね…
来生君とかは大丈夫かしら? 怪我が無ければいいんだけど」
――と、たまたま話題が人里の治安の悪さにシフトする。
中山は鈴仙が伝え聞いた話を聞き、始めは相槌を打っていたのだが……。
中山「――そうだ! 鈴仙さん。 俺、大分前に人里に来た時…人里に
仮面を被った人達が群がっているのを見たんだ。 これって、幻想郷ではよくある事なのか?」
会話の繋がりで、中山はヒューガーズとの試合後の宴会帰りに出くわした
不気味な群れを思い出す。
鈴仙「いや、そんなのは聞かないけれど……。 酔っぱらっていた訳――はないわよねぇ…。
中山さん、お酒は全然飲んで無かったし」
妖怪の賢者によって、人里の人間は保護されている為、
幾ら深夜と言えども人里に不気味な、悪意ある妖怪達が流れ込んだりはしない筈。
幻想郷は妖怪を中心とした世界であるが、彼女等が糧とする人間が滅んでしまっては
生きては居られない。 ……となると、妖怪の仕業であるとは考え辛い。
鈴仙「じゃあ一体、何なのかしら……。 調査してみる必要があるかもしれないわね。
―――それでお手柄を挙げたら、今やストップ安の私株が上がるかもしんないし……」
中山「(鈴仙さんは、そんなに自分を卑下しなくても良いと思うんだが……)
――という事は、鈴仙さんは人里に行くのかい?」
鈴仙「ええ。 まあ、夜まで竹林で待つってのも良いけれど……。
ひょっとしたら、人里の荒れようと何かが関係するかもしれないし」
205 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 23:23:17 ID:f8MZ0+tU
中山「――うーん、そうか。 ……だったら、鈴仙さん」
鈴仙「?」
中山「…実は、俺も少しその騒ぎに興味があるんだ。
勿論、迷惑にならないように行動はさせて貰うが――駄目かい?」
中山は、年頃の少年らしく目を輝かせて。
しかしやはり彼らしくどこか遠慮がちに鈴仙に同行を申し出る。
鈴仙「(中山さん、確かに最近遊びに連れてってあげれてないし……。
――ここは、旅は道連れ世は情けで、連れてってあげても良いかしら?
中山さんだって、護身用の道具は持っていた筈だし)――ええ、良いわよ」
鈴仙はその申し出に少し悩みつつも……中山さんだから大丈夫!
という若干オカルトな期待も込めて快諾する。
中山「良いのかい? ありがとう、鈴仙さん!」
鈴仙「あははは…良いって事よ。 ――でもその代わり、自分の身はしっかり守ってね」
中山「ああ、大丈夫さ。 それより鈴仙さんこそ、無理をしないようにして欲しい。
(鈴仙さん、強い筈なのに危なかしいからなぁ……)
――あと、これは俺の勘だが、【何度か戦闘に巻き込まれる】と思うんだ。
だけど、【失敗したり途中で帰ったりしても、次の行動で再挑戦が出来る】ような気がする。
だから……焦らなくても良いと俺は思うよ、鈴仙さん」
鈴仙「え、ええ……(アレ…? 私よりも中山さんの方が場馴れしてるように見えるのは私だけ……?)」
鈴仙は自らの強さに疑問を覚えつつも……中山と二人でゆっくりと竹林を歩きながら、
幸運にも誰とも出くわさずに人里へと辿りつく。そして……
206 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 23:24:48 ID:f8MZ0+tU
鈴仙「さ! 着いた……けど。 早速なんかやってるわねぇ……」
中山「あ、ああ……」
その人里の入り口の門には、早速と言わんばかりに人だかりと喧騒が生まれており、
辺りの人間や妖怪、妖精が野次馬を飛ばす中……
??「よっしゃー! 勝ったぞー!!」
――数分後。喧嘩に勝利したと思しき人影が、その輪の中心の中で叫び声を上げる。
その声の主は……?
先着1名様で、
★ストリートファイターうどんげ・記念すべき第1戦目→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→沢田「応援して下さった地域住民の方々! そして、日向社長! 本当にありがとうございました!!」(絶叫)
ハート→穣子「いっえーい! 豊穣なめんな!」反町「(あ、危ないんじゃあ……? 大丈夫かな…?)」オロオロ
スペード→来生「ハッハアー! 俺は喧嘩でも点取り屋という事が証明されたァー!」
クラブ→にとり「ふふん! 新兵器の威力は充分みたいだね!! ドヤッ!(ピース)」
クラブA→ヒジリー「ヒジリー、です……」鈴仙「もうだめだ、おしまいだぁ……一戦目なのに」
JOKER→
ルーカス
「次はお前が相手か。 よろしくな!!」
207 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 23:25:18 ID:???
