キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50


レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
【歴史は】俺inキャプ森9【繰り返す】

1 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:32:44 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品です。
参加者の皆さんの選択、及びカード引きによって物語が展開していきます。

他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆

【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1423488665/l50

☆あらすじ☆

キャプテン森崎を心から愛する男板野住明はある日キャプテン森崎の精、
通称『森末』からキャプテン森崎の外伝スレへと参加してみないかと提案をされ外伝世界へと飛ばされる。
ふらの中学で松山達と共に鍛錬を繰り返し、1年と少しの期間を費やして臨んだ3年目の全国大会は惜しくも準決勝で敗退。

その後、同じ中学出身である松山と共に全日本Jrユースに選出された板野は、
全国大会で共に競い合った立花兄弟や合宿で集中的に練習に付き合った新田らの後押しもあってか、板野は見事キャプテンに選ばれる。
舞台は世界へ。全日本はハンブルグとの試合に3−3の引き分けに終わった後、
練習試合をする筈だった各チームに断られ追加合宿に明け暮れる。
そしてフランス国際Jrユース大会が開かれ、全日本はアルゼンチンJrユースに4−1で快勝。
続く二戦目、イタリアJrユースとの闘いが始まる。
堅守を誇るイタリアに日本は攻めあぐね、板野が隠していた新武器「バーストマグナム」もヘルナンデスに防がれる。
しかし、前半17分。
ジェンティーレの負傷退場の好機を突き一気に攻め込んだ全日本は立花兄弟の空中サッカーを解禁。
ついに先取点を上げる事に成功するのだった。

2 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:33:25 ID:???
☆板野くんの能力値☆

選手名     ド パ シ タ カ ブ せ 総 高/低  ガッツ
板野      57 55 58 57 51 52 54 384 1/3  930/930

     板野
エクスプロードドリブル(1/4でドリブル力+4、吹っ飛び係数2)
強引なドリブル(1/2でドリブル力+2、吹っ飛び係数2)
ゴールデンコンビ(パス力+3の連続ワンツー、要松山)100消費×2
弾丸シュート(シュート力+3、吹っ飛び係数4)120消費
マグナムシュート(シュート力+6、吹っ飛び係数2)200消費
バーストマグナム(シュート力+10、吹っ飛び係数2)300消費
マグナムボレー(低シュート力+6、吹っ飛び係数2)300消費
道産子ツイン(低シュート力+4、吹っ飛び係数3、要松山)150消費×2

主人公pt4

3 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:34:30 ID:???
☆サッカーのルールについて☆

基本的に本編と同様ダイスで進行させてもらいます。
間違えやすい点は下記に列挙。

・試合中の覚醒など
板野君以外の味方はJOKERを引いた際、もしくはダイスで11・12を出した際に覚醒チャンスが出ます。
攻撃判定の場合は敵に勝利した場合、
守備判定の場合はボールに触れており判定に使用する数値を出していた場合に覚醒する事が出来、
フラグか技などを習得できます。
JOKERでの覚醒の場合は一発取得、11・12での覚醒の場合はフラグまでです。
板野くんがJOKER、もしくはダイスで11・12を出した場合は後述する覚醒システムで説明します。

・ガッツ関係について
試合中、1分毎にガッツは5回復します。
ガッツが300以下になると全能力−1、200以下で−2、100以下で−3、0以下で−5とペナルティが増えていきます。

4 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:35:35 ID:???
・フリー補正など
フリー状態の場合はシュート、パスなどに+2の補正がつきます。
主にフリーキックの際に使用される補正ですが、相手の戦術や退場などによっては普通にプレイしている時でもかかる時があります。
また、コーナーキックの際のシュートは、特殊なシュートでなければ角度ペナが入りフリー補正と±0になる予定です。

・人数補正について
守備側の選手たちは判定に参加した人数に応じて人数補正を受けます。
2〜3人で+1、4〜6人で+2、7人以上で+3の補正となります。
キーパーのセービングには影響をうけません。

・スルー、ポストプレイについて
スルーはシュート力+3した状態で判定が行われ、成功するとキーパーの状態を悪くする事が出来ます。
ただし上手くいくかどうかは合わせてくれる味方との連携にもよります。
ポストプレイはパス力での判定になります。

5 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:36:51 ID:???
・反則について
反則は攻撃側、守備側の接触プレイ時、お互いにクラブを引いている場合にのみ起こります。
この時反則を犯すのはカードの数値が低かった方です(同数の場合は守備側になります)。
また、基本的に怪我は反則を犯された側のみが受ける事となります。
・怪我の判定について
ケガの判定は以下の表を使って算出します。
本編のものと同様です。

ケガの深度 非接触 接触 反則受 シュート 接触 反則受
                       吹飛  吹飛  吹飛
万全の状態  無   無   中    小    中   大
なおりかけ    無   小   中    中    中   大
軽傷治療済  小   中   中    中    大   大
軽傷未治療  中   中   大    大    大   危
重症治療済  中   大   大    大    危   必
重症未治療  大   危   必    必    必   必
プレイ不能   必   必   必    必    必   必

無=怪我は発生しない 小=クラブの4か9か13
中=クラブの偶数     大=クラブ
危=クラブかスペード  必=必ずケガをする

6 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:38:12 ID:???
・シュートの枠外について
シューターとキーパーの数字の和が14の場合、シュートはゴールポストに当たります。
更にカードのマークが一致した場合は枠外になります。
ツインシュートの場合はシューター同士のマークが一致でポスト、数字も一致で枠外です。
この場合キーパーとの和が14でもシューター同士のマークが違えばポストにはなりません。
また、この判定は一対一の判定の際にも適用されます。

・PKについて
PKの際はマークが一致した時のみ、セービングチャンスが与えられます。
一致しなかった場合は枠外にならない限り自動的にゴール、ですがシューターのカードがQ、Kの場合のみ枠外になります。
JOKERを出した際も方向一致とはならず、ダイヤの15扱いとします。

・ブロック失敗時のシュート威力現象
ブロック時、クリア時にシュートを弾き返せなかった場合でも、
シュート力−守備側の判定=2〜4の場合はシュートの威力が−1されます。
この効果は重複しますが、DF判定の段階では適用されません。キーパーのセービング判定にのみ影響があります。

7 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:39:16 ID:???
【板野くんの覚醒システム(主人公pt)について】

・JOKERを引いての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、5pt入手。
・ダイスで11、12を出しての攻撃側勝利・または守備側こぼれ球以上の場合、2pt入手。
・とても上がりやすい能力を3ptで1上昇出来る。
 同じように上がりやすいは7pt、普通で10pt、上がりにくいで20pt、とても上がりにくいで30ptとなります。
・ガッツは最大ガッツ+5のたびに10ptを使ってあげる事が出来ます。
・練習で会得出来る可能性があった技も、20ptで会得する事が出来るようにします。
・試合後に累計ptを計算し、そこでptが余っている場合に能力等を上げるかどうかを決定します。
・試合に負けそうになった際は、5ptを消費してリセットをする事が出来る。
 リセットが出来るのはリセットをした時点から近い位置からのやり直しのみ。
・投票の際に主人公ptを消費してヒントを受ける事が出来る。 2票決の際は2pt、3票決の際は3pt消費する。

とても上がりやすい:パスカット、ブロック
上がりやすい:なし
普通:パス、せりあい、ガッツ
上がりにくい:ドリブル、シュート
とても上がりにくい:タックル
ガッツ:+5のたびに10pt

『覚えられる技』
「ぶっ飛びパス(仮)(パス力+2、吹っ飛び係数5、消費ガッツ60)」を覚える
「ダイビングヘッド(仮)(低シュート力+2、吹っ飛び係数4、消費ガッツ120)」を覚える
「パワータックル(1/4でタックル力+2、吹っ飛び係数4)」
「勘任せカット(仮)(1/4でパスカット力+2)」
「パワーブロック(1/4でブロック力+4、消費ガッツ100)」
「パワークリア(空クリアー力+1、吹っ飛び係数4、消費ガッツ80)」

8 : 森末(仮):2015/03/02(月) 22:40:16 ID:???
☆現在のキャプテン候補に対する各選手感情値☆
名前 || 板野 || 松山 || 若林 || 若島津
−− ++ −− ++ −− ++ −− ++ −−
政夫 || + 4|| + 1|| ± 0|| ± 0
和夫 || + 4|| + 1|| ± 0|| ± 0
新田 || + 4|| ± 0|| + 1|| ± 0
反町 || + 2|| ± 0|| ± 0|| + 2
佐野 || + 1|| + 3|| ± 0|| ± 0
来生 || ± 0|| ± 0|| + 3|| ± 0
 滝 || ± 3|| ± 0|| + 4|| ± 0
 岬 || + 1|| + 4|| + 1|| ± 0
三杉 || + 1|| + 2|| + 1|| ± 0
山森 || ± 0|| + 1|| + 3|| ± 0
井沢 || + 3|| + 1|| + 4|| ± 0
小池 || ± 0|| ± 0|| ± 0|| + 2
沢田 || + 1|| + 1|| + 1|| + 3
次藤 || + 2|| + 2|| − 1|| + 1
早田 || − 1|| + 4|| ± 0|| + 1
中里 || ± 0|| ± 0|| + 1|| ± 0
石崎 || + 1|| + 1|| + 1|| ± 0
高杉 || ± 0|| ± 0|| + 5|| − 2
中山 || + 1|| + 1|| + 1|| ± 0
中西 || + 1|| + 1|| ± 0|| ± 0
−− ++ −− ++ −− ++ −− ++ −−
総合 || 2 8|| 2 3|| 2 7||   7

板野支持率:35
松山支持率:32
若島津支持率:40
若林支持率:22


9 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:42:00 ID:???
【登場人物紹介】
・板野住明
キャプテン森崎が大好きな、どこにでもいる学生でこのスレの主人公(?)。
性格的にはかなり素直で、キャプテン森崎の世界にいる現状を楽しんでいる。
キャプテン森崎の知識は豊富なので、それがこの世界での彼の最大の武器。
友人の多田野くんの助けで「バーストマグナム」の開発に成功した。
現時点でその決定力は世界でも屈指のレベルにある。

・キャプテン森崎の精(通称:森末)
板野をキャプテン森崎の世界に招待した自称・キャプテン森崎の精。
時々怪しいそぶりを見せるが、頻繁に板野にアドバイスをくれる奴。外見は某QBそっくり。
板野が主人公でなくなってしまっている事を把握し、危機感を持っている。
イタリアJrユースとアルゼンチンJrユースの事情が入れ替わっている事を知り、またも誰かの介入に気づく。
もはや管理者(笑)扱い。頑張れ森末!

・松山光
板野が選んだ中学、ふらのサッカー部のキャプテンで道産子。
惜しくも全国大会では優勝をする事が出来なかったが、藤沢と想いを通わす事に成功。
板野を1番信頼し、また板野に1番信頼をされているチームメイト。
ハンブルグ戦では世界レベルでは自分の攻撃力が通用しない事を痛感し悩んでいたのだが……?

・藤沢美子
本編では松山との間に悲劇的結末を生んでしまい、今もキャプ森板全界隈で惜しまれている少女。
マモノ様の効果によりヤンデレ気質を身に着けてしまったが、松山に対する思いは本物。
アメリカへ旅立つ寸前、松山と心を通わせた。よかったね藤沢!!

10 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:43:23 ID:???
・若島津健
日本を代表する空手キーパー。
板野、松山と全国大会で最後の最後まで鎬を削り合った。
大会MVPにも選ばれたが、その結果には誰も文句が無いようだ。
力こそ正義を地で行く男であるが故に、シュナイダーと自身との実力差に苦悩。
しかし、それを乗り越えるべく修練に励み、見事新技を習得した。

・小池秀人
何の間違いか東邦学園のキャプテンになってしまった男。
自分に若島津や反町を凌駕する才能があると思い込んでいるが、大した事はない……筈が強くなってきてる。
とうとう全国大会で優勝してしまった。どうしよう。

・反町一樹
東邦学園のストライカー。
日向がいない為にのびのびとサッカーを楽しんでいるが、やはりあまり言いたい事は言えないタチ。
板野の放ったマグナムシュートを見て「魔王」みたいと感想を述べた。

・沢田タケシ
東邦学園のゲームメイカー。
中盤の人材不足に苦しむ東邦スカウトが、若島津のツテを頼ってスカウトした選手。
吉良監督の特訓により強靭な肉体を得、パワーとテクニックを兼ね揃える選手となった。
ただしあくまでも性格は気弱。

・早田誠
大阪が誇るカミソリサッカー野郎。
得意のカミソリタックルの鋭さは既に世界レベル。

・中西太一
大阪が誇る超大物級GK。
しかし自身の限界というものも理解しており、今のままでは第三キーパー止まりだと考えフィールダー転向を考えている。
立花兄弟の土台役となり、ハンブルグ戦では晴れてスタメン出場をした。

11 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:44:27 ID:???
・立花政夫・和夫
花輪中学の双子兄弟で空中サッカーの申し子。
板野の手助けによってデルタツイン、更には間接的にスカイラブツインの開発を成功させた。
その為か板野に対してかなりの好感を持っている。
戦力が足りないこの世界の全日本では主力級の実力者であり、ハンブルグ戦、イタリア戦共に活躍を見せる。

・次藤洋
九州・長崎から出てきた九州男児。
中学生離れした体格とパワーを持ち、大柄な体に騙されがちであるが頭脳も優秀である。
語尾にタイをつける時とそうでないときがある。
自分を吹き飛ばすパワーを持つ板野と認め合い、サッカーを続ける事を決意する。
パワーだけでは世界に通用しないのかと苦悩するも、仲間とのチームプレイに目覚め復活をする。

・佐野満
次藤と同じ比良戸に所属する小柄な2年生FW。
そのキープ力は松山にも匹敵するほど。「ケケケ」が口癖。
自分のキープ力を認めてくれた松山に好感を抱く。
立花兄弟の技である「スカイラブ」を習得し、主にフィードのカット役として活躍している。

・井沢守
南葛中学のキャプテン。
翼がいない事で不要な嫉妬心がなくなり、キャプテンに任命された事で強い責任感を負うようになった。
その甲斐もあってか本来よりも多少強くなっており、特に守備面が強化されている。
トップ下に固執し、松山にライバル意識を持っていたが板野と滝の説得でボランチへのコンバートを決意。
ただし松山へのライバル心だけは健在の模様。

・来生哲平
南葛中学のエースストライカー。
本編同様、馬鹿。ただし実力は折り紙つきであり、反町と肩を並べる世代を代表するFWである。

12 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:45:35 ID:???
・滝一
南葛中学のウイング。
本編同様、サイド際が活躍の場所。友人の為に真剣に悩めるなど、友情に篤い男。

・石崎了
南葛中学のDF。
根性任せのブロックだけが持ち味。
板野・松山と同室となり、毎晩馬鹿馬鹿しい笑い話で彼らを笑わせている。

・高杉真吾
南葛中学のDF。
翼、森崎がいない為に特に裏工作とかは画策しない至って普通のDFとして成長している。
ただし若林シンパであることは相変わらず。
若島津の暴力の下に屈したが、それでも若林に対する忠誠は変わらない。

・山森正吾
南葛中学の2年生MF。
本編では森崎によって実力を見出され、才能が花開いた彼であるが、
このスレでは若林の手によって才能が目覚めかけているというのは皮肉だろうか。

・岬太郎
フランス、パリに在住の稀代の詐欺師。
本編同様将来の全日本サッカー協会で権力を得ようと水面下で動こうとしていたのだが、
大空翼に出会った事により若干心に変化が生じた様子……?

13 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:46:36 ID:???
・中里正人
南葛中学のDFで、忍者。
大会後サッカーをやめるつもりだったが、父親のはからいにより続ける事が出来た。
俊足を生かしたオーバーラップが持ち味だが現在まったくいいところがない。

・中山政男
大友中学のDFでキャプテン。
森崎がいなくとも、自力で才能を開花させ全国有数のDFとして名を轟かせた。
しかし、中学三年間一度も南葛に勝てず、終ぞ全国大会には出場出来なかった悲劇の選手である。
世界の壁を本編より先に知り、更に森崎に出会った副作用で急速に成長しつつある。
だが、それと同時に現在いる自分の立ち位置に疑問を持ち始めている……。

・新田瞬
大友中学の2年生ストライカー。
まだ実力は低いが、才能とセンスはあると目される少年。
失敗を繰り返しながらも板野に練習に付き合ってもらった結果、副砲としては十分な威力のシュートを身につけた。
尚も伸び代があり、底が見えない未完の大器。

・三杉淳
武蔵中学のキャプテン、ガラスのエース。
ヒューガーがない為に家は没落していないが、未だに心臓病の手術はしていない。
しかしこの3年間リハビリをした為に、30分だけならば試合に出場できるだけの身体を身に着けた。
選手兼コーチとして全日本Jrユース入り。小池の隠れた才能を発掘するのに躍起になっていたが少し疑問を持ち始めた。
翼がいない為、彼の存在は全日本にとっての切り札である。

・若林源三
元は南葛SCを率いていた天才GK。
見上と共に西ドイツ、ハンブルグへと渡り本場ヨーロッパの環境で練習をしていたが、
慢心する心とサボり癖のせいで大きな成長をしておらず、ハンブルグ戦では3失点の屈辱を味わった。
今後の再起に賭けアルゼンチン戦に出場。ディアスを相手に1失点に済むも、あまり評価は上がっていない。

14 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:47:51 ID:???
・カール=ハインツ=シュナイダー
西ドイツの皇帝と呼ばれる、ヨーロッパNo.1ストライカー。
パワー、スピード、テクニック、どれをとっても一級品であるが、その中でも随一と言えるのが得意とする「ファイヤーショット」。
ハンブルグ戦では不調だったのかイマイチ活躍しきれなかったが、それでもハットトリックを達成。
現在は予定を前倒ししてフランス入りし西ドイツJrユースの合宿に参加。現在試合を観戦中。

・ヘルマン=カルツ
ハンブルグの仕事師。老け顔であるがれっきとした中学生であり板野達と同い年。
飄々とした態度の中に熱い思いを秘めており、土壇場で発揮する本気モードはなんとも嫌らしい。

・マンフレート=マーガス
ブレーメンJrユースのFWで西ドイツのポストプレイヤー。
個性的な面々が多い西ドイツにおいては、数少ない普通の男。

・フランツ=シェスター
ブレーメンJrユースのMFで西ドイツの中盤の要。
イケメンで女性人気が高く、普段はまともで普通の男。
ただし異常なまでのニンジャマニア。

・ジノ=ヘルナンデス
イタリアJrユースのキャプテンでヨーロッパNo.1キーパーの異名を持つ男。
個性派集団のイタリアを纏める常識人だが、女性の趣味が大変危ない。

・サルバトーレ=ジェンティーレ
イタリアJrユースのリベロ。彼とヘルナンデスの守るゴールは正にカティナチオである。
日本のサッカー選手を『ジャッポネーゼ』と言って馬鹿にする癖があるが、
その傲慢さに見合うだけの実力者でもある……筈。

15 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:49:08 ID:???
・チェザーレ=ストラット
イタリアJrユースのストライカー。
本来の歴史であれば、彼はこの時間軸において、
彼の"責任"により他の選手たち同様イタリア代表として行動はしていない筈であるが、
彼がここにいるのは高橋が歴史を改変した結果だという事実が明らかにされる。

・ジョバンニ=マンフレディーニ(バンビーノ)
イタリアJrユースのMF。
地味だが数少ないイタリアJrユースで頼れるMF。ストラットとは大親友。

・ダヴィデ=ランピオン
イタリアJrユースのポストプレイヤー。
地味だがマリーを助けてしまった事により、下手な恨みを買ってしまいそうである。

・ファン=ディアス
アルゼンチンJrユースのキャプテン。
その天才的なプレイの程は周知の事実。
基本的に陽気で楽天家であるが、相手の力量を冷静に判断出来る頭脳的な一面も持つ。
強化されたイタリアの代償とばかりに、とある選手の"問題行動"のせいで完全なワンマンチームを率いる事となった。
結果的に彼は今大会で2敗、総得点2点に留まりレッドカードを貰ってチームを窮地に追い込んだ戦犯という汚名を被る事となる。

16 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:51:00 ID:???
・アラン=パスカル
本来はアルゼンチンJrユースの選手で、ディアスの相棒。
天才に遠く及ばない凡才ながら影に日なたにディアスをサポートする。

・ガブリエル=ガルバン
本来はアルゼンチンJrユースの選手で、唯一守備で頼りとなる男。
彼がいない為にアルゼンチンの守備は完全にガバガバである。

・マリオ=バティン
本来にも存在しない筈の、元アルゼンチンJrユースの選手。
彼が原因となった事件のせいで彼自身、及びパスカルやガルバンが大会に参加出来ないようになってしまった。
現在はその罪悪感に苦しみ、その結果本来の情熱を失いアルゼンチンから逃げる事を決めてしまった。

・ジョアン=デ=ラセルダ=アパレシーダ
未来のイタリアユース監督。
ロベルト本郷の恩師であり、戦術立案、選手の育成共に優れる名将。
現在は愛弟子たちと共に全日本vsアルゼンチンの試合を観戦中。

・マルク=アルシオン
未来のイタリアユースのスーパースター。
ちょっと女性の趣味が理解しがたいが、その実力は本物である。

・ジャン=サビチェビッチ
本来なら存在しない筈のジョアンの愛弟子。
筋骨隆々の大男で、寡黙にして滅多に口を開く事はない。
ディアスを見て世界の広さを知り、
かねてより一方的にライバル心を持っていたアルシオンと戦う為にアルゼンチン国籍を取得する事を決断する。

17 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:52:08 ID:???
・多田野数人
ふらの中学の野球部に所属しているエースピッチャー。
不良に絡まれている所を板野(矢車)に助けてもらった。
打率2割のチームを自分の力で道大会突破させる、実は凄いピッチャー。
新シュート開発で悩める板野に「マグヌス理論」というヒントを授けた。

・ダルビッシュ
板野のフォームを矯正し、マグナムシュート開発の手助けをしてくれた2年先輩のサッカー選手。
一流選手にしかない独特のオーラを持っている。

・矢車
地獄の住人。板野くんがお守り代わりに持ってる銀の弾丸のネックレスを売ってくれた。

・我那覇響
多田野に取材をしている時に板野と出会った新進気鋭のアイドル。
沖縄出身で元気いっぱい。喜怒哀楽が激しく感情が移ろうたびにコロコロ表情が変わる。
ダンスをやってる。板野がちょっと気になる。

・菊地真
多田野に取材をしている時に板野と出会った新進気鋭のアイドル。
男性っぽいが正真正銘の女性で、スポーツが得意。板野に取材をしたのもそのスポーツ番組で使うものである。
ダンスをやってる。全日本Jrユースに取材陣としてこのヨーロッパ遠征に携わる。

・青葉弥生
三杉のガールフレンド。
下剤事件がなかった為に三杉といたって健全な関係を築く事が出来、今は三杉を下の名で呼べるだけの仲になった勝ち組。
ただしいつ三杉がS化するかはわからない。

18 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:53:09 ID:???
・見上辰夫
日本サッカー協会の役員で、胃痛持ちの人。
全日本Jrユース監督として個性派集団を纏める。

・片桐宗政
日本サッカー協会の役員で、少し怪しい人。
黄金世代のFW不足を懸念していたが、板野がその救世主になるかもしれないと期待をしている。

・日向小次郎
全国大会で敗退後、板野が出会った本来この世界にはいない筈の人物。
魂がすっぽり抜けているようで、現在話す事は出来ない。

・森崎有三
この世界には存在しない筈の、本編の主人公。
何故彼がここにいるのかは全くの謎だが、多分悪い事を考えている。

・ニネー
絶世の美女。森崎有三に力を貸す。

・大空翼
この世界には存在しない筈の、原作の主人公。
原作同様、朗らかで明るい。悪い事は考えて無さそう。

・高橋
眼鏡の男性。大空翼に力を貸し、溺愛している。

19 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:54:11 ID:???
【人間関係】

板野→(期待できる後輩)→新田
板野→(大人)→次籐
板野→(苦手)→ディアス
板野→(ちょっと気になる?)←響
松山→(ライバル)←若島津
松山→(勝ちたい)→ディアス
松山→(大切な人)←藤沢
若林→(格下)→若島津
若島津→(ライバル心)→若林
若島津→(リベンジ)←シュナイダー
新田→(頼りになる先輩)→板野
新田→(目指す形)→ビクトリーノ
三杉→(才能の塊?)→小池
立花兄弟→(大物)→板野
井沢→(ライバル心)→松山
井沢→(憎悪)→ディアス
次藤→(相互扶助)←佐野
高杉→(服従?)→若島津
北詰→(ウチの選手なら絶対使わん)→板野・次藤
片桐→(期待)→板野
ディアス→(リベンジ)→全日本・イタリア
パスカル・ガルバン→(恨み)→イタリア
シェスター→(ニンジャ!)→佐野・立花兄弟
マリー→(ステキ)→ランピオン
フランスメンバー→(どうしようこれ)→ナポレオン

20 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:55:24 ID:???
ここまでテンプレです。このスレでもよろしくお願いします。

21 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:58:06 ID:???
>★政夫→スカイラブツイン 66 ( スペードQ )( 6 + 6 )=78★
>★和夫→スカイラブツイン 66 ( ハートK )( 2 + 3 )=71★
>★トリノ→ブロック 54 ( ハート9 )( 1 + 2 )+(人数差補正+1)=58
> ゴルバテ→ブロック 55 ( ハートK )( 6 + 1 )+(人数差補正+1)=63★
>★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( クラブ3 )( 6 + 3 )=76★
>≧2→立花兄弟のスカイラブツインがイタリアゴールに突き刺さる!
======================================================================================
政夫「(見てやがれ! 俺達が先取点を取ってやる!!)」

空中に飛び上がり、まるで合わせ鏡のようになりながらシュートを打ちに行く政夫と和夫。
その中で政夫は、これ以上に無い程の力を込めてボールを蹴り込んだ。

小学生時代から松山や若林、若島津と並んでサッカー黄金世代の一角として数えられてきた立花兄弟であったが、
立花達は彼らに比較をして一歩劣る程度の選手という認識しかされていない。
この全日本Jrユース内でも、板野の次に威力のあるシュートを出せる選手としては認められていたが、
それでも多くの者達からは準レギュラークラスであると考えられていた。

2人一緒でなければ繰り出せない大技、スカイラブツインに至っては土台役となる次藤と中西の体力まで使ってしまう燃費の悪さ。
ワンツーでの突破力こそあるものの、地上戦での守備では殆ど役に立てない事。
これらが彼らのウィークポイントとして広く知られていたからである。
そして、それは立花兄弟もよく自覚をしていた。

政夫「(だからこそ! 俺達は攻撃で結果を出さないと駄目なんだよォッ!!)いっけェェェエエエエエッ!!!」

ブバッ……ギュルルルルルルルルバババババアァァァァアアアンッ!!

自覚していたからこそ、政夫はこのシュートに全てを賭けた。
守備で役に立てない、体力を多く浪費する、そんな弱点をも帳消しにするだけの結果を出す為に。

22 :森末(仮):2015/03/02(月) 22:59:08 ID:???
トリノ「た、高いっ……」
ゴルバテ「それに、な、なんだこのブレは!? う、うわああっ!?」

次藤の脚力に立花兄弟のジャンプ力を合わせ、高高度から打ち下ろされるシュート。
更に2人が同時に蹴る事によるボールの異常な回転によりその軌道は大きくブレる。
ただでさえその高度から打ち下ろされてはシュートコースに入るだけでも難しいというのに、
ツインシュートのブレによってDF達は翻弄されてしまう。

ヘルナンデス「(落ち着け、ヘルナンデス! このシュートはこの目でも確かに見た! ビデオで研究もした!
        止められる、止められる筈なんだ!)止めるゥッ!!」

バッ! グワアアアアアアアッ!!

しかし、まるで何も出来ずに素通しするDF達を気にする事もなく、
ヘルナンデスはその右腕を目一杯伸ばし高く飛び上がった。
彼は見ていたのだ、ハンブルグ戦でのこのツインシュートを。
何度も脳内でシミュレートしたのだ、このシュートを止める方法を。

確かに凄まじい――板野のバーストマグナムやシュナイダーのファイヤーショットとは違った意味で、凄まじいシュート。
だが、それでも止められないレベルではない。
複数に見えるボールを見極める事も、それに触れる事も、決して不可能ではないと考えていた。

ヘルナンデス「ここだ!」

スッ! ブワァァァアアアアアアアアアアアンッ!!

ヘルナンデス「なにィ!?」
政夫「(ツインシュートの特性を甘く見やがったな?)」

23 :森末(仮):2015/03/02(月) 23:00:16 ID:???
しかし、この時ヘルナンデスは一つだけ思い違いをしていた。
ツインシュートの特徴と言えば、大きくブレながら狙いをつけさせずキーパーに触れさせない事が1つ。
そして、―片方のキック力が違えば、大きくボールは曲がるというものがあったのである。
この時、政夫は和夫以上の力でボールを蹴りぬいていた。
結果、まるでヘルナンデスの手元から逃げるようにしてボールは大きく右に曲がった。

ガイィンッ! バンッ! バシュウウウッ!!

ピ、ピピィーッ!!

ヘルナンデスの伸ばした腕から逃れたボールは、
ゴールポストの内側を叩いてから逆方向のサイドネットへと突き刺さる。

クルクルクルッ スタッ!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!

ヘルナンデス「そんな……馬鹿な……」
政夫「よっしゃああ!!」
和夫「やったぜ、兄ちゃん!」

観客の大歓声、審判の得点を告げる笛、ヘルナンデスの狼狽した震え声。
それらを耳にしながら立花兄弟は前転から綺麗に着地を決めるとハイタッチ。
前半17分――鉄壁と称されていたイタリアのゴールは、こうしてこじ開けられたのだった。

日本 1−0 イタリア

※立花兄弟がシュートフラグを習得しました。
※板野派閥の立花兄弟が貴重な先取点を上げた事で板野の支持率が上昇します。 板野支持率:35→37

24 :森末(仮):2015/03/02(月) 23:01:17 ID:???
実況「きっ、決まったァァァァアア!! イタリア、そのカティナチオが粉砕されたっ!!
   決めたのは立花兄弟! 日本が誇る、空中サッカーの申し子!!
   スカイラブですら驚異的な技である上に、そこにツインシュートというこれまた驚異的技を上乗せする凄まじさです!
   これは流石にヘルナンデスくんも分が悪かった! 全日本、先取点を上げた〜〜〜!!」

観客「な、なんだ今のは!?」「笑っちまうかと思ったけど……」「あんなブレまくるシュートなんて見た事ないぞ」
  「それだけじゃない、めちゃめちゃまがってたぞ今の!」「訳がわからん……日本は神秘の国だ」

マーガス「ん、んな馬鹿な……なんだよ今のは」
シェスター「ニンジャだ!! 間違いない、ニンジャなんだ!! 奴らは双子の……ニンジャ・ツインズだ!!」
カルツ「ニンジャかどうかはともかく……相変わらず大した威力だこと」
シュナイダー「破壊力という点では大した事が無いがな。
       あれだけの特異性があるシュートは、それだけキーパーもどう対応していいかわからんだろう」

ピエール「……2人同時にシュートを放つ、か」
ナポレオン「どうかされましたか、キャプテン? 寒いのならこちらに膝掛けがありますが……」
ピエール「い、いや、なんでもない」

響「やったやった! やったぞ真、日本が先取点だ!!」
真「うん! ハンブルグ戦といい、本当に立花くん達は凄いね。
  中々レギュラーには定着してないみたいだけど、限られた出番でしっかり結果を残してるね」

森崎「ケッ、双子の猿が。 調子に乗ってんじゃねーっての」
翼「どうしたんだい、森崎?」
森崎「なんでもねーよ!」

25 :森末(仮):2015/03/02(月) 23:02:51 ID:???
先ほどの佐野のスカイラブを見て笑っていた観客たちであったが、
この時彼らを包み込んだのは笑撃ではなく、衝撃だった。
スカイラブに関しては先に見ている――だが、そこから先が立花兄弟は違った。
まず多くの観客たちはツインシュートというものの存在自体を知らない。
2人が同時にシュートを打つという、常識的に考えればありえないシュートを見た事でまず彼らは驚き。
更には結果として、鉄壁を誇るイタリアのゴールを奪ったのだからそれに対しても大きく驚く。
むしろこのスカイラブツインを見て驚くな、という方が無理難題だろう。

政夫「へっへっへ! ぃやったぜ!!」
和夫「とうとう俺達も世界デビューだな!」

これに気を良くしたのは立花兄弟である。
元々陽気で目立ちたがり屋の彼らが大歓声を聞いて喜ばない筈が無いのだ。
双子は互いに笑顔を見せながら、観客たちに応えるかのようにして大きくガッツポーズを取る。

見上「よし! この先取点は大きい……やはり、立花兄弟の起用は間違っていなかったな」
三杉「ええ、この試合……少なくともここまではシュートだけでなく突破や競り合いなど様々な場面で活躍していますからね」
新田「(やっぱり実績も実力も俺と立花さん達じゃ大きく違いすぎる……でも、いつかは……!)」

ベンチで控える見上達もパフォーマンスをする立花達を満足げに見やる。
カウンターを主体とし、守備を重視した国とされているイタリア。
そのイタリアから先取点を奪えたという事は、通常のそれに比べて大きな意味を持つからである。

そして、板野はといえば……。

26 :森末(仮):2015/03/02(月) 23:03:53 ID:???
A.「やった〜! 立花、ナイスシュートだよ!!」 立花兄弟に抱きつき喜びを表現する
B.「ジェンティーレが抜けてる今がチャンスだ、この間に追加点を狙うぞ!」 イケイケムードにする
C.「立花、体力は大丈夫なの? 結構動いてると思うけど」 体力を気遣う
D.「(ジェンティーレ……お前って奴はこの世界でも……)」 治療しているジェンティーレに視線を向けてみる
E.「相手はここから攻め込んでくる筈だ。 みんな、要警戒だぞ」 守備に注意を向けてみる
F.「ヨーロッパNo.1キーパーって言っても思ったより大した事ないなぁ……」 ヘルナンデスに聞こえるように呟いてみる

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

27 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:04:09 ID:yCl6Vmag
A

28 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:04:29 ID:CrHnl87U
C

29 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:04:39 ID:exydgEPU

ここは褒めよう、それだけの価値がある一点だ

30 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:04:51 ID:Y7iz5/2I
D

31 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:14:47 ID:???
そういえば森崎って立花兄弟相手にピンゾロ出して失点したことあったなw

32 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:15:24 ID:???
>>31
あー、そのせいかw

33 :森崎名無しさん:2015/03/02(月) 23:37:22 ID:???
新スレ乙です!
2連続でスレタイ採用されて嬉しいです!

34 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:48:44 ID:???
>A.「やった〜! 立花、ナイスシュートだよ!!」 立花兄弟に抱きつき喜びを表現する
======================================================================================
ガバッ!

政夫「おわっぷ!」
和夫「きゅ、急に飛びつくなよな〜」
板野「えへへ、ごめんごめん」

この時板野は真っ先に――誰よりも早く、立花兄弟のゴールを祝福した。
突如飛びかかられた事で立花兄弟は思わずたたらを踏み文句を言うも、その顔はやはり笑顔。
自分たちが信頼をするキャプテン――しかも自分たちに新技のヒントを与えてくれた者から、
手荒く祝福されて喜ばない筈もない。

板野「これで相手はかなり苦しくなるぞ! 本当にナイスシュートだよ!」
和夫「へへへ、まあこれくらい俺達なら朝飯前だぜ!」
政夫「正直言えばあのいけ好かない高慢ちきなDFの上からゴールしたかったけどな。 ま、ゴールしちまえば同じさ!」
板野・和夫・政夫「「「イエーイ!」」」

パチンッ!

35 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:50:20 ID:???
彼ら3人は固まり、揃ってゴールを喜びながらハイタッチを交わした。
互いに競争をする相手とはいえ、素直にゴールを喜べる板野の度量の深さにその信頼に応えようとする立花兄弟。
元々子供っぽい板野に対し、立花兄弟達も決して精神的には成熟しているとは言い難い。
それが上手く作用したのかはわからないが、彼らは非常にウマが合った。
背の低さもあってか一見すれば立花兄弟が双子から三つ子に増えたかと思われる程、
この時の彼らは同じ表情で笑い合っていたという。

政夫「(自分が決められなくて悔しいだろうに、それでも一番に俺達のゴールを喜んでくれるんだよな)」
和夫「(やっぱこいつは大物だぜ。 松山達も悪くないけど、やっぱこいつがキャプテンの方が俺達も嬉しいや)」
板野「(なんだか立花兄弟といると楽しいんだよな。 松山や石崎、新田とは違う感覚だ。
    なんていうんだろう……素直に御互いを認め合える……そんな感覚がするよ)」

※板野の立花兄弟に対する感情が 板野→(友達)→立花兄弟 になりました。
※立花兄弟の板野への好感度が+1されました。

36 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:51:36 ID:???
その後、松山らが駆け付け全日本メンバーが立花兄弟の先取点を喜ぶ一方。
イタリアJrユースはといえば気落ちをしていた。
全日本の得点力の高さ、強さについては彼らも既に知っていた。
一部を除いて、必要以上に己の実力を過信せず――強敵だと考えた上で、戦いに挑んでいた。
にも関わらず、ここまでイタリアは試合を完全に支配され攻め込まれ、挙句に失点をしてしまったのだ。

ゴルバテ「ヘ、ヘルナンデス……大丈夫か?」

そして、矢面は当然のようにゴールキーパーであるヘルナンデスへと向かう。
パーフェクトキーパーとして名を馳せ、ヨーロッパNo.1キーパーとの呼び声も高い彼。
その彼がこれ程早くに失点をしたのは昨日のアルゼンチン戦でもそうだったが、その際はあくまでもPK。
正面からの、真っ当な意味での勝負でヘルナンデスが負けたというのはイタリアメンバーにとって久方ぶりに見る光景だった。
よって、彼らがヘルナンデスのメンタルを心配したのも無理からぬ事である。
だが、ヘルナンデスは彼らが思う程に弱い人間ではなかった。

ヘルナンデス「……大丈夫だ。 それよりすまないみんな、ゴールを守りきれなかった」
バンビーノ「いや、悪いのは俺達だ。 中盤で完全に押し込まれてる……こっちはまだシュートが0本どころか、
      まともに攻撃すら出来てないんだ。 ヘルナンデスが謝る事じゃない」
ランピオン「おいおい、責任の所在を追求してる場合じゃないだろ」
ストラット「そうだな。 ここからどうするか……それを決めた方が建設的だ」
ヘルナンデス「ああ、そうだな」

ゴールを割られた事で少なからずプライドを傷つけられながらも、ヘルナンデスは冷静だった。
一同に謝罪をした上で、ここからどうやって同点に追いつくか……逆転をするかを考える。
もしもこのチームがヘルナンデスしか主要選手がいないワンマンチームならば、ここで彼は諦めてしまっていたかもしれない。
しかし、違う。このイタリアにはストラットとランピオン、頼れるFWが2人もいるのである。

37 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:52:45 ID:???
ヘルナンデス「(ジェンティーレは……治療はもう少しかかるか。 だが、20分には帰ってくるだろう。
        すぐにボールを奪われても、こちらはジェンティーレが戻ってきた状態で守備につける)」

ちらりとヘルナンデスがベンチへと視線を向ければ、そこにはあからさまにシュンとしているジェンティーレの姿。
流石に傲慢で高飛車な彼でも、この失点が自分の不注意による怪我が起因となっているという事を自覚しているようである。
ジェンティーレがゴール前にいてくれれば、まだシュートを防げたのかもしれないのだから。
無論、たらればを言っても仕方ない事なのでヘルナンデスは特に彼に文句を言う訳でもなく、
改めてここからどう攻めるかについて考え始める。

ディモス「問題はあの20番(佐野)の空飛ぶカットだな。 あれがあるだけで、ランピオンが無効化されちまう」
ストラット「ならバンビーノを中心として地道に攻め上がるしかないんじゃないか?」
バンビーノ「……ニホンの10番はディアスを止めた程の実力者だ。 俺で抜くのは少し分が悪いと思う」
ヘルナンデス「(こちらの攻め手が使えないというのは大きな痛手だな。 問題はどうやってストラットに打たせるかだ。
        打つ所まで持って行ければ、ストラットなら決めてくれる筈なんだが……)」

38 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:53:46 ID:???
やはりイタリアとして、ネックとなるのは佐野の存在である。
カウンターを狙ってのフィードをカットされ、
そもそも競り合わせて貰えないとなってはランピオンの存在意義は半減以下。
ストラットもマークをつけられている以上使いづらく、バンビーノが攻め上がるというのも松山を考えれば難しい。
ヘルナンデスは苦虫をかみつぶしたかのような表情でしばらく思案を続け……ため息を吐くと、一言だけ指示を出した。

ヘルナンデス「(上策を使えないなら、中策を使うしかないな……)ストラット」
ストラット「? なんだ?」
ヘルナンデス「キックオフと同時に行け、既に前半を半分も過ぎてるのに一本も打てていない。
       体力を余らせるのは勿体ない」
ストラット「いいのか? 相手はシュナイダーのファイヤーショットを止めていたキーパーなんだぞ?」
ヘルナンデス「防がれればその時だ。 みんなも一斉に攻め上がれ、とにかく押し込んで混戦にするんだ。
       決まればそれでよしだしな」
ストラット「わかった、やってみる(フリーの状態から打てるとなるとそれなりにはこっちに利があるが……遠すぎるからな)」
ランピオン「入り乱れればあのスカイラブとかいうのは使えないだろうからな、了解だ」

39 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:54:51 ID:???
実況「さぁ、立花兄弟の超アクロバティックサッカーによる得点の熱気から未だに冷めやらぬスタンドですが……。
   フィールドでは既に両チームがポジションに散り、二度目のキックオフに備えています。
   イタリアとしてはなるべく早く追いつきたい所。
   その為にも昨日の試合、ハットトリックを達成したチェザーレ=ストラットくんに期待が持たれますが、
   この試合ここまでイタリアのシュート本数は0。 シュートどころか上手く攻め込めていません。
   まずはシュートチャンスまで持っていく、それが重要となる局面ですが果たしてどうなるか!」

ピィーッ!!

バムッ!

ストラット「よォし! みんな、走れーっ!!!」
イタリアメンバー「「「「おおおおおおおおおおおおーっ!!!!」」」」

ダダダダダダダーッ!!

板野「うええっ!? な、なになに!?」
小池「なんだ!? あいつら、全員攻撃でも仕掛けるつもりか!?」
松山「(なだれ攻撃……違う、単に突っ込んでるだけにしか見えない。 これは……)! そういうことか!」
岬「みんな、気を付けて! 打ってくるよ!!」

そして審判の笛が響き、イタリアボールでのキックオフ。
と同時に、ボールを持ったストラットが高らかに声を張り上げるとイタリアメンバーが一斉に全日本陣内へと突っ込んだ。
その無謀とも思える動きに全日本は動揺をするものの、一部の者達は狙いに気づいた。
ランピオンは突っ込み、MFも前がかりになり、DFもラインを上げる中。
センターサークル付近に残ったストラットが、その右足を振りかぶっているのが見えたからである。

40 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:55:51 ID:???
実況「な、なんとぉ!? これはストラットくん、いきなりシュートの体勢!! ロングシュートだァァァアア!!
   ゴールまでの距離は50mはあろうかという程に離れていますが、しかし!
   昨日の試合でも遠く離れた位置からゴールを決めていたストラットくんです、不可能では決してありません!!」

カルツ「おいおい、やぶれかぶれか? そんな焦る時間帯じゃあるまいに」
シュナイダー「いや、そこまで悪い策ではない。 零れ球となればそのままおしこめる。
       日本が完全に防いだとしても、上がれていない状態ならばカウンターにはなりにくい」
マーガス「無駄に体力を腐らすならここで打っておこうって事か」

板野「キ、キックオフシュート……(ストラットってなんだかそういうイメージが強いなぁ、なんでだろ)
   ま、政夫、和夫! 俺達はカウンターに備えて逸れるぞ!」
政夫「お、おう! 流石に俺達じゃ役にたたねぇもんな……」

松山「(サイドから駆け寄って間に合うのは……中山と早田か。 佐野は零れ球に備えるみたいだな)」
次藤「ふん、わしがとめたるタイ」
中山「佐野、お前は無理するな! ボールが零れた際のフォロワーになってくれ」
早田「へん、俺がマークしてるからって無茶な真似しやがって。 決めれるもんなら打ってみやがれ!」

若島津「(今の俺にそんな馬鹿みたいなロングシュートが通用すると思うな! 来るなら来てみろ!)」

41 :森末(仮):2015/03/03(火) 00:56:55 ID:???
☆どのセービング方法でいきますか? 

A.パンチング セーブ力:63(1/4で+2)+(距離補正+4) ガッツ消費80

B.キャッチ セーブ力:60+(距離補正+4) ガッツ消費40

C.三角飛び・改 セーブ力:68+(距離補正+4) ガッツ消費200

ストラットのマグノスゾーンシュートの威力:66+(フリー補正+2)
若島津ガッツ 850/850

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>33
乙ありです。
こちらこそ素敵なスレタイを考えていただきありがとうございます。

42 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 00:57:20 ID:hTQBb2KE


43 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 00:57:27 ID:l32Z78Wc
C

44 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:02:12 ID:???
はじめて感情値が5になったのは立花か

45 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:02:47 ID:???
このスレの距離補正って本編とおんなじですか?

