キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/20(水) 00:11:23 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。

内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1381414268/

☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
  過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

名門・紅魔スカーレットムーンズとの練習試合を前にして、
鈴仙は中山と共に夜の人里の怪を調査するが――圧倒的なダイス力により
敢え無く最後の最後に、謎のお面少女・秦こころに連敗を喫してしまう。
そして鈴仙が失神し、中山が自分の希望について見つめ直す間にも敵は動きだしていた!
舞台は紅魔スカーレットムーンズ対妖怪の山FCとの練習試合。
妖怪の山FC陣のチーム力をもひっくり返すレミリア達の圧倒的な技術力に、試合は早くも前半終了時点で3−1の大差。
しかし紅帝は容赦を見せず、とうとう後半にはもやしの貴公女・パチュリーが動きだす――!
そして、未だ正体を現さないスカーレットムーンズの秘密兵器の正体は…!?

725 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:10:19 ID:???
うどんげがシュート4本もミスするからいけないんだ

726 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:15:48 ID:???
うどんちゃんの引きが悪いのとヘルナンデスの引きがいいのがきついな

727 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:16:55 ID:???
新しい必殺シュートか、誰かとのツインシュートが必要かな

728 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:17:48 ID:???
バビンゲツインしか思いつかぬ

729 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/18(水) 23:27:49 ID:jHuKfTEQ
★タルデリの選択→ クラブQ  クラブならシュート
 輝夜の選択→ ダイヤQ  ダイヤならドリブルに備える
★タルデリ ドリブル/シュート 45/46 ( ダイヤ3 )( 6 + 3 )=55★
★輝夜 そなえる 46 ( ダイヤ2 )( 2 + 3 )+(読み外し-2)=49★
≧2→タルデリがゴールを決める!

輝夜「(一対一はドリブル狙いがグーって、どこかに書いてあった気がするから…)ええい!
エエラッコだろうがティボーだろうがマザーズフェイントだろうが何でもござれよ〜〜〜!?」

タルデリ「(相手は焦って動きが多くなっている! だったらこっちは動きの少ない――)シュートだ!」

破れかぶれにドリブルに備えに向かった輝夜。理論的に思考し、小ぶりながらも正確に向かったタルデリ。
この両者の実力自体はほぼ互角であったにも関わらず……最後は、練習に掛ける経験値の差が如実に出た結果となる。
即ち―――。

バシュウウウウッ! ――――ズバアアッ!
                ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!

―――タルデリが、輝夜との駆け引きに見事に勝利。
イタリアにとっては宝石以上に貴重な、1点を挙げる事に成功するのだった。


永遠亭ルナティックス 1 − 1 イタリアJr.ユース

730 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/18(水) 23:29:21 ID:jHuKfTEQ
実況「ゴ……ゴ〜〜〜〜ッル!! ゴールゴールゴール!! 後半10分!!
イタリアJr.ユース、貴重な同点打を挙げた〜〜〜!!
しかもそれはマンチーニ選手やカルネバーレ選手など、当初から期待されていた選手ではなく、
言ってしまえば地味な印象も拭えないタルデリ選手のもの!ヘルナンデス選手のカウンターから、選手と選手の間を潜り!
そして果てには自身へのノーマークすらも利用して決めた、貴重な貴重な1点です!
これは永遠亭ルナティックス、エースストライカーの鈴仙選手の疲労もあり、一転してかなり厳しくなったぞ〜〜〜!?」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアア!!」「良いぞ、良く決めたタルデリ!」「お前も立派なアズーリの一員だ!」
「いや、でもルナティックスにはまだエイリンが居る!」「ですよねー」「ですよねー」「こいつら…」

輝夜「…………タルデリ。 貴方の名前、覚えておくわ。 ―――そう、文字通りの『永遠』に。 ね」

鈴仙「(無理やりカリスマオーラ出して失点を有耶無耶にしようとしないで下さい、姫様……)」

中山「……ともあれ、これで一気に戦況が悪くなったのは事実だ。さっきのような奇襲ついては、流石にもう対処が出来るだろうし、
通常の攻撃についてはDF陣や輝夜さんがきっと止めてくれるだろうが。
……俺達は、ここから更に1点以上を取らなくてはならなくなったのだから」

てゐ「う〜ん、ボールが渡ったのがせめてあのゴリラの妖怪(カルネバーレ)だったら良かったんだけど。
でも、後悔は先に立たずだしねぇ。 くよくよしてると寿命縮まるよ〜?」

妹紅「(つまり、私はくよくよしてても大丈夫ってことかしら……?)―――でも、どうやって1点を取れば良いのかしら…?
鈴仙の体力も何だかきつそうだし、その反面敵のGKはまだまだ余裕を見せている。
や、私としては…上がりまくってネオヴォルケイノを撃つのも辞さない感じなんだけどさ」

佳歩「私やパスカルさんの一対一も、案外悪い勝負じゃないかもなんですけど。
イタリアの強力なDF陣4人を相手にドリブル突破をするっていうのは、やっぱり難しいかもです…。
さっきのJ番さん(タルデリ)みたいに、巧く相手の不意を付ければ良いんですが」

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/18(水) 23:31:56 ID:jHuKfTEQ
永琳「(先の失点。 もういち早く私がボールをフォロー出来ていれば……)
―――何も考えず、この私に託すのも作戦としてはアリと思うわ。
チャンスメークは勿論の事、あわよくば得点も狙って行けるし。 ―――体力も、そこそこ回復してきたからね」

鈴仙「(うーん、こんなに師匠が全面に出て来たがってるのもかなり珍しいわねぇ…。
つまり、それほどに状態が緊迫しているって事……かしら。
ただ、ここで師匠を使っちゃうとチームも成長しないし、試合も肝心な所で師匠がガス欠…って風になるかもだから、
慎重に考えて行きたい所だけど。
―――ともかく、このまま無言ってのも感じ悪いし。 何か喋ってみようかしら…?)」

A:「次は、妹紅にもドンドン上がって貰いましょう!」妹紅のオーバーラップに期待する。
B:「次は、中山さんのプレイに期待しましょう!」中山の積極的なプレイに期待する。
C:「次は、てゐのロングパスに期待しましょう!」てゐの放り込みに期待する。
D:「次は、師匠のスーパープレイにお任せしたいです!」永琳の突破に期待する。
E:「次は…とりあえず遅攻で時間を稼ぎましょう。 そうしたら、私もシュートに向かえますし」遅攻を提案する。
F:「次は…攻撃が成功するよう頑張りましょう!」特に誰とも指定せず、辺り障りも無い発言をする。
G:「というか姫様、貴女のせいで失点したんですよ!? 次ミスったらブルノとトレードさせますからね!」輝夜を糾弾してみる。
H:その他 自由選択枠 次の攻撃についての指針があればどうぞ(あまりに複雑なのはできませんが…)

鈴仙のガッツ:240/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

732 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:34:39 ID:dJ0PyR7o


733 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:35:23 ID:C9ClK5TA
C

734 :森崎名無しさん:2013/12/18(水) 23:37:12 ID:ANJICjy2


735 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/18(水) 23:48:52 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
>>710
まあブルノはGKでもダークイリュージョン(笑)とか出来る筈ですので、
多分JOKERが出てもムーンサルトパスカット(笑)とかになってましたねw
>>721
多分負ける事は無いかと思いますが…引き分けの確率はかなり上がりましたね。
>>722
イタリアはモブが大多数な分、そのモブの能力値が高いというのもありますね。
タレントの多いフランスやスウェーデンに目が行きがちですが、イタリアだって充分強いです。
>>723
次回以降はタルデリへの警戒度も上がりますし、普通の突破でしたら慧音や妹紅が居ますので、
一対一になる確率自体は下がると思いますが、セービングに比べると危険ですね。
「真綿で首を絞められる」ような強さ・厭らしさはイタリアJr.ユース戦の目標でしたので、
GM的には嬉しいですね。 更に言うと、それを突破して鈴仙がシュートを決めてくれれば最高なんですが…w
>>724
多分試合最後にナンデスの黄金の右腕が粉砕されて終了ですので大丈夫です(予言)
>>725-726
確かに分の悪い勝負ではありますが、確率的に1本くらいは入ると思ってました…。
>>727
てゐとのコンビプレイ(仮)が完成すればかなり強力になりますね。
ですが、第1章〜第2章の時点でヘルナンデス級〜それ以上のGKが出てくるのもそうそう無いですし、
当分はマインドブローイング+マインドスターマインで何とかなる程度のバランスを念頭に考えています。
>>728
やはりあのシュートの印象は絶大ですね…。
有り得そうなツインシュートとなると、パスンゲツインとかナカンゲツインとかカホンゲツインとか…意外に結構あるかもですねw 
気になる方はそのキャラとより仲良くなったり、コンビプレイ練習を持ちかけてみると良いかもしれません。

