キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 最新50
【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/20(水) 00:11:23 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合を前にして、
鈴仙は中山と共に夜の人里の怪を調査するが――圧倒的なダイス力により
敢え無く最後の最後に、謎のお面少女・秦こころに連敗を喫してしまう。
そして鈴仙が失神し、中山が自分の希望について見つめ直す間にも敵は動きだしていた!
舞台は紅魔スカーレットムーンズ対妖怪の山FCとの練習試合。
妖怪の山FC陣のチーム力をもひっくり返すレミリア達の圧倒的な技術力に、試合は早くも前半終了時点で3−1の大差。
しかし紅帝は容赦を見せず、とうとう後半にはもやしの貴公女・パチュリーが動きだす――!
そして、未だ正体を現さないスカーレットムーンズの秘密兵器の正体は…!?

137 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 21:17:45 ID:rxFWbrn6
A

138 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 21:33:58 ID:ayquVxMg
A:パスが得意で、総合値が一番高いウサギB。

永琳「――それじゃあ、今日は…ウサギB。 貴女、SBとして出てみなさいな」

ウサギB「えっ? わ、私がSBですか?」

永琳「貴女のそのオールマイティな能力は、こうして様々なポジションの穴に対応できるよう
身につけたのではなかったかしら? 今日の試合での活躍は二の次にして、
貴女はただ、こうして出来る事を増やしていきなさい」

ウサギB「は――はいっ! 頑張ります!」

ウサギC「うーん、いいな〜Bちゃん。 やっぱり私もシュート値を67まで育てないとなぁ〜」

ウサギD「しゅ、しゅーとち? 何それCちゃん……? それと、なんで67って中途半端な数値にこだわるの…?」

ウサギE「――Dちゃん。 それは恐らく知ってはいけない事だと思うわ…」

佳歩「(Bちゃんも上手くなったもんなぁ。 ちょっとしたきっかけがBちゃんにもあったら、
私もすぐに追い抜かされそうだよ……油断しないようにしないと)」

そうして、ウサギ達が盛り上がる中―――。

139 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 21:36:33 ID:ayquVxMg

永琳「…と、言う訳で。 今日の試合のフォーメーションをまとめると、こんな風になるわね」

永遠亭ルナティックス:4−3−3
J−H−− Jパスカル 840/840 H鈴仙 850/850
−−−−F F佳歩 690/690
−−−−−
G−I−E G中山 720/720 Iてゐ 630/630 E永琳 900/900
−−−−−
A−−−C A妹紅 900/900 CウサギB 510/510
−B−D− BウサギE 530/530 D慧音 750/750
−−@−− @輝夜 730/730

鈴仙「(うーん、こうしてみると私達のチーム、
名有りのタレントが沢山居るし、紅魔スカーレットムーンズよりも強そうね…。
当然、油断をしてはいけないのだけど。 ――さて、試合開始前に気になる事はあったかしら?)」

A:特にないわね。 試合開始よ!
B:いえ、フォーメーションを少しいじりたいわ。 例えば――(同ポジション内の選手の位置を変える事ができます。
                                      例:B ウサギBと妹紅の位置を入れ替える 等)
C:特に無いけど、狂気の瞳をタイプα(マーク一致時−3)にしましょうか!(現在:タイプβ(スート一致時−2))
D:特に無いけど、一応ファルコンスパイクを履きましょうか!(この試合限りポストが無くなりますが、1回使うと無くなります)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*B、C、Dについては何度でも選択できます。

140 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 21:37:39 ID:ZepMXqMU
A

141 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 21:40:35 ID:rxFWbrn6
A

142 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 22:29:06 ID:???
A:特にないわね。 試合開始よ!

永琳「――さて。 どうやらそろそろ試合開始のようね」

永琳は壁越しでも確かに伝わる、俄かに湧きたった観客席の熱気を感じ取り…チームメイトに告げる。

輝夜「フフ…カティナチオか何だか知らないけれど、この私のセービングに掛かればお茶の子さいさいね」

慧音「(嫌な予感がするが……いや、今日はあの姫君を信じてみよう)」

中山「(イタリアJr.ユースか……。 全日本との試合映像は、忘れたくても忘れられないぞ…)」

パスカル「(俺があのスカしたGKに切り込むのか…。 いやはや、時代も変わったモンだ)」

普段通りの者、緊張している者、そして――夢にまで見た強敵との対戦に心をときめかせるもの。
ルナティックスメンバーの心情は様々であったが、それでも全員が試合に賭ける思いは変わらない。
意気揚々と更新する輝夜を先頭としたルナティックス一行が、パルク・デ・フランススタジアムの
広大なサッカーフィールドへと抜けると―――。


ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

143 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 22:34:02 ID:ayquVxMg
実況「さあ〜〜〜!! もう間もなくキックオフです! Jr.ユース大会の第一試合!
幻想郷代表・永遠亭ルナティックスとイタリアJr.ユースとの戦いが、もう間もなく始まろうとしています!
片や圧倒的攻撃力を誇る天才・八意永琳を中心とするルナティックスに、
片や圧倒的守備力を誇るパーフェクトゴールキーパー! ジノ・ヘルナンデスを中心とするイタリアJr.ユース!
最強の矛と最強の盾の勝負! この試合の行方は一体どうなるのか、早くも見過ごせません!」

佳歩「う、うわあ……! やっぱり、凄いお客さんです!」

慧音「ああ…この雰囲気に圧倒されないようにしないといけないな」

実況と観客の黄色い大歓声が、選手たちの鼓膜をつんざく。
人口の少ない幻想郷では考えられぬ程の観客に鈴仙は一瞬怯んでしまうが…

鈴仙「(大丈夫。 これはJr.ユース大会じゃなくて私の脳内試合なんだから。
自分の幻影に自分がビビるなんて事、絶対にないようにしなくちゃね)」

と、何とか思いとどまる。
しかし、既にフィールドでアップをしていたイタリアの選手にとってはそれが当然のようであり、
選手の中には鈴仙達ルナティックスメンバーに歩みより、挨拶を交わす者さえいた。

??「やあ、今日は宜しく。 永遠亭ルナティックスの…愛らしいストライカーさん」

鈴仙「(こ、この人は……)」

144 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 22:35:30 ID:ayquVxMg
そして、フィールドの中央でぼうっと突っ立っていた鈴仙にも、一人の少年から声が掛かる。
その少年の名は―――?

先着1名様で、

★イタリアJr.ユースのライバル→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ロリナンデス「ブ、ブヒッ! JKは賞味期限ギリだけど、話しかけるなんてボキはヤサシイブヒ!」
       鈴仙「(ムカつくしキモいし最悪なんだけど……)」おおっと、ここでロリ・コンナンデス君だ!
ダイヤ・ハート・スペード→ヘルナンデス「今日の試合、僕を君の狂気に溺れさせてくれるかな?」余裕綽々のヘルナンデスだった!
クラブ→コンティ「今日は宜しく頼むよ(ニコッ)」イタリアの影の薄い司令塔・コンティ君だった!
クラブA→ランピオン「――今日は、君達には到底真似の出来ない、パワフルなプレイを見せてやるよ」
       鈴仙「(ちょ、ちょっと師匠…この人強そうなんだけど……話違うよぉ……)」まさかまさかのランピオン君だった!?

145 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 22:37:04 ID:???
★イタリアJr.ユースのライバル→ ハート8

146 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 22:50:36 ID:ayquVxMg
★イタリアJr.ユースのライバル→ ハート8 ★
ダイヤ・ハート・スペード→ヘルナンデス「今日の試合、僕を君の狂気に溺れさせてくれるかな?」余裕綽々のヘルナンデスだった!