46 :45:2015/03/03(火) 01:03:53 ID:???
すみません、距離補正書いてあるの見落としていました

47 :森末(仮):2015/03/03(火) 01:04:48 ID:???
>>45-46
はい。本編を参考にしていますね。
お気になさらず。

48 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:05:50 ID:???
ここまでの行動もあったろうけど立花との性格の相性も良かったんだろうな

49 :森末(仮):2015/03/03(火) 01:24:29 ID:???
>C.三角飛び・改 セーブ力:68+(距離補正+4) ガッツ消費200
==================================================================================
グググッ……!

若島津「(昨日の試合を見る限り、あのマグノスゾーンシュートとやらはシュナイダーのファイヤーショットと同程度だったか。
     ならば遠慮はいらん。 全力でねじ伏せてやる!)」

遠く離れた位置からシュートを狙うストラットを睨みつけつつ、
若島津は両足に強く力を込めいつでも飛び立てる準備を整えた。
彼の胸に慢心は無い―― 一度ハンブルグ戦で叩きのめされ、己の実力不足を自覚し、それでも更なる進化を望んだ彼にはるのは、
ただただ、シュナイダーと会うまでは……会ってからでも無失点に抑えてみせるという意地である。

ランピオン「(頼むぞストラット! 弾かせれば後は俺達がなんとかする!!)」
バンビーノ「(流れを変えるには力技しかない、お前なら出来るぞストラット!)」

ストラット「行くぞ! これが俺の……マグノスゾーンシュートだァァァアアアアアアアアアッ!!」

ブォオオンッ!! グバッ! バゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!

50 :森末(仮):2015/03/03(火) 01:26:26 ID:???
先着4名様で、

★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(フリー補正+2)=★
★松山→ブロック 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)+(30m補正+2)=
 早田→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)+(40m補正+3)=★
★中山→ブロック 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)+(40m補正+3)=
 次藤→ブロック 59 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+1)+(40m補正+3)=★
★若島津→三角飛び・改 68 (! card)(! dice + ! dice)+(50m補正+4)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ランピオンがフォロー)(バンビーノがフォロー)(岬がフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→ストラットのマグノスゾーンシュートが全日本ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ランピオンがフォロー)(ゴールラインを割る)(佐野がフォロー)
≦−2→イタリアボールに

【補足・補正・備考】
ストラット:マグノスゾーンには吹っ飛び係数2がついています。
中山:ダイヤかハートで「ダイビングブロック(+4&100消費)」
次藤:ダイヤかハートで「パワーブロック(+4&100消費)」

間違えて前スレに投下してしまいました。すみません。

51 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:27:18 ID:???
★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( クラブ6 )( 5 + 3 )+(フリー補正+2)=★
このストラットォ!容赦せん!!

52 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:28:02 ID:???
★松山→ブロック 57 ( ハート9 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)+(30m補正+2)=
 早田→ブロック 55 ( ハート6 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)+(40m補正+3)=★

53 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:28:35 ID:???
★中山→ブロック 58 ( ハート10 )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)+(40m補正+3)=
 次藤→ブロック 59 ( ハート9 )( 1 + 3 )+(人数差補正+1)+(40m補正+3)=★

54 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:28:39 ID:???
や〜な予感が急に・・・
★若島津→三角飛び・改 68 ( クラブ4 )( 6 + 3 )+(50m補正+4)=★

55 :森末(仮):2015/03/03(火) 01:29:23 ID:???
すみません、人数補正は+2でした。修正しておきます。

56 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:30:56 ID:???
何!?シュートを防いだら全日本ボールになるのではないのか!?

57 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 01:33:11 ID:???
こうしてみるとロングパスってなんなんだろうって気持ちになるわ
なんで自陣からのキックオフでドフリーになるのかわからない
それにこぼれ球フォローってどんだけ足速いんだ……ドン・サウザント絶対ゆるさねぇ!

>>56
レベル0はないわー

58 :森末(仮):2015/03/03(火) 02:10:09 ID:???
>★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( クラブ6 )( 5 + 3 )+(フリー補正+2)=76★
>★松山→ブロック 57 ( ハート9 )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)+(30m補正+2)=64 *吹っ飛び*
> 早田→ブロック 55 ( ハート6 )( 3 + 3 )+(人数差補正+2)+(40m補正+3)=66★ *吹っ飛び*
>★中山→ブロック 58 ( ハート10 )( 3 + 5 )+(人数差補正+2)+(補正合計+7)=75
> 次藤→ブロック 59 ( ハート9 )( 1 + 3 )+(人数差補正+2)+(補正合計+7)=72★ *吹っ飛び* *減衰*
>★若島津→三角飛び・改 68 ( クラブ4 )( 6 + 3 )+(50m補正+4)=81★
>=1→ボールはこぼれ球に。ランピオンがフォロー
=====================================================================================================
バリバリバリバリ! ゴガァァンッ!!

松山「ぐはぁっ!!」
早田「ごほぉっ!!」

本編において最も驚異的な敵は誰だろうか。
ライバルと言えば、シュナイダーを思い浮かべるだろう。
宿敵と言えば、大空翼を思い浮かべるだろう。
だが、森崎有三に対する天敵と言われれば――恐らくは多くの者がこの男、チェザーレ=ストラットを思い浮かべるのではないだろうか。

その圧倒的なシュート力と勝負強さで何度も森崎の守るゴールを揺らし、
サンパウロ戦、イタリア戦、共に悪夢を見せ続けてきたストライカーである。

この世界でのストラットも、まだそこまでの実力は備えてないものの相当なストライカーとして存在をしていた。
彼の放ったマグノスゾーンシュートは松山を吹き飛ばし、早田を跳ねとばし――。
しかし、このストラットのシュートは防がれる事となる。

59 :森末(仮):2015/03/03(火) 02:11:44 ID:???
中山「(落ち着け、止められないシュートじゃない!)ここだっ!」

バッ! グボンッ!!

中山「ゴフッ……カハッ、はぁ……!」
ストラット「な、なにィ!?」

本編における森崎有三の親友、中山政男によって。

実況「あ〜っ!! 駄目です、やはりこれは無謀だったか!?
   ストラットくんのシュートはキーパーにすら届かず!
   今日の試合SBとして出場する中山くんによって防がれましたァ!」

森崎「いいぞ、中山! ストラットのアホなんぞに活躍させるな!!」
翼「凄いな……いくら距離が離れてるとはいえ、あれを防ぐのか」

若島津「(やれやれ、やはり届かなかったか……しかし、まだ油断は出来んな)」
ランピオン「くっ、だがまだボールはこっちのものだ!」

思い切って飛び込み、その勢いによってボールの勢いを殺す事に成功した中山。
しかし、やはりストラットのシュートには重さがあったのか、完全にボールをトラップする事は困難。
零れ球となったボールは大きく跳ね返り、いの一番に突っ込んできていたランピオンがフォローをする。
だが、当然ながらこのランピオンに全日本メンバーが好きに突破をさせる筈もない。

小池「よくやった中山! 後はこの東邦学園キャプテンたる小池秀人様が奪い返してやるぞ!」
板野「小池小池、慌てて突っ込まないで。 一緒にいくよ!(ランピオンって地上戦ではどうだっけ?)」
ランピオン「(2人がかりか……いや、なんとしても抜く!)」

60 :森末(仮):2015/03/03(火) 02:13:39 ID:???
先着2名様で、

★ランピオン→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★板野→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 小池→タックル 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ランピオンが突破に成功! 更にそのまま中央を突き進む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、中盤での混戦に、佐野がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

>>56
全日本ボールに。の間違いですね。

>>57
キックオフでのシュートがフリーになるのは本編準拠です。
このスレでも花輪中学戦など板野くんがしています。わからないと言われても困ります。
零れ球フォローについても、本編で実際にドイツ戦でシュナイダーが打った後ポブルセンがしておりますね。
ただこの判定票を見る限り、今回はこのスレの方が少しイタリア有利で書いてた感じなので、次回以降は修正しようと思います。

61 :森末(仮):2015/03/03(火) 02:15:17 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

62 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 02:21:55 ID:???
★ランピオン→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=★

63 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 02:21:57 ID:???
★ランピオン→ドリブル 57 ( ハート5 )( 6 + 5 )=★

乙です

64 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 02:23:24 ID:???
★板野→タックル 57 ( ハートK )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=
 小池→タックル 52 ( ハート2 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=★

65 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 02:44:53 ID:???
現実のサッカーだってキックオフ時同じようにフリーだよ。

66 :57:2015/03/03(火) 03:04:42 ID:???
申し訳ありません、ルールブックを調べたところ
センターサークルからの助走をつけてのシュートは
全く問題なくフリーになる事が確認出来ました

無知の為不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした

67 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 07:45:35 ID:???
ランピオン、また小さいのに当たり負けた
乙です

68 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 07:50:09 ID:???
板野と立花兄弟が仲良くしてるのはほっこりするなw

69 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 08:22:39 ID:???
岬、立花兄弟でカウンターかな。
ここで追加点を取れれば…

70 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 23:13:47 ID:???
立花兄弟も消耗してるから、岬辺りでジノ削りたいね。
黄金2回使ってるけど、本編だとジノのガッツどんなもんだっけ?

71 :森崎名無しさん:2015/03/03(火) 23:26:10 ID:???
というより黄金の右腕消費120だから自動回復ありじゃガッツ削り切るのが現実的じゃない

72 :森末(仮):2015/03/04(水) 00:00:47 ID:???
>★ランピオン→ドリブル 57 ( ダイヤ9 )( 3 + 2 )=62★
>★板野→タックル 57 ( ハートK )( 3 + 5 )+(人数差補正+1)=66
> 小池→タックル 52 ( ハート2 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=59★
>≦−2→全日本ボールに。
===========================================================================
板野はすっかり忘れていたが、ランピオンは決して空中戦しか取り柄の無い男ではなかった。
その屈強な肉体を生かしたハイボール争いだけでなく、地上戦もそつなくこなせる程度の技術を持っていたのである。
少なくとも、他のイタリアMF陣に比べればドリブルも巧みであった。

ズシャーッ!! バシィッ!!

ランピオン「なっ、なにィ!? 馬鹿な!?」
板野「よーし、奪い返したぞ!!」
松山「(本当に上手くなったな、板野……ふらのに来たばかりの頃からは考えられないよ)」

ただし、板野もそのランピオンに十分対抗できるだけの実力を備えていた。
ふらのに来た時には松山に比べれば大きく劣る能力しか持たず、
中学大会編ではふらののストライカーとして全国屈指の決定力とFWとして及第点以上の突破力を備え。
そして、この世界の舞台に上がってからは前線メンバーの守備下手を解消する為にと守備力を鍛え上げた。

既にタックルだけならば全日本内でも上から数えた方が早い部類に入る板野は、
素早く回り込むようにしてランピオンに追いつくと華麗なスライディングタックルでボールを奪い去るのだった。

実況「イタリア、ここも上手くいかない! ボールは素早く奪い返された!!
   どうもイタリアは攻撃のリズムを作れません!」

シュナイダー「博打が失敗をした形だな……とはいえ、全日本もここからカウンターという訳にもいくまい」
カルツ「イタリアが上がり始めていたとはいえ、あのイタノの前にはまだディフェンス陣がいるからな。
    ゆっくり組み立てるしかないだろうが……」
マーガス「いや、やりようによっては速攻も可能な筈だぞ」

73 :森末(仮):2015/03/04(水) 00:02:02 ID:???
板野「(さて、ボールを持った……はいいけどここからどうしよう?
    松山達も起き上がり始めたし、ここはゆっくり攻め入ろうか? いや……)」
政夫「(気づけ、板野! 俺達がいるぞ!)」
和夫「(ハイボールだ!)」
板野「(立花達が前に残ってくれてる! 一気に渡せば相手はDFしか残ってないから大チャンスになるな!
    ただ、これで上手くシュートまで持ち込めば立花達もかなり疲労する……。
    少なくとも前半は使い物にならなくなるだろうな。
    それにそろそろジェンティーレが戻ってくる頃だ。 シュートを打つ時にはゴール前にあいつがいる可能性も高い。
    今は前半の20分になろうかという所……ロスタイムを入れても10分少しはあるか。
    どうする?)」

A.「頼んだ、立花! もう1点取ってきてくれ!」 立花兄弟に向けてハイボールを蹴り込む
B.「ペース配分は大事だ! リードしているんだから焦る事は無い、落ち着いて攻めよう!」 中央の松山に預け、陣形を整える
C.「みんな走れーっ!! 今度はこっちの番だー!!」 思い切って今度は俺が超ロングシュートだ!!(更に分岐します)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 490/930

>>67
乙ありです。
>>68
立花兄弟は実は初期からの付き合いなのですよね。
割と遠い昔になりますが、初めての中学大会編で出会って好印象を抱かれていました。
>>66
質問なのかただの愚痴なのか指摘なのかよくわからなかったので反応すべきか迷いましたが、
一応本編準拠で書いていますのでその点だけ説明させていただきました。
57さんだけに限らず、疑問や不可解な点があったらわかりやすく質問や指摘していただけると助かります。
こちらも説明出来ますし、私の間違いは間違いで直せますので。

74 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 00:02:17 ID:bxteGeb2


75 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 00:04:12 ID:eYX08yS+
A

76 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 00:05:50 ID:8/k0rIDU
B

77 :森末(仮):2015/03/04(水) 00:39:42 ID:???
>B.「ペース配分は大事だ! リードしているんだから焦る事は無い、落ち着いて攻めよう!」 中央の松山に預け、陣形を整える
======================================================================================================
確かに通れば大チャンスではあるものの、その代償として立花兄弟の体力を多大に浪費してしまうというリスクがある。
そうなっては加点する事も難しくなるだろうと判断し、板野は落ち着いて攻撃をする事にした。
既に走り出していた立花兄弟は思わずその指示を聞いてコケそうになってしまうのだが、
板野の言うようにペース配分を守る事も大事である為、文句は出ない。

和夫「チェッ、一気に2点取りたかったな〜」
政夫「まあ板野の言う事も間違いじゃないさ。 ある程度温存しないと俺達はもたないからな」

実況「さぁ、日本……ゆっくりとパスを回して陣形を整えます。
   ここは焦らずにじっくりと攻める様子。 イタリアもこれを追いかけますが、中々捕まえる事が出来ません。
   現在時計は21分、ロスタイムを入れても10分あるかどうかという所でしょうか。
   イタリア、ここは早めにカットをしたい! ……っと、ここでジェンティーレくんがフィールドに戻ってきました。
   どうやら怪我は大丈夫のようです」

パス回しから少し時間が経過した所で、ようやく治療を終えたジェンティーレがフィールドに姿を現した。
ゴール前へと駆けて戻るジェンティーレの表情は苛立ちと申し訳なさとを混ぜたようなものとなっており、
それを厳しい目つきで見やりながら、ヘルナンデスは口を開く。

ヘルナンデス「ジェンティーレ……大丈夫なんだな?」
ジェンティーレ「……無論だ。 俺が来たからには、もうゴールは許さん。 絶対にだ!」
ヘルナンデス「ああ、頼むぞ(気を引き締め直したか。 とにかく、これ以上の失点を防ぐ為にはジェンティーレの力が必須。
       ならば信じるしかない)」

何度も言われている事だが、ジェンティーレは傲慢な男ではあるが、馬鹿ではない。
この時の彼も、既に板野に吹き飛ばされたという恥辱以上に、
自身が抜けた事による穴を突かれて失点をした事を何よりも悔いていた。
それがありありとわかるからこそ、ヘルナンデスも決して必要以上に彼を責めるような言葉は吐かなかった。

78 :森末(仮):2015/03/04(水) 00:40:45 ID:???
ヘルナンデス「(そしてジェンティーレが戻ってきたとなれば、多少は無茶が出来る。
        しなくては、逆転は出来ない。 よし……)」サササッ
トリノ「(ん? 俺達も上がってボール争いに参加か……)」
バサレロ「(後ろはジェンティーレがいれば安心って事だな……確かに、ここは打って出ないと駄目か)」

更にここでヘルナンデスは両サイドバックを上げ、中盤でのボール争いに参加するようサインを出した。
1点ビハインドのこの場面で引いて守り、無為に時間を浪費する事だけは避けたい。
なんとしても前半で同点に追いつくには、早めにボールを奪い攻撃をしなければならないのだ。
5バックのDFが3バックになるというリスクはあるものの、
ジェンティーレがいる以上は多少の無理は可能だろうという判断の下の指示である。

小池「ん? あいつら、上がってきやがったな」
板野「(抜ければチャンスが出来るけど、相手も切羽詰ってるし何より守備自慢。 そう簡単には行かないかな?)」
岬「(板野、それに立花達も下がって参加している以上はまだ数的には五分。
   ただイタリアのFWも下がるとなると少し厳しくなるんだが……)」
松山「みんな、落ち着いてパスを回せ! こういう時こそ平常心だぞ!」
日本メンバー「「「おう!!!」」」

これに対して全日本メンバーも松山の指揮下、更に精度を上げてパスを回しなんとかして裏を取ろうとする。
DFが上がった以上、そこさえ抜ければ再びシュートチャンスがやってくる。
追いかける人数が増えたイタリアメンバーに苦心しながら、粘り強く隙を伺う全日本なのだが……。

79 :森末(仮):2015/03/04(水) 00:41:45 ID:???
先着1名様で、

★アタックチャンス!→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ジェンティーレ「ええい、まどろっこしい! 俺が奪いに行く!」 ヘルナンデス「何もわかってないじゃないかー!?(ガビーン」
なにィ!? ジェンティーレまでも上がって中盤争いに参加だと!?
ダイヤ→岬が隙をついて板野にスルーパス! 板野がボールを持った!
ハート→松山が板野にパス! バンビーノがカットに行く!
スペード→小池が大きくサイドチェンジ……するも岬にストラット、バンビーノ、コンティが殺到!
クラブ→和夫がボールを持った瞬間バンビーノとディモスが襲い掛かる!

80 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 00:42:20 ID:???
★アタックチャンス!→ ハート3

81 :森末(仮):2015/03/04(水) 01:15:53 ID:???
>★アタックチャンス!→ ハート3 =松山が板野にパス! バンビーノがカットに行く!★
==========================================================================================
イタリアが迫れば日本が逃げ、日本が逃げればイタリアが追う。
正に一進一退の攻防であり、両チームともに息つく暇もない。

ディモス「くそっ、いい加減寄越せ!」
バサレロ「そっちに行ったぞ!」
小池「ええい、いい加減諦めろ! この東邦学園キャプテン小池秀人様の名の下に!!」
岬「(やはりそう簡単には行かないな……どこかで妥協するしかない)」

焦るのは互いに同じであったが、それでも心理的な余裕はリードをしている日本がやや上だった。
そして、ボール回しが始まって数分後。
この粘りのパス回しを指揮していた松山はイタリアの僅かな綻びを見つける。

板野「(このままじゃどこかで捕まっちゃう。 こうなれば……)」

ダダダッ!

松山「(! 板野へのパスコース……相手の10番がカットに行ける位置だが、ここを通せばチャンスだ! よし!)
   頼む、板野!」
板野「うん!」

バシュウッ!!

それはふらの時代からの長い付き合いが為せた技か。
板野が動いた刹那、松山には板野が走り込むスペースがある事、そしてそこまでのパスコースが空いている事を察知した。
察知した瞬間、松山は既に行動を取っていた。
板野に渡せば後は薄くなったDFが守るのみ――追加点を取れるチャンスをものにする為に、
ふらのの……全日本のストライカーに託そうとしたのである。

82 :森末(仮):2015/03/04(水) 01:17:18 ID:???
バンビーノ「ちっ、そいつへのパスを通す訳にはいかない!」

当然、イタリアとしてもそう容易にパスは通させない。
板野の実力の高さ――バーストマグナムの威力を既に知っている彼らはパスコースを遮断しようとし……。
しかし、これを辛うじてカットに行けたのは中央に位置していたバンビーノだけであった。

先着2名様で、

★松山→パス 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山のパスが板野に通った! 残るDFは3人だ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(和夫がフォロー、中盤での混戦に、コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

83 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 01:18:33 ID:???
★松山→パス 57 ( ダイヤ4 )( 6 + 4 )=★

84 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 01:22:13 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( ハート4 )( 2 + 2 )=★

85 :森末(仮):2015/03/04(水) 01:23:24 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

86 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 01:29:04 ID:???
乙でした。
流石松山、いい仕事してくれる

87 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 01:29:04 ID:???
乙です。
前の攻撃の時のゴールデンコンビといい
この試合の松山は攻撃面(特にパス系)で引きが良いな。
翼がいない穴を感じさせない。

88 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 07:54:21 ID:???
ここはガッツ的に撃たない方がいいかな。
ドリブル突撃かアシスト狙いか。

89 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 09:48:19 ID:???
立花に打たせるのは?
ガス欠になってもリードしてるなら問題ないかと

90 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 11:26:56 ID:???
交代枠の問題があるからね

91 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 11:56:28 ID:???
立花に打たせるならさっき渡せよって感じだしな。
個人的にはそろそろ松山に打たせたい。

92 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 12:02:08 ID:???
自分で撃ってもいいんじゃないか
後5分程度で前半終了だし

93 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 12:42:45 ID:???
ガッツの余裕をもちたいから立花のデルタツインかな
さっきと違ってねじこみも期待できるし

94 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 15:35:02 ID:???
松山に打たせたいはわかるが、位置的に板野は待たないと駄目そうだから、
ここはFWどちらかに打たせるのがいいと思う

95 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 16:28:20 ID:???
10番ならば必殺パスも欲しいところだ...

96 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 16:30:10 ID:???
突撃銃(アサルトライフル)から「アサルトパス」なんてどうだろ

97 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 17:18:03 ID:???
いや、>>95は松山君のことだろう

やはり北海道らしい技名で……
素早く、捉えにくいという意味で雪ウサギパスはどうだろう!?(センスはお察し)

98 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 17:25:15 ID:???
ドリブル勝負もありだと思う。
ジェンティーレがクラブ、板野がクラブ以外で勝利すれば…

99 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 18:58:30 ID:???
ひょっとしてこのまま中盤を抑えながら放り込みは佐野にカットさせ続ければ勝てちゃう?

100 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 19:20:02 ID:???
佐野がいるからランピオンが使えない
バンビーノは松山相手に分が悪い
スト様は早田にマークされてるとなればお手上げじゃろうて

101 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 19:27:19 ID:???
イタリアはシュートまで持っていく術がないから勝てそうですね
後半は立花を井沢、三杉と交代して4-4-2にすればイタリアの攻撃をより封殺できそう

102 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 19:34:26 ID:???
ストラットが本編みたいにまだバ火力じゃないから無理やりロングでぶち抜けないしな

103 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 19:41:47 ID:???
三杉と小池代えて手堅く行けば普通に勝てそうに見える
小池は手堅く行くには守備力が…

104 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 19:46:10 ID:???
すごい
佐野のスカイラブがこんなに有効に働いてるストーリー見たことない

105 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 19:47:18 ID:???
タックル52はいくら何でも低すぎるからな
正直ワールドユース編までに改善してほしいが無理かな

106 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 22:07:39 ID:???
松山が高威力シュートを使うのは、なんとなくイメージし辛い。
北国シュート(イーグルショット)も精々中の中だし。あるとすれば、
北国シュートを空中で撃つことしか思い浮かばない。(それでも上の下くらい?)
ちなみに「つくろうドリームチーム」での松山の最強シュートは
「雪国魂シュート」(どんな性質のシュートかは知らない)で、
DS版では「ブリザードショット」がある。(ゲーム中最強技の一角。
一人で蹴ったにも関わらずツインシュートみたいにブレる。練習中に
偶然編み出し、吹雪を跳ね除けたことから命名。)
松山の強そうなシュートはそれ以外にあったっけ?

107 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 22:44:05 ID:???
一応ゴールデンイーグルショットがある
北国シュートをグレードアップするとなると極寒北国シュートか

108 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 23:14:22 ID:???
北国シュートの威力と燃費をあげていていけばいいんじゃないの?
新田みたいに

109 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 23:21:41 ID:???
イーグルをゴール前で新田が蹴るブーストノートラップランニングボレー隼イーグルショットを作ろう

110 :森崎名無しさん:2015/03/04(水) 23:55:48 ID:???
本編ザガロみたいに高低のダイレクトでイーグルショットを撃てるようにするとか

111 :がんばりセービング!:がんばりセービング!
がんばりセービング!

112 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/03/05(木) 00:21:31 ID:???
森末(仮)さんすみません、間違えて誤爆してしまいました。
今から削除を依頼してまいりますので、気にせず進行して頂ければ幸いです。
重ねてになりますが、大変申し訳ございませんでした。

113 :森末(仮):2015/03/05(木) 01:10:23 ID:???
>★松山→パス 57 ( ダイヤ4 )( 6 + 4 )=67★
>★バンビーノ→パスカット 57 ( ハート4 )( 2 + 2 )=61★
>≧2→松山のパスが板野に通った! 残るDFは3人だ!
==========================================================================
ビュウンッ!

バンビーノ「うわっ、早い!? けど、これじゃ流石に……」

松山のパスは、バンビーノの予想以上に鋭く、強かった。
その為に彼はボールに触れる事すら出来ず、そのまま素通しをしてしまうのだが、
それと同時に受け手である筈の板野もこのボールを上手く処理出来ないだろうとも考えていた。
パスコースを読んでカットに向かった以上、バンビーノも板野との位置関係については把握している。
例え彼が全力で走っても、このボールをトラップする事は難しいと判断をしていた。
しかし、彼の目算は誤っていた。

タタタッ! パシィッ!!

板野「ナイスパス、松山!」
バンビーノ「なっ、なにィ!?」

松山の出したパスは、板野が全力で走りこみ――その上で跳躍をする事で辛うじて届く距離に出されていた。
バンビーノの予想通り処理には少々てこずるも、零す事なくトラップに成功。
そして、そのまま一気にゴール前目がけてドリブルを開始する。
バンビーノは知る由もない。松山と板野がこの大会に参加する以前からのチームメイトであるという事を。
チームのエースとストライカーとして活躍してきた彼らは、既に互いの出来る事と出来ない事を把握していたという事を。

114 :森末(仮):2015/03/05(木) 01:11:24 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「通ったぁぁぁ〜っ!! 前半23分、ここで全日本に再びシュートチャンス到来!
   中盤でボールを回し、隙をついた松山くんのパスが綺麗に板野くんへと渡ったァ!!
   これは再び火を吹くか、バーストマグナム!?
   しかし、イタリアゴール前にはジェンティーレくん、ヘルナンデスくんが残っているぞ!」

観客「まただ!あの9番がボールを持ったぞ!!」「またあのシュートを打つのか!?」「わからん、あの双子を使うかもしれん!」
  「どうしたんだイタリア、攻め込まれっぱなしじゃないか!」「しっかりしろー!!」

そして、板野がボールを持った途端に観客席からは大歓声が沸き起こった。
既に彼らも知っているのである。
板野の持つ今大会最高威力であろうバーストマグナムの存在を。
それなりに存在するイタリアサポーターを除けばほぼ中立で固められている観客たちが、
そのシュートが決まる所を――イタリアの堅き錠前を強引にこじ開ける所を見てみたいと思うのも当然の事だった。

ピエール「中盤の差だな……こうも立て続けに攻め込まれるのは、
     やはりイタリアの中盤がニホンのそれに劣っているからに他ならない」
ナポレオン「ボール支配率で言えば、恐らく7:3くらいでニホンが勝ってるでしょうからね」

シェスター「イタリアのお家芸であるカウンターも、あのDFのニンジャがいる以上使えない。
      となると、イタリアは防戦一方になるしかないんだね」
カルツ「見た感じ、あのバンビーノっていうのも悪い選手じゃないんだがなぁ……」
シュナイダー「不調なのか実力不足なのかは知らんが、結果が出せていないというのなら同じ事だ」

響「やったやった! 板野くんがまたボールを持ったぞ!!」
真「……いや、まだ安心できないよ。 ほら、見て」

115 :森末(仮):2015/03/05(木) 01:12:34 ID:???
ヘルナンデス「(相手は……3人。 いや、あの11番(岬)を入れれば4人か。
        だが、あの双子は2人一緒でなければ何も出来ない筈……。
        土台となる選手もいないようだしそこまでの脅威ではない! ならば……)
       ジェンティーレ、マリーニョ、9番にチェックだ! ゴルバテはフォローと11番の警戒を!」
ジェンティーレ「言われるまでもない! 今度こそ奴は俺が潰す!!」
マリーニョ「わ、わかった!」
ゴルバテ「(双子のあのとんでもないシュートはマークしてても無意味だもんな……)」

このピンチにおいても、ヘルナンデスは冷静に戦況を分析し残った数少ないDFをそれぞれに割り振った。
現状、最も驚異と言えるのが単独での突破力も決定力も備えている板野であり、
次に警戒すべきは巧みなテクニックを持ち現地フランスで技を磨いたという岬。
立花兄弟の空中サッカーも脅威と言えば脅威であったが、
彼らにマークを割り振る事に対して意味は然程無いと考えた末の指示である。

実況「さぁ、イタリアDF達はここで板野くんにプレスをかけます! 打たれる前に止めようという事でしょう!!
   しかし、先ほどは上手く突破に成功している板野くんです!
   ここを抜ければ上手くシュートまで持っていく事が可能! ゴール前には立花くん達も走り込んでいる!
   果たしてここはどうするのか!?」

ズドドドドドドッ!!

ジェンティーレ「今度は油断はせん! 全力で潰してやるぞ、ジャッポネーゼ!!」
板野「うぐっ……(怪我してるしさっきは勝てたとはいえ、やっぱり凄い威圧感……ここはどうしよう?)」
岬「板野、こっちは空いてるよ!」
政夫「上げろ、板野! 今のタイミングならオフサイドにはならない!!」
板野「(このまま俺が突破して打つか、岬に一旦預けて逃げるか、立花兄弟に打たせるか……どうする!?)」

116 :森末(仮):2015/03/05(木) 01:13:38 ID:???
A.「もう一度勝負だ、ジェンティーレ! お前を抜いて今度こそ決める!!」 そのまま中央突破だ!
B.「頼んだ、岬!」 ここは一旦岬に預けよう!
C.「立花、これで2点目を決めるんだ!」 立花兄弟に打たせよう!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 510/930

>>86-87
乙ありです。

>>112
誤爆は気を付けててもやってしまいがちな事ですので、どうかお気になさらず。

117 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 01:13:54 ID:N16NIovg


118 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 01:15:14 ID:Jt0fcz2E
B

119 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 01:16:12 ID:6DT8CSWU
B

120 :森末(仮):2015/03/05(木) 01:16:19 ID:???
本日はちょっと眠たいので、短いですがここで区切らせていただきます。
それでは。

121 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 01:16:28 ID:???
ミサキーヌに投げるのパスカット入られたら不安なんだが...

122 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 08:09:43 ID:???
その時はその時。判定なしで届く位置にも見えるし。

123 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 08:56:11 ID:???
岬が空いているというからには板野のパスで通るくらいに空いているのじゃないかな

124 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 16:54:17 ID:???
D.「(マリーシアで慈円手入を退場させるのを)頼んだ、岬!」乙です

125 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 20:55:49 ID:???
正直このままダラダラして前半を終わらせたいザンス

126 :森末(仮):2015/03/05(木) 22:48:49 ID:???
>B.「頼んだ、岬!」 ここは一旦岬に預けよう!
=============================================================================
パシュッ! パシッ!

ジェンティーレ「ちぃっ!」
岬「うん、任せて!」

迫りくるジェンティーレを前にして僅かな時間を使って逡巡をした結果、
板野はここは彼と勝負をするのは得策ではないとして一旦左サイドにいる岬に預ける事にした。
DFが3枚しかおらず、2枚は板野に向かい1枚は零れ球と岬の警戒となっていた為か、
この板野のパスを遮れる者は誰もおらず、すんなりとパスは通る。

実況「板野くんは岬くんにパスを出した! 岬くん、そのまま一気に左サイドを上がるぞ!
   これは立花兄弟にセンタリングを上げる腹積もりか!?」

観客「結局あの双子か!」「あのでかいDFはいないぞ? あの技は使えないんじゃないか?」「いや、何かまだ隠してるのかもしれない」

ヘルナンデス「(一旦サイドに振ったか……だが、それなら!)ゴルバテ、センタリングを上げられる前に行け!
       マリーニョとジェンティーレは下がれ!! ただし、9番と距離を開けすぎるな!!」
岬「(さて、問題はここからどうするかだな……)」

パスを受け、そのままサイドを駆け上がる岬だったが、ここで彼に迷いが生じる。
ミドルシュートを持たない彼がここで取れる選択肢と言えば、
結局どこかにパスを出し、誰かにシュートを打ってもらうしかない。
だが、板野にしてみても一時しのぎこそ出来た形であるがリターンをした瞬間にジェンティーレ達に襲い掛かられかねず、
立花兄弟に対してセンタリングを上げるのならば板野が先の選択でボールを上げていただろうと岬は考えた。

127 :森末(仮):2015/03/05(木) 22:49:53 ID:???
岬「(なら僕としてもその期待には応えないといけない。
   立花に渡すんじゃなく、板野にリターンするでもない……その第三の選択を)」

そして、岬はその第三の選択を考え出せる程度には知能の高い選手であった。

岬「(ここまで殆ど消えていたし、そろそろ功績が欲しいしね!)行くぞ、ヘルナンデス!!」

ダダダダダダダーッ!!!

板野「うわっ!?(凄いな岬、案外大胆な事するなぁ……)」
政夫「お、おお!? よし、行け岬〜!!」
ヘルナンデス「! 直接狙いに来たか!!」

ここで岬が取った選択――それは、自身が直接ゴールを狙うというものだった。
無論、ミドルシュートを持たない彼では鉄壁を誇るヘルナンデスからゴールを奪うのは容易ではない。
だが、現状DFが少なく、ゴール前はまるでスカスカの状態である。
この状況ならばヘルナンデスと一対一になる事は十分可能性としてある話であり、
また、一対一になりさえすれば自身のテクニックならばヘルナンデス相手でも決して分は悪くないだろうと判断をしたのだ。

実況「あーっと! これは岬くん、センタリングを上げない! 上げません!!
   思い切ってPA内に突入、そしてそのままゴールへと向かう!! これはドリブルゴールを狙っているのかー!?」

翼「よーし、行け〜! 岬くん!! そのまま一気にゴールだ!!」

ゴルバテ「この野郎、舐めやがって!!」
マリーニョ「そう簡単にヘルナンデスと一対一になれると思うな!」
岬「(そしてこの位置ならば反則を貰えればPKにもなる。 リスクは少ない筈……やるぞ!)」

128 :森末(仮):2015/03/05(木) 22:50:53 ID:???
先着2名様で、

★岬→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ゴルバテ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬がゴルバテ達を抜き去った! ヘルナンデスと一対一だ!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(政夫がフォロー、ゴールラインを割る、板野とジェンティーレで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「華麗なドリブル(+3)」
  「スキル・マリーシア(クラブで敗北時相手の反則扱い、ただし5以上の敗北で発覚)」使用中

>>124
乙ありです。

129 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 22:51:32 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( スペード5 )( 1 + 4 )=★
フィールドアーティスト岬太郎の美技に酔いな…

130 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 22:53:06 ID:???
★ゴルバテ→タックル 56 ( ハートK )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→タックル 56 ( ダイヤJ )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=★

131 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 22:53:38 ID:???
★ゴルバテ→タックル 56 ( ダイヤ5 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=
 マリーニョ→タックル 56 ( ダイヤ6 )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=★
やはり岬か…

132 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 22:55:38 ID:???
      :   _____:
    :, -―` ̄::::::::::``ー- 、_:
  :/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙ミ、、:
  :i:::::::::::::::::::::::::;::::::ハ:::::::::::::::::::::',.:
  :|:::::::::::i./イィ:| |/:::::::ヽ;::ヾ,ヽ;ヽ;:: 
  :||. i、|. | . (◯),三、(◯) .iイリj:
  :|:::::iヽ「 ! "" ,rェェェ、  "" !Y!.:
  :)::: レ」    |,r-r-|  ,.'」: 
   :レルヽ、  `ニニ´  ,イ:
        :`.ー--一 :´

133 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:01:28 ID:???
うん。こうなるのは分かっていた

134 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:06:16 ID:???
確かに『歴史は繰り返す』だね

135 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:10:48 ID:???
岬って案外大したことなくね?

136 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:12:17 ID:???
さてと小池を育成しておくか

137 :森末(仮):2015/03/05(木) 23:22:53 ID:???
>★岬→ドリブル 58 ( スペード5 )( 1 + 4 )=63★
>★ゴルバテ→タックル 56 ( ハートK )( 5 + 4 )+(人数差補正+1)=66
> マリーニョ→タックル 56 ( ダイヤJ )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=64★
>≦−2→イタリアボールに。
=============================================================================
結論から言えば、岬の狙いは失敗に終わった。
彼の目算ではジェンティーレさえいなければ、自身の突破力なら五分以上の確率でイタリア守備陣を抜ける筈だった。
仮に抜けなかったとしても、零れ球になれば尚もチャンスは続くし、ラインを割ればそれはそれでよし。
コーナーキックになれば敵も大半が戻って守備に参加してしまうという欠点こそあれど、
自身や松山もシュートを狙いに行けるという利点もあったのだ。
よって岬はここで強引に突破を狙った。あわよくば反則を貰い、PKになっても構わないと思いながら。

ゴルバテ「舐めるなァッ!!」

ズザザァァァァッ!! バシィッ!!

岬「うっ!? そ、そんな!?(思ったより速いよ……予想以上だ!)」
マリーニョ「俺達だって堅守を誇るイタリアのDFだ! そう簡単に通すもんか!!」
板野「ド、ドンマイ岬!」

しかし、岬の予想以上に彼の突破を阻みにかかったゴルバテ達は素早く、巧かった。
これはヘルナンデスやジェンティーレには大きく格として劣りながらも、
それでも自分たちもまたイタリアを構成するメンバーの一員だというアズーリとしての誇りを胸に、
先の失点を止められなかった事で闘志を燃やしていた彼らがベストに近いパフォーマンスを見せたというものがある。

結果、岬の計算を彼らの思いが越え――イタリアがボールを奪う事に成功をするのだった。

138 :森末(仮):2015/03/05(木) 23:24:20 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「駄目です、岬くん突破出来ない! 失点してもなお、やはり堅いイタリアの壁!
   上手いスライディングタックルでボールを奪い返しました、ゴルバテくん!
   現在前半24分、そろそろイタリアの反撃となるか!?」

ピエール「むぅ……アルゼンチン戦といい、あまり見どころが無いな。
     チームに合流したてで、うまく連携が取れていないのだろうか?」
ナポレオン「パスならともかく、ドリブルなどの個人技では関係が無いと思われますが」

翼「うーん、本調子じゃないのかな岬くん……」
森崎「あいつはいつもあんなんだろ」

ヘルナンデス「(これはあいつらに助けられたな……)ゴルバテ! そのまま前のコンティへ繋げ!」
ゴルバテ「おう! 行け、コンティ!」
コンティ「ナイスディフェンス、ゴルバテ! よし……今度こそ頼む、ランピオン!!」

そしてボールを奪い返したイタリアは、即座にボールを前に出した。
岬が上がり、早田がストラットのマークについている以上、全日本から見ての左サイドは空いている。
このパスは綺麗に通り、ボールを持ったコンティは更に前方のランピオンに向けてハイボールを上げる。
イタリアのお家芸、カウンターを行おうとしたのである。

ランピオン「頼むって言われてもよ……(どうにかなるかねこれ)」
佐野「ケケケ、今度も止めてやるぜ! 次藤さん!!」
次藤「おう、何度やっても無駄だと教えてやるタイ!」

しかし、このハイボールは当然全日本側も予測済みでおり、
ランピオンが苦々しい顔をする一方でこのハイボール対策の為に起用された佐野と次藤は再びスカイラブの準備に取り掛かるのだった。

139 :森末(仮):2015/03/05(木) 23:25:20 ID:???
先着2名様で、

★コンティ→パス 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★佐野→スカイラブカット 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→コンティのパスがランピオンに通った! ランピオン、そのままドリブルを開始!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、中盤で混戦に、松山がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

140 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:25:54 ID:???
★コンティ→パス 56 ( ハート7 )( 2 + 1 )=★

141 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:27:29 ID:???
★佐野→スカイラブカット 61 ( クラブ4 )( 3 + 4 )=★

142 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:27:36 ID:???
★佐野→スカイラブカット 61 ( クラブ4 )( 4 + 3 )=★

143 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:29:40 ID:???
ごっつぁん!

144 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:32:45 ID:???
佐野がここまで活躍するのは新鮮だな
本編だと何してたか覚えてないし

145 :森崎名無しさん:2015/03/05(木) 23:43:52 ID:???
ガッツ切れの危険はあるけどね

146 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 00:13:53 ID:???
そうなんだよな、スカイラブパスカットの燃費ってどれくらいなんだろう?
本編のスカイラブパスとか、スカイラブクリアが200×2だったから
やっぱり佐野は200消費なのかな
次藤は、スキル・Wスカイラブ(消費ガッツ半分でスカイラブの土台になれる)
を持っていれば1回につき100かな?。

147 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 00:20:19 ID:???
そこはハーフタイムに逃げこむでなんとかなるはず、とりあえずは

148 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 00:23:02 ID:???
相手のカウンター防いだら取ったらシュートで終わりたいね

149 :森末(仮):2015/03/06(金) 00:31:02 ID:???
>★コンティ→パス 56 ( ハート7 )( 2 + 1 )=59★
>★佐野→スカイラブカット 61 ( クラブ4 )( 3 + 4 )=68★
>≦−2→全日本ボールに。
=============================================================================
ガッシィイイイイイインッ!! バァァアアアンッ!! パシィッ!!

佐野「ケケケーッ! はい、まいどありっ!!」
コンティ「く、くそう……無茶苦茶だ!!」

そもそもポストプレイヤーへのフィードとは緩く、前で競り合う選手が合わせやすいようにして出されるパスである。
早すぎては競り合う選手が間に合わず、フィードとして成り立たないのだ。
よってこの時もコンティは緩く山なりのパスを出したのだが、これは空を飛ぶ佐野にとって格好の獲物。
コンティの出したハイボールは、当然のように佐野にカットをされた。

実況「またも佐野くんが宙を舞った〜!! そして、あっさりとパスカット!
   イタリア、カウンターを上手く決める事が出来ないィ!!」

マーガス「何度見ても面倒な技だな」
カルツ「お前さんにとっちゃ悩みの種だろうな。 そもそも勝負させてもらえんのはきついぜ」
シェスター「これがニンジャの恐ろしい所だね……」
シュナイダー「……ニンジャかどうかはともかく、あの技も万能ではないようだぞ?」
カルツ「ん? どういうこったい、シュナイダーちゃん」
シュナイダー「フィールドを見てみろ、あの5番(次藤)だ」

150 :森末(仮):2015/03/06(金) 00:32:13 ID:???
ランピオン「(ボールを貰えないと仕事にならないってのに、一体どうしろってんだ……ん?)」

予想通りと言うべきか、通らないパスにランピオンは悔しそうに歯噛みをしながら戻り始めていた。
彼としてもパスを出したコンティを責める気は更々ない、コンティのパスになんら問題は無いのだ。
ただ、佐野と次藤――2人が行うスカイラブでのパスカットが異常なだけである。
自分は仕事すらさせてもらえず、そしてそれは仲間たちの誰が悪い訳でもない。
更にその原因を解決しようとしても、いい案は全く浮かんでこない。
この状況において彼はフラストレーションが溜まりに溜まっており、その元凶である佐野達を睨みつけたのだが……。

次藤「ふぅー……」
佐野「大丈夫ですか、次藤さん?」
次藤「ふん、わしのふとか体ばこん為にあるタイ、お前を飛ばすくらいなんともなか」
ランピオン「(なんだ? 足を抑えて……。 ! そうか、そういう事か!!)」

その際、佐野は奪ったボールをキープしながらようやく立ち上がり始めた次藤を気遣う言葉を投げかけていた。
次藤はしきりに足を抑えており、一体どうしたのかとランピオンは疑問に思うがやがて答えを見つける。

ランピオン「(そもそもあんな無茶な技――人をそのまま足を使って持ち上げようなんて技、無茶苦茶過ぎたんだ!
       仮に出来たとしても、足にかかる負担は半端なものじゃない! そう何度も使える筈が無いんだ!!)」

ランピオンの読み通り、スカイラブはその使用者の身体に大きな負担をかける技である。
大柄な次藤はまだ、佐野や立花兄弟のような小柄な選手を飛ばすのならばその負担も軽減されるものの、
既に今日佐野を2回とばし、立花兄弟も1度飛ばしているのだ。
幾ら頑丈とはいえ既に次藤は体力の半分を消費している。

ランピオン「(なら何度もあれを使わせればあの5番を無力化出来る……? いや、でも確かもう1人土台役がいたんだっけ?
       くそっ、厄介だな……根本的な解決には何もなってない。
       ただ……あの20番(佐野)の無力化は出来るか? しかし、時間が……)」

151 :森末(仮):2015/03/06(金) 00:33:24 ID:???
ただ、次藤が使えなくなっても、中西がいるという事をランピオンは知っている。
安易に次藤のスタミナ切れを狙うだけでは何の解決にもならないと思いながらも、
次藤程では無いが徐々に消耗し始めている佐野を見つめ、電光掲示板に書かれた現在の時間を見やり、思案を重ねるのであった。

実況「さぁ、ボールを奪い返した佐野くん! 再び全日本が攻撃に入ります!
   この試合、ボール支配率では日本が圧倒的にイタリアを凌駕しています。
   しかし未だに打てたシュートは2本だけ。
   現在時刻は前半24分。 前半終了まで近くなっている以上、チャンスは少ない!
   なんとかしてこのボールをシュートまで持っていきたい所です!」

佐野「(そりゃチャンスは作りたいけど、どうしようかな……岬さんは上がったままだし、松山さんか小池さんか?)」
板野「(佐野が活躍してる……本当に凄い展開だなぁ。
    っと、それはともかくここはどう指示をしよう? 何か言った方がいいかな?)」

A.「松山に渡せ! 松山に攻めさせるんだ!」
B.「右の小池に渡せ! サイドを上がらせるんだ!」
C.「そのまま持ち込むんだ、佐野! 相手が戻り始めた以上、数をかけて攻めろ!」
D.「一気に前に出せ、佐野! 俺達で競り合ってみる!」
E.「(いや、何も言わなくていいかな……佐野の判断に任せよう)」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

152 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 00:34:48 ID:/IGYPDew
C もう前半のスカイラブは難しいと見た

153 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 00:35:50 ID:XTX68O3E
C

154 :森末(仮):2015/03/06(金) 00:39:34 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

155 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 10:08:48 ID:???

