キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/02(月) 23:14:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【輝夜が負けたら】鈴仙奮闘記17【腹筋させます】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1398952522/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
決意の日から半年の修行を経て、サッカー技術も精神的にも大きく成長した鈴仙は、
永琳不在の大会第1回戦に備えて脳内で修練を積む事を決意。
しかし対戦相手のスウェーデンJr.ユースはなんかもう色々と鈴仙の想像を超えており、
その上高い実力でルナティックスを圧倒してしまう。
それでも、パスカルや永琳、妹紅に輝夜の活躍によってルナティックスは後半22分のクライマックスで
2−1のリードを維持する事に成功している上に、バイタルエリアで鈴仙にボールが回ってきた!
この試合(も?)、能力の割にあんまし活躍出来てない鈴仙だけど、なんとかここで決められるか!?
154 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 12:50:15 ID:???
ゴールに入らない可能性を考えると、折角枠内に入ったのに……ってなるのも仕方ないね
まあ別に失敗しても良かったんだけどな。完成度の経験値はレベル跨いで増えないけど、今回丁度でレベル上がってるし
155 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 14:00:52 ID:???
鈴仙、新しい背番号259よ
156 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 14:20:41 ID:???
逆に考えれば、人気や永琳印象値が関係ない脳内でよかったと考えればいいんですよ。
脳内で失敗して、現実で活躍できればオールOK。
157 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 16:45:21 ID:???
この試合の鈴仙人の活躍
反則をしてパスカルにとられないように相手にFKをあたえる
フェデリックスをスルーして白熱させた同点試合を見せようとするファンサービス
トーマに幻想を壊されるという奇跡的なエンターテイメントの提供
真実の友情を前に絶望してるGKへ向けてのいたわるような優しいパス
そろそろQBKという技を覚えてもいいかもしれないな、それさえ覚えれば奇跡を起こせる
プレーヤーになる
158 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 17:07:11 ID:???
流石に本気モードで全マーク技発動にはならないか
マリーシア覚えてるし、まあ当然か
159 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 18:02:54 ID:???
てゐはうどんちゃんの要求にほぼ応えていると言うのにwwでもそこが人気の秘訣
脳内試合で魘されっぱなしだなぁ
160 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 19:23:53 ID:???
友情崩壊のお知らせ
161 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 22:07:23 ID:???
こんばんは、今日も更新をしていきます。
今日中には、スウェーデンとの試合が終わるくらいには更新したいと思っています。
>>150
乙と励ましありがとうございます。
確かに、いざ真剣に励ますとなると難しいですよね…。
>>151
○車さんの妹になったら、○命丸とも姉妹になっちゃいそうですね…w
>>152
乙ありがとうございます。
確率は偏る物ですし、鈴仙もこの試合が始まる少し前くらいは引きが上向いていたので、
これに萎縮する事なく、積極的に選択や判定をしていただきたいですねw
>>153
乙ありがとうございます。
流れというか確率の偏りというのは本当に恐ろしいですよね…。
現実では無く脳内ですので、この結果が直接鈴仙自身や登場人物の心情には影響しませんが、
今後失敗した時。鈴仙はそれをどう乗り越えて行くか、どう向き合うかは一つのテーマとしていきたいです。
>>154
今回の成功で、決定率3/4になりましたし、一応これでも当たりの選択肢でしたね。
162 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 22:08:42 ID:???
>>155
鈴仙「ぜ、ゼッケンに収まらない……」
背番号については、特にユニフォーム等なく、色分けしたゼッケンを付けているイメージです。
>>156
ある意味、大会に向けての最大の厄払いだったかもしれません。
引き的な意味でも、チームの色物度的な意味でも…w
>>157
もう奇跡を起こしまくっているんですが、それは…
>>158
3/4発動はもう少し先ですね。
>>159
てゐは良い感じに大人なので、そんなに気にせずむしろ笑っています。
>>160
てゐは大人なので多分大丈夫です。 ……鈴仙側が勝手にいじけて友情崩壊とかはありそうですがw
163 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 22:09:46 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 62 ( ハートA )( 1 + 1 )=64★
★ブローリン→ブロック 51 ( クラブQ )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=60*減衰!
ニルソン→ブロック 46 ( クラブ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+2)=52★
★ミルド→ブロック 46 ( ダイヤQ )( 3 + 5 )+(人数補正+2)+(狂気の瞳-2)=54
レーン→ブロック 46 ( スペードK )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=52★
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★鈴仙→インビジブルデューパー 62 ( ハートA )( 1 + 1 )+(減衰-1)=63★
★ガレリ→パンチング 55 ( スペード4 )( 4 + 4 )=63★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてルナティックスのコーナーキック
鈴仙が放った水平直角、幾何学模様の等速直線の軌道はまさにトリックスター。
幻影と現実とが混沌とごちゃ混ぜになったシュートは正確にゴールのど真ん中へと推進する。
ブローリン「へ、へぁぁあっ!?」
バチイッ……!
超人的な腹筋の副産物で鍛えられた視力と動体視力で、
ブローリンは驚きながらも辛うじてシュートを肩に当て、威力を減衰させるが……。
それは、あのブローリンでさえも威力の減衰が精いっぱいであるという事実を示していた。
ニルソン・ミルド・レーン「「「!? ………!?」」」
故に、世界レベルでは三流の域を脱し得ないスウェーデンの残りのDF陣。
ニルソン、ミルド、レーンの三者はそもそもそのシュートを認知する事すら出来なかった。
鈴仙達の放った「インビジブルデューパー」は、間違いなく世界でも最高峰のシュートの一つだった。
しかし、結論を言うと。――鈴仙の愚直さと間抜けさにより、このシュートは敢え無く失敗に終わる。
鈴仙「(枠に入れる、入れる、入れる……!)」
164 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 22:11:16 ID:???
鈴仙は蹴り抜く際の照準を、「ゴールのど真ん中」と設定していた。
未だこのシュートにはコントロールに難がある。そのため、3点目を決める為には正確に枠内を穿つ必要がある。
ここまでは良かった。 しかし、鈴仙は『ゴールを決める』という行為の中で、一つ重要な事を失念していたのである。
ガレリ「しゅ、シュワッ!? ……と?」
バチン! ポーンッ……。 ――ピィイイイイイイイイイイイイッ!
――シュートは果たして狙い通りゴールのど真ん中へと進んで行ったが、
生憎とゴールのど真ん中には、選手が一人立っていた。
その選手――ガレリもまた他のスウェーデンのDF陣と同じくシュートの軌道に気付けなかったが。
『幸運にも』彼はシュートコースのど真ん中に立っていたため、シュートが身体に的中。
決してパワーには優れぬ鈴仙のシュートは、それが原因で枠外へと弾んでいき――。
やがて、ルナティックスのコーナーキックを告げる笛が鳴り響く。
永琳「(信じられない……!? まさかあの子、『サッカーにはゴールキーパーという選手が居て、
その選手はゴールの中央に位置してシュートを防ぐ』というサッカーの基本ルールを失念していたんじゃぁ…!?
近くで見るに、そうとしか思えない蹴り方だったわよ……!?)」
鈴仙「(あっ……!? ああ、あああああ〜〜〜〜っ?! わ、私のバカ〜〜!?
折角枠内に入れる自信は付けても、敵さんにぶつかるようにシュートを撃っちゃ意味がないじゃない…!?)」
てゐ「れいせーん、髪の毛ぐしゃぐしゃし過ぎ。 ハゲるよ〜
(……とはいえ、私も疲れちゃった。 無理しない限り、これでこの試合の『アレ』は撃ち度めかなぁ)」
実況「ああ〜〜っ! 鈴仙選手、絶好のチャンスで最強のシュートを撃ちました! 撃ちましたが…!
