キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【私が決めなきゃ】鈴仙奮闘記18【誰がやる!】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/02(月) 23:14:15 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、
東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
また、ストーリーやカードの展開次第で、いくつかのキャプテン森崎のキャラクターも、
それぞれの思惑を持ちながら、幻想郷の住人との交流を通じてサッカーを極めていくことになるでしょう。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【輝夜が負けたら】鈴仙奮闘記17【腹筋させます】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1398952522/
☆攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
(※このスレの目標や今後の予定、ゲーム進行の流れなどが分かります。
過去ログもありますので、初めて来て下さった方は、一読すればより楽しめると思います!)
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
決意の日から半年の修行を経て、サッカー技術も精神的にも大きく成長した鈴仙は、
永琳不在の大会第1回戦に備えて脳内で修練を積む事を決意。
しかし対戦相手のスウェーデンJr.ユースはなんかもう色々と鈴仙の想像を超えており、
その上高い実力でルナティックスを圧倒してしまう。
それでも、パスカルや永琳、妹紅に輝夜の活躍によってルナティックスは後半22分のクライマックスで
2−1のリードを維持する事に成功している上に、バイタルエリアで鈴仙にボールが回ってきた!
この試合(も?)、能力の割にあんまし活躍出来てない鈴仙だけど、なんとかここで決められるか!?
819 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 03:20:56 ID:???
乙でした
互換元の競り合いは技有りで基礎が低いけど、多分幽香の競り合いはレティがいるし
無駄に高いブロック能力と換えた感じになるんじゃないかと思ってた
でも確かに、能力を競り合いより他に割り当てた方が丁度良いし幽香らしいね。
パス、恐らくシュートも強力で、元よりMFらしい…というか元はDFもやってるようなもんか
820 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 16:05:51 ID:???
乙でした。師匠がいないからのびのびやっている可能性も……?
ここで原作日向の台詞言わせようぜ!
これからどんどん点差を広げていくって台詞のアレ。
821 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/28(土) 16:53:56 ID:???
こんにちは、今日は夜更新できないおそれがありますので、
今のうちに少しだけ更新します。
>>817
さん、
>>819
さん、
>>820
さん。乙をありがとうございました。
>幽香の能力について
概ねで言えば、ピエール君から守備力を引いて攻撃力を足し、
ドリブル力を減らしてパス力を強化したような感じになっています。
>本田君について
本多君については既に互換キャラを考えています。
822 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/28(土) 16:55:33 ID:???
★鈴仙→マインドスターマイン 57 ( ハート6 )( 5 + 5 )=67★
★幽香→低いクリア 54 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=62
雑魚妖怪@→低い飛び出し 48 ( クラブ4 )( 5 + 1 )+(人数補正+1)=55★
≧2→鈴仙のマインドスターマインが雑魚妖怪ゴールに突きささる!
鈴仙「(行ける……! 今の状態なら、正確に蹴りだせる!)」
風見幽香の猛進を眼前にしても、鈴仙の心中は何故か澄み渡っていた。
永琳・中山が不在の上、自分が相手取る幽香は幻想郷でも一流クラスのトップ下。
そんな局面に居ては、きっと萎縮し竦み上がるに違いない。
鈴仙自身、そんな自分を想像していただけに、この高揚感は不思議だった。
そしてもっと不思議な事に。
そうした自信を持って放たれたシュートは――現実にも練習以上の冴えを見せていたのである。
幽香「……くっ!」
雑魚妖怪@「………!?」
元々空中戦においては永琳やパチュリーに一歩劣る実力の幽香ではあったが、
それでも、恵まれたフィジカルから繰り出されるクリアの威力は決して舐められる物ではない。
しかし、鈴仙の放ったマインドスターマインは……幽香の隙の無い動きを超越し、
正確にゴールネットを狙っていた。
バシュウウッ――ズバアアアッ!
ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
永遠亭ルナティックス 2 − 0 雑魚妖怪チーム
823 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/28(土) 16:56:48 ID:???
大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
3ゴール レミリア、フランドール
2ゴール 鈴仙
1ゴール 咲夜、美鈴、赤蛮奇、影狼
大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
2アシスト 小悪魔
1アシスト パチュリー、影狼
824 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/28(土) 16:58:35 ID:???
実況「き……決まった〜〜〜〜〜〜!! ゴ〜〜〜ル!!
鈴仙選手、後半14分に貴重な2点目を挙げ、雑魚妖怪チームを圧倒していきます!
風見幽香選手の圧倒的プレッシャーをも恐れぬ、勇気あるファインプレーでした!」
観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
「す、すげえ……あの幽香さんが……」「れーいーせんっ! れーいーせんっ!」
「えーりんが居なくても中々おもしれぇじゃないか!」「いや、ゆうかりんの本気はこれほどじゃ……!」
永遠亭ルナティックスの連続得点劇に、観客席は大きく沸き上がる。
確かに雑魚妖怪チームの守備力の低さは観客の多くも知るところであったが、
それでも、前半も半分を残した内に2点目が入る事は――しかも、あの鈴仙が続けて入れるとは――
予想していなかったのだろう。
鈴仙「はぁ、はぁ……!(何だか、違う――! いつもと……!)」
肩で息をする鈴仙の心の中では、ゴールを決める事が出来たと言う高揚感の他に
――心の奥では、何か別の感情が渦巻いていた。
鈴仙がそんな自らの心境に思いを馳せていると……。
佳歩「ナイスシュートです、鈴仙さま!!」
先程シュートを撃ったばかりの佳歩が、息を弾ませながら鈴仙へと駆け寄っていた。
その興奮した表情を見るに、自分の撃ったシュートが決まらなかった事よりも、
鈴仙が見事に幽香を抜き去ってゴールを決めた事が、本当に嬉しかったように見える。
825 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/28(土) 16:59:56 ID:???