知らんかった
スカイラブって強力な技だったんだな…

156 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 12:03:24 ID:???
高く、遠くにジャンプできるのだからパスカットと最も相性が良いだろうね。
スカイラブタックルは微妙な気がするw

157 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 12:04:29 ID:???
スカイラブに限らず
ロングボールやクロスにパスカットで割り込めるのは
大きな違いだよね。
ウイングのパス性能がますます重要になる。

158 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 12:24:19 ID:???
佐野みたいに本編で活躍出来なかったのがテコ入れされてるのは面白いな。
それでも高杉だけはどうあがいても高杉なんだろうがw

159 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 12:44:50 ID:???
ガルシアのように背中で土台になれればワンチャンスあるかなw

160 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 14:51:09 ID:???
ロングスローは本編より生きると思う。
サイド攻撃を主体にしつつ、スローイン即スカイラブ

161 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 15:51:34 ID:???
高杉の背中を使った浮き球補正つきのバーストマグナムと
タックルの低さを補うダーティディフェンスがあれば何とか使えるかな。

162 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 17:38:02 ID:???
降臨バーストマグナムじゃ語呂が良くないからナパームショットってところかな?

163 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 18:22:06 ID:???
バンカーバスターとか

164 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 18:25:17 ID:???
板野が自由行動でアドバイスすればワンチャンあるかな?
といっても立花や井沢辺りに構った方が得だからやらんけどw

165 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 19:23:11 ID:???
高杉のスローで佐野たちを投げるスローイン型スカイラブってのはどうかな

166 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 19:25:50 ID:???
高杉のスローで邪魔な敵を投げ飛ばしまくるのはどうだろうか?

167 :森末(仮):2015/03/06(金) 23:27:59 ID:???
>C.「そのまま持ち込むんだ、佐野! 相手が戻り始めた以上、数をかけて攻めろ!」
==========================================================================================
佐野「(えっ、いいのか? なら遠慮することないや!)ケケケ〜ッ!!」
次藤「ぬ……(佐野が上がるとなるともうスカイラブカットは使えんが……。
   となるとわしも上がった方がいいかの。 よし!)」

スタタターッ!! ドタドタドタドタ

ここで板野は佐野にも攻撃参加をするよう指示を出した。
体力を消耗し、上がってしまえばDFの数が減ってしまう以上博打のような手であるが、
イタリアのメンバー達も戻り始めていた以上、板野の言うように数をかけて攻めたいというのも理解出来る。
何よりも現在は前半25分になろうかという時間帯。
万が一にもボールを奪われても、ピンチを招く危険性は低いと判断しての事だった。

実況「佐野くん、これは……ボールを持ったまま上がる! 上がります!
   日本、ここは人数をかけて勝負に出た! なんとしても前半の内に追加点を取っておこうという腹積もりのようです!!
   イタリア、慌ててチェックに向かう!」

コンティ「(しめた! こいつからボールを奪い返せればランピオンに渡せる!)」
佐野「(今日はDFとしての出場だけど、俺の本職はFWなんだ! 突破力をアピールしてやる!)」

先着2名様で、

★佐野→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★コンティ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がやや左サイド寄りの中盤を突破! 日本がそのままイタリアを押し込める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(岬がフォロー、次藤がフォロー、岬とトリノで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

168 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:29:38 ID:???
★佐野→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★

169 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:30:53 ID:???
★佐野→ドリブル 58 ( クラブ4 )( 6 + 6 )=★

170 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:31:14 ID:???
★コンティ→タックル 55 ( ダイヤJ )( 2 + 5 )=★

171 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:31:18 ID:???
★コンティ→タックル 55 ( ハート9 )( 1 + 1 )=★

172 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:32:14 ID:???
佐野が輝いてるな

173 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:32:29 ID:???
上がり目の松山に高い浮き球放り込めるか?

174 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:47:25 ID:???
佐野のドリブル値も本編より1高いかな?

175 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:49:59 ID:???
この分だと葵と赤井の能力も若干上がってそうなイメージ
味方のスタメン格が更に抜けそうだからそうでないとちょっとだけ困るのじゃあ

176 :森崎名無しさん:2015/03/06(金) 23:54:05 ID:???
その二人は十分能力高めな気がする。
本編より試合に出ることで成長はしそうだけど。

177 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:01:17 ID:???
>★佐野→ドリブル 58 ( クラブ4 )( 6 + 6 )=70★
>★コンティ→タックル 55 ( ダイヤJ )( 2 + 5 )=62★
>≧2→佐野がやや左サイド寄りの中盤を突破! 日本がそのままイタリアを押し込める!
========================================================================================
全日本のレギュラー争いは、他国のそれよりも苛烈である。
キャプテンであり超火力のシュートを持つ板野。
器用貧乏ともされるが、総合力では全日本でも群を抜いている松山。
日本国内最強のDFであり、世界の壁を知って更なる進化を遂げようとしている中山。
案外大したことないと思われがちだが、実力では松山と伯仲をしている岬。

彼ら4人以外はほぼレギュラーについては白紙と言える状態であり、
それはキャプテン候補である若林・若島津であっても例外ではない。
どのポジション、どの選手もレギュラーが確約していないという非常に競争の激しいチームだったが、
その中でも特に佐野はレギュラーの位置から遠く離れている事を自覚していた。

佐野「(FWは立花さん達や新田が準レギュラー級……メンバー次第では来生さんや滝さん、反町さんも入るだろう。
    MFにコンバートしようにも、沢田や小池さん相手じゃ実績が足りない。
    わかってるんだよ、俺も今の状況が危うい事くらい!)」

佐野の特徴と言えば、軽業師とも称される小気味のいいドリブルである。
だが、彼にとっては悲しい現実として――全日本には彼以上のドリブラーは数多く在籍をしていた。
松山や岬は言うまでもなく、沢田や小池も決して突破力が無い訳でもない。
FWという括りで見てみても、ライン際でのドリブルならば滝の方がずっと上である。
辛うじて佐野には滝にはないオーバーヘッドキックによる決定力があったものの、
世界レベルで見れば佐野のオーバーヘッドも滝のシュートも五十歩百歩……大差のないレベルであった。
統合的に見ると、どうしても佐野を使う理由というものが出てきにくい。

そんな中で佐野はスカイラブという技を会得し、違う方向から試合に起用されるようしていたが、
だからといってドリブラーとしての自分を捨てきった訳ではない。

178 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:03:00 ID:???
佐野「(だからこそ、俺は限られたチャンスで結果を出さないとならないんだ!)」
コンティ「よし、もらった……」
佐野「何が貰っただ! 軽業師佐野満を舐めるなよ!」

ビュビュサササッ スタターッ!!

コンティ「えっ!? な、なんだぁ!?」
佐野「ケケケーッ! おとといきやがれーっ!!」

そしてこの状況下で、佐野は己に出せる最高の技術を見せつけた。
持ち前のすばしっこさとテクニックで小刻みなフェイントを多数入れ、コンティに狙いを絞らせない。
やがてフェイントに翻弄され、隙が出来たコンティの横をすり抜けた佐野は、
高らかに笑い声を上げながらそのまま左サイドを走ってゆくのだった。

※佐野がドリブラフラグを取得しました。

179 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:04:15 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッ!!

実況「抜いた! 佐野くん、まずは1人を抜きました!!
   更にそのままサイド際を上がっていく!! これはまたしても日本がチャンスを作るか!?」

見上「ふむ……佐野のモチベーションは最高潮のようだな」
三杉「ええ、彼自身焦りもあるでしょうからなんとしても結果を出したいという気持ちがあるんでしょうね」

次藤「(おお、がんばっとるな佐野……よし、そのまま行けタイ! 後詰はわしがしちゃる!)」
佐野「(このままサイドを上がってセンタリング! そして俺がアシストだ!!)」

この佐野のドリブルを見てベンチにいる見上達は予想外の働きに感嘆の声を上げ、
次藤は弟分の活躍ににやりと笑みを浮かべる。
だが、この程度では手放しで喜ぶには程遠い、まだ佐野はMFを1人抜いただけなのだ。

ヘルナンデス「(なんだあのDFは!? あんなにドリブルが上手いならうちのMFに欲しいくらいだぞ!?)
       くっ……トリノ、ゴルバテ、センタリングを上げさせるな! 他の皆はPA内を固めろ!」
トリノ「お、おう!!」
ゴルバテ「くそっ、これ以上進ませるか!!」
佐野「(ここを抜いてセンタリングだ!!)」

180 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:05:28 ID:???
先着2名様で、

★佐野→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★トリノ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佐野がサイドを完全に突破! そしてセンタリングを上げるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(次藤がフォロー、ゴールラインを割る、岬とバンビーノで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

181 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:05:43 ID:???
がんばれ
★佐野→ドリブル 58 ( ハート9 )( 1 + 2 )=★

182 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:05:44 ID:???
★佐野→ドリブル 58 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=★

183 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:06:04 ID:???
もうだめだぁ…

184 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:07:08 ID:???
★トリノ→タックル 56 ( ハートJ )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=
 ゴルバテ→タックル 56 ( クラブ5 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★

185 :がんばりセービング!:がんばりセービング!
がんばりセービング!

186 :DOG:2015/03/07(土) 00:16:16 ID:???
すみません、誤爆しました、今すぐ削除依頼出してくるので!

187 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:24:21 ID:???
1つ下なら凄かっったけど残念

188 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:41:58 ID:???
>>162
ナパームショットはDS版マーガスの技にある。

189 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:53:47 ID:???
>★佐野→ドリブル 58 ( ハート9 )( 1 + 2 )=61★
>★トリノ→タックル 56 ( ハートJ )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=61
> ゴルバテ→タックル 56 ( クラブ5 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=63★
>≦−2→イタリアボールに。
==============================================================================
思いが力になる時もあれば、逆に足枷となる時もある。
先ほどの佐野の突破に関して言えば、佐野の強い意志は前者の作用を齎した。
しかし、今回は――後者の作用を佐野に与えてしまう。

佐野「(センタリング! センタリング! アシスト! アシスト!!)」

目先の手柄に逸り、功名心を抑えきれなかった佐野。
彼の注意は既に誰にセンタリングを上げれば自身にアシストがつくかの計算になっており、
目の前に迫っていたトリノとゴルバテに対し注意が散漫になっていた。

バチィッ! バンッ!!

トリノ「甘いぜ!」
ゴルバテ「そんなので俺達を抜けると思うな!」
佐野「し、しまったぁ!?」
板野「あちゃあ……(どうにもあと少しが決まらないなぁ。 なんとかシュートを打っておきたいんだけど……)」

となれば、当然佐野のドリブルも先ほど見せた奇跡的なフェイント技術とは比べるべくもない、
なんとも稚拙なものとなってしまう。
これをトリノが零すのも、ゴルバテがしっかりフォローをするのも、必然と言ってよかっただろう。

実況「佐野くん……ここは通れない! イタリア、またも! 辛くも! センタリングを上げられる前に止めました!
   失点をしてからというものの、攻め込まれはしますが決して打たせない!
   イタリア守備陣のこれ以上失点してはなるものかという気迫が伝わってくるかのような堅守です!!」

190 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:55:14 ID:???
響「うが〜!! なんだかイライラするぞ! あとちょっとなのに!!」
真「焦りは禁物だよ、リードしてるのは日本なんだしね。 それに、今回はまだ攻撃は続きそうだ」
プロデューサー「へっ、備えあれば憂いなし……対策は完全って訳だ!」

ゴルバテ「よし、今度こそ……」
次藤「そうはさせんとね!」
ゴルバテ「うっ!?」

ドタドタドタッ!!

そしてボールを奪ったイタリアは、即座に前線に向けてクリアーをしようとするのだが……。
これには佐野とほぼ同時に上がり、彼をフォローするように立ち回っていた次藤がすぐさまチェックをかける。

次藤「(まだ調子に乗るとこば甘いが、そこをフォローするのがわしの仕事タイ)さぁ、ここを奪って今度こそシュートタイ!」
ゴルバテ「(お、落ち着け! ここをかわしさえすれば、相手はDFが2人しかいないんだ!)」

先着2名様で、

★ゴルバテ→ドリブル 51 (! card)(! dice + ! dice)=★
★次藤→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ゴルバテがキープに成功!? そのままクリアーだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(岬がフォロー、ゴールラインを割る、バンビーノがフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
次藤:ダイヤかハートで「パワータックル(+2&吹っ飛び係数4)」

>>186 いえいえ、お気になさらずです。

191 :森末(仮):2015/03/07(土) 00:56:20 ID:???
判定は正しくは
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、ゴールラインを割る、岬がフォロー)
でした。

192 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:56:22 ID:???
★ゴルバテ→ドリブル 51 ( クラブQ )( 2 + 4 )=★

193 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:56:33 ID:???
★次藤→タックル 56 ( ハートK )( 3 + 5 )=★

194 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 00:57:04 ID:???
ゴルバテが壊れた

195 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:01:06 ID:???
イタリアがどんどん追い詰められていってるな

196 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:07:42 ID:???
一手一手じっくり詰めていってる感じが凄いw

197 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:29:09 ID:???
>★ゴルバテ→ドリブル 51 ( クラブQ )( 2 + 4 )=57★ *吹っ飛び* *負傷発生!*
>★次藤→タックル 56 ( ハートK )( 3 + 5 )+(パワータックル+2)=66★
>≦−2→全日本ボールに。
>※ゴルバテが「軽傷未治療」になりました。
=======================================================================================
ゴルバテは必死だった。
ここでボールを奪われては尚もピンチは続き、更なる失点を重ねてしまうかもしれない。
なんとしてもそれだけは避ける為に、ここは是が非でもキープをしなければならない場面だった。

次藤「うおりゃああっ!!!」

ズドガシャバキィンッ!!!

ゴルバテ「おぶぇっ!?(い、いてえええええええええええええっ!!!!)」

だが、どれだけ必死に頑張っても、努力をしても、実力差は埋められない。体格差も埋められない。
欧米の選手らしく、決してゴルバテも非力なタイプの選手ではなかったのだが、流石に相手が悪すぎたのだ。
全日本でも屈指の巨躯を誇る次藤の力任せのスライディングタックルを受けて無事で済むはずもなく、
彼はあっさりと吹き飛ばされ、その際に明らかに人体が鳴らしてはいけない音を立てて地面に横たわる。

次藤「へへへ、ブロックもいいがやっぱりこういうのも楽しか」
佐野「(流石次藤さんだ、かっこいいな〜)」

トリノ「ゴ、ゴルバテ……大丈夫か?」
ゴルバテ「だ、だいじょうぶじゃない……いたい、ニホンこわい……」

ストリートファイターとして喧嘩に明け暮れていた男の性か、
次藤はこの光景を見て思わずにやりと不敵な笑みを浮かべ――佐野はキラキラした瞳でそんな次藤を見つめる。
そんな彼らを見て、ゴルバテは痛む足を抱えつつ神秘の国ニホンへの恐怖心を高めてしまうのだった。

198 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:30:10 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「駄目です、イタリアクリアー出来ない! またもボールを奪われた!!
   次藤くん、急いで立ち上がりセンタリングを上げる構えだ!
   日本、今日3本目のシュートが打てるか!?」

観客「おいおい、大丈夫かイタリア!」「ここで点を取られたら厳しすぎるぞ!!」「せめて1点差で折り返さないと!」

ナポレオン「イタリアは完全に押し込まれてしまっていますね」
ピエール「中盤の支配力が低く、前線のランピオンとストラットは封じ込められている。
     となれば、日本がボールを即座に奪い何度も攻撃を出来るというのは自明の理だ」

カルツ「やっぱり中盤の差かねぇ? カウンターも上手く決まらんしなぁ」
マーガス「いいゲームメイカーが1人でもいれば展開は違うんだろうけどな」

ヘルナンデス「(相手は……9番と双子に加えて、10番(松山)と11番(岬)……。
        バンビーノ達も戻っているが、数が多すぎる! だが、警戒すべきは9番だ!!)
       ジェンティーレ、対応を間違えるなよ!」
ジェンティーレ「わかっている!! 貴様の好きにはさせんぞ、ジャッポネーゼ!!」
板野「(やっぱりフリーにはさせてくれないよな……)」
松山「次藤、来い! 俺が決めてみせる!!」
政夫「俺達に任せろ、次藤!」
和夫「今日の俺達は絶好調だぜ!!」
岬「(さて、僕の予想だと次藤は……)」

こうして全日本にとっては3度目となるシュートチャンスが来訪。
イタリアもここから次藤にセンタリングを上げられる前に止めるのは不可能と判断したかPA内を固め、
全日本攻撃陣もこれを受け止めつついつでもボールに合わせられるようにゴール前へと詰め寄せる。

199 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:31:12 ID:???
だが、ここでセンタリングを上げようとした次藤は内心頭を抱えた。

次藤「(ぬう、わしのキックじゃ狙って上手く合わせられんのう……)」

ボールを強く蹴る事ならば彼の得意中の得意の分野であるが、こと精度となると話が変わる。
サッカーをしてまだ日が浅い為かパスコースを探す事も、細かいコントロールをする事も彼は苦手としていたのだ。
無論、ボールにバックスピンをかけて相手を翻弄したり、
佐野とのコンビプレイ(正しくは佐野の次藤とのコンビプレイ)に見られるように一定の技術こそ持っていたものの、
本職であるFWやMFに比べればその精度は劣るものである。

よってこの時、次藤はどうしたものかと考えるのだが――。
佐野が起き上がるのを待つのも、再びボールを奪われる可能性を考えれば悪手。
サイドチェンジして小池に上げさせるにも、それでは不要に相手に戻る時間を与えるだけである。

次藤(ばってん、ここで待っててもどうにもならんタイ。 上手く誰かが合わせてくれるのを期待するしかなか!)
   そらっ、これで決めてこいタイ!」

バコォンッ!!

そして色々と考えた末、次藤は思い切ってゴール前にボールを上げる事にした。
仲間のいずれかが合わせてくれる事を願って。

200 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:32:46 ID:???
先着1名様で、

★次藤くんのセンタリング→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→センタリング……と思ったがこれはシュートだ!? 次藤「これがわしの長崎ちゃんぽんシュートタイ!」
ダイヤ→センタリングは低い弾道になった! 板野がこれにあわせる!
ハート→センタリングは高く上がった! 立花兄弟がこれにあわせる!
スペード→センタリングは高く上がった! 松山がこれにあわせる!
クラブ→センタリングは低い弾道になった! 岬がこれにあわせる!

201 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:32:59 ID:???
★次藤くんのセンタリング→ クラブQ

202 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:33:09 ID:???
★次藤くんのセンタリング→ ハートK

203 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:34:06 ID:???
長崎ちゃんぽんシュートw

204 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:34:13 ID:???
ミスキック…

205 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:34:16 ID:???
岬はガッツ余ってるだろうし撃っとくのは悪く無いか

206 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:38:12 ID:???
ゲームならスルーを使うトコだな

207 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:44:20 ID:???
ベストイレブンの岬ならやってくれるはず…

208 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:49:20 ID:???
>★次藤くんのセンタリング→ クラブQ ★
>センタリングは低い弾道になった! 岬がこれにあわせる!
=====================================================================================
次藤「ぬ、ぬう?」

思い切って蹴った次藤であったが、そのボールは彼が予想していた軌道を描かなかった。
彼としては立花か松山、どちらかが合わせられるようにとハイボールを上げるつもりだったのだが、
実際にボールは低い弾道でゴール前に上がったのである。
それならばせめて板野がマグナムボレーを打ちやすいような位置に飛んでくれればよかったものの、
そのボールが向かった先は板野が走り込んでいる場所とは真反対。
誰も合わせられないかと、思わず次藤は冷や汗をかくのだが……。

タタタタタッ! バッ!!

岬「よし、決めるぞ!(やっぱり予想通りだ)」
次藤「お、おお!?」

これにはなんと次藤が予期していなかった選手――岬が詰めていた。
次藤は知る由もない、岬が次藤のキック精度を信頼していなかったという事を。
誰もいない場所へとボールが飛ぶ可能性を考えて、あえてこのボールを追える位置に待ち構えていたという事を。

実況「あーっと! この次藤くんのセンタリングは岬くんへのものだ!!
   岬くん、これを走りながらしっかりとあわせる! そしてそのままジャンプ!
   これは……ジャンピングボレーだァッ!!」

209 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:50:26 ID:???
翼「頑張れ、岬くーん!!」
森崎「あー、そういや岬もジャンピングボレーとか持ってたな」

ピエール「決められるか、ミサキ? 相手は失点しているとはいえ、イタリアの守護神だぞ」
ナポレオン「ただのジャンピングボレーでは分が悪いように思えますね」

次藤のセンタリングに板野達が合わせられなかったという事は、
即ちイタリアとしても全く予期していなかったパスだという事である。
よってこの時、イタリアでこのシュートを阻みに向かえたのはDFのマリーニョのみ。
だが、その背後には当然ながらイタリアの守護神――ジノ=ヘルナンデスが待ち受けている。

松山「いいぞ、岬! 決めろ!!」
政夫「ここで2点差にしちまえ!」
板野「(よ、よくあわせられたな岬……完全に不意をつかれたのに)」

ジェンティーレ「ちっ、9番じゃないのか!」
マリーニョ「(あの9番じゃなければまだ勝算はある……筈だよな!?)」
ヘルナンデス「(ジェンティーレは……間に合わないか。 だが、止めてみせる!!)来い!!」

岬「(ゴールが出来るのが最良だけど、こぼれ球にさえすれば!)ここだァッ!!」

210 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:51:35 ID:???
先着3名様で、

★岬→ジャンピングボレー 63 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★マリーニョ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(板野とジェンティーレで競り合い)(松山とバンビーノで競り合い)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→岬のジャンピングボレーがイタリアゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(板野がねじ込み)(和夫がねじ込み)(ゴールラインを割る)
≦−2→イタリアボールに

211 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:51:49 ID:???
★岬→ジャンピングボレー 63 ( ダイヤ10 )( 6 + 4 )=★
そう何度も「岬って案外大したことなくね?」と言われてたまるかぁ!

212 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:51:49 ID:???
★岬→ジャンピングボレー 63 ( スペード9 )( 2 + 1 )=★

213 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:51:50 ID:???
★岬→ジャンピングボレー 63 ( スペードA )( 5 + 6 )=★

214 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:52:02 ID:???
★岬→ジャンピングボレー 63 ( スペードA )( 6 + 5 )=★


215 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:53:01 ID:???
★マリーニョ→ブロック 55 ( ハートK )( 1 + 5 )=★

高数値が並んだがどうなる!?

216 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:55:22 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( クラブ3 )( 2 + 2 )=★



217 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:55:28 ID:???
岬くんベストイレブーン!!

218 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:55:59 ID:???
ヘルナンデスって案外大したことなくね?

219 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:56:39 ID:???
勝ったな。

220 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:56:56 ID:???
岬って案外大したことあるんじゃね?乙でした

221 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 01:57:22 ID:???
これはベストイレブン岬太郎

222 :森末(仮):2015/03/07(土) 01:58:32 ID:???
一応イタリアは強敵として設定したつもりだったのですが、予想外の展開です(汗)
ひとまず本日はここで区切らせていただきます。それでは。

223 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 02:01:01 ID:???
勝てそうなのはいいけど、折角のバーストマグナムが決まらないまま終わりたくないな

224 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 02:01:31 ID:???
おい、ベストイレブン乙...させてください

225 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 02:13:02 ID:???
システム的には普通の勝負だけど、心理的にヘルナンデスを崩した岬の勝利だなっ!

226 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 02:20:35 ID:???
三杉がアップを止めたそうです

227 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 06:43:55 ID:???
実際ヘルナンデス結構ヘタれているよね。

228 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 07:17:55 ID:???
本編では次藤のキック力日向と同じなのに必殺シュート持ってないのはもったいなかったからね。
長崎ちゃんぽんシュートでもいいから覚えてほしい(笑)

229 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 11:51:08 ID:???
ブルノ「俺なら取れたな」

230 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 12:16:52 ID:???
本気でダイジェストが狙えそうな展開になってきたね。
GKの交代はしなくて良さそうだし、交代枠も上手く使えそう。

231 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 12:50:36 ID:???
交代するなら立花を三杉、井沢かな
ボランチがいればトップ下も上がり目で積極的に打ちにいけそうだし

232 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 12:54:49 ID:???
佐野が駄目になったら立花に元祖スカイラブで飛んでもらうから守備のことを考えると交代できない
2点差以上がある前提なら後半途中でDFまで下げれそうに見える

233 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 13:03:02 ID:???
後半から三杉を投入したいけど立花兄弟を使い切るか
次藤がガッツ切れになるまで交代枠は温存しておくほうが無難かな

234 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 13:07:27 ID:???
次藤と佐野を使い切りそうにも見える展開だから交代はあえて温存でもいいのでは
2人とも中西と立花で代わりが効くから交代枠があるならドンドン使えるし
単純に守備力的に三杉と小池交代が手堅く見える展開でもあるけど

235 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 13:42:45 ID:???
立花兄弟を佐野の代わりとポストプレイ用に最後まで残しておくのはありかもしれない。
ガッツ次第で入れ替えもできるし
逆にスカイラブツインを撃ちに行くと次藤、佐野、立花兄弟と4人交代が必要になりかねない

236 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 14:27:39 ID:???
とりあえず前半は立花に撃たせない方がいいかもね。
ハーフタイムまで流してもいいけど、一人治療中の間に
畳み掛けてトドメをさしたい気も。松山はガッツ余ってるし。

237 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 18:07:24 ID:???
結果だけ見るとバーストマグナムが一番大したことない
岬のジャンピングボレーより大したことない

238 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 21:32:57 ID:???
ダ、ダイジェストになれば判定で決まるから...
実際にやったら決まる気がしませんが

239 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 22:00:43 ID:???
板野は俺が俺がタイプじゃなくて、チームが勝つことが第一だから気にしなくて良いよ

240 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 22:14:41 ID:???
まあ、本編の日向はこの大会で5得点止まりだから、あと2点残りの試合で取れば一応面目は保てると思うけど(汗)

241 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 22:41:03 ID:???
せめて後半一点取りたいね。
原作アルゼンチン戦みたいにチャンスメイク専念でもいいけど。

242 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 22:44:00 ID:???
手堅く行ってればイタリアのほうから勝手に焦れて隙ができるかも
やはり2点差はきついはず

243 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 22:56:09 ID:???
ランピオンよ
お前はスカイラブパスカットさえなんとかすればゴールが奪えると思っているようだが
別にスカイラブが無くてもあびせ蹴りで倒せる

244 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 22:57:32 ID:???
本編のコインブラが言ってたようにジェンティーレ上げてくるかもな
ここまで封じ込められてたら危険承知で賭けに出ざるおえないし

245 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 23:01:44 ID:???
ブラジルみたいに厄介なのが何人もいるならDF一人いなくなっても
カバーがしやすいからそこまで痛くはないけど
イタリアはジェンティーレ一人いなくなったら苦しい苦しい

246 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 23:45:10 ID:???
まあ攻め込むならジェンティーレ上げるしかないよね。
怪我悪化やカウンターのリスクが大きいけど。
というかアルゼンチン戦終盤も上げてもう一点取りに行くべきだった。

247 :森崎名無しさん:2015/03/07(土) 23:48:15 ID:???
ディアスがいなくなったから失点なんて絶対ないから上げても何も危険がない
要は得失点差少しでもとりにいかんかいベイビーって言いたいんですねわかります

248 :森末(仮):2015/03/07(土) 23:54:00 ID:???
>>224
どうも乙ありです。

>ダイジェストについて
後半3点差になればあるかな?という程度です。

>>246-247
アルゼンチン戦終盤もというのはイタリア対アルゼンチンの事でしょうか?
ならイタリアはジェンティーレを上げて高めに守り、得点を稼ぎに行ってました。
詳しくは前スレの686以降を参照ください。

日本対アルゼンチンの事なら、終盤はダイジェストになったので取れるかどうかは判定次第な感じでしたね。

249 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:15:46 ID:???
ありがとうございます。
たしかに得点稼いでますね。

250 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:35:54 ID:???
>★岬→ジャンピングボレー 63 ( ダイヤ10 )( 6 + 4 )=73★
>★マリーニョ→ブロック 55 ( ハートK )( 1 + 5 )=★61
>★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( クラブ3 )( 2 + 2 )=71★
>≧2→岬のジャンピングボレーがイタリアゴールに突き刺さる!
==================================================================================
ジノ=ヘルナンデスはヨーロッパNo.1キーパーと称されている。
その噂についてはフランス在住の岬も十二分に承知しており、
真っ向からの勝負では――自身のジャンピングボレーではゴールを割るのは難しいと考えていた。
ジノ=ヘルナンデスと岬太郎、彼らの間には相応の実力差があったのだ。
しかし、岬はその実力差を持ち前の小賢しい頭脳で埋める事の出来る選手でもあった。

岬「(真っ向勝負で勝てないのなら、策を弄するしかない。 一か八かだけど……)ハッ!!」

バコンッ!!

マリーニョ「なんだ、ミスキックか? これなら……」

そして岬はどうすればヘルナンデスからゴールを奪えるかを考え抜き、実行に移した。
本来の軌道とは異なる、やや上方から叩きつけるようにして放たれるジャンピングボレー。
当然、叩きつけられたボールは地面に跳ね返り、思わずブロックに飛んだマリーニョはミスキックかと安堵をする。
地面に跳ね返ったボールはそのままマリーニョの頭上を大きく超え、ゴールラインを割るかと思われたのだから。

ヘルナンデス「! し、しまった!」
マリーニョ「えっ!? あっ、ま、まずい!!」

だが、次の瞬間マリーニョはヘルナンデスの焦りの声を聞き咄嗟に振り向いた。
そこにいたのは次藤の予想外のセンタリングのせいで、
位置取りを誤っていたヘルナンデスが「想定されていた」岬のシュートコースに向かって飛び込んでいた姿。
そして、マリーニョの頭上を越えたボールが緩やかに無人となったゴールに吸い込まれようとする様であった。

251 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:37:07 ID:???
ヘルナンデス「(まさか、まさか、まさか!!! こんな思い切った事をしてくるなんて!)」
岬「(まともにコースを狙っても僕のシュートでは止められる、逆側を狙うのはブロックに阻まれる。
   ならそのブロックを越えさせればいい……頼む、決まれ!!)」

岬の放ったシュートは彼の予想通りマリーニョの頭上を越え、ヘルナンデスの逆を往き――。
しかし、ボール自体はゴールバーを超えるか超えないか、ギリギリの高さと距離を持って落ちてゆく。
地面に叩きつけてその反動で撹乱しゴールを奪うなどというトリッキーな技を、
ぶっつけ本番で試したのだからその精度が正確な筈もない故、致し方ない事である。

だが、少しずつボールが重力に従って降下すると……岬は真剣な表情を浮かべながらも、内心で満面の笑みを浮かべた。

まるで時が止まったかのような空間。
イタリアメンバーも、全日本メンバーも、誰も言葉を発しない時間。
その中で急いで反転しかざしたヘルナンデスの右腕の僅か数センチ先をボールは通り抜け……。

スパァッ トントントン……

ピピィーッ!!

ヘルナンデス「な、なんたる……無様な……」
岬「やったぁ!(決定的な仕事が出来たな)」

綺麗なネットにボールがかかる音とそのボールが転がる音が響き、審判の笛が高らかに鳴り……。
ガックリと項垂れるヘルナンデスと比例するかのように、岬は大声を張り上げて喜びながらガッツポーズを取るのだった。

全日本 2−0 イタリア

※松山派閥の岬が貴重な2点目を入れた為、松山の支持率が上がります。 松山支持率:32→34

252 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:38:09 ID:???
大会得点王ランキング

6ゴール シュナイダー
4ゴール ビクトリーノ、ナポレオン
3ゴール 板野、ストラット
2ゴール ディアス、マーガス
1ゴール 岬、政夫、反町、ランピオン

大会アシスト王ランキング

3アシスト マーガス
2アシスト ピエール、ランピオン
1アシスト 松山、岬、三杉、次藤、和夫、沢田、バンビーノ

253 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:39:43 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!??

実況「きっ……決まったァァァァァアア!!
   前半28分! なんとここで、全日本が待望の追加点を上げたァァァアアッ!!
   決めたのは岬くん! ジャンピングボレーからの叩きつけるようなループシュートで、
   完全にイタリア守備陣の裏をかき見事にゴールネットを揺らしたァ!!
   ここまで防ぎに防ぎ、防戦一方ながらもピンチを脱してきたイタリア!
   前半終了を目前にして、痛恨の失点をしてしまいました!!」

観客「おいおいおい、どうしたんだイタリア!?」「このままじゃ負けちまうぞ!?」
  「東洋の島国に負けたら恥ずかしいぞー!!」「いや、ニホンが強いんだって」「本当に大物食いもあるぜ」

響「やったー! 2−0だ!!」
真「前半だけで2点も取れるなんて、完全に予想外だなぁ」

ピエール「流石はミサキだ。 俺の予想ではよくて弾かせてチャンスを続かせればと思っていたが……。
     しっかりと決めてきたな」
ナポレオン「これはかなりイタリアが厳しくなってきましたね」

シュナイダー「1点目にしろ、2点目にしろ……どうにも今日のヘルナンデスは調子が悪いようだな」
カルツ「だがあのイタノのどえらいシュートは止めてやがったからなぁ。
    実力については疑う余地も無いだろ」
シュナイダー「あの11番のシュートも、双子のシュートも、奇を衒う形でのシュートと言えるからな。
       そのゆさぶりに対してまんまと引っかかっている、といった所か」

翼「やった! 凄いや、岬くん! あのヘルナンデスから1人でゴールを奪うなんて!」
森崎「ヘッ、やっぱヘタレナンデスだなあいつは」
高橋「やっぱりイタリアって弱いんじゃない?」
ニネー「強化したあなたがそういう事を言ってどうするんですか……」

254 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:40:45 ID:???
前半28分、ようやくイタリアにとって長い長い日本の猛攻をしのぎ、
1点差のままハーフタイムに移れるかという矢先の追加点。
これが意味する所を目の肥えた観客たちもよくわかっており、既に大勢は日本の勝利かと思う者達も出てくる。
それ程までに、この1点は非常に価値の高いものであった。

見上「いい仕事をしてくれるな。 欲しい所でしっかりと決めてくれた」
三杉「(さっきの次藤のセンタリングはミスキックにも見えたが……それを予期していたという事だろうか?
    中々に彼は頭が切れるようだね)」
反町「(お、俺のトクシックインパクトそっくり……の上、精度と威力はそれ以上……。
    俺の努力って一体……)」

当然このゴールにはベンチの者達も(一部を除き)喜び。

松山「やった! やったな、岬! これで2点リードだ!!」
政夫「この野郎、とんでもない技見せやがって! なんだ今のループシュートは?」
岬「あはは、正攻法じゃ抜くのは難しそうだったからね。 少し小細工をさせてもらったんだ。
  正直上手く行けばラッキー程度だったんだけど……いい方に跳ね返ってくれて助かったよ」
和夫「バーを越えてゴールキックなら仕切り直しになってカウンターはそれほど怖くなかったろうしな」
小池「これは東邦学園ストライカーの反町の技そっくりだな。 この技を模倣した上に得点するとは、中々やるじゃないか」
佐野「ケケケーッ! 2点も取れれば勝ちも同然じゃないッスか!? 相手はここまで全然攻め込めてないんですし」

フィールドに立つ全日本メンバーも、諸手を上げて喜ぶ。
チームに合流して然程日は経っていないものの、その性格ゆえか既に一定の好意をメンバーから受けていた岬は、
松山を筆頭に前線メンバーにもみくちゃにされ、謙遜をしながらも満更でもない様である。

255 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:41:48 ID:???
岬「(ふふふ、上手くいってよかった。 堅守のイタリアを相手に貴重な追加点、これは確かな功績になるね。
   この後も着々といい仕事をしていかないと)」

彼の心中にはゴールを純粋に喜ぶ気持ちも無いではなかったが、それ以上に功績を残せたという点が何よりも喜ばしかった。
或いは新田や佐野など、功名心に逸る者達以上に手柄を求めていたのは、この岬太郎だったのかもしれない。

そして、このゴールを見て板野はというと……。

A.「ナイスゴール、岬! 本当に上手く決めたね!」 岬のゴールを喜ぶ
B.「次藤、結果的に岬が上手く合わせてくれたけど今のはミスキックじゃないのか?」 次藤のミスを指摘する
C.「佐野、次藤、体力は大丈夫か? 結構つらそうだけど……」 佐野と次藤を気遣う
D.「ところで松山、アルゼンチン戦でもハイボールを要求してたけどどうして?」 松山に質問する
E.「みんな、戻れ! 残り時間が少なくなった今、イタリアは形振り構わず攻めてくるぞ!」 守備に意識を置く
F.「みんな、ガンガン狙って行こう! 思ったよりイタリアの守備陣は大したこと無い!」 案外大したことない!
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

256 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:42:16 ID:jD0FhTrA
A

257 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:42:28 ID:9TbCLanY


258 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:42:34 ID:noQrA/LU
A

259 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:43:05 ID:c+En01bE


260 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:43:42 ID:???
G.「岬くーん!ベストイレブーン!!」

261 :森末(仮):2015/03/08(日) 00:44:47 ID:???
短いですが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

262 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 00:47:00 ID:???
乙乙。まさか威力63のシュートが決まるとは、この海のリハクの目をもってしても 読めなかった

263 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 01:43:36 ID:???
アカン、このままだろキャプテン兼ねる主人公兼ストライカなのに点が入らない奴が主人公?
ないわー

ってなことになりそうだ、主人公ptがマイナスに行きそうな感じで

264 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 01:59:32 ID:???
ちょっとネガキャン多くないか?
誰も板野のこと責めてないし問題ないだろ

265 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 02:13:20 ID:???
本編ほど殺伐としてないからね。
基本皆仲が良い。
次のフランス戦ではまたハットトリック狙えるだろうし何も心配する必要はない。

266 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 07:55:43 ID:???
マグナムバーストのような強力なシュート技持ちは居るだけで価値があるしね。マークに割かざるを得ないから囮としても十分役立つ。
あと、前回のディアスのクリアも数値差1の勝負に勝って3点目決めてるしね。

267 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 08:53:44 ID:???
ドリブル突破でジェンティーレを吹っ飛ばし
ワンツーで先制点のチャンスをつくり
ランピオンからボールを奪って攻撃の芽を摘んでる
追加的も板野の指示からだし、十分活躍できてると思う。
これで駄目押し点も取れれば最高だね。

268 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 09:14:40 ID:FPoRhaqo
今回だって板野がジェンティーレを引き付けていたからって感じだからなー

269 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 09:37:26 ID:Zd1o9SLE
板野が囮になって周りに得点チャンス作ってる感じだもんね。

270 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 10:20:03 ID:???
守備側からすれば厄介きわまりないものですもんね。
そろそろジェンティーレが板野君の方に行くふりとかしてきそうだけどね。
どうしようもないし

271 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 10:48:43 ID:???
板野って師匠みたいだよね。ゴールだけが足りない。

272 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 10:55:15 ID:???
一試合目でハットトリック決めたストライカーをネガる人の多いこと。
オリキャラ嫌いなんかねー

273 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 11:18:10 ID:???
そこまで言うほど誰かネガってるかな……

274 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 11:30:29 ID:???
ん?ネガってる人いなくね
それを書くことで表面化させようという狙いかな

275 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 11:36:52 ID:???
別にそこまで失態してるわけではないのに主人公ディスるのが若干多めに見えたのを言ってるんだろう
ちょっと大袈裟な気がするけどわからない話でもない

276 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 11:40:55 ID:???
まだ後半がまるまるあるし2点差もあるから焦らしてやれば敵は勝手に崩れて行きそうにも見えるし
悲観的になる理由なんて全然ないない

277 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 11:47:48 ID:???
ネガはともかく悲観的な人は幾人かいるね
たった一試合でキャプテンの座が危うくなることはないけど

278 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 12:04:54 ID:???
そもそも上でも書いてあるけど仕事しまくってるから
点が取れなくても評価下がりゃしないんじゃないかなぁ
そりゃリベンジ出来た方がカッコいいんだろうけど

279 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 12:09:22 ID:???
これで悲観的なら本編VSサンパウロの時は地獄だったけどな。
タックルでジェンティーレケガさせてる時点で他にはなにもしなくとも十分な功績だよ

280 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 12:17:26 ID:???
板野が覚える必殺タックルもパワー系だろうから
これからも相手を負傷させる活躍は増えるかもねw

281 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 12:24:13 ID:???
このJY編の板野は4本シュートチャンスがあって3本決めていて、
防がれた1回も下馬評で大会No1キーパーなんだけどね。
他のシューターも大会ではまだ外してないから余計に決まらなかったバーストの印象が強いんだと思う。

282 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 19:22:00 ID:???
>>237とか>>263とかがネガじゃないならなんなんだろうと思うけど

283 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 19:31:14 ID:???
オリ主物では一定数そういう層が出るのは致し方なし

284 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 20:31:36 ID:???
ところで次のキックオフでシュート来たらもうGKに任せていいですよね
次藤の体力が心配ですしGKの体力は余りまくってますし

285 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 21:28:25 ID:???
空手がピンゾロ引く可能性もあるし、ブロックは数置いときたいかな。
中西もいるし。

286 :森崎名無しさん:2015/03/08(日) 21:30:04 ID:???
対空ならニンジャだけじゃなくてカラテマスターもいるからな

287 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:45:17 ID:???
>A.「ナイスゴール、岬! 本当に上手く決めたね!」 岬のゴールを喜ぶ
===============================================================================
岬「うん、ありがとう!(まあここは褒めてくるよね、そういう性格のようだし。こっちも素直に喜んでおかないと)」

貴重な追加点を板野が喜ばない筈もなく、板野は素直に岬を褒めた。
これに対して岬はやはり笑顔で応えつつも、
内心では板野の性格や行動パターンに対して様々な分析をしていた。

岬「(どうも彼はストライカーにありがちな俺が俺が、という性格ではないみたいだね。
   先の立花兄弟の得点の時にしても、僕のこのゴールに対しても機嫌を悪くした感じが全くない。
   気難しい性格でなくて助かるよ)」
板野「(あれ? なんだかジロジロ見られてるような……)岬、どうかしたの?」
岬「(おっといけない)ううん、なんでもないよ。 さぁ、戻ろうみんな」

表面上はゴールを喜びながらも、岬はやはりしたたかであり、計算高かった。
彼の胸中にとってはキャプテン自らに褒められたという喜びよりも、
キャプテン――このチームの絶対的ストライカーが、
どの程度操りやすい者かという計算がたった事に対する喜びの方が大きかったという。

288 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:46:44 ID:???
こうして……少なくとも表面上はいいムードで全日本メンバーが引き上げる中。
イタリアメンバーはといえば先ほどの失点以上に気落ちをしていた。
それも仕方がないと言えば仕方がないだろう。
ここまで何度か攻め込むのを試してみても、ランピオンは佐野によって封じられて上手く行かない。
防戦一方になるしかなく、せめて1点差のままハーフタイムに逃げて仕切り直しをしようと思っていた矢先の失点。
2点差になったのはあまりにも痛く、彼らの表情が暗かったのは言うまでもない。

ヘルナンデス「くっ……(いつまでも失点の事を引きずっていてはならない……が、なんといって鼓舞すればいい。
       ここまでこちらが攻撃に成功出来ていないのは事実。
       シュートも、あのストラットのキックオフシュートを打てただけなんだ)」

キャプテンであるヘルナンデスは倒れ込んでいた体を起き上がらせながらも、
しかし、どうやって一同を鼓舞したものかと頭を悩ませていた。
彼の中では再び失点を――しかも止められたはずのシュートを相手にしたという事は大きなショックとなっていたが、
それ以上にキャプテンとして一同をまとめ上げ奮い立たせなければならないとも自覚をしていた。

だが、奮い立たせるにも要因がいる。
ここからイタリアが勝つには最低3点が必要……同点にするだけでも2点は必要なのだ。
にも関わらず、こちらは全く攻め込めていないのだ。
こんな状況で頑張ろう、早く1点を返そう、と具体的な案も無く言っても一同に浸透する筈もない。
よってヘルナンデスはあえて口を閉ざし、妙案が無いかと考え込むが……当然そんなものが都合よく思いつく訳もなかった。

ジェンティーレ「(ヘルナンデス……ええい、くそっ!)」
バンビーノ「(こうなったらランピオンを使わずにとにかく人数をかけて攻撃するしか……。
       ただ、俺があのディアスを止めた10番を相手に敵うのか?)」

289 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:47:52 ID:???
そして、いつまでもヘルナンデスが黙っていれば不安は伝播していく。
ただでさえ今日の試合、彼とジェンティーレが不調の為に劣勢を強いられているのがイタリア。
それに加えてヘルナンデスまでもが気落ちをしてしまっては、不安に思わない筈もない。
ここに来て、イタリアは一気に窮地に陥りかけていたのだが――救いは意外な所から現れた。

ランピオン「みんな、聞いてくれ。 あの20番(佐野)の空飛ぶカットだが……恐らく、もう何度も使えない筈だ」
ヘルナンデス「……なんだって?」
ストラット「どういう事だ、ランピオン」

ここで口を開いたのは、ポストプレイヤーとしての実績は確かなものがあるものの、
あまりチーム内で目立つという事が無い……どちらかといえば地味と言えるランピオンであった。
彼がこの状況で珍しく口を開いただけでも一部の者達は驚いていたのだが、その話の内容を聞いて更に驚愕をした。
今まさにイタリアを苦しめている日本の守備が、やがて限界に来るであろうと聞かされて驚くなという方が無理である。
一体どうしてそれがわかるのかと問われたランピオンは、先に見た次藤と佐野の疲れを指摘。
そこから更にあれだけの大技ならば足にかかる負担も尋常ではない筈という推理も披露した。

ランピオン「多分、あの時の様子……それに今さっきまで動き回っていた事とハーフタイムでの回復を考えると、
      後半は飛べて3回といった所じゃないか。 しかも、他の行動をなるべくとらないでな」
ストラット「3回か……多いな」
ランピオン「だから、後半からはボールを奪われる事を恐れずにあえて俺に目がけて何度も放り込んでくれ。
      早めにあいつをダウンさせる事が出来れば仕事が出来る」
バンビーノ「でも、仮にダウンさせて意味があるのか? 最悪あの双子が戻って飛ぶ事もあるだろうし、
      土台役だってもう1人いた筈だろ」
ヘルナンデス「いや……少なくともあの双子が守備に参加するならありがたいくらいだ。 失点の脅威が減る」

290 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:48:53 ID:???
佐野達が疲弊しきるのに時間がかかる事、次藤が疲弊しても代わりがいる事などの不安要素こそあったものの、
それでも彼らを疲れきらせる事のメリットは大きい。

ヘルナンデス「よし……みんな、とにかく攻めろ! ストラット、バンビーノ、ランピオン。
       後半まではロスタイムを含めて5分あるかないかだろうが、なんとか押し込んでくれ!
       1点をもぎ取れればこの試合、勝ちが見えてくる」
バンビーノ「わかった。 なんとかやってみる!」
ストラット「全員攻撃をしてもノーリスクだ。 試す価値はあるな」
ジェンティーレ「ならば俺も上がっておこう。 奪われても即座に俺が奪い返してやる」

こうしてイタリアは、息を吹き返す事に成功した。
果たして彼らの理論が的を射たものだったのか、そもそも理論通りに上手く行くのか。
仮に上手く行ったとしても同点――そして逆転が出来るのか。それらはまだ、わからない。

291 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:50:04 ID:???
実況「さぁ前半28分、日本が2点のリードを得て再びイタリアのキックオフとなります。
   残り時間が少なくなってきた今、果たしてイタリアはどう出るのでしょうか?」

カルツ「遮二無二になって突撃かねぇ。 失敗しても時間的に反撃はされんだろう」
マーガス「時間は……精々5分といった所か。 成功する可能性は低そうだが」

ピエール「先ほどはストラットがいきなり打ったが、今度はどうするかな?」
ナポレオン「DFの所で止まってしまいましたからね。 ゴールを狙うなら当然近くから打とうとするでしょうが」

ピィーッ!!