これはガレリ選手のファインセーブ! 辛うじてシュートを弾いてルナティックスのコーナーキックに持ちこみます!」
ガレリ「(ブローリンの偉大な潜在パワーが、死の淵から俺達を守ってくれたのか……)」
165 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 22:14:33 ID:???
中山「プロの世界では結果を出している時よりも、結果を出していない時の身の振り方こそが重要と聞く。
だから、その〜。 ……そんなにウルウルした目で俺を見つめても困るぞ……」
鈴仙「だ、だって……。 そりゃあ、私だってヘコむわよ……」
佳歩「――えと、え〜っと。 …そう! 今はコーナーキックの対策を練りましょ、鈴仙さま!
敵にとってもここからの反撃は本当に最後のチャンス。
きっと死に物狂いで守ってきますでしょうし。 そう、ここで決められるのは鈴仙さましかいません!」
妹紅「そう? 永琳の爆宙アポロだってあるし、私だって直接は無理だけどパスをくれれば撃てる。
パスカル君のバナナシュートなら、直接狙えそうだし、佳歩だって。 後は――ムグゥッ!?」
慧音「も、妹紅は一旦黙ってような!?(妹紅は時折、素で空気が読めなくなるな。
妹紅が案を出す度に、鈴仙の兎耳がへにょっていたと言うのに……)」
166 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 22:18:29 ID:SPyymOnA
鈴仙「(なんか、皆に色々と気遣いされてるような気がする……。
それはそれで罪悪感やら情けなさで心が重たいんだけど――次のコーナーキックも、しっかり考えないとね。
……妹紅が色々言っていたけど、他には――スルーやポストプレイで敵を撹乱するのも面白いかも。
これだけシューターが居れば、ブローリン君もクリアに向かってこれない可能性だってあるし。 ここは……)」
A:マークは付くだろうが、ここは王道。永琳にハイボールを出して爆宙アポロで決めて貰う。
B:パスカルのバナナシュートで直接ゴールを狙う。敵の意表を付けるかも?
C:てゐにショートコーナーでドリブル突破。 ロビングシュートで奇襲を掛ける!!
D:妹紅にオーバーラップして貰い、ネオヴォルケイノで決めて貰う!(更にキッカー等を選択)
E:いや、もう一度! もう一度私にチャンスを頂戴みんな!?マインドエクスプロージョンで決めるから!
(威力:59+1/4で敵GKにバランス崩しペナ(−2))250消費 (更にキッカー等を選択)
F:自分(鈴仙)に低いボールを渡して貰い、スルーを行う!
G:自分(鈴仙)に低いボールを渡して貰い、ポストプレイを行う!(更に渡し先を選択)
H:自分では決めず、場の流れに任せる。
I:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:330/880
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*インビジブルデューパーの現在の完成度が+1されました。(3→4/4)
*完成度が一定以上に達したため完成度がレベルアップ! インビジブルデューパーの成功率が3/4になりました。
*次のレベルアップに必要な完成度は6Pです。(完成度LV3、現在:0/6)
*次のレベルアップで、インビジブルデューパーは完成します。
167 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 22:22:28 ID:gtdb631s
A
168 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 22:26:02 ID:nzp+KjxA
A
169 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 22:43:10 ID:o1DUXx7Y
A
170 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 23:45:18 ID:SPyymOnA
A:マークは付くだろうが、ここは王道。永琳にハイボールを出して爆宙アポロで決めて貰う。
鈴仙「――いえ。 ここは出し惜しみする必要も、奇策に出る必要もない。
この局面に来て必要なのは、純粋な力押しです!」
永琳「……と、言って私を見るという事は。 私にまた、ハイボールでも上がってくるのかしら?」
回答に代わり、鈴仙は頷く。
永琳「――そう。 そこまで期待されているのは嬉しいけれど……」
永琳もまた、一見満更では無いような様子を見せるも……。
スウェーデンJr.ユースが固めるPA内を振り向く。
そこでは、当然と言わんばかりに白夜の4騎士を始めとするスウェーデンの精鋭達が、
次のルナティックスの総攻撃に備えていたのだが……。
レヴィン「守護方陣・発動! 月瑛の賢者、彗星の如く地上へと舞い堕ちん!!
(皆、PA内を固めろ! そして次の攻撃に備えるんだ! 特に、エイリン選手が危険だ、マークを固めろ!)」
鈴仙「(――げ。 予想通りとはいえ……やっぱり露骨に、師匠に固めてきたなぁ…!)」
――永琳へのマークが、非常に多い。
もしも永琳以外の選手が攻めて来た時の対処のリスクを捨ててまで、
スウェーデンJr.ユースの主力は永琳に狙いを定めてきている。そう、具体的には……!
171 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/07(土) 23:46:36 ID:SPyymOnA
先着1名様で、
★永琳へのマーク→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→スウェーデンメンバー「(レヴィンは一体、何を言っているんだ…)」しまった、意思疎通が出来ていない!
永琳にはブローリンとガレリしかブロックに行けない!!
ダイヤ→ブローリン、ラーソンとその他2名のDF。 合計4名がブロックに向かう態勢だ!
ハート・スペード→ブローリン、ラーソン、フェデリックスとその他4名のDF。 合計7人がブロックに向かう態勢だ!
クラブ→ブローリン、ラーソン、フェデリックスとその他3名のDF。更にはレヴィンがクリアに向かい、7人で守る態勢だ!
172 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 23:47:04 ID:???
★永琳へのマーク→
ハートK
★
173 :
森崎名無しさん
:2014/06/07(土) 23:59:34 ID:???
こうなると、コーナーキックで、師匠へのハイボール以外の手段が欲しくなってきますね。
174 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 00:34:37 ID:TdXfRbvc
★永琳へのマーク→ ハートK ★
ハート・スペード→ブローリン、ラーソン、フェデリックスとその他4名のDF。 合計7人がブロックに向かう態勢だ!
ブローリン「カグロッ……トォオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
ギュインギュインギュイン!!
永琳がボールを受けるであろう場所から少し奥には、当然のようにブローリンがおり。
ラーソン「MFもリクルートッスね、ガチで」
フェデリックス「(フェデリの守備力は実はそんなに高くない事を悟られてはいけない……)」
守備力に秀でたラーソンと、それには及ばないまでも、並みのDF以上の守備力は持つフェデリックス。
トーマ「いいぜ。 お前達がこのシュートを決めて試合終了と思っているのなら――まずは、その幻想をぶち壊す!」
ニルソン・レーン・ミルド「「「俺達も居るぞ!!」」」
そして、彼らをサポートする5バックのDF達。合計7人もの選手が永琳のシュートに対してブロックに向かう。
レーン「(いや、この判断で間違いが無い筈だ! 敵のH番(鈴仙)は先程のシュートで恐らく消耗。
2点目を決めたD番(妹紅)はCB。攻撃失敗時のリスクを犯してまでは上げて来ないだろう。
他にも奇策があるのかもしれないが……その時はガレリとブローリンの守備力で対応出来る程度の攻撃力となるだろう。
これで――これで良い筈なのだが……!!)」
消去法的に考えて、最もフィニッシュを掛ける可能性の高い永琳を最優先で警戒するスウェーデン。
その判断は恐らく妥当であり、これが最も勝率の高い選択である筈と彼らは確信していた。
――しかし、それだと言うのに、一部の者は得も知れぬ震えが収まらぬ心境だった。
その得体のしれぬ震えの正体が分かるのは――。
……ピィイイイイイイイイイイッ!!
175 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 00:39:53 ID:TdXfRbvc
――審判が、ルナティックスのコーナーキックを開始するホイッスルを鳴らした直後だった。
実況「さあ! 後半も残り少ない局面でのコーナーキック! キッカーとなったのは右SHのてゐ選手!
てゐ選手、軽く肩で息をしながらも狙いを定めて〜〜!!」
てゐ「おししょうさま〜っ!(まぁ、流石にコレで終わりでしょ。 ……だよ、ね?)」
グワアアッ! バシュウウウウウウウウウウッ!!