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

736 :森崎名無しさん:2013/12/19(木) 00:32:56 ID:???
今更だが鈴仙のシュートは強いはずなんだがヘルナンデスの基礎セーブ力のほうが高いのね
てゐのパスで思いついたんだけどXって必殺パスをスルーしてゴールできたよね
それ利用すればいけるんじゃね?オフサイドとられる危険はあるけど



737 :森崎名無しさん:2013/12/19(木) 00:36:59 ID:???
あれは明らかにシステムの穴、プログラムミスだからねー

738 :森崎名無しさん:2013/12/19(木) 00:47:13 ID:???
脳内試合で居た堪れないうどんちゃん

739 :森崎名無しさん:2013/12/19(木) 00:57:37 ID:???
脳内でもヘタレとかさすがうどんちゃんだね!

740 :森崎名無しさん:2013/12/19(木) 10:43:14 ID:???
>>736でのこの戦法を俺はドライブスルーと名付けてる

741 :森崎名無しさん:2013/12/19(木) 11:25:11 ID:???
ああ、あの田舎に行くとあらゆる業態が採用しているという…。

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/19(木) 22:31:20 ID:???
すみません、今日は職場で飲み会がありまして、ちょっと更新を出来る状況ではありません。
コメント返しにつきましても、申し訳ないですが、
明日に纏めてやらせて頂こうと思います。

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/20(金) 23:43:27 ID:af3P7j1o
こんばんは。遅くなりましたが更新を再開します。
>>736→>737
流石にそれは、JOKERが出るくらいの奇跡じゃないとできませんねw
ヘルナンデスの基礎セーブ値はかなり高く設定しています。
(ただ、これでも本スレの能力値換算で−1しています)
>>738→>739
ほら、現実でも自己評価の低い謙虚な方って居られるじゃないですか…。
鈴仙も、そんな感じの性格の子なんです(願望)
>>740→>741
思わずそのやりとりに吹いてしまいましたw
私の家も割と田舎?ですのでドライブスルーは結構ありますね…。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:「次は、てゐのロングパスに期待しましょう!」てゐの放り込みに期待する。

鈴仙「――やはり、こうなってしまった以上は、ひたすらに攻撃チャンスを作り続けるしかありません。
そして、そのためにはドリブル突破とは別な軸を作る必要があります!」

てゐ「ひょっとしてそれって……私のパス突破ってこと?」

鈴仙「それ以外に、何があるって言うのよ。 今日の試合はトップ下なんだから。
これを好機に、もっとゲームメイクをやってみても良いんじゃないのかしら?」

永琳「……一理あるわね。 特にてゐはさっきのパスで何かを掴んだようだし。
今の内に、力を使わないパステクニックに磨きをかけるというのも良いのではなくて?」

中山「それに、てゐさんのパステクニックは間違いなく世界でもトップクラスだ。
あれなら、イタリアの強固な守備陣にも充分対処できると俺は思うな」

てゐ「むぐっ……ま、まぁ。 そこまで言われりゃ私とて引けんトコだけど。どんな感じでパスを撃てばいいかねぇ。
いつもの奴か、さっき閃いた奴か。――それとも、敢えて普通のパスか。
ただ、いつものアレをやっちゃうと……撃った後に結構ふらついちゃうかもしれないけど」

744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/20(金) 23:44:59 ID:af3P7j1o
鈴仙「(さっき閃いた奴というと……あのバックスピンパスかしら?
う〜ん。 あのパスでも充分な威力を持ってたと思うけど……確実に通したい!――となると、
てゐの消耗は承知で、いつもの大技を撃って貰った方が良いのかもしれない。
――キックオフ前に、てゐにパスの出し方を指示するくらいなら出来そうだけど、何か言おうかしら?)」

A:いつも通りのエンシェントデューパーを撃って貰う。てゐの疲労は痛いが…ここは確実に通したい!
B:さっき閃いていたバックスピン兎玉を撃って貰う。エンシェントデューパーよりも威力は落ちるが…こっちの方が負担は軽そう!
C:敢えて普通のパスを撃って貰う。てゐの普通のパスも、イタリアJr.ユース陣の守備力と互角と渡り合える筈!
D:鈴仙「良い事思いついたわ! てゐのパスをポストに当てて、その跳ね返りを私が撃てば凄いんじゃない!?」(威力:59-1?)
E:鈴仙「良い事思いついたわ! てゐのエンシェントデューパーを私がスルーすればゴールじゃない!? システム的に!」

鈴仙のガッツ:240/850

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745 :森崎名無しさん:2013/12/20(金) 23:52:15 ID:U1sjNcDE
Eしかねぇwww

746 :森崎名無しさん:2013/12/20(金) 23:54:14 ID:QsLH2U7E


747 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 00:07:06 ID:???
>>746
ノってくれてありがとうwww


748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/21(土) 00:11:37 ID:f1s3OaZE
E:鈴仙「良い事思いついたわ! てゐのエンシェントデューパーを私がスルーすればゴールじゃない!? システム的に!」

てゐ「……え゛」

鈴仙の一見アホとしか言いようの無い提案に対して……てゐはかなり生々しい声を上げる。
そしてその類の反応はてゐに留まらず、ごく当たり前のようにルナティックスのメンバーにまで伝染する。

永琳「ウドンゲ、アンタって子は……。 ゲームと現実との区別を学習した方が良いと思うわよ?
味方のパスをスルーしてゴールって…。 普通は敵に易々フォローされて終わりよ?」

慧音「(システムってどういう意味だろうか……?)」

輝夜「―――え? でも良いんじゃない? だって要するに、てゐにはキックオフシュートを撃って貰う感覚で
パスを出してもらうって事でしょ? で、その前に偶々イナバが居たってだけって事になるんだから…。
そんなにおかしいことじゃないわね!」

妹紅「た、確かに……。 ―――って、私は騙されないわよ!そもそもキックオフシュート自体が普通有り得ないでしょうが!」

パスカル「(モコウさん、多分騙されかけたのは君だけかと……いやよそう。 俺の勝手な予想で皆を混乱させたくない)」

中山「―――コホン。 まぁ、あくまで中立的に考えると……。
この場合、てゐさんには……【センターサークル付近の位置で、壮絶なキックオフシュートを撃って貰う事となる】な。
そして、【鈴仙さんがそれをスルーするには……距離や相手のフォローを考えると、かなり難しい】と思う。
いや、それどころか……【鈴仙さんがスルーする前に、敵のFWやMFにボールを取られる恐れすらある】。
ただ、【これをきっかけに、てゐさんに新たな必殺シュートの可能性が開ける…かもしれない】。
う〜む。 中立的と言うには少々否定的な意見となってしまったかもしれないが。
折角の練習試合だ、色んな事をやってみるという姿勢を俺は否定しないよ、鈴仙さん」

749 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/21(土) 00:14:53 ID:f1s3OaZE
鈴仙「な、中山さん…!(まとめ、ありがとう……! で、どうしよう? マジでこの作戦、取ってみるべきかしら??
多分成功しても失敗しても、狂気度は稼げるかもだけど……思いとどまるなら今のうちな気もするし―――)」