バシッ バムッ!

ストラット「よし、行くぞニホン! ここからが本当の勝負だ!!」

ズダダダダダーッ!!

板野「(打って……は来ないか! でも、ストラットがそのままボールを持って来たな)」

やがて審判の笛が鳴り、イタリアのキックオフで試合再開。
少ない時間の関係上、無駄なボール回しなどは一切せず。
ストラットはボールを持つや否やそのまま中央を走り一気に突破を図る。
またもキックオフシュートをするかもと思っていた板野はホッと安堵をしながら、
ドリブルならば対抗出来るとすぐさまストラットに向けて走り出した。

292 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:51:06 ID:???
実況「ストラットくん、そのままボールを持って走り込む!
   これは中央突破を狙うつもりか!? しかし、当然これには日本もチェックに行きます!
   すぐさま板野くん、立花兄弟が囲んだァ!!」

和夫「そうそう簡単に通れると思うなよな!」
政夫「(とはいっても俺達はスペース埋めるくらいしかできねぇけどな)板野、頼むぜ!」
板野「(ストラット……ドリブルはそこまで上手くない筈だけど、それはあくまでシュートと比較してだ。油断できない!)
   行くぞ、ストラット! 勝負だ!!」
ストラット「(今日の試合、俺は殆ど何も出来ていない……なんとしてもここを突破しないと!)どけ!」

先着2名様で、

★ストラット→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★政夫→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 板野→タックル 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ストラットが中央突破に成功! 更にそのまま突き進む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ランピオンがフォロー、ランピオンと松山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

293 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 01:51:16 ID:???
★ストラット→ドリブル 58 ( ハート6 )( 1 + 6 )=★

294 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 01:51:24 ID:???
★ストラット→ドリブル 58 ( JOKER )( 2 + 4 )=★

295 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 01:54:30 ID:???
★政夫→タックル 53 ( ハート8 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=
 和夫→タックル 53 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=
 板野→タックル 57 ( ハートJ )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=★

296 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 01:55:55 ID:???
板野君は守備がんばるね

297 :森末(仮):2015/03/09(月) 01:58:03 ID:???
描写忘れですがゴルバテくんは控えメンバーのマルコくんと交代していたという事にしてください。
本日も短いですがここで区切らせていただきます。それでは。

298 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 03:37:23 ID:???
これで活躍はジュニアユースの日向くらいしてるんだよな。
+2でいいから技がほしいねぇ

299 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 03:39:59 ID:???
乙です
やっぱりタックルとパス鍛えてて正解だったなあ

300 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 04:03:04 ID:???
出来る事が多いとそれだけ活躍しやすいね

301 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 06:07:18 ID:???
ここでイタリアの攻撃を阻止できたのは大きい
イタリアに心理的ダメージも与えられるし
ストラットでもダメなら、ジェンティーレがオーバーラップせざるを得ないから、その隙をつけるよね


302 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 10:50:06 ID:???
残り時間は少ないけどカウンターのチャンスだな
このまま一気に攻め込んで松山の新シュートが打てればいいな

303 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 11:06:08 ID:???
ここでなだれ作戦だ!

304 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 11:51:45 ID:???
相手の全員攻撃になだれ攻撃でやり返すのは面白そうだね。

305 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 12:07:59 ID:???
その前に作戦通りジェンティーレが来るかも
こんなすぐ取られてたら来れないかもだが

306 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 12:53:33 ID:???
なだれ使うにはいいタイミングだね。
前半終了間際だし、先頭の板野がボール持ってるし。

307 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 13:56:01 ID:???
このままカウンターの意見が多いけど時間が足りなくないか
板野がボールを奪った時点で残り3〜4分ぐらいとすると、
30mあたりからのミドルシュートが精一杯だと思うのだけれど

308 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 16:34:32 ID:???
イタリアは全員攻撃ノーリスクつってるんだからカウンターの時間はなさそうだよね

309 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 16:36:33 ID:???
いの一番のストラットで止めているからここで前半終了は無いだろうけど、流す程度しか時間ないのかな

310 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 17:27:31 ID:???
あと3回くらいの判定でシュート撃たないと間に合わないだろうね。

311 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 18:02:32 ID:???
いっそ小池や松山に渡してドリブル覚醒でも期待してみる?
まぁ時間潰してハーフタイムでいいと思うけど

312 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 21:21:12 ID:???
板野がそのまま突っ込んじゃえばいいと思う。
取られても失点はないだろうし。雪崩なら尚更。

313 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 21:24:03 ID:???
吹っ飛ばして怪我人増やせればなお良しかw

314 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 21:27:48 ID:???
板野も運が悪かったらジェンティーレに吹っ飛ばされて怪我していたからお互い様だな。

315 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 21:37:11 ID:???
今更すぎるけど漫画の翼ということは最悪の技スカイダイブやってくるのかー

316 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 22:10:06 ID:???
大会のあと戦う森崎・翼はJr.ユース時の能力と思うからスカイダイブは無く、
ドライブオーバーが最強技だと思う。仮にワールドユース時だと
森崎→真がんばりどころかキャッチで完封させられる。
また、森崎のドリブルを止めるのは不可能に等しい。
翼→森崎同様(原作準拠でも本編準拠でも)ドリブルは止められない。
また、センタリングを上げてただオーバーヘッドをするだけで得点になる。
だからJrユース時のステータスだと思う。

あと、森崎・翼戦では全日本から二人離脱するらしいが、その二人は
中山と若林だと思う。なんとなく今になって、初期スレで森末が言っていた
「『とてつもなく難しい』を選んでいたら、中山と若林も消えていた」
が気になっている。

317 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 22:10:57 ID:???
若島津がさらばサッカーされて詰みそう

318 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 22:26:37 ID:???
自分は岬と予想。
本編で不完全燃焼気味の奴が味方で残るイメージ。

319 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 22:29:59 ID:???
岬の腹黒要素が摘出手術された上で消えそう
お前・・・消えるのか?

320 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 22:31:11 ID:???
岬は先が見えそうだから残りそうなんだよな
個人的には原作翼に対してなら石崎当たりが抜けそう

321 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 22:53:20 ID:???
今の全日本に一対一が強いFWがいないのが辛いな。
Jr.ユース時の森崎は一対一はそれ程強くないから、シュートラッシュで
スタミナ切れを狙う作戦が破綻したときの第二の案として使いたい。
佐野を鍛えれば一対一シュートを覚えるらしいが、今更難しいか?

322 :森末(仮):2015/03/09(月) 23:05:27 ID:???
>★ストラット→ドリブル 58 ( ハート6 )( 1 + 6 )=65★
>★政夫→タックル 53 ( ハート8 )( 5 + 3 )+(人数差補正+1)=62
> 和夫→タックル 53 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数差補正+1)=64
> 板野→タックル 57 ( ハートJ )( 4 + 6 )+(人数差補正+1)=68★
>≦−2→全日本ボールに。
=========================================================================
ダッ! ババッ!!

政夫「進ませねぇぜ!」
和夫「ここで止めてやる!」
ストラット「こ、こいつら! ちょこまかと!!」

一気に立花達を抜き去り、そのままシュートまで持っていきたかったストラットだが、そう上手く事は運ばない。
イタリアが急いでいる事を瞬時に察知した立花兄弟は、
ボールを奪う事ではなくストラットを前に進ませないように動いて彼を牽制。
守備は決して上手くない彼らも、その俊敏性については全日本でも屈指。
ストラットはちょろちょろ動き回る立花兄弟を相手に中々突破出来ずにいたのだが……。

ズザザザァァァアアアアアアッ!! バシィッ!!

板野「もらったよ!」
政夫「よっしゃあ、ナイスだ板野!」
ストラット「ぐっ、くそっ! くそおおおおおおおっ!!!(俺にもシュナイダーのようにドリブルが出来れば!!)」

やがて焦れたストラットが強引に突き進もうとした所で、板野が素早くスライディングタックルを見せ、ボールを奪取。
こうしてイタリアの全員攻撃は、初手で失敗をしてしまうのだった。

323 :森末(仮):2015/03/09(月) 23:06:28 ID:???
実況「あーっと、イタリア、いきなりボールを奪われてしまいました!
   ストラットくん、強引に突破を図りましたが上手くいきません! どうにも攻撃が成功しないぞ、イタリア!」

響「お、おお! 板野くん、凄いぞ! いきなりボール奪っちゃった!!」
真「(中学大会ではそこまで守備が上手かったって訳でもなかったと思うんだけどな……)」

板野「(よし、ボールは奪えた……はいいけど、ここから攻めるのは流石に無理か)」

スライディングしていた体勢から立ち上がり、ちらりと見た時計の時刻は既に30分を示そうかというもの。
審判の提示するロスタイムは3分との事だが、ここから攻め上がるのは流石に難しい。
3分ではシュートチャンスを作る事もロクに出来ず、無駄に攻めて体力を浪費する事になってしまうだろうと板野は判断した。

板野「(となると、流す……いや、中盤でのボール回しは相手が上がってきてる以上危険だな。
    逆に相手陣内の深い位置までボールを飛ばしてサイドを割らせるのが1番かな。
    スローインになるけど、上がってる相手は戻らないとリスタート出来ない。 それで時間切れだ!)」

そして、僅かな時間を使ってこのまま前半を終わらせるのに最適の答えを導き出し、すぐさま実行に移そうとする。
しかし、当然必死となっているイタリアがそのまま板野がクリアーをする事を許すはずもない。

タタタタタッ!

バンビーノ「ええい、まだだ! まだここでボールを奪えば!!」
ディモス「そのボールを返せ!!」
板野「(うわっ、来ちゃった! パス……いや、俺の場合ここはキープした方が勝算がある!)返すもんか! いくぞ!!」

324 :森末(仮):2015/03/09(月) 23:07:29 ID:???
先着2名様で、

★板野→ドリブル 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 ディモス→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野がボールキープ! そのままボールを蹴りあげて前半終了!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、岬とコンティで競り合い、コンティがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
板野:ダイヤで「エクスプロードドリブル(+4&吹っ飛び係数2)」
   ハートかスペードで「強引なドリブル(+2&吹っ飛び係数2)」

>>299
乙ありです。

325 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:07:42 ID:???
★板野→ドリブル 57 ( スペード5 )( 2 + 2 )=★

326 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:07:43 ID:???
★板野→ドリブル 57 ( ハートK )( 6 + 4 )=★

327 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:07:59 ID:???
★バンビーノ→タックル 55 ( スペード3 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=
 ディモス→タックル 56 ( スペード5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=★

328 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:13:13 ID:???
今からじゃ難しそうだね。
森崎は本編ほどはセーブ力高くないと予想。
本編JY編は高くなりすぎていたそうなので。

329 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:34:09 ID:???
過去スレを読み返したら、翼はワールドユースのことを知っていた。
ステータスは流石にJr.時代でも、技やスキルはワールドユース時かも。

330 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:34:44 ID:???
出来れば岬が覚醒して前半を終えたいがどうなるか

331 :森末(仮):2015/03/09(月) 23:44:00 ID:???
>★板野→ドリブル 57 ( スペード5 )( 2 + 2 )+(強引なドリブル+2)=63★
>★バンビーノ→タックル 55 ( スペード3 )( 2 + 3 )+(人数差補正+1)=61 *吹っ飛び*
> ディモス→タックル 56 ( スペード5 )( 1 + 5 )+(人数差補正+1)=63★
>=0→ボールはこぼれ球に。岬とコンティで競り合い
===============================================================================================
板野「うりゃああっ!!」
バンビーノ「ぐげふっ!!(さ、流石にジェンティーレを吹き飛ばした奴だ……だが!)」
ディモス「ここだぁっ!!」

バチッ! ポーンッ!!

板野「ああっ、しまった!?」

守備自慢であるイタリアの選手といえども、板野の力を生かした突破を止めるのは簡単ではない。
それは先にイタリアの守備の要であるジェンティーレ自らが板野に吹き飛ばされた事からも証明済みである。
よってこの時も一番に飛び込んだバンビーノは無惨に吹き飛ばされ、地面に倒れ伏した。
しかし、その瞬間――バンビーノを跳ね飛ばした瞬間、若干ではあるがボールが板野の足元から離れる。
如何に板野に力があろうとも、ボールに触れてさえいなければその力は発揮できない。
素早く潜り込んだディモスが掬い上げるようにしてボールに触れる事でボールは大きく跳ね、こぼれ球となるのだった。

実況「板野くん、キープは出来ず! ボールは零れ球になります!
   現在時刻は……既にロスタイムに差し掛かっている! ロスタイムはどうやら3分あるもよう!
   イタリア、ここでキープ出来ればまだ攻撃を続ける事が出来そうですが果たして!?」

コンティ「ナイス、ディモス! これを、これを拾ってランピオンに届ければ!!」
岬「そうはさせない!(上手くここでクリアー出来ればいい印象のまま前半を終える事が出来る!)」

332 :森末(仮):2015/03/09(月) 23:45:00 ID:???
先着2名様で、

★コンティ→高いトラップ 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★岬→高いクリアー 59 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→コンティがトラップ成功! ランピオンに向けてフィードした!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。混戦になりそのまま前半終了。
≦−2→大きくクリアーしサイドラインを割る。前半終了。

333 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:45:15 ID:???
★コンティ→高いトラップ 55 ( スペード2 )( 2 + 3 )=★

334 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:45:26 ID:???
★岬→高いクリアー 59 ( ダイヤ10 )( 4 + 1 )=★

335 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:50:26 ID:???
岬やっぱり大したことあるわー
もっと技を充実させたいね

336 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:51:09 ID:???
BEST11!

337 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:53:06 ID:???
攻め込ませずに終了させたのは大きいね。
これでイタリアは後半更に焦るだろうし。

338 :森崎名無しさん:2015/03/09(月) 23:58:36 ID:???
ランピオン封じただけでこうもゲームを支配できるとはね
イタリアはもモブもパスが高めで
松山岬以外の前線、中盤のメンツはパスカットがボロボロだから
案外じっくり攻められてたら苦戦してたかもしれんが・・・

339 :森末(仮):2015/03/10(火) 01:12:59 ID:???
>★コンティ→高いトラップ 55 ( スペード2 )( 2 + 3 )=60★
>★岬→高いクリアー 59 ( ダイヤ10 )( 4 + 1 )=64★
>≦−2→大きくクリアーしサイドラインを割る。前半終了。
================================================================================
バッ!!

岬「それっ!」

バコーンッ!!

コンティ「ち、ちくしょう!」

勇み込んで飛び上がるコンティであったが、対する岬のジャンプ力は全日本でも上位に値するレベルである。
岬はフィジカルに弱いとされる事も儘あるが、それは一流選手と比較をした場合。
決して有力選手とは言えないコンティを相手にならば競り負ける理由もなく、岬は悠々とボールをクリアーするのだった。

ポーンッ テンテンテン…… ピッ!

ジェンティーレ「ええい、何をやってるんだ!」
マルコ「早くボールを出すんだ!」
ヘルナンデス「(……駄目だ、今からじゃ間に合わない)みんな!」 サッサッ
ストラット「(あのサインは……これ以上無理に攻め込むな、か……)」
ランピオン「(せめてあの20番(佐野)を疲弊させる事が出来ていれば……!)」

そしてボールが大きく飛び、左サイドラインを割った所でイタリアメンバー達はこれ以上の攻撃を諦めた。
無闇に攻撃をしても成果が出る可能性は低く、こちらは既にジェンティーレとゴルバテが負傷をしている。
ゴルバテは既に交代をしたものの、ジェンティーレの負傷を悪化させては不利になり、逆転出来るものも逆転出来ない。
それぞれが何も出来ない悔しさを持ちながらも、それでもキャプテンの冷静な判断に逆らう事はなく。
こうしてイタリア対全日本の試合――その前半戦は下馬評を大きく覆す形で終了するのだった。

ピッピッピィーッ!!

340 :森末(仮):2015/03/10(火) 01:14:00 ID:???
ワァアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「前半終了! イタリア、前半終了間際の捨て身の攻撃も実を結ばず!
   2−0と2点ビハインドのままハーフタイムに入ります!
   下馬評では今大会優勝候補と言われていたイタリアですが、思わぬ苦戦!
   それもその筈! この試合、前線のキーマン。 ポストプレイヤーのランピオンくんが封じられているのです!
   ハイボールは全て遮断され、上手く攻撃が出来ず。 そして、攻め込まれてはイタリアが誇るカティナチオが粉砕!
   ジェンティーレくんの不運な負傷などのトラブルに見舞われ、不安要素のあるイタリアですが、果たして勝機はあるのか!
   それともこのまま全日本が手堅く勝利を収め、決勝トーナメント最後の椅子の座に潜り込むのか!
   泣いても笑ってもその答えは後半戦が終わった時に出ているでしょう!」

観客「何やってんだイタリア!」「情けないぞ!!」「だがあのニホンの20番を掻い潜るパスなんて到底無理だぜ」
  「中盤を使えばいいだろ!」「しかしニホンの10番はタックルが得意みたいだからなぁ」「ニホンって強かったんだな」

ジェンティーレ「(なんという無様な! これが……誇り高きアズーリのするカルチョか!!
         未来のイタリア、その守備を担う男のするプレイか!! くそっ! くそっ!! くそっ!!!
         昨日の試合といい、これほどまでに自分に苛立った事は無い!!)」
ストラット「(まともにシュートすら打てない……どうすればいいんだ)」
ヘルナンデス「(当然だが士気が下がっているな。
        後半はこちらからのボールだ……なんとか士気を回復させないといけないが……)」

こうしてハーフタイムを迎えると、両チームの選手たちは早々にベンチへと引き上げた。
下馬評では高い評価を受けていたイタリアが、まさかの敗色濃厚という事態に観客席からは罵声混じりの声が飛び、
ジェンティーレは歯軋りをしながら――他の者達は多かれ少なかれ意気消沈しながら歩く。
彼らの多くは日本を侮っていた訳では決してない。
だが、こうまで歴然とスコアとして差が開くとは思いもしなかったのである。

341 :森末(仮):2015/03/10(火) 01:15:01 ID:???
板野「ふぅ……疲れた。 結構動き回ってたからなぁ」
政夫「大丈夫か、板野?」
板野「うん、なんとか。 ハーフタイムで休憩すればまだまだ後半も動き回れるよ。 立花は?」
和夫「俺達も似たようなもんだ。 スカイラブツインも2発は打てるぜ」
松山「次藤、佐野、お前たちはどうだ?」
次藤「……ま、疲れちょりはするが今すぐ倒れるって事は無いタイ」
佐野「後半は飛べて3回……ってトコですかね。 まあ、それだけ出来れば3回攻撃の芽を摘めるって事ですけど」

一方でリードをしている日本もまた、不安要素はあった。
ランピオンが感づいていたように、佐野と次藤の体力が試合終了まで持つか否かである。
ただ、こちらはイタリア程切羽詰った問題ではなかった。

確かに彼らは消耗をしていたが、さりとてハーフタイムでの休憩を挟めばまだ前半の数程度には飛ぶ事が出来る。
もっとも、佐野と次藤をフィードのカット専門として使うのならば、
これ以上次藤を消耗させない為にも立花兄弟のスカイラブツインを使わないというのが条件に上がるが、
これについても次藤の代わりに中西を出場させるという代替案がある。
最悪、立花兄弟を後ろに下げて彼らに飛ばせる事も可能なのだ。
取れる手段が多い以上、そこまで悲観的になる問題ではない。

これらを計算した結果、このままいけば……。
少なくとも油断をしさえしなければ日本の勝利の可能性が高い事を一同は理解していたが――。

板野「(このままいけば勝てそうだな……でも……折角だから、俺もゴールしておきたいや)」

そんな中、キャプテンである板野はほんの少しだけそういう思いも抱いていた。
素直に他人のゴールを喜び、自身の栄誉よりもチームの勝利を何よりも優先する彼も、ストライカーとしての矜持はある。
今のまま――虎の子のバーストマグナムが、ヘルナンデス達に防がれたまま終わるというのは、彼としても防ぎたく。
せめて後半は駄目押しの1点でも決めておきたいと思うのだった。

若島津「(……いかん、出番が無さすぎて暇過ぎる)」

342 :森末(仮):2015/03/10(火) 01:16:18 ID:???
−J−F− J政夫 685/800 F和夫 720/800
−−H−− H板野 670/930
−−−−−
G−I−E G岬 805/850 I松山 850/850 E小池 700/700
−−−−−
CD−AB C早田 800/800 D佐野 560/750 A次藤 580/800 B中山 850/850
−−−−−
−−@−− @若島津 850/850

残り交代人数:3人

※ハーフタイムで全員のガッツが200回復しました。

見上「よし、みんなきけ」

ハーフタイムに入り、控室に戻った一同は休みながら見上の言葉に耳を傾けた。

見上「前半、まずはよくやった。 イタリアを相手に2−0で折り返したというのは上出来過ぎるくらいだ」
日本メンバー「(えっ、褒めた?)」「(初めてじゃないか、こんなの)」「(まあ文句のつけようもないんだろ)」

まず見上が最初に告げた言葉は、前半の奮闘を労い、褒めるもの。
合宿が始まって以来、何かにつけては小言を繰り返し、決して褒めたりはしなかった見上の言動に一同は目を白黒させるのだが、
一部の者が思うように、前半の試合展開においては殆ど文句のつけようがない程だからこれも当然と言えた。

見上「だが、当然ながら油断はするな。
   ここまでリードを出来ているのはランピオンを封じ込めているのが効いているからだ。
   攻め込まれるようになっては、一気にひっくり返されかねんのだからな」
佐野「(ケケケ、そいつを封じてるのはこの俺ですよっと。 これで俺の評価も少しは上がったかな?)」

343 :森末(仮):2015/03/10(火) 01:17:21 ID:???
見上はそこまで言うと、一旦口を噤んで一同を見回すようにゆっくりと視線を動かした。
ここまでリードしている要因を改めて認識させ後半もその通りに戦わせたいのか、
それとも次に話す言葉の溜めを作っているのか、判断に難しい沈黙である。

板野「(相変わらず見上さんってとっつきにくいなぁ……ふらのの監督が懐かしいや。
    さて、口を挟むならこの場面だけど何か言っておこうか?)」

A.戦術について提案する(更に分岐します)
B.メンバーチェンジについて提案する(更に分岐します)
C.いや、監督の様子を見よう

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

344 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 01:19:28 ID:F4mLc27I


345 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 01:21:08 ID:Ggxgyiw2
B

346 :森末(仮):2015/03/10(火) 01:27:06 ID:???
>B.メンバーチェンジについて提案する(更に分岐します)
=========================================================================
板野「(ここだ! ここでメンバーチェンジを提案するんだ!
    と、それはいいとして誰を入れようか?)」

☆選びたい選手を1人明記して投票してください。

新田、反町、来生、滝、三杉、山森、井沢、沢田、中里、石崎、高杉、若林、中西

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

347 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 01:27:18 ID:F4mLc27I
三杉

348 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 01:27:50 ID:???
三杉

349 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 01:30:29 ID:???
メンバー交代をしない提案は無理なのか
後半に立花、佐野、次藤のガッツが切れたら随時交代で良さそうと考えていたけど

350 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 01:32:37 ID:qRAvszQI
三杉

351 :森末(仮):2015/03/10(火) 02:00:01 ID:???
>三杉
===========================================================
板野「(そうだなぁ、やっぱり実力的に三杉を入れておいたら安心だよね)あの……監督」
見上「なんだ」
板野「後半からは三杉を入れませんか?」
三杉「(さて、監督はどう出るかな?)」

ここで板野は三杉を後半から投入するよう進言をした。
三杉の実力の高さについては周知の事実であり、彼を起用する事で一層勝利は盤石となると考えての事である。
だが、見上はあえて即答はせずにジロリと板野をねめつけ、逆に問いかけた。

見上「誰と変えるつもりだ?」
板野「え……っと(DFは減らす訳にはいかないし、俺と立花、岬と松山も削る訳にはいかないとなると……)
   小池、でしょうか。 前半、あまり目立った動きをしていませんでしたし」
小池「なにぃ!?」
沢田「(完全に消えてたもんなぁ、小池さん……)」

誰かを入れるという事は誰かを外すという事である。
これには板野は少々どもりながらも、戦力的にも前半の動きから見ても小池と変えるのが妥当だと考え、そのまま述べた。
小池は驚いた様子だったが、周囲の反応は「まあそうなるよな」といったものである。
憤慨する小池を尻目に見上はだんまりを決め込み、一同は何をそんなに考慮する必要があるのかと疑問を抱くのだが、
この時見上の脳内で激しい葛藤があるだろう事を三杉本人――そして知略に長ける岬だけは把握していた。

見上「………………」
三杉「(僕を入れれば勝てる可能性はグッと高くなる。 が、今のままでもいいと言えばいい。
    間違いなく押しているのはこちらだし、認めたくないが僕には心臓病がある。
    慎重だろう監督が、不慮の事態――事故を警戒してなるべく使いたくないと思っても当然だ)」
岬「(更に、三杉くんがいない状態で勝つ事でチーム全体のレベルアップを図るという可能性もある。
   まあ、僕が監督の立場なら出さないな。 フィールドで倒れられたら責任問題になるからね。
   この状況で危ない橋を渡る必要は無い)」

352 :森末(仮):2015/03/10(火) 02:01:22 ID:???
先着1名様で、

★君は秘密兵器だから→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→小池「ま、待って下さい監督! 実はこの俺にはまだ隠された秘密のパワーが!!」 なにィ!?
ダイヤ→見上「……三杉、準備しろ。 小池は下がれ」 板野の提案が受け入れられた!
それ以外→見上「駄目だ、後半の布陣はこのままでいく」 板野の提案が却下された!
クラブA→ダイヤ+三杉「なんだか急にお腹が……」 住友「(見上監督の物と間違えて三杉の飲み物に下剤入れちゃった)」

353 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 02:01:58 ID:???
★君は秘密兵器だから→ スペードK

354 :森末(仮):2015/03/10(火) 02:03:49 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

355 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 02:06:55 ID:???
乙でした。
1点差なら投入もあっただろうけど、2点差で完全に押しているとなれば温存策を取るか。

356 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 09:39:02 ID:???
ここで小池→三杉はリスクもあるからね。
圧勝ダイジェストの確率も上がるけど
万が一の交代枠トラブル→思わぬ苦戦のリスクもちょっとある。

357 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 09:59:44 ID:???
若島津もしかしてまだ一度もセービングしてないのかな

358 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 12:27:13 ID:???
そのまさか。
イタリアはどうするのかな。中盤を増やすという手もあると思うが。

359 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 14:47:00 ID:???
原作のキャプ翼のワールドユースでイタリアがかませになってたの、今回の見てなんとなく納得した。
アルシオンとストラット抜きのイタリアで攻め手がランピオンしかいないならウルグアイといい勝負になりそうだね。
それこそ2-3くらいで負けそう。

360 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 16:30:08 ID:???
自分がイタリアの指揮官ならジェンティーレを中盤に上げて積極的にプレス
相手が中盤省略でデルタポストプレイしてきたら致命傷になりかねないけど
大柄な慈円手入を土台にして小柄なちびマルコをスカイラブで飛ばして対処

という現実逃避をする。もうだめだ…おしまいだぁ…

361 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 16:43:08 ID:???
空手の新セーブは68みたいね
期待値的にはまだバヤシさんの上だがどっち使うのがいいだろうか

362 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 16:55:56 ID:???
キャッチとパンチの差は地味に大きいし
ゲーム3と一緒で空手使い切った後に若林とか

363 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 17:52:13 ID:???
イタリアが誇り高きサッカーのプレイを出来ていないことに苦しんでいる頃
日本は後何回空を飛べるか相談していた

364 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 18:45:52 ID:???
なんか板野は三杉関連だとロクなことないな。
ハンブルグ戦の板野スルーからの新田シュート案
アルゼンチン戦前にイタリア対策を聞いたこと
そして今回の三杉投入案の却下

本編で森崎が三杉、早田と気が合い、立花兄弟、新田に嫌われていたのと真逆だな。
三杉は勝つための結果さえ残せば感情値は自然と上がるので、
こちらから関わりになるのは止めた方がいいように思える。

365 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 19:16:37 ID:???
今回はそもそも必要性の薄い交代を進言しただけなのに何を言っているのか

366 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 19:29:33 ID:???
スルーについてはGMからの説明にあったように難しいから却下されただけ
イタリアについて相談したのはアルゼンチン戦が控えてるのにそのあとのこと聞いたからでしょ

367 :364:2015/03/10(火) 19:35:01 ID:???
いや、三杉と関わる判定では、投票者の判断ミスが多くなるジンクスのようなものを感じるだけ。
三杉は冗談が通じないので、判断ミスがそのまま感情値に影響するが、
逆に結果さえ出せば、人柄がよくなくても支持してくれるからできる限り関わりたくない

368 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 19:52:00 ID:???
>判断ミスがそのまま感情値に影響する
そんなの誰が相手でも同じことじゃん。
なんか思い込み激しいぞ

369 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 19:54:22 ID:???
板野自身も気づいていないが
三杉を出すことで安定したパスの供給を受けたいのだよ
守りだってある程度三杉に任せられるしね
松山だとゴールデンコンビを使いがち、岬は大したことあるかないかわからんからね

370 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 20:00:02 ID:???
なんか他の参加者の話を聞いてないやつがいるような

371 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 20:22:23 ID:???
何時見ても喧嘩してますねここ

372 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 20:33:11 ID:???
喧嘩腰で自分の意見を押し付けようとしたり、GM判断に文句を言ったりして問題を起こしている人は
文章の癖で判断して同一人物の可能性が高いから冷静になるようにして欲しいな

373 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 20:33:54 ID:???
やっぱり同一人物であってますよね?

374 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 20:49:14 ID:???
同一人物にするなよ!
あの時のディアスのマリーシア発覚と発動の同時発生については本編でもなかったケースで、
マリーシア発動を反則扱いにすることでマリーシア発覚の目がつぶされて
低い確率を高い確率でつぶすのはゲームとしてまずいから意見したわけだし

そもそも選択やダイスで決まったこと自体には文句を言った覚えはないよ!

375 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:05:40 ID:???
なるほど。あれが意見か...?
まあ蒸し返すのは良くないから踏み込まないが、あくまで参加者ですから皆さんマターリいきましょう。
喧嘩ってワードだすのもよくないよ。みんながそう感じちゃうから。
新田君しましょう

376 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:12:21 ID:???
GMさんが楽しみながらできる環境が一番よいと思います。
言いたいこと言うのはいいけど、それを受けとる人がどう思うかをみんな考えて発言できるといいね。
…なんか小学校の道徳みたいだね。

377 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:16:13 ID:???
そういえばこの試合終わった後の自由行動どうする?
先行投資として兄弟にスカイラブストームのアドバイスを考えてるんだが

378 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:18:25 ID:???
カード神が大サービスしてくれたら決勝には間に合うかもしれないけど3年後への先行投資いいですよね。
そんな時間がなかったら監督と腐乱す戦の相談を考えてましたけど

379 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:18:48 ID:???
行動回数にもよるけど三上監督にフランス戦のホームタウンディシジョン対策を
話に行くことが優先かな

380 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:21:46 ID:???
>>379
それやっとか無いと、フランス戦限定で血の気の多い人が反則取られたら食って掛かる判定とかありそうだよねw

381 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:24:52 ID:???
血の気が多そうなのは早田、井沢あたりが筆頭かな?

382 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:28:47 ID:???
やっぱり監督の方に行きたいねぇ。
前後半腐乱す審判でもおかしくないからはやめに対策しないとね


383 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:28:48 ID:???
>>377 松山に会って海外に行く意思があるかききたいかな
高校になると一から部を創らないといけないから伸び悩むんだよね
あとイタリア戦後の試合日程だけど翌日すぐにフランス戦だっけ?

384 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:29:24 ID:???
〜前半〜
腐乱す審判「日本の9番ノーゴールだゼェェェェェェェェェェット!」板野「くそーっ!」

〜ハーフタイム中〜
矢車「お前さっき俺の相棒を笑ったな?俺のことも笑ってもらおう…」
その後買収審判の姿を見たものはいない…

これが買収審判対策(嘘

385 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 21:30:25 ID:???
>>375
当時は発覚つぶしについては最初からまずいとは思ってたけど反則扱いが原因と気づいてなかったから
最後になるまで言い分とかもおかしかったからな。
俺としても他参加者のGMに文句言うお前は絶対悪!という態度に対して意地になってたからな。
実際ここの参加者は自分含めて喧嘩早くて敵意が強いと思うぜ。
ホント、マターリいこうな

386 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:07:42 ID:???
老荘じゃないけど利益や効率を一番の中心に持っていかないことがいいと思う
それをすると殺伐とする気がする

387 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:25:56 ID:???
というか、レッドカードの的にされても板野君は可笑しくないな。
ノーゴールですめばいいが...

388 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:32:20 ID:???
利益や効率はそれなりに重視したいなあ。

389 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:41:48 ID:???
利よりは板野くんの性格に合った方を重視したいかな
あんまり効率的過ぎると冷血扱いされかねないだろうし

390 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 22:55:09 ID:???
ドライな交代策とかは自分も好みじゃないです。
育成も数人に絞らないで控えも育てたいタイプですし。

391 :森崎名無しさん:2015/03/10(火) 23:40:15 ID:???
言い争ったりするのはよくないと思うけど
皆考えてくれてるんだなって分かるからここの作者がうらやましい

392 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:14:35 ID:???
>>355
乙ありです。

>スカイラブストームなどについて。
スカイラブストームについてですが、実は書いてる人はいまいち動画などを見てもどういう原理なのか理解出来てなかったりします。
時間差スカイラブについては、途中までスカイラブハリケーンですが打つ所で前転シュート。
スカイラブタイフーンについては、兄弟が高空と低空に飛び、
高空の選手がオーバーヘッドで落としたのを低空の選手がボレーで蹴るものというのがわかりますが、スカイラブストームは、
1.兄弟のどちらかがパス?
2.誰か(次藤?)がリターン
3.兄弟が地面を蹴ってスカイラブツインのように手を繋いでジャンプ
4.前転シュートでツインシュート
のように見えます。
地面を蹴ってジャンプしてスカイラブと名がついてるのもおかしいなと思いますし、
次藤が単にリターンするだけというのも不思議だなと思うので、解釈が違っているのかもしれません。
こういう原理だよ、というのがわかる方がおられましたら、教えて頂けるとありがたいです。


最後に。意見が衝突したり、合わなかったりする事もあると思いますが、その為の投票システムですので、
「私はこう思うからこうしたい」「私はそうじゃなくてああしたい」「「なら投票で決めましょう」」という感じにして欲しいです。
どの人がどういう考えで票を入れたというのも、どういう結果になったというのも恨まず騒がずでお願いしたいです。

また書いている身としましては、あまり攻撃的な言葉は使わないで頂けると助かるかなと思います。
必要以上にそういう雰囲気の場所で書くのは、やはりいい気持ちではありませんので。
板のトップにあるように、喧嘩は厳禁。マモノ憎んで人を憎まずでお願いします。

393 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:15:39 ID:???
>★君は秘密兵器だから→ スペードK ★
>見上「駄目だ、後半の布陣はこのままでいく」 板野の提案が却下された!
==================================================================================
板野「え、えぇー……」

三杉、そして岬の読み通り、見上はここでの三杉投入を回避した。
これには提案をした板野を含む多くの者達が疑問を持つのだが、
見上が一度決定を下した事柄を覆す事は無いだろうという事も彼らはこの短い合宿期間で学んでいた。
よって、必要以上に声を荒立て目をつけられるような真似はしなかった。

見上「では後半の戦い方について説明する。 まず次藤……お前はもう上がらなくていい」
次藤「ぬ……ばってん、そうすると立花はスカイラブツインを使えんが?」
見上「既に2点リード、ならば必要以上に前がかりになる必要は無い。
   それよりはイタリアが一気呵成に攻め入る事を警戒する方が得策だ。 ランピオン封じの為にも、お前は後ろにいろ」
政夫「(威力は落ちるけどデルタツインは使えるしな、問題ないか。
    なんだったらデルタポストで板野に渡してもいいんだし)」

その後、見上は改めて後半からの戦術について説明。
まず、後半はイタリアが前半以上に攻め込んでくる事を見越し、次藤に滅多な事では上がらないように指示を出した。
前半は上手くいったものの、仮に次藤と佐野が上がってしまえばDFは2人だけ。
早田がストラットのマンマークにつく事を考えれば、実質SBの中山のみとなるのだ。
その状況で中盤を突破されてしまっては、安易に若島津との一対一に持ち込まれるのは目に見えている。
2点リードをしている以上、そこまで打って出る必要は無いという見上の言葉には一同も納得をした。

見上「攻撃については前半は上手く行った……が、後半も上手く行くと思うな。 あれは上出来過ぎるくらいだ」
岬「(それは僕自身がよくわかってるんだよね。 もう一度やれって言われてもやれる自信は無い)」
見上「油断する事なく、しかし自信を持って攻め込め。 相手が前がかりになると予想出来れば、
   自ずと好機はやってくる。 早めに3点差にし、ケリをつけてこい」
全日本メンバー「「「はい!!!」」」
板野「(3点目か……出来れば、俺が決めたいな)」

394 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:16:47 ID:???
こうして全日本メンバーが後半戦に向けて備えていた頃、イタリアもまたパウロ=カルシス監督の下、ミーティングを行っていた。
前半だけで2失点、攻撃はまるで成功せず、まるで反撃の糸口がつかめない。
この状況においてチームの士気が下がらない筈もなく、メンバーの顔色は浮かないが、
カルシスはあえてそれを指摘する事なくあくまでも戦術的な話だけを一同にした。

カルシス「後半からはフォーメーションを変更する。 4−4−2だ」
バンビーノ「4−4−2……DFを1人減らし、中盤の人数を増やすんですか?」
カルシス「既に2失点をしている以上、カウンター戦術は意味を為さない。
     よって、後半は前で止め刻んでいく事を主眼とする。 ストラット、ランピオン」
ストラット「はい」
ランピオン「はい」
カルシス「お前たちも中盤争いに加われ、あの20番を相手にハイボール争い――ボールを待っているだけでは無意味だ。
     焦る事なく、慎重に攻めていけ」
ランピオン「(……30分で最低でも2点を返す。 それ自体は可能な筈だ。
       だが、あの20番が体力切れを起こすのは……早くても15分、といった所だろう。
       それまで待つのは、得策ではない……か)わかりました」

カルシスの取った方策、それは20番――佐野との勝負を避けるというものだった。
ポストプレイに誇りを持つランピオンにとって、己の1番の武器を封印する作戦というのは受け入れがたいものだが、
それでも現状のままではその作戦を用いずとも自分はハイボールに触れられないまま試合を追える事となるだろう。
ならばチームの勝利をめざし、1番勝てる可能性が高い作戦を取るというのは当然の事だった。

カルシス「そしてヘルナンデス、ジェンティーレ。 ……もう失点は許されんぞ」
ヘルナンデス「わかっています(これ以上無様を晒す訳にはいかない。 勝利のためにも、誇りのためにも)」
ジェンティーレ「はい(俺がいる限り、もう二度と失点は許さん。 どんなシュートだろうと防いでみせる)」

そして、勝利の為にはこれ以上の失点が許されない事は周知の事実。
このチームの守備の柱である2人は監督直々に名指しで釘を刺された事で一層気を引き締め、
こうしてイタリアは後半戦に臨むのだった。

395 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:17:56 ID:???
ワーワー! ワーワー!!