実況「やはりというべきか、ここは永琳選手に高いハイボールが渡った〜〜!」
永琳が高い浮き玉に動きを合わせた。
試合終了間際のコーナーキックにおいて、こうした状況は通常であり、
本来ならば何の不安や恐怖など存在しない筈である。
鈴仙「(師匠は再開の前、小声で私に「まぁ、大方決めるでしょうから安心なさい」と言った。
――でも、師匠。 師匠のシュート……敵にすると勿論怖いですけど、味方であっても、充分怖いです)」
――そう、そのシュートを撃つ相手が通常の人間。即ち、規格内の存在であった場合のみの話。
永琳はその基準で言えば……迷わず「規格外」と断ずる事の出来る存在だった。
176 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 00:41:17 ID:TdXfRbvc
―――ゾ ク ッ !!
そして、震えの正体はその本性を現す。
ブローリン「カグロットの従者……?」
永琳はボールと共に高く浮き上がり、大気圏外へと突入。
ブローリンすら訝しむ程の、永琳の戦闘力の急激な上昇が始まる。
それに伴い、大地が危険を察知して震え、空はこれから発生する災厄に備えてシンと静まる。
それはまるで、一つの惑星が命を終える直前の息吹に近かった。
ラーソン「流石に地球滅びたら、メンタリストも廃業ッスねぇ……」
フェデリックス「フェデリが死んだら、誰がスウェーデンを守るのだ!!」
ガレリ「(終わりだ……)」
最後の時を前にして、ラーソンはとぼけたように肩を竦ませ、
フェデリックスは譲れないプライドを持ち続け、
ガレリはこの星がもうおしまいである事を察する。
永琳「天呪。 ――『アポロ13』!!」
――そして、おぞましいまでの重力加速度と脚力を持って。
ゴオオオオオオ……! ――ド、ドォオオオ……ンン!!
八意永琳の究極の天呪が、今紡がれた。
177 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 00:43:12 ID:TdXfRbvc
先着4名様で、
★永琳→爆宙アポロ 61 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ブローリン→ ブロック 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
ラーソン→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
フェデリックス→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=★
★ニルソン→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
トーマ→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
レーン→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)=
ミルド→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+3)+(軽傷治療済-1)=★
★ガレリ→パンチング 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじこみ)(佳歩がフォロー)(ルナティックスのコーナーキック)
≦−2→スウェーデンボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→永琳の爆宙アポロがスウェーデンゴールに衝突する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじこみ)(ルナティックスのコーナーキック)(ミルドがフォロー)
≦−2→スウェーデンボールに。
*次のレスに続きます。このレスと次レスとの間にある判定も有効とみなします。
178 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:43:43 ID:???
★永琳→爆宙アポロ 61 (
クラブ5
)(
3
+
4
)=★
179 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 00:44:15 ID:TdXfRbvc
【補足・補正・備考】
ブローリンのマークがダイヤで、「腹筋ブロック(+6、150消費)」が発動します。
ブローリンのマークがハートで、「顔面ブロック(+6、150消費)」が発動します。
ブローリンのマークがスペードで、「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ラーソンのマークがダイヤで「足裏ブロック(+5、120消費)」が発動します。
ラーソンのマークがハートで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
フェデリックスのマークがハートで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
ガレリのマークがダイヤで「するどいパンチング(+2)」が発動します。
永琳の「爆宙アポロ」には吹き飛び係数3があります。
永琳のダイスの合計が2の時、スキル・月のファンタジスタが発動し数値を12とします。
永琳はスキル・蓬莱人の影響で絶対に負傷しません。
180 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:45:22 ID:???
★ブローリン→ ブロック 51 (
スペードJ
)(
2
+
5
)+(人数補正+3)=
ラーソン→ブロック 49 (
クラブ2
)(
6
+ ! )+(人数補正+3)=
フェデリックス→ブロック 48 (
クラブA
)(
1
+
6
)+(人数補正+3)=★
181 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:45:45 ID:???
★ニルソン→ブロック 46 (
ダイヤ6
)(
6
+
1
)+(人数補正+3)=
トーマ→ブロック 46 (
クラブ3
)(
3
+
5
)+(人数補正+3)=
レーン→ブロック 46 (
ダイヤ6
)(
5
+
2
)+(人数補正+3)=
ミルド→ブロック 46 (
スペード8
)(
4
+
5
)+(人数補正+3)+(軽傷治療済-1)=★
182 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:46:13 ID:???
★ガレリ→パンチング 55 (
スペード6
)(
2
+
6
)=★
183 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:46:41 ID:???
★ブローリン→ ブロック 51 (
スペードA
)(
6
+
5
)+(人数補正+3)=
ラーソン→ブロック 49 (
スペードJ
)(
3
+ ! dice)+(人数補正+3)=
フェデリックス→ブロック 48 (
ダイヤJ
)(
2
+
6
)+(人数補正+3)=★
184 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:46:59 ID:???
★ニルソン→ブロック 46 (
スペード2
)(
3
+
1
)+(人数補正+3)=
トーマ→ブロック 46 (
ダイヤ4
)(
1
+
1
)+(人数補正+3)=
レーン→ブロック 46 (
クラブQ
)(
4
+
1
)+(人数補正+3)=
ミルド→ブロック 46 (
スペードQ
)(
4
+
5
)+(人数補正+3)+(軽傷治療済-1)=★
185 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:47:58 ID:???
★ブローリン→ ブロック 51 (
ダイヤ10
)(
6
+
4
)+(人数補正+3)=
ラーソン→ブロック 49 (
ハートA
)(
1
+
6
)+(人数補正+3)=
フェデリックス→ブロック 48 (
ハート3
)(
4
+
2
)+(人数補正+3)=★
さっきから失敗ばかりすいません
186 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:49:22 ID:???
★ニルソン→ブロック 46 (
スペード8
)(
6
+
5
)+(人数補正+3)=
トーマ→ブロック 46 (
ハートK
)(
2
+
2
)+(人数補正+3)=
レーン→ブロック 46 (
スペードK
)(
2
+
1
)+(人数補正+3)=
ミルド→ブロック 46 (
ハートA
)(
2
+
6
)+(人数補正+3)+(軽傷治療済-1)=★
187 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:49:45 ID:???
★ニルソン→ブロック 46 (
スペード5
)(
3
+
5
)+(人数補正+3)=
トーマ→ブロック 46 (
クラブK
)(
3
+
5
)+(人数補正+3)=
レーン→ブロック 46 (
クラブQ
)(
1
+
4
)+(人数補正+3)=
ミルド→ブロック 46 (
クラブ2
)(
1
+
1
)+(人数補正+3)+(軽傷治療済-1)=★
188 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:49:46 ID:???
★ニルソン→ブロック 46 (
スペード5
)(
2
+
2
)+(人数補正+3)=
トーマ→ブロック 46 (
ハート2
)(
1
+
1
)+(人数補正+3)=
レーン→ブロック 46 (
ダイヤQ
)(
1
+
1
)+(人数補正+3)=
ミルド→ブロック 46 (
JOKER
)(
3
+
6
)+(人数補正+3)+(軽傷治療済-1)=★
189 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 00:50:37 ID:???
★ガレリ→パンチング 55 (
ハート5
)(
6
+
6
)=★
190 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 01:07:28 ID:???
今回の永琳以外の判定は、有効なものである>>185と、それ以降の判定を使用します。
そのため、
★永琳→爆宙アポロ 61 ( クラブ5 )( 3 + 4 )=68★
★ブローリン→ ブロック 51 ( ダイヤ10 )( 6 + 4 )+(人数補正+3)+(腹筋ブロック+6)=70
となり、ブローリンがなんと爆宙アポロを完全に止めた!?
……という結果を採用したいと思います。
――そして、今日の更新はここまでにさせて頂こうと思います。
皆さま、本日もお疲れさまでした。
191 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 01:09:44 ID:???