鈴仙「ありがと、佳歩……!(そういえば、不調の時は佳歩にも色々と心配掛けてたわよね、きっと……。
ここは佳歩と話でもしてみようかしら? それとも……)」
A:「さあ、次はアンタも頑張るのよ!」佳歩を激励する。
B:「ふふ、これでハットトリックまであと1点ね!」頼もしげに胸を張る。
C:「しかし、佳歩のシュートが決まらないなんて。 レティは予想以上に厄介ね…」レティを警戒する。
D:佳歩に対してガッツポーズ。 そこからキックオフまで、自らの心境について考えてみる。
E:佳歩に対してガッツポーズ。 そのままフィールドを駆けまわり喜びを表現する。
F:「幽香さんって案外大したことなくね……?」幽香に聴こえるように陰口を言う。
G:その他 佳歩以外の選手に話しかけたい場合はこちらで
鈴仙のガッツ:400/880
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
826 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:01:55 ID:MHy0KqMk
G:幽香に対してガッツポーズ。そのまま幽香は案外大したことなくね?といいながら
フィールドを駆けまわり喜びを表現する
827 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:01:57 ID:???
F ミサキーヌの能力を吸うから…
828 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:02:43 ID:WM1bBtb6
G 「花っていいわね、全ての女性を輝かせるって言うけど本当だわ」 と、挑発する。
829 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:03:39 ID:jp0jRq0+
B
830 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:11:54 ID:6ieAbBOI
A
831 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/28(土) 17:16:10 ID:???
……と、いったところで一旦ここまでにいたします。
出来れば夜に更新したいですが、多分明日の夜になるかと思います。
最近あまり更新できず申し訳ないですが、また宜しくお願いします。
832 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:28:23 ID:Emo1CJ/c
D
833 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 17:35:47 ID:jp0jRq0+
Dに変更お願いします
834 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 18:10:13 ID:nby8yOPM
D
835 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 18:10:35 ID:???
レティモンド本田対策にガイルをこっちのゴール前に2人くらい置いておくことは可能ですか?
836 :
森崎名無しさん
:2014/06/28(土) 19:12:25 ID:???
オーバーペースだが試合のペース自体を落としてやればなんとかなるか
837 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/29(日) 00:41:52 ID:???
こんばんは、思ったより早く帰れたのでちょっと更新します。
>>835
テイルとかカグルとかなら置く事は可能です。リグルは敵チームなので無理です。
>>836
遅攻も有効な選択肢になりますね。
838 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/29(日) 00:43:36 ID:???
D:佳歩に対してガッツポーズ。 そこからキックオフまで、自らの心境について考えてみる。
鈴仙「(……いや、ここはもっと落ち着いて、自分の考えを整理した方が良い……ような気がする)」
鈴仙は笑顔で佳歩に対してガッツポーズを向け、
それを見た佳歩も、満面の笑みを浮かべて自分のポジションへと戻っていく。
鈴仙「(本当は、佳歩ともお喋りしてあげたかったけど……仕方ないわね)」
佳歩に対して、僅かばかりの申し訳なさを覚えながら、
鈴仙はゆっくりとセンターサークル付近へと歩きつつ、一人思案に暮れる。
鈴仙「(なんだか……今日の試合は――自由に感じる)」
自分の心に胸を当てて考えた結果……。
鈴仙は自分の中に、胸の空くような開放感があるように思えた。
一本目のシュートにしても、今決めた二本目のシュートにしても、
何時ものような失敗への恐怖よりも、自分の意思でボールを蹴りだしているという、
自由な感情を籠めてシュートを撃つ事が出来た気がする。
鈴仙「(……今なら)」
――今ならば、自分に渦巻く感情が自在に操れるような気がする。
好きなように笑い、好きなように泣き、好きなように怒れるような気がする。
やや誇大な表現にも思えたが……確かに、この感情は今までの鈴仙ではコントロール出来なかったものだ。
839 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/29(日) 00:45:05 ID:???
鈴仙「(……今なら、撃てる。 「マインドエクスプロージョン」だって……!)」
結果論として、運よく二本のゴールを決めただけに過ぎない。
しかし、その結果が……鈴仙に感情の爆発を制御する術を教えてくれている。
今はまだ完全に掴めずとも、おぼろげな形を与えてくれている。
これは鈴仙にとっても大きな成長だった。
渦巻く感情を認めながらも、それを制御出来ずにいた現状から、鈴仙は更に羽ばたこうとしていた。
鈴仙「……よっし! このままハットトリックしちゃうわよ! ……とか、言ってみたり」
誰にも聞かれないように、独り決意を口にする。
曇り空の影響か、少しだけ肌寒い秋風を心地よく吸いながら、鈴仙はキックオフに備えるのだった。
依然自分の中に感じる、心強い開放感を感じながら。
――そして鈴仙は、敢えて考えようとしなかった。
その開放感の原因が、尊敬し敬愛する師・八意永琳の不在にあるのかもしれない、という事実に。
*鈴仙の「マインドエクスプロージョン(シュート+9、吹飛2)250消費」が、この試合終了時まで開放されました。
*「マインドエクスプロージョン」の常時開放化フラグが立ちました。イベントの進行等によってフラグが回収されます。
840 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/29(日) 00:49:43 ID:???
輝夜「ヘイ! 良くやってくれたわイナバ! お陰さまで私は超元気よ!