A:やっぱりやめる!(*前の選択肢(E除く)に戻ります)
B:女は度胸! 何でもやってみましょうよ!?(てゐのシュート?:54? 鈴仙のスルー:53-1)
C:やってみる! やってみるけど……! てゐがチャンスエリアに近づいた時にしましょう!
    (*てゐがチャンスエリアに来たら強制的にやる必要がありますが…それって要するに普通のスルーです。
      この場合、キックオフ後の攻撃方法が判定となる代わりに、
      スルー成功時にボールがゴールへ向かう確率が少し上がります)
D:その他 作戦の成功確率を高めるアイデアがあればどうぞ。
       凄く面白くて説得力のあるアイデアが出たら、成功確率があがるかもしれません。

鈴仙のガッツ:240/850

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750 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 00:27:18 ID:U1f3w1lg
う〜む・・・さすがに成功率上げる方法が思いつかない
一応重要なのは
1パスをまずゴールまでもっていくこと
2一見ブースターシュート(ノートラップランニングボレー)的な
感じのシュートを打つ振りできるような直線状のパスを受け取れること
3なるべくジノに近づくことでオフサイドになるのに何してんだコイツ的な
雰囲気を与えること
4相手のフィールダーを全員唖然とさせて動きを止めれること、つまり奇行
が必要、少なくとも1、4のどっちかができていたい



751 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 00:33:08 ID:irFz9bWs
C
ルナティックスルーだ!

752 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 00:36:07 ID:U1f3w1lg
あ、閃いた これでDいけるわ
こちらのチームメイトの視線をブルノに向けておこう
そうすれば相手はまたかよなんだなんだと向こうを向く
その隙にパスと同時に鈴仙ダッシュ
ヘルナンデス気づく
相手が止めに来るがバランス崩しペナがフィールダーにも入ってそう
ヘルナンデスまで届きやすい
ほぼ0距離でボレーを打ち込むふりをする
予想されるシュートコースにヘルナンデス移動しようとする
ここだ!ここでスルーするんだ!


753 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 00:43:42 ID:VPHIFZEo
>>752

754 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/21(土) 01:18:21 ID:f1s3OaZE
D:>>752

鈴仙「(う、うーん。 やっぱりここは皆の評価的にも冗談って謝った方が……)」

自分以外のチームメイトが思っているように、やっぱりそんなの不可能だよぉ……
とも思い始めて、すごすごと案を取り下げようとする鈴仙だったが。

鈴仙「(――いや、待てよ……! アレとコレとソレとドレを使えば………!)」

その時鈴仙に電流走る。フィールドをグルリと見渡してから、作戦の実現可能性を脳内で検証。
まるでパズルのピースがカチリと当てはまるように、鈴仙の脳裏に鮮やかなゴールシーンが思い浮かぶ。

鈴仙「(できる、これはきっと出来るわ…たぶん)――皆聞いて! さっきの作戦なんですけど、
実現可能かもしれないんですよ!!」

てゐ「………(はぁ。 鈴仙ったらたまーに頭おかしくなるよねぇ……)」

佳歩「………(鈴仙さま……今度、良い病院教えてあげなくちゃ)」

そして、鈴仙の案に対して最初はかなり懐疑的だったメンバー達の様子も、
鈴仙がまるでことの成り立ちを説く高僧のように説明すると……。

永琳「………(どの薬を打てば、人格を変更する事が出来るんだったかしら)」

パスカル「………(まあ、普段色々と苦労しているんだ。 今日くらいは、レイセンの好きにやらせてあげよう)」

輝夜「………(ブルノ怖いブルノ怖い……)」

―――やはり様子は変わらない。変わるワケがない。
しかし、何だかんだ言ってもここは鈴仙の脳内。都合の悪い事でもゴリ押し出来る権利が鈴仙にはある。
そのため、鈴仙はこれらの圧倒的反対意見(一部恐怖により投票棄権)をガン無視して、
自身の最高の作戦を行うような雰囲気を作り上げるのだった。

755 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/21(土) 01:19:28 ID:f1s3OaZE
ピィイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ! 後半10分にルナティックスのキックオフです!
ルナティックスはてゐ選手がボールを持って〜!? ……っと、おっとお!?
ルナティックス、攻撃する素振りを全く見せず、GK含めたフィールダー11名がピッチ外のある人物を凝視している〜!?」

鈴仙「じーっ」

パスカル「………(おい、本当に大丈夫なのか?)」

佳歩「じ、じーっ(私にも分かりません……)」

てゐ「じと〜っ(はぁ、鈴仙ちゃんのトモダチも疲れるウサ……)」

永琳「―――(ブルノ…彼の脳内には少し興味があるわね。 豊姫達に無理言って、試合後に献体して貰おうかしら)」

中山「……ふぅ(凝視する事も疲れるな……)」

ウサギB「じー(何か怖い人達みたいです……)」

慧音「む〜ん……(うーむ、最近近眼で良く顔が見えん)」

妹紅「じっ……(人の顔をマジマジと見るのも、何年ぶりかしらねぇ)」

輝夜「ギンッ!(私は――アンタとは違う! アンタなんかには負けないわ!)」

ルナティックスのフィールダー11名の視線が向かった先。それは……

ブルノ(ベンチ)「あれれ〜!? 皆、ボクの魅力にようやく気付いたのかな〜〜!?
ブルノ、SGGKすぎて、ごめ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んねぇ〜〜〜〜〜!!!」

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/21(土) 01:20:29 ID:f1s3OaZE
……この試合、ベンチで妙な存在感を発し続けたイタリアの控えGK・ブルノ。
彼の人を引きつける能力(ネタ的な意味で)を利用して、
イタリアJr.ユースの選手の気を引こうというのが、鈴仙の考え出した第一の策であった。

鈴仙「(この作戦が成功すれば……まずは敵のフォローを総崩しにする事が出来るわ!)」

しかし、こんな言ってしまえば弱点丸出しの作戦が、百戦錬磨のイタリアJr.ユースの選手達に通用するのか。
それは得意げに語る鈴仙自身も、かなり冷や汗をたらたらさせる程度には気になる事項ではあったが、果たして……?

先着1名様で、

★ブルノトリガー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→マンチーニ「またかよ…」ゴルバテ「なんだなんだ?」フィールダー数名は興味津々でブロックに行けない!
ハート→カルネバーレ「ああん? 何だアレ」マンチーニ「カルネバーレ、油断するな…来る!」フィールダー数名はバランスを崩す!
スペード→コンティ「(またブルノでも見てるんだろう)」マルコ「(アイツ、何時もベンチで悪ノリするからなー)」皆落ち着いている!
クラブ→カルネバーレ「あれっ? これってボール奪っちゃえば良いのか?」逆にボールを取られちゃう!?
クラブA→ピイイイッッ!審判「今のは試合に対する侮辱行為だ! 責任者は退場だ!」鈴仙、退場!自分の脳内なのに!?
JOKER→ブルノ「あばばばばばばば……」おっと、鈴仙が見つめすぎたせいでブルノがスキル・狂気を習得! 更に…!?

757 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 01:21:40 ID:???
★ブルノトリガー→ ハートA

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/21(土) 01:29:01 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。

>>752さん
面白いアイデアの投稿、ありがとうございました!
ブルノに意識を集中させる…というのは考えましたが、(鈴仙に『おや? ブルノ君の様子が…?』と言わせるなど)
その意識を集中させる方法として、チームメイト全員でブルノを見つめるというのは
想像してみると中々シュールで面白かったですので、
(失敗リスク込みでしたが)やや有利目の判定とさせていただきましたw

それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。

759 :森崎名無しさん:2013/12/21(土) 01:56:27 ID:???
一応第一の策は成功の方か、Aを見た瞬間一瞬ヤバイとおもった

760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/22(日) 01:29:36 ID:???
こんばんは。用事で今日も遅くなりましたが、少しだけ更新します。
>>759
最近出てない事もあって、「まさかとうとうクラブAが来たか!?」…と私も思ってしまいましたねw
後の関門としては、
@無事に鈴仙にまでスルーパスが届くか
A鈴仙はそれをきちんとスルー出来るのか
Bヘルナンデスがそれに引っかかってくれるか
でしょうか…。

ハート→カルネバーレ「ああん? 何だアレ」マンチーニ「カルネバーレ、油断するな…来る!」フィールダー数名はバランスを崩す!