鈴仙の眼前に現れたのは、美しい顔立ちに適度な自信を含んだ一人の少年。

鈴仙「貴方が―――ジノ・ヘルナンデス君ね」

永琳が再三注意を喚起した『パーフェクトゴールキーパー』…ジノ・ヘルナンデスが
イタリア男性的な優雅で軟派な手ぶりを付けて、鈴仙に親しげに声を掛ける。

ヘルナンデス「ああ、そうさ。 君の住んでいるような極東の最果ての地にまで、
僕の名が通っているとはね――喜ばしいかぎりだ」

鈴仙「(……なんか、いけすかない感じね。 こっちの外見が女の子だからって、
下手に見てるってゆうか、ライバルっていうかナンパの相手っぽく見てるような…。
――私、こーいうチャラチャラした男の人って苦手なんだけどなぁ)」

自らの実力に対しての自信か、それとも可愛らしい少女を前にしての驕りか。
ヘルナンデスの口調と態度は、一見試合からは遠くかけ離れているかのようにも見える。

鈴仙「(悔しいから、何とか言い返してやりたいとこだけど……こういうキザな態度で
私を挑発しようとしているのかもしれない。 ともかく、ここは舐められないようにしないと――!)」

A:「…今はサッカーの試合です。 ふざけた態度を取らないで下さい」真面目に怒る。
B:「ふん。 そうやって油断して、後で痛い目を見ると良いわ」こっちも余裕を見せる。
C:「……………」無視する。
D:「今日の試合、アンタのその黄金の右腕とやらをコナゴナにしてみせるわ!」強気に行く。
E:「それなら良く覚えておくと良いわ。 私の名は鈴仙! 幻想郷ナンバーワンストライカーよ!」ハッタリしつつ啖呵を切る。
F:「すみません、そうした話はちょっと師匠へ…」特に理由もなく永琳に繋いでみる。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

147 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 22:58:09 ID:lOT6L7iY


148 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 22:59:55 ID:zMNz/DBY
B

149 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:00:37 ID:SKDVicoc

さてこのスレのジノの守備範囲はっと

150 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 23:18:01 ID:ayquVxMg
A:「…今はサッカーの試合です。 ふざけた態度を取らないで下さい」真面目に怒る。

鈴仙は……幻想郷でもあまり見ない(というか関わらない)タイプの男性を
目の前にして――正直、考える前に緊張してしまっていた。
鈴仙は、ただひたすらに相手に舐められたくない一身で―――。

鈴仙「…今はサッカーの試合です。 ふざけた態度を取らないで下さい」

とだけ、素っ気なく答える。
しかし、その余裕なさげで真面目で優等生的な、如何にも鈴仙らしいセリフは…
ヘルナンデスにとって、最も期待していた回答であったに違いない。

ヘルナンデス「おやおや、真面目な委員長さんがお怒りになったかな?」

鈴仙「(い、委員長? 何の話?)――そ、そりゃあ怒りますよ!
私達は、これでも真剣に試合をしようとしてるんですから!」

ヘルナンデス「おお、怖い怖い。 それじゃあ、僕は一時退散するよ。
――それじゃあレイセン。 次に会う時はペナルティエリアの中で」

――鈴仙の苛立ちを引き出す事に成功したヘルナンデスは、
やはり大袈裟な手ぶりで肩を竦め、そこから左手を挙げて鈴仙の元を去ってしまう。

鈴仙「(くう〜っ。 相手に思いっきり舐められてるよぉ、これ…!
――で、でも怒っては駄目よ鈴仙! これで相手の油断を引き出せたと思って……!?)」

151 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 23:19:18 ID:ayquVxMg
――結局は弄ばれただけの形になってしまった鈴仙は、
せめて、この一連の会話がヘルナンデスの慢心を増長させる結果とならないかを期待するが―――。

先着1名様で、

★これでも悪くない結果→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ロリナンデス「真面目っ娘テラモエスwwwwww」おっと、ここでヘルナンデスの第二人格を呼び覚ます事に成功だ!
ダイヤ→ヘルナンデス「(彼女は御しやすそうだ。 これなら安い挑発に乗ってくれるかもしれない)」油断している!
ハート・スペード・クラブ→ヘルナンデス「(――さて、今日も頑張ろう)」全く油断を見せない! やはり先ほどの会話は挑発だった!

152 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:19:35 ID:???
★これでも悪くない結果→ ダイヤ4

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 23:35:16 ID:ayquVxMg
★これでも悪くない結果→ ダイヤ4 ★
ダイヤ→ヘルナンデス「(彼女は御しやすそうだ。 これなら安い挑発に乗ってくれるかもしれない)」油断している!

ヘルナンデス「(――監督の言う通り、あのレイセンとか言う少女は真面目ではあるが…間抜けで単純な性格のようだ)」

ヘルナンデスは、鈴仙の先ほどの様子を見て、そして『監督』の評する鈴仙像との一致を感じて
―――鈴仙に対する警戒を少なからず落としていた。

ヘルナンデス「(攻撃チャンスの時は、やはりヤゴゴロ・エイリンかアラン・パスカルを最優先でチェック。
――レイセンは……最悪、上手く挑発に乗せれば何とかボールを奪えそうだ)」

紳士的を通り過ぎ、軟派な雰囲気すら感じさせるヘルナンデスは、しばしば誤解されるが…
その実、非常に真面目であり、なおかつ聡明な少年である。
先程の鈴仙に対する会話も下心は(少しはあったが)殆ど無く、ほぼ完全に相手の出方を伺う事が目的だったし、
相手の心理を突く事の重要性や、試合前の駆け引きの大切さについても痛いほど理解していた。
だからこそ、鈴仙のそのメンタリティを正確に評価し、試合での優先順位を強かに計測したのだが…。

鈴仙「(駄目よ……大丈夫、あれは挑発。 何時も中山さんが言ってたじゃない。
敵の挑発行為は逆にそれを逆手に取れ、と…。 そう、私は逆手を取るのよ……)」

―――ヘルナンデスは勿論、『監督』ですら預かり知れぬ場所で、
鈴仙のメンタリティは、着実に成長しているという事実を…彼らは把握していなかった。

豊姫(敵チーム監督)「(う〜ん、ヘルナンデス君ったら逆に油断しちゃったかしら…? まあいいや)」

*ヘルナンデスが鈴仙をやや油断しました。ヘルナンデスの判定・行動について鈴仙が有利になる事があるかもしれません。

154 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 23:36:59 ID:ayquVxMg
実況「さあ〜〜〜!! そうしてキックオフです!
ルナティックスキャプテンの輝夜選手と、イタリアキャプテンのヘルナンデス選手がセンターサークルに入る〜!」

ヘルナンデス「レディーファーストだよ、お嬢ちゃん」

輝夜「(外人には私って、そんなに年下に見えるのかしら……)じゃ、私は表で」

そうしてヘルナンデスの紳士的計らいを交えつつ、コイントスが行われる。
その結果は―――。

先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→??「おっと! この試合、私も参加する権利がある!」
       ゲェー!ジェンティーレの身体を突き破り、 マッテオ が現れたぞ!?
ダイヤ・ハート→ルナティックスボール
スペード・クラブ→イタリアボール

155 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:37:23 ID:???
★コイントス→ スペード10


156 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:38:45 ID:???
マッテオかよwww

157 :森崎名無しさん:2013/11/26(火) 23:42:33 ID:???
マッテオって、微妙でドンピシャだなー

158 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/26(火) 23:47:11 ID:???
イタリアのキックオフで試合開始!…と、いうところで今日の更新はここまでです。
久しぶりのサッカー判定は、残念ながら明日にしようと思います(汗)

>>149
今の所は…JOKERが出た場合は論外としても、年下好きですが明確に危ない領域には達していませんね。今の所は。
>>156-157
イタリアユースという意味では良い人選でしたねw
ただ、試合に出た場合でも元のジェンティーレ(猿罵倒礼で無い方)よりも能力値が低かったという悲しい事態になってましたがw

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

159 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:17:37 ID:dVioF6uA
こんばんは、今日も更新を始めて行きます!
――――――――――――――――――――
★コイントス→ スペード10 ★
スペード・クラブ→イタリアボール

輝夜「ありゃ、裏だったか」

ヘルナンデス「それでは僕たちの攻撃からだ。
僕の仲間が、君のその愛らしい澄まし顔に幾ばくかの怯えを与えられれば良いんだが」

輝夜「はいはい、精々頑張ってみなさいな。 残念ながら、怯えこまねくのは
そっちの方になりそうだけど、ね」

ヘルナンデス「(ふむ――GKは実力はもとより、そのメンタルはタフで崩すのが難しい、か。
監督の言う通り、FWと違って、こっちは揺さぶりが難しそうだ)」

ヘルナンデスは輝夜のそのGKとしての強かさを感じながら、
ボールを傍のタルデリに一旦預けてゴールへと戻る。
輝夜もヘルナンデスの動きを模倣するように颯爽とゴールへと戻っていくが…

輝夜「あんなキザったらしいゴールキーパーなんて、今のイナバだったら楽勝よ!
だから――期待してるわよ」

鈴仙「(ひ、姫様……私の事、期待してくれてたんだ……)」

――輝夜はヘルナンデスとは違い、すぐ近くの鈴仙にそっと囁いてから、
再び自信満々の表情でゴールへと向かうのだった。 そして――――!

スッ……ピピイイイイイイイイイイイイイイッ!!