乙
実は何気にガレリさんも止めてるんだよね
192 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 01:12:00 ID:???
乙です
○ッコロやヤムチャ(鈴仙)ではやっぱブローリンにはかなわないよね
ここはやっぱカグロットにかけるしかないな!
そういや影山の人って確か"ラビット"オルフェノクも演じてた
影山は地獄兄弟の弟、ラビット=兎
鈴仙が地獄いきというのは確定していたのか・・・!なんという必然!
193 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 08:02:27 ID:???
ガグロットのオーバーラップだって!?
乙でした。
194 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 19:54:42 ID:???
やはりここはブローリンにはカグロットの元まで突撃
途中で主役がボールを奪っての汚名返上を期待。
べ、べつに鈴仙がクソマァーされるのを見たいわけじゃないんだからね!
195 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 20:46:31 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
今日こそはスウェーデンJr.ユースとの試合が終わるかな?
――とは思っていますが、案の定また終わらない気もします(汗)
>>191
乙ありがとうございます。
ガレリの引きもヤバかったですね…w
>>192
乙ありがとうございます。
カグロットのシュート力だったら、カグロットがJOKER出して、ブローリンがピンゾロクラブAでも弾かれますね…。
その理屈だったら、今後てゐとか佳歩とか名無しウサギ達も地獄行っちゃいますね…おそろしいw
>>193
輝夜「こんどは オラが やる!」鈴仙「お願いですからやらないでっ!?」
乙ありがとうございます。
>>194
ブローリンのドリブルだったら鈴仙にも充分勝ち目はありますが、はてさてどうなるやらですね…。
196 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 20:47:38 ID:???
★永琳→爆宙アポロ 61 ( クラブ5 )( 3 + 4 )=68★
★ブローリン→ ブロック 51 ( ダイヤ10 )( 6 + 4 )+(人数補正+3)+(腹筋ブロック+6)=70
≦−2→スウェーデンボールに。
轟々と信じがたい音を立てながら直進する永琳のシュート。
それはまさに天を司る神々からの呪いと称するに相応しく、
その実力通りにブローリンの守るゴールを粉砕していくものと思われていたが。
ブローリン「――どぅぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ギュイイイイイイイイイイイイイイン!! バリバリバリッ!!
ブローリンが腹筋を駆使してPA内にバリアを展開。
赤と青の彗星の衝突を完全に相殺する事に成功し、やがて――彗星はボールの姿を取り戻す。
即ち、ブローリンが月の賢者の呪いに勝利した証左であった。
永琳「(――流石に、ゴリ押しもそろそろ効かなくなって来ているわね)」
実況「ブローリン選手!! ここで自慢の腹筋を最大限にフル活用!
永琳選手が放った殺人シュートの威力を完全に相殺し、胸でトラップする事に成功する!
ブローリン選手、ここでスウェーデンの壁としての意地を見せた〜〜!!」
ブローリン「その程度のパワーで、この俺を倒せると思っていたのかぁ!!」
気を暴発させてスタジアムの地面を焼き払いながら、誇らしげに縦幅1メートル、横幅2メートルはある胸を張るブローリン。
悔しいが、彼のCBとしての才能と実力は本物だった。
鈴仙「(――ん、でも……!?)」
しかし、鈴仙はここで気付く。
フェデリックスとラーソンがブロックに入った為に、ブローリンがボールを出せる相手がレヴィンしかいない事に。
そして、ブローリンとレヴィンとの間には、誰でも無い鈴仙が位置取りをしているという事に。
197 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 20:50:09 ID:TdXfRbvc
鈴仙「(――これはつまり! 私がボールを奪える可能性が残っているって事!
ブローリン君が次に取る行動は恐らく、自身でのドリブル突破かレヴィン君へのパス!
でも、私だけはそのどちらにも対処する方法がある!
勿論、読みが外れた場合は不利な勝負になるか、下手したら勝負にすら入れない事はありそうだけど、
ここは動く価値がありそう。 そして、もしもボールを奪えたら……マインドエクスプロージョンで勝負に出れる!
ど、どどど、どうしようかしら……!?)」
A:ブローリンがドリブル突破に出ると読み、タックルに向かう!(鈴仙のタックル:48)
B:ブローリンがパスに出ると読み、パスカットに向かう!(鈴仙のパスカット:47)
C:先回りして、ボールが回って来るであろうレヴィンに対してタックルに行けるよう準備する!(鈴仙のタックル:48)
D:いや、ここは後方の仲間達を信じて動かない!
E:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:330/880
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*AかBを選んだ場合、読みが外れれば判定に行けないか、バランス崩しペナが発生します。
*Cを選んだ場合、レヴィンを相手取る為難易度は上がりますが、確実に判定に行けます。
198 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 20:50:55 ID:2PeujNno
D
199 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 20:51:30 ID:Rx08bavQ
>気を暴発させてスタジアムの地面を焼き払いながら、誇らしげに縦幅1メートル、横幅2メートルはある胸を張るブローリン
ちょっと待てどういう状況だwww
A
200 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 20:54:22 ID:eEXSkulU
A
201 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 20:55:17 ID:Z9Lth3qc
A
202 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:05:28 ID:TdXfRbvc
A:ブローリンがドリブル突破に出ると読み、タックルに向かう!(鈴仙のタックル:48)
鈴仙「(ブローリン君はパスよりもドリブルが得意! だったらここは――タックルに1点集中よ!)
す、ずりゃあああああ〜〜!!」
タタタタッ! ズザアアアアアアアアアアッ!!
ブローリン「また一匹虫けらが死にに来たようだなぁ……」
ガレリ「ブローリン、ここは俺に一旦戻すんだぁー!?」ピロリロリロ
ブローリン「出来ぬゥ! どうぅおおおおおおおああああ!?」
先着1名様で、
★ブローリンの判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→「カグロッ……トォオオオオオーーー!!」なんと……シュートだ!?
ダイヤ・ハート・スペード絵柄→「ずおおおおおお!!」鈴仙の読み通り、ドリブルだ!
スペード数字・クラブ絵柄→「どぅぉおおおおお!!」パスだ!鈴仙はバランス崩しで判定に!
クラブ数字→「どぅぉおおおおお!!」パスだ!鈴仙は反応できない!
203 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:06:45 ID:???
★ブローリンの判断→
スペードA
★
204 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:07:05 ID:???
★ブローリンの判断→
ハート7
★
205 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:08:30 ID:???
Iあげるからドリブルできて!(買収)
206 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:19:53 ID:TdXfRbvc
★ブローリンの判断→ スペードA ★
スペード数字・クラブ絵柄→「どぅぉおおおおお!!」パスだ!鈴仙はバランス崩しで判定に!
カグロットによる怒りにより、ガレリの制御装置は本格的にコントロールを失っていた。
ブローリンはガレリに一旦戻す事もせず、兎に角同点を目指す為にレヴィンへとパスを出した。
鈴仙「(――う、うそっ!? パスっ!? あの図体で!?)」
そしてそれは鈴仙にとって全く想定外だった。
これまでのブローリンのプレイを見ていると、強引なドリブル突破に強烈なパワータックル。
そして豪快なシュートにブロックと、兎に角パワーを売りにしたプレーを好んでいたために、
パスなどの技巧な手段には出ないものと予想していたが、その予想は完全に裏切られる形となる。
鈴仙「(で、でもっ! 私とレヴィン君との距離は短い。 この位なら、無理やり動きを変えて…!)
え〜いっ!」
ギュッ、バアアアン!!
実況「鈴仙選手!タックルに向かっておりましたが、ここでブローリン選手のパスに反応してジャンプ!
無理やりな態勢ではありますが、パスカットに出た〜〜!!」
207 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:22:08 ID:TdXfRbvc
先着2名様で、
★ブローリン→パス 46 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★鈴仙→パスカット 47 (! card)(! dice + ! dice)+(バランス崩しペナ-2)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【攻撃側】−【防御側】
≧2→レヴィン、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(フェデリックスがフォロー)(ラーソンがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
208 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:23:01 ID:???