この私の大会最優秀GK受賞の為に、もうちょっと敵に攻め込ませても良いのよ?」
鈴仙「はぁ……善処します(優勢なら優勢で面倒臭いんだから、姫様……)」
――キックオフに備える直前。
鈴仙はチームメンバー数名を呼んで、少しだけ打ち合わせを行おうとしていた。(輝夜は呼んで無いのに来た)
内容はズバリ、次の敵の攻撃への対処と、ボールを奪った後の対処である。
ただし、前者については早くに結論が出た。
慧音「……敵の攻撃への対処は簡単だと思う。
というのも、そもそも対処を必要とするレベルの攻めの起点が、風見幽香しか居ないからだ。
パスにしろ、ドリブルにしろ、次のキックオフは彼女の突破から始まると読んでも良いと思うな。
……悪いが、ルーミア達には対策は不要だろうからな」
パスカル「(恐らく、MFどころか、ワントップのレイセンの時点で止まってしまいそうだからな……)
――となると、ボールを奪った後の対処だが……。
要するに、遅攻すべきかカウンターで3点目を狙っていくか、という事になるな?」
鈴仙「そうね。 私としても色々考えてみてはいたのだけど……」
次に雑魚妖怪チームからボールを奪えた場合、どう攻撃を組み立てていくか。
キャプテン代理として、鈴仙はチームメイトに自分の意見を発案した。
A:「これ以上この局面で点差は要らない。 暫く遅攻で様子を見ましょう」遅攻を提案する。
B:「ここは、早い時点で点差を稼ぐべき。 積極的にカウンターをしていきましょう」カウンターを提案する。
C:「状況によりけりね。 タイムラグは生じるけど……ボールを奪った段階で、私が指示を出すわ」今は決めない。
D:「……皆は、どう思うかしら?」皆の意見を聞いて決める。
E:「それよりも大事な情報があるわ。『幽香さんは案外大したこと無い』」案外大したことない認定をする。
F:その他 自由選択枠
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
841 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 00:50:47 ID:???
この鈴仙さんはマジ主人公。
カッコいいなあ、弱さを克服しようとしているところとか。
842 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 00:51:04 ID:wDs+urtY
B
843 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 00:51:17 ID:???
E
844 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 00:52:22 ID:gFSA40qU
A そう何度も過労死ENDはごめんw
845 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 00:52:24 ID:QR5Fbx/+
B
846 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/29(日) 00:52:37 ID:???
…と、いったところで今日の更新はここまでです。
なお、鈴仙のガッツは400/880です。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
847 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 00:53:30 ID:E50TXPIs
A
鈴仙さんもガッツあんまりないし、佳歩もラビットテイル撃ったし
848 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 01:07:52 ID:LZVmDIxY
E
そうだね、あんまりガッツ使いすぎると大変だしここはこの選択肢にしよう
849 :
森崎名無しさん
:2014/06/29(日) 01:11:21 ID:A4lwzh/Y
A
850 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/30(月) 00:26:51 ID:???
すみません、今日は更新はお休みさせて頂きます。
>>841
鈴仙の心境については、丁寧に描写したいと思っておりましたのでありがたいです。
鈴仙は森崎や翼、あるいは中山のように、能力的にも人格的にも強いキャラクターではありません。
ですが、そんな弱いキャラが主人公となり、挫折しながら自分らしさを模索していく……と、いう話も面白いと思います。
もちろん、強い主人公が周りを惹きこみながらドンドン突き進んで行くという話も、爽快で面白いですが。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
851 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/30(月) 23:11:12 ID:???
こんばんは、今日は更新します。
A:「これ以上この局面で点差は要らない。 暫く遅攻で様子を見ましょう」遅攻を提案する。
鈴仙「今は前半15分位で二点差だけど……。
これまで、少しハイペースで攻めすぎちゃったからね。
ボールを奪えても、暫くはパスワークだとか、サイド際でのボールキープだとか、
遅攻を主体にして、じりじりと追い詰めていく方が良いと思うわ」
慧音「その作戦には賛成だな。 雑魚妖怪チームには若い妖怪や血気盛んな妖怪も多い。
戦況的には勿論、敵の精神的な面でも相当なプレッシャーを与える事が出来るはずだ」
鈴仙の案に対して、いの一番に賛意を発したのは慧音だった。
雑魚妖怪チームのメンバーの中には、人里での顔見知りも多いのだろうか。
遅攻の有用性については鈴仙以上に認識しているように見える。
パスカル「よし。 それじゃあ……キックオフに向かうか」
かつて人里で世話になった恩もあり、慧音を深く信用しているパスカルもそれで安心し、
足早にキックオフに向かっていく。
それを見送った鈴仙も、大過無く打ち合わせが終わった事に内心でホッとしながら、
若干のしびれの残る右脚をさすりながら、センターサークル付近へと陣取るのだった。
*ゴールを決めたため、人気度が上がります。(1回目よりは少なめ)49→51
852 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/30(月) 23:12:59 ID:Cpw6o0ck
そしてそんな一方で、点の決められた雑魚妖怪チームの雰囲気と言えば……。
先着1名様で、
★雑魚妖怪チームの雰囲気→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→SGGKレティ「とめる!」おっと、いつの間にかレティさんが帽子を被り直していた!
ダイヤ・ハート→リグル「ふんだ! 次に決めれば良いよ!」ミスティア「〜〜〜♪」何時も通りだった!
スペード→レティ「皆、聞いて頂戴」レティさんが守備陣に指示を出している!
クラブ→幽香「守れなかった……!」ゴゴゴゴゴ 幽香が後悔の念に駆られて(?)凄いオーラを発している!?
クラブA→幽香「(やはりあの力を使うしかないようね……)」リョウジョク!
おっと、ここで幽香さんが謎のUSBの力を借りて謎の陵辱怪人に変身だ!!
853 :
森崎名無しさん
:2014/06/30(月) 23:13:56 ID:???
★雑魚妖怪チームの雰囲気→
クラブ7
★
854 :
森崎名無しさん
:2014/06/30(月) 23:16:51 ID:???
アスベルw
855 :
森崎名無しさん
:2014/06/30(月) 23:36:28 ID:???