実況「さぁ、短いハーフタイムが終わり再び両チームが入場してきます。
   前半終了時には2−0という、下馬評を覆すスコアで日本が大きくリード。
   しかし、試合終了の笛が鳴るまでは何が起こるかわからないのがサッカーです。
   イタリアも後半こそは同点、そして逆転と意気込んでいる事を考えれば、まだどうなるかわからない。
   果たして西ドイツ、ウルグアイ、フランスに続く決勝トーナメント進出の座を掴むのはイタリアか全日本か!?
   いよいよ後半がはじまろうとしています」

観客「後半こそはしっかりしろよイタリア!」「このまま負けるんじゃないぞ!!」
  「ニホン、ここまで来たら勝っちまえ!」「まあどうせ決勝トーナメントじゃフランスに負けるんだけどな!」

カルツ「どう思うねシュナイダーちゃん、イタリアはここから勝てるかい?」
シュナイダー「不可能か可能かで言えば可能だろう。 2点ビハインドの事実は重いがな……」
シェスター「まずはこのキックオフで早めに1点を返しておきたい所だよね」

ナポレオン「イタリアはどう攻めてくると思いますか?」
ピエール「もうランピオンは使えないと判断し、ハイボール争いはさせないとするか。
     もしくは消耗を狙ってあえてハイボールを通そうとするかだが……。
     イタリアはフォーメーションが変わっているな。 そうすると、自然と作戦も見えてくる」

松山「……みんな、後半は前半のようにいかないかもしれないぞ」
板野「え? どういう事?」
松山「イタリアは中盤に4人割いてきている。 フォーメーションを変えてきているんだ。
   ロングボールを出してランピオンに競り合わせるという戦術を、使ってこない可能性が高い」
小池「ほほう……となると、中盤メンバーでパスを回して攻めてくるかもしれんという事か」
岬「(パス回しなら僕がまた活躍出来るかもしれないな。
   あまり目立ちたくはないけど、稼げるときに評価は稼いでおきたい)」

396 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:19:00 ID:???
こうして後半開始時間が近づくにつれて、フィールド――そして観客席は徐々にヒートアップをし始めた。
強豪国としてイタリアの奮戦に期待をする観客。
弱小国と言われながら、先のアルゼンチン戦に続き強さを見せつけ勝とうとしている日本を応援する観客。
それらに与しない中立と言える者達は試合の展望について話しあい、
実際にフィールドに立つ全日本の選手達は戦術眼に定評のある松山の助言を聞き気を引き締め直した。

高橋「うーん、勝ってくれないと困るんだけどな、イタリアは」
ニネー「(この試合、イタリアが苦戦を強いられているのは立花くん達や岬くんが予想以上に活躍しているのもあるけど、
     何より佐野くんがいるからなのよね……ほんと、どうしちゃったのかしら?)」

そして、それらとは一線を画し――遥かな高みから、悠々と試合を見つめる招かれざる者達。
1人は思っていた以上にイタリアが日本を苦しめてくれない事を嘆き、
もう1人は自分の持つ知識からは大きくかけ離れた存在がいる事に疑問を抱いた。

ニネー「(この世界は外伝、それはわかりきっている。 けれど、限りなく私達の世界に近い世界なのに……)」
森崎「おい、どうしたんだ? さっきからボーッとして」
ニネー「……なんでもありませんわ(いずれにしろ、やる事は変わりありませんわね)」

しかし、幾ら疑問を持ってもそれを解決できるだけの情報は無い。
森崎に声をかけられたんだニネーはそっと思わず誰もが見惚れてしまうかのような微笑を浮かべて首を振ると、
センターサークルに入ったイタリアの選手たちへと視線を向けた。

397 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:20:09 ID:???
ピィーッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

バムッ バシッ! ポーンッ!!

ストラット「それ、みんな落ち着いて行こうぜ!」
バンビーノ「おう!」
マルコ「オーライ!」

板野「松山の言った通りだ! パスを回してきたぞ!」
政夫「こりゃ俺達も下がった方がいいな……」
和夫「うん、中盤は3人だけだもんな」

そして後半開始の笛が鳴り、イタリアボールでキックオフ。
イタリアはこのボールを、松山の予想通りゆっくりとパスを回して溜めを作りながら攻め立てようとした。
前半とは違う攻め方にもし何も聞かされていなければ板野達も驚いていたかもしれないが、
事前に情報を得ていた為にすぐに対応――松山、岬、小池しかいない中盤3人では簡単に翻弄されるだろうと考え、
彼らも下がってボールを追いかけはじめた。

398 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:21:29 ID:???
実況「さぁ、まずはイタリア! ここは慌てて攻めません、まずはじっくりボールを回します。
   隙を作りたいという事なのでしょうが……しかし、日本もFWも下がってボールを追いかける!
   中々上手くいきません!」

バンビーノ「(ちっ、やっぱりそう簡単には行かないか? なら多少強引にでも通すしかないか)」スッ
ランピオン「(あのサインは……左サイドに寄れ、か。 よし!)」

タタタッ!

バンビーノ「(グラウンダーのパスならあれは使えない筈!)それっ、行けランピオン!」

バシュウッ!

そしてしばらくボールを回した後、やはり上手く隙が作れなかったイタリアは、
多少強引ではあるものの中盤をかき回した後、サインを受けてサイドを駆け上がり始めたランピオンへとパスを出した。
グラウンダーの為に佐野はスカイラブに行けないボールだが、スカイラブに行く必要のないボールとも言える。

小池「ハーハッハァ!! こっちにパスを出すとは馬鹿め!!」
和夫「これを奪って3点目だぜ!」

このパスには近くにいた小池、和夫がすぐに反応出来たからである。

399 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:22:46 ID:???
先着2名様で、

★バンビーノ→パス 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★和夫→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 小池→パスカット 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ランピオンがパスキャッチ! そのままサイドを駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(サイドラインを割る、ランピオンと中山で競り合い、松山がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
小池:ダイヤで「センシズカット(+2)」

400 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:23:50 ID:???
★バンビーノ→パス 58 ( ダイヤ4 )( 1 + 1 )=★

401 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:23:58 ID:???
★和夫→パスカット 53 ( ダイヤQ )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=
 小池→パスカット 55 ( スペード5 )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=★

402 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:24:35 ID:???
この差

403 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:25:24 ID:???
さすが全国大会優勝チームのキャプテンだな

404 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:25:26 ID:???
バイバイバンビーノ

405 :森末(仮):2015/03/11(水) 01:26:13 ID:???
判定はこれだけですが、本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

406 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:29:30 ID:???
乙です
パスカットフラグ回収でセンシズカットが発動率1/2か

407 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:29:34 ID:???
これはひどい

408 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:30:30 ID:???
小池にドリブルパス+2がつけばラブマリーの茸みたいな感じのあたりは弱いけど上手いOMFになるのかな?

409 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 01:38:35 ID:???
ゲームのストームは矛盾の塊ですよね。土台を使ってないからスカイラブじゃないですし。
もしキャプ森で出てきたなら普通にスカイラブツインで前転するだけとか何かしらのアレンジはされてるかも。
これなら前転の勢いで単純に威力UPでわかりやすいですし。乙でしたー。

410 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 07:27:27 ID:???
ストームについては、森末さんが納得いくものに出来るかどうかですかね
その上での描写なら、我々もついていけるでしょうし

駄目そうなら、原理のわかりやすい時間差やタイフーンを採用したらいいかと

411 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 10:23:12 ID:???
イタリアは戦術どうこうの前にダイス運が無さすぎるね

412 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 10:29:21 ID:???
地獄の住民が二人混ざってる...ゴホッゴホッ

413 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 11:43:57 ID:???
んー、普通にスカイラブツインに前転シュートを加えるってことかな。
スレ主さんの技に期待しましょう。乙でした

414 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 11:51:07 ID:???
ヘルナンデスは原作でも本編でも森末スレでもチームメイトに恵まれないなあ…。
原作は慈円手入以外モブ。本編は地獄の住人2人にいまいち頼りならないバンビーノ。森末スレでは自分以外引きに見放されている。

415 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 12:02:38 ID:???
原作はジェンティーレですら頼りにならなかったからね
早々に予選敗退してサポーターから罵声を浴びせられたのは気の毒だったな
火野とビクトリーノにぼこぼこにされてはねえ

416 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 12:40:52 ID:???
前転シュート、前転ツイン
スカイラブ前転、スカイラブ前転ツイン
前転一つで立花の可能性が広がりまくるね。

417 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 16:42:36 ID:???
スカイラブ超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐は百八式波動球よりも危険だぜ

418 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 18:45:40 ID:???
スカイラブ+トライアングルで立花兄弟の空中サッカーの集大成に見えるスカイラブタイフーン派の俺は異端なんですかねぇ

419 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 18:54:41 ID:???
いや普通にスカイラブタイフーンの可能性もあると思うよ

420 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 18:57:50 ID:???
どっちかしか覚えないではなく、どっちも覚えるのは可能に見えるような
タイフーンとストーム、全然違う技ですし

421 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 19:01:41 ID:???
もしタイフーンとストームの2択で覚える技選べるならどっちを選びます?ぼくタイフーン派ー

422 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 20:28:34 ID:???
>>414
本編はスト様が1人でゲームオーバーまで追い込んだから(震え声

423 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 21:05:59 ID:???
タイフーンは好きだが、次藤の消費ガッツも増えそう
壁役が減ってしまうので微妙

424 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 21:31:10 ID:???
中西がDFとしてものになるなら交互に土台をさせてやりくりするしかない
ただ立花だけでできる新コンビ技が欲しいのはたしかかな

425 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 23:20:54 ID:???
立花兄弟のみでの新技とはいうがもう残っているのは時間差スカイラブだけなんだよな
現状のデルタツインがダイス2度振りという利点がある以上時間差スカイラブにはけっこうな数値UPか特殊効果もついていてほしいところ

426 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 23:34:15 ID:???
立花兄弟と一緒に佐野も跳んで何か新しい技があるといいな。
スカイラブトリプルオーバーとか、佐野が高空で跳んで打ち下ろしたあと
低空でツインシュートを撃つスカイラブタイフーンの進化版とか。

427 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 23:35:47 ID:???
時間差スカイラブがデルタツインより威力弱くても
使い所はあると思う。
時間差は土台があれば撃てるので、立花が一人で出場できる。

428 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 23:39:22 ID:???
スカイラブサイクロンが名前的に最強技かなw

429 :森崎名無しさん:2015/03/11(水) 23:40:09 ID:???
じゃあスカイラブおしりサイクロンでw

430 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 00:46:45 ID:???
そうだな…『メキシコに吹く熱風!』という意味の「スカイラブサンタナ」というのはどうかな!

431 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 00:54:48 ID:???
>もう1人は自分の持つ知識からは大きくかけ離れた存在がいる事に疑問を抱いた。
これ、誰のことだろうか

佐野かサビチェビッチか

432 :森末(仮):2015/03/12(木) 01:09:05 ID:???
>スカイラブタイフーンについて
そうですね。ではこちらでアレンジを加えるなり、それっぽく仕上げるなどをして改変させてもらおうと思います。
とはいえ、立花兄弟の技は沢山あるのでどれを採用するか。
採用したとしてもどういった威力などになるかは改めて検討させてもらいます。

本日は帰宅後ちょっと横になるつもりがさっきまで眠っちゃってたので、更新をお休みさせていただきます。
それでは。

433 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 01:14:55 ID:???
この外伝独自の立花兄弟に育てていけるようそれぞれ特色ある技だと面白いね。
どれを覚えるか(板野のアドバイスによる?)でキャラエディットが出来る感じで

434 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 08:33:51 ID:???
一人でも出場できるようになったらいいな。
中山岬がずっと離脱なら、スタメンは毎回入れ替え状態だろうし。

435 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 08:47:20 ID:???
ビッチさんやルーベンがいるなら次のフランスにデサイーもいてもおかしくなさそうだけど
あのチームの様子では普通にいないか

436 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 12:33:37 ID:???
気象系の必殺シュートにとある共通点を見つけたぞ
ハリケーン、サイクロン、トルネード(竜巻)、ストーム(嵐)
魔法、罠除去カードだったんだよ(デュエリスト脳)
ってことで立花の新技の名前はスカイラブ羽箒ショット(仮)ということで

437 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 14:33:34 ID:???
佐野は地上戦のほうでも成長してほしいな。

438 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 17:13:46 ID:???
何!?
大寒波は除去カードではないのか!?

439 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 19:38:11 ID:???
大寒波はきっと松山が新技で使ってくれるさ

440 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 20:27:40 ID:???
新技のネーミングが起こす寒波かな?(すっとぼけ

441 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 23:31:25 ID:???
何?モンスターカードはないのか!?

442 :森崎名無しさん:2015/03/12(木) 23:33:21 ID:???
トリシューラ「ああ!」
ブリューナク「呼んだか!」

443 :森末(仮):2015/03/13(金) 00:03:39 ID:???
>★バンビーノ→パス 58 ( ダイヤ4 )( 1 + 1 )=60★
>★和夫→パスカット 53 ( ダイヤQ )( 3 + 1 )+(人数差補正+1)=58
> 小池→パスカット 55 ( スペード5 )( 6 + 6 )+(人数差補正+1)=68★
>≦−2→全日本ボールに。
==============================================================================
多少強引に通そうとしたパスとはいえ、バンビーノのパスは決して容易に取れるようなものではなかった。
地味ではあるものの堅実なプレイを持ち味としている彼の出したパスは、
教科書通り――鋭く、そして受け手にとって取りやすい絶妙なボールとしてランピオンの方へと向かう。

バッ! バシィッ!!

小池「ヒャッフー! なんかこっちの気がしたんだよな! ラッキーラッキー!!」
バンビーノ「そ、そんな馬鹿な……(どうすりゃいいってんだ!)」

しかし、このパスは通らなかった。
バンビーノによって綿密に計算し出されたボールは、
第六感を信じ適当に飛んだ小池によってあっさりとカットされてしまったのである。

実況「あーっと、駄目だ! これも通らない!!
   ボールは小池くんがカット! イタリア、やはり攻め込む事が出来ないィーッ!!」

三杉「(判断に困る……やはり試合でないと真価を発揮出来ないのか?
    いずれにせよ、今のカットは相応のセンスが無ければ出来ないものだが……)」
見上「(相変わらずよくわからん奴だ。 戦力として計算していいのかいけないのか……来生とどっこいどっこいだな)」
来生「(俺の出番はまだかなー。 いや、リードしてるし尚も温存策かな?)」

ランピオン「な、何をやっているんだバンビーノ!」
ストラット「言っても仕方ないだろ! ええい、早く奪い返すんだ!」

小池「ふふ〜ん。 そうはいかないぜっと! さぁ、東邦学園キャプテン小池秀人様の真の実力を見るがいい!!」

444 :森末(仮):2015/03/13(金) 00:04:43 ID:???
そして、ボールを持った小池は迷う事なく右サイドを駆け上がり始めた。
ハーフタイム中に交代されそうになった事に対する危機感が彼の中にあったかどうかはわからないが、
いずれにせよ前半で殆ど空気だったという事には彼もまた自覚をしており。
このままでは東邦学園キャプテンの名折れであると彼の中では考え、結果を残そうとしていたのである。

ディモス「くそっ、そう簡単に通してたまるか!!」
小池「栄光ある東邦学園キャプテンのこの俺がこんなよくわからんザコにやられる筈がない!!」
板野「(小池も元はそういう感じのキャラの筈なんだけどなぁ……)」

先着2名様で、

★小池→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ディモス→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小池が右サイドの突破に成功! そのまま一気に駆け上がるぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(板野がフォロー、板野とストラットで競り合い、バサレロがフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
小池:ダイヤで「ヒールリフト(+4)」、ハートで「やや華麗なドリブル(+2)」

445 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:05:34 ID:???
★小池→ドリブル 56 ( スペード8 )( 2 + 2 )=★

446 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:05:36 ID:???
★小池→ドリブル 56 ( クラブQ )( 6 + 6 )=★

447 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:05:38 ID:???
★ディモス→タックル 56 ( ハートA )( 1 + 3 )=★

448 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:07:28 ID:???
本当にバカと天才は紙一重なんとやらって言葉が似合うな

449 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:07:35 ID:???
いっこ下なら凄いことだったなw

450 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:07:38 ID:???
まーずーいー

451 :森末(仮):2015/03/13(金) 00:08:16 ID:???
また追記忘れてましたが、小池がフラグを回収し「センシズカット」の発動率が1/4から1/2になりました。

452 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:08:38 ID:???
ストライカー対決か

453 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:35:14 ID:???
板野の競り合いか・・・

454 :森末(仮):2015/03/13(金) 00:37:42 ID:???
>★小池→ドリブル 56 ( スペード8 )( 2 + 2 )=60★
>★ディモス→タックル 56 ( ハートA )( 1 + 3 )=60★
>=0→ボールはこぼれ球に。板野とストラットで競り合い
=================================================================================
ディモス「何がザコだ! 舐めるなぁっ!!」
小池「へなっぷ!」

バコッ! ポーンッ!! テンッテンッ……

しかし、ここで小池の悪癖が顔を覗かせた。
若島津や反町を退けキャプテンに指名されて芽生えた自信は彼の成長の大きな助けとなっていたが、
それと同時に些か自身の実力を過大評価し相手を過小評価してしまうものとなってしまっていたのである。
小池のキープ力も決して低い訳ではないが、イタリアの守備陣も下手な訳ではない。
侮っていて突破が出来る筈もなく、ボールは零れ転々と地面を転がる。

板野「(あちゃ〜、駄目だったか。 でもあの位置なら……)俺が拾う!」

タタタターッ!

そして、このボールにいち早く走りフォローに向かったのは板野だった。
彼は内心小池の突破失敗にため息を吐きながらも、
それでも仲間の失敗をフォローするのがチームプレイだとしすぐさま拾おうとした。

ダダダダダッ!!

ストラット「させるか!!」
板野「うっ!?(ス、ストラット!?)」

ただし、この時零れたボールの近くにいたのは板野だけではなかった。
先に中盤でパス回しに参加し、下がり目に位置していたストラット――彼がボールから離れていた距離は板野のそれと同程度であり、
2人はほぼ同時に低く跳躍をしながらセカンドボールの確保に向かったのである。

455 :森末(仮):2015/03/13(金) 00:39:09 ID:???
先着2名様で、

★板野→低いトラップ 57 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ストラット→低いトラップ 61 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→板野くん、持ち前のパワーがストラットに通じた! ボールをフォローしたぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(和夫がフォロー、松山とバンビーノ、バンビーノがフォロー)
≦−2→ストラットがボールをフォローした! シュート以外も何気に強いぞ!

456 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:39:23 ID:???
★板野→低いトラップ 57 ( ダイヤ5 )( 4 + 6 )=★

457 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:39:30 ID:???
★ストラット→低いトラップ 61 ( ダイヤQ )( 4 + 5 )=★

458 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:39:33 ID:???
★ストラット→低いトラップ 61 ( スペード6 )( 1 + 2 )=★

459 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:40:33 ID:???
やっぱりだめかー

460 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:48:42 ID:???
パワー型なのにシュートはともかくブロックとせりあいが死にステなのは
ちと悲しい

競り合いはともかくブロックはカウンターシュートのロマン枠でしか

461 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 00:51:20 ID:???
能力を見たらせりあいはパス以下だったんだな

462 :森末(仮):2015/03/13(金) 01:05:34 ID:???
>★板野→低いトラップ 57 ( ダイヤ5 )( 4 + 6 )=67★
>★ストラット→低いトラップ 61 ( ダイヤQ )( 4 + 5 )=70★
>≦−2→ストラットがボールをフォローした! シュート以外も何気に強いぞ!
==============================================================================
バチッ! ガチッ!!

板野「ぐわっ!?(さ、流石に凄いパワー! 俺が当たり負けしそうだなんて!!)」
ストラット「ぐうっ!!(小さい癖になんて力だ! 油断すれば押し負ける!!)」

この時低いボールにあわせ、同時にフォローに向かった2人は、
互いに背番号9を背負いあい、チームのエースストライカーとして君臨していた者達。
2人は力はほぼ同等であり、板野が押せばストラットが耐え凌ぎ、ストラットが返せば板野が踏ん張る。

単純な力比べでは先んじる事が出来ないと判断した2人は、ならば跳躍をして先にボールに触れようとした。
だが、この時の2人の跳躍もほぼ同じ飛距離であった。
低い浮き球を得意とする板野に対し、ストラットもまた決して浮き球が苦手な訳ではない。
力は互角、跳躍力も互角――ならば競り合い勝負にて勝敗を分けるのは……。

ストラット「(でもチビなら……)そらっ!」

パシッ!

板野「あ、ああああ〜!!」
岬「(……まあ、普通に考えればそうなるよね)」

体格差――もっと正確に言えば、「足の長さ」。
ランピオンには及ばずとも大型ストライカーと言える体格のストラットに対し、何度も繰り返し言われている事だが小柄な板野。
両者の足はどちらが長いかと言えば、当然前者のストラット。
彼が足を伸ばせば板野よりも先にボールに触れられるのは自明の理であり、こうしてストラットはフォローに成功するのだった。

463 :森末(仮):2015/03/13(金) 01:07:19 ID:???
実況「あーっと、駄目だ! 板野くんとストラットくん、
   同時にボールに食らいつきましたが……僅かにストラットくんが競り勝った!
   両チームのストライカー対決! ストラットくんに軍配が上がりました!!」

シュナイダー「見た所、パワーはあるが体の動かし方についてはイタノは下手なようだな……」
カルツ「馬鹿言うない、そりゃシュナイダーちゃんみたいにジャンプ力がある奴だけが言える事だぜ。
    わしみたいなのにしてみりゃ、あのイタノだって十分驚異だ」

響「うがー! あともうちょっとだったのに!!」
プロデューサー「ヒューッ! 見ろよあのイタリアの9番の肉体を。 まるで鋼だぜ」

この今大会要注目であるストライカー同士の鍔迫り合いの結果にある者は冷静に分析し、ある者は嘆く中。
ボールを拾ったストラットはそのまま自らの手で上がり、シュートチャンスを作ろうと目論む。

板野「く、くそーっ!(俺の足が短いんじゃない! ただちょっと背が低いだけなんだ!!)」
ストラット「(勝てたのは体格差のお陰だな。 力勝負ならどうなっていたかわからない……だが、勝ったのは俺だ!
       このままもう一度攻撃をして……)」
早田「甘いぜチョンマゲ頭! てめぇに好きにはさせねぇよ!!」

タタタタターッ!

ただし、この試合――ストラットには全日本が誇るマンマーカーがつけられていた。
ストラットを止める事だけを目的とされ起用されていた彼は、ストラットがボールを持った瞬間。
近くにいた松山と共にボールを奪いに挑みかかったのである。

松山「気にするな、板野! 後は俺達に任せろ!」
ストラット「ちっ! 邪魔をするな!!」
早田「悪いがそいつは無理な相談だ!」

464 :森末(仮):2015/03/13(金) 01:08:26 ID:???
先着2名様で、

★ストラット→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★早田→タックル 59 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 松山→タックル 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ストラットがキープに成功! そのまま上がり始める!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(バンビーノがフォロー、中盤で奪い合いに、和夫がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
早田:ダイヤかハートで「カミソリタックル(+2)」
松山:ダイヤかハートで「鉄砲水タックル(+3&吹っ飛び係数4)」

465 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 01:08:46 ID:???
★ストラット→ドリブル 58 ( ダイヤ3 )( 1 + 3 )=★

466 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 01:08:53 ID:???
★早田→タックル 59 ( クラブK )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=
 松山→タックル 58 ( ハートA )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=★

467 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 01:08:59 ID:???
★ストラット→ドリブル 58 ( クラブ10 )( 5 + 2 )=★

468 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 01:09:05 ID:???
★早田→タックル 59 ( クラブJ )( 2 + 2 )+(人数差補正+1)=
 松山→タックル 58 ( クラブQ )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)=★


469 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 01:12:55 ID:???
松山くんその456賽を出しなさい
怒らないから

470 :森末(仮):2015/03/13(金) 01:17:31 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

471 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 04:32:19 ID:???
イタリアのヘタレが止まらない

472 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 10:09:40 ID:???
イタリアは主力以外の引きは意外といいんだよ。岬を止めたゴルバテといい。
だけど肝心の主力がヘタレてはねぇ…。

473 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 10:35:32 ID:???
無理に歴史を改変しようとしたから歪みがでたのかな

474 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 12:50:09 ID:???
ストラットよどうかワールドユース編でもヘタレてくれ

475 :森崎名無しさん:2015/03/13(金) 13:17:33 ID:???
まあストやランピも長所以外で日本の主力を圧倒できるわけじゃ
ないからね。
ジェンティーレにいたってはそもそも判定に参加できてないという。

476 :森末(仮):2015/03/14(土) 00:50:08 ID:???
>★ストラット→ドリブル 58 ( ダイヤ3 )( 1 + 3 )=62★
>★早田→タックル 59 ( クラブK )( 1 + 4 )+(人数差補正+1)=65
> 松山→タックル 58 ( ハートA )( 6 + 5 )+(人数差補正+1)+(鉄砲水タックル+3)=73★
>≦−2→全日本ボールに。
======================================================================
ストラットも決してドリブルが下手な選手ではない。
シュートを打つ為に、ある程度のボールキープが出来る程度には上手かった。
ただ、相手が悪すぎた。

ズシャシャシャーッ!!

早田「おりゃあっ!」
ストラット「ぐっ! こっ、この野郎!!」
松山「(流石は早田だな、頼りになる)」

国内での最強DFと言われれば、多くの全日本選手は中山政男と答えるだろう。
だが、ことボール狩り……タックルという1点においては、答えは変わる。
早田誠――大柄という訳ではないが多少の力技では吹き飛ばされない程度の上背に、切れ味鋭いスライディングタックル。
これらを持ち合わせていた彼は国内では最強のマンマーカーであるとして認識されており、
そしてその客観的な評価に違わぬ実力を見せボールを奪ってみせたのである。

実況「駄目だ〜! やはりキープ出来ない! 日本とイタリア、
   後半開始から既に激しい中盤での攻防が繰り広げられています!
   果たしてこの混戦から抜け出すのはどちらのチームか!? 一旦ボールを持った日本ですが、攻撃は続くのか!?」

早田「(イタリアの連中は中盤をガッチガチに固めてきてやがるな。 サイドに振った所でそれぞれ付かれるとなりゃ……)」
政夫「早田、こっちだ! 一気に突っ切ってやる!」
早田「(スピードに乗せて一気に突破するしかねぇか)よっしゃ、頼むぜ!」

バシッ!

477 :森末(仮):2015/03/14(土) 00:51:14 ID:???
実況「さぁ、ボールを奪った早田くんは……これを政夫くんにパス!
   と、それと同時に政夫くんはノートラップでパスを出した! これは和夫くんへのパス!
   これは立花兄弟、再び兄弟での高速ワンツーで中盤を突破するつもりだー!!」

パコーンッ! タタターッ! バシッ! パンッ!

政夫「いつまでも中盤でちんたらしてられねぇからな!」
和夫「さっさと突破させてもらうぜ!」
バンビーノ「くそっ、またこいつらか!!」
コンティ「そう簡単に抜かせるものか! 止めてやる!!」

先着3名様で、

★政夫→ジェミニアタック 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★和夫→ジェミニアタック 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バンビーノ→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 コンティ→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→立花兄弟が中盤を突破! そのままゴール前になだれこむぞ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(岬がフォロー、岬とマルコで競り合い、マルコがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

478 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 00:51:44 ID:???
★政夫→ジェミニアタック 58 ( クラブA )( 3 + 1 )=★

479 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 00:52:09 ID:???
★和夫→ジェミニアタック 58 ( ダイヤ6 )( 2 + 5 )=★

480 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 00:52:35 ID:???
★バンビーノ→パスカット 57 ( ダイヤ3 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=
 コンティ→パスカット 56 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=★

481 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 00:53:16 ID:???
ちびマルコちゃん はじまるよ〜

482 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 00:53:54 ID:???
頼むぞ岬!

483 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 00:54:09 ID:???
ピーヒャラピーヒャラパラリラパラリラ
ブォンブォォォン!(バイクのエンジン音)

484 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 01:08:32 ID:???
アクセル!

485 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 01:11:52 ID:???
どうせならマルコ・クオーレでこい!(自殺)

486 :森末(仮):2015/03/14(土) 01:12:21 ID:???
>★政夫→ジェミニアタック 58 ( クラブA )( 3 + 1 )=62★
>★和夫→ジェミニアタック 58 ( ダイヤ6 )( 2 + 5 )=65★
>★バンビーノ→パスカット 57 ( ダイヤ3 )( 3 + 4 )+(人数差補正+1)=65
> コンティ→パスカット 56 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数差補正+1)=63★
>=0→ボールはこぼれ球に。岬とマルコで競り合い
================================================================================
パシッ ポーンッ バシュッ

バンビーノ「(こいつらのパスワークはさっきも見たが……パスコース、出し方、速度、全てが殆ど同じだ!
       確かに高いレベルの連携だが、一度見たものなら……)ここだっ!」

バッ! バチッ!!

政夫「げっ!?」
和夫「なんだと!?」
バンビーノ「(くっ、触るだけで精いっぱいか!)」

立花兄弟の高速ワンツーを無闇に追いかけるではなく、コースを読んでカットに向かったバンビーノ。
彼の予想は確かに当たっていたが、それでも立花兄弟のパスの速度には僅かに及ばなかったか、
辛うじて足で触れる事が出来ただけである。

だが、完全にカットが出来なかったとはいえ一旦日本の攻撃を遮断する事に成功した事実に代わりはなく、
ここで再びボールをキープすればもう一度攻勢に出られたのだが……。

マルコ「(俺がボールを拾いさえすればなんとかなる筈なんだが……)」
岬「(途中交代の彼はこれがファーストプレイか。
   スーパーサブという雰囲気ではないし、単に負傷交代しただけだろうけど油断は出来ないな)」

これにはイタリア右サイドハーフとしてゴルバテの代わりに出場したマルコ、
そしてそのサイドに相対するようにして位置する貴重な2点目を上げた大したことある選手、
岬太郎が競り合いに向かうのだった。

487 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 01:13:13 ID:???
>>484 照井君! ワイも恋愛サーキュレーション聴きまくってるで!

488 :森末(仮):2015/03/14(土) 01:13:29 ID:???
先着2名様で、

★岬→低いトラップ 59 (! card)(! dice + ! dice)=★
★マルコ→低いトラップ 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬がフォロー! 体勢を整えるまでボールをキープ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(松山がフォロー、中盤での混戦に、トリノがフォロー)
≦−2→マルコがフォロー! 逆サイドのディモスに回した!

489 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 01:15:02 ID:???
★岬→低いトラップ 59 ( ダイヤ5 )( 2 + 4 )=★

490 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 01:15:36 ID:???
★マルコ→低いトラップ 55 ( ハート7 )( 5 + 1 )=★

491 :森末(仮):2015/03/14(土) 01:17:12 ID:???
短いですが本日も一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

492 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 01:17:51 ID:???
おいベストイレブン、乙…させてください

493 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 14:29:44 ID:???
こうして中盤で奪い合ってるだけで刻一刻と勝利に近づいていると思うと楽しいものよ

494 :森崎名無しさん:2015/03/14(土) 18:44:32 ID:???
カ○ッロ「戦術的膠着状態ドンと来い!」

495 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:11:04 ID:???
ガッツ温存できるもんなあ。

496 :森末(仮):2015/03/15(日) 00:19:13 ID:???
>★岬→低いトラップ 59 ( ダイヤ5 )( 2 + 4 )=65★
>★マルコ→低いトラップ 55 ( ハート7 )( 5 + 1 )=61★
>≧2→岬がフォロー! 体勢を整えるまでボールをキープ!
=======================================================================
バッ! トンッ!!

岬「よし!(思った通り、大したことない相手だったな)」
マルコ「そ、そんな……」

この零れ球をフォローしたのは岬だった。
前半最後に見せたクリアーの時同様、
岬のジャンプ力と決して弱点とは言えないフィジカルの強さにマルコは太刀打ちできなかったのだ。
こうしてボールを持った岬であったが、彼はすぐさま攻め上がるという事はなく落ち着いてボールを転がし、周囲を見回す。
そして、瞬時にここはどうするのが最適解かを導き出すのだった。

岬「(ここまでの中盤での小競り合いでこちらの陣形はバラバラだ。 一旦整えた方がいいな。
   勿論相手に戻る時間を与える事になるけど、時間を浪費すればするほどこちらに有利になる)」

トトトトッ

実況「おっと、これは岬くん! 慌てて上がりません! ゆっくりとボールをキープします!
   これはどうやら味方が追いつくのを待っているようです!
   現在時刻は後半……8分! イタリア、そろそろ点を奪わないと逆転は難しくなります!
   っと!? ここで再び起き上がったマルコくん、そしてコンティくんが岬くんに詰め寄る!
   なんとしてもボールを奪い返そうという気概が見えます!」

マルコ「く、くそーっ! 早くボールを寄越せ!」
コンティ「このまま負けてたまるか!!」
岬「(板野と立花達は……上がり始めてるな。 よし、ここをキープしてサイドアタックだ)」

497 :森末(仮):2015/03/15(日) 00:20:15 ID:???
先着2名様で、

★岬→ドリブル 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★マルコ→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=
 コンティ→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数差補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→岬がドリブル突破に成功! 左サイドを駆け上がった! センタリングのチャンス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(政夫がフォロー、政夫とストラットで競り合い、ストラットがフォロー)
≦−2→イタリアボールに。

【補足・補正・備考】
岬:ダイヤで「華麗なドリブル(+3)」

>>492
どうも乙ありです。

498 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:21:27 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( スペードA )( 6 + 5 )=★

499 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:21:28 ID:???
★岬→ドリブル 58 ( クラブ7 )( 6 + 1 )=★

500 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:23:14 ID:???
★マルコ→タックル 56 ( ハートJ )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=
 コンティ→タックル 55 ( ハート9 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=★


501 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:23:58 ID:???
ベストイレブンだからダイスの値も11!

502 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:24:32 ID:???
芸術的な普通のドリブル!

503 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 00:25:26 ID:???
点とってからマジでベストイレブン級の活躍だな

504 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:22:49 ID:???
>★岬→ドリブル 58 ( スペードA )( 6 + 5 )=69★
>★マルコ→タックル 56 ( ハートJ )( 4 + 3 )+(人数差補正+1)=64
> コンティ→タックル 55 ( ハート9 )( 2 + 5 )+(人数差補正+1)=63★
>≧2→岬がドリブル突破に成功! 左サイドを駆け上がった! センタリングのチャンス!
==========================================================================================
岬「(2人がかりか、流石に少し厳しいけど……これならどうだい?)」

ササッ 

マルコ「こいつ、何を……」

如何に突破力に優れているとはいえ、流石の岬も2人同時に相手どってはキープは難しい。
よってこの時、岬は1つだけ細工をした。
まず先陣を切って向かってきたマルコを、サイドステップで左側に避けてかわす。
これにはマルコもあっさりと翻弄されるも、岬が左側に避けたという事は即ちサイドラインギリギリの位置に飛んだという事である。
一部、その位置において真価を発揮する選手はいるものの、基本的にその狭いスペースというものはドリブラーにとって不利。
後詰に回っていたコンティがそのままボールを奪い取るものと誰もが思っていたのだが……。

岬「(今だ!)それっ!」

ポンッ! ダダダーッ!!

コンティ「えっ!?」
マルコ「なっ、なにィ!?」

なんとこの時、岬はあえてボールをキープせずコンティが迫る直前に前方に緩く蹴りだしたのである。

505 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:24:07 ID:???
これに不意を突かれたのはコンティであり、当然カットは出来ずボールはそのまま地面を転々と転がる。
もしも誰かが近くにいれば、フォロー出来たに違いない。
それ程までにボールは岬の足元から離れていたのだから。
だが、この時ばかりはそれもならない。

バシッ!

岬「よし!(狙い通りだ。 ただこれもあまり乱用は出来ないな、読まれたら意味が無い)」

イタリア右サイドハーフの両者が岬に詰め寄り、DF達がゴール前に殺到する立花、板野のマークに勤しむ中、
このボールをフォロー出来たのはコンティを猛ダッシュで置き去りにしたボールを蹴った張本人である岬だけだったからである。

一歩間違えばラインを割る、コントロールを誤れば敵にみすみすボールを明け渡すプレイ。
しかし、この場を切り抜けるにはこれしかないと判断をした岬は、こうして見事に突破に成功をしたのである。

見上「(今日の試合、岬は好調のようだな。 この試合のMOMを決めるとすれば奴になるぞ)」

翼「凄いや、流石は岬くんだ! 抜群のキックコントロールだね!」

※岬がドリブルフラグを習得しました。

506 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:25:28 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「岬くん、抜いたーっ! マルコくん、コンティくんを抜き去りそのまま一気に左サイドを駆け上がります!
   これは全日本、再びシュートチャンスが巡ってきそうだ!!」

観客「おいおい、またかよ!?」「ここで失点したらもう終わりだぞ!!」「なんとかしろ、イタリア!!」
  「いいぞ、いけいけ!」「どうせだ、3点差にして試合を決めてやれ!」「すげぇ下剋上だな!」

そしてこの岬の突破を見て、観客席からは悲鳴と歓声がほぼ半々の割合で沸きあがった。
前者は強豪国イタリアがこのまま無惨に負ける所を見たくないという層。
後者は弱小国である筈の日本がイタリアという大物を下す所をこの目で見たいという層。
実際にプレイをせず、気楽に観戦をする者達にとっては結果がどうあれこれ以上ない程の見世物である事に違いは無かったが、
一方でフィールドに立つイタリアメンバーにしては悪夢でしかない。

ヘルナンデス「(何故だ、何故こうも攻め込まれる。 攻められない!
        ランピオンを封じられ、ストラットもマークにあってるとはいえ、あまりにも……!)」

特にこの時、思わず頭を抱えてしまいそうになったのはキャプテンであるヘルナンデスである。
彼は自身の不調――3本シュートを打たれておきながらその内2本を許すという失態に責任も感じていたが、
それと同時にまるで上手く行かない自陣営の攻撃、守備に思わず悪態をつきそうになっていた。
頼れる仲間がいて、自身は油断をしていた訳でもなく、それなのにこの有様。
悪夢ならば早く覚めてくれと願うのも、人として正常な反応だっただろう。

しかし、それでも彼はめげてはいなかった。
弱音を吐きそうになる心を抑えながら、必死にその口を動かし指示を飛ばす。

ヘルナンデス「(落ち着け、ヘルナンデス。 どれだけ悪態をついたって、後悔をしたって、状況が変わる訳じゃない!
        俺は俺に出来る事をするだけだ!)ジェンティーレ、コースを塞げ! 他の皆はゴール前を固めろ!!」
ジェンティーレ「おう!!(打ってくるなら打って来い! この俺が立っている以上、ゴールはもう二度と許さん!!)」
イタリア守備陣「「「了解!!」」」

507 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:26:38 ID:???
実況「さぁ、いよいよ岬くんは左サイドを突破! センタリングのチャンスだ!!
   ゴール前には板野くん、立花くん、それに松山くんが走り込む! 果たして誰にあわせるのか!?」

政夫「俺達に持って来い! もう1点取ってやるぜ!!」
松山「岬、こっちにもいるぞ!!」
板野「(今は……後半の9分、って所か。 ここで3点差に出来れば、試合は貰ったも同然。
    ただ2点のリードがあるとはいえ、そう簡単には行かなさそうなのがイタリアだ。
    岬は……迷ってる様子は無いけど、何か指示を出そうか?)」

A.「俺だ、俺にボールをくれ! ここで試合を決めてやる!」
B.「今日絶好調の立花兄弟に打たせるんだ! ハイボールを出して!」
C.「松山に打たせて! 1番体力に余裕がある筈だ!」
D.「岬、そのまま突っ込んじゃえ! 今の岬なら行けるよ!」
E.いや、別に何も言う必要は無いな。 マグナムスルーだ!

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 670/930

508 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:27:03 ID:cIbGv9Sk


509 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:27:22 ID:0McTizP+
A

三点差でダイジェストになるとしたら自分で決めたい

510 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:38:59 ID:???
>A.「俺だ、俺にボールをくれ! ここで試合を決めてやる!」
==============================================================================
岬「(言われるまでも無いけどね。 1番決定力があるのは板野なんだから!)頼むよ、板野!」

バシュウッ!

板野の言葉を聞いて、岬は素直にパスを出した。
ここまで試合の中で得点を上げていないが、このチームで誰が1番得点力があるかと問われれば板野。
アシストをつけ成果を積み上げる為にも、板野にパスを出すという事を岬が不満に思う訳が無い。

パシッ!

そして、岬からのパスはゴール前に位置する板野へと綺麗に渡った。
誰もカットする事なく、誰もプレスをかけてくる事もなく。
そのままシュートを狙える位置と体勢で。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

実況「さぁ、ここで板野くんにパスが渡ったァァァ!!
   イタリアDF陣は、シュートコースを塞ぎに向かう!
   立花くん、松山くんと数々のシューターが押し寄せている中、板野くんにプレスをかけれません!
   これはシュートチャンスだ!!」

板野「(よし、これなら問題なく打てる! ここは……)」

511 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:40:26 ID:???
A.このままドリブルゴール狙いだ!
B.普通のシュートでいってみよう! 威力:58 消費ガッツ:80
C.弾丸シュートでいってみよう! 威力:61 消費ガッツ:120
D.マグナムシュートだ! 威力:64 消費ガッツ:200
E.今度こそ決める! バーストマグナムだ! 威力:68 消費ガッツ:300

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※板野くんのガッツ 670/930

512 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:40:48 ID:cIbGv9Sk


513 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:40:55 ID:0McTizP+
E

514 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:53:05 ID:???
>E.今度こそ決める! バーストマグナムだ! 威力:68 消費ガッツ:300
===================================================================================
板野「(今度こそ決めてやる! 今度こそ!!)うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」

ブォオオオオオオオオンッ!!

逡巡の後、板野はその右足を大きく振り上げシュート体勢を取った。
その体勢はこの試合、1本目のシュートとなったものと同様のもの。
ここまで隠し、イタリア戦に向けて温存していた虎の子の切り札である。

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

実況「出た〜っ! これは、板野くん!!
   前半に見せた新シュート、バーストマグナムの体勢だァッ!!
   前半では惜しくもヘルナンデスくんに阻まれ、ゴール出来なかったこのシュート!!
   果たして今度こそ決まるか!? それとも、イタリアが意地を見せるかァァァァ!?」

観客「いけいけ!決めちまえ!!」「うわああああ、やべぇぞイタリア!!」「なんとしても止めろ!!」

響「今度こそ決まるぞ! 板野くんはゴールを決めるって約束してくれたんだもんな!」
真「うん、決まる。 とは思うんだけど……(今度はイタリアのゴール前に、ジェンティーレくんがいるんだよね……)」

ジェンティーレ「止める! 誇り高きアズーリが……イタリアの栄光が!!
        貴様のような者達に蹂躙されてたまるものか!! もう1点もやらんぞ!!!」
ヘルナンデス「(止めるしかない! 止めるしかないんだ!! 3失点なんて、してたまるか!!)」
板野「(ジェンティーレ、ヘルナンデス……お前たちがいるゴールから!)点を奪ってやる!!
   いっけェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」

515 :森末(仮):2015/03/15(日) 01:54:28 ID:???
先着4名様で、

★板野→バーストマグナム 68 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★ジェンティーレ→ブロック 59 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(補正合計+1)=★
★トリノ→ブロック 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=
 バサレロ→ブロック 54 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=★
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(政夫がねじ込み)(松山とバンビーノで競り合い)(ゴールラインを割る)
≦−2→イタリアボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→板野のバーストマグナムがイタリアゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(松山がねじ込み)(政夫がねじ込み)(ゴールラインを割る)
≦−2→イタリアボールに

【補足・補正・備考】
ジェンティーレ:ダイヤで「ソウルブロック(+8&250消費)」、ハートで「反転ブロック(+6&150消費)」、
        スペードで「ダイビングブロック(+4&100消費)」
板野:「バーストマグナム」には吹っ飛び係数2がついています。

516 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:54:40 ID:???
★板野→バーストマグナム 68 ( スペードQ )( 6 + 4 )=★

517 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:54:44 ID:???
★板野→バーストマグナム 68 ( スペード3 )( 1 + 4 )=★

518 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:55:05 ID:???
むっ!不吉な香り・・・?
★板野→バーストマグナム 68 ( ハート3 )( 2 + 2 )★

519 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:56:07 ID:???
★ジェンティーレ→ブロック 59 ( ダイヤ5 )( 3 + 2 )+(補正合計+1)=★

520 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:56:12 ID:???
★トリノ→ブロック 54 ( ダイヤK )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=
 バサレロ→ブロック 54 ( ハートJ )( 3 + 1 )+(人数差補正+2)=
 マリーニョ→ブロック 55 ( ハート4 )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)=★

521 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:56:28 ID:???
★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ダイヤ3 )( 3 + 6 )=★

522 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:57:25 ID:???
ゴール!ゴール!!ゴール!!!

523 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:57:37 ID:???
はいったかな?

524 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:58:07 ID:???
すっげ!
1多かったり少なかったりしたら弾かれてた!

525 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:58:37 ID:???
粉砕!玉砕!!大喝采!!!