実況「さあ〜! 漸く始まった〜〜〜! イタリアのキックオフから試合開始です!」

160 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:18:40 ID:dVioF6uA
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
依姫「さて。 随分と久しぶりな気もしますが、今回はエクストラマッチ・第4戦目。
VSイタリアJr.ユースチームですね! ランピオン君、ストラット君、(サルバトーレ)ジェンティーレ君、
そしてアルシオン君を抜いた彼らは、ヘルナンデス君を除けばかなり地味〜な集団に見えるかもしれませんが…
それは大間違いです! と言うのも、主力とモブの差が著しい傾向にある幻想郷とは違い、
外界のモブ選手達は大技こそ持たぬものの、着実な練習にて総合力を磨いた中々のつわもの揃い!
それでも確かに攻撃力はほぼ皆無な程低いですが―――油断は禁物です」

−−@−− @ヘルナンデス
−B−C− Bゴルバテ Cマリーニョ
D−−−A Dバサレロ Aトリノ
−−−−−
EI−GF Eフレッド Iコンティ Gマリノ Fディモス
−−−−−
−H−J− Hジェンティーレ Jタルデリ
−−−−−
イタリアJr.ユース:4−4−2
永遠亭ルナティックス:4−3−3
J−H−− Jパスカル 840/840 H鈴仙 850/850
−−−−F F佳歩 690/690
−−−−−
G−I−E G中山 720/720 Iてゐ 630/630 E永琳 900/900
−−−−−
A−−−C A妹紅 900/900 CウサギB 510/510
−B−D− BウサギE 530/530 D慧音 750/750
−−@−− @輝夜 730/730

161 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:20:39 ID:dVioF6uA
依姫「相手の要注意選手は、ヘルナンデス選手ただ一人です。
彼のセービング能力は、今までレイセンが相手にして来たGK全てを遥かに凌駕しています。
特に彼の黄金の右腕の防御力は、鬼にも匹敵する程の高さ!
更に一対一も一流ですので、安易なドリブル突破も通用しません。

また、要注意選手は一名…とは言いましたが、先に述べたようにその他のフィールダー達も
その高い守備能力とパス能力を活かして、巧みにレイセン達の攻撃を凌ぎきり、
僅かなチャンスを狙わんと何度もゴールを狙ってくるでしょう。
ですので、非常に苦しい戦いになるかもしれませんが―――我々の攻撃力があれば、
黄金の右腕をいつかは打ち砕く事も可能な筈です! だから、最後まで頑張ってくださいね。

最後に。この試合は勝っても負けても話が進みます。当然勝った方が古いレイセンにとって有利な展開になる…
でしょうが、負けても不利にはなりません。 ですから偶には慎重に、けれども大胆に選択をしていって頂ければ幸いです!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実況「さあ、イタリアはボールを持って試合を開始しましたが…中々攻め上がる気配は見せません!
元々がカウンターアタックを得意としているという性質があるため、仕方はありませんが、
ここからルナティックスが、彼らをどう崩していくかも見ものです!」

鈴仙「(さて――。 ボールはI番のコンティ君がキープしている状態で、
FWのジェンティーレ君とタルデリ君は、コンティ君から先行しながら、
それぞれ左サイドと右サイドにやや離れてる点って感じね。
ここはタックルに行くべきか、それともパスカットに備えるべきか。
タックルだったら、佳歩やパスカル君と連携するには…現状、ちょっと距離があるかも)」

A:タックルに行く!(鈴仙のタックル:47)
B:様子を見て…パスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:46)
C:ここはパスカルや佳歩やMFに任せる!
D:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:850/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

162 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:21:19 ID:9n02umDc
A

163 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:22:00 ID:uRvbdB32
A

164 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:28:52 ID:dVioF6uA
A:タックルに行く!(鈴仙のタックル:47)

鈴仙「(ここは…速攻で攻めて、早々に相手のサイクルを崩す事が重要ね!)」

ダッ!

実況「おっと! 鈴仙選手、ここで中盤のコンティ君に一人猛然とプレスを掛けに行きます!
相手の得意なパスでは勝負させない、という意気込みでしょうか!」

コンティ「くそっ。 様子見してくれていた方が楽だったのに! だが――アズーリの力、甘く見るなよ!」

タッ……スススッ!

鈴仙「(…む。 パスを出しそうだったけど、ドリブルに変えて来たわね!
確かに中々丁寧で上手いドリブルだけど―――)私は負けない!」

先着2名様で、

★コンティ→ドリブル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ コンティ、突破成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(マルコがフォロー)(佳歩がフォロー)(パスカルがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。

165 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:31:14 ID:???
★コンティ→ドリブル 46 ( ハート10 )( 1 + 2 )=★

166 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:31:50 ID:???
★鈴仙→タックル 47 ( スペード4 )( 1 + 3 )=★

167 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:49:29 ID:dVioF6uA
★コンティ→ドリブル 46 ( ハート10 )( 1 + 2 )=49★
★鈴仙→タックル 47 ( スペード4 )( 1 + 3 )=51★
≦−2→ルナティックスボールに。

コンティ「…と、意気込んだはいいが――!」

鈴仙「でりゃぁああああ〜〜!?」

ズザアアアアアアアッ!!

何度も何度も練習した丁寧なドリブルで鈴仙を抜き去ろうとするコンティだったが…
コンティは逆に、鈴仙の色々と勢い溢れるスライディングタックルに気押されてしまい――。

バチイイイッ!

鈴仙「良し! 取れたわ!」

実況「ああ〜っと! 鈴仙選手の奇襲は功を奏した〜!
コンティ君のドリブルの隙を見出して、激しいスライディングタックルで、ボールを奪う事に成功します!」

マルコ「こ、コンティの馬鹿! 何がアズーリの力だ!」

ディモス「こうなったら、俺達が即座に奪い返すしかない!」

実況「だがしかし、そう簡単に攻めさせないのがイタリア代表です!
ボールを奪った鈴仙選手に対して、右サイドの側のMF、マルコ選手とディモス選手が向かっていく〜!」

168 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 22:51:08 ID:dVioF6uA

鈴仙「(くっ…中々簡単に攻めさせてはくれないわねぇ…! このまま突破に賭けても良いのだけど……)」

佳歩「(鈴仙さま! 私も後ろに居ますよ!)」

鈴仙「(佳歩に一旦預けて、右サイド際で勝負して貰うってのもアリかも。
後は、ワンツー突破も―――出来ないではないし。どうしようかしら……!?)」

A:いえ、ここは中央突破よ!(鈴仙のドリブル:48)
B:ここは一旦佳歩にバックパスよ!(*確実に通ります)
C:ここは佳歩とワンツー突破よ!(鈴仙のパス:49)
D:いえ、ここは後ろのてゐにバックパス…ちょっと遠いけど、通れば中盤省略よ!(鈴仙のパス:49)
E:いえ、ここは左サイド側のパスカル君にパスもありね!(鈴仙のパス:49)
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:810/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

169 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:51:56 ID:9n02umDc
B

170 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:53:30 ID:R/eBGVFM
D

171 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 22:54:18 ID:uRvbdB32
B

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 23:05:10 ID:dVioF6uA
B:ここは一旦佳歩にバックパスよ!(*確実に通ります)

鈴仙「(うーん、ここは佳歩のドリブルで、右サイドを突破して貰ったほうが勝機があるかも)
――じゃあ佳歩、お願いッ!」

バシュッ!

実況「二人がかりのプレスに気押された鈴仙選手は、ここで冷静に後方の佳歩選手へとパス!
そうして自分はPA付近へと駆けだして行きます!
鈴仙選手、ここはウインガーの佳歩選手による、右サイド突破を狙った格好でしょうか!」

佳歩「ありがとうございます、鈴仙さまっ!(サイド際だったら、相手もラインアウトを恐れて、
そう簡単にはタックルに行けない筈!)」

ディモス「(くそっ…! このまま上がってくれれば二人がかりのタックルで行けたのに。
こうなったら、SHの俺が一人で行くしかない!)」

サイド際では、相手はそう人数を掛けてタックルには行けない筈。
佳歩の予測は的中し―――ディモス一人が鈴仙から佳歩に標的を変え、タックルへと向かう。

173 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 23:06:36 ID:dVioF6uA
実況「佳歩選手に、ディモス選手が付いた〜〜!」

佳歩「(大丈夫。 一人相手なら――私でもいけるはず!)」

先着2名様で、

★佳歩→ドリブル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ディモス→タックル 47 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 佳歩、突破成功!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がフォロー)(ルナティックスのスローイン)(イタリアのスローイン)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤの時、「直情的なドリブル「(+3、吹飛3)」が発動します。
佳歩のマークがハートの時、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。

174 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 23:09:35 ID:???
★佳歩→ドリブル 47 ( ハートK )( 6 + 2 )=★

175 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 23:09:38 ID:???
★佳歩→ドリブル 47 ( スペード3 )( 3 + 5 )=★

176 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 23:11:26 ID:???
★ディモス→タックル 47 ( クラブ4 )( 2 + 2 )=★

177 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 23:33:38 ID:dVioF6uA
★佳歩→ドリブル 47 ( ハートK )( 6 + 2 )+(頭脳的なドリブル+3)=58★
★ディモス→タックル 47 ( クラブ4 )( 2 + 2 )=51★
≧2→ 佳歩、突破成功!