凌辱って頭文字Rだよね?
856 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/30(月) 23:48:16 ID:???
★雑魚妖怪チームの雰囲気→ クラブ7 ★
クラブ→幽香「守れなかった……!」ゴゴゴゴゴ 幽香が後悔の念に駆られて(?)凄いオーラを発している!?
ゴゴゴゴゴ……。
地面が揺れたような気がした。
いや、気のせいでは無く、実際に地面が揺れていた。
幽香「(さっきのクリア、もう少しで届いていたのに……守れなかった……!)――くっ!」
ガシッ! バギュウウウウン! ドゴオオオオオオオッ!
グラグラグラグラグラッ! バリバリバリバリ……!
実況「幽香選手、自分がクリアに出ていながらも、
鈴仙選手に出し抜かれたショックを隠し切れていません!
幽香選手が悔しげに地面を蹴っています!」
悔しげに地面を蹴るだけだったら良いのだが、彼女の場合は力が強すぎた。
自然の権化とも称される幽香の怒りは、雷鳴と見紛うまでに凄まじい。
彼女が地面を蹴るたびに、フィールドにはまるで雷が落ちたかのような轟音と衝撃。
そしてまるで地面をひっくり返したかのような大地震が巻き起こる。
857 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/30(月) 23:49:30 ID:???
鈴仙「ひ、ひぎゃあああああっ!?」
てゐ「れ、れれれ、鈴仙ちゃん!? 何ビビってんのさ! 幽香がキレて地面蹴ってるだけじゃん!」
鈴仙「う、うっさいわね! アンタまで地味にビビってるくせに!
心配なら私よりも、佳歩とかBちゃんとかウサギ達にしときなさいよ!」
そんな幽香の近くに居た鈴仙は、当然の如く腰を抜かしていた。
鈴仙をからかっているてゐも、根が小心者である故に足をガクガク震わせている。
当然、佳歩達妖怪ウサギ達の怖がりようはそれ以上であるし、
比較的大人の慧音やパスカル、妹紅にしても幽香から放たれる圧倒的オーラに対して
驚嘆していた為に、鈴仙の評価が下がるという事は無かったが……。
輝夜「プククク……もこたんのやつったら目ん玉飛び出しそうになってやーんの。
ここで私が見事アイツ(幽香)のシュートをキャッチしたら、
リアルで30メートルくらい目の玉吹っ飛ばすんじゃない……?」
――幽香から一番離れた距離にある人物唯一人については、例外だった。
輝夜のメンタルは、並大抵の事では崩れ落ちる事が無さそうである。
……ブ○ノさんとかア○ロ君とかが出て来たら一発で崩れ落ちるけど。
輝夜「(フフフ……このカメラで妹紅のアホ面を取りまくって、2○ゃんで曝し上げてやるわ……)」
永琳に買って貰った外界の最新携帯電話のカメラ機能を駆使して、
パシャパシャ妹紅の写真を撮っていた輝夜は、ふと空を見上げた。
――試合当初は白かった空に、黒い雲が少しずつ混じって来ていた。
*仲間を守れなかった自分自身への怒りから、幽香の怒りゲージが大きく上昇します。45→55
858 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/06/30(月) 23:53:01 ID:Cpw6o0ck
……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
実況「さあ! 3度目のキックオフがやってまいりました!
ボールを得たのは雑魚妖怪チームのリグル選手……から、やはり幽香選手へ!
幽香選手、2度目のキックオフと同じように前衛を前に上げながら、
自身はゆっくりとボールキープをしていきます!」
幽香「さて……ここは」
先着1名様で、
★再・幽香の判断→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
ダイヤ・ハート→幽香「……たまには、私もドリブルで上がってみようかしら?」
スペード・クラブ→幽香「……やはり、もう一度パスで行こうかしら?」
JOKER・クラブA→幽香「き、貴様……生きていたのねェ……!?」
魔王ミサキーヌ「フフフ……大魔王からは案外大して逃げられない……」
859 :
森崎名無しさん
:2014/06/30(月) 23:54:08 ID:???
★再・幽香の判断→
ダイヤ3
★
860 :
森崎名無しさん
:2014/06/30(月) 23:58:12 ID:???
ミサキーヌwww
861 :
森崎名無しさん
:2014/06/30(月) 23:58:29 ID:???
出番だミサキーヌ!大したことなくしてしまえ!
862 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/01(火) 00:02:58 ID:lyYVeoW2
★再・幽香の判断→ ダイヤ3 ★
ダイヤ・ハート→幽香「……たまには、私もドリブルで上がってみようかしら?」
幽香「……さて、これでどう来るかしら?」
スッ……スッ……
実況「ああ〜っと! 幽香選手、先程とは打って変わって、
ドリブルでじわじわとラインを押し上げに来た!
幽香選手のドリブルは、フラワーパス程のキレはありませんがそれでも厄介です!
ワントップの鈴仙選手は、このドリブルに対してどう出る〜〜!?」
鈴仙「(ドリブルで来たわね……! でも、ドリブルだったら、パスで来られるよりは私にも勝ち目がありそう。
てゐやパスカル君の助けを借りれれば良いんだけど……あまり下がり過ぎると、
相手も警戒してパスに切り替えて来るかもだし、そうでなくても敵の進撃を許してしまう。
さっさとボールを奪って遅攻に持ちこみたいけど、ここは……!)」
A:タックルに向かう!(鈴仙のタックル:48)
B:うごかない!
C:少しだけ下がって、てゐとタックルに向かう!
D:結構下がって、パスカルとタックルに向かう!
E:カウンターに備えて上がっておく!