★ストリートファイターうどんげ・記念すべき第1戦目→
スペードQ
★
208 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 23:26:49 ID:???
小柄なFWの来生って弱いと思うんだけどw
209 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 23:50:52 ID:f8MZ0+tU
★ストリートファイターうどんげ・記念すべき第1戦目→ スペードQ ★
スペード→来生「ハッハアー! 俺は喧嘩でも点取り屋という事が証明されたァー!」
鈴仙「…………あ」
中山「――(フゥー)」
鈴仙がその声の主を見てみると……
来生「ハッハアー! ハッハアーッ! ハッハ…ゴフッ! ゴフッ!」(むせてる)
――非常に頭の悪い笑い声で、勝利を勝ち誇る天然パーマの少年がそこに居た。
中山はその姿を認知して大きく肩を落としてため息を吐き……鈴仙は呆気にとられてしまう。
中山「……何やってるんだ、来生…。 お前は何だ? サッカーをやめてルチャ・リブレにでも転向したのか?」
来生「じゃる…? りぐる…? どうしたんだ中山。 お前、頭が悪くなったんじゃあ……?」
中山「――お前にだけは死んでも言われたくないセリフだな、それ……」
果てしなく知能の低い来生との会話で、中山は軽いめまいを覚えるが…。
それでも、中山は自慢の強靭なメンタルで何とか踏みとどまり、
会話を続ける事に成功する。
中山「――まあ、アレだな。 よく分からんが皆がバトルをしていて面白そうだった。
だから、とりあえず真似をしてみた……って、おい」
しかし、来生は中山の話を途中まで聞いて……すぐに恐怖におののく。
来生「な……中山。 どうしてお前、俺の思考回路が読めるんだ……?
――ハッ!? まさか中山お前、敬遠亭のそのウナギの姉ちゃんに改造されて、
H地獄でも嫌われ者で有名な『サドル妖怪』になってしまったのかーっ!?」
210 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 23:51:15 ID:???
ニュータイプなめんな
211 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 23:51:52 ID:f8MZ0+tU
―――無論、途方もない勘違いが原因であるが。
中山「ああ、そうだ。 永遠亭のウサギの姉ちゃんに改造されて、旧地獄でも嫌われ者で有名な
『サトリ妖怪』になってしまったって事は、億が一にもあり得んからな……」フラッ
鈴仙「(あ……あの中山さんが……! 冷静に突っ込みつつも全身に覚える脱力感を
隠し切れていないっ! そんな事、試合では一回も無かったのに。 来生君、おそろしい子………!)」
そしてその一連の会話を眺めていた鈴仙は、中山をも圧倒する、
来生のその圧倒的なマイペースっぷりに思わず震えてしまう。
中山「(鈴仙さん、助けて、遠慮なくで、いいから)」
そして、中山が振り返りつつ、口の形だけでSOS信号を発しているのを見た鈴仙は、
あの中山さんが、こうまでして助けを求めている事態を緊急と判断し。
鈴仙「(こ……これは、マズイわ!)――中山さん! 今助けるわっ!!」
ドシン!!
来生「うひゃわッ!?」
鈴仙は来生を、人里入口の門から反対の、少し開けた場所に押し出し誘い込む。
212 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/16(水) 23:54:17 ID:f8MZ0+tU
来生「おいおい、何してくれてんだよウナギの姉ちゃん! せっかくH友との再会だったのによぉ!」
鈴仙「Hなのはアンタと、アンタの友達の氷精だけで結構。 そして私は……」
何事か、と鈴仙達の周囲に新たな人だかりが出来るのを認識しつつ、鈴仙は――。
鈴仙「かば焼きにしても、うまくなーーーーーーーーいっ!?」
狂気の籠った弾丸を、ぶっ放した。
先着2名様で、
★鈴仙→戦闘力 6 + ( ! card )=★
★来生→戦闘力 0 + ( ! card )=★
と書き込んでください。カードの結果で分岐します。
【鈴仙】−【来生】
≧5→完勝! 鈴仙、若干大人気ないものの来生をKOする!