526 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:58:47 ID:???
ジェンティーレとヘルナンデスどっちかが後1高かったら止められてたな

527 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:59:19 ID:???
イタリアがこんなあっけなく終わってしまうとはな

528 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 01:59:31 ID:???
どっちかがあと1高かったら弾かれてたしポストも紙一重だったけど決まったっぽいね

529 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:00:04 ID:???
結局あの怪我で敗北したのね やはり地獄兄弟か

530 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:00:07 ID:???
忘れてたけど、カードの和が14でポスト
15だからこれも紙一重だね

531 :森末(仮):2015/03/15(日) 02:02:01 ID:???
板野くん78、ジェンティーレ73、ヘルナンデス76でピッタリ入っていますね。
ジェンティーレの怪我がなければギリギリ減衰効果で弾かれていました。

一応強敵として設定したイタリアですが、3点差となり後半10分近く。
ここから最低でも3点を取るのは難しいと判断し、ダイジェストとなります。
楽勝な試合にしてしまい申し訳ないです。もうちょっと歯応えがあった方がよかったですね。

本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

532 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:04:34 ID:???
乙でした。

>(ジェンティーレ、ヘルナンデス……お前たちがいるゴールから!)点を奪ってやる!!
見事に格好がついたね

533 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:06:07 ID:???
高橋神「イタリアって弱小国だしこんなモンだよね」
ニネー神「うーん」

乙でした
本当に高橋神の中でイタリアって何の国なんだろう
フランスもそうだけど、あとイングランド

534 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:06:54 ID:???
乙でした。6ゾロスカイラブツインがあったり
岬のシュートが決まったのは完全に都合のいい事故でしたからこうなりますよね

535 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:07:23 ID:???
試合前の挑発合戦、前半のドリブル対タックルに続き、そして今回の失点。
ジェンティーレ、全くいいとこなく板野に3連敗だな。

536 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:09:14 ID:???
それにしてもジェンティーレは本当にどこの世界でも碌な目にあわんね
もっとロースコアゲームになると思ったんだけどなぁ

537 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:11:19 ID:???
ふらのの奴はそこそこ強かった気がするな

538 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:13:16 ID:???
要は地獄兄弟にいるときが一番輝いていたってことなのかw

539 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:16:04 ID:???
>森末「当然強敵だけど……その中でも特に脅威となるのがジェンティーレ。 
   彼はこの段階で既に世界最高のDFだ。」

脅威とはなんだったのか…
あとコンティの活躍がもう見られなくて残念だ…

540 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:17:07 ID:???
これだけ強化してこの惨状だと強化した高橋神は正しかったなw

541 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:22:47 ID:???
姉さん、マリア姉さん助けてよ

542 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:31:30 ID:???
引きの格差がなあ
本編リオカップ決勝のサンパウロ以上に偏ってたといえそうだ
それでなくてもスカイラブパスカットや日本の守備陣を突破するのは
イタリアではきつかったのに

543 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 02:43:38 ID:???
ヘルナンデス全部キッチリ2差で負けてなかったっけ
運悪いよなぁ

544 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 03:05:14 ID:???
名前からしてHellナンデスだからなぁ
だから彼が不幸なのは当たり前なんです

545 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 07:03:50 ID:???
今回のヘルナンデスには女神(マリー)の加護もついてないしな

546 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 07:15:08 ID:???
よし、よくやった元主人公!
本編でもそうだが、何故か味方側の主力の判定時に限って敵の引きが強くなるからなあ。今回みたいに。

547 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 08:16:31 ID:???
なんだかんだ岬のセンスは抜群だわ。
ワールドユースまで続いたら真イタリアと真アルゼンチンと戦うのか
キャプテンアルシオンがありうる敗北ですね。

548 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 09:01:11 ID:???
イタリアは縦ポンに専念すべきだったかもね。
2トップが両サイドに開いて、佐野が届かない方に放り込むとか。

549 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 09:19:56 ID:???
こんなありさまじゃあ、
ミアータもマリーも愛想つかしちゃうな……

550 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 09:54:10 ID:???
MOMは岬じゃなく佐野だと思う
佐野がランピオンを封殺していなかったら、かなり厳しかったものね

551 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 10:30:34 ID:???
本編のワールドユースでもアルシオンがいなかったらこんな感じの展開になってたような気もする。
流石にストラットとバンビーノのドリブルで、カルロスすら止めた日本のタックルを越えられるとは思えんし。
さらにランピオン対策に若島津まで入れとけばもう涙目になるだろw

552 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 10:31:48 ID:???
得点ができるチャンスが全くさせてないからか、点差以上に実力差があるように感じる。
ディアスしかいないアルゼンチンはそれでも点を入れられたから、ディアスの凄さを
まだ感じることができたけど・・・。イタリアはユース時代の運命は逃れられないのか

553 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 10:33:03 ID:???
まさにスレタイ通り 歴史は繰り返す

554 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 11:08:02 ID:???
若島津は結局ワンタッチもせずか……
フランス、ドイツ戦は先発若島津でガス欠→若林で行くのかな

555 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 11:12:28 ID:???
>>531
最後の判定でもそうだったけど、正に紙一重の差で押しきれていたからバランスは悪くなかったと思います。
ストラットの脅威を全く感じなかったのは残念ですが、必ず当たるヘルナンデス、ジェンティーレ相手はドキドキでした。

556 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 12:17:29 ID:???
引きの差だったね。一歩間違えばまだ日本に点が入ってなくてもおかしくなかった

557 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 13:08:05 ID:???
次のフランス戦といえば、今のナポレオンならエッフェル「攻撃」なんて野蛮な技使いませんよね(疾風感)

558 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 13:09:05 ID:???
ドイツVSウルグアイ 本当にルーベンがいるなら少しは目立ちそう

559 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 13:19:25 ID:???
>>557
一足跳びでシュペルエッフェル来るかも?

560 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 15:46:42 ID:???
クスタもルーベンもまだいないと思うんだが
Xやったけどクスタ以外にもマレーシア普通にディフェンス高かったしフランスの得点は
割と妥当なんじゃないかと

エッフェルワインダーの可能性が微レ存

561 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 15:55:49 ID:???
フランスがあのジョーカーでどうパワーアップしているのかが
ちょっと楽しみだったりする。ナポレオンが

562 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 15:56:47 ID:???
純粋なパワーアップというよりは変化したってイメージだけどなあ

563 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 15:59:22 ID:???
試合途中でホームタウンディシジョンはもうやめましょうとか言い出してむしろ弱体化するかもしれない

564 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 18:31:14 ID:???
綺麗になったナポレオンが後半にホームタウンディシジョンを辞めさせる展開になったら、
腐審判を退場させられる日向がいないこのスレで代役を果たすことになるから、あそこでJOKER
引いたのがあまりに出来過ぎた、すごい展開になるな!

565 :森崎名無しさん:2015/03/15(日) 18:50:53 ID:???
原作やキャプ森本編とスコアが違うから
ウルグアイやマレーシアに何らかの原因があることは間違いないよね。

566 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:22:50 ID:???
>★板野→バーストマグナム 68 ( スペードQ )( 6 + 4 )=78★
>★ジェンティーレ→ブロック 59 ( ダイヤ5 )( 3 + 2 )+(補正合計+9)=73★ *吹っ飛び*
>★トリノ→ブロック 54 ( ダイヤK )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=65 *吹っ飛び*
> バサレロ→ブロック 54 ( ハートJ )( 3 + 1 )+(人数差補正+2)=60 *吹っ飛び*
> マリーニョ→ブロック 55 ( ハート4 )( 4 + 4 )+(人数差補正+2)=65★ *吹っ飛び*
>★ヘルナンデス→黄金の右腕 67 ( ダイヤ3 )( 3 + 6 )=76★ *吹っ飛び*
>≧2→板野のバーストマグナムがイタリアゴールに突き刺さる!
============================================================================================
それは誇りと誇り、意地と意地のぶつかり合いであった。

板野「(ジェンティーレ、ヘルナンデス……どっちも本編でも、そして外伝でも登場し、
    ヘタレとかやらかしとか言われてながらも、実力に関しては疑う余地も無い奴らだ!
    その2人を相手に……ゴールを奪ってみせる!)いけええええええええええっ!!」

全日本のストライカーとしての矜持を胸に、進化した弾丸を撃ち込んだ板野。

ジェンティーレ「(ゴールを許してなるものか! これ以上失点をして堪るか!!
         俺達は誇り高きアズーリ! 栄光あるイタリアのジョカトーレなんだ!!)
        うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

イタリアが誇るカティナチオの要であるという誇りを胸に、その弾丸に恐れることなく立ち向かったジェンティーレ。



567 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:23:58 ID:???
類稀なるディフェンスの才能に、恵まれた環境でそれを磨き、
更には傲慢な性格が相手への負けられないという闘争心を加熱させる。
特にこの時のジェンティーレの板野に対する敵愾心を存分に発揮しており、
正に『魂』を込めた――技術に更に感情を上乗せするかのような情熱的なブロックで答えた。

バゴゴゴォオオンッ!! グボォオオオッ!!

ジェンティーレ「ぐぶっ……が……!」
ヘルナンデス「ジェンティーレ!!」

ボールと人体、2つが激突した瞬間――とても人体が出してはいけないような音が響きながらも、
ジェンティーレは吹き飛ばされる事なく、脂汗を流しながら懸命に堪えた。
それは傍目から見ればシュートが止められたようにも見え――思わずヘルナンデスは歓喜の声を上げる。

568 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:25:00 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「とっ……とまっ、た? 止まったのでしょうか!? なんという事だ!!
   ジェンティーレくん、板野くんのバーストマグナムを止めたァァアアアアッ!!
   弾くでもない、吹き飛ばされるでもない! なんとなんと! その胸で押し止めましたァ!!
   2点を失っても尚、やはり堅いイタリアの壁!! イタリア、ピンチを脱したー!!」

観客「うおおおお!やったぜ、イタリア!」「さぁ、こっから反撃だー!!」「さっさと蹴りだせー!!」
  「ええい、決まらないのか!」「流石に堅いな!」

マーガス「とんでもない威力のシュートだってのに、あれでも決まらないのか」
カルツ「うちにもあんなDFがいてくれりゃあなぁ」
シュナイダー「(気のせいか? 少し、ジェンティーレの様子がおかしいようだが……)」

アモロ「ひ、ひええーっ! どっちも化け物だよ! シュートを打つ方も守る方も〜!!」
ピエール「(……明日はどちらが出てきても、相手のFWにとっては楽に感じられる試合だろうな)」

真「あちゃ〜、決まらないかぁ。 打った瞬間、ボールも見えない凄いシュートだったんだけどな」
響「……違うぞ、真」
真「え、何がさ?」
響「自分、この大会が始まる前に、番組の為に中学大会の時のビデオとかをちょっと見て勉強したんだ。
  そしたら、見つけたんだぞ。 今のこの状況――ふらのと比良戸戦で似たような事が起こってるんだ!」
真「……中学大会で?」

569 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:26:13 ID:???
トリノ「やった! 流石ジェンティーレ!」
バサレロ「見たか! そう何度も失点を重ねる俺達じゃないんだ!!」

そして、再びフィールド――イタリアゴール前では、
イタリアメンバーがジェンティーレのファインプレイを称賛する声が上がり、一気に息を吹き返そうとしていた。
一方で日本のメンバーはといえば悔しそうに歯噛みをし、自陣に戻ろうとしていたのだが、
たった2人。この状況でもボールを止めた――かに見えるジェンティーレと、
その胸に突き刺さるようにして未だに『ひしゃげている』ボールを見つめる者達がいた。

シュートを打った張本人である板野住明。
その板野の1番の理解者とも言える松山光の2人である。

松山「(違う……まだだ! この板野のバーストマグナムは……!)」
板野「…………」
ジェンティーレ「ぐ……がっはぁ……!?(なんだこのシュートは!? 重い、だけではない! これは!?)」
ヘルナンデス「ジェンティーレ、どうした!?」
ジェンティーレ「(いかん! いかん! いかん!! これでは、このままでは!!)」

ズッ…… ズズズ…… ズズズズズ……!!

ストラット「馬鹿な!? ジェンティーレが……」
バンビーノ「押されている!? もしかして、まだ……!!」
板野「貫けェエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!」
ジェンティーレ「ぐっ……ああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
イタリアDF「えっ、あっ!?」「な、なんだとおおっ!?」「ぐぎゃああっ!?」
ヘルナンデス「そんな!? ば、ばかな……がはっ!?」

バゴゴオオオオオオオオオオオオンッ!! バギャアアアアアアアアアアアアンッ!!

ズバァアアアンッ!! ボゴォッ! ギュルギュルギュル……

570 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:27:14 ID:???
それは実に単純な話だった。
一見すれば止めたように見えたジェンティーレであったが、その実、完全にボールをトラップしていなかったというだけの話。
というよりも、突き詰めて言えば――板野の放ったバーストマグナムが、
異常な程の『加速力』と『伸び』を備えていたからこそ起こった現象だろう。

かつて中学大会の対比良戸戦においても、板野は一旦次藤にマグナムシュートを止められたように見えながらも、
そのあまりの威力によって次藤の身体ごと押し、ゴールを上げたという過去がある。
この事実から見てわかるように、元々板野のシュートの性質として一度止まったように見えても威力が殺されにくいというものがあった。

そして、そのマグナムシュートに、多田野の助言を聞き入れて加速力と伸びを極限まで追求したのがバーストマグナムである。
初速よりも終速の方が速く、重く、何より前に突きだし上昇しようとする特性を持つこのシュート。
一旦トラップしたように見えても、そこから実際に威力を押し殺すのは難しく。
ジェンティーレはそれでも耐えた方であったが、怪我の影響もあってか最終的には跳ね飛ばされた。

何より驚くべきは、ジェンティーレがあれだけ時間をかけてシュートが全く威力を殺されないままゴールを襲った事だろう。
当然他のイタリアDF陣は為す術もない。
ヘルナンデスもまた、慌ててセーブに向かうが動揺の為かはたまた純粋なる力不足か、
今度は止める事も出来ずあまりにもあっさりと吹き飛ばされた。

571 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:28:25 ID:???
シィイイイイイイイン……

結果、ジェンティーレがボールを止めたように見えた30秒後。
一度は止まったかに見えたボールはイタリア守備陣を完全に壊滅させ、ゴールネットを突き破り、
その先にある看板に当たり――それを凹ませてから、ようやく止まった。
これには思わず場内も静まり返る。それも当然だろう。
何度も繰り返すが、一度は止まった筈のシュートがゴールに突き刺さったのだから。

ピ、ピィイイイイイイイイイイイッ!!

ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!

その静寂が破られたのは、いち早く冷静に返った審判がゴールを告げる笛を鳴らした瞬間である。
このあまりにも超人的としか言えないゴールを見て、観客たちはこの試合最高の歓声を送り、
電光掲示板に灯る『2』の数字は静かに『3』へと切り替わったのだった。

日本 3−0 イタリア

572 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:29:47 ID:???
大会得点王ランキング

6ゴール シュナイダー
4ゴール 板野、ビクトリーノ、ナポレオン
3ゴール ストラット
2ゴール ディアス、マーガス
1ゴール 岬、政夫、反町、ランピオン

大会アシスト王ランキング

3アシスト マーガス
2アシスト 岬、ピエール、ランピオン
1アシスト 松山、三杉、次藤、和夫、沢田、バンビーノ

573 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:31:22 ID:???
実況「きっ……き、決まったああああああああああああああああああああああああ!?
   なんというシュート! なんという現象!! なんというハイレベルな攻防だああああああああっ!!!
   一度は止まったかに見えた板野くんのバーストマグナム! 一度は防いだかに見えたジェンティーレくん!!
   しかし、しかし、なんという事か!? 板野くんのシュートは死んでいなかった! 尚も威力は残っていた!!
   止めたかに見えたジェンティーレくんが耐え切れず吹き飛ばされ、そのままイタリア守備陣は崩壊!!
   3−0! 3−0です!! 全日本、ここに来てエースストライカーの一発でとうとう3点差に引き離したァァァ!!」

観客「なんだ今のシュートは!?」「止まったのに、それでもゴールに入るとか反則だろ!?」「いや、止まってなかったんだ!!」
  「どうして決まったんだ!?」「とにかくすげぇ!」「なんであんな奴がニホンなんかにいるんだ!?」
  「だからニホンは強いんだって!」「マジで強いぜ! イタリア相手に3−0かよ!?」「どうなってんだ!?」

ワーワー! ワーワー!! ワーワー!!!

実況、そして観客たちは蜂の巣を突いたかのようにざわめき、混乱に陥る。
ここまでの試合を見て、そして以前のアルゼンチン戦を見て、彼らも日本の強さについては知っていた。
全体的なチーム力も高く、このまま行けば決勝トーナメントに進出するのも堅いだろうとも思っていた。
だが、この板野のシュート――バーストマグナムの威力だけに限って言えば、間違いなく今大会最強の威力である。

西ドイツの皇帝、シュナイダーでもない。フランスの大砲、ナポレオンでもない。南米の黒豹、ビクトリーノでもない。
そして、この試合に出場している――イタリアのエースストライカー、ストラットでもない。
もしかしたらこの大会、少なくとも点を奪うという事に関してだけを言えば、彼こそが最高のストライカーなのではないか。
目の肥えた観客たちがそう思い、混乱をするのは仕方のない事と言えた。

そんな観客たちのざわめきを聞きながら、ゴールを決めた板野はといえば――。

574 :森末(仮):2015/03/16(月) 01:32:28 ID:???
A.「どうだ、ジェンティーレ! ヘルナンデス! これが俺のバーストマグナムだ!!」 ビシッと勝利宣言だ!!
B.「やった〜! 決まったぞ、ばんざーい! ばんざーい!!」 全身を使って喜びを表現した。
C.「何がカティナチオだ! ポストの方がまだマシだよ!」 ポストの方がまだマシだぜ!
D.「岬、ナイスパス。 今日は絶好調だね」 岬のアシストを褒める。
E.「(そういえば我那覇さんいるかな? 約束通りゴール決めたけど)」 観客席にいる響にガッツポーズをとる
F.「大丈夫、ジェンティーレ? 怪我とか痛めてない?」 ジェンティーレを気遣った。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>532-534
乙ありです。

そうですね。今回に限ってはダイスがあらぶった結果でしょうか。
ランピオンにパスが通らない、ストラットが中々打てないまでは予想をしていましたが。
ただ最後に板野くんが決めきれて、書いている方としてもなんとか格好はついたなという感じはします。
アルゼンチン戦が松山にとっての10番対10番でのスポットライトが当たる試合なら、
イタリア戦は板野くんがジェンティーレやヘルナンデスという世界屈指の壁を崩せるかの試合のつもりで設定していましたので。

575 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:33:01 ID:W9kn/rkI
A 粉砕!玉砕!大喝采!

576 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:34:40 ID:HrOAthII



577 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:34:53 ID:whH4aPCA
A

578 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:35:55 ID:???
敗者を気遣うのは反町スレでキツいと学んだんだぜ...

579 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:38:00 ID:???
気遣うにしろ相手は見なきゃ駄目だとは思う
ジェンティーレみたいなプライド高いのにはマイナスだろうね

580 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:38:04 ID:Nj8pF41o
E

そろそろアピールしておいても良いと思うのだ

581 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:38:07 ID:???
>>576 それでジェンティーレをあおってあわよくばこっちに突っ込んでこさそうと思ってました

582 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:39:04 ID:???
あ、あくまたん…あんなやつを生かしておいたら慈円手入のプライドは破壊しつくされてしまう

583 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 01:44:18 ID:???
選択肢からわかるけど本当に板野くん子供っぽいな。
裏が無いから見てて気持ちいいタイプではあるんだが。

584 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:10:24 ID:???
ディアスとはあれだったからイタリアとはなるたけ爽やかに終われたらと思っていたが
まさかアルゼンチン戦より悲惨なスコアになりそうだとは思わなかったぜ

585 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:12:25 ID:???
こうなったのも全てベストイレブンのせい...おかげだよね

586 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:42:07 ID:???
>A.「どうだ、ジェンティーレ! ヘルナンデス! これが俺のバーストマグナムだ!!」 ビシッと勝利宣言だ!!
==========================================================================================================
ビシィッ!!

ジェンティーレ「!!」
ヘルナンデス「(……完敗だな、これは。 どんな言い訳を並べ立てても無意味だ)」
板野「(勝ったんだ。 俺が、あのジェンティーレやヘルナンデスに勝ったんだ!)」

ここで板野はジェンティーレとヘルナンデスに打ち勝ったという歓喜の思いを混ぜつつ、
自分が勝利したという事を改めてビシッと指をさして宣言をした。
これにはヘルナンデスも肩を落として素直に受け止め、
ジェンティーレもギリと歯噛みをしながら――それでも反論をする事なく、板野を睨みつけた。
何を言っても、どんな言葉を吐いても、それが言い訳にしかならず更なる無様を晒すだけだという事を理解していたのである。

政夫「(へへん、試合前にあれだけ俺達を馬鹿にした罰だぜ!)やったぜ、板野!」
和夫「(流石は板野だ! これでこの試合も決まっただろ)とんでもねぇ威力だったな!」

そして、この板野にすぐさま声をかけてきたのは同じFWの立花兄弟であった。
元々板野と仲が良く、何より試合前にジェンティーレに馬鹿にされた事を根に持っていた彼らは、
前半での突破といい今回のシュートといい、
悉くジェンティーレを叩きのめした板野に「よくぞやってくれた、言ってくれた」と言わんばかりの表情で祝福したのである。

587 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:43:10 ID:???
松山「板野、ナイスシュート! お前ならあの2人がいても必ず決められると思っていたぞ」
板野「ありがとう!」
岬「(上手くアシストもつけて貰えていい形だな。あまり目立ちすぎるのは本意じゃないけど、目立たないよりはずっといい)
  これで3点差。 ぐっと有利になったね」
次藤「(相変わらずとんでもなかパワータイ。 ……中学大会の時は止められたが、今のわしで止めれるじゃろうか。
    あの頃は同じ力自慢として、あいつに負けんようにと思ってたが……。
    違う戦い方を見つけたとはいえ、引き離されるばかりじゃのう)」

更に松山、岬といった中盤メンバーも加わり、板野は彼らにもみくちゃにされながら自陣へと戻って行った。
その際、次藤は憂いを帯びた目で板野を見つめていたのだが……やがてかぶりを振ると、
快活な笑みを浮かべてDF陣の中でも率先をして板野を祝福に向かったという。

※政夫、和夫、岬の好感度が+1されます。政夫と和夫は既に+5なため支持率に加算されます。
 駄目押しの3点目を上げた事で板野くんの支持率が上昇します。 板野支持率:37→40
※次藤の板野に対する感情が 次藤→(羨望)→板野 になりました。

588 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:44:24 ID:???
こうして日本メンバーがいいムードで引き揚げるのに対し、イタリア陣営はお通夜のように静まり返っていた。
ランピオンとストラットというチームの攻撃の要は封じられ、攻撃は上手くいかない。
ジェンティーレの負傷とヘルナンデスの不調もあってか、守備も決して安定していない。
その結果がこのスコア――後半10分にして、3点という絶望的な点差をつけられたものである。
誰もが勝利どころか、引き分けにする事を諦めようとしていた。

バンビーノ「(間違いなく俺が不甲斐ないせいだ……。
       この試合、ランピオンとストラットが封じられているからこそ、俺が攻撃の要として機能しなきゃいけなかったのに)」
ストラット「(マークをつけられたからと言い訳出来ない。 あのイタノはジェンティーレも抜いていたんだ。
       無力だな……俺はなんて無力なんだ)」
ランピオン「(空中戦が出来なければ、俺はただの置物だった。 それしか取り柄が無いとはいえ……)」
ヘルナンデス「……みんな、顔を上げろ」

しかし、それでもあきらめる事は許されなかった。
彼らは誇り高きアズーリ。
どれだけ不可能に思えても、困難に思えても、最後の最後まで戦う事を義務付けられていた。
栄光あるアズーリの一員として、恥ずかしくない試合をしなければならなかった。

誰よりもそれを理解していたのはキャプテンであるヘルナンデス、そしてなおも言葉を発さないジェンティーレである。

589 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:45:35 ID:???
ヘルナンデス「言い訳はしない、間違いなく、3点を奪われたのは俺達守備陣の落ち度だ。
       だが、恥を忍んで言おう。 俺達はまだ諦める訳にはいかない。 俺達にそれは許されないんだ。
       1点でもいい、2点でもいい。 同点に出来れば尚いい。 無理を言っているのはわかっている。
       しかし……最後まで戦おう。 このまま20分、諦めて戦うなどというような真似こそが1番の恥なんだ」
ストラット「ヘルナンデス……(1番辛いのはお前だろうに。 くそっ! どうして俺には力が足りないんだ!!)」

こうして、ヘルナンデスは無理やりに近い形で士気を上げた。
彼も理解している。ここから同点に追いつくのは不可能であるという事を。それでも、鼓舞せざるを得ない。
アズーリのキャプテンに任命された彼は、このまま終わる事を好しとは決してしていなかった。

ヘルナンデス「(完敗だな……あまりにも、情けない。
        国に帰ったらなんと言われるかわからないが、今はそれを考えている暇は無い)」
ジェンティーレ「(……イタノと言ったか。 この俺を二度も吹き飛ばし、地につけた男の名、忘れはせん。
         そして、次に会った時は――その顔を恐怖と絶望に染め上げてやる)」

※ヘルナンデスの全日本に対する感情が ヘルナンデス→(完敗)→全日本 になりました。
 ジェンティーレの板野に対する感情が ジェンティーレ→(完敗)→板野 になりました。

590 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:47:10 ID:???
見上「(ふぅ、3点目か。 もはやこの試合、ここから同点に追いつかれるという事も無いだろう。
    明日のフランス戦に向けても……)井沢、中里、行くぞ」
井沢「! はい(このタイミングで交代……俺と中里をか)」
中里「はい(守備固め、成程。 大勢は決したと見て流す方向でござるか)」

そして、全日本ベンチはこのタイミングで動いた。
3点差をセーフティリードと見た見上が、
ここで井沢と中里――万能性のあるボランチとキープも出来るSBを投入したのである。

中里の読み通り、見上は2人にこの後は流すようにメンバーに伝言を頼み、
2人は立花兄弟と入れ替わってフィールドに姿を現した。
交代させられた立花達は体力がまだ余っていた為に多少の文句こそあったが、
それでも守備固めならば自分たちは何の役にも立たない事も理解しており素直にベンチへと下がる。

井沢「……ってな訳で俺はボランチ。 中里は中山の代わりに右SBになって、中山は俺と一緒にボランチの位置だ」
板野「それじゃあ4−5−1になるのかな?」
中里「板野はスタミナも切れかけているだろうから、
   よほどのチャンスが来ない限りはもう無理に点を狙いに行かなくていいとも指示が出ておる」
松山「いいんじゃないか? 明日の試合を見据えても、あまり消耗はしておきたくないしな」

その後、見上の指示を聞いた一同も納得を示し、こうして残り時間を全日本は流す方向で一致するのだった。

若島津「(……まったくボールが飛んでこなかったな)」

なお、全日本のゴール前では一切出番が無かった男が憮然とした表情で佇んでいたという。

591 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:48:13 ID:???
………
……


森末「はい、それじゃあここからダイジェストだよ。 強敵の筈のイタリア相手に、まさかまさかのダイジェスト。
   圧倒する形になったけどヘルナンデスも1人で責任を被るではなく、仲間がいてくれるから本編程酷くはならない筈さ。
   それじゃあ覚醒チャンスのカード引きだよ! 張り切って引いてくれ!」

先着6名様で、
★板野の活躍→! card+! dice★
★松山の活躍→! card
 岬の活躍→! card★
★小池の活躍→! card
 早田の活躍→! card★
★佐野の活躍→! card
 次藤の活躍→! card★
★井沢の活躍→! card
 中里の活躍→! card★
★中山の活躍→! card
 若島津の活躍→! card★
★イタリアの意地→! card★

と書き込んでください。数字やマークで分岐します。

※板野がダイヤ10以上の時、シュートチャンス到来。
 JOKERの際はフリー補正を受けてシュートチャンスになり更に5pt獲得。ダイスの数字は、直接主人公ptになります。
※他の選手はKを引いた時はフラグ、JOKERを引いた時はフラグor技を覚えます。
【イタリアの意地】
JOKER→なにィ!?ジェンティーレがオーバーラップをしてシュートを打ちに行った!?
ダイヤ・ハート→ストラットが早田を引き剥がしシュートを打った!
スペード→ランピオンへのハイボールがようやく通った! そのまま打つぞ!
クラブ→ストラットとランピオンが完全に封じ込められた……

592 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:48:57 ID:???
★板野の活躍→ ダイヤA + 6

593 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:49:14 ID:???
★松山の活躍→ スペードJ
 岬の活躍→ ハート5

594 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:49:20 ID:???
★松山の活躍→ スペード5
 岬の活躍→ ダイヤ9

595 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:50:34 ID:???
★小池の活躍→ ダイヤJ
 早田の活躍→ スペード9

596 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:50:35 ID:???
★小池の活躍→ クラブK
 早田の活躍→ クラブ9

597 :森末(仮):2015/03/16(月) 02:50:48 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。遅い時間までお付き合い頂きありがとうございました。それでは。

598 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:51:45 ID:???
★佐野の活躍→ ダイヤ3
 次藤の活躍→ クラブ7

599 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:51:50 ID:2Uq8Le9U
★佐野の活躍→! card
 次藤の活躍→! card★
小池、惜しかったな

600 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:53:07 ID:2Uq8Le9U
★井沢の活躍→ スペード7
 中里の活躍→ クラブ8

601 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:53:09 ID:???
★井沢の活躍→ ハート4
 中里の活躍→ スペード5

602 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:54:26 ID:???
★中山の活躍→ クラブ3
 若島津の活躍→ クラブ8

603 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:55:07 ID:???
★イタリアの意地→ ハート2

604 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 02:56:26 ID:???
若島津の出番が来たか
きっちりシャットアウトして欲しいが

そしてアルシオンとジョアン監督はこの試合どう見たのか

605 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 03:30:42 ID:???
板野はカードに恵まれないよなw

606 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 07:36:01 ID:???
6ポイント貰えたし上出来上出来!
でも板野君のダイスは2つだと、何故か(6,4)が多いから、ダイジェスト以外でのポイント獲得が
あまり来てないのが少々残念だな。

607 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 07:41:01 ID:???
今後せりあいやパスカットも底上げしたいな。
このスレはシステム上せりあう機会多いし。

608 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 09:32:51 ID:???
>>604
★ジョアンの反応→! card★

JOKER→「日本の方がタレントが豊富じゃな。やっぱり日本国籍を取るぞ」なにィ!アルシオン来日だと!?
ダイヤ→「バンビーノはどう見てもゲームメーカーとして力不足じゃ」
ハート→「ストラットがもっとシュートを撃てればわからんかったかもな」
スペード→「今日のジェンティーレは情けないにも程があるわい」
クラブ→「やはりヘルナンデスはサビチェビッチに劣るな」
クラブA→「やはりサビチェビッチの力が必要じゃ。ワシらもアルゼンチンに行くぞ」なにィ!

609 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 09:33:59 ID:???
★ジョアンの反応→ ダイヤ6

610 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 10:57:25 ID:???
とりあえずポイントは貯めとくほうがいいんじゃない?
ゲームオーバーに備えてとっときたいし、低い能力は最低1だけあげるのは難しいから、
ポイント貯めといて鍛える行動が無駄になりかねない、上がりにくいシュートあたりに使った方がいい。
jrユース時の森崎はダイビングでミューラーのパンチを上回るからなあ。JOKER引きたいよ。

611 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 19:39:06 ID:???
そうだね。上がりにくいステは貯めたポイントで上げて
低いステは練習で上げるのが効率いいね。

ただ、この先でてくる森崎はちょっとステ調整あるような気もする。

612 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 21:22:25 ID:???
>>608
ランピオン(俺は論外、ということか……プレイ出来てない以上、仕方ないが)

613 :森崎名無しさん:2015/03/16(月) 23:45:34 ID:???
正直スト様の火力があるせいでランピオォンの影リベリオなんだよな

614 :森末(仮):2015/03/17(火) 01:17:55 ID:???
>★板野の活躍→ ダイヤA + 6 主人公pt6取得★
>★松山の活躍→ スペードJ
> 岬の活躍→ ハート5 ★
>★小池の活躍→ ダイヤJ
> 早田の活躍→ スペード9 ★
>★佐野の活躍→ ダイヤ3
> 次藤の活躍→ クラブ7 ★
>★井沢の活躍→ スペード7
> 中里の活躍→ クラブ8 ★
>★中山の活躍→ クラブ3
> 若島津の活躍→ クラブ8 ★
>★イタリアの意地→ ハート2 =ストラットが早田を引き剥がしシュートを打った!★
=================================================================================
そして、イタリアボールで再び試合が開始した。
このままでは終われないと必死になるイタリアであったが、日本もそう簡単には攻め込ませない。
ただでさえここまでまるっきり攻め手に欠いていたイタリアである。
立花兄弟という守備では完全に役に立たない2人に変えて守備に定評のある井沢と中里を投入されては、
思うように攻められないのは自明の理であった。

バンビーノ「(ランピオンは使えない、なら俺が持っていくしかないのに!)」
松山「通さないぞ! それっ!」
バンビーノ「(駄目だ……まるっきり敵わない。 キープ力には自信があったのに)」

コンティ「(それならなんとかパスで……)」
岬「(こちらのサイドのパスは1つも通さないつもりでいかないとね)ハッ!」
コンティ「く、くそ……」

615 :森末(仮):2015/03/17(火) 01:19:17 ID:???
中盤の要としては、あまりにも実力不足のバンビーノは上手く突破が出来ず。
パスを絡めて攻めようとしても、日本の中盤の人数は5人。
それぞれのサイドにはパスカットに長けた選手たちがちりばめられており、やはりカットされる。

岬「(そしてボールを持ったらキープに徹する事が出来る。 板野の存在がありがたいな)」
ジェンティーレ「ええい……忌々しい!!」

そして、日本に奪われたボールを――イタリアは積極的にラインを上げて奪いに行く事が出来なかった。
ワントップとなったとはいえ、そのワントップの板野こそが脅威。
彼が前線にいるだけで、イタリア守備陣にとっては容易に上がれない。

こうして時間はずるずると過ぎていった。
イタリアも果敢に攻め込むが結局シュートは一本も打てず、
逆に日本も松山の北国シュートや岬のジャンピングボレーであわよくば追加点を狙おうとするものの流石にこれらは止められる。
やがて後半27分――イタリアは再び中盤でボールを持ち、せめて1本でもシュートを打とうと模索をするのだが……。

ストラット「来い、俺に持って来い!! こんな所で……こんなままで、終われるものかァ!!」
バンビーノ「(ストラット……よし!)頼む! これで決めてくれ!」

バシュッ!!

ここでこの試合、まるっきり出番の無かったストラットが痺れを切らし強引にボールを貰おうとした。
バンビーノは彼の叫びを聞き、即座にパス。
トラップをしたストラットは、そのままシュートレンジに入るまで一気に突破しようと走り出す。
しかし、当然これを許さないのが今日の試合ストラットマークを命じられている早田である。

616 :森末(仮):2015/03/17(火) 01:20:41 ID:???
早田「いかせるかってんだ! いい加減諦めちまえ!!」
ストラット「諦められるか! このまま何も出来ずに終わって、どの面下げてイタリアに帰れって言うんだ!!
      うおおおおおおおおおおおおおおおっ!! どけぇぇぇえっ!!!」

バゴォンッ!!

早田「ごはっ!?」
井沢「げっ、早田!」
中山「! まずい……みんな、戻れ!!」

ここまで再三に渡り早田によって封じ込められてきたストラット。
だが、彼はこの時そのたまりにたまった鬱憤を晴らすかのように強引に早田を弾き飛ばし、突破に成功をした。
早田ならば止められるという信頼が、ふとした油断となってしまっていたのか、
全日本守備陣はストラットまでに距離を保ってしまっており今からボールを奪いに行くのは不可能。
慌ててシュートコースを塞ぐのが間に合うようにとゴール前まで全速力で駆け戻る。

実況「あーっと! 後半28分、ここでようやくストラットくんが早田くんを引き剥がし突破に成功したァ!!
   ストラットくん、そのままバイタルエリアへと侵入! 慌てて全日本、シュートコースを塞ぎに行くぞ!
   しかし、既にストラットくんはシュート体勢だ! 果たしてこれは決まるかあああっ!?」

観客「やっとかよ!」「今更点を決めても遅いぞ!!」「イタリアもこのままじゃ終われないんだろ」

ストラット「(罵声が飛ぶのはわかっていたさ! ここで決めたって勝敗に影響がある訳じゃない、それもわかってる!!
       だが、だが!! このまま終われないんだよ!!)行くぞ、ニホン!! こいつを食らいやがれェ!!」
中山「みんな、ここまで来たら無失点で切り抜けてやろう! そして決勝トーナメントに上がるんだ!」
井沢「当たり前だ!」
次藤「佐野、お前はさがっちょるタイ。
  (わしの力を試す丁度いい試金石タイ……これが防げんなら、シュナイダーのシュートも板野のシュートも防げん!)」
中里「ニンニンッ!!」
若島津「(体力は十分過ぎる程ある。 出し惜しみなどせん、全力で迎え撃つ!)ハァッ!!」

617 :森末(仮):2015/03/17(火) 01:21:44 ID:???
先着4名様で、

★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( ! card )( ! dice + ! dice )=★
★中山→ブロック 58 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=
 井沢→ブロック 53 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=★
★次藤→ブロック 59 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=
 中里→ブロック 57 ( ! card )( ! dice + ! dice )+(人数差補正+2)=★
★若島津→三角飛び・改 68 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−MAX【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ランピオンがねじ込み)(佐野がフォロー)(小池がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【シューター】−【キーパー】
≧2→ストラットのマグノスゾーンシュートが全日本ゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に(ランピオンがねじ込み)(佐野がフォロー)(小池がフォロー)
≦−2→全日本ボールに。

【補足・補正・備考】
ストラット:「マグノスゾーンシュート(吹っ飛び係数2)」
中山:ダイヤかハートで「ダイビングブロック(+4&100消費)」
次藤:ダイヤかハートで「パワーブロック(+4&100消費)」
中里:ダイヤかハートで「変り身の術(+4&100消費)」

618 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:21:57 ID:???
★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( ハート3 )( 4 + 3 )=★

619 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:21:59 ID:???
★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( ハート6 )( 6 + 5 )=★

620 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:22:32 ID:???
★中山→ブロック 58 ( クラブ2 )( 6 + 5 )+(人数差補正+2)=
 井沢→ブロック 53 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=★

621 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:23:21 ID:???
★次藤→ブロック 59 ( クラブ6 )( 1 + 5 )+(人数差補正+2)=
 中里→ブロック 57 ( スペードA )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=★

622 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:24:04 ID:???
★若島津→三角飛び・改 68 ( ダイヤ4 )( 4 + 1 )=★

623 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:27:26 ID:???
-2減衰して空手キャッチか

624 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 01:27:43 ID:???
73 スト
71 中山
69 中里
減衰2で71

73 若島津

で止まったかな?
ふっ飛ばされた次藤は奮起するかどうか

625 :森末(仮):2015/03/17(火) 02:01:14 ID:???
ちょっと上手く書けませんので、筆が進まないので、一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

626 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 02:50:47 ID:kzuLZpCo
マグノスゾーンシュートの吹っ飛び係数2だから、
一応、ブロックに行った4人は全員吹っ飛ばしたのかな。
そういう意味ではスト様の本当に最低限度の面目は保たれたのかな…
これでブロッカーで止まってたら目も当てられない。

627 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 03:40:28 ID:???
フランス戦はどうしようか
点を取る(審判がそう判定してくれるかはわからないが)のは難しくなさそうだし、
西ドイツ戦で出番来なさそうなのやここまで出番ないのを使ってみたいが

628 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 04:28:29 ID:???
同じく。24人全員出場も達成できそうだし。

629 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 07:21:45 ID:???
さすがに全員出すのは無理だろう…

630 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 07:37:26 ID:???
滝や来生はまだしも、高杉なんて他のメンバーを差し置いて出すの提案したら、支持率間違いなく下がるよな。
ローリングスローって役立ったことあったっけ?

631 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 07:41:50 ID:???
今後のこと、3年後のことを考えたら滝はともかく来生は出さないほうがいいんじゃないの
1回折れて奮起してもらわないと困る
才能はあってもマイペースすぎて埋もれていくなんて普通によく聞く話

632 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 08:24:29 ID:???
前日に見上さんに進言する機会がない限り
控え主体ってことはないだろうね。
来生に一回折れて奮起とか期待しないほうがいいと思うw
普通に試合出すなりして活躍させたほうが。

633 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 08:32:57 ID:???
なんだかんだでサッカーが好きなら無駄にマイペースなところを排除すれば
来生は頑張れると思うんだけどな、面倒見のいい保護者も近くについてるし(滝)
しばらく落ち込みはするだろうけど

634 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 09:36:41 ID:???
ホームタウンディシジョンが後半も続くならフランスは多分ドイツより強敵になるよ。
1/2の確率でノーゴールになるんだから。ベストメンバー投入すべき。
ちなみにアモロが助けてセービング使っても今の新田のファルコンなら2差上回るから
シュート打ちまくる作戦時には立花兄弟より使いやすそう。

635 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 09:44:47 ID:???
せっかく審判腐乱の予備知識が板野にあるのだから
中里あたりを暗躍させるのもありかもね。

来生はそもそも、一回折るのが至難の業
折るなら板野が直接関わらないとダメだと思う。

636 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 09:58:40 ID:???
フランス戦は見上の采配まかせで夜会話は選手としたい
来生に対しては一発屋だと試合を通して目立てないと言って
スタミナを付けさせたほうがよくね?

637 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 11:14:09 ID:???
まあぶっちゃけて言えばFW枠は板野と立花兄弟、新田で十分だと思うんだよね、個人的には。
板野も大人数に肩入れしすぎると自分の練習フェイズも相対的に少なくなるからなあ。
そういう意味で新田を育てたのは間違いじゃない。多分本編基準でシュート73(スキル・ドリブル+2)
ファルコンダイブ(多分補正+11)を覚えたら84くらいで、これなら大体通用するだろうし。

638 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 12:20:24 ID:???
うん、新田もポブルセンぐらい火力あれば十分だろう

639 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 12:38:44 ID:???
もし来生を使うなら早めに会話したほうが良いな
ジャパンカップ直前にガッツ鍛えさせても手遅れだろうし

640 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 13:12:12 ID:???
というか来生に限らず南葛メンバーが高校入ってからイマイチだったのはカードの引きのせいで最後まで賀茂監督が
来てくれなかったのもあるから来てたらもう少し伸びてたんじゃないかなっていうのはある

641 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 13:16:43 ID:???
今夜は松山の会話を狙っているから来生・次藤はJY編ではこのままかな

642 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 15:04:43 ID:???
ホームタウンディシジョン対策を立てるなら監督か岬と話す必要があるんじゃないかな
そうしないと試合前のミーティングで「カッカしないように」って注意(フレーバー)が入る程度だと思う

643 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 15:10:29 ID:???
フランス戦前には監督と先に会話しておきたい。

644 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 16:25:23 ID:???
ホームタウンディシジョン対策は何をすればいいの?
本編読んだけどパスとワンツー主体にするだけなら監督と会わなくてもいい気がする
夜会話は後2回だけだし。ハンブルグ戦の経験もあるから反則が発生したら次から気をつけようでいいでしょ

645 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 17:04:58 ID:???
ディアスのマリーシアを見てるから、まだ本編より対応はしてくれそう
理不尽な判定にも冷静に対応してくれるって意味ね

646 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 18:01:59 ID:???
一発退場で決勝出れなくなったら困る選手は控えに回したいな。
特に接触プレイが多くなる人。

647 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 18:23:30 ID:???
単純だけどフランス戦は横で揺さぶってチャンスメイクしまくってから
集中砲火でアモロガス欠と大量点狙いがいいんじゃないかな
GKが700の200消費で62か63しか数字でないのは絶対厳しそうだし

648 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 18:41:44 ID:???
来生は妖精の国に派遣すれば超パワーアップするんじゃね

649 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 18:53:35 ID:???
板野君はPAの外からシュート打たせたいね。
ホームタウンディシジョンの効果的にもね。
アモロが最初から助けてセービングしてきても抜けるはず...よね?