★ブローリン→パス 46 (
クラブA
)(
4
+
1
)=★
209 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:24:21 ID:???
★鈴仙→パスカット 47 (
ハートA
)(
4
+
6
)+(バランス崩しペナ-2)=★
210 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:25:21 ID:???
ひゃっほう! シュートだ!
211 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:26:26 ID:???
さて、もう一発撃ってみようかwwww
212 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:35:24 ID:TdXfRbvc
★ブローリン→パス 46 ( クラブA )( 4 + 1 )=51★
★鈴仙→パスカット 47 ( ハートA )( 4 + 6 )+(バランス崩しペナ-2)=55★
≦−2→ルナティックスボールに。
バギュウウウウン!
鈴仙「――な、何よ! こんなバカ正直なパスだったら、今の私……でもッ!!」
バアアッ! バシュウウッ! ポムッ!
ブローリン「ば、ばかなぁああああああああああああああああああああああああああ!!
このおれがぁあああああああああああああああああああああああ!!?
どうぉおおおああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
実況「ブローリン選手、パスに急いだか!? 慌ててコースに飛びこむ鈴仙選手にボールを奪われる!
しかし――これでルナティックスには再びチャンスが訪れました!!
ラーソン選手、フェデリックス選手がブロックに行ける位置にはあるものの……。
鈴仙選手、充分にシュートに行ける格好です!!」
213 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:37:41 ID:TdXfRbvc
鈴仙「(――き、来た! 来た来た来た! これが正真正銘、私の最後のチャンス!
ここでマインドエクスプロージョンを撃ち、そして決めれば試合の大勢は決する!
体力は少し心配だけど……でも、決めるしかない……!
でも――大丈夫かな。 やっぱり師匠や佳歩に渡した方が良いような気も。 う、ううう〜ん……)」
A:いや、勇気を出してマインドエクスプロージョンだ!(威力:59+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)250消費
B:……自分じゃあ無理だ。 師匠に渡そう。
C:……自分じゃあ無理だ。 佳歩に渡そう。
D:いや、ここでてゐに渡せばもう一回インビジブルデューパーが撃てるかも!?
E:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:290/880(*ガッツ300未満のため、全行動に−1のペナ)
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*鈴仙のガッツが300を切りました。 以降、ガッツ300未満ペナ(−1)が発生します。
214 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:38:14 ID:2PeujNno
A
215 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:38:26 ID:x4lI0tkk
A I!
216 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:38:49 ID:V7WlOM6I
A
217 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:54:54 ID:TdXfRbvc
A:いや、勇気を出してマインドエクスプロージョンだ!(威力:59+1/4で敵GKにバランス崩しペナ)250消費
鈴仙「私が決める……! 私が決めなきゃ、誰がやる……!!」
グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
実況「れ、鈴仙選手がボールを奪った矢先にその右脚を大きく振り上げた〜〜!!
これはシュートの態勢です! 鈴仙選手、息も絶え絶えに必殺のシュートを撃ち抜きます!
もはやこれは何かの執念でしょうか〜〜!?」
ラーソン「ぶっちゃけまたヘタレますって。 あきらめた方がマシッスよ」
フェデリックス「(あの少女、フェデリと同じ匂いがする……!)」
ニルソン「ラーソン、フェデリックス! 油断するな! あの女……明らかにさっきまでとは覇気が違う!」
レーン「良く言えば吹っ切れた。悪く言えばただがむしゃらなだけ。
……しかし、どちらにしろ危険である事には変わりない!」
ガレリ「カグロットの従者の従者か。 夕飯でもいかがかな?」
鈴仙「夕飯なんていらない! いるもんですか! それよりも……見てなさい!
これが私の――!! マインド……エクスプロージョンよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
バッ……ゴォオオオオオオオオン!! ギュン……ギュンギュンギュンギュン………!!
鈴仙「ぬぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
218 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 21:56:04 ID:TdXfRbvc
先着4名様で、
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
★ラーソン→ブロック 49 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
フェデリックス→ブロック 48 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ニルソン→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
レーン→ブロック 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ガレリ→パンチング 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。
【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がねじこみ)(佳歩がねじこみ)(てゐがフォロー)
≦−2→スウェーデンボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンがスウェーデンゴールに爆発する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(永琳がねじこみ)(てゐがねじこみ)(ルナティックスのコーナーキック)
≦−2→スウェーデンボールに。
【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤで敵GKにバランス崩しペナ(−2)が発生します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳LV3により敵の数値が−2されます。
ラーソンのマークがダイヤで「足裏ブロック(+5、120消費)」が発動します。
ラーソンのマークがハートで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
フェデリックスのマークがハートで「ダイビングブロック(+4、100消費)」が発動します。
ガレリのマークがダイヤで「するどいパンチング(+2)」が発動します。
219 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:56:35 ID:???
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 (
ハート9
)(
6
+
5
)+(ガッツ300未満ペナ-1)=★
220 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:59:11 ID:???
★ラーソン→ブロック 49 (
クラブ4
)(
3
+
3
)+(人数補正+2)=
フェデリックス→ブロック 48 (
クラブ5
)(
1
+
2
)+(人数補正+2)=★
221 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 21:59:32 ID:???
★ニルソン→ブロック 46 (
ダイヤ7
)(
2
+
1
)+(人数補正+2)=
レーン→ブロック 46 (
ハート5
)(
4
+
2
)+(人数補正+2)=★
おお!
222 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:01:14 ID:???
★ガレリ→パンチング 55 (
ハートA
)(
1
+
4
)=★
223 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:01:32 ID:???
★ガレリ→パンチング 55 (
ダイヤ9
)(
4
+
3
)=★
224 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:01:57 ID:???
ガレリくん グモリー彗星までふっとばされた!
225 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:05:07 ID:???
まるで鈴仙は主人公のみたいじゃないか!
226 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:05:20 ID:???
後は交代枠2枚切ってから店じまいや
227 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:06:31 ID:???
スウェーデンゴールに爆発する!だから効果音はデデーン☆ですねわかります
228 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:09:25 ID:???
鈴仙、まさかのクリアミスによりオウンゴール
229 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:26:17 ID:???
このチームにはかなり苦戦したけどMFが額面どおり3人だったから
どうすればいいのかを考える方向の難易度だとまだ楽だった。
よそのスレの強MFが3人のチームにはFWやDFが
積極的に援護に来るから実質は4人か5人でわかりにくいチームもあったし。
ラブマリー(異世界スレ)とかサンパウロ(三杉スレ)とか。
(結局MFを6人にしないと有利がとれなかったという)
230 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 22:45:41 ID:???
姫様が予想以上に粘ってくれたから勝てた
MVPの姫様にブローリンくんから岩盤浴をプレゼント!
231 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:28:53 ID:TdXfRbvc
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ハート9 )( 6 + 5 )+(ガッツ300未満ペナ-1)69=★*フラグ習得!
★ラーソン→ブロック 49 ( クラブ4 )( 3 + 3 )+(人数補正+2)=57*吹き飛び&負傷!
フェデリックス→ブロック 48 ( クラブ5 )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=53★*吹き飛び!
★ニルソン→ブロック 46 ( ダイヤ7 )( 2 + 1 )+(人数補正+2)+(狂気の瞳-2)=51*吹き飛び!
レーン→ブロック 46 ( ハート5 )( 4 + 2 )+(人数補正+2)+(狂気の瞳-2)=54★*吹き飛び!
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
★鈴仙→マインドエクスプロージョン 59 ( ハート9 )( 6 + 5 )+(ガッツ300未満ペナ-1)69=★*フラグ習得!