≧2→ 勝利! 来生は何かの間違いと叫び何処かへ走りさって行った…。
=1、0、−1→引き分け! 再度判定。
≦−2→敗北。 来生に馬鹿にされて鈴仙が屈辱を感じる。
≦5→完敗…。 鈴仙、たまたま通りがかった八目鰻の屋台の付け汁に頭から突っ込んだ挙句炎が燃え移り、
見事なウサギのかば焼きになる……。
【補足・補正・備考】
鈴仙の数値がKかJOKERの場合、戦闘後戦闘力が+1されます。(勝敗は問わない)
鈴仙のマークがダイヤの時、「ルナティックレッドアイズ(+2)」が発動します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
来生のカードの数値の奇・偶と敵のカードの数値の奇・偶が一致時、スキル・ニュータイプが発動し、
完勝・完敗時以外は強制的に引き分けになります。また、スキルが発動する度に戦闘力が+1ずつ増えていきます。
(奇…奇数、偶…偶数です)
213 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 23:54:40 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + (
ダイヤ8
)=★
214 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 23:54:47 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + (
クラブ5
)=★
215 :
森崎名無しさん
:2013/10/16(水) 23:55:02 ID:???
★来生→戦闘力 0 + (
スペード8
)=★
216 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 00:04:01 ID:???
第1戦目は流石に鈴仙が勝利!
来生はもう少し強くても良かったかな?と思いつつも今日の更新はここまでにしようと思います。
>>208
ニュータイプがあるので、第1戦目の面子の中では強い部類でしたね。
ちなみに他の相手だと…
沢田=クラブを引いた時は過労で強制敗北
穣子=戦闘力は比較的高い。判定で反町が巻き込まれてた
にとり=1戦目では最強。正統派な判定勝負
ルーカス=鈴仙奮闘記パルメイラス編が開始。テイとウドンニョのコンビがきっとブラジルを盛り上げる(適当)(*BADENDです)
…的なのを考えていましたw
>>210
このスレのオリジナル設定として、
【キャプ森世界の人間の一部は、幻想郷の妖怪が相手でも互角に渡り合える】
……というのがありますね。
来生はニュータイプの力で弱小妖怪辺りには楽勝、日向のシュートは下手な妖怪の一撃より強い、
若島津はメカの力で妖怪の山でも普通に生活可能……と、チートな感じで設定しております。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
217 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 00:08:56 ID:???
>【キャプ森世界の人間の一部は、幻想郷の妖怪が相手でも互角に渡り合える】
もう漫画のキャプ翼からして人外ばかりですからね
シュートが燃えるとかボールが破裂とかw
218 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 00:10:40 ID:???
乙です。
カードバトルだって?
引き的に嫌な予感しかしない(おい)
鈴仙「5面ボスだから。咲夜さんや妖夢、早苗さんと互角よ、互角」
219 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 11:13:34 ID:???
早苗さんと互角?
★鈴仙→戦闘力 6 + ( ハートA )=7★
★早苗→戦闘力 5 + ( クラブK )=18★
≦5→完敗…。 みんなの笑いものにされる。
220 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 16:53:47 ID:???
それでも、かっこよくて強い鈴仙さんが見てみたい!
>>170-171
それはそうと、中里による覗きイベントが発生していないです?
(恐らくバットイベントだとは思いますが)
221 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 22:57:41 ID:???
こんばんは。今日も更新をしていきます。
―――――――――――――――――――
>>217
キャプ森ではそれに加えてメカや忍者や謎の医師仮面が居たりしますし、
ちょっと乱暴でも、そこまで違和感はないかな? …と思ってますw
>>218
乙をありがとうございます。
カードバトルですが、鈴仙は結構強いので序盤は割と楽勝だと思います(フラグ)
>>219
なあんだ! 互角じゃなくて、鈴仙の方が戦闘力的に格上でしたね!
え、違う?またまた御冗談を……(白目)
>>220
いつもはあんまりな引きのせいでカッコ悪いですが、
強敵に勝ったら、かっこいい鈴仙が見れるかもしれません!
覗きイベントはすみません、忘れていました。
今週の固定イベントにイベントを挿入する事で対処しようと思います。
内容としては完全なバッドイベントではなく、選択と判定次第で良い事も悪い事もある…
みたいな感じにしようと思っています。ただ、何時もよりもちょっと悪い事が多めかもしれません。
222 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 22:58:47 ID:???
★鈴仙→戦闘力 6 + ( ダイヤ8 )+(ルナティックレッドアイズ+2)=16★
★来生→戦闘力 0 + ( スペード8 )=8★
≧5→完勝! 鈴仙、若干大人気ないものの来生をKOする!
鈴仙「(何か知らないけど、この子からは嫌〜な予感がする…!
中山さんの友達で普通の人間だからって手を抜いていたら、急所を刺されちゃうような…!
だから――)全力で行くわ!」
バッ! バババババババッ! ババッ!!
鈴仙は、数百数千もの球型の弾幕を、来生の周囲360度に隙間なく張り巡らせる。
来生「ひゅーっ! 綺麗な花火だぜ!」
来生が、自分の頭上から足元にまで偏在するその赤い光に魅せられている内に……
鈴仙「――『幻朧月睨<ルナティックレッドアイズ>』!!」
カッ! ―――シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
バババババババババババババッ!!