650 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 19:00:39 ID:???
本編準拠ならエリア外のシュートは取り消されないからPA付近でバースト、新隼、北国の乱打でいいんじゃない?
ピエールの守りも怖いが3択にすりゃシュート撃てるチャンスはそう減らないはず
アモロの助けてピエール解禁前に差をつけたいところ

651 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 21:58:45 ID:???
松山、早田、中山あたりは代えがきかないし
フランス戦は温存したいな。

652 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 22:06:33 ID:???
審判のホームタウンディシジョンで反則取られる危険があるから温存てのもどういう判断だwってことだけど
流石に監督も準決勝で中核メンバーは外さないでしょ

653 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 22:11:15 ID:???
イエローもらったら交代すればいいだけだしね
レッドをもらったら交通事故と思うしかない

654 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 23:03:10 ID:???
本編ではその理由でエースストライカー外してたよねw

655 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 23:03:37 ID:???
だからって相手を舐めて外しすぎはあかんわ

656 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 23:08:52 ID:???
本編の日向はエースストライカーってだけじゃないよ。
ディアスを二回もタックルで吹き飛ばしてたから狙い打ちされそうって理由もあった。
ただのシューターなら本人の気性の荒らさも含めて恐らく出場してたと思う。

657 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 23:31:38 ID:???
接触プレイの多い松山や早田外して、板野はシュートに専念
攻撃は来生滝や山森使ってパス主体
DFは石崎入れてブロック主体
あたりなら問題なくフランス虐殺できると思う。

658 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 23:43:00 ID:???
タレントの多さが全日本の売りでもあるから、ごっそり入れ替えもあるか

659 :森崎名無しさん:2015/03/17(火) 23:44:53 ID:???
監督と話し合わんとな

660 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:06:07 ID:???
>★ストラット→マグノスゾーンシュート 66 ( ハート3 )( 4 + 3 )=73★
>★中山→ブロック 58 ( クラブ2 )( 6 + 5 )+(人数差補正+2)=71 *吹っ飛び* *減衰*
> 井沢→ブロック 53 ( クラブQ )( 6 + 4 )+(人数差補正+2)=65★ *吹っ飛び*
>★次藤→ブロック 59 ( クラブ6 )( 1 + 5 )+(人数差補正+2)=67 *吹っ飛び*
> 中里→ブロック 57 ( スペードA )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=69★ *吹っ飛び* *減衰*
>★若島津→三角飛び・改 68 ( ダイヤ4 )( 4 + 1 )+(減衰効果+2)=75★
>≦−2→全日本ボールに。
==============================================================================================
板野とジェンティーレとの対決が意地と意地、誇りと誇りを賭けた戦いならば、
このストラットと全日本守備陣との争いもまた互いの意地を貫こうとする戦いであった。
無惨にも3−0という屈辱的な点差で終わろうとする中、せめて1点でも返して意地を見せておきたいとするストラットに対し、
ここまで来たのならばこのまま無失点のまま終わりたいとする全日本メンバー。

板野とジェンティーレとの対決が、事実上板野が相手取ったのがジェンティーレとヘルナンデスの2人だけだというのに比較し、
ストラットの戦う――ブロック、セービングにおいて勝負になるのは4人。
あまりにも不利に思える勝負であったが、それでもストラットは自身の持てる最高の力でシュートを打ち放った。

ストラット「マグノスゾーンシュートだァァァアアアアアッ!!」

バゴォオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

ドガガガガガガァンッ!!

中山「がはっ!!」
井沢「ぎゅぺっ!?」
次藤「ご、ごはぁっ!?」
中里「なんとぉっ!?」

そして、その放たれたシュートは飛び込んだDF達を纏めて吹き飛ばした。
彼の持つ誇り、意地、矜持――全てを詰め込んだボールは、彼らには止められなかったのである。

661 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:07:17 ID:???
だが、ストラットにも誇りがあれば……この全日本のゴールを守る最後の壁。
今大会初出場にして、正GKの座を虎視眈々と狙う男にも意地があった。
まるで出番が無かったものの、この最後の最後でゴールを奪われる訳にはいかないという意地が。
自身がゴールを守る以上、むざむざ失点は許す訳には行かないという誇りがあったのだ。

若島津「(何よりもこのシュートは板野のバーストマグナム、
     シュナイダーのファイヤーショットに比べれば明らかに威力が不足している!!
     この程度のシュートを止められない俺ではない! 止められない筈が無い!!)ハァァァアアアッ!!!」

ガィンッ! ババッ!!

若島津「キェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」

バゴォンッ! バチィイイッ!!

ストラット「なっ……なにィ!?」

そして、若島津は――己の力が、少なくともストラットに劣るものではないという事を証明した。
無論、ストラットのマグノスゾーンシュートがDF達のブロックにより幾分か威力を減衰していた事もあるだろう。
しかし、それでも彼は確実にその両腕でボールをガッチリとキャッチしたのだ。
ゴールバーを蹴り、その反動でボールに飛び込む事によってボールの威力を完全に殺すという一見すれば奇妙な技を用いて。

662 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:08:18 ID:???
若島津「ふん……思った通りだ。 この程度のシュートで、俺を抜けると思うな!」
ストラット「そん、な……(シュートを打てればと思っていた……だが、打てても決まらない……俺の力は、やはり足りないのか)」
早田「(あぶねぇ、今のが決まってたら完全に打たせちまった俺の責任だ。 若島津に助けられた形だな)」

掴んだボールをその手に持ったまま立ち上がった若島津がそう吐き捨てると、
ストラットは力なくその場に立ち尽くし……早田は逆にホッと胸をなでおろす。
こうして全日本とイタリア――予選リーグ最大の目玉とされていた試合は、観客たちの予想を大きく覆す形で終わりを迎えるのだった。

ピッピッピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

日本 3−0 イタリア

※若島津支持率 40→41。 早田の若島津への好感度が+1されました。

663 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:09:39 ID:???
実況「試合終了〜!! 60分間の激闘の末、勝利を掴んだのは日本!!
   強豪国イタリアを相手に、なんと3−0というワンサイドゲームで勝利を収めてしまいました!!
   これは強い! 強い!! 実に強いぞ、日本ッ!!
   この強さをどう表現してよいか、私のボキャブラリーの貧困さをただただ恨めしく思うばかりです!!
   アルゼンチンを大差で下したその実力はやはりまがい物ではなかった!!
   これで全日本、決勝トーナメントへの進出が確定! これはダークホースどころではありません!
   優勝をしてもなんらおかしくない実力、その強さ! 果たして我らがフランスはこの日本に勝てるのでしょうか!?」

ワーワー! ワーワー!! ワーワー!!!

観客「最後のシュートも決まらないのかよ!」「っていうかニホンのキーパーは何やったんだ?」「わからん……本当にわからん」
  「あの双子といい、ニホンは神秘の国だ」「どっちにしろフランスの敵じゃないさ!」「リーグ突破しただけで満足してもらおうぜ」

響「やったやった! また勝ったぞ! これで日本も決勝進出さー!」
真「驚いたなぁ、勝てるかもとは思ってたけどこんなに大差で勝てるなんてね。
  準決勝の相手はフランス……強国には違いないけど、今日戦ったイタリアに比べれば劣る筈だ。
  もしかしたら本当にこのまま優勝しちゃうかも」
プロデューサー「さぁて、どうだかねぇ。 なんだかきな臭い香りがしてきやがったぜ」

ピエール「(強い……。 核となる選手の実力も当然ながら、他のメンバーも決して劣る事は無い。
      本当に、うちのチームとは雲泥の差だ……)」
アモロ「ひぃぃぃ。 ピ、ピエール……明日の試合、やっぱり"アレ"をやってよ。
    あんな無茶苦茶なシュート打たれたらどうしようもないよ!」
ピエール「(ええい、くそっ!)何を情けない事を言っている! 俺はあのような真似は絶対にしないぞ!」
アモロ「そんなぁ……」

664 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:10:42 ID:???
森崎「なんで若島津がストラットのシュートを止めてやがんだ……」
ニネー「(あらー、こっちも予想外。 若島津くんは逆立ちしても森崎くんはおろか若林くんにも敵わないGKの筈なのに)」
高橋「やっぱりイタリアって弱いんだなぁ……期待して損した」
森崎「(にしても、板野だったか。 生意気にも新シュートなんざ引っさげてやがったな……日向のネオタイガー並か?)」

アルシオン「……3−0ですか」
ジョアン「アルシオン、今日の試合――見てどう思ったかね」
アルシオン「率直な感想を述べれば……見るに堪えません。
      GKの不調、不幸な負傷、それらは言い訳に過ぎない。
      3失点は守備陣の責任だとしても、無得点は明らかに攻撃陣が不甲斐なかったからにほかなりませんから」
ジョアン「優れたストライカー、優秀なポストプレイヤー、世界クラスで見ても最高級のリベロ、それらを纏めるGK。
     しかし、このイタリアに不足する駒がある。 ……わかるな、アルシオン」
アルシオン「ゲームメイカー……圧倒的な攻撃力で中盤を支配する、司令塔ですね」
ジョアン「その通りじゃ。 バンビーノはこの試合を通して見ての通り、明らかに選手としての格が他に比較をし劣る。
     はっきり言って、二流止まりの選手じゃ。 だが、もしもこの中に超一流のゲームメイカーが加われば……」
アルシオン「………………」
ジョアン「この試合で、この世代のイタリアの弱点について国民も――そして協会も嫌と言うほど認識したじゃろう。
     そして、お前はその中で突如出現するのじゃ。 イタリアに足りない最後のピースとして。
     あまりにも不甲斐ない試合を見せたイタリアの、救世主としてな」

665 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:11:42 ID:???
シュナイダー「(ほう……ワカシマヅの奴、セーブの実力も上がったか?)」
カルツ「しかし思った以上に差が出た試合だったな。 敗因はなんだろうね」
シェスター「ニンジャがランピオンを封じ込めた事だろう。 それに尽きる」
カルツ「俺達とやる時にあれが出てきたらどうするかね」
シュナイダー「簡単な話だ、中盤を支配して落ち着いて攻めればいい。
       それに、見たところあの20番はあのカット以外は多少キープ出来る以外はそれ程実力がある訳ではないらしいからな。
       もしも出して来ればそこも穴と言える」
シェスター「なるほどね。 まぁ、イタリアとしてはそれしか攻める手段が無かったからこそ上手くハマったって訳か」
マーガス「ただ……本当に予想外だったな。 あのイタリアがここまでの完敗を喫するなんて、しかもニホンなんかに」
シュナイダー「……マーガス」
マーガス「な、なんだ?(うわ、すげぇ迫力……)」
シュナイダー「西ドイツJrユースキャプテンとして命じる。 そんなアマチュア染みた固定観念は捨て去れ。
       事実として、結果は出ている。 試合展開も見ただろう。 下馬評や過去の実績は関係ない。

       サッカーは強い者が勝つんじゃない。 サッカーは……勝った者が強いんだ!!」

マーガス「! あ、ああ……そうだな。 すまん、その通りだ」

666 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:12:45 ID:???
こうして、試合が終わっても観客たちは未だ興奮冷めやらぬ様子で試合を振り返っていた。
多くの者達は日本の実力の高さを再認識し、その強さに酔いしれ。
しかし、やはりフランス人で多く埋め尽くされている為に次の試合には勝てないだろうと笑い合っていた。
目の肥えた者達とは本気で負けるかもしれないと思っていたが、そうでもない者達は自国の勝利を疑わないものである。

また、この試合を観戦していたライバル達はといえば――こちらは日本への警戒を強めていた。
未来のイタリアを担う男は、イタリアの不甲斐なさにため息を吐きながらも日本の実力の高さを素直に認め。
明日の試合で日本と当たる者達は、純粋に手強い相手だと危機感を覚える。
そして、以前試合をした事もある者達は――警戒を強めながらも、それでも自分たちが勝つ事を疑わず、
それでも決して傲慢にはならず、冷静にどう戦うべきかを話し合っていた。

森末「(わーい、板野が勝った。 しかもちゃんとバーストマグナムも決めてくれたね!
    これは、うん! 物語的にも凄くおいしい!)」

なお、この世界の管理者はざわめきの残る観客席の隅っこで小躍りをしながら喜び。

板野「やった、やった! 勝った勝った! 決勝トーナメント進出だ〜!!」

その管理者によってこの世界に呼ばれた男もまた、やはり小躍りをして喜んでいた。
周囲を見渡せば他の全日本メンバーも、板野程ではないが喜びの顔を見せており、
一同は和やかなムードで互いに笑い合った(一部、その輪に入れない者もいたが)。

これで決勝トーナメント進出、喜ばない筈がなく一同は勝利の美酒に酔いしれるのだが――。
勝者がいれば敗者がいるのがサッカーというスポーツである。
ようやく小躍りを終え、そのままベンチへと戻ろうとする板野が視線を動かすと……。

667 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:13:47 ID:???
A.呆れ半分、笑顔半分といった様子のヘルナンデスと目が合った
B.明らかに怒りの表情を向けてるジェンティーレと目が合った
C.苦笑しているバンビーノと目が合った
D.完全に気落ちした様子のストラットと目が合った
E.苛立った様子で地面を踏みしめているランピオンと目が合った

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

668 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 02:14:11 ID:ORMWE6AI
B

669 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 02:14:58 ID:FDfu2/uc


670 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 02:17:20 ID:???
F.矢車に弟にされているジェンティーレの姿があった

671 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:58:50 ID:???
>B.明らかに怒りの表情を向けてるジェンティーレと目が合った
====================================================================
板野「(ひぇっ……)」
ジェンティーレ「………………」

そこにいたのは、あからさまに敵意をむき出しにしこちらを睨みつけているジェンティーレ。
思わず板野は怯んだ声を出しかけるも、辛うじてそれを飲み込む。
だが、そんな板野の気持ちを知ってか知らずかジェンティーレは無言のままずかずかと板野へと歩み寄ってきた。
般若の如き形相でこちらに迫ってくるジェンティーレを見て、板野はやはり逃げ出したくなりつつも、
ここで尻尾を巻いて逃げる事は無い。勝ったのは自分なのだからと言い聞かせつつ、その口を開く。

板野「な、何の用だ!」
ジェンティーレ「………………」

内心びくびくしながら懸命に声を振り絞って威嚇をする板野だが、
その声が震えていてはどうしても恰好がつかない。
それでも、板野はジェンティーレを睨み返し……いざ暴力を振るわれたら、
次藤か若島津のいる方向に逃げる事を決めながらジェンティーレの発言を待つのだが……。

ジェンティーレ「……なんだ、今の間抜けなダンスは」
板野「ふぇっ?」

ジェンティーレの言葉は、板野の予想していた斜め上をいっていた。

672 :森末(仮):2015/03/18(水) 02:59:58 ID:???
ジェンティーレ「口惜しい事に、完敗した事は認めておいてやろう。 疑いようも無く、貴様らは俺達に勝った。
        サッカーの下手な筈な、ジャッポネーゼ風情がな」
板野「(これは……褒めてるのかな? 貶してるのかな? 多分、前者のつもりなんだろうけど……)」
ジェンティーレ「だが、あの真似はなんだ。 俺達をコケにしているのか?」
板野「(うーん、これは……)」

話を聞いている内に、板野は少しずつジェンティーレの言いたい事を理解し始めた。
どうも先ほどの板野の喜びの小躍りが、ジェンティーレにしては彼らを馬鹿にしているように見えたらしく。
その点について怒りを抱いているらしい。

板野としては当然そんなつもりはなく、純粋に喜びを表現したらああいう形になっただけなのだが、
相手からしてみれば気持ちのいいものではないというのもわかる事である。
多少のガッツポーズなどならともかく、(板野としては上手なつもりだが)間抜けなダンスを踊っていたのだから。

ジェンティーレ「そもそもカルチョとは紳士のスポーツだ。 選手には品格というものが問われる。
        貴様たちは俺達を倒したんだぞ、その貴様たちがあんな真似をしてみろ。
        敗北をした俺達の品性まで疑われかねん……!」
板野「(……ジェンティーレもたいがい感情的な所があると思うけど、まあ、ああいう風に小躍りしたりはしないか。
    でもどうしよう。 なんて答えようか?)」

A.「そうだね、ごめん。 配慮が足りなかったよ」 素直に謝罪する
B.「ごめんごめん、ジェンティーレやヘルナンデスを相手に勝てたのが嬉しくてさ」 ちょっとヨイショしておこう
C.「試合前に散々挑発してきた奴が言う事じゃないよ」 ブーメランシュートだ!!
D.「知らないの? さっきの踊りは今、世界的に流行してるノタイ・ダンスなんだよ」 嘘八百で騙そう!
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

673 :森末(仮):2015/03/18(水) 03:01:51 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

674 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 03:16:15 ID:olyk4+XQ
A

675 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 03:27:48 ID:nrwUQj7g
E この踊りはドリブルの応用なんだ、ノタイダンサーっていうドリブルの

676 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 05:17:50 ID:???
E そもそも、ジャッポネーゼ風情とか、立花兄弟を猿扱いとか
そういう人種差別発言の方がよっぽど品性に欠ける問題なんだよ。
人種差別についてこれからもっと厳しくなるはずだし
このままじゃお前とアズーリ、将来FIFAに処罰されかねないぞ。

現代人の板野君なら、サッカーにおける人種差別問題について知ってておかしくないかなと。

677 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 05:19:27 ID:BI0qOV76
age忘れました。>>676でお願いします。

678 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 05:28:15 ID:99peXSUE
E そもそも、ジャッポネーゼ風情とか、立花兄弟を猿扱いとか
そういう人種差別発言の方がよっぽど品性に欠ける問題なんだよ。
人種差別についてこれからもっと厳しくなるはずだし
このままじゃお前とアズーリ、将来FIFAに処罰されかねないぞ。

679 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 05:46:23 ID:???
うーむ、華やかなライバル路線とはならなかったか

680 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 06:26:37 ID:fu7ydD+E
A

681 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 07:01:48 ID:???
乙でした!
Eに決まったとして、板野の性格的に、俺も配慮が足らなかったけどそっちはもっとひどい、
って感じかな?

682 :森末(仮):2015/03/18(水) 07:23:42 ID:???
>>681
乙ありです。

これから出かけますので、取り急ぎ。
>>676さんのもので投票は決定ですが、方向としてはCのような感じでよろしいでしょうか?
特にそれで問題ないということなら、そういう感じで書かせていただきます。
それでは。

683 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 07:24:33 ID:???
突然のマジレスがジェンティーレを襲う!

684 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:07:19 ID:???
実際に人種差別発言だもん
プレミアリーグでそういう発言した選手がチームメイトにぶん殴られていたな
対戦相手に敬意を示せないのは二流だぞ

685 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:13:08 ID:???
個人的には森末さんの感じでいいと思います。選択肢Cより忠告っぽいかな?

686 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:13:29 ID:???
正論吐いた所で聞き入れてくれる奴じゃなさそうだけどな

687 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:22:44 ID:???
キャプ森本編ではレッドカードで退場で、自分は実力では負けてないと思ってるだろうからね。
日本人とはいえ、完敗した相手の注意ならそれなりに耳を貸すんじゃない?
原作でもウルグアイに負けた後謙虚?(ヘタレ?)になったし。

688 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:23:43 ID:???
逆恨みするならその程度の選手だったということ
そんな人間は板野君と切磋琢磨するライバルじゃない

689 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:33:14 ID:???
正論吐くなら相手を選ばないと

690 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:36:54 ID:???
相手選ぶのもだけど、これ多分ジェンティーレからしてみれば歩み寄ってるつもりだろうから、
そこに冷や水ぶっかけてるようなもん

691 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 08:37:57 ID:???
相手は扱いに難があるツンデレ?なのにね

692 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 09:11:59 ID:???
この世界が、本編だけでなく原作や外伝の可能性も含んだ世界なら、実力で負けたことになるジェンティーレは
負かした相手に正論を言われて激昂するか、反省するか。
原作も含むなら後者っぽい気もするけど、スレ主さんの解釈でいいんじゃない?
……ナポレオンみたいに180°変わることもあるし、あれはJOKERだったけど。

693 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 12:23:18 ID:???
ジェンティーレの反応はトランプで決まるんじゃない?
JOKERで浄化、クラブAで板野に手を出して地獄落ちは譲れないな

694 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 12:42:26 ID:???
普通に固定で決まってるように見えるけどな

695 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 12:54:17 ID:???
そんな!ふらのには兄貴だっているのに地獄落ちの可能性もないというのか!

696 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 14:12:19 ID:???
これジェンティーレ切れて立ち去るだけじゃないの?

697 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 17:47:06 ID:???
まあ逆切れされたらそれはそれで。
葵に少々申し訳ないことになるかもしれないが。

698 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 20:33:44 ID:???
その後、イタリアではジェンティーレの八つ当たりで吹っ飛ばされる葵の姿があった

699 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 20:38:25 ID:???
あ、あくまたん…

700 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 23:22:37 ID:???
こっちのジノはシンゴと呼んでくれるかどうか。

701 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 23:33:25 ID:???
やけ酒に溺れてしまい夜の公園で全裸でシンゴー!シンゴー!(殺意)


702 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 23:34:21 ID:???
もうゆるしてやれよ

703 :森崎名無しさん:2015/03/18(水) 23:36:09 ID:???
黄金の右腕でかかってくる警察を千切っては投げ千切っては投げ……

704 :森末(仮):2015/03/19(木) 00:54:58 ID:???
こんばんは。
改めて書こうと思いましたが、ちょっと>>676さんのものをそのまままるっきりというのは難しいので、
こちらで少々ニュアンスなどを変えさせて貰おうと思います。
具体的には前半2行の言葉をもう少し柔らかい口調でジェンティーレに注意。
後半2行についてはまるまる今回は使用を控えさせていただきたく思います。
投票した人の意図と外れる結果になると思いますが、今後の展開にも影響がありますのでご理解願います。

また、今後は今回のような自由な投票に関しては1行までとさせてもらいます。
理由としては、あまり長いと意図などはわかりやすくなるかもしれませんが、
実際に口にするにあたり板野くんの口調や状況、性格などから前後の発言に齟齬などが生じるかもしれない為です。
こちらもご理解いただけるようお願いします。

705 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 01:02:14 ID:???
NGな選択肢だったなら、無理して採用しなくても・・・

706 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 01:20:21 ID:???
キャプ森とは別に、やる夫スレの安価スレに参加しているのですが、
自由に書いていい台詞安価では長々と格好良いこと書いた物が採用された場合は大抵地雷踏んでたりします。

他の選択肢が一行なのですから、自由選択も同様に一行にするのは正解でしょうね。

707 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 01:41:05 ID:???
後A+Bみたいな自由選択とかも良くありますよね

708 :森末(仮):2015/03/19(木) 02:47:40 ID:???
>E そもそも、ジャッポネーゼ風情とか、立花兄弟を猿扱いとか
>そういう人種差別発言の方がよっぽど品性に欠ける問題なんだよ。
>人種差別についてこれからもっと厳しくなるはずだし
>このままじゃお前とアズーリ、将来FIFAに処罰されかねないぞ。
============================================================================
板野「(ん? 待てよ? そういえばそもそもジェンティーレからしてこっちを挑発するような事言ってたよな。
    それだってよっぽど品性に欠ける事だぞ?)」

思わずジェンティーレに気圧をされた板野であったが、しかしここで彼の脳裏に過ぎったのは試合開始前。
ジェンティーレが散々立花兄弟達や小馬鹿にする事も品性に欠ける行為だったのではないかと考えたのである。
一旦その考えを思い浮かべると板野の中には仲のいい友人たちや自分が馬鹿にされた事に対する怒りが沸き、
彼は頬を膨らませながらジェンティーレに対してその事を指摘する。

板野「お前だって俺の事をジャッポネーゼとか、立花兄弟を猿扱いとか……こっちを散々小馬鹿にしてたじゃないか!
   そういう奴にそんな事を言われても説得力なんて全然無いぞ!」
ジェンティーレ「ふん、実際にお前はジャッポネーゼであいつらは猿顔だろうが」
板野「(……やっぱり嫌な奴だ)」
ジェンティーレ「………………」

しかし、板野が指摘をしてもジェンティーレはやはりどこ吹く風であった。
その態度に板野は更に怒りをヒートアップさせかけるのだが……そんな折、
不意にジェンティーレはすっと右手を板野に向けて差し出す。
思いがけない形で出てきた手に、すわ殴られるのかと身構える板野だったがその様子も無い。
一体なんのつもりかとジェンティーレの表情を見てみれば……彼は口角を嫌味に上げながら、
それでも(多分彼なりには精一杯の微笑のつもりなのだろう)歪んだ笑顔を浮かべている。

それを見て、ようやく板野はジェンティーレが握手を求めているのだと勘づく事が出来た。

709 :森末(仮):2015/03/19(木) 02:49:29 ID:???
ジェンティーレ「次の相手は開催国のフランスだ。
        実力的には貴様たちならば大量得点をして勝てるだろうザコどもだが……。
        ゆめゆめ油断などせんようにな、奴らには地の利がある」
板野「う、うん……(ホームタウンディシジョンの事だよね? あれ、ジェンティーレが忠告してくれてる?)」
ジェンティーレ「貴様たちは俺達を倒したんだからな。 精々優勝でもしてくれねば、敗退した俺達の腹の虫も収まらん」

更にジェンティーレの口からは板野達が知らないだろうと思ったのだろう、
ホームタウンディシジョンに関する情報や(無論、板野自身はそれを知識としてしっかり把握していた)、
激励……のような言葉が飛び出し、板野は目を白黒させながらそれらを耳に入れていく。

ジェンティーレ「……じゃあな、サッカーの上手いジャッポネーゼ。
        次に会う時は、今日のような無様は決して見せんぞ」
板野「あ、ああ」

そして、極めつけは最後に出てきたサッカーの上手い、という板野を認めるかのような言葉。
果たしてこれがジェンティーレなのかと板野は困惑しながらも、
それでも相手がこちらに一定の敬意を払い――また、助言をしてくれていたのだと知ると怒りも収め、
素直にジェンティーレの右手を取って握手を交わし……そのまま2人は別れたのだった。

板野「(あいつの性格がよくわからない……ただの嫌な奴じゃないのかな?)」

710 :森末(仮):2015/03/19(木) 02:50:35 ID:???
その後、別れた後も混乱をする板野。
彼はジェンティーレの性格の全てを把握していなかったからこそ、彼の態度に疑問を持っていたのだが――。
ジェンティーレという男は傲慢さとプライドの高さを兼ね備えた男であり、非常に扱いにくい性格をしており、
中々人を認めないという意地っ張りな面も多々見受けられたものの――。
一度認めた者には、ある程度の敬意を払い素直に目標とする事も出来る熱い男でもあった。

ジェンティーレ「(今日からは奴を倒す事を俺が目標とする番だ。
         見ていろ、ジャッポネーゼ――否、イタノ。 もう貴様には好きにはさせんぞ)」

ここでジェンティーレが素直に板野を認められたのは、無論今日の試合で彼に完敗を喫したというものがあっただろう。
だが、それ以上に――彼には国内においてライバルと呼べる者がまるでいなかったという点も影響をしていたかもしれない。

板野住明とサルバトーレ=ジェンティーレ。
世界最高峰のストライカーとリベロの初対決は、こうして幕を下ろした。

彼らが再び出会うのは、もう少しだけ未来の話。
そして、そこから幾多もの名勝負を作り上げていくのは――更にその未来の話となる。

※板野のジェンティーレに対する感情が 板野→(悪い奴ではない?)→ジェンティーレ になりました。

711 :森末(仮):2015/03/19(木) 02:52:16 ID:???
こうして板野達が別れていた頃、1人浮かない表情でとぼとぼとベンチに帰ろうとしていたのはストラットであった。
彼は今日の試合において、自身の力不足を誰よりも感じていた内の1人だったと言える。
失点をしたのはジェンティーレとヘルナンデスの不幸な負傷や不調などによるものだが、
無得点に終わってしまったのは明らかに自身の責任であると感じていたのだ。

バンビーノ「ストラット、すまん……もう少しお前に楽に打たせてやれていれば……」
ストラット「いや……(違うんだ、バンビーノ。 打てたとしても、ゴールを決められたかわからない。
      あの最後のマグノスゾーンシュート、あれはベストショットとは言えなかったかもしれないが……。
      それでも、いつも通りの威力は出せていたんだ。 それを、完璧にキャッチされたんだ……)」

無論、彼1人が責任を感じる必要などなく、
むしろ客観的に見れば中盤を支配出来なかったバンビーノの方がその責は重いと言えたかもしれない。
だが、ストラットが気にしていたのはただ点を取れなかった事だけではなく、
それ以上に自身の今の実力では若島津には敵わないという事実である。

イタリアのエースストライカーとして君臨をするストラットであるが、
この時点での彼は守備の柱であるジェンティーレとヘルナンデスに一歩及ばないレベルの選手だと周囲に認識されていた。
事実、練習などにおいてもストラットは彼らに幾度となくシュートを防がれ、ドリブルを止められてきたのだ。

世界的なストライカーとして現状でも十二分な実力を持っているストラット。
しかし、それでも彼はその程度では納得できない――。
今のままでは世界レベルではあるものの、世界屈指の実力者には敵わないという事をこの時ようやく心の底から理解したのである。

ストラット「(今のままでは駄目だ。
       マグノスゾーンシュートじゃない、もっと破壊力のあるシュートを身に着けなければ……。
       国内ですらジェンティーレやヘルナンデスに通用しないんだ。 世界で通用する筈もない!)」

712 :森末(仮):2015/03/19(木) 02:53:25 ID:???
この時、いち早く世界の壁を知る事が出来たのはこの世界のストラットにとって幸運だった。
板野やシュナイダーと比較をした際のシュートの威力の差。
更にはキープ力などを比べれば自身が彼らに一枚も二枚も劣っている事に気づけた。
それは同時に反骨心となり、このまま彼らの後塵を排するだけになるものかという感情にもなる。

ストラット「(決めたぞ……俺はこのままでは終わらない!
       もっと自分を磨き、アズーリの9番として恥じないだけの実力を身に着けてみせる!!
       問題はどうやって鍛え直すかだが……)」
ヘルナンデス「ストラット、あまり気に病むなよ。 俺が言えた事じゃないかもしれないけどな」
ストラット「……ああ、わかってるさ(とにかく、このままじゃいけない。 もっと力を身に着けなければ)」

その後、ヘルナンデスやランピオンら仲間たちが暗い表情をするストラットの下へと慰めにやってきた所で、
ひとまずストラットは気持ちを切り替え、彼らに弱弱しくだが笑顔を見せた。
心中で、静かな闘志を燃やしながら。
今大会、先のアルゼンチン戦ではハットトリックを遂げ世界屈指のストライカーとしての片鱗を見せつけたチェザーレ=ストラット。
彼がその真の力を世界の舞台で発揮するのも、当分先の話となる。

ヘルナンデス「それにしても久々に派手にやられてしまったな(こんな時は可愛いレディの笑顔を見れば癒されるんだが)」
バンビーノ「俺達を負かしたんだ、ニホンには優勝でもしてもらわないとな」
ランピオン「ああ……(なんだろうな、負けて悔しいのは当然なんだが……決勝に上がらなくて助かったという気持ちにもなってしまう)」

713 :森末(仮):2015/03/19(木) 02:55:09 ID:???
〜 西ドイツ 〜

マリー「あ〜ん、ランピオンさんが全然映らなかったわ……それに負けちゃったし、これでイタリアはもう試合が無いから、
    ランピオンさんはもう見れないのよね……。
    あ、そうだわ! お兄ちゃんが決勝戦は見においでって言ってたから、会場に行けばランピオンさんにまた会えるかも!
    チームが敗退しても、そのまま残って研究や勉強をする事もあるってお兄ちゃんも言ってたものね。
    そうと決まればママとパパを急いで説得しなきゃ……」

そして、このイタリアの敗北を受けて動き始めていた少女が西ドイツに1人いた。
よもやランピオンも己の行動1つによって、壊れかけていた家族が絆を取り戻す切欠になったとは知る由もないだろう。

〜再び パルク・デ・フランス〜

シュナイダー「…………!」
カルツ「ん? ど、どうしたシュナイダーちゃん。 怖い顔しちゃって」
マーガス「(また怒られるような事はしてないよな、俺?)」
シュナイダー「いや……何故だか無性に腹が立ってきてな……」ギロッ
マーガス「お、おい……なんでこっちを睨むんだよ」
シュナイダー「わからん……わからんが、無性にポストプレイヤーに対して怒りがわいてきてな……!!」

無論、この事実を知った時――その少女の事を溺愛する兄がランピオンに感謝するどころか、
皇帝の怒りを見せつける事も、ランピオンはまだ知らない。

714 :森末(仮):2015/03/19(木) 03:02:26 ID:???
>>705
NGという訳ではなかったです。一旦決まった標なので、無効にするのもやはりよくないので。

>>706
地雷という訳ではありませんが、長文になると言葉を詰めるという事になりますので、
その分ちょっと描写などに困る事になってしまいますね。
また、正論が必ずしも受け入れられるという訳ではないので、その点もご容赦願いたいです。

正論を受け入れないのは人としてどうなんだと思われる人もいるかもしれませんが、
古い話になりますが、かつて対花輪戦の後に板野が立花兄弟にアドバイスをするような自由選択がありましたが、
あれももしも選ばれていたら、立花兄弟に反発されていたと思います。
大敗した直後に印象は良かったけれどそこまでまだ深い仲とは言えない関係であり、かつ正論で攻められては、
どうしても受け入れようがないかなと思いますので。

今の立花兄弟になら、受け入れられるかもしれません。
正論が通るのは相手の性格や親密さ、状況などもありますので、その点はご留意頂きたいなと思います。
長文で地雷になりやすいと思われるのは、そういった点があるからかなと思いますね。

>>707
そうですね、そういった○○+○○というような複数選択も次回からは遠慮させて頂こうかと思います。


判定はありませんが、一旦ここで区切らせていただきます。
明日は主人公ptの精算からはじめたいと思います。>>2のテンプレではポイントが4になっていますが、
前スレで新田へのアドバイスの際に2使っていますのでダイジェストの上昇分と合わせて8が正確な数値となります。
テンプレのミス申し訳ないです。

それでは。

715 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 04:50:28 ID:???
ジェンティーレと険悪にならないでよかった。
乙でした

716 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 06:54:14 ID:???
ツンデレ乙

717 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 08:20:51 ID:???
判定して、きれいなジェンティーレさんになったらどうしようかと思った

718 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 08:40:16 ID:???
乙でした!
フランス戦は果たしてどうなるか…

719 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 08:48:42 ID:???
乙でした。

会いに行く相手、次藤も重要そうな気がする。
パワーシューター相手に吹き飛ばされるだけだったのを絶対気にしてるよね。
パスカットに佐野の後詰でボール奪い返して結果的に二点目のアシスト付いたりとすごく役立っているのに。

ただフランス戦では頭に血が上るタイプだし、中西に変えてみても良いのかも

720 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 08:53:18 ID:???
中西の方が頭に血が上る。その黄金の右足わいがもろたあ!
とか言ってボールではなく右足につっこんでいくし

721 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 17:35:23 ID:???
仮に抜けるのが中山と岬ならDFとMFが一気に人材不足になるんだよね
先を見据えてどっちかの選手に接触しておくのも悪くないと思う

722 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 17:47:25 ID:???
いやCBで中山抜けた場合の代わり、たぶん中西じゃないと思う
一番名前が上がりそうに見えるのに全然上がってなかったけど

723 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 18:29:00 ID:???
YO1神が漫画の方をさぼってる原因は現在観客席で愛する翼くんと遊んでるからなのか

724 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 19:22:04 ID:???
まあ底上げは必要だよね。
誰鍛えても戦力になるだろうし。

725 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 20:46:44 ID:???
ツェンディーレ「べ、べつにイタノに勝ってほしいなんて思ってないんだからね!本当なんだからね!」

726 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 21:24:32 ID:???
ツァンディーレ
ツンデレの中に小さなアイがですね

727 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 21:27:58 ID:???
ツァンディレ 六武衆

728 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 21:28:42 ID:???
門3積みはNG

729 :森崎名無しさん:2015/03/19(木) 22:13:49 ID:???
それでも……
ツァンディーレなら事故ってくれる……

730 :森崎名無しさん:2015/03/20(金) 00:46:22 ID:???
スレ主さんの更新のときちょっと分かりにくいです。
更新したときageてもらえませんか?

731 :森末(仮):2015/03/20(金) 01:09:41 ID:???
>>715-716 >>718-719
どうも乙ありです。

>>730
更新の時は、判定や投票などがあれば上げるようにしていますが、
そうでないときはageないようにしています。
理由としては他のスレッドの邪魔にならないようにする為です。ご了承ください。

本日はちょっと帰りが遅くなりましたので、更新はお休みさせていただきます。
それでは。

732 :森崎名無しさん:2015/03/20(金) 17:52:49 ID:???
中山が抜けるなら、三杉が原作風なリベロになる可能性もあるのかもね。
そもそも二人がずっと抜ける場合、それ以外の登場人物の記憶はどうなるのだろう?
森崎達同様、存在がなかったことになるのかな?

733 :森末(仮):2015/03/21(土) 00:50:45 ID:???
すみません、今日も更新はお休みさせていただきます。

734 :森崎名無しさん:2015/03/21(土) 01:31:43 ID:???
報告乙です。
リアル大事に。

735 :森崎名無しさん:2015/03/22(日) 23:37:18 ID:GO37hTyQ
主へーき?

736 :森末(仮):2015/03/22(日) 23:50:36 ID:???
………
……


森末「はい、という訳でイタリア戦も試合終了。
   主人公ポイントが久しぶりに余ってるから、ここで精算させてもらうよ。
   >>714で書いているようにこのスレ開始時点のポイントが2。
   ダイジェストでの上昇分が6だから合計で現在8ポイントね。 さて、今回はこのポイントをどうしようかな?」

【現在の覚醒pt:8】

A.パスカットを上げる。(51→52) 3pt消費
B.ブロックを上げる。(52→53) 3pt消費
C.今は使わない。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>734
乙ありです。

>>735
平気です。今後も連絡無く休む事もあるかと思いますのでよろしくお願いします。

737 :森崎名無しさん:2015/03/22(日) 23:52:37 ID:AUvuX2sU
C

738 :森崎名無しさん:2015/03/22(日) 23:52:48 ID:oFz23IXk
C 更新きたああああ!!

739 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:04:45 ID:???
おお!更新きたー!

740 :森末(仮):2015/03/23(月) 00:09:29 ID:???
>C.今は使わない。
===================================================================
森末「りょうか〜い、それじゃあこのポイントは大切に保存しておこうね。
   大会もいよいよ大詰め、残るはフランスと西ドイツ戦だ。 これからも板野と一緒に頑張ってね!」

………
……


その後、イタリア戦を終えた全日本メンバーは宿舎に戻り束の間の休息を取っていた。
昨日は休養日だったものの、明日からはそのようなものはなく、
勝ちあがるたびに毎日試合があるというハードスケジュール。
原則、これからの練習は疲れを残すだけという考えから見上によって禁止されており、
板野達は素直に自分たちの部屋で思い思いに過ごしていた。

板野「そうはいってもこうやってごろごろしているのも暇なんだよな。
   どうしよう、誰かの部屋に遊びに行ってみようか? それとも明日のフランス戦について監督と話しに行くか……。
   気分転換に散歩してみるのもいいかもしれないし、寝るのもいいな。 うーん、どうしよう」

A.このまま寝る
B.誰かの部屋に遊びに行く(更に分岐します)
C.見上の部屋に行く
D.その辺を散歩する

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

741 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:10:28 ID:5nkSwzq2
C

742 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:11:50 ID:GqKYA9+k
C

743 :森末(仮):2015/03/23(月) 00:56:47 ID:???
>C.見上の部屋に行く
=================================================================
板野「(やっぱり監督の部屋に行っておこうかな。
    実力的には日本はフランスに勝ててると思うけど……アレがあるもんなぁ)」

色々と考えた板野であったが、彼は結局見上の部屋を訪れる事にした。
今日のイタリア戦、そして以前のアルゼンチン戦で見せたように森崎や翼、日向がいないこの全日本でも、
かの強豪国を相手に圧勝を出来ているのが現状である。

それらに比べればピエールやナポレオンというキーマンこそいるものの、
その他のメンバーがあまりにも不甲斐ないフランスが相手ならば負ける事は無いとも思えるのだが……。
板野は当然、そう簡単にフランスに勝たせてもらえると楽観視はしていなかった。

原作、本編ともに何度もノーゴール判定を食らい、
反則を取られまくった『ホームタウンディシジョン』の存在を知っていたからである。
取れる対策など殆ど無いが、それでもその件について監督と話しておかない訳にもいかない。

こうして板野は見上の部屋へ向かうと、見上もそれを予想していたのか表情を崩さず、
黙って板野に椅子を勧めると余計な事は一切言わず早速本題へと入る。

見上「明日のフランス戦についてだな?」
板野「は、はい(本当に雑談とかそういうのしない人だよなぁ、見上さん……)」
見上「お前もわかっているだろうが、フランスのキーマンとなるのはキャプテンのピエール。
   そして……事前の情報とはプレイスタイルが違うが、ストライカーのナポレオンの2名だ。
   特にピエール……奴はディアスのような派手さこそないが、それでも華麗と言えるテクニックの数々。
   攻撃にも守備にも臨機応変に対応できるだけの実力を兼ね備えている。 一筋縄ではいかん相手だ」
板野「(攻撃にも守備にもっていうか、ピエールが守備に顔出さなきゃ駄目なのがフランスなんだよね……)」

744 :森末(仮):2015/03/23(月) 00:57:52 ID:???
確かにピエールの実力の高さについては疑う余地も無いが、サッカーは1人で出来るものではない。
それは先のアルゼンチン戦で天才ファン=ディアスが証明済みである。
内心ピエールに対して同情をしながらも、板野はもっとも関心のある事について見上に聞いた。

板野「ところでその……ナポレオンについては?」
見上「うむ……事前情報によるとラフプレイを得意とするタイプのパワーストライカーだったのだが……。
   お前も試合を見ていてわかっただろうが、どうも奴もテクニカルな動きが出来るFWのようだ。
   ただ、持っているシュートについてはやはりお前のマグナムシュートのようなキーパーを吹き飛ばす程のパワーシュートだがな」
板野「(うーん、JOKERって恐ろしい……明日の試合が楽しみなような怖いような、複雑な心境だ)」

板野の知っているナポレオンという男は、見上が事前に得ていた情報と同じ荒くれ者。
しかし、なんの間違いか予選のイングランド戦で彼はその性格を180度変えてしまったのだ。
これを板野はJOKER効果だと考え、実際にその通りJOKERによって彼は変わってしまっていたのだが、
冷静に考えるとその変貌してしまったナポレオンに会うのに興味半分、怖さ半分といった気持ちになる。

板野「(でも戦わないって訳にはいかないもんな……)」
見上「明日の試合もお前、松山、中山、岬の4人は実力的には外せん。 残りについて考える必要があるのだが……」
板野「(っと、口を挟むならこのタイミングかな? 何か言っておこうか)」

A.「ここまで出番の無かった選手を積極的に起用するのはどうでしょう? メンバーを変えれば相手の動揺を誘えます」
B.「明日は岬をトップ下で使いませんか? フランスの事を知り尽くしてるだろう岬を中央に置きましょう」
C.「そういえばジェンティーレが気になる事を言ってました。 相手には『地の利がある』とかなんとか……」
D.「早田をナポレオンにつけましょう。 今日の試合でもストラットを封じ込めた実績がありますし」
E.「今回メンバーについては俺は特に考えてないです。 監督にお任せします」

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

745 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:58:42 ID:WQO0vOI2
C

746 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:58:56 ID:ti3iaiRk
C

747 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:58:56 ID:ITN8soKQ


748 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 00:59:05 ID:LomfCyBQ
C

749 :森末(仮):2015/03/23(月) 01:32:14 ID:???
>C.「そういえばジェンティーレが気になる事を言ってました。 相手には『地の利がある』とかなんとか……」
=======================================================================================================
見上「ふむ……? ……ふん、なるほどな」
板野「あの、監督……これってやっぱりホームタウンディシジョンの事を言ってるんですかね?」
見上「ほう、まあ存在自体は知っていたか。 恐らく、いや十中八九ジェンティーレはその事を言っているのだろう」

監督とホームタウンディシジョンの事について話しあうべく、ジェンティーレの事をダシにしながら口を開いた板野。
これまでの話し合いでも板野が日本の中学生にしては異常に海外サッカーの事情に精通している事を知っていた見上は、
どこか納得したような表情で頷きつつ板野の疑問を肯定した。

見上「プロサッカーリーグが存在しない日本ではピンと来ない概念だが、世界では当たり前に行われている事だ。
   この大会も、規模自体はそこまで大きな訳ではないが仮にも国際大会。
   開催国であるフランスに莫大な金がかかっているのは言うまでもない」
板野「……そして、金をかけた以上はフランスが優勝しないと困るって事ですか」
見上「最低でも決勝に上がらなければ、体面が保たれんだろうな。
   当然、明日の試合ではこちらに不利な判定が多く取られる可能性が高い」

些か子供じみた所のある板野としては、本編などでその存在を知っていたとはいえ、
大人の事情によって自分たちのプレイが正当に評価されないというのは信じられないものだった。
到底納得出来るものではなかったが、それでもそれもまたサッカーの一面であるとどうにか理解をする。

見上「ジェンティーレも、イタリアという世界でも屈指のプロリーグを持つ国でその情勢というものを見てきたのだろう」
板野「(忠告してくれたのか……やっぱりいい奴なのか? でもなぁ、嫌な奴っぽいし……うーん)」

750 :森末(仮):2015/03/23(月) 01:33:16 ID:???
見上「さて、ではそれらを踏まえた上でどうするかだ。
   反則を取られやすくなる……地元びいきという圧倒的不利な状況で戦うにはどうすればいいかだが」
板野「パスを多用して、遅攻するとかでしょうか? 流石にそれなら反則は取られないでしょうし」
見上「その通りだ。 無論、全てをパスで逃げられるとは限らん。 どこかでプレスに合う時は来るだろう。
   だが、パスを中心として戦うというのは間違いではない。 よって戦術としてはパスワークを多用する」
板野「(まあ全部が全部パスで繋げていくって訳にもいかないもんな……)」

まず戦術としては、板野も見上もパスを多用しての遅攻を連発するという方向で一致をした。
どこかで接触プレイをする可能性は必ず出てくるだろうが、
それ以外は極力相手を避ける方が反則を受ける可能性もぐっと減るだろうと考えたのである。

見上「では具体的にメンバーを決めるが……先に言ったようにお前と松山、岬、中山は実力的に外せん。
   無論、カードを受ければ状況を考えて下げる事も視野には入れるがな」
板野「(イエローならまだなんとかなるけど、レッド貰ったら大変だなぁ……)」
見上「相手のゴールキーパーは、アルゼンチンのキーパーに比較をして更に劣る。
   よってゴールを揺らす事自体は難しくない、揺らす事自体はな……。
   その為、今回はピエールとナポレオン対策として中盤からメンバーを選定する。
   パス回しで攻め入る以上、4人以上で固めるつもりだがここには松山、岬を入れるとして……」
板野「(中盤かぁ。 正直、沢田や小池もどんぐりの背比べなんだけど……何か言っておこうか?)」

751 :森末(仮):2015/03/23(月) 01:34:25 ID:???
A.「沢田を使いましょう。 気弱な所がありますけど、パスワークの一翼を担うにはそれも利点になりそうです」
B.「小池を使いましょう。 今日の試合、前半は消えてましたけど後半は活躍を見せてましたし」
C.「井沢を使いましょう。 中盤の底を固めて攻勢に出る時間を増やしたいです」
D.「山森を使いましょう。 ここまで出番が無いですけど、パスセンスに非凡なものを感じます」
E.「もう最初から三杉使っちゃいましょうよ。 ガンガン行っちゃいましょう」
F.「滝をサイドハーフでつかえませんか? サイド際のパスならチーム内でもトップだと思いますけど……」
G.「佐野を中盤で使いましょう。 今日の試合でも活躍してましたし、モチベーションは最高潮だと思います」
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

752 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 01:34:45 ID:5nkSwzq2
Dパスとシュートがあるのプリーズ

753 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 01:35:39 ID:WQO0vOI2
D

754 :森末(仮):2015/03/23(月) 01:58:56 ID:???
>D.「山森を使いましょう。 ここまで出番が無いですけど、パスセンスに非凡なものを感じます」
===========================================================================================
見上「山森だと?」
板野「は、はい……ドリブルは下手ですけどパスワークを中心に攻め入るなら問題ないと思います。
   それに、あいつはダイレクトシュートも打てるようですから。
   威力自体はそこまでですけど……相手のキーパーがアルゼンチンより弱いなら決まる可能性も十分あるかと。
  (アモロだしなぁ……)」
見上「……いいだろう。 とはいえ、山森では流石に守備が軽すぎる……よって井沢と組ませ、ダブルボランチを形成するか」
板野「(井沢が便利な選手になってる。 凄いなぁ……)」

こうして中盤のメンバーがあらかた決まった所で、続いて見上はFWの選定に入った。
ここには当然板野が入り、問題はその相方を誰にするかになる。
本編でも散々日向の相棒を誰にするかで頭を悩ませた問題がここでも起こっていたのだ。
とはいえ、今回ばかりは見上も然程悩まずスムーズに決める事が出来た。

見上「明日はお前と新田のツートップで行く」
板野「新田ですか!(迷わず決断したな。 でも、うん……良かったな、新田!)」

火力ならば立花兄弟の方が上であり、今日のイタリア戦でもゴールを上げた実績が彼らにはある。
だが、明日のフランス戦はキーパーの実力上そこまでの火力は必要ないと見上は考え、2枠使う彼らを使う予定は一切無かった。
ならば起用される候補はなんでもそれなりにこなす反町か、ドリブルでの突破が魅力の来生、そして新田となる。
ここで見上は迷わず新田を選んだ。

見上「反町にしろ来生にしろ、奴らはダイレクトシュートを得意としている。
   だが、明日の試合では不用意な接触プレイでカードを出される危険性があるのだ。
   ならば隼シュートを持つ新田を起用する」
板野「なるほど……隼シュートの威力も上がってましたもんね」
見上「うむ。 今の新田の隼シュートならば十分ゴールを奪えるだろう」

755 :森末(仮):2015/03/23(月) 01:59:56 ID:???
隼シュート――ではなく、ファルコンクロウを会得した事でミドルでもそれなりの威力のシュートが打てるようになった新田。
威力自体はジャンピング隼ボレーと大差無いが、
明日の試合ではミドルを打てるという事自体が大きなアドバンテージとなる。
見上はその事実から、板野と組ませるべき選手を新田であると判断したのだった。

見上「DFに関しては……前で止める為にも早田。 打たせてから止めるとして次藤は外せんか。
   早田についてはPA内では下手に奪いに行かず、積極的に飛び出して向かうように含めておこう」
板野「(ボールを持ってる奴に自由に迎撃に向かう感じになるのかな……まあ、PA内で反則しちゃったら問題だしな)」

更にそこに中山を加え、これでキーパーを除けば9名が決まった事になる。
問題は残る1人を誰にするかだが……。

板野「(FWは俺と新田。 MFが松山、岬、山森、井沢。 DFが中山、次藤、早田か……。
    中盤から上にパスが上手いのを組み込むか、DFの枚数を増やすかかな?
    FWは……少なくともシューターに関してはいらないかもしれない。 何か言っておこうか?)」

A.「最後の1人は沢田にしましょう。 中盤の数を増やしておきたいです」
B.「最後の1人は小池にしましょう。 あいつは何かやってくれそうな気がするんです!」
C.「最後の1人は三杉にしましょう。 もったいぶらずに使っちゃいましょうよ!」
D.「最後の1人は滝にしましょう。 パスが上手いですし、ボール運びに関してはあいつに一任出来そうです」
E.「最後の1人は中里にしましょう。 ピエールもナポレオンも攻撃的な選手ですからDFの数を増やしたいです」
F.「最後の1人は石崎にしましょう。 あいつはガッツがあります!」
G.「最後の1人は中西にしましょう。 後方にもパス上手が多い方がいいです」
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

756 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:00:51 ID:ti3iaiRk
D

757 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:01:03 ID:5nkSwzq2
D 出れるか?