★ガレリ→パンチング 55 ( ハートA )( 1 + 4 )+(狂気の瞳-2)=58★
≧2→鈴仙のマインドエクスプロージョンがスウェーデンゴールに爆発する!
何度も何度も失敗を繰り返し、裏目に出た判断もしてしまい、
不要な反則を取って迷惑をかけた事もあった。
これまでの鈴仙だったら、永琳からの叱責や皆からの失望の目線に耐えきれず、
精神的にも碌なプレーが出来ない状況にあると思われたが……今の鈴仙は違った。
鈴仙「う、う、うわぁああああああああああ〜〜〜〜!!」
――何が起きてもへこたれない、まるで中山や森崎のような強い精神を手に入れた訳ではない。
鈴仙は未だに傷つきやすい、弱い少女である。
弱い少女ではあるが――今の彼女は、中山との語らいを通じて、自分の弱さをしっかりと認識していた。
だから、端的に言って今の鈴仙は……開き直った状態だった。
格好つけず、自分の心が感じるままに蹴り抜く事だけを考えていた。
そして、それが正解だった。
232 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:30:07 ID:TdXfRbvc
ギュンギュンギュン……!!
ラーソン「ウィッシ〜〜〜〜ュ!?」ドゴオオオオオッ! グシャッ!
フェデリックス「ふぇ、フェデリがこの先生きのこるにはどうすれば……!?」ドガアアアアアアッ!?
ニルソン・レーン「「ぐ、ぐはぁあああああああああ〜〜〜!?」」ドゴオン! グシャッ!
鈴仙のシュートは、これまでになく強烈な勢いをもってスウェーデンJr.ユースのメンバーを撃ち砕いていく。
その威力と破壊力はブローリンのライジングバズーカにも勝るとも劣らずであり、
シュートは敵を吹き飛ばしながら、指数関数的に速度を上げてガレリの喉元へと突き刺さる。
そして、世界ではそう悪くないGKであるガレリも、流石にこのシュートの直撃には耐えられず……。
ガレリ「敵のシュートで吹き飛ばされる……これもゴールキーパーの宿命か……!」
バギュウウウウウウウウウウッ! ドゴオオン! バリバリバリッ!!
―――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
永遠亭ルナティックス 3 − 1 スウェーデンJr.ユース
233 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:31:25 ID:TdXfRbvc
実況「きまった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜ル!!
後半28分、鈴仙選手のマインドエクスプロージョンが、スウェーデンJr.ユースのゴールを突き破った〜〜!!
永遠亭ルナティックス、ここで試合を決定づける貴重な3点目を入手!
鈴仙選手はこれまでの不調をチャラにする、大変お見事なシュートでした!」
鈴仙「よ、良かった……!! やっと…決まった!」
パスカル「――しかし、何ていうシュートだ。 見ていた俺まで少しだけふらつきそうになったぜ」
鈴仙「あら、本当?(今のはどっちかというと威力を優先させたんだけど。
――ひょっとしたら、波長そのものの力が上回っている……?)」
永琳「――どちらにしても、これでもう終わりね。 試合はロスタイムを含めても5分程度。
無論、レヴィン君やラーソン君を起点に突っ込んで来られれば、もう1点は取られるかもしれないけど、
どう足掻いてもそれでおしまい。 ……私達の勝ちよ」
サッカーは試合終了まで何が起こるかわからない。そう言った意味では永琳の宣言は時期尚早であるかに思えたが。
――結論としては、永琳の宣言通りの結果になった。
ピィイイイイイイイッ!!
レヴィン「デウス・エクス・マキナ!(最後までボクは諦めない!)」
レヴィンは高いドリブル突破能力を駆使して、速攻でルナティックスの中盤を抜きにかかるも…。
永琳「無駄よ!」
中山「これでチェックメイトだ!」
パスカル「大分苦労はさせられたが、な」
鈴仙「はひっ、はひっ……!(ヘロヘロだけど、狂気の瞳でサポートしなきゃ…!)」
234 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:33:14 ID:TdXfRbvc
ルナティックスはそれに備えて中盤のラインを大きく下げていた。
如何に世界最高クラスのドリブル能力を持つレヴィンと言えど、
高いドリブル能力を持つ永琳、中山、パスカル。そして鈴仙の狂気の瞳には勝つ事が出来ず――。
ポーンッ!
フェデリックス「(今こそ、フェデリのテクニカルループシュートを見せるとき!)」
ボールはこぼれ球に。それは運よくフェデリックスがフォローに成功するものの、
今度は慧音と妹紅のDF陣に阻まれて再びこぼれ球。
最後に、ラーソンが低い弾道を描くそのこぼれ球目がけて、負傷も辞さずにSSSを放つも――。
輝夜「今のえーりんに、そんなヘッポコシュートは通用しないわ!」
ギュウウン! ガシッ!!
ラーソン「ちょ、マジ勘弁ッス」
それは輝夜(……と、えーりん)が許さない。
輝夜にキャッチされたボールはそのまま大きくフィードされていき……。
――ピッ、ピッ……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
永遠亭ルナティックス 3 − 1 スウェーデンJr.ユース 試合終了!
235 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:34:33 ID:TdXfRbvc
実況「おっとぉ〜〜! ここで試合終了のホイッスル!
色々と危うい場面もありましたが、永遠亭ルナティックスが3−1でスウェーデンJr.ユースを破りました!
特に鈴仙選手は不調もありましたが、この試合2得点の活躍。
エースストライカーとして、最低限以上の仕事は果たしたと言って良いでしょう!!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」「カグヤ カグヤ カグヤ カグヤ」
実況に合わせて、若干まばらな観客席も双方の健闘を称える。
その中には、試合開始前に鈴仙に対して剣幕をぶつけて来たカレンもいたが……。
カレン「――!? そうか、レヴィンは芝生さんを踏みつけるのが辛くて実力を発揮できないでいたのね…」
と、相変わらずであったという。
また、フィールドにおいても練習試合という事で、互いに互いが親睦を交わしていた。
____ / ̄ ̄ ̄\
/___ \ / ___ ヽ
/ |´・ω・`| \ / |´・ω・`| \ おつかれ〜
/  ̄ ̄ ̄ \ / _,  ̄⊂二二)
| i ヽ、_ヽl | |
└二二⊃ l ∪ | |
| ,、___, ノ | ,、 |
ヽ_二コ/ / ヽ / \ /
_____/__/´ __ヽノ____`´
永琳「その素材、気になるわね……。 ――今度良かったら、ウチに来ない?」
てゐ「(お師匠様、興味津々な顔してるウサ……。 やっぱし、カワイイとか思ってんのかねぇ)」
236 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:36:23 ID:TdXfRbvc
慧音「聞けば、外の世界でも有名な宰相のご子息だとか。 是非話をお聞きしたい。
良ければ、寺子屋の社会の時間にでも講演をして……」
ラーソン「あーあー。 オレ、そういう系ニガテなんで、ガチ勘弁ッス」
フェデリックス「(やっぱりあの時、ユ○ナの究極召喚獣になっていれば良かった……)」
妹紅「まぁまぁ、何に気を落としてるのか知らないけど、人生生きてりゃ良い事あるよ?」
ブローリン「カグロットォオオオオオオーーーーーーー!」
輝夜「ヒィィ〜〜!? 来ないでェ〜〜!? っていうか試合中以外は大人しいって設定はどこ行ったのよ〜〜!?
――って、ひぎゃああっ!?」
バシュン! ヒュウウウ……ゥウウウン! ドオオオオオン! デデーン!