―――――――ピチューン!!
ニュータイプとも称される、自慢の勘の鋭さを働かせる暇もなく来生は被弾し、
幾ばくかのPと点アイテムをばら撒きながら蒸発する。
223 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 23:00:06 ID:???
中山「――お、おい…鈴仙さん。 いくらなんでも、やり過ぎと言うか、大人気が無かったんじゃないのか…?」
洒落にならない一連の殺戮ショーを見て、中山はガクガクと震えながら鈴仙へと歩みよる。
頭の痛くなる部分が多々あるとはいえ、友人が目の前で消し炭にされたのだから無理はない。
鈴仙「うーん、ちょっとやり過ぎたかもねぇ……」
鈴仙自身も、もう少し手加減してやればよかったかしらとポリポリ頭を掻きながら反省する。
ロールプレイングゲームで言えば、序盤の雑魚的に最強呪文を唱えたかのような勝ち方だっただけに、
鈴仙の強さよりも、大人気の無さが全面に出てしまっているような気もする。
中山「というか、来生はどうなんだ……? あいつは死んだ――のは無さそうだけど。
大丈夫なのか……? ――いや、暫く時間を置いたら、何の前触れも無く復活してそうな気もするが」
――中山は来生のその後をやや心配していたが…。
鈴仙「たぶんそれは――大丈夫だと思うわ。 ギャグキャラ補正的に考えて!
中山さんの言う通り、妖精みたくちょっと一回休みになっただけで、後はまた元気にサッカーしてると思う!」
中山「(身も蓋もない発言をするなよ、鈴仙さん……。 だけど、それが一番しっくり来るな。来生だし)」
鈴仙のメタメタではあるが説得力溢れるフォローにより、何となく納得してしまう。
そして、そこから一拍置いて―――。
224 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 23:01:06 ID:4JnUdnfM
ワアアアアアアアアアアッ!!
周囲を囲んでいた人間・妖怪の入り混じった聴衆達が鈴仙の勝利を褒めたたえる。
中山「――む。 何時の間にかこんなにも聴衆が」
聴衆「ヒュー! やるじゃんかウサギちゃん!」「来生は腹の減ったルーミアを撃退する程の実力者というのに…!」
「まあー、ホントはもっと接戦の方が楽しかったけど」「それは次に期待だな!」
そして、聴衆はおひねりとして、鈴仙に向かって様々な物を投げてくる。
その多くは小銭だったり、ガラクタだったが――中には、貴重そうな道具もあるように思える。
鈴仙「う、うーん…目立つのは本意じゃなかったんだけどなぁ……」
中山「まあ、そこら辺はファイトマネーと思って、素直に受け取れば良いんじゃないか?
恐らく、『これからもっと強い相手に勝っていけば、より良い報酬があるかもしれない』からな」
中山に諭されながら、鈴仙は自分に向かっていったおひねりの中から、
小銭や使えそうなアイテムを探して行く。 その結果―――?
先着1名様で、
★勝利ボーナス@→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→ガラクタっぽいアイテムをゲット!(更に判定)
ハート→特に何も無かった…が、聴衆の気を引いて人気が少しアップ!
スペード→小銭を拾って、お小遣いが
3
00円アップ!
クラブ→特にめぼしいものは無かった。
クラブA→ボンッ! 聴衆の一人からの投石により鈴仙はミンチになった。 遺言は? 鈴仙「下手で悪かったわよ」
JOKER→中山「やややっ! これは…
ブロック+1
の書じゃないか!?」
225 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:02:10 ID:???
★勝利ボーナス@→
ダイヤQ
★
226 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:15:04 ID:???
elonaネタが出てくるとは
227 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:18:09 ID:???
ピチューン!
来生「1UPしてなければやばかったぜ!」(Pアイテム回収しつつ)
中山「……え?」
228 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 23:23:35 ID:4JnUdnfM
★勝利ボーナス@→ ダイヤQ ★
鈴仙「! これは……!」
中山「何かめぼしい物でも見つかったかい? 鈴仙さん?」
二人で手分けして、ガラクタの中から使えそうなアイテムを探していた鈴仙と中山。
やはり人間としては強い部類であっても、派手な弾幕も強大なパワーも無い来生との戦闘では
中々盛り上がりを掴むのが難しかったのか。
そのおひねりの質はそうした気持ちを代弁するようかのように低く、鈴仙はそれを捨てる事に難儀していたが…
その中で唯一、何かに使えそうなアイテムを発見する。
229 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/17(木) 23:24:38 ID:4JnUdnfM
鈴仙「ええ。 このアイテムは―――!」
先着1名様で、
★アイテムチャンス!→! card★
と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マーク・数値で分岐します。
カードの数値が……
K→『奇跡を呼ぶ首飾り』だ!!