佳歩「(この人はSHだけど…特別サイド際の微妙な動きに慣れてない感じ。 だったら―――!)」

スッ……

佳歩はスッ…と身体を右側に落とし、ディモスが近寄って来れないギリギリの位置を
得意の小回りの効いたドリブルで突破しようとしていた。

ディモス「(むっ、やはりここはサイドラインギリギリで攻撃する気か!)だが――動きがミエミエだ!」

だがしかし、その動きを読んでいたディモスはラインアウトを全く恐れずに、
堂々と足を突きだして佳歩の進路を妨害する。最悪、反則を取られても仕方がないというレベルに。
―――それこそが、佳歩の狙いだった。

佳歩「自分で苦手が動きがあると分かっている人は。 却ってその動きを意識しすぎになってしまいがちです。
だから私は―――貴方のその動きを更に逆に読めるッ!」

クイッ。 スッ…――スッタアアアン!!

ディモス「な…なにィ!? フェイントだと!?」

佳歩の放った行動自体は、何ら変哲もないキックフェイントである。
しかし、それを行う位置・タイミング・相手の特性…それを読み切った佳歩のそのフェイントは
大きな効果を発揮し、頭脳的にディモスのタックルを制圧する事に成功する。

実況「佳歩選手、これは巧い――頭脳的なドリブルです! 実力的にはほぼ拮抗していた筈の
ディモス選手を、ボールに触れさせる事すらさせずに突破して見せました!」

178 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 23:35:31 ID:dVioF6uA
ヘルナンデス「……DFの皆、ここは一旦PAを固めよう。 
ドリブル突破をしない限りは極力、プレスを掛けなくて良い。 ―――この俺が…撃たせて止めるから」

トリノ「お、おう。 了解だ!」

マリーニョ「(ジノの壁を破る事の出来るストライカーは数少ない。 だから、ウインガーが上がってこようとも
さしたる脅威ではない――と、いう事かな)」

実況「そして…イタリアJr.ユースのDF陣はPA付近を固め、ドリブルゴールに警戒しつつ、
シュートブロックに備えております! そのお陰で佳歩選手は問題なくチャンスエリア付近まで上がれましたが…」

佳歩「(こ、ここからどうしよう…!)」

鈴仙「(――迷ってる…って感じね、佳歩。 今PAには…私とパスカル君が居るけど、
私に対してのマークの方が多いような感じかな。 
パスカル君は…上げるとしたらドリブル突破がメインになりそうだけど、ポストプレイやスルーも出来るかも?
そして佳歩はドフリーなんだけど――師匠の教え通りだと、ヘルナンデス君のセービングは一級品だし。 ここは―――)」

A:佳歩! そこから迷わず野兎シュートよ! 今ならフリーだわ!
B:佳歩! そのままドリブル突破よ! 貴女なら出来る!
C:私にグラウンダーのパスを! マインドブローイングを撃つわ!(威力:57+1/4でGKにバランス崩し(−2))200消費
D:私に浮き玉を! そして…(スルー、ポストプレイ、ダイレクトシュートから更に選択)
E:パスカル君にグラウンダーのパスよ! ドリブル突破して貰うわ!
F:パスカル君に浮き玉をあげて! ポストプレイをして貰うから!
G:パスカル君に浮き玉をあげて! スルーをして貰うから!
H:「(ここは心を鬼にして、佳歩の判断を待ちましょう…!)」
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:810/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

179 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 23:37:50 ID:9n02umDc
C

180 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 23:44:51 ID:uRvbdB32
G

181 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/27(水) 23:46:13 ID:???
――と、言った所で今日の更新はここまでにしようと思います。
もしも日付をまたいで未決なようでしたら、また再投票をお願いいたします。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

182 :森崎名無しさん:2013/11/27(水) 23:51:54 ID:4dlkLbt+
G

183 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 20:53:43 ID:hBAxKGfE
こんばんは、今日も更新をしていきます。
――――――――――――――――――――――――――
G:パスカル君に浮き玉をあげて! スルーをして貰うから!

鈴仙「(――ここは…)パスカル君!」

スッ…

パスカル「(ん? あのサインは……なるほど)――ああ、任せてくれっ!」

バアアッ!

鈴仙が密かに出したサインを受けて…パスカルは跳躍。
それに合わせて佳歩は高いセンタリングを放つ。

ヘルナンデス「(おや、レイセンではなくそちらに上げて来たか。
だが、アラン・パスカルの決定力は世界レベルではかなり低い。
となるとトラップして一対一の可能性が高いが……ポストプレイかスルーの可能性もあるか)
――トリノ、バサレロ! クリアに飛んでくれ! マリーニョとゴルバテはフォローに回りつつ、
レイセンへのポストプレイを警戒だ!」

トリノ「おう!」

ゴルバテ「了解だ、ジノ!」

ヘルナンデスは、高いセンタリングに向かったパスカルの動きを警戒。
DF陣の半分をクリアラーに、残り半分をフォロワー兼鈴仙へのマーカーとして待機させる。

実況「さあ〜!! 佳歩選手のセンタリングに飛び付いたパスカル選手に、
本来はSBの位置に居るトリノ選手とバサレロ選手が、襲いかかる〜!
パスカル選手! 守備の国イタリアのクリアに耐えられるか〜!?」

184 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 20:55:20 ID:hBAxKGfE

パスカル「(流石ヘルナンデス、守備陣の指揮に無駄が無い。だが――この賭け、俺達が有利だ)さあ…来いっ!」

先着2名様で、

★パスカルー→高いスルー 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★トリノ→高いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 バサレロ→高いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ パスカル、スルーに成功! そしてボールは…(更に判定)
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじこみ)(ルナティックスのコーナーキック)(マリーニョがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。
【補足・補正・備考】
特になし。

185 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 20:55:45 ID:???
★パスカルー→高いスルー 53 ( クラブJ )( 1 + 4 )=★

186 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 20:56:46 ID:???
★トリノ→高いクリア 48 ( ハートK )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=
 バサレロ→高いクリア 48 ( ハート2 )( 5 + 3 )+(人数補正+1)=★

187 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 21:15:42 ID:hBAxKGfE
★パスカルー→高いスルー 53 ( クラブJ )( 1 + 4 )=58★
★トリノ→高いクリア 48 ( ハートK )( 3 + 2 )+(人数補正+1)=54
 バサレロ→高いクリア 48 ( ハート2 )( 5 + 3 )+(人数補正+1)=57★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。鈴仙がねじこみ

パスカルは高く跳んだ。
その高さは、空中戦において凡庸なイタリアのDF陣を翻弄するに充分足るものであり、
トリノもバサレロも、一旦はその動きについて行く事すら出来なかった。
しかし―――

バサレロ「(……? パスカルのあの動き。 もしや)」

パスカルのトラップを予想していたバサレロは、妙な違和感を感じる。
パスカルがボールを受ける位置が、あまりに高すぎるのではないか。
得意のオーバーヘッドキックを放つというならともかくも、パスカル自身も
自分のダイレクトシュートがヘルナンデスには遠く及ばない事は知っている筈。
だとすると―――。

バサレロ「こいつっ…H番(鈴仙)へのスルーパスか!」

パスカル「(マズい、読まれた!?)」

バサレロは、パスカルがもとよりそのボールを捉える気が無いのだと悟り、
すぐさま目標をパスカルから、パスカルの向こう側へと変更する。
だがしかし、流石に完全にボールを受けるにはタイミングが遅く…

バチイイッ!