F:鈴仙「皆大丈夫! 幽香さんは案外大したことないから、素通ししちゃいましょ!」
G:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:420/880
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
863 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:03:53 ID:kK4cF3cw
E
864 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:04:50 ID:ISkyp5xI
B 疲れた〜
865 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:05:06 ID:qDViItOk
E
866 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:05:39 ID:tj1vCZZM
B
867 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:06:11 ID:67M0sDtQ
F
868 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:07:36 ID:pdSQp2cc
C
869 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:07:37 ID:LtBFqV5A
C
870 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:07:37 ID:kK4cF3cw
Bに変更します
871 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 00:10:33 ID:Vcjh0w06
C
872 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/01(火) 00:11:55 ID:???
Bが選ばれたところで、今日の更新はここまでにしようと思います。
>マモレナカッタ・・・
幽香さんは仲間想いの主人公気質で健気な少女ですね。
>ミサキーヌについて
出てたら多分ネオ向日葵仮面になるかホントに案外大した事なくなるかのどっちかでした。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
873 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:35:39 ID:???
乙なのです。
守備でも存在感だせるようにしたいね。
874 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/01(火) 23:37:46 ID:???
こんばんは、遅くなりましたが少しだけ更新します。
B:うごかない!
鈴仙「(いや……こんな高いラインでプレスに出ても、却って敵にペースを作らせるだけ。
ここは様子見ね)」
実況「鈴仙選手は……ここは動かない! 先程のシュートで体力を消耗したのか、
幽香選手のドリブルに対しては様子見の動きです!」
幽香「ああ良かった。 守備力については案外大した事が無いのね、貴女」
鈴仙「くっ……!(――でも確かに、私のタックルやパスカットじゃあ、
幽香さんみたいな一流の選手には太刀打ちできないのよね……)」
幽香の軽い挑発に、鈴仙はムッとした気持ちになりながらも、
その間幽香は徐々にドリブルスピードを上げつつ中盤へと向かう。
やがて幽香は、中央に位置取りをしていたパスカルとウサギBと対峙し……僅かに足を止める。
パスカル「――くそっ、ここで止めてみせるぞ!(足元の技術は確かに凄いが、
故意か能力の限界か、速度がやや緩慢だ! その隙を――突く!)」
ウサギB「わ、私もお供します!」
幽香「――ふふ、掛かってきなさい。 りょうじょ……じゃなかった、いじめてあげるわ!!」
ウサギB「りょ、りょうじょ……!? ちん……と言い、
このチームの人達の言葉遣いはどうなってるんですか〜!?」
実況「幽香選手、そのままじりじりとパスカル選手達へと近づき……! ドリブル突破を図ります!」
875 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/01(火) 23:40:04 ID:???
先着2名様で、
★幽香→ドリブル 50 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パスカル→タックル 50 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ウサギB→タックル 44 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幽香、華麗にドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ルーミアがフォロー)(メディスンと佳歩でせりあい)(鈴仙がフォロー)
≦−2→ルナティックスボールに。
【補足・補正・備考】
幽香のマークがダイヤの時、「花鳥風月(+5)」が発動します。
幽香のマークがハートの時、「ヒマワリルーレット(+3)」が発動します。
幽香のマークがスペードの時、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。
パスカルのマークがダイヤの時「クリップタックル(+3)」が発動します。
876 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:41:38 ID:???
★幽香→ドリブル 50 (
ハート6
)(
4
+
2
)=★
877 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:42:34 ID:???
★パスカル→タックル 50 (
ハート4
)(
6
+
5
)+(人数補正+1)=
ウサギB→タックル 44 (
ハート10
)(
3
+
1
)+(人数補正+1)=★
878 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:42:58 ID:???
★パスカル→タックル 50 (
クラブ6
)(
6
+
1
)+(人数補正+1)=
ウサギB→タックル 44 (
クラブQ
)(
5
+
2
)+(人数補正+1)=★
879 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:43:46 ID:???
パスカルの安定感は異常、妹紅とパスカルってぶっちゃけ永琳より引きが良い気がする
880 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:46:25 ID:???
前のエース鈴仙と後ろのエースのパスカルのコンビはマジで強いわ
881 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:52:10 ID:???
永琳はここぞというところでJOKERと月のファンタジスタ引くからw
882 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:57:37 ID:???
でも以外にも割とポカするのが師匠、スウェーデンではそんな印象が強かった
883 :
森崎名無しさん
:2014/07/01(火) 23:58:26 ID:???
幽香のパスは止められないがパス先のFWが力不足
幽香のドリブルはパスカルが互角、何度か仕掛ければ突破できるが
遅攻のボール回しで挑戦回数自体を減らされる。かなりいい感じ
884 :
森崎名無しさん
:2014/07/02(水) 00:02:52 ID:???
幽香が自分で責めてくれば厄介化と思ったけどこっちパスカルも妹紅もいるし
結構有利なんだよね
最も向日葵仮面に変身したらわからんけど
885 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/02(水) 00:13:38 ID:???
★幽香→ドリブル 50 ( ハート6 )( 4 + 2 )+(ヒマワリルーレット+3)=59★
★パスカル→タックル 50 ( ハート4 )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=62
幽香「…………」
――スッ。 クルッ……!
幽香はボールを左脚の靴の裏に乗せ、軽く自身の方向へと引いていき――。
そのまま右脚を軸にして、ボールと共に90度のターンを行う。
動作自体は成程、確かにパスカルの指摘する通り緩慢ではあったが、
緻密な工芸品の如く完成された技には、ボールを奪える隙は存在していなかった。
パスカル「(マルセイユ・ルーレット……!
まさか、この幻想郷の地でも、ここまでの操り手が居るとはな)」
マルセイユ・ルーレット。
パスカルの居る世界ではそう呼ばれていた、このドリブルテクニックを
完璧に使いこなす幽香の動きに、パスカルは思わず舌を巻く。
パスカルのような凡才にとっては、一生掛かってもこれまでの技は再現出来そうにない。
それはまさに彼女の才能だった。
パスカル「……だがしかし。 そんな越えられない壁に隠された、
僅かばかりの抜け穴を探し当てるのが――俺の才能だ!」
――スッ! ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ガシッ!