Q→『初心者用サッカーブック』だ!
J→『瀟洒なナイフ』だ!
10→『ヤマザルの腕輪』だ!
9→『来生のドラゴンスフィア』だ!
8→『中の里の巻物・偽』だ!
7→『グロウエッグ! …のかけら』だ!
6→『片桐コーポレーション製スカウター』だ!
5→『埼玉銘菓・十万石まんじゅう』だ!
4→『浦辺豆腐店の絹ごし豆腐』だ!
3→『ボロボロのボール』だ!
2→『フクロアリクイのすべて』だ!
1→『石崎と翼の薔薇色写真』だ…!
クラブA→『ふわたり手形』だ…
JOKER→『ドリブル大王の心得』だ!!
230 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:24:54 ID:???
★アイテムチャンス!→
クラブA
★
231 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:24:59 ID:???
★アイテムチャンス!→
ハートK
★
232 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:25:24 ID:???
お見事と言わざるを得ない。
233 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:25:32 ID:???
流石うどんちゃん・・・
234 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:25:42 ID:???
げぇっ、クラブA!?
235 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:25:56 ID:???
>その中で唯一、何かに使えそうなアイテムを発見する。
何に使おうと思ったんだ
236 :
森崎名無しさん
:2013/10/17(木) 23:49:26 ID:???
数あるアイテムからもっとも役に立たないものを選ぶとはまさに狂気の選択だな。
237 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/18(金) 00:00:11 ID:2as95hVM
クラブA→『ふわたり手形』だ…
鈴仙「やったわ! 見て中山さん! この小切手、百万円って書いてあるわ!!
これで私、師匠の元を離れて一生遊んで暮らせる!!」
中山「(一生遊んで暮らせるかは置いといて……)な――なんだって!?」
鈴仙は様々なガラクタの中から、『百万円』と書いた紙切れを見つける。
鈴仙はこれを小切手と認識し、つまりこれがあれば銀行から百万円を貰える!
――と、息まいていたのだが……。
中山「お、俺にも見せてくれ、鈴仙さん!」
鈴仙「い、いいけど! 絶対に落としたりしないでねっ!?」
興奮した鈴仙から、その『小切手』を受け取った中山。
彼もまた、最初は鈴仙のように興奮していたのだが…。
その興奮はたちまちに立ち消え、スッと蒼ざめた表情になり、
何も言わずに『それ』を鈴仙に返す。
鈴仙「――? もう良いの、中山さん?」
中山「………いいか、落ち着いて聞いてくれ、鈴仙さん。 それは小切手じゃない。
――『不渡り手形』という物なんだ……!」
――そして、キョトンとしていた鈴仙に対して、中山はこんこんと小切手と手形の違いを。
更には手形が不渡りとなる事のデメリットの内容を話し始める。
元々勉強が得意で飲みこみの早い鈴仙は、ただちにその『不渡り手形』の概要を理解して……。
238 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/18(金) 00:01:22 ID:2as95hVM
鈴仙「……おかしいよね!?これって戦闘勝利時のボーナスだよねっ?
何でこんなものが混じってんのよ!?明らかに悪意マンマンでしょうがァ!?」
中山「れ、鈴仙さん! 俺に八つ当たりしないでくれ!?」
――早速と言わんばかりに中山の胸ぐらを掴みブンブンする鈴仙。
一見、不良女子高生が善良な少年に向かってカツアゲをしているようにも見えるが、
その実は逆であり、中山が従前通り貯蓄で富む一方、鈴仙は債務者となっていた。
中山「ま…まあ。 とりあえずは今日帰ったら永琳さんか輝夜さんに相談すれば、
きっと何とかしてくれる筈さ。 だから、その……」
鈴仙「ひっく、ぐすっ……! こんなの絶対おかしいよぉ……ううっ」
中山「(こ………声をかけづらい!)」
――そして一転体育座りで泣きだす鈴仙を見て。
初心な少年である中山は、何も声を掛ける事が出来ないのだった…。
(多分大人でも声を掛けられなかっただろうけど)
*鈴仙がアイテム『ふわたり手形』を入手してしまいました!
このアイテムがある間、ランダムイベント時でのバイト給料が強制的に0となります。
(給料判定自体は存続します。この判定で良い結果を出すほどアイテムの消滅が早まります)
*ガラクタの中から唯一のバッドアイテムを引っ張ってきた狂運のおかげで、狂気度が上がります。22→25
239 :
森崎名無しさん
:2013/10/18(金) 00:05:07 ID:???