実況「おっとお! バサレロ選手、巧い読みでパスカル選手のスルーパスを防ぎ、ましたが…!
僅かに速さが足りなかった! ボールは低い弾道を描いて、右サイド側へと転がって行きます!」

188 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 21:17:27 ID:hBAxKGfE
ポーン…

鈴仙「(わ、私の所に来たっ!?)」

トリノ「(――右サイドは…あの女の子か。 シュートを狙って来そうな位置だが…問題無いな)」

ボールは依然生きていて、弾かれたその場所こそは鈴仙がねじ込みに行ける位置。
しかし、それを見てなおトリノはほっと胸を撫で下ろした。何故なら…

ヘルナンデス「さあ、邪魔も入ったが初めての対戦だ。 お手柔らかに頼むよ、レイセン」

マリーニョ「(――何故なら、生半可なシュートでは…ジノの右腕は決して破れないからね)」

ゴルバテ「(さて、俺達は次の攻撃の為のフォローにでも備えるとするか)」

鈴仙「(くっ……! DF2人が距離を開けつつもこっちに向かえる距離に居るし…ここは悠長にトラップしてる暇は無いわね!
どうしてもシュートで行くしか無さそう。 後は全力で行くかどうかだけど……)」

A:当然、全力よ! マインドスターマイン!(威力:56+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費
B:ここは様子見で普通のボレーシュートよ!(威力:52)80消費

鈴仙のガッツ:810/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

189 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 21:18:31 ID:kFWStU3s
A

190 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 21:23:10 ID:SZG3OFBU
A

191 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 21:34:09 ID:hBAxKGfE
A:当然、全力よ! マインドスターマイン!(威力:56+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))200消費

鈴仙「――決めるっ!」

バッ! ポーン……クルッ!

鈴仙は意を決したようにボールを浮かせ、それに向かって勢いよく飛び込んで行く。
先日の妖怪の山FC戦では決める事の出来なかった必殺ダイレクトシュートを炸裂させるために。

ヘルナンデス「ふむ…チップキックの精度、滞空バランスの良さ。
その全てが天才的――では決して無いが、それでも洗練されている。 ――きっと、血の滲むような努力をしたんだね」

ヘルナンデスは、その一連の動作を見て軽く感心し、誠意の籠った笑みを見せる。
しかし、その笑みは一瞬で消え失せて―――、一気に臨戦態勢の騎士の表情となり。

ヘルナンデス「だけど―――努力だけでは覆せぬモノは、あるっ! それが現実であり、世界の壁なんだ!
それを今から思い知らせてやる!」

鈴仙「狂気と幻視に怯えなさい! …幻爆――近眼花火<マインド・スターマイン>――!」

バアアアアアアアッ!! バシュウウウウウウウン!!

ヘルナンデス「かならず、止める!」

ガシッ……バアアアアン!!

192 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 21:36:01 ID:hBAxKGfE
実況「鈴仙選手のマインドスターマイン! それに対してヘルナンデス選手も、かの『黄金の右腕』を
フルに活用してシュートを防ぎに向かった〜〜〜〜!!」

永琳「(ここで決まれば、勝負は一気に優勢に傾くのだけれど――厳しいかしらね)」

鈴仙の放った閃光と、ヘルナンデスから放たれる黄金の輝き。
その両者は、ゴールラインギリギリの位置で交錯し……

先着2名様で、

★鈴仙→マインドスターマイン 56 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧2→鈴仙のマインドスターマインがイタリアゴールを幻惑する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルナティックスのコーナーキック)(ゴルバテがフォロー)(マリーニョがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。

193 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 21:36:42 ID:???
★鈴仙→マインドスターマイン 56 ( スペードK )( 2 + 3 )=★

194 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 21:38:25 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 58 ( スペード5 )( 3 + 1 )=★

195 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 21:38:31 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 58 ( スペードQ )( 3 + 2 )=★

スペードでピンゾロ!

196 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 22:14:57 ID:hBAxKGfE
★鈴仙→マインドスターマイン 56 ( スペードK )( 2 + 3 )=61★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 58 ( スペード5 )( 3 + 1 )+(狂気の瞳-2)=60★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてルナティックスのコーナーキック

鈴仙「いっけぇえええええ〜〜〜〜!!」

ギュウウウウウウン!!

鈴仙の放ったシュートは、DF陣のプレッシャーもあったせいでやや重さに欠けていた。
しかしその一方で――速度は既に一流クラス。
恐らくその場所にマリーニョやゴルバテが存在していても触れることすら叶わなかったそのシュートを…。

ヘルナンデス「……くっ!」

バチイイイイイッ!!

右手の指先を確実に当てて、シュートコースをゴールから僅かにずらすことに成功。
その結果―――シュートはバーを超えて枠外となり。

ピイイイッ!!

実況「ヘルナンデス選手、辛うじて弾き…そしてゴールラインを割った〜!
前半5分! ルナティックスの攻撃はまだ終わっていないぞ〜!」

観客「ワアアアアアアアアア!」「流石はヘルナンデスだな。 ゴールが堅いよ」
「でも、あの子のシュートも割と凄かった様な……」「確かに、あのジノがキャッチ出来なかったなんて」

ヘルナンデス「(――しまったな。 少し俺は油断していたようだ。
今のシュート、手元でボールが歪んだとはいえ……決して掴めないボールでは無かった。
やはり、彼女のシュートには要注意だな。 …シュートには)」

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 22:16:51 ID:hBAxKGfE
鈴仙「そ、そんなぁ……! 折角何度も練習したのにぃ……!」

パスカル「悲観する事ないさレイセン。 あのジノ・ヘルナンデスに
ボールをキャッチングされなかっただけでも、イタリア国内じゃヒーロー級だ。
それに、今の感触も決して悪くはなかった。 何度もトライしていけば、決して抜けない事は無い筈だ。
それに――得点チャンスはなお、継続しているしな。 何故なら…」

永琳「今はコーナーキック。 私の爆宙アポロなら……ゴールを奪える可能性の方が高いかもね」

てゐ「ウサウサ」

鈴仙「た、確かにそうですね……!(でも――今までSHに居た師匠が急にPA内に入ってくるなんて、
それこそ狙いがミエミエだしねぇ…。 ヘルナンデス君は飛び出しも一流。人数を掛けてクリアに行かれたら、
師匠を無駄に消耗させて終了になっちゃうかもしれないし。 あと、セットプレーとなると人も多くなるしねぇ…。
ここは、どう繋いで行くのが良いかしら?)」

A:永琳に放り込んで、爆宙アポロで黄金の右腕を破壊してもらう。
B:パスカルに放り込んで、鈴仙へとポストプレイをしてもらう。
C:鈴仙に放り込んでもらい、もう一度マインドスターマインで勝負する。(威力:56+1/4で敵GKにバランス崩し(−2))200消費
D:鈴仙に放り込んでもらい、ポストプレイをやってみる(更に対象選択)
E:ショートコーナーから、永琳にドリブル突破して貰う。
F:ショートコーナーから、パスカルにドリブル突破して貰う。
G:グラウンダーのパスを受け、マインドブローイングを放つ!(威力:57+1/4で敵GKにバランス崩し(−2))200消費
H:妹紅へグラウンダーのパスをして、ネオヴォルケイノで攻める!
I:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:630/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

198 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:19:15 ID:kFWStU3s
A

199 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:25:19 ID:SZG3OFBU
A
破壊

200 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:25:58 ID:l0fn43R6


201 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:27:16 ID:???
永琳ならナンデスの守備範囲の外に決めてくれそうだね(意味深)

202 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 22:47:29 ID:hBAxKGfE
A:永琳に放り込んで、爆宙アポロで黄金の右腕を破壊してもらう。

鈴仙「――そうですね、ここは…師匠にお願いしようと思います」

中山「確かに…永琳さんの体力は正直底なしだ。 試合の前半で1発撃って、
もしそれが決まらないにしても、こちらは失う物は少ない」

慧音「…その一方で、あちらは運悪く1点を失ってしまえば。
最悪、こちらは1−0で試合を終了させることすら不可能ではない。
ローリスク、ハイリターンなギャンブルになると言う訳か」

永琳「ま、そう言う事ね。 後は、相手の私に対する警戒度にも寄るけれど…。
流石に7人がかりで飛び付かれたら、厳しい訳だしね」

妹紅「(でもこの人、前に7人がかりを全員吹っ飛ばしてゴールを決めていたような……)」

結論として、イタリアユースの永琳に対する警戒度が低ければこちらが優位。
仮にメンバーのほぼ全員が飛び出して来れば、やや分が悪くなるが…それでも優位。
そして、失敗時のリスクもそう多くないという事実を踏まえて、ルナティックスは永琳に高いセンタリングを上げる事を決定。 
パスの精度に定評があるてゐをキッカーにして、PA内には鈴仙とパスカル…そして永琳。
対するイタリアも、中盤にFWのジェンティーレ一名を残すのみで、PA内とその付近に全選手を集めていた。

ピイイッ!