幽香「――な、何ですって………!?」
886 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/02(水) 00:15:17 ID:???
――幽香がこの試合で初めて動揺の声を上げた。
パスカルは幽香の完璧な技巧の隙……否、常人には隙とも言えぬ程度の間隙を縫った。
彼女がルーレットを終えた直後の硬直――ターンによって生じた上半身のブレを整える瞬間を狙い、
利き足では無い左脚で、抉るようなタックルを捻りだし――遂には、ボールを奪う事に成功する。
実況「す……凄い! これは凄〜〜い!! パスカル選手が!
幽香選手の技巧派ドリブルにも負けずに、ボールを奪う事に成功しました!!
風見幽香のような大妖怪ですら、この人間の少年には膝を折らざるを得ません!」
幽香のような大妖怪ですら――いや、だからこそ。
眼前に居る少年の、規格外にまで研ぎ澄まされた視野に驚愕を禁じえない。
彼の能力は決して、妖怪等の人外が持つそれには至らない。
しかし。アラン・パスカルのオールドタイプとしての視界は、
人間の範疇においてまさしく極限にまで研ぎ澄まされていた。
パスカル「ディアス。 そして……ナカヤマ。 見てるか? 俺は俺で、また上手い事やらせて貰ってるよ」
観客の歓声を浴びながら、パスカルは今は居ない友人たちに向かって、ごく平凡に呟いた。
*パスカルがタックルフラグを習得しました。次に11以上で勝利したらフラグを回収します。
887 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/02(水) 00:21:15 ID:???
……と、いったところで今日の更新はここまでです。
次は恐らく、遅攻の判定から入る事になるかと思います。
>パスカル達の引きについて
パスカルは肝心な所で止めてくれるイメージですが、
パスカルに限らず、ルナティックスのメンバーは総じて引きが良いような印象がありますね。
そして引きが良い時のしわ寄せは、鈴仙が一手に引き受けているような印象もw
>>883-884
その辺りは雑魚妖怪チームの限界ではありますね。
確かに幽香やレティは一流クラスの強さですし、
リグル達やメディスンもそう悪い選手ではないのですが、
鈴仙を始めとするメンバー全体の成長によって、真の強豪と化したルナティックスには及ばないと思います。
後半では退屈にならないよう、色々と考えておりますので、ご期待して頂ければ有難いです。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
888 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/02(水) 23:20:45 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
昨日は抜かしてしまいましたが、
>>873
さん、乙をありがとうございました。
*****
パスカル「(良し、ボールは奪った。 後は作戦通り……)ウサギB!」
バシュッ……!
ウサギB「(――遅攻で、ゆっくりとボールを上げて行くんですよね!)
――てゐ様っ!」
バシュウッ!
レティ「(――やはり、そう来るわね……。 点差よりも、こちらの攻撃の芽を摘みに来ている)」
実況「幽香選手からボールを奪った永遠亭ルナティックスは、
すぐに前方の鈴仙選手へとフィード……では無く。
中盤のMF同士で、堅実なパスワークを仕掛けていきます!
後半も17分に差し掛かろうとする中、少しでも攻撃回数を増やしたい雑魚妖怪チームは、
苦しい戦いを迫られそうです!」
幽香「――面白くないわね(やはり、この膠着した場を打開するには、
『陵辱請負人・クラブA』の力を借りるしかないのかしらァ……!?)」
リグル「むーっ、鳥籠なんて卑怯だぞー!」
ルーミア「確かにイライラするけど、鳥籠はプロチームでもやってる立派な作戦だよ〜」
ミスティア「鳥を籠に入れるなんて酷いわね! 鳥権侵害はんた〜〜い♪」
メディスン「いや、そういう話じゃないから……」
889 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/02(水) 23:25:11 ID:???
幽香を中心に、気の短い妖怪の多い雑魚妖怪チームのメンバーは、
ルナティックスの遅攻にやきもきしつつも、ボールカットに向かうべく奔走し。
永遠亭ルナティックスは、中盤でボールを回し時間を稼ぎつつも、
隙あらばワントップの鈴仙へとボールを渡すべく隙を伺う。 そして……。
先着3名様で、
★経過時間→(3+! dice/2)分★(現在前半17分)
★ボールの状況→! card★
★幽香さんのご機嫌→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
〜ボールの状況〜
JOKER→輝夜「ここで私のゴールトゥゴールよ!」なんか色々あって、輝夜がGKに一対一を挑む!?
ダイヤ→鈴仙がバイタルエリア付近でボールを持つ!
ハート→佳歩が中盤敵陣寄りの位置でボールを持つが、わかさぎ姫がタックルに向かう!
スペード→中央でパスカルがボールを持った時、幽香がタックルに向かう!
クラブ→中盤自陣寄りでのウサギBのパスに、ルーミアとミスティアがパスカットに向かう!
〜幽香さんのご機嫌〜
JOKER→幽香「まだ慌てるような時間じゃないわね……お昼寝しときましょ」なんか寝てた!?
ダイヤ→幽香「(ここは、指揮官の冷静さを褒めてやるべきかしら……?)」冷静に敵を評価していた。
ハート・スペード→幽香「(苛立たしいわね……)」若干苛立っていた。
クラブ→幽香「(陵辱してやる……! 一匹残らず……!)」決意に身を固めていた。
クラブA→アナウンス「せんしゅのこうたいを おしらせします」不意にアナウンスが流れた。
890 :
森崎名無しさん
:2014/07/02(水) 23:27:13 ID:???
★経過時間→(3+
4
/2)分★
891 :
森崎名無しさん
:2014/07/02(水) 23:27:14 ID:???