佳歩「(何時の間にフィールドの後ろに岩盤が……?)ひ、姫様〜! 大丈夫ですか〜!?」
レヴィン「「天光満る処に我は在り、黄泉の門開く処に汝在り、出でよ神の雷!!(インディグネイション!!)」
鈴仙「う〜ん。 やっぱり全部のセリフを凝ろうとすると、却って中途半端になりがちかも。
強調したい所だけ、凝ってみた方が良いかもしれないわね。
というかそれ、ただインディグネイションって言いたいだけでしょ?(どうして私、こいつのアドバイスしてるんだろう……)」
……一部分はカオスな点も見受けられるが、概ね雰囲気は良好で、
この部分だけを繋げてみれば、およそ普通の練習試合だったと言える…ような気がする。
依姫「(お、終わった…! 私は何度、スタジアムの修復神を降ろしただろうか…)」
そして、この練習試合を影で支えていた依姫も、何とか試合の終了を確認して、
漸くスウェーデン側のベンチで安心の溜息をつく。 そこに、一人の金髪の少女が現れた。
それは依姫が良く見知った顔だった。
237 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:38:26 ID:TdXfRbvc
豊姫「ふう〜。 全く、依姫はツメが甘いのよ」
依姫「お、お姉様…! いつからここに!?」
豊姫「フフフ……実は私は最初からここに居たのよ!」
依姫「え、ええっ……!? どこにっ!? ――はっ、もしや!?」
豊姫「――見てなさい依姫。 これが人気投票の結果から編み出された私の真奥義……」
ぬぎっ、くしくし……がばっ!
シェリー=豊姫「妬ましい……永遠亭ルナティックスが妬ましい……!!」
依姫「――そんな……!? あの地底の橋姫のようなスタッフは実はお姉様だった――って。
――な・る・かぁあああああああああああああああああああああ!!」
豊姫「ちょ、マジ切れ……!? きゃ〜〜〜〜っ!?」
ドゴオオオオオオオオン!! デデーン!!
――豊姫はお疲れの妹に軽いモノマネ芸を見せ、依姫はそれを全力で遥か遠くの惑星へと吹き飛ばす。
それが、この世界の終焉の合図となっていた。
鈴仙「――あ、でも「ドライブシュート」のルビ振りは良かったかもね。 結構センス感じちゃった。
……って、アレ? レヴィン君?」
世界は再び歪み捻じれ、ガラガラと音も立てずに崩壊していく。
即ち、鈴仙が現実の世界へと戻る刻限が訪れたという事だ。
鈴仙「(なんか色々ありすぎて疲れたけど……。まぁ、良い思い出だった……よね?
また……明日の試合も……がんば……)」
238 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:43:04 ID:TdXfRbvc
**********************
鈴仙「はっ!? ド、ドリームねっ!?」
――かくして鈴仙は、まるで1カ月越しの夢を見ていたような気分で、
自室の布団で目が覚める。そこには何時も通りの綿月姉妹からのご祝儀があり、
鈴仙はそれをブレザーの内ポケットにつっこみながら、
寝ぼけ眼で明日の現実の試合に備えようとするのだった――。
*スウェーデンとの脳内練習試合が終了しました! 以降、同じ相手を選択することはできません。
*勝利ボーナス! 所持金が増えました!4270→9270
*勝利ボーナス! 鈴仙のドリブル値が1上昇します。49→50
*勝利ボーナス! 鈴仙のブロック値が1上昇します。43→44
239 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 23:49:54 ID:???
フラグCも手に入ったしパチェノート使うタイミングじゃないか?
240 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 23:50:39 ID:???
結局岩盤浴かw
241 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/08(日) 23:52:45 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでににしようと思います。
それとすみません、>>239で書き忘れてましたが、
鈴仙はシュートフラグも習得しておりますので……。
*鈴仙がシュートフラグを習得!次に11以上で勝利する事でフラグを回収します。
――の、一文を付け加えさせて頂きたく思います。
>>199
えっへん!と誇らしげな感じの状況ですね。何も可笑しくはありません。
>>228
鈴仙はグローバルフットボーラーの風上にも置けませんね…。
>>229
スウェーデンには中盤に参加出来るFWやDFが居ないですからね…。
(ラベリとリュングは辛うじてパスワークが出来ますが)
「苦戦はするけど、穴は明確なので考えれば充分勝てる」
くらいがこの試合の想定バランスでしたので、概ね想定通りの難易度で出来たようで良かったです。
>>230
下手を撃てば、もう1〜2点位は取られていてもおかしくなかったですからね。
岩盤浴は無事にプレゼントされました。輝夜「やめろォ!?」
>>240
一応岩盤浴とデデーン要素は入れたので、満足して頂けたのではないかと思います。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
242 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 23:53:37 ID:???
約2名がデデーンwww
243 :
森崎名無しさん
:2014/06/08(日) 23:54:09 ID:???
岩盤乙でした
244 :
森崎名無しさん
:2014/06/09(月) 00:05:56 ID:???
乙でした
あーあ、ブローリンも終わりか・・・寂しくなるな・・・ヒジリーは出てこなさそうだし・・・
245 :
森崎名無しさん
:2014/06/09(月) 13:58:02 ID:???
なんでや!? 姫様なにも悪くない……あ、クラブA引いて鈴仙に弾幕浴びせたことあったや。
因果応報か……。
後パスフラグと競り合いフラグを取って、フェアプレイ精神のフラグも取ればオールコンプだね!
逆に言えばどんだけフラグ抱えているんだ鈴仙さん、そろそろ回収しようか。
246 :
森崎名無しさん
:2014/06/09(月) 20:35:52 ID:???
豊姫「自分の妹に殺されるとは…これも月人の定めか…」
247 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/09(月) 22:21:21 ID:???
こんばんは、今日も更新してきます!
>>242
岩盤浴ではデデーンしない筈ですし、ちょっと盛り過ぎたかもしれません…w
>>243
岩盤乙ありがとうございました。
>>244
乙ありがとうございます。
おかずが毎日ステーキだったら嫌になるように、ブローリン君やブルノさん的なキャラは、
たまに出て来てくれるからこそ面白くなるのだと思います。
勿論、普段のご飯も美味しく作っていきたいですけれど。
>>245
特に理由なく、割と気軽に姫様はアレな目に遭ってますね(笑)
鈴仙フラグ魔説がここに来て浮上してきた…?
>>246
戦闘力的には姉の方もそう負けてなさそうな気もしますが…w
今後のイベント進行ですが、さっきまでの練習試合が1日目の午後ということで、
次は2日目の午前、雑魚妖怪チームとの試合ということになります。
ところで、ここは前に説明した時不透明で、皆さまに誤解を与えてしまったかもしれませんが、
【試合のあるターンは、自由行動の選択が出来ない】
…という認識で、こちらはゲームの進行を考えております。
そのため、【次のターンは自由行動等を挟まず、雑魚妖怪チームとの試合】……と、させていただきます。
もしも試合までに自由行動をしたり、アイテムを使おうと思っていた方につきましては、
残念ながらそうした行動は、試合終了後のタイミングになります。
勝手ではありますが、ご了承頂きますようお願い致します。
248 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/09(月) 22:22:49 ID:???
〜1日目午後・固定イベント〜
【試合結果ハイライト・1日目】
――鈴仙が瞑想と称して夢の世界にノンビリライドオンしている頃も、大会は少しずつ進行していた。
……とはいえ、初戦の組み合わせはお世辞にも盛り上がる物では無かった。
レミリア「H A !!」
バギュウウウッ! ドゴオオオン! ―――ピィイイイイイイッ!!
実況「レミリア選手、惜しげもなく必殺のマスターオブレッドサンを放ちゴール!
これで、レミリア選手は妹のフランドール選手とともにハットトリック達成となります!」
パチュリー「(普通のシュートにしてれば、もっと点を量産できたのに……。
――ま、これはこれで強豪チーム相手での調整になるから良しとしましょう)」
――記念すべき初戦は、人里サッカーコートで取り行われた紅魔スカーレットムーンズ対羽目玉チーム。
勿論言うまでも無く、スカーレットムーンズの圧勝だった。
攻めっ気たっぷりのフランドールをまずは先攻させて、適度なところでレミリアがそれに取って代わる。
パチュリーも後半20分を過ぎてから入場し、今こうして1アシストを得た所である。
他にも咲夜がフリーキックで1点を。美鈴がオーバーラップからの必殺シュートで1点を決めており、
試合は結果として8−0。大人と子供の対決だった。
……大人の方のチームキャプテンは、随分と幼い外見をしていたが。
紅魔スカーレットムーンズ 8 − 0 羽目玉チーム Aブロック 第1試合終了!