誰かの陰謀だな。間違いない!
240 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/18(金) 00:11:39 ID:???
…という所で今日の更新はここまでにしようと思います(汗)
ちなみにふわたり手形のデメリットは上に書いたのみで意外と小さいです。
また、永琳や輝夜に相談とありましたが、別段自由行動を使わずとも大丈夫ですし、
永琳印象値も輝夜の評価値も下がりません。
鈴仙は100万を払いきるまで給料0という事は勿論ありません。
輝夜が溜めこんでた財産で何とかしてくれた! でも姫様は太っ腹だから気にしてないよ!
だけどまあ悪いのは不要にそんなもん拾った鈴仙だし、少しはバイトで還元してね!ってえーりんが言ってたよ!
…という展開があったんだと脳内補完をお願いいたします。
>>226
elonaは一時期結構やってましたね…(とは言ってもへたれプレイヤーでしたが)
ネタを理解して頂き嬉しいですw
>>227
真面目にそんな感じですねw
>>232-236
やはりうどんちゃんは不幸の星の元に生まれついてるのでしょうか…
ヨッチャン「月舐めんな!」
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
241 :
森崎名無しさん
:2013/10/18(金) 21:54:57 ID:???
乙でした、大賞候補に推薦しときますね(陰謀
242 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 00:06:01 ID:V9YFO9Wc
こんばんは。少し付き合いがあった為遅い時間になりますが、
ほんの少しでも更新しようと思います。
>>239
永琳「私のかわいいウドンゲを不幸な目に合わせるとは……一体誰の陰謀だというの(棒)」
鈴仙「あっ…(察し)」
>>241
乙ありがとうございます!
鈴仙は「やめろォ!」…と言っておりますが作者的には大歓迎ですねw
他にも、これまでの歩みの中でびっくりして頂いた展開がありましたら、
ドンドン付けくわえて頂ければ嬉しく思います。
243 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 00:08:16 ID:V9YFO9Wc
鈴仙「まあ、大丈夫よね! これから頑張って行きましょう!」
中山「(よ……ようやく元気になってくれた……!)」
――あれから、中山は泣きじゃくる鈴仙を慰めたりおだてたりに小一時間を費やし…。
何とか、鈴仙のメンタルを元通りに戻す事に成功する。
鈴仙「というか。 今回の目的はあくまで深夜の仮面人間の実態を確かめる事と、
人里の最近の荒れ具合を調査する事。 こんな所で、凹んでなんかいられないわ!
さあ中山さん! 人里を練り歩いてパトロールするのよ!」
中山「あ、ああ……(次も同じような事が起きたら、流石に俺も精神的ガッツが限界だぞ…。
頼むから、余計な不幸を招かないでくれよ、鈴仙さん……)」
中山の心配もいざ知らずに、鈴仙は人里を練り歩き、何か異変が無いかをチェックする。
そして二人が見つけたのは―――?
先着1名様で、
★第2戦目の相手は!?→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ→イ「何だか知らんが、喧嘩を売るのであれば買おう」
ハート→にとり「何だい、誰かこの私に勝てる者はおらんのか!? 宗教も大した事ないね〜!」
スペード→射命丸「やれやれ……号外記事を書きまくるのも疲れるわね〜、っと」
クラブ→萃香「ヒヤッハー! もっとやれもっとやれ〜♪」
クラブA→見上「ええい! もうお前達には任せておれん。 私が出る!」
JOKER→
謎のスナイパー
「次はお前が相手か。 よろしくな!!」
244 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:09:10 ID:???
★第2戦目の相手は!?→
スペード2
★
245 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 00:11:10 ID:???
2戦目の相手は皆大好き(?)地獄帰りの射命丸だ!
――と、いった所で大変短く恐縮ですが、本日の更新はここまでにしようと思います。
明日は夕方から、また沢山更新出来ればと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
246 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:16:53 ID:???
助っ人で射命丸のお兄さん(矢車)が出てきたら死んじゃうなw
247 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 00:45:25 ID:???
よく1時間で機嫌直させたもんだ…中山さんのコマンドにはげますがあるかも分からん。
248 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 21:16:10 ID:???
こんばんは。予告より遅くなりましたが更新を始めて行きます!
>>246
タッグで来たら強敵ですね。 ですが…?