実況「さあ、笛が鳴りました! 永遠亭ルナティックス、キッカーは因幡てゐ選手です!
彼女の独特の軌道を持ったパスの威力は幻想郷でも有名であり、ドリブルやパスカットでも
いぶし銀の活躍を挙げる彼女が狙う先は〜〜〜!?」

203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 22:49:44 ID:hBAxKGfE
ヘルナンデス「(どう考えても、ここはあのエイリン選手が何かしらのアクションを起こしてくるに違いない。
となれば、後はどこまで警戒をするか、だが―――)」

先着1名様で、

★ヘルナンデスの警戒→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「(いや、ここは飛びださず、身構えてセービングだ)」
ハート・スペード→「(今は人数の利がある。 ここは飛び出して行こう)」
クラブ→「(彼女にボールが渡ったら…恐ろしい事になる予感がする。 ここは俺を入れて、7人でクリアだ!)」
クラブA→カルネバーレ「けっ、ふぬけたセットプレーなんてしやがって! ここは俺に任せろ!」
      おっと、ここでイタリア、選手交代だ!
      (出た場合もう一度判定。 次にクラブA〜6が出ると交代選手がカルネバーレから…?)
JOKER→ロリナンデス「ふぐっ! BBA臭くて息が出来ない!? フゴッ!」
       審判「ロリナンデス、戦闘不能! キーパー交代、ブルノ!」ブルノ「後悔させないよ(キリッ)」
       (*出た場合、イタリアに心なしのテコ入れが入ります)

204 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:50:28 ID:???
★ヘルナンデスの警戒→ JOKER

205 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:53:21 ID:???
ヘルナンデス終了早いですね

206 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:54:52 ID:???
やはり守備範囲外だったか……

207 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:54:54 ID:???
ここのジノは真面目かと思ったけどそんなことはなかったぜ

208 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 22:55:05 ID:???
イタリアは強敵でしたね。

209 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 23:18:00 ID:???
パーフェクトキーパーとは何だったのか…

210 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 23:24:00 ID:???
黄金の右腕が一回で交代か…
鉄屑の右腕の出番だブルノ!

211 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 23:38:10 ID:???
★ヘルナンデスの警戒→ JOKER ★
JOKER→ロリナンデス「ふぐっ! BBA臭くて息が出来ない!? フゴッ!」
審判「ロリナンデス、戦闘不能! キーパー交代、ブルノ!」ブルノ「後悔させないよ(キリッ)」
   (*出た場合、イタリアに心なしのテコ入れが入ります)

輝夜「く……来る……! 来て、しまう……!」

――その様相の変化を、真っ先に感じとったのは輝夜だった。自身のピンチとは遠く無縁の位置にボールがあるにも関わらず、
彼女はこれまでに見せた――いや、正確には一度見せた事がある――恐怖に満ちた表情で震える。

ウサギB「ひ、姫様! 大丈夫ですか!?」

ウサギE「お身体に何かあったのですか!?」

輝夜「ヒィー、ヒィー…ふう。 感じるの……!」

妹紅「――はぁ、何それ。 エクソシストごっこ?」

妹紅はそんな輝夜を見て、また新しい悪ふざけでも思いついたのかと
思いっきり嫌悪を籠めた目線で睨みつけるが…輝夜はここで予想にだにしない行動に出る。

輝夜「妹紅、助けて! アイツが――アイツが来るの!?」

ガバッ! ギュウウ…ッ!

慧音「お、おい姫君! 貴女ともあろう者が妹紅に抱きつき助けを求めるなんて!一体どうしたというんだ!?」

輝夜のその様子が、決して冗談では無いと察した慧音は…改めて深刻な表情で、
一体彼女の身に何が起きたのかの説明を求める。
――しかし、輝夜はうわごとのようにこう繰り返すだけだった。

           輝夜「アイツが……アイツが―――――来るのよ!」

212 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 23:39:27 ID:???
ザワザワザワ……ガヤガヤ……

そして、場面はイタリア側のPA内へと戻る。その場所には、永琳と鈴仙とパスカルと、イタリアのDF陣。そして――――。

ロリ・コンナンデス「に、二十代はもはやゾンビ…三十代はもはやミイラ…四十代は白骨で…
一億代っつったら、それもう終わりだは(;^ ^)シ」

致死性の猛毒ガスを一気に吸ってしまった事により、急性のアナフィラキシーショック(適当)を発症してしまった、
ジノ・ヘルナンデス――では無く。 ロリ・コンナンデスその人だった。

観客「きゃ、キャアアアアアアアアアッ!」「殺人だー! 殺人が起きているー!?」

実況「か、観客の皆さん! 落ち着いてください! ロリ・コンナンデス選手は
ショックで倒れているだけです! 心肺は停止しましたが、只今医療班が向かいました!
しばし! しばしお待ちください!!」

永琳「…………」ピクピク

鈴仙「(ひ、ひぃぃ……今の師匠、マジで切れてる5秒後だよぉ……!)」

中山「なあ、鈴仙さん…?」

鈴仙「ひゅ、ひゅいっ?」

中山「…何かがおかしいような。 今の今まで俺達は、『ジノ・ヘルナンデス』というGKを相手に試合をしていた筈だ。
しかし―――俺達の眼前に居るGKは…『ロリ・コンナンデス』。 これは…もしや幻術の類ではないのか?」

鈴仙「(幻術って言うか、妄想だしねぇ…。 狂気の瞳の調子次第ではこういう事もある、ってことなんだけど。
――確かに、居た堪れないというか勿体無い気はしないでもないわね)」

しかし、運命の神は、そう簡単にはその結果を覆してはくれない。それが鈴仙達の住む世界の掟であり、また常識であった。
―――だがしかし、鈴仙達にとって。 特に輝夜にとっての地獄はここからだった。

213 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 23:40:27 ID:???

豊姫(監督)「うーん。 依姫が監視していないのが原因か、少し世界の構成が甘いわねぇ。
――――まあ…私の知った事ではない、と言えばそうまでなのだけど」

ここはイタリアJr.ユースのベンチ。
美しく高貴な金髪の女性が、優男ながらもどこか冴えない印象の少年と共に、二言、三言の会話を交わしていた。
美しい女性の名は綿月豊姫。 今回の世界で、監督の役割を務める鈴仙の過去の主人の一人である。

??「監督、御託は良いから早く指示を下さいよ。 あの変態GKの代わりに、
この俺様を晴れ舞台へと導く為の、世界で最も崇高なご指示を」

そして、もう一人の少年は―――眼前にここまで高貴な女性が居るというのに、
頭からつま先まで傲慢であり、身の程知らずであり―――そして勇敢だった。
豊姫はそんな少年をつまらなさ気にジトリと見つめ、フィールドで倒れ伏す肥満体の少年と見比べ…

豊姫「(ま、面白いしいいか。 恨まないね、古いレイセン♪)…ええ頼むわね。
イタリアJr.ユース。 第二GKの―――――ブルノ君」

ブルノ「ええ。 この試合、無失点に抑えて見せますよ」

豊姫「(見事よ、輝夜。 貴女のプレイは確かに凄い(ネタ的な意味で)。
SOGK(スーパーお笑いゴールキーパー)として完成しつつあるようね。
だが、私は貴女に、上には上が居る事を知らさなくてはならない。
居るのよ、イタリアには…完成された――――)」


            豊姫「スーパーお笑いゴールキーパーが!!」


悪戯心の塊をその整った顔一杯に湛えて―――イタリアJr.ユースの第二GKを送りだすのだった。

214 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/28(木) 23:45:34 ID:???
♪デッテッテー デッテッテー デッテッテー デッテッテー (テクモ版キャプ翼2でコインブラが出てくる時のBGM)

アナウンス「せんしゅのこうたいを おしらせします イタリア・ ロリナンデスくんにかわりまして…」



     アナウンス「ブルノくん       ブルノ「(キリッ)」        せばんごう  1  」



            輝夜「遂に来た……。 来てしまった―――アイツが!!」

鈴仙「(良く分かんないけど、前半5分で初めて出るなんて。 きっとロクな選手じゃなさそうだなぁ…)」

佳歩「(な…何!? あのゴールキーパーさん、そんなに凄いのっ!?)」

パスカル「……あいつは確か、ブルノ――だったか。 
腕はそこそこあるのに、人格が破綻しているせいで成果を挙げきれないというので噂の」

永琳「…………」イライライライラ

てゐ「(うっわぁー。 師匠のあの顔…見ただけで寿命が千年は縮みそうウサ。
くわばら、くわばら……。 あのトバッチリだけは、死んでも受けたくはないねぇ)」

永遠亭ルナティックスは、ブルノというスーパーサブの登場に怯え、恐れ、そして(約一名は)苛立ち……。
混乱のままで、コーナーキックを再開する事となる。

―――ブルノの無失点記録が破られるまで、後26秒。

215 :森崎名無しさん:2013/11/28(木) 23:58:33 ID:???
どうしてこうなった! どうしてこうなった!
前半でダイジェストだよこれ!
ま、まだランピオン達に希望は残ってるし…マンチーニぐらいなら…

216 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 00:01:58 ID:???
――ピイイイッ!