★経過時間→(3+
4
/2)分★(現在前半17分)
892 :
森崎名無しさん
:2014/07/02(水) 23:27:34 ID:???
★ボールの状況→
クラブ2
★
893 :
森崎名無しさん
:2014/07/02(水) 23:28:20 ID:???
★幽香さんのご機嫌→
ハート6
★
894 :
森崎名無しさん
:2014/07/02(水) 23:29:11 ID:???
★幽香さんのご機嫌→
ハート2
★
895 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 00:01:44 ID:???
★経過時間→(3+ 4 /2)分★
→5分経過!
★ボールの状況→ クラブ2 ★
クラブ→中盤自陣寄りでのウサギBのパスに、ルーミアとミスティアがパスカットに向かう!
★幽香さんのご機嫌→ ハート6 ★
ハート・スペード→幽香「(苛立たしいわね……)」若干苛立っていた。
――雑魚妖怪チームが焦れば焦るほど、
ルナティックスは冷静に試合を組み立てる事が出来た。
元より、雑魚妖怪チームは烏合の衆である事実も、遅攻の成功にプラスに作用した。
また、自己主張の激しい人妖が多い幻想郷にて、こうした戦術をとるチームは少ないという背景もあるだろうか。
そうして、鈴仙の――永遠亭ルナティックスの目論見通り、順調に時間は進んでいき――。
佳歩「それっ、Bちゃん!」
バシュウウッ……!
実況「前半22分! ここで佳歩選手が、右サイド後方のウサギB選手に大きくサイドチェンジ!」
幽香「(この展開は……苛立たしいわね。 この私とした事が、体良く封殺されるとは……!)」
幽香を中心とした、雑魚妖怪チームの攻撃陣の苛立ちはピークに達する。
しかし、ここで幸いな事に……。
シュウウッ……ポムッ!
ウサギB「あっ!(どうしよう。 思ったよりちょっとバウンドが強かったみたい)」
実況「あっと、ウサギB選手! ここでサイドチェンジのロングパスをトラップするのにラグが生じました。
そして、この僅かな隙を雑魚妖怪チームは逃さない! いえ、逆転の為にも逃してはなりません!」
896 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 00:02:59 ID:???
ルーミア「今だよ〜!」
ミスティア「ボールは頂くわ〜♪」
バッ! ババッ!
ウサギB「くっ……!(――私の実力だったら、ここでのドリブル突破は厳しい。
だったら、ここは前に居るてゐ様に!)――え〜いっ!」
グワアッ、バシュウウッ!
実況「ここでウサギB選手、前方のてゐ選手にパスを出しました〜〜!」
先着2名様で、
★ウサギB→パス 46 (! card)(! dice + ! dice)=
★ルーミア→パスカット 46 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ミスティア→パスカット 45 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パスカルがフォロー)(妹紅がフォロー)(幽香がフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。
【補足・補正・備考】
特に無し。
897 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:03:32 ID:???
★ウサギB→パス 46 (
ダイヤJ
)(
5
+
5
)=
898 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:03:33 ID:???
★ウサギB→パス 46 (
ダイヤ10
)(
1
+
1
)=
899 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:04:02 ID:???
★ルーミア→パスカット 46 (
ハート4
)(
2
+
3
)+(人数補正+1)=
ミスティア→パスカット 45 (
クラブ9
)(
6
+
4
)+(人数補正+1)=★
900 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:09:43 ID:???
でるか?リグルタックル
901 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:13:21 ID:???
結果に影響無いけど、ルーミア怪我抜けてるね。
902 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 00:15:27 ID:???
★ウサギB→パス 46 ( ダイヤJ )( 5 + 5 )=56
★ルーミア→パスカット 46 ( ハート4 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=52
ミスティア→パスカット 45 ( クラブ9 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=56★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして妹紅がフォロー
ミスティア「そう言えばさっき、アンタ私にひっどい事言ってたわよね〜?
『空中戦はスゴいけど、足元の技術がシッチャカメッチャカでアホでバカでハゲで
見るにも耐えないクソっぷり』……だとかなんとか〜♪」
ウサギB「そ、そこまで酷い事は言ってませんよっ!?
というか忘れっぽいのに、どうしてそんな事は都合よく覚えてるですか!?」
ミスティア「はい、スキあり〜♪」
バアアッ……バチッ!
ウサギB「あっ、しまった!?」
実況「ウサギB選手、素晴らしいパスでしたが……!
ミスティア選手の人を食ったようなコメディーソングにつられてパスコースが僅かに曖昧に!
その隙を突かれて、ボールを後方に押し出してしまいました!」
妹紅「ドンマイ、ウサギB! あの適当な事しか言わない夜雀は、
この私が焼き鳥店の今夜の素材にしたげるよ!」
ミスティア「ひいい〜っ、そんな殺生な〜♪」
リグル「そうだそうだ! みすちーをやるなら……!」
タタッ! ――ズッザアアアアアアアアアッ!!
リグル「まずは、この私を突破しろぉおおおっ!」
903 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 00:18:23 ID:???
実況「そして、後方でボールをフォローした妹紅選手には――CFのリグル選手がタックルに向かいます!」
妹紅「――それと知ってた? 虫だって……調理すると、意外と味わい深いものよっ!」
輝夜「(妹紅ってば、虫食べないといけないくらい食事に困ってたのね……)」
先着2名様で、
★妹紅→ドリブル 48 (! card)(! dice + ! dice)=
★リグル→タックル 46 (! card)(! dice + ! dice)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→妹紅、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(慧音がフォロー)(ウサギEがフォロー)(幽香がフォロー)
≦−2→雑魚妖怪ボールに。
【補足・補正・備考】
特に無し。
904 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:19:03 ID:???