鈴仙の考えた作戦は……少なからずイタリアJr.ユースのフィールダー達の注意を惹くことに成功していた。
なにせ、折角のマイボールにも関わらず、それをピタリとも動かそうともせずに、ただひたすらブルノを見つめている訳だから、
一体何があったのか…と、相手も思ってしまうのが普通である。

鈴仙「(よしっ! 上手く行ったわ! 後は私の玉兎特有の高いダッシュ力と……)――てゐ、お願い!」

てゐ「はぁ〜…。 え〜い、もうどうにでもなれ〜い!!」

バシュウ!  ギュンギュンギュンギュン!!

そして、そうやって相手フィールダーの数名もまたブルノの方に顔を向けた隙を見計らい――。
てゐが普段よりも少し早目なエンシェントデューパーを打ち放ち、鈴仙は全力でゴールに向かいダッシュする。

マンチーニ「(一体何だ? 我が母国が生み落としてしまった珍獣の鑑賞会か? それとも……)
―――! カルネバーレ、皆! ……来るぞッ!?」

しかし、そうなるとイタリアフィールダーの中にも流石にこの奇襲の意図に気付く者も出てくる。
特に、イタリアの司令塔として相応しい冷静なメンタルを持ったマンチーニはいち早くこの異変の真意に気付き、
味方達にそれを察知するように指示する。だが――。

761 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/22(日) 01:31:01 ID:Y8G8xR0+
ギュンギュンギュンギュン!

コンティ「来るって言われても……!」

マルコ「ちょっと、これじゃタイミング合わせられないかもだぜ!?」

てゐ「(確かに、シュートじゃなくてパスと思えば私でも行けそうだねぇ。 …幸い、相手の数名はずっこけてくれそうだし)」

てゐが放った一世一代の大ばくちは、確実にイタリアの守備陣を引き裂こうとしていた。

先着4名様で、

★てゐ→エンシェントデューパー? 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★カルネバーレ→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 マンチーニ→パスカット 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★コンティ→パスカット  48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 マルコ→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★鈴仙→薄紫色の饂飩疾走(ルナティックオーバードライブ) ( ! card )★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【攻撃側】−【防御側】
≧2→てゐのパス?がPA内へと届く! 更に判定!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(バサレロがフォロー)(フレッドがフォロー)(タルデリがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
イタリアJr.ユースのマークがスペード・クラブの時、バランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のマークがスペードの時、鈴仙が走り疲れてガッツが20減少します。
鈴仙のマークがクラブの時、ボールが鈴仙の後頭部に直撃してガッツが20減少し、
てゐの攻撃の成否に関わらずイタリアボールとなります。

762 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/22(日) 01:37:05 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでにしようと思います。
鈴仙のマークがJOKERだった時は……
宇宙まで疾走してしまい、そのままウサギとうどんの中間的存在となり永遠に宇宙を彷徨うとかにしようと思います(適当)
この場合は、BADENDとして処理し、ダイヤの結果(ダッシュ成功)と扱おうと思います。

それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。

763 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 01:38:14 ID:???
★てゐ→エンシェントデューパー? 54 ( スペード2 )( 1 + 4 )+(フリー補正+2)=★

764 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 01:39:44 ID:???
★カルネバーレ→パスカット 46 ( ハート3 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 マンチーニ→パスカット 49 ( ハートJ )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=★

765 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 01:52:15 ID:RvA6U0AM
★コンティ→パスカット  48 ( ダイヤJ )( 6 +! dice)+(人数補正+2)=
 マルコ→パスカット 47 ( ハート5 )( 1 + 5 )+(人数補正+2)=★

てゐのパス期待値以下か・・・


766 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 01:53:19 ID:RvA6U0AM
ごめん、ミスった
★コンティ→パスカット  48 ( ハートJ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=
 マルコ→パスカット 47 ( クラブ3 )( 2 + 4 )+(人数補正+2)=★


767 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 01:59:38 ID:???
★鈴仙→薄紫色の饂飩疾走(ルナティックオーバードライブ) ( ダイヤA )★

768 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 02:00:18 ID:???
マンチーニ「(一体何だ? 我が母国が生み落としてしまった珍獣の鑑賞会か? それとも……)」
お前一応レッチェのチームメイトだし正GKなんだからそこまでひどく言うなよwww

769 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 02:31:37 ID:???
お、大成功か、あとはヘルナンデス次第だな

770 :752:2013/12/22(日) 16:45:52 ID:???
ヘルナンデスと1対1でスルーしようとする時、「もらった!」とか
そんな感じのゴールしようとする感じのセリフを大声で叫ぶ
>>752の最後に追加しといてください


771 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 19:41:42 ID:???
久々にXやったら最初のミラン相手に8連敗とかこんなの絶対おかしいよ

772 :森崎名無しさん:2013/12/22(日) 19:57:27 ID:???
逆に考えるんだ、ファンベルグさん怪我してるから8連敗で済んだと考えるんだ
Xは相手のパスをカットしようとジャンプするからガッツが減りやすいんだよね
ぶっちゃけ5のミランは絶対にパルマには負けようがないしスト、ロッシ、ピピン
抜けてもオランダの化け物3人いればカンピオーネ(攻撃主力無)に負けるわけねえ
んだよおおおお

773 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 00:38:31 ID:???
こんばんは。今日もこんな時間になってしまいましたが更新します。
>>768
勝手が知れたる仲だからこそ…なのかもしれませんw
>>769
そのヘルナンデスが最後にして最大の関門だったりしますね…。
>>770
追加の意図につきましては了解です。 が…そうでなくても、スルーをかますわけですのでそうした描写は想定しておりました。
そのため、申し訳ございませんが結果には関係がありません(台詞の内容が少し変化する程度?)。 ご了承ください。

また、今回程度の追加ならば構わないのですが、
結果に影響を与える程の大きな追加(例:そこから一旦ポストに向かってボールを当てて撹乱する…など)については、
元々の投票の意図を損ねてしまうため、お受けできない事がありますので、それだけはご容赦願います。
(でないと、状況に応じて自由選択を変えて行けば良い事となり、それは流石にゲームとしてマズいですので…)
>>771-772
ミランの面子は、歴代の翼の初戦と比べても豪華すぎますからね…w

774 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 00:39:31 ID:BO/6TS9M
★てゐ→エンシェントデューパー? 54 ( スペード2 )( 1 + 4 )+(フリー補正+2)=61★
★カルネバーレ→パスカット 46 ( ハート3 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=56
 マンチーニ→パスカット 49 ( ハートJ )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=57★
★コンティ→パスカット  48 ( ハートJ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=53
 マルコ→パスカット 47 ( クラブ3 )( 2 + 4 )+(人数補正+2)+(バランス崩しペナ-2)=53★
≧2→てゐのパス?がPA内へと届く! 更に判定!
★鈴仙→薄紫色の饂飩疾走(ルナティックオーバードライブ) ( ダイヤA )★
→鈴仙、超人的なダッシュ力でPA内でてゐのパスを受け取ろうとする!

カルネバーレ「おっと。 わりいな、マンチーニ!」

コンティ「ええい、ブルノの奇行には慣れているんだ! だったらこの位は!」

マルコ「(くっ…は、反応が遅れた!)――た、頼む皆!」

マンチーニの透き通った指示は、マルコを除いたイタリアJr.ユースのMF陣に的確な動きを持たせる事に成功する。
しかし、てゐが放った全力のパスはその的確な動きを以てしてもそう易々とは防げぬ程であり―――。

マンチーニ「(くそっ、届かない!)」

実況「え、ええ〜っ……。 ―――てゐ選手がセンターサークルから放ちました、
パスともシュートともつかぬ謎の前方へのフィードは……」

鈴仙「ずおりゃあああ〜〜〜!! 月の運動会のかけっこで2位だったこの私の脚力を舐めないでね〜〜〜っ!!」

ドドドドドド………!!