249 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/09(月) 22:26:49 ID:???
同じ時刻に妖怪の山・モリヤスタジアムで行われたのはBブロック@番とBブロックA番の試合。
即ち、人里FCとスカーレットムーンズ二軍との試合だったが――残念なことに、こちらはもっと見どころが無かった。
いや、ある意味では拮抗したチーム同士の隠れた好カードであったのかもしれないが……。
実際問題として、巨大なモリヤスタジアムの観客席は随分とまばらであった。
それでも、試合に見どころはあった。
タックルに定評のある紅魔スカーレットムーンズのメイド妖精……を目指す二軍選手達のプレーは時折鋭く、
中々の堅守で人里では一目置かれているチームキャプテン・里人@から1ゴールを挙げる事に成功する。
しかし、人里FCは弱小チームではあるが……他の名無しチームよりは少しだけタレント面で格上だった。
慧音や妹紅、パスカルの離脱後に加入したCBの少女のダイビングヘッドや、
普段は兵具屋の店主を務めるSHの女性の人間離れした野性的なタックルは特に圧倒的で、
スカーレットムーンズの二軍は少しずつ劣勢に傾いていき……。
――ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「試合終了〜〜〜!! 人里FC、スカーレットムーンズ二軍を3−1で抑え勝利!
少し危ない所もありましたが、新規加入メンバーが良い仕事をしてくれました!
この局面での勝ち点3は大きいぞ、人里FC! 残す妖精大連合戦、そして妖怪の山FC戦との結果如何では
決勝トーナメント進出も夢ではないかもしれません!」
里人@「やったぞ…! 慧音さん達が居なくても、俺達はやってのけた……!」
無愛想な少女「(アホらし。 この程度の実力じゃぁ……強豪には逆立ちしたって敵わないのに)」
勝利に盛り上がる里人達の中、CBとして1得点を挙げた無愛想な少女
――赤蛮奇はシニカルな笑みを浮かべつつ、その熱気の外側に居た。
元々人間嫌いの彼女は冷静でもあり、この中で最も人里FCの能力を正確に認識している一人でもあった。
赤蛮奇「(……ま、それでもBブロックは私達以外も割とどんぐりの背比べだし。
夢を見させてあげるのも自由よね。 あー、かったるい)」
250 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/09(月) 22:28:24 ID:???
念の為に言うと、「かったるいならそもそも参加するなよ……」という突っ込みは禁句である。
彼女はこうして、物事を斜に構えて見る事が大好きな、ただの年頃の少女であるだけなのだから。
また、勝利に盛り上がるメンバーの中にも、その傍らで友人の心配をする者もいた。
兵具店店主「(ふう……。 こうして健全に汗をかくのも悪くないわね。
――しっかし、結局雑魚妖怪チームの方に引っ張られた「あの子」は大丈夫かしらね。
向日葵妖怪に凌辱されて泡(意味深)になってなけりゃぁ良いけど。 ……はぁ、凌辱怖いわー)」
この試合1ゴール1アシストを挙げ活躍した兵具店の店主――名を今泉影狼という――は、
笑顔で里人達と談笑しながらも、頭の片隅では、
別のチームになあなあで入団してしまったヘタレな友人の顔を思い浮かべていた。
影狼「(まぁ、あの子何だかんだで逞しいし。 ……それにこの空なら、きっと明日は――)」
しかし、彼女は友人の特徴を思い出すと、その心配を引っ込める。
――彼女らの勝利を祝う筈の夕焼けは、薄らと白々しい、秋の鱗雲に隠れようとしていた。
人里FC 3 − 1 スカーレットムーンズ二軍 Bブロック 第1試合終了!
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール
1ゴール 咲夜、美鈴、赤蛮奇、影狼
大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト パチュリー、影狼
251 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/09(月) 22:30:09 ID:???
〜2日目午前・固定イベント〜
【花果子念報・その1】
鈴仙「――紅魔スカーレットムーンズが8−0で圧勝、か……。
予想通り過ぎて、な〜んにも面白くないわね。 ねぇ、てゐ?」
てゐ「ひい、ふう、みい……そだね、……よお、いつつ、むっつ……」
――ある意味本戦よりも壮絶な練習試合が(脳内で)あった次の日。
鈴仙は永遠亭の座敷で朝食を取りながら、早速購読している「花果子念報」を開き、
昨日の試合にまつわる記事を斜め読みしていた。
てゐは昨日の試合のトトカルチョで稼いだ収入を数えるのに必死で、まさに兎の耳に念仏状態だったが、
鈴仙は鈴仙で構わず記事の解説を続ける。
鈴仙「……そして人里FCが3−1で勝利。慧音さんが聞いたら喜びそうね、良かった良かった」
パスカル「食事中に新聞を読むのはお行儀が悪いと思うが、レイセン……」
――そんな鈴仙に構ってくれるのは、中山亡き(死んではいないが)後はパスカル唯一人。
佳歩達名無しウサギは名無しウサギの宿舎でご飯を食べているし、
永琳や輝夜は鈴仙ごときの構ってアピールに屈服する程暇ではない。これはある意味必然だった。
鈴仙「ご、ごめん」
朝食の
湯豆腐
をひとかじり、あわただしく呑み込んだ鈴仙はやはり律儀に、
飲み込むまでは新聞を読むのを我慢する。
そして、しっかりと御馳走様をしてから不要に正座をして新聞読みを再開するのだから、
この少女は真面目なようでどこかズレている。
パスカル「……まぁ、いいさ。 ――それよりも、そんなに読みふける位なんだ、
さぞかし面白い記事があるんだろうな。 俺にも一つ二つ、紹介してくれよ?」
252 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/09(月) 22:37:16 ID:YXgNrkVY
パスカルもいつの間にか朝食を終えていて、新聞を開いた鈴仙の背後に回り込もうとする。
永琳は上座の方で、輝夜が昨晩見た夢の話を聞いていた。
どうやら輝夜は夢の中で岩盤浴をして苦しかったらしく、必死でその痛みを伝えているようだったが…。
多分、鈴仙には全く関係の無い事だった。
鈴仙「う〜ん、面白い記事、ねぇ……」
鈴仙はパスカルのリクエストに応じて、読み終わった記事も含めてもう一度ざっと流し読みする。
その中で、特に鈴仙の気を惹いた記事は――。
A:特集記事「幻想郷の有力チームに迫る! 第1回」(※内容は更に判定)
B:最近不人気の激ダサバンド・GMC(ゲンソウキョウ・メタル・シティ)のダサさに迫る!
C:今流行りの「地獄系男子」のヒミツとは!?
D:博麗神社の賽銭箱、ダンボール製である事が発覚!
E:伝説の超人 ヒジリー ストーリー 伝説 物語 絵巻
F:妖怪の山の仙人、引退!?「普通の鬼の子に戻りた〜い!」
G:通販コーナー「夢のカパネットにとり」(協賛:ヒューガー)
H:四コマ漫画『元祖! やっこい九十九姉妹』
I:適当にお茶を濁す。(すぐにイベントを終了できます)
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*あと2回まで選択できます。
*色モノな記事ばかりにも見えますが、どの記事も内容は意味あるものになっていると思います。
253 :
森崎名無しさん
:2014/06/09(月) 22:38:36 ID:ABknozx+
Cミサキーヌ?w
254 :
森崎名無しさん
:2014/06/09(月) 22:38:55 ID:o5nvnBZ+
C
矢車ファッションだね!
461KB
(08:00PM - 02:00AM の間一気に全部は読めません)
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