★妹紅→ドリブル 48 (
ダイヤ4
)(
3
+
3
)=
905 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:19:09 ID:???
★妹紅→ドリブル 48 (
クラブJ
)(
1
+
2
)=
906 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:19:16 ID:???
★妹紅→ドリブル 48 (
クラブQ
)(
5
+
1
)=
907 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:19:22 ID:???
★リグル→タックル 46 (
ハートA
)(
2
+
4
)=★
くらえー!
908 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 00:21:44 ID:???
――と、いったところで今日の更新はここまでです。
それとすみません、幽香の怒りゲージの上昇を忘れておりましたので、ここでさせて頂きたく思います。
*遅攻へのいら立ちで、幽香の怒りゲージが上昇します。55→60
>>900
リグルのタックルは決して悪くはないですが、やはり物足りないですね。
>>901
すみません、また抜けておりました……ご指摘ありがとうございます。
それでは、皆さま、本日もお疲れさまでした。
909 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:26:16 ID:???
乙です
普通に虫おいしいんだけどなぁ・・・ハチの子の炊き込みご飯とかイナゴのバター炒めとか
姫様はそれを食ったことがないのか、かわいそうに・・・
ちなみに焼き鳥のように串にぶっさして焼いた虫もありますね、なかなかいい食感で楽しいです
910 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 00:27:19 ID:???
リグル「ひええ」
911 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 21:39:29 ID:???
こんばんは、今日も更新していきます。
>>909
乙ありがとうございます。
虫が美味しいかどうかというよりは、虫しか食べるものがない的な話ですね。
でも姫様はやっぱり虫を食べた事がないと思います。
>>910
??「ひえ〜」
912 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 21:41:05 ID:???
★妹紅→ドリブル 48 ( ダイヤ4 )( 3 + 3 )=54
★リグル→タックル 46 ( ハートA )( 2 + 4 )=52★
≧2→妹紅、ボールキープ成功。
妹紅「それっ!」
スッ………タタタッ!
リグル「えっ、うえっ!? なんで皆こんなに上手いの〜!?」
妹紅「そりゃあ、練習の成果さ!」
リグル「わ、私だって頑張ってるのに……!?」
実況「妹紅選手、堅実なボールキープでリグル選手の直線的なタックルを交わしました!」
慧音「良くやった、妹紅!」
ウサギBが通し損ねたパスは、PA付近から少し上がって来たCBの妹紅がフォロー。
そのままルナティックスは中盤深くでボールを所持する事になるが……。
幽香「(ここはタックルに行くより、フィードに競り勝つ事を考えた方が良いかしらね)」
実況「しかし、フィールドの中盤は幽香選手が鎮座しています。
ここから攻め上がるも、再び遅攻を仕掛けるにも中々苦しい展開となっています!
ルナティックス、ここでどう攻めるか〜!?」
913 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 21:42:26 ID:???
鈴仙「(う〜ん。 遅攻を続行するとなっても、次は流石に幽香さんが積極的に刈りに向かいそう。
姫様にフィードを上げて貰えば楽だけど――それでも、フィジカルで勝負を強いられる事もありそうね。
幽香さんを避けるだけなら、サイドを突破して貰うのが良いんだけど、
妹紅の位置からてゐや佳歩にパスを出そうとしたら、幽香さんがカットに向かってくる可能性があるのよね。
だから、サイド突破をするなら……SBのCちゃんか、Dちゃんに期待した方が良さそうだけど、
Dちゃんはドリブルもパスも苦手だから、必然とCちゃんのドリブル突破任せになるかしら。
さて、ここはどう指示を出すべきか、出さざるべきか……)」
A:妹紅にも上がって貰い、人数の利を活かして遅攻を続行する。
B:一旦輝夜に戻し、前線へとフィードを上げて貰う。
C:サイドが若干手薄だ。 左サイドのウサギCのドリブル突破に期待する。
D:前のパスカルに渡し、幽香を真っ向勝負で破って貰う。
E:その他 自由選択枠 妹紅にSHへとパスして貰う場合もこちらで
鈴仙のガッツ:440/880
先に3票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
914 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 21:43:31 ID:ajwubqEE
C
915 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 21:43:53 ID:???
ガレリィ「ムシ(ケラ)です。なんなりとお召し上がりください」
ピッコロ「ふん。
>>909
め。好きにしろ。」
916 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 21:44:25 ID:Kp6xyoY2
C
妹紅から奪取されなきゃ大丈夫っしょ
917 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 21:45:05 ID:e1/ZPfRI
C 試してみてもいいよね?
918 :
森崎名無しさん
:2014/07/03(木) 21:45:12 ID:dfOR+csE
C
919 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2014/07/03(木) 22:02:06 ID:???
C:サイドが若干手薄だ。 左サイドのウサギCのドリブル突破に期待する。
鈴仙「(左サイド。 そっちでタックルに行けそうなのは……手負いのルーミアだけ!
だったら――!)……妹紅、Cちゃんよ! Cちゃんに上がって貰いましょう!」
妹紅「膠着状況に風穴を開ける、SBによるドリブル突破だね! わかったわ!」
バシュウッ!
ウサギC「はっはぁ! ここはドリブル大王たるこの私にお任せあれ!!」
ポムッ、タタタタッ!
ウサギE「(タックル酋長はどこに行ったのよ……)」
実況「妹紅選手、ここで左方にバックパス! 受け取ったのはウサギC選手です!
ルナティックスの試合ではベンチウォーマーが多い彼女ですが、
一節によると、そのドリブル力は決して侮れないともされています!」
ルーミア「FWと言っても、やっぱり守備参加しないとね〜」
ふよふよ……ズザアアアアアアアアアアアッ!
実況「ルーミア選手、闇を纏いつつ空中から地面へと滑空しドリブルに出た〜!!」
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