758 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:01:08 ID:MHHVT2VA
D

759 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:07:07 ID:???
来生ェ・・・

760 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:07:27 ID:???
1対1とかになってケンカスキルは審判のイメージ悪そうだから空手?
浴びせ蹴りは飛び出さなければ問題ないし

761 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:09:32 ID:???
PAの外で積極的に打って出るなら反則FKもらってもカバーがきく若林
ケンカスキルで退場したら……笑おうかw

762 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:11:28 ID:???
これをバネに来生に頑張ってほしいが、そんなタマじゃないだろうしなw

763 :森末(仮):2015/03/23(月) 02:14:00 ID:???
>D.「最後の1人は滝にしましょう。 パスが上手いですし、ボール運びに関してはあいつに一任出来そうです」
=======================================================================================================
見上「滝か?」
板野「滝はパスが得意ですから、今回の作戦にあってますし……。
   プレスをかけられてもサイド際ならキープ出来ると思います。
   守備は軽いですけど、それはその……(他のみんなも似たり寄ったりだし)」
見上「(滝か……まぁ、ボール運びという1点だけならば問題ないか)いいだろう、では最後の1人は滝とする」

ここで見上は板野の提案を受け入れた。
シュート力も無く守備力も無く、サイド際での突破とセンタリングだけが取り柄の彼だが、
そのサイドアタックだけに関しては全日本内でもトップクラスの実力者である。
監督である見上もその事については重々承知しており、首を縦に振って肯定をした。

見上「そして、GKについてだが……」
板野「(ここまで若林と若島津、両方が1回ずつゴールマウスを守ってるんだよな。 明日はどうなるんだろ?)」
見上「明日は……」

先着1名様で、

★全日本のGK事情→! dice★

と書き込んでください。マークで分岐します。

丁→見上「若島津を使う。 浴びせ蹴りは危険だが、使用を控えるよう言えば問題ないだろう」
半→見上「若林を使う。 地元贔屓がある事を考えれば、それに対する耐性もあるだろう奴を使う」

764 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:14:32 ID:???
★全日本のGK事情→ 6

765 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:16:06 ID:???
乙です。バヤーシ王バイバーイ!

766 :森末(仮):2015/03/23(月) 02:17:20 ID:???
フランス戦のスタメン、フォーメーションはこんな感じとなりました。

−H−J− H板野 J新田
−−−−F F滝
−I−G− I松山 G岬
−−−−−
−E−D− E山森 D井沢
−−−−−
−BAC− B早田 A中山 C次藤
−−@−− @若島津

本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

767 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 02:23:06 ID:WQO0vOI2
若島津としてもあの一本だけで決勝の判断材料にされちゃたまらんだろうしね

768 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 07:52:17 ID:???
新田にガンガン撃たせて
バテたら来生入れてシルバーコンビって感じかな。

769 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 14:55:34 ID:???
新田のシュート(ファルコンクロウ)についてのセリフに、逐一「隼シュート」という単語が入っているのがウケるw

770 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 16:41:04 ID:???
これで使ってないのは来生、石崎、高杉だけになったのかな

771 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 16:46:14 ID:???
スクランブル顔面さえあれば石崎は奥の手として使えそうなんだけどなー

772 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 16:57:25 ID:???
石崎は元祖顔面が4/3発動に上限パワーアップしてないかな。
2/1発動はいざという時に信頼出来ないし。

773 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 17:27:44 ID:???
4/3だと...?
一体どんな、顔面をするんだろうか?

774 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 20:52:48 ID:???
ちょうど交代三枠使って全員出場達成できたらいいなw

775 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 22:52:41 ID:???
本編で代表落ちになったのは佐野、沢田、反町だけどこのスレではどうだろうか?
高杉、来生あたりが落とされそうな気がする。

776 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 22:56:38 ID:???
2人離脱するなら2人代表落ちもカットのはず

777 :森崎名無しさん:2015/03/23(月) 23:32:15 ID:???
ちょうど23人になるもんね。

778 :森末(仮):2015/03/24(火) 01:24:05 ID:???
>★全日本のGK事情→ 6 =見上「若島津を使う。 浴びせ蹴りは危険だが、使用を控えるよう言えば問題ないだろう」★
=============================================================================================================
板野「(若島津か……)」

全日本のGKは若林と若島津、2人の実力者によって正GKの座が争われていた。
安定して高い実力を持つ筈であるが、勝負弱い印象のある若林。
世界の壁を知り大幅なレベルアップに成功をしたものの、体力に不安の残る若島津。
どちらを使うにも客観的に見て一長一短といった印象だったが、見上はここで若島津を使う事を決めた。

見上「(今日の試合では若島津の勝負強さというものを実感できるだけの展開が無かった。
    西ドイツ戦を見据えても、若林を使うか若島津を使うか……。
    その試験を行うには、明日のフランス戦が最後のチャンスと言える。 ここは若島津を使うより他にない)」
板野「じゃあメンバーはこんな感じですかね?」

−H−J− H板野 J新田
−−−−F F滝
−I−G− I松山 G岬
−−−−−
−E−D− E山森 D井沢
−−−−−
−BAC− B早田 A中山 C次藤
−−@−− @若島津

見上「そうなるな。 些かサイドが弱い印象に思えるかもしれんが、フランスにサイドアタックは無い。
   基本は中央のピエールかナポレオンが運ぶしかないからな」
板野「(仮にサイドアタックを仕掛けてきてくれれば儲けものって事かなぁ……)」
見上「……決めるべき事は全て決めたな。 もう遅い時間だ、お前も早く休め」
板野「はい!」

779 :森末(仮):2015/03/24(火) 01:25:09 ID:???
その後、板野は見上に促されるまま部屋を出て自室に戻ろうとした。
ただ、板野の部屋は監督室とは別の区域に宛がわれており、自室に戻るには一旦エントランスに出なければならない。

板野「(そうだ、ちょっと喉が渇いたし何か飲み物買っておこうかな?)」

不意に喉の渇きを思い出した板野は、そのままエントランスに備えられてある自販機で飲料を買おうとするのだが……。

先着1名様で、

★誰かいるかな?→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→住友「ふふふ、明日の試合で監督がベンチで座る場所に置くブーブークッションがようやく届いたぞ」 住友コーチが何かしてる!
ダイヤ→おや? 松山が公衆電話で電話してるぞ? 国際電話だけど料金大丈夫か?
ハート→中里が何やらコソコソ怪しい動きをしている……。
スペード→若林が能面のような顔で電話してるぞ? 国際電話だけど……そういえば金持ちなんだっけ。
クラブ→特に何も無くジュースを買えました。

780 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 01:26:31 ID:???
★誰かいるかな?→ スペードQ

781 :森末(仮):2015/03/24(火) 01:46:32 ID:???
>★誰かいるかな?→ スペードQ ★
>若林が能面のような顔で電話してるぞ? 国際電話だけど……そういえば金持ちなんだっけ。
=======================================================================================
板野「(ん? あれは……)」
若林「ああ、怪我をしたとかじゃないよ。 ……温存かどうかはわからない、メンバーを決めるのは監督の仕事だからね。
   俺が知る由もないさ。 ……勿論、明日の試合には出るつもりだよ。 それも監督が決める事だけどね」

自販機で飲み物を買おうとした板野だったが、そんな彼の耳に飛び込んできたのは若林の声である。
無論、若林がここにいる事自体は何らおかしくない。
このフロアの大半は全日本Jrユースのメンバーの部屋として取られている為、
エントランスに若林が――様子を見る限り電話をしているというのも、至って自然な事である。

問題は、その若林の口調……そして、声色と表情だった。
いつもの彼からは想像もできない程の丁寧な言葉と、落ち着いた声色。
だが、その表情は感情というものが一切見られない能面のようなものであり――。
板野は電話をしているのが若林源三という人物であるという事に気づくまで少々の時間を要した。

板野「(び、びっくりした……なんだか若林っぽくない声だし、言葉づかいも丁寧……ちょっと気味悪いよ。
    それにしても一体誰と電話を……ん?)」
若林「……兄さんからも話があるのか? いや、疲れてはいないよ。 うん、代わってくれ」
板野「(兄さん……あ! も、もしかして家族と話しているのか!?)」

そして、やはりこの若林の口調などに疑問を持つ板野であったが、
次の瞬間若林の口から飛び出たフレーズを聞いて瞬時に理解をするのだった。

782 :森末(仮):2015/03/24(火) 01:47:53 ID:???
若林と彼の家族との関係は冷え切っている。
表面上はいい家族を演じているものの、互いに互いを嫌う――少なくとも若林自身は嫌悪している。
本編を見てその事を知識として知っていた板野は、彼の口調の変化の原因と話している相手を察知したのだ。

若林「……もしもし、兄さんかい? 話っていうのは……うん、それは父さんからもう聞いたよ」

チラッ

板野「(うっ、若林がこっち睨んでる……さっさと席をはずせって事かな。
    ジュースはもう買ったし、早く退散するに限るか? それとも何かアクションを起こすべきか……)」

A.「若林、もう消灯時間だぞ! 全日本キャプテンの俺が命じる、寝なさい!」 電話口に聞こえるように叫ぶ
B.「おーい、そろそろ電話代わってくれないか? 俺も使いたいんだ」 電話口に聞こえるように叫ぶ
C.「あ、若林! さっき監督と話したんだけど明日のスタメンは若島津だって!」 電話口に聞こえるように叫ぶ
D.「うわあああ、じ、地震だああああ!」 電話口に聞こえるように叫びつつ電話線をマグナムキックで千切る
E.「ふぅ……オレンジジュースが美味しい」 視線をスルーして寛ごう
F.「(何もしないに限るな。 スタコラサッサー)」 さわらぬ神にたたりなしだ
G.その他 板野君に言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

783 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 01:49:51 ID:bArs71mM
B

784 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 01:50:22 ID:C/IDXY0w
B

785 :森末(仮):2015/03/24(火) 02:25:15 ID:???
>B.「おーい、そろそろ電話代わってくれないか? 俺も使いたいんだ」 電話口に聞こえるように叫ぶ
==================================================================================================
板野「(うーんと、若林は電話を早く切りたいんだろうな。 でも切りたくてもそう言いだせる感じじゃないと。
    なら俺に出来る事は……あ、そうだ!)おーい、そろそろ電話代わってくれないか? 俺も使いたいんだ」

キャプテン候補としても争い、若林からは反目されている板野は、
しかしここで若林を陥れるような事を言わず――。
むしろその逆、束の間とはいえ家族からの皮肉めいた言葉から逃れる手助けをした。
これを受けて若林は一瞬目を見開き驚きながらも、それと同時にどこか安堵した様子を見せて口を開く。

若林「すまない兄さん、チームメイトが電話を使いたいみたいだから……ああ、うん、わかってる。
   それじゃあまた」

ガチャン

相手としてはまだまだ若林に追求をしたかったのかもしれないが、
実際に板野の電話を使わせてほしいという言葉は受話器を通じて若林の兄へと届いており、無理に引き延ばす事は出来ない。
勢いよく下ろしたい気持ちを堪えながら受話器を置いた若林はほっと溜息を吐くと、
先ほどに比べれば睨みつけるというような印象こそないがそれでも好意的には思えない視線を板野へと向け一歩その場を退く。

若林「終わったぞ、勝手に使え」
板野「いや、使う気は無いんだよ。 なんだか若林が早く切りたがってるように思えたから……迷惑だった?」
若林「……礼は言わんぞ」

板野が電話を使う意思が無い事を伝えると、若林は眉を顰めながらもぶっきらぼうにそれだけを言い、その場を立ち去ろうとする。
若林が素直に礼を言う事など考えてもいなかった板野はそれに対してショックを受けはしなかったものの、
それでも些かムッとするのは人として当然の感情だろう。

786 :森末(仮):2015/03/24(火) 02:26:35 ID:???
板野「なんだよ。 折角助けてあげたのに!」
若林「誰がそんな事を頼んだ。 お前が勝手にやった事だろうが……」
板野「むーっ!」
若林「(なんだこいつは……本当にガキだな)」

思わず若林に対して文句を言う板野に対し、あくまでも若林は冷ややかだったのだが、
それが余計に板野を刺激したのか彼は頬を膨らませて怒り心頭の様子。
ただ、その怒りの表現の仕方がやはりとてつもなく子供っぽい為に若林は思わず呆れてしまう。

若林「……それでよくキャプテンが務まるものだとつくづく思うぜ」
板野「そりゃ……俺だって上手く出来てるかどうかは知らないけど。
   でも、俺が立候補をしてみんなに選ばれてなったんだもん。 結果も出してるんだし、若林に言われる事じゃないよ」
若林「結果を出してるだと? たかだか国際試合に2戦勝っただけだろうが」
板野「でもイタリアもアルゼンチンも強敵だろ。 まあ……確かに、勝てたのは2戦だけでハンブルグ戦は引き分けだったけど」
若林「(うぐっ! この野郎……思い出したくもない事を思い出させやがって!!)」

皮肉めいた言葉を板野に投げかける若林だが、板野の天然気味なカウンターを受けて思わず言葉に詰まる。
傲慢で自信家ではあるが、存外メンタルが弱いのがこの若林源三である。

板野「(でもなんだか若林とこうやって話すのって今まで機会が無かった気がするな。
    折角だから何か言っておこうか?)」

787 :森末(仮):2015/03/24(火) 02:27:38 ID:???
A.「そもそもどうしてそこまで俺を敵視するの? 仲良くしようよ」 フレンドリーに接する
B.「そのトゲトゲした態度やめなよ。 チームの和を乱すだけだ」 若林の態度を改善させる
C.「お前も思う所はあるかもしれないけど今の俺はキャプテンだよ? 監督に進言できる立場にいるんだ」 権限をちらつかせる
D.「ところでさっき話してたのって家族だよね? 仲悪いの?」 家族の話を聞いてみる
E.「GKとしてはともかく、器の大きさなら若島津の方が上だね」 若林を小物呼ばわりする
F.「もう怒った! 俺がキャプテンの間は絶対若島津を贔屓してやる!」 権限をフル活用してやる!
G.「もう怒った! くらえ、マグナムキックだ!」 喧嘩を吹っかける!
H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

788 :森末(仮):2015/03/24(火) 02:28:39 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

789 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 02:31:55 ID:euadYGNA
H期待ってさ・・・残酷だよな、向こうが勝手に期待して向こうが勝手に落とすって
 でも大丈夫!若林の実力は俺も十分知ってるから!まだまだ人生これからさ!

790 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 02:34:36 ID:1Hxk9L+w
E

791 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 02:37:46 ID:00+48qi+
D
自由選択欄がある時には書かれるとダメな事を補足されてはどうですか。


792 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 02:39:15 ID:bArs71mM
A

793 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 02:40:23 ID:nhRAcy9g


794 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 02:40:49 ID:???
Aはキャプテン候補者として対立してるから明白じゃないかな。
あくまで1意見だけど

795 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 08:32:06 ID:???
>住友「ふふふ、明日の試合で監督がベンチで座る場所に置くブーブークッションがようやく届いたぞ」 住友コーチが何かしてる!
乙です。住友コーチお茶目だなあ。


796 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 12:31:01 ID:???
若林がこんな態度を取るのも大空翼って奴のせいなんだ!
実際翼が消えたので今の若林には手下はいても友達と言える相手はいないのである

797 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 13:02:41 ID:???
キャプ森では、翼と友達と言えるかは微妙だけどね
メイドさんしか味方いないのかも……

798 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 16:25:13 ID:???
トモダチになってやれよぉ…

799 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 16:37:21 ID:???
ボールとポストだけが友達さ

800 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 19:31:37 ID:???
H.家族関係が冷えきってるのを察して新しい家族を紹介して上げる

矢車「バヤシ、お前も俺の弟になれ…」バヤシ「あにきぃ…」地獄ハッピーEND

801 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 22:57:10 ID:???
気が早いかもしれんが森崎たちとの試合について考えてみた
離脱するのが岬と中山として、中盤の弱体化が半端じゃないからいっそ板野をMFにするのもありかと思う
森崎については立花より新田を使ってスタミナ削りを重視で


802 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 23:11:59 ID:???
GKと板野松山早田中里次籐はスタメン確実だろうけど、後は悩むね。
板野MFは立花と新田同時出場させるならありかも。

803 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 23:12:59 ID:???
>板野MFは立花と新田同時出場させるならありかも
森崎に数打つ作戦ならそれだ!

804 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 23:18:47 ID:???
ドライブパスとゴールデンコンビが素通し同然なのがあかん
原作翼の主人公パワーはどうしようもない

805 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 23:37:25 ID:???
森崎チームは森崎、翼、岬、中山(←予想)の四人以外に誰がいるんだろう?
まさかシュナイダーやディアスとかオールスター?

806 :森崎名無しさん:2015/03/24(火) 23:53:55 ID:???
オールスターだと翼と森崎が埋もれかねないからないでしょ
出番がなかった大友カルテットの残り3人とキャプ森時空で存在が消えてるペペあたりで
後、DFの最後の一枠には石崎出そうぜ、翼対石崎が見てみたい

807 :森末(仮):2015/03/25(水) 00:43:55 ID:???
本日もお休みさせていただきます。最近更新出来ずすみません。

808 :森崎名無しさん:2015/03/25(水) 20:14:58 ID:???
原作翼の能力はどのくらいだろう?
本編と総ステ341を変えずに考えたら、下のようになると予想。

本編 50 49 48 48 48 49 49 (341) 4/4 900
原作 50 50 48 47 47 49 50 (341) 5/5 900

原作の翼は味方を使うのが上手く、本編より競り合いと空中戦に強い印象がある。
(ブラジル編で、右半身と左半身のボディバランスが良いという評価があり、
敵のエースとよくオーバーヘッド対決などをしていたから。)


809 :森崎名無しさん:2015/03/25(水) 20:33:29 ID:???
ディアスやピエールのドリブルを割と止めてる原作翼のボールカットがこうも弱いのはどうかと思うから
もうYO1神の加護(贔屓)でALL50でいいんじゃね?w

810 :森崎名無しさん:2015/03/25(水) 22:53:44 ID:???
神「50とか低すぎるだろJK」

811 :森崎名無しさん:2015/03/25(水) 23:25:18 ID:???
普通に本編準拠で新スキル追加の可能性が高いと思う

812 :森末(仮):2015/03/26(木) 00:05:43 ID:???
本日も更新はお休みさせていただきます。
しばらく出来ない日も続くかもしれませんのでご了承ください。

813 :森崎名無しさん:2015/03/26(木) 00:07:41 ID:???
おつですよ〜

814 :森末(仮):2015/03/26(木) 23:06:39 ID:???
>E.「GKとしてはともかく、器の大きさなら若島津の方が上だね」 若林を小物呼ばわりする
========================================================================================
若林「なにィ!?」

基本的に善人であり、やや子供っぽく、それでいて松山の影響を多少なりと受けている板野でも怒る時はある。
折角横やりを入れてしたくもない電話を中断させ、しかしそれに対する礼を言わないばかりか、
厭味ったらしい口調で板野を詰る若林に対し、板野もまた皮肉げに反論をした。
実力についてはともかく、人間の器として若林が若島津に劣っていると。
これを聞いた若林は板野が反論をするとは思わなかったのか、それとも予想外の返答だった為か狼狽し、
しかし板野は追及の手を緩めない。

板野「俺がキャプテンをやる事に文句があるならいいよ。 実際、キャプテン選挙の時だって本当に辛勝だったんだ。
   俺よりも松山や若島津の方がキャプテンに相応しいと思ってる奴もいるんだと思う。
   当然、お前の事を支持する奴だっているんだろうと思うよ(修哲トリオとか、あと高杉とかね)」
若林「そ、そうだ! お前がキャプテンである事を快く思わない者もいるんだ!」
板野「だけど誰もその不満を噴出させてないし、キャプテンを決めるのに再投票をしようと言う奴もいないぞ!」
若林「!!」

板野の言うように、遠征をする以前に行ったキャプテン投票において、彼は辛勝だった。
投票に参加したメンバーのいずれかが気まぐれで票を移動させていれば、今キャプテンマークを巻いているのは違う人物になっていただろう。
だが、現実に板野はキャプテンに就任し、それに対する不満もここまで出てきてはいない。
他にキャプテンに相応しい人物がいるのではないか、他にキャプテンをやって欲しい人物がいる。
そういった者達も、声を大きくして異議を唱えるという事は決して無かったのだ。

板野「もしも本当に俺がキャプテンに相応しくないなら、チームメイトの誰かが……ううん、監督がそもそも再選挙をしてると思う」
若林「(確かに……見上さんの性格なら十中八九するだろうな)」
板野「だけどしてないって事は、多かれ少なかれ、認められてるって事だと思うんだ。
   それに、俺はそんな文句を松山や若島津に言われた事は無いぞ」
若林「……………」

815 :森末(仮):2015/03/26(木) 23:07:56 ID:???
松山はキャプテン選挙が終わった直後、板野がキャプテンとなる事に対して微かな違和感を覚え、
若島津は何故力を持つ自分ではなく板野がキャプテンとなったのかと疑問を持った。
しかし、それに対して決して文句は言わなかった。

松山は板野を信頼し、しかし以前取材に応じた時のように板野にそう振る舞って欲しいと思う所は素直に伝え、
若島津は次は誰にも文句を言わせない程圧倒的な力を手に入れキャプテンの座についてみせると息巻いていた。
少なくともそこに、板野への不満や嫌悪感などというものは一切ない。

板野「キャプテンになりたいのはわかるけど……それならハンブルグ戦で本当に圧倒的な力の差を見せればよかったんだ。
   そうすれば再選挙されて、お前が選ばれてた可能性だってあるんだ」
若林「………………」
板野「ディアスのドライブシュートを止めたり、なんだかんだで結果は残してると思うよ。
   松山だって活躍してたし、若島津も……今日はあまり出番は無かったけど、最後のシュートは止めてた。
   俺が1番活躍してるなんてつもりもない。 ハンブルグ戦から考えれば、多分1番いい所で決めてるのは立花達だ。
   だけど俺は皆に選ばれて、頼りないかもしれないけど一所懸命がんばって、それで結果も順調に残せてきてる。
   若林に、どうして俺がキャプテンなんだって文句を言われる筋合いはない。
   文句があるなら、監督に言って再投票を促してくれ」

無論、それをした所で見上が頷く事は無いだろう事を若林源三は知っていた。
大きな失態など全くない板野を、大会の途中でキャプテンの交代をするなどという事を至って常識的な考え方をする見上が許す筈もなく。
また、板野の言う通り彼は結果を着実に残してきているのだ。
若林でなくとも、誰が言った所で見上は納得せず――仮に再投票をした所で、板野が再び就任するのは目に見えていた。
よって、若林はぐうの音も出ずただ黙りこくるしかなかった。

816 :森末(仮):2015/03/26(木) 23:09:00 ID:???
プライドが高く、己の才能を信じ、そして無自覚に自身こそがこのチーム内で最も優れているという傲慢さを持っていた彼は、
しかし、この時板野に指摘を受けた事で自身の器について考え直させられていた。
実力云々ではない、度量の広さ。
今しがた己が忌み嫌っていた家族たちと違わぬ程に、嫌味で皮肉めいた言葉を投げかけた己について。
結果を大して残せていないにも関わらず、板野に――いちゃもんに近いものをつけた言動について。

やがてしばらく互いに沈黙し、静寂が流れた。
そして、時間が経つにつれ板野の頭は次第に怒りを覚えていたものから徐々に冷えていく。
板野は少し言い過ぎたかと熱くなりかけていた自身を恥じ、そのまま別れを告げようとしたが……。

若林「待て」
板野「えひゃいっ! な、何?」
若林「1つ聞かせろ。 お前がキャプテンを目指した理由はなんだ?
   話によれば、お前は今までキャプテン経験が無い筈だが」

そこに若林からの質問が飛び、板野は情けない声を出しながらも振り向いた。
板野の声にも若林はなんら反応せず、ただ板野の事を静かに見つめていた。

若林「先に言っておくと、俺がキャプテンをしようと思った理由はこの俺がこのチームで1番強い……はずだからだ。
   もっともすぐれた者がキャプテンに就く、当然の事だろう」
板野「(……はずかぁ。 やっぱり、多少なりと若島津に思う所があるのかな)」
若林「若島津の理由も似たようなものだろう。 松山は知らんがな。 それで、お前はどうなんだ」
板野「俺は……」

817 :森末(仮):2015/03/26(木) 23:10:00 ID:???
A.「国内選りすぐりのメンバーを集めたチーム。 そのチームを純粋に率いてみたいと思ったんだ」
B.「ずっと夢だったからだよ。 全日本のキャプテンになる事が」
C.「若林と同じだよ。 俺がもっともすぐれたストライカーだからだ」
D.「松山はちょっと抜けてるし若島津は喧嘩っ早いから俺がなるしかないと思ったんだ」
E.「なんとなく」
F.「言ってもいいが、お前の態度が気にくわない」
G.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>813 乙ありです。

818 :森崎名無しさん:2015/03/26(木) 23:11:16 ID:SYq4IB2g
A

819 :森崎名無しさん:2015/03/26(木) 23:12:31 ID:+gfHsWp+
B

820 :森崎名無しさん:2015/03/26(木) 23:14:18 ID:6arQ+DlI
A

821 :森末(仮):2015/03/27(金) 01:04:32 ID:???
>A.「国内選りすぐりのメンバーを集めたチーム。 そのチームを純粋に率いてみたいと思ったんだ」
============================================================================================
板野がキャプテンになろうと決意した理由、それは純粋にこのメンバーを率いてみたいと思っていた事が所以だった。
元々、若林は知らない事であるが板野はキャプテン翼とキャプテン森崎のファンである。
ふらのに転入した当初、全国大会で強敵たちと出会った時、海外へと出て様々なライバルを目にした時。
彼はいつも、心の底から感動を覚えていた。
そんな彼が、魅力的なメンバーの多い――。
多数の実力者がいるこの全日本というチームを率いたいという思いを抱いたのは、極自然な事と言えただろう。

板野「勿論それに伴う責任だってあるし、不安もあるけど……。
   でも、やっぱり今はキャプテンマークをつけられて良かったって思いの方が強いな。
   (森崎みたいには出来ないけど、指示を出したりって楽しいし)」
若林「……なるほどな(やはり、甘ちゃんではあるようだ。 だが、馬鹿ではない……)」

そして、この板野の純粋な思いを見て若林は板野に対する考えを多少修正した。
今までの彼の中での板野の認識は、実力はあるが子供っぽすぎる――というもの。
この時板野が出した答えも、若林の感覚では到底信じられない程陳腐で子供っぽいものだった。

だが、馬鹿ではない。
裏表のない板野のその性格を好んでいる者は立花兄弟をはじめ多数いるし、
何よりしっかりとした考えを持っているというのは先ほどの若林への反論から考えても明らかである。
甘く、幼稚で、ともすれば頼りなく見えるがその心中には一本筋が通っている。
若林の板野に対する改めた評価は、そういったものだった。

若林「(そして、俺もガキか……見る者が見れば、コイツよりもそう見えるかもしれん)」

822 :森末(仮):2015/03/27(金) 01:05:36 ID:???
対して、若林はどうか。彼は自問自答をした。
誇りが高く、意地っぱりであり、やや自意識過剰とも言える面も目立つ若林だが、彼は頭が悪くは無かった。
自身を鑑みるだけの知性だけはあった。

純粋に強いチームを率いてみたいという板野に比較し、若林もまた強い自分こそがキャプテンになるべきだという考え。
これもまた、決して大人びた考えだとは言えないと彼は自覚をしていた。
いや、もしも本当に自分が強いというのならばまだマシである。
しかし、実際には――彼は自身の力を疑いたくは無かったが、若島津と大差が無いという事も理解していた。
これでは単に幼稚であるだけではなく、実力は無い癖にお山の大将を気取りたがっているだけと見られてもおかしくないという事を。

もしもハンブルグ戦で3失点という屈辱を受けていなければ。
もしも若島津が急速なパワーアップを果たし、彼との実力差について危機感を覚えていなければ。
恐らくは若林もここまで自身の言動、行動などを振り返る事は無かったかもしれない。
だが、少しずつ冷えた頭で若林は理解しようとしていた。

ハンブルグ戦後、自身の力が若島津と大差が無い事――自身の正GKとしての座が至極不安定である事に気づいた時から遅れる事幾日。
自身には実力だけではなく、キャプテンとして相応しい度量なども足りぬという事に。

若林「………………」
板野「あの……若林?」
若林「俺はもう寝る。 お前もさっさと部屋に戻るんだな」
板野「あ、うん……」

それからしばらく――立ち尽くす自身を心配する板野を制し、若林は去って行った。
その背中はいつも通り大きく、背丈の小さな板野からすれば羨ましくなる程の体格。
ただ、この時ばかりは……その背中も、どこか小さいように板野からは見えてしまうのだった。

※若林の板野に対する感情が 若林→(大敵)→板野 になりました。

823 :森末(仮):2015/03/27(金) 01:07:36 ID:???
そして、次の日がやってきた。
全日本Jrユースが予定通りの時刻にスタジアムに向かうと、そこには既に多くの観客たちや取材陣が詰めかけていた。
いよいよ大会も大詰め、準決勝――しかも今日行われるのは優勝候補西ドイツとビクトリーノというストライカーを擁するウルグアイ。
ダークホースという言葉ではもはや片付けられない程の成績を残してきた全日本と地元フランスの試合である。
注目度は前日の比ではなく、日本のメンバーは時折地元民に声をかけられながらバスから降りはじめていた。

フランスサポーター「お、ニホンの選手だぜ!」「本当だ。先頭のは……ニホンのストライカーの9番か」
         「東洋の国がよくやったよ。準決勝進出で満足してもらわないとな」「ハハハ!今日負けても泣くんじゃないぞ!」

早田「あぁん? なんだなんだ? どいつもこいつも上から目線で見下しやがって」
中里「拙者たちが負けるのが前提のような口ぶりでござるな……」
岬「彼らはフランスを応援してるからね、仕方ないよ」

ただ、その声が日本を応援するものではなく――むしろこれから負け試合に挑む者達を憐れむ、
或いは嘲笑うようなものだったのは言うまでもない。

板野「(わかってた事だけどやりにくいなぁ。 あれ?)我那覇さん、菊地さん!」
響「はいさーい!」

これに板野は内心辟易しながらも、ふと視線を横に向けた。
するとそこにはここまで応援に来てくれていた響や真、そして彼女たちの付添であるプロデューサーの姿があり。
板野が声をかけるのと同時に響は元気に手を上げて挨拶を返し、近づいてくる。

板野「もしかして今日も応援してくれるんですか?」
響「もっちろんだぞ! 折角準決勝まで上がったんだもん! ここまで来たら決勝進出、それに優勝しかないぞ!
  その為にも自分、完璧に応援するからな!」
真「(正直な話、ここまで滞在が長くなるとは番組側も思ってなかったみたいだけどね……。
   プロデューサーも予定外の事でスケジュールの調整に苦労してるみたいだし)」
プロデューサー「帰ってもいいだろ?ママが心配するんだ」
真「いや、帰らないで下さいよプロデューサー」

824 :森末(仮):2015/03/27(金) 01:09:07 ID:???
板野が聞いてみると、響は何故か胸を張りつつドヤ顔で応援をすると返答。
隣にいるプロデューサーは頭をかいてどこか参ったというような仕草をしていたが、
響達にとってはスケジュールよりも全日本の応援の方が大切らしい。

真「(まあどれだけ滞在が伸びてもあと2日だけだし、調整はプロデューサーに任せよう)
  今日も頑張ってね、みんな! 響も言ってたけどここまで来たら優勝しかないよ!」
石崎「でへへ……はい、頑張ります!」
高杉「任せてください!!」
井沢「(……だから、なんでここまで出番が皆無のお前たちが一番に返事をするんだ)」

アイドル2人の応援を受けて1番に反応を示すのは、やはりとも言うべきか石崎と高杉の両者である。
彼らの態度に呆れながらも、しかし他の者達もアウェーの中で僅かでも応援してくれる者の存在がいる事には喜んでいた。
当然、板野もである。

板野「(こうやって応援してくれる人がいるのは素直に嬉しいな。 さて、何か言っておこうか?)」

A.「あまり派手に応援しない方がいいですよ。 日本がフランス国民の恨みを買っちゃいそうなんで」
B.「任せてください、今日の試合も必ず勝って見せます!」
C.「任せてください、今日の試合も必ずゴールを決めてみせます!」
D.「危ないから今日の所はホテルでじっとしてた方がいいんじゃ……襲われるかもしれませんよ」
E.「我那覇さん達の為にも、必ず勝ってみせます!」
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

825 :森崎名無しさん:2015/03/27(金) 01:09:52 ID:TCSWUfNc


826 :森崎名無しさん:2015/03/27(金) 01:10:02 ID:mdLbjeiY
B

827 :森崎名無しさん:2015/03/27(金) 01:10:47 ID:OQ7Mk90o
B

828 :森末(仮):2015/03/27(金) 01:10:53 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

829 :森崎名無しさん:2015/03/27(金) 09:17:20 ID:???
乙でした

830 :森崎名無しさん:2015/03/27(金) 11:07:39 ID:???
これでユース編ではちょっとマイルドな若林が登場する可能性も?

831 :森末(仮):2015/03/28(土) 01:30:21 ID:???
>B.「任せてください、今日の試合も必ず勝って見せます!」
============================================================================
ここで板野は響達の声に応えるべく、力強く今日の勝利を約束した。
応援してくれる者に対して選手がする対応としては、実に妥当なものだったと言えるだろう。
事実、板野の言葉を聞いて響や真達は嬉しそうに頷くのだが……。

フランスサポーター「なにぃ、勝つだと!」「ニホンがフランスに勝てるもんか!」「そうだそうだ!」

板野「あれっ!?」
中山「それほど大きな声ではなかったと思うが……どうやら聞こえてしまっていたようだな」

しかし、今日の試合は先ほどから言っているように地元開催国であるフランスが相手。
その上、そのフランスサポーターは日本の選手たちを遠巻きに見える位置にいたのである。
板野の声はさして大きくは無かったとはいえ、響達に力強く告げたそれは小さくもない。
よってフランスサポーターの耳にも自然と飛び込み、それは彼らの不興を買う事となってしまったのだ。

次藤「お、なんじゃい。 ケンカか?」
若島津「(……数は多いが大した奴はいなさそうだな)」
若林「(これが公式戦でもなんでもないならこっちから仕掛けてる所なんだが……)」

プロデューサー「フウ……面白い歓迎の仕方だな」
真「響、ボクの後ろに」
響「わ、わかったぞ」

すわ暴力沙汰になってしまうかと多くの者達が恐れる中で次藤や若島津、若林といった者達は不敵に笑い。
その背後で真は怯える響を自身の背中に隠していた。因みにプロデューサーは余裕綽々の笑みを浮かべていた。

そして、こうなれば当然監督である見上が黙っている筈もない。
暴力事件などという問題を起こす訳にもいかず、思わず乗り気になりかけている次藤たちを一喝し、
即座にスタジアムの中に入るよう急かそうと彼は雷を落とそうとするのだが……。

832 :森末(仮):2015/03/28(土) 01:31:45 ID:???
ナポレオン「あ、サポーターの皆さん! おはようございます!!」

フランスサポーター「ん?」「あ、ナポレオンだぞ!」「本当だ! フランスのストライカー、ナポレオンだ!!」
         「ナポレオン!」「おい、今の内にサイン貰っておこうぜ!」「今日も頼んだぞナポレオン!」

沢田「(ふ、ふぅ〜っ……助かったぁ〜!)」

その時、不意に登場をしたのは全日本に遅れる事数分。
チームメンバーと共にバスでこのスタジアムに到着し、
一番にサポーターに挨拶をしようとこちらに向かってきていたルイ=ナポレオンその人だった。

怒気を含んでいたサポーターたちはフランスJrユースの主力選手の登場とあってか、
すぐさまそちらに意識を向け全日本への敵意を霧散させたのである。
元々板野の発言を勝手に聞いて勝手に逆恨みしていたが為に彼らの怒りもその程度。
これには全日本Jrユースでも温厚な部類に入る者達がほっと安堵をし……。
逆にそれ以外の者達はナポレオンの人となりを冷静に見定めようとしていた。

ナポレオン「あはは、今日も熱い声援をよろしくお願いします。 え、サインですか? 参ったなぁ。
      えーと、ここに書けばいいんですね? はい、さらさらさら〜」
フランスサポーター「おう、応援は任せておけ!」「なんとしても決勝進出、そして優勝だぞ!」

三杉「(ふむ……あの暴力的なシュートと華麗なテクニック。
    どこかちぐはぐな印象だったが、性格はやはり至って温厚な人物のようだな。
    まあ、暴力的なシュートを打とうと善玉タイプの人間というのは全日本にもいるのだが)」
岬「(おかしいなぁ。 ナポレオンって聞いた話だととんでもない乱暴者の筈なのに……情報が間違ってたとも思えないし)」
松山「(どうやらナポレオンって奴はいい奴みたいだな。
    アルゼンチンのディアス、イタリアのジェンティーレと一癖もふた癖もある奴ばかりが相手だったし、
    ようやく互いに素直に健闘を称え合えるような相手が出てきてくれたなぁ)」

833 :森末(仮):2015/03/28(土) 01:33:07 ID:???
ナポレオンの立ち振る舞いや言動を見て、多くの者達はナポレオンを「人畜無害の善人」だと判断した。
実際、その行動は熱烈なファンに対して真摯に対応しているようにしか見えず、
ナポレオンに関する情報を多少なりと持っていた岬でさえそう判断せざるを得ない状況だった。
しかし、そんな中で唯一このナポレオンに違和感を覚えていた男がいる。

板野「(ひぃぃ〜っ! や、やっぱり俺の知ってるナポレオンと違う〜っ!?)」

無論、板野である。
キャプテン翼、キャプテン森崎、いずれのナポレオンも乱暴で粗野なカードコレクター。
板野はその知識を当然持ちあわせており、その為にナポレオンの言動に違和感を覚えていた。
いや、それはもはや違和感どころの話ではなく、恐怖に近いものである。

板野「(例えるなら若島津が『やあ板野くん、今日も元気にサッカーしようぜ!』とか言ってくるくらいのレベルだもんな!
    本編で森崎が翼にやった爽やかにからかったあれに近い恐怖感がある!
    正直病院につれていきたくなるくらいの怖さが!!)」
ナポレオン「あっ!」
板野「ひぇっ(目があった!)」

そして、板野にとって不運な事に――彼はナポレオンと目を合わせてしまった。
途端、ナポレオンはファンに一言断ってからすたすたと板野の方へと歩み、
怯える板野を一切気にせずにこやかに笑みを浮かべながらその口を開く。

ナポレオン「はじめまして、僕はフランスのFW……ルイ=ナポレオンです。
      全日本のイタノくん……でしたね? お互いFW同士としてマッチアップは少ないでしょうけど、
      その分ゴールの数で競い合いましょう。 今日はよろしくお願いしますね」
板野「(うわ〜っ!? 挨拶されたあああああっ!!!)」

834 :森末(仮):2015/03/28(土) 01:34:55 ID:???
あまりにも丁寧、あまりにも常識的な挨拶が――しかし、ナポレオンの口から飛び出す。
その事実に板野は逃げ出したくなる気持ちになりながら、それでも混乱する頭でどうにか返答しなければと考える。

板野「(みんなはナポレオンが変わっちゃったって知らないんだ! ここで変な対応したら俺の方が変人に見られるかもしれない!
    でもどうすりゃいいんだよ〜! 助けて森末〜! JOKERなかったことにして〜!!)」

A.「う、うん、よろしくな!」 無難に応対する
B.「いや、ストライカーとしてなら俺の方が上だ!」 ナポレオンを