775 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 00:41:47 ID:BO/6TS9M
トリノ「あ、あれは……!?」

ゴルバテ「マジ、かよ……!」

バサレロ「えっ、えっ……!?」

マリーニョ「まさか……ここから走ってボールに追いついてから――シュートを打つ気か!?」

鈴仙「その―――まさかよッ!(はぁ、はぁ……我ながら凄い火事場のクソ力が働いたわ……。
これと同じ事は、少なくともこの試合じゃあそうそう出来る自信が無いよぉ……)」

バッ! グワアアアアアッ!!

実況「――――何と、これはどうやら途轍もない速さでフィールドをダッシュしている鈴仙選手への、
超超アーリークロスだ〜〜〜〜!! 一歩間違えればボールを奪われる危険性…いや!
そもそもボールにすら届かない可能性の方が高いと思われるこの奇策に、イタリアJr.ユース陣は度肝を抜かしている〜!
そして鈴仙選手、やや息も絶え絶えに……低いボールに動きを合わせた〜〜!?」

ヘルナンデス「(―――な、何だこれは……!? 一体、俺はどうすれば―――!?)皆、落ち着け! 落ち着くんだ!!」

ルナティックスの編み出した奇行に、イタリアの守備陣の全員が大慌て。
事態を飲みこめていないヘルナンデスが場当たり的にチームメイトに注意を喚起するも、
本人が内心で慌てている以上、その指示は巧く通らない。

ヘルナンデス「(ここからのシュート狙いとは……迂闊だった!
だがしかし、今俺に出来る事は敵の奇策に腰を抜かす事でもなければ、敵の狙いを読めなかった事を後悔する事でも無い。
何か、有効な手段は無いのか――――!?)」

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 00:45:18 ID:BO/6TS9M
完全な死角からの刃に、ヘルナンデスは緊張しながらも…今度は落ち着き払ってチームメイトに指示を出した。
それは―――――。

先着1名様で、

★ヘルナンデスの判断@→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ・ハート→「皆! 普段通りクリアに向かってくれ! 僕は身構えてシュートに備える!」ヘルナンデスは身構えてる!
スペード→「僕が飛び出す! 皆はフォローを頼む!!」ヘルナンデスが飛び出した! もしスルーが決まれば即得点だ!?
クラブ→「――というか、これってオフサイドじゃあ……?」審判「あっ、そうですね」 残念、オフサイドだ!!
JOKER→ブルノ「あばばばばばばば……」おっと、鈴仙が見つめすぎたせいでブルノがスキル・狂気を習得! 更に…!?

777 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 00:45:51 ID:???
★ヘルナンデスの判断@→ スペード4

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 00:46:39 ID:???
すみません、JOKERの欄が前と同じになってしまいました。
JOKERは、
JOKER→てゐ「(悪いけど、指示に反抗させて貰ったよ、鈴仙ちゃん)」そのパスはまるでシュートのようにゴールに吸い込まれ…!?
で、お願いします。

779 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 01:00:44 ID:???
★ヘルナンデスの判断@→ スペード4 ★
スペード→「僕が飛び出す! 皆はフォローを頼む!!」ヘルナンデスが飛び出した! もしスルーが決まれば即得点だ!?

ヘルナンデス「(――駄目だ! この場合、皆に任せるのは危険すぎる! ここは、俺自ら……!)
……僕が飛び出す! 皆はフォローを頼む!!」

バアアアアアアアン!!

バサレロ「あ…ああっ! 頼むよジノ!」

トリノ「だが、ジノ一人では……!?」

マリーニョ「それなら……俺がクリアに行くッ! ブルノのせいで気を取られた分距離はあるが……頑張れば行ける筈だっ!」

ゴルバテ「すまん、マリーニョ!」

ヘルナンデスの指示は、最後にイタリアJr.ユースのDF陣に最低限の冷静さと結束を呼び起こす事に成功する。
その上で、敵のフォロワーが居ない以上ねじこみの心配は皆無…として、ヘルナンデス自身が飛び出しを選択。
それと並ぶように、ルナティックス側の奇行によりポジショニングを崩した状態ではあるが、
一番ヘルナンデスとの距離が近かったマリーニョがクリアに向かう。

鈴仙「(うえっ!? へ、ヘルナンデス君まで来るのは予想外だったけど…もうこうなった以上、腹をくくるしかないわ!)
―――そ…その黄金の右腕、私が貰ったわァ!!」

ブウン!

780 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 01:03:13 ID:BO/6TS9M
実況「鈴仙選手、そこに右脚を大きく振りおろした〜〜〜〜!!??」

ヘルナンデス「(さっきのシュートとは動きが違うな。 ―――まさか)」

先着2名様で、

★鈴仙→低いスルー 53 (! card)(! dice + ! dice)=★
★マリーニョ→低いクリア 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)+(バランス崩しペナ-2)=
 ヘルナンデス→低い飛び出し 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙、スルーに成功! ヘルナンデスの指先をすり抜けてゴールへとボールは転がって行き…そのまま得点!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルナティックスのコーナーキック)(ゴルバテがフォロー)(イタリアのゴールキック)
≦−2→イタリアボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のスートと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。

781 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:03:37 ID:???
★鈴仙→低いスルー 53 ( ダイヤ10 )( 6 + 6 )=★

782 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:04:34 ID:???
★マリーニョ→低いクリア 48 ( ダイヤ4 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)+(バランス崩しペナ-2)=
 ヘルナンデス→低い飛び出し 56 ( ハート8 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)=★

783 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 01:04:56 ID:BO/6TS9M
またまたすみません、鈴仙のガッツは300を下回っておりますので、
★鈴仙→低いスルー 53 (! card)(! dice + ! dice)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
が正しい判定となります!
もしも間に合えば、こちらの判定をご利用願います。(先に引かれていれば、そちらを採用いたします)
失礼致しました。

784 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:06:11 ID:???
必殺スルー習得ならずか

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 01:07:34 ID:???
…って、更に間違いが。
鈴仙のスルー時に、浮き玉補正を考えておりませんでしたので、
鈴仙のスルー値は正しくは……55(−1)となります!
そのため、結果としては=0のゴルバテがフォロー…となります。
重要な局面で数値を間違えてしまい、申し訳ございませんでした。

786 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:10:31 ID:???
鈴仙の低いスルーが55+12−1=66
ヘルナンデスは56+10-2(狂気の瞳)=64
だと思ったんだが間違ってる?