>>247
鈴仙が割と単純だったのか、中山さんがやはり凄かったのか、それとも両方か…。
そこらへんの解釈はお任せしておりますw
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★第2戦目の相手は!?→ スペード2 ★
スペード→射命丸「やれやれ……号外記事を書きまくるのも疲れるわね〜、っと」
鈴仙「――あっ。 あれは…」
鈴仙と中山が、喧騒と混雑の止まぬ人里の大通りを歩いていた矢先。
射命丸「……げ、アンタ達は」
活発そうな瞳の中に軽蔑の色を籠めた様子で、取材メモを取っていた射命丸文に出くわす。
彼女は鈴仙達一行を見るや、苦々しげな表情を一瞬だけ見せるも……
射命丸「オホン。 あやややや! お二人さんっ! 一体どちらにお向かいでしょうか?
人里のデートスポットについては、是非ともこの清く正しい射命丸にっ!」
と、すぐにその佇まいを何時もの慇懃無礼なそれに変貌させて、
張り付けたような笑みを湛え、鈴仙達に声を掛ける。
鈴仙「――デートじゃない、パトロールよ。 中山さんは……助手的な感じで」
中山「あ、ああ(俺はいつの間にか助手にされていたのか……)」
鈴仙は不快な様子で、中山は複雑な様子でその記者の質問に対応するも、
射命丸は「あやや」とか「ふむふむ」とか頷きつつ手をせわしなく動かし、
自分の手元にあるネタ帳に何やら書き込んでいる様子だった。
249 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 21:17:30 ID:???
鈴仙「……絶対、ロクでもないような事書いてるでしょ」
射命丸「ど――どうして分かったんですか!? …じゃなくて!
そんな事、ジャーナリズムの神に誓ってする訳が無いじゃあないですか!?」
――そしてその内容が鈴仙にとって大いに不都合な物であるのは間違いなかったらしく。
射命丸は鈴仙の指摘に対して冷や汗を掻きながらのオーバーリアクションで答える。
しかし、中山は新聞記者である射命丸が何か良い情報を握っているのではないかと考えて――。
中山「……なあ、射命丸さん。 俺達、人里の喧嘩騒ぎの原因について調べているんだ。
――何か知っている情報があれば、譲ってくれないか? ――必要ならば謝礼も出すから」
と、交渉に出る事を試みる。
鈴仙「ちょ、ちょっと中山さん! あんましこの天狗さんに恩は売らない方が――」
鈴仙は中山を制止するが、時は既に遅く――、射命丸はしたり顔で鈴仙達に話しかける。
射命丸「いえ、謝礼だなんて。 そのお心遣い、恐悦至極にございます」
射命丸はまず、持ち前の慇懃無礼さを遺憾なく発揮した、大げさすぎる礼を中山に対して行う。
その動作、言葉遣いは共に真摯さが込められてはいたが……それは、自分の欲望に対する真摯さだった。
射命丸「――ですが…そう。 私は憂いておるのですよ。 この人里の現状に」
射命丸は、その透き通った声で鈴仙と中山に滔々と演説を始める。
射命丸「ご存知の通り、人里には流行病の如くに刹那的思想が蔓延し、
力有る者が力無き者を蹂躙する社会になりかけている。
そして、そんな人々を律し導くべき宗教家達はあろうことか、
自分達の欲を満たす為の食い物にしようとしている!
――そんな状況は、我々が愛する人間達の為にも、許しておけません!」
250 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 21:18:52 ID:???
鈴仙「何時の間にブン屋を辞めて、政治家にデビューしたのかしら?
……さっさと本題を言ってよ(どうせ、ロクでもない事でしょうしね……)」
その大袈裟な様子に、鈴仙は堪らず口を挟むものの――。
射命丸「――幸い、私達新聞記者には争いを止める力は無いものの、
争いの面白さ……ゴホゴホ! 争いの悲惨さを伝える事が出来ます!
そのためにも――」
射命丸は完全にそれを無視し、自説の主張に力を傾け続ける。
その主張とやらの中にも、明らかなる野次馬根性や商業主義が見え隠れしていたものの、
彼女はそれを何度も訂正して、耳聴こえの良い文章を作っていく。
射命丸「ですが、いつまでも争いについて書き続けるのはネタギレ……
いえ、その――私の心にも相当な負担を強いますし、読者の方々にも辛い思いをさせてしまいます。
ですから、そろそろ皆さまに幸せな情報をお伝えしたい。 そこで―――!」
そして五分程の時間が経ち。その主張はクライマックスに入ろうとしていた。
主旨としては上述した通り。要するに、『ストリートファイトのネタは飽きられたから、新しいネタが欲しい』と。
そしてその新しいネタの候補は―――!
