キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】

516 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/06/16(月) 23:24:19 ID:???
E:リグルの負傷が心配だ。ここは淑女的にボールをサイドに流して治療に向かわせてあげる。

鈴仙「(どっちにしても、今のままじゃ八方塞がりだし。
強がってるようだけど、ここは淑女的にリグルを治療させてあげましょうか)」

バシッ…… ――ピィイイイイッ!

実況「おっと、鈴仙選手がここでボールを外側に蹴りだす!
どうやら、足を挫いたリグル選手の負傷を案じてプレーを中断させたようです!
この間にリグル選手、担架でベンチ際の治療スタッフの下へと運ばれていきます!」

リグル「ちぇっ、別に情けなんて掛けて貰えなくっても良かったのに……ったた」

レティ「折角気遣ってくれたんだから、そんな口叩いちゃダメよ。 大人しく治療に専念してなさい。
(――この前に遭った時と同じね、あの鈴仙って子は。 ……ここは、少しでもラインを上げていても良かったのに)」

痛みに耐えて闘志を滲ませるリグルの姿は、鈴仙から見ても健気で微笑ましかった。
しかし、それでも身体は負傷に追いついていないようであり、彼女が足を引きずる様子はとても痛ましい。

鈴仙「(――ホラ、ちゃんと治療してあげたわよ。 ……だから、怒らないでね?)」

鈴仙はまるで自分の上司にする時のように、おどおどと幽香の様子をチラリ。
怒っている時もそうでない時も、彼女は常に笑顔であるためにその機敏は通常分かりにくいのだが……。
そこは日ごろ、常に怖い笑顔を放つ天才・八意永琳の弟子、鈴仙の面目躍如である。

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0ch BBS 2007-01-24