787 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 01:18:32 ID:???
>>786
…あら、すみません。肝心のスキルを忘れておりました…(爆)
★鈴仙→低いスルー 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 6 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=66★
★マリーニョ→低いクリア 48 ( ダイヤ4 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)+(バランス崩しペナ-2)+(狂気の瞳-2)=49
 ヘルナンデス→低い飛び出し 56 ( ハート8 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=64★
と、なりますので……何と鈴仙選手、ここで値千金のゴールを決めちゃってましたね。
こちらの度重なるミスのせいでグダグダとなってしまい申し訳ございません…。

>>784
こちらのミスのせいで分からなくなってましたが…フラグを習得しましたねw
玉兎スルー(仮)が皆さまに知れ渡る日も近いかもです。

―――という訳で、作者が頭を休めるという意味でも、今日の更新はここまでにしようと思います。
明日は、鈴仙の見事(?)な玉兎スルー(仮)のシーンから書き始めようと思います。
それでは、皆さま、ご迷惑もおかけしましたが…本日もお疲れさまでした。

788 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:23:50 ID:???
乙でした
でもこれっててゐのパシュートだから鈴仙の得点じゃないよね・・・
やっぱり鈴仙って天性からのセカンドストライカーって感じだわ

789 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:48:18 ID:???
この試合不思議なことが起こりすぎだと思うの

790 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:50:16 ID:???
そんな馬鹿な、なプレイで得点しちゃうと立場ないっす

791 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 01:58:32 ID:???
まさかここまで成功するとは・・・提案した自分が驚いてます

792 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 07:55:50 ID:???
エアゴールwww


793 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 15:54:15 ID:ZwtwwJ0s
現時点でこの試合がベストバウトだと思うwwwww

794 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 16:08:44 ID:???
やっぱり奇行と奇策で活きる道なのか…積極的に変なことしましょう。
詳しく言えばブルノで遊びましょう。

795 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 16:37:38 ID:???
作戦大成功だよね。

796 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 17:28:16 ID:???
相変わらずのジノの引き、それを上回る引きが鈴仙に降り立って
作戦やフラグ成立も相まって爽快だな。

スキルも確かにストライカー向きじゃないけど、ゴールはゴールだ
鈴仙がいなきゃ取れなかった点なのは間違いない

797 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 18:02:12 ID:???
こんにちは。昨日、一昨日とあまり更新出来なかったので、その分今日は楽しく更新したいと思います。

>>788
乙ありがとうございます!
シュート(と戦闘)は悉くヘタレ引きなのに、それ以外になると良引き連発し出すとは…w
引きにもキャラの性格が出ているのでしょうかw
ルナティックスには鈴仙以上のストライカーが居ないが故に、鈴仙がエースストライカーとなっている節がありますね。
本当はパス力とかも高いですし、ボールキープ力もそこそこあるのですが…逆にそこにはパスとドリブルの名手がいると言うw
>>789-790
この作戦も、失敗する確率の方が高かった……筈でした。
(ざっくり計算して8割以上失敗している計算です)
鈴仙のスルー54とナンデスの飛び出し57の3差(運が良くても1差)の時点でも、かなりきつい勝負ですし。
しかし、これまでの苦労とは一体なんだったのか…と私自身も思わざるを得ない展開ですねw
>>791
提案ありがとうございます。
正直な話、てゐがガッツを浪費して終わりになる可能性が高かったですので大バクチでしたが…。
今回は、そのバクチが見事にハマリましたね。
>>792
鈴仙「へへっ、シュートを打つだけがFWの仕事じゃないのよ!」
……と話す鈴仙の目がイキイキとしてそうなのが悲しいです(汗)
>>793
イタリアの堅守を破る事によるカタルシスを味わって頂きたいとは思っていましたが…。
こんな形で破られるのは流石に想定外でしたw
>>794
奇行・奇策で上昇する狂気度というパラメータがあるように、このスレでは時々の奇行を奨励しております。
ただ、やはり相手もそう簡単に同じ手には引っ掛かってはくれませんし、現実でしたら評価値等の問題もありますので、
基本は普通に行動して、もうどうしようも無い場合は奇行・奇策…と、いうくらいが丁度良いかもしれません。
それに…ブルノもいつブルノースパーク(シュート+36(ザル)、吹飛−36、何があろうと輝夜は確実に吹っ飛びセーブ不可)
という謎の大技をルナティックスゴールに仕掛けてくるかも分かりませんしw
>>795
まさかまさかの大成功ですね…w いえ、ホントにびっくりの結果です。

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 18:03:16 ID:???

★鈴仙→低いスルー 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 6 )+(ガッツ300未満ペナ-1)=66★*フラグ習得!
★マリーニョ→低いクリア 48 ( ダイヤ4 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)+(バランス崩しペナ-2)+(狂気の瞳-2)=49
 ヘルナンデス→低い飛び出し 56 ( ハート8 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(狂気の瞳-2)=64★
≧2→鈴仙、スルーに成功! ヘルナンデスの指先をすり抜けてゴールへとボールは転がって行き…そのまま得点!

――DF陣が混乱している以上、自分が前に出てボールを止めるしかない。
……それが、この試合でジノ・ヘルナンデスが持ってしまった、最初にして最大の『驕り』であった。

ヘルナンデス「(敵の奇策は、所詮は正攻法が通じない事に対する悪あがきに過ぎない。
だから、相手が幾ら裏を掻こうとも……こうして、真正面からぶつかって行けば――――!)」

これまでの彼は、高い実力を誇りながらもその実力に酔う事無く、
仲間達を信頼し、その上で的確な指示を出し続けて来た。しかし、今回は違った。
非常事態とも言えるこの局面となって、彼は――――仲間を信じ続ける事が出来なかった。

鈴仙「はああああっ! 食らいなさい! これが私の最強技……幻影蹴撃(マインドサイクロン)よ〜〜!?」

そしてその一方で、鈴仙はここでてゐを信じる事が出来た。
これまで、自分の力のみでシュートを決めようと動く事が多かった鈴仙。
彼女はこの局面で、てゐの放った超ロングパスの軌道が正確である事を信じ―――。

ヘルナンデス「(勘ぐりは不要! ここも必ず止める!)うおおおおおおおっ!」

バアアアッ!

鈴仙のシュートコースを読み切った上で、まさに鬼の如く猛然と飛び出しに向かったヘルナンデスに対して、鈴仙は……。

799 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 18:04:26 ID:???
スッ!

鈴仙「……なーん、ちゃって」

ヘルナンデス「!? シュートに、行かない――――!?」

……その振り足を、大げさなまでに空ぶって見せる。そしてそのボールの軌道は、
既に大きく跳び出しに向かっていたヘルナンデスが辛うじて伸ばした左腕を僅かにすり抜けて……。

ヘルナンデス「(そ――そんな馬鹿な事が、あって……堪るか…)――ああああああああああああっ!!」

      パスッ…… ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!

ヘルナンデスの咆哮と共に、遥かゴールネットの奥へと吸いこまれるのだった。


永遠亭ルナティックス 2 − 1 イタリアJr.ユース

800 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 18:05:37 ID:???
実況「え…ええ〜〜っ……と……。 今のは……その。 ゴール? ゴールという事で良いのでしょうか?
あっ、今審判が改めて頷き笛を吹き直しました! という事はつまり……ゴールです!!
永遠亭ルナティックス、てゐ選手の超超ロング&アクロバティックなパスに対して、
鈴仙選手が追いつきシュート! ……と見せかけての鈴仙選手の美しいフェイント!
ヘルナンデス選手はそれに見事に引っかかり、ゴールを許した格好となります!
こ、これは凄いです! 記録上はこれは…てゐ選手のキックオフシュートによる得点となりますが、
それが霞んでしまいそうなまでの、鈴仙選手の巧みなテクニカルプレイでした〜〜〜!!??」

観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」「なんだありゃ? レイセンって奴のシュートじゃないのか!?」
「なんでアレがオフサイドじゃないんだよ!?」「今までの苦労は一体なんだったんだ……」「超ルナティックだぜ……」

ヘルナンデス「(――今のは完全な俺の判断ミスだ。 飛び出さず、仲間を信じて身構えて居れば、
あの動きをスルーと推測する事は容易な筈だったんだ!)」

ブルノ「監督! ヘルナンデスはもうオワコンです! ここは俺を……ひぎゃっ!?」

バギュウウン!

豊姫「……素粒子レベルで粉々にさせて貰ったわ。 恐らくもうこれで復活する事は無い筈……」

ブルノ「監督! このままでは試合は33−4で敗北するのは目に見えています! だから俺を!?」

豊姫「そ、そんなっ!? 何故生きているの!?」

ブルノ「フフ…僕のスキル・ギャクキャラ補正(必ず吹っ飛ぶが必ずケガしない)の賜物ですよ。
ホラ? 何度も何度も粉砕される黄金の右腕よりも、このダイヤモンドの右腕が良いのでは?」

依姫「(恐るべき再生力だ。 まるで地上の人間とは思えない)―――まさか、こんな試合になろうとは…」

豊姫「まあ、これもまた経験。 この試合を機に、古いレイセンやお友達の潜在能力が覚醒されれば、それでいいじゃない」

依姫「む、むう……(絶対楽しんでるクセに、お姉様ったら……)」

801 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 18:08:15 ID:???
イタリアJr.ユースメンバー「なんでだ、何でこんな事に…!?」「どうしてこうなった!」「この時間で再び一点差か…キツいな」

フィールドではヘルナンデスが地面に腕を何度もたたきつけ、そしてベンチではブルノが何度も素粒子の姿になり再生する中…。
イタリアの他のフィールダー達も、この異様な失点が現実の物であると漸く認識し、いよいよその混乱、混沌は高まって行く。

てゐ「……なあ、鈴仙ちゃん。 私の右ホッペをぎゅっとつねってくんないかなぁ? これ、多分夢だと思うし」

鈴仙「…う、うん。 了解よ、てゐ(落ち着いて考えてみると、私以外の皆って何者なの…?
脳内キャラとしたら、現実でも成長するっておかしいし…―――いや、自分の脳内にツッコミを入れるのもおかしいけど)」

ギュッ…

てゐ「あー痛いわ。 ……ふぅ」

鈴仙「(あ、痛いんだ)」

―――何はともあれ、ゴールを決めたてゐとその立役者である鈴仙は、この微妙な空気を感じながらも
センターサークルにて互いに互いのほっぺたをつねって労い合う(?)。

永琳「……まさか、アレが入るなんてね。 この私の目をしても予想外だったわ」

鈴仙「えへへ……私もびっくりですよ。 私もまさかホントに入るとは思って無かったってゆうか…」

それに対して声を掛ける永琳。普段は氷のように冷静な彼女ですらも、流石にこのゴールは想定外だったらしく、
珍しく疲弊した表情で額に手を当てて、呆れつつも鈴仙に対してぼやくような様子である。

永琳「―――だけど。 このあまりにイレギュラーかつ狂気的な経験は…
きっと、貴女達の中に眠っていた能力を解放させるに足るものだったと思うわ」

ただし、永琳が彼女達に対して問いかけたい事はそうしたぼやきでは当然無かった。
彼女は、このてゐのロングキック…そして鈴仙の全力ダッシュからの華麗なスルーを経て、
何か新しい技巧への『きっかけ』を得たのではないかと考えていたのだ。

802 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 18:17:09 ID:BO/6TS9M
てゐ「う〜ん、きっかけ…ねぇ」

鈴仙「(確かに、あのパスに対して間に合ったってのは、走力に自信を持っても良い…って事なのかも。
―――そうでなくても、スルーについては新しい何かを発掘出来たような気もするし)」

そうして二人は振り返る。この大バクチを打ち、それに対する商品として自分は何を得ることが出来たのか、と―――。

先着2名様で、

★鈴仙の成長?→! card★
★てゐの才能開花?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

〜鈴仙の成長〜
ダイヤ→「玉兎スルー(仮)」を習得!(*せりあいフラグはそのまま)
ハート→スキル・足が速いを習得! 細かい判定で有利になるかも?
スペード・クラブ→特になし!
JOKER→ダイヤ+「高速ドリブル(仮)」を習得!?

〜てゐの成長〜
ダイヤ→特殊スキルフラグを習得!
ハート→必殺シュートフラグを習得!
スペード→鈴仙とのコンビプレイの経験点+ 4 !(但し最大は5)
クラブ→何も無し!
JOKER→特殊スキルと必殺シュート習得! 更に鈴仙とのコンビプレイフラグ習得!

*鈴仙がせりあいフラグを習得しました。次に11か12で勝利する事でフラグを回収します。
*てゐのガッツが300を下回りました。以降、ガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。
*狂気的な作戦が狂気的に決まったので、狂気度が大上昇します。14→19

803 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 18:18:02 ID:???
★鈴仙の成長?→ ハートK

804 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 18:19:21 ID:???
★てゐの才能開花?→ スペード7

805 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 19:13:01 ID:???
なかなかいい結果だな、あとは守れば勝てる!
これ、一度限りの作戦としてこれから使えそうだなww
あとなんだかんだでランニングブースターシュートっぽい技ができそうな気もしてきた

806 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 19:17:23 ID:???
つーかなにげにジノの飛び出しも高かったんだな、6+3とかかなり危なかった

807 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 19:19:54 ID:???
決定機での6ゾロと狂気の瞳が見事に噛み合ったね

808 :752:2013/12/23(月) 19:28:03 ID:???
ちなみに必殺パスをスルーしたらいいんじゃね?の提案も俺だったりする
そして俺は>>781さんに盛大な感謝を送ります
ありがとう!奇跡を起こしてくれて!


809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 20:37:34 ID:???
>>796
本来はそれが普通のシュートで出る事を希望してましたが、
こうした予想外もまた面白いのかもしれませんねw
鈴仙も本来とはまた別な意味で輝いていますしw
>>805
イタリアJr.ユースに限れば、1点差も充分なセーフティリードですからね。
当然、相手もなんとかそこを突き崩そうとはしてきますが。
この作戦は…脳内試合ならともかくも、現実でやるには評価値等も関わってきますので、
より緻密な説明と引きの良さが必要になるかと思います。
(今回ですら、8割方失敗してましたし……だからこそ、ボーナスを大きく設定しましたが)
>>806
これも能力値スレを参考にしたのですが…黄金の右腕と2しか違わないんですよね。
当然飛び出し特有のデメリット(ねじこみの対応が難しい、反則のリスク等)もありますが、それを補う性能にはなっています。
>>807
6ゾロ以外、6ゾロでも狂気の瞳不発動では決まってなかったですからね…。
本当に奇跡のゴールではないかと思います。
>>808
正直に申し上げると、面白い提案とは思いましたが…これでゴールまで行くとは作者はあまり想定しておりませんでしたw
「良くて精々コーナーキックくらいかな」という判定がドンドン進んで行って…「あれ、ゴール? え?」という感じの心境です。
>>752さんにつきましてはこれからも、楽しんで積極的にスレに参加して頂ければ幸いです。

810 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 20:38:56 ID:???
★鈴仙の成長?→ ハートK ★
ハート→スキル・足が速いを習得! 細かい判定で有利になるかも?
★てゐの才能開花?→ スペード7 ★
スペード→鈴仙とのコンビプレイの経験点+ 4 !(但し最大は5)

鈴仙「(確かに……なんだか自分の走力にはだいぶ自信が付いたかも。 
技にするには難しくても…敵のマークを剥がしたりとか、こぼれ球に追いついたりする時とか。
―――あと、日常でこわ〜い妖怪から逃げ出したりする時とか……には役立ちそうね)」

この経験を経て、鈴仙は自身の走力が一つの強みであるという事を改めて再認識する。

てゐ「(……アレ? そういえばさっきのヤツって…鈴仙が普通に蹴ってれば……?)」

そしててゐは―――鈴仙が何気なくやってのけたスルーパスを思い出し……別な感想を抱いていた。

てゐ「(―――ひょっとして……私らのコンビプレイ。 地味〜にスッゴい糸口を見つけちゃったような…!)
ねぇ、鈴仙さぁ……」

鈴仙「? どうしたの、てゐ?」

てゐ「(い、いや。 こういう時こそ慎重にならなくちゃね。 私の勝手な予想で皆を混乱させたくないし)う、ううん、やっぱしいいや〜」

鈴仙「(また、ロクでも無い事でも考えてたのかしら?)――あっそ。 なら…別に良いけどさ」

てゐ「(――やってみるなら、次の練習の時だね。 あの時のパスの感覚。 そして鈴仙の動きを思い出してみれば…!)」

永琳「……フフ」

そして、そのてゐが発見した事実を永琳は気づいており。 彼女は……ただ静かに微笑みを湛えるのだった。

*鈴仙がスキル・足が速い(試合や日常の、走力が必要な局面でやや有利になる)を習得しました!
*鈴仙とてゐのコンビプレイの経験値が+4されました。9→13 (現在:13/20)

811 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 20:41:00 ID:???
てゐも上る必要のあるツインシュートより、必殺パスからのダイレクトシュートの方が良いね

812 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 20:43:39 ID:BO/6TS9M
ピィイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ! 気を取り直してキックオフ! 時間は後半10分からまだ変わっていない状態で、
マンチーニ選手がボールをフォローします! 後半戦も残り少ない中、イタリアはルナティックスに追いつけるのか〜!?」

マンチーニ「(………厳しいと言わざるを得ないが。 それでも、何度もトライしてみるしかないな。 ここは―――)」

先着1名様で、

★イタリアの反撃?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「(敢えてここは…)カルネバーレ!」
ハート→「(ここはまた、タルデリに預けてみよう)タルデリ!」
スペード→「(まずは――ドリブル突破で距離を稼ぐんだ!)」
クラブ→「(マルコによる右サイドアタックだ。 そして…)」
JOKER→マンチーニ「皆上がれ! イタリアのヴァランガ(雪崩)攻撃だ!!」松山「俺の技だ!」

813 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 20:44:03 ID:???
★イタリアの反撃?→ スペードQ

814 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 20:51:34 ID:BO/6TS9M
★イタリアの反撃?→ スペードQ ★
スペード→「(まずは――ドリブル突破で距離を稼ぐんだ!)」

マンチーニ「(ルナティックスのFWで、守備が堅そうなのは……今までの試合を見る限り、パスカルくらいだった。
レイセンはシューターであるが故に守備は消極的で、F番の少女はそもそもの守備が軽すぎる、ならばここは……)
―――さあ、中央から突破させて貰うぞ!!」

タッ!

実況「マンチーニ選手、これまでのパスを多用した攻撃から一転、積極的にドリブルで中央を突破していきます!
そして鈴仙選手を前にして、佳歩選手が下がり目に位置している右サイドに抉り込んで行く〜!!」

鈴仙「(くっ……こっちの体力切れを狙って、厭らしい所を突破してくるわね……!
ここから少し下がれば、佳歩とは協力出来そうだけど、左サイドのパスカル君との協力は厳しそう。
―――ど、どうするの……私!?)」

A:タックルで迎え撃つわ!(鈴仙のタックル:47-1)
B:佳歩と協力して、タックルに行く!(鈴仙のタックル:47-1)
C:ここはフォローに回る! 動かない!!

鈴仙のガッツ:200/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

815 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 20:52:28 ID:Ki7I3ZLI
C

816 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 20:53:22 ID:mlzx6wFc
C

817 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 20:57:28 ID:BO/6TS9M
C:ここはフォローに回る! 動かない!!

鈴仙「(……ううん、ここで私がタックルに行ったら―――疲労がいよいよヤバくなりそう。 ここは様子見ね)」

マンチーニ「(よし、予想通りだ!)」

実況「鈴仙選手、ここはどうやら動かない模様! 先程のシュートや猛ダッシュの疲れもあってか、
守備には回らない方針なのでしょうか〜!? そしてそれを見越したかのようにマンチーニ選手、
勢いを全く落とさずに直線的に右サイドを突破しようと向かいます!」

佳歩「だ――ダメです! 私だっているんですから!」

マンチーニ「(そして……彼女のタックル。 これは現時点でそう恐れる必要の無い筈だ)――悪いが、通させて貰う!」

先着2名様で、

★マンチーニ→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佳歩→タックル 43 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マンチーニ、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(タルデリがフォロー)(マルコがフォロー)(永琳がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
特になし。

818 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 21:00:26 ID:???
★マンチーニ→ドリブル 48 ( クラブ8 )( 1 + 4 )=★

819 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 21:00:41 ID:???
★マンチーニ→ドリブル 48 ( ダイヤ7 )( 3 + 1 )=★

820 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 21:01:52 ID:???
★佳歩→タックル 43 ( スペード4 )( 1 + 3 )=★

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 21:12:33 ID:BO/6TS9M
★マンチーニ→ドリブル 48 ( クラブ8 )( 1 + 4 )=53★
★佳歩→タックル 43 ( スペード4 )( 1 + 3 )=47★
≧2→マンチーニ、ドリブル突破!

マンチーニ「それっ!」

タタタッ!

佳歩「お……追いつけませ〜ん!?」

実況「マンチーニ選手、佳歩選手が居ようとも全くお構いなしと、速度を落とさずに直線突破!
しかし佳歩選手、マンチーニ選手の動きについて行けません! そのまま突破を許してしまいます!」

マンチーニ「(少しだけ、反則の危険性もあるプレイだったが……ここも想定通り。 後は、最後に――――)」

永琳「さて、そろそろ私も動きたいのよね」

マンチーニ「(どうやってこの怪物―――ヤゴコロ・エイリンを突破するか、だが……)―――マルコッ!」

バシュウウッ!

マルコ「サンキュー、マンチーニ。 今……返すぜッ!」

バシュウウウウウウウウウウウウッ!!

実況「そして、永琳選手がゆっくりと近づいたのを見計らって……マンチーニ選手、
右サイドハーフのマルコ選手とワンツーでの突破を試みるようです!」

マンチーニ「(I番は疲労もあり、また中盤の人数比からもそう易々とはカットに向かえない筈だ!
そうなると―――1対2なら、まだ勝機はあるっ!)」

822 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 21:14:33 ID:BO/6TS9M
永琳「……2対1とは言えど、真正面からぶつかってきた事には敬意を表するわ。
だけど―――そう簡単に私を抜けるとは思わない事ね」

バアッ!

実況「しかしここで永琳選手も大きくジャンプしてパスカットに向かう〜!
イタリアのこの攻撃は、果たして成功するのでしょうか〜〜!?」

先着2名様で、

★マンチーニ→ワンツー 49 (! card)(! dice + ! dice)=
 マルコ→ワンツー 48 (! card)(! dice + ! dice)=★
★永琳→パスカット 50 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→マンチーニ、ワンツー成功! そして得点チャンス!?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(コンティがフォロー)(てゐがフォロー)(ウサギBがフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。

【補足・補正・備考】
永琳は、スキル・蓬莱人により絶対に負傷しません。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。

823 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 21:15:00 ID:???
★マンチーニ→ワンツー 49 ( クラブ4 )( 6 + 2 )=
 マルコ→ワンツー 48 ( ダイヤ8 )( 2 + 4 )=★

824 :森崎名無しさん:2013/12/23(月) 21:16:07 ID:???
★永琳→パスカット 50 ( ハート9 )( 5 + 6 )=★


825 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/12/23(月) 21:41:28 ID:BO/6TS9M
★マンチーニ→ワンツー 49 ( クラブ4 )( 6 + 2 )=57
 マルコ→ワンツー 48 ( ダイヤ8 )( 2 + 4 )=54★
★永琳→パスカット 50 ( ハート9 )( 5 + 6 )=61★*フラグ回収!
≦−2→ルナティックスボールに。

マンチーニ「(俺とマルコ。 どちらもパスに優れた選手という自負がある。
それならば、普段通りかそれ以上のパフォーマンスさえ出来れば、最悪でもボールを弾かせる位は…!)」

そう考えて、敢えて天才永琳との対決を選んだマンチーニ。
自分のパス能力ならば、あわよくば永琳を突破出来る可能性がある。
そして―――もし突破出来なかったとしても、ボールを弾かせる事さえ出来れば、後はフォロワーに任せてしまえば良い。
このマンチーニの、一種合理的かつ現実的な策略は……天才の非現実的なセンスにより、簡単に覆されてしまう。

永琳「……折角だから。 少し本気を出させて貰うわ」

スッ……パスッ。

―――まるでマルコからマンチーニへのリターンが、始めから永琳へのパスであったかのように。
まるでボールが空を走る、無数の見えない糸に絡まってしまったかのように、
突如として勢いを失い……永琳の胸へと柔らかく収まって行く。

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