実況「さあ〜! 審判の笛が鳴り試合再開!
てゐ選手は再び正確に永琳選手に向かって、高いセンタリングを上げて〜〜〜!?」

                 永琳「……死になさい」ボソッ

                バアアアアアアアアアアアアン!!
            ドグワアアアアワアアアアアアアアアアアアアアッ!

                 ブルノ「壁は要らん。 どけろ」

     ゴルバテ「ふ、防げ! 俺達が全員でふせぐんだ! それならまだ望みはある!」

           マリーニョ「くそっ! 一体どうしてこんな事に!?」

      コンティ「ジノー! 帰って来てくれー!? (…って、誰だジノって)」

               フレッド「う、うわあああああああっ!?」

               ディモス「あ、当たって砕けちれー!?」

         ギュウウウウウウウウウン! グルウウウウンン!!
       バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!

217 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 00:02:59 ID:???
                ブルノ「壁は要らん! どけろ!」

          バサレロ「だ、大丈夫だ! まだポストの可能性もある!」

   トリノ「み、皆でシュートコースを防げー! ジェンティーレ、お前も戻ってこーい!?」

                   ジェンティーレ「あ、ああ!」

             マルコ「よし! これならまだ望みはある!?」

               タルデリ「10人だ! 10人で防ぐぞ!」

       ゴッ……ォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! 

 
         ブルノ「だーっ! もう! 壁は要らないってのにー! …って、え」

       ブルノが三度目の口を開いた時。永琳の無言の殺意はもう既に彼を狙って、
             その底なしの大蛇の如く大口を開いていた所だった。

                永琳「…………死 に な さ い」

218 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:04:45 ID:dZxJceds
イタリアメンバー「おい馬鹿やめろこの試合は早くも終了ですね」


219 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 00:05:10 ID:+dF3DxMI
先着5名様で、

★永琳→爆宙アポロ 60 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★タルデリ→ 高いクリア 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 ジェンティーレ→高いクリア 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=★
★ディモス→高いクリア 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 マルコ→ 高いクリア 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 コンティ→高いクリア 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 フレッド→高いクリア 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=★
★トリノ→ 高いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 バサレロ→ 高いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 マリーニョ→高いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
 ゴルバテ→高いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=★
★ブルノ→パンチング 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧2→永琳の爆宙アポロがイタリアゴールとブルノを破壊し尽くす!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルナティックスのコーナーキック)(鈴仙がねじこみ)(パスカルがねじこみ)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
永琳はスキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳はスキル・月のファンタジスタにより2が場合、数値を15とします。
ブルノはスキル・ギャグキャラ補正により必ず吹き飛びますが、絶対に負傷しません。
ブルノのカードがJOKER・クラブAの場合「SOGK伝説」が発動し、強制イベントが発生します。

220 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:07:11 ID:???
★永琳→爆宙アポロ 60 ( ハートA )( 2 + 2 )=★

221 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:07:22 ID:???
★永琳→爆宙アポロ 60 ( クラブJ )( 5 + 4 )=★

222 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:08:37 ID:???
★タルデリ→ 高いクリア 49 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数補正+3)=
 ジェンティーレ→高いクリア 46 ( ダイヤ9 )( 6 + 4 )+(人数補正+3)=★

223 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:08:59 ID:???
★タルデリ→ 高いクリア 49 ( ダイヤ2 )( 5 + 6 )+(人数補正+3)=
 ジェンティーレ→高いクリア 46 ( クラブ5 )( 3 + 1 )+(人数補正+3)=★

224 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:09:26 ID:???
★ディモス→高いクリア 47 ( ハート7 )( 4 + 1 )+(人数補正+3)=
 マルコ→ 高いクリア 47 ( ハート7 )( 2 + 4 )+(人数補正+3)=
 コンティ→高いクリア 47 ( スペード10 )( 5 + 1 )+(人数補正+3)=
 フレッド→高いクリア 47 ( クラブJ )( 1 + 3 )+(人数補正+3)=★

225 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:09:57 ID:???
★トリノ→ 高いクリア 48 ( ダイヤ2 )( 6 + 5 )+(人数補正+3)=
 バサレロ→ 高いクリア 48 ( クラブK )( 3 + 3 )+(人数補正+3)=
 マリーニョ→高いクリア 48 ( ダイヤK )( 6 + 2 )+(人数補正+3)=
 ゴルバテ→高いクリア 48 ( ダイヤ3 )( 5 + 3 )+(人数補正+3)=★

226 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:11:07 ID:???
★ブルノ→パンチング 50 ( スペード4 )( 1 + 3 )=★

227 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 00:15:30 ID:???
――と、言った所で今日の更新はここまでにしようと思いますw
ブルノ君は意外とザルじゃないですが、ヘルナンデスと比べると途方もなくザルですので、
得点難易度がかなり下がりましたね。

>>201
決め過ぎィ!
>>205
退場はあっても面白いとは思ってましたが、もう少しは活躍してほしかったですねw
>>206
片や十代、片や…おっと、これ以上は言えない
>>207
丁寧に描写したかったので、大変勿体ないですねw
>>208
テコ入れ判定次第では、まだ…!
>>209
これひどですねw
>>210
鉄くずの右腕はリスキーな技ゆえ、今回は無難なパンチングでしたね。
>>215
ヘルナンデスの守備力が無くなりましたので、
バンビーノとかマンチーニとかカルネバーレとかを入れる予定です。
判定次第では…ランピオンくらいは出てくるかも?
流石にストラットとかアルシオンとかジェンティーレ(猿罵倒礼)がホイホイ登場…にはしない予定です。
そうなると別ゲーになってしまいますからね(もう既になりかけてますがw)
>>218
??「もう勝負ついてるから」

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

228 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:15:32 ID:???
トリノがあと1多くだしていれば防げたか、
これだけいるんだから誰か6ゾロ出しそうだったけどな

229 :森崎名無しさん:2013/11/29(金) 00:46:14 ID:???
乙でした。場合によってはフランス戦より楽な戦いに戦いになりそうですね。
入るメンバーにもよるけどフォーメーションどうしようかな。
中盤はドッと厚くなるから最低4人は置きたい。
主な得点源はカルネだろうから、もこたんをマークにつけるのもありかな。
フラット型の4-4-2にして、妹紅をカルネ側に、鈴仙をMFに、佳歩とパスカル2トップ。
もうキックオフシュートでもいいような気もするんだけどね…問題はブルノのレッドカードだな。

230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:52:22 ID:???
こんばんは。今日も更新を始めて行きます。
>>228
こちらもあわよくば…と、思いましたが、流石にえーりんは止まりませんでしたね…。
ただ、この描写で分かったように、ブルノ君はかなりDFラインの統率がヘタです。(皆ブルノを信用してないのもあるけど)
人数差やフォローを的確に考えていたヘルナンデスと比べると、そうした能力以外の面でも劣化しております。
>>229
乙ありがとうございます。
ブルノのお陰でチームの守備力がガタ落ちしまして、
このままではマジで前半ダイジェストどころかこれから全部ダイジェストでも良いくらいですので、
仰るとおりMF・FW中心に選手の強化を行いたく思います。
結果によっては、モブ選手の能力値が高い分、フランス以上の強敵になるかも?
また判定後にフォーメーションを整える機会を設けようと思いますので、積極的にご参加頂ければと思います。

昨日最後の判定ですが、爆宙アポロの吹っ飛び係数3と数値が2〜4の時の減衰を書き忘れておりました。
結果を書く時にその旨修正しようと思います。

また、ここで告知するのは少し遅くなりましたが、拙作のテンプレを利用して下さった俺inキャプ森さまにて、
負傷率のテンプレについて話題があり、あちらの方で修正が行われたようでしたので、
こちらの方でも修正をさせていただきました。(実はテンプレにて既に修正がされています>>5

このスレでは、あくまで現行の本スレに合わせておりますので、『万全の状態での接触吹き飛びは怪我率中』など、
以前までの試合と変更がある箇所がございますので、ご注意ください。
(とりあえず、紅魔スカーレットムーンズ戦まではこのテンプレで行こうと思っています)

231 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:53:26 ID:???
★永琳→爆宙アポロ 60 ( ハートA )( 2 + 2 )=64★
★タルデリ→ 高いクリア 49 ( スペード10 )( 3 + 2 )+(人数補正+3)=57*吹き飛び!
 ジェンティーレ→高いクリア 46 ( ダイヤ9 )( 6 + 4 )+(人数補正+3)=59★*吹き飛び!
★ディモス→高いクリア 47 ( ハート7 )( 4 + 1 )+(人数補正+3)=55*吹き飛び!
 マルコ→ 高いクリア 47 ( ハート7 )( 2 + 4 )+(人数補正+3)=56*吹き飛び!
 コンティ→高いクリア 47 ( スペード10 )( 5 + 1 )+(人数補正+3)=56*吹き飛び!
 フレッド→高いクリア 47 ( クラブJ )( 1 + 3 )+(人数補正+3)=54★*吹き飛び!
★トリノ→ 高いクリア 48 ( ダイヤ2 )( 6 + 5 )+(人数補正+3)=62*減衰!
 バサレロ→ 高いクリア 48 ( クラブK )( 3 + 3 )+(人数補正+3)=57*吹き飛び!
 マリーニョ→高いクリア 48 ( ダイヤK )( 6 + 2 )+(人数補正+3)=59*吹き飛び!&負傷!
 ゴルバテ→高いクリア 48 ( ダイヤ3 )( 5 + 3 )+(人数補正+3)=59★*吹き飛び!
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★永琳→爆宙アポロ 60 ( ハートA )( 2 + 2 )+(減衰-1)=63★
★ブルノ→パンチング 50 ( スペード4 )( 1 + 3 )=54★
≧2→永琳の爆宙アポロがイタリアゴールとブルノを破壊し尽くす!

タルデリ「ぶぐぇ!?」

ジェンティーレ「ひでぶっ!?」

ディモス「ぐはっ!?」

マルコ「ぎょえええーっ!」

コンティ「ゴホッ!」

フレッド「ふんぎゃっ!」

バゴオオオン! ドゴスカゴオオン!!

――およそサッカーで放たれないであろう擬音語を撒き散らしながら、
永琳のシュートはイタリアJr.ユース陣のクリア乱舞を突きぬけて、ブルノの心臓を目がけ弾丸の如く飛来していく。

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:54:38 ID:???
トリノ「しめた! 今ならせめてシュートコースをずらすくらいは……!」

バアアアッ! バギイイッ!

トリノ「――だ、ダメか!?」

永琳「(ふむ。 中々やるわね――あの子)」

その中で運よく絶好のポジショニングを見つけたトリノだけが、
自身の持てる最高の力を発揮し…吹き飛ばされずかつ的確に、
そのシュートの威力を若干ではあるが落とすことに成功する。
だが―――希望が見えたのはここまでで、後はひたすら絶望。

バサレロ・マリーニョ・ゴルバテ「「「う、うう……うわぁあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜!?」」」

チュッ…ドオオオオオオン!

トリノを除いたイタリアのDF陣。
その全てがシュートの弾道に負けてしまい、遥か遠方のフェンスに激突。
打ちどころが悪く、頭からそこにぶつかってしまったマリーニョに至っては、
ダクダクと血を流し、小刻みに痙攣を繰り返す程となっていた。

ブルノ「――フッ。 だらしの無いフィールダー共め。 その程度のシュートでガタガタ震えやがって」

  ギュウウウウウウウウ……ンンン!!!  ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ――――!

ブルノは、その様相を見ても尚、自分こそがそのシュートを受け止められると信じて疑っていなかった。
何故信じて疑わなかったのは大変謎であるが、兎に角そのシュートが目の前に来て尚、ブルノは猛進を止めなかった。
そして、その結果―――。

ブルノ「このシュートを止めて! 俺は生ける伝説とォ……なる!!」

233 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:55:46 ID:???
ブウウン! 

 バギイイイイイイイイイ! グッシャアアアアアアアアア! バギボギベキッ!
   ボタ、ボタボタ…… ゴロンッ。

 ―――――ズッバアアアアアアアアアアン!!
                     ピッ、ピピィイイイイイイイイイイイイッ!!!!

全身の何かが壊れ、爆ぜて行き、その結果―――ブルノの四肢は比喩でも無く千切れ飛び。
まさに熟れた林檎のように、彼の血で紅く染まったフィールドへと崩れ落ちるのだった。


永遠亭ルナティックス 1 − 0 イタリアJr.ユース

234 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:57:03 ID:???
実況「き、決まりました〜〜〜!! ゴ〜〜〜〜ル!!
永琳選手、殺意の籠った強烈なバック宙オーバーヘッドキックで、
イタリアフィールダー陣の多数とブルノ選手を血祭りに上げて1点!
やはりロリ・コンナンデス君の抜けた穴を補うには、ブルノ君では荷が重すぎるか〜!?」

永琳「ふう。 ……ちょっとスッキリした」ニコッ

鈴仙「あ、あわわわわ……(ちょっとって……まだあるんですか、師匠……!?)」

永琳のあまりのおぞましいプレーに、腰を抜かすばかりでなくその周囲の地面をも僅かに湿らせる鈴仙。
正直、鈴仙の脳内のどんな妄想よりも永琳の方が怖かった。

豊姫(ベンチ際)「プクク……古いレイセンったらビビり過ぎよ…。
そしてあのGK! 出オチってのはああいうのを言うのよねぇ……」

そして――その一部始終を笑いを堪えながら見守る監督…監督役の豊姫。
彼女はこの混沌とした展開を存分に楽しんでいた。

依姫「……はぁ。 暫く公務で遅れると思ったら、これですか。
折角この世界に来訪しているんですから、楽しむのは良いですが節度は守って下さい」

そして、それを咎めるのは―――彼女の妹である遅刻組の依姫。
この状況を『なんとかする』事の出来る、数少ない人物の内の一人だった。

豊姫「もう、真面目なんだから…。 でもまぁ、このままだとあまりにつまらなくなりそうだしね」

依姫「そうです。 折角の好守が売りのチームで、守備が消えてしまったんですから。
そのようなチーム、カレー抜きのカレーライスと同義。 …それでは、レイセンの経験にならない」

豊姫「(結局、この子ったら何だかんだで古いレイセンが大好きなんだから…。
新しい方のレイセンが嫉妬しちゃうわよ?)――ふぅ。ま、それもそうね。
それなら―――少し、あの子の精神に働きかけてみましょうか」

235 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/29(金) 23:58:03 ID:???

依姫の丁寧な説得に、豊姫は事態を収拾させる事を決意。
―――ただし、決意とは言っても、もはや起こってしまった事をリセット出来る程、彼女は全能ではない。
それゆえに、豊姫達が取った手段とは―――更なる、イタリアへの『テコ入れ』だった。


鈴仙「(――ま、まぁ…これでともかく。 イタリアJr.ユースは唯一のタレントであるヘルナンデス君を
失ったから、楽勝になったのよね? だったら、私もキックオフシュートが入ったり…なんちゃって)」

……永琳の激昂が一まず収まり、ジノ・ヘルナンデスが名実ともに亡き者となったという事実を
受け入れた鈴仙は、冷静な思考に戻り…守備の要の退場により戦況が有利になったという現状を噛みしめようとしていた。
その時だった。

ゾクッ!

鈴仙「(……な、何かいや〜な予感が。 まるで、これからが本当の地獄…とは言い過ぎだけど。
『これで勝ったと思うなよ…』的な何か。 そんなビジョンが私の脳内に注がれてきたわ……)」

鈴仙の脳内に、これまでに見なかった数名の選手のビジョンが流れる。
そして、この場所は鈴仙の脳内。 悪い想像がそのまま夢の中に影響するように、
そのビジョンは…………現実の物と化した。

実況「イタリアJr.ユース、選手の交代をお知らせします。 ―――」

236 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/30(土) 00:05:08 ID:TSD0o7Us

鈴仙「(そ、そしてそのまま正夢にっ!? お願いだから、ヤバイ選手だけは出ませんように…!)」

先着1名様で、

★イタリアの変貌→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→マンチーニ、カルネバーレが出場!
ハート→マンチーニ、カルネバーレ、バンビーノが出場!
スペード→ハートの結果+DF陣が奮起し、全員がダイビングブロック(1/4でブロック+4)100消費を習得!
クラブ→ハートの結果+ランピオンが出場!?
クラブA→スペードの結果+クラブの結果+イタリアのエース選手3名から1名が出場!?(更に判定。もう一回クラブAだと…?)
JOKER→アナウンス「イタリア・ブルノ君に代わり…やっぱしヘルナンデス君」ブルノ「なにィ!?」
       中山「(今までの展開とは何だったのか…)」

*遅れましたが、狂気的な一連の展開により狂気度が上昇します。5→10
*マリーニョが負傷しましたが、控え選手の関係とささやかなテコ入れからどの結果でも即刻完治とさせていただきます。

237 :森崎名無しさん:2013/11/30(土) 00:06:05 ID:???
★イタリアの変貌→ JOKER

513KB
続きを読む

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24