射命丸「鈴仙さん! えーっと、えー……中山さん! アンタら、そこで抱き合いなさい!」
鈴仙・中山「は……はぁぁあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
251 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 21:21:46 ID:V9YFO9Wc
射命丸が告げた、中山の取引に対する謝礼。
それは……『鈴仙のゴシップ記事を作りたいから、その証拠を裏付け出来るようなそれっぽい写真を取らせろ』
という、何とも卑怯かつ勝手極まりないものだった。
鈴仙「ふざけないでよ! そんなもん、出来る訳が無いでしょうが!!」
中山「そ――そうだ! 大体、俺は鈴仙さんを女性として見ていないぞ!
彼女はあくまで気の合う友人だ! 悪いが、今までそうした感情は抱いた事は全く無い!」
鈴仙「(そ、そこまで言われると逆に傷つくんだけど、中山さん……)」
――そんな彼女の条件について、鈴仙達が首を横に振るのは当然の事である。
射命丸「あれれ〜? そんな事言っちゃって良いんですか、鈴仙さ〜ん?
そうした態度は、仮にも新聞記者であるこの私の情報を得るにあたって、
非常にマイナスの印象を与えかねないと思いますがァ〜?
(ククク……椛の藪蛇を突っついた罰よ! からかい尽くしてやるんだから!)」
鈴仙「ムギギ……(なんて卑怯な……! そして小物な奴なの、射命丸文――!
ここはもう正直鉄拳制裁あるのみだと思うんだけど、一応彼女の口車に乗せられるのも…?
ただ、口は人の数倍は達者だからねぇ、あのブン屋)」
A:「ええい! もう許せないわ! 天狗なんて鉄拳制裁よ!」通常のバトルに移る!
B:「仕方ないわね! さあ中山さん、抱き合いましょう!」口車に乗ってみる!
C:「射命丸って案外大した事なくね?(キャラ的に)」トラウマを突いてみる!
D:「あっ! 萃香さんこんにちは!!」上司(?)の影をちらつかせる!
E:「(この女、瞳の奥に闇が見える。私と同じ地獄を見たか…)」冷静?に状況を分析する!
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で続行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*気軽な選択肢ですので2票決にします。また、ここでバトルに負けても通常以上のデメリットは一切発生しません。
252 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:23:13 ID:xrrfq6Fs
A
253 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:23:27 ID:tiee7i3Q
F 「たすけてみとり異母姉さん!」
254 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:23:31 ID:l9gDUHKM
C
255 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:23:59 ID:Q6yBOqbE
C
256 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:24:48 ID:h/i/cgPs
E
257 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2013/10/19(土) 21:39:09 ID:V9YFO9Wc
C:「射命丸って案外大した事なくね?(キャラ的に)」トラウマを突いてみる!
鈴仙「(鉄拳制裁……と、行きたい所だけど。 鬼程で無いにしても、天狗って強いものねぇ。
――月で鍛えた私と言えども、負けてしまうかもしれないし。 ここは――)」
怒りで頭が沸騰しそうな鈴仙だったが……烏天狗の秘める高い実力を
文献越しではあるが理解していたために、正面衝突は一歩踏みとどまる。
鈴仙「(ここは、良い感じで挑発出来るような、効果の高い一言を考えてみましょうか。
――例えば……)……(ボソ)射命丸って案外大したことなくね?」
――そして、鈴仙は……この間行われた試合の時を思い出す。
永琳にも匹敵し得る圧倒的なドリブル能力を持ちながら、
全くの不振を見せていた前半の射命丸。
そんな彼女をなじるべく放たれた、観客達の心無い発言の一つ。
それが――『射命丸って案外大した事なくね?』だったと鈴仙は記憶していた。
射命丸「―――!?」
そして、その言葉を今再び聞いた射命丸は―――?
先着1名様で、
★岬犬の呪い→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→射命丸「やめろォ!? ……ハッ! つい勝手に口が!?」脊髄反射的に反応してしまい、隙が生じた!
スペード→射命丸「――フッ。 そんな言葉が、マンオブザマッチの私に通用するもんですか!」すでに克服していた!
クラブ→射命丸「――それで、挑発をしているおつもりですか? でしたら…喜んで乗って差し上げましょう」挑発を受けて本気に!?
クラブA→○車「…お前、今妹を笑ったか?」射命丸「(勝手に人を妹認定してる…。この人って変態……?)」助っ人が現れる!
JOKER→岬犬「フフ。君も道連れさ、射命丸さん……」射命丸「ヒイイ!?」効果は抜群! 射命丸、幻覚(?)に囚われる!
258 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:39:36 ID:???
★岬犬の呪い→
ダイヤ6
★
259 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:39:53 ID:???
★岬犬の呪い→
クラブQ
★
260 :
森崎名無しさん
:2013/10/19(土) 21:40:40 ID:???
射命丸って案外大した事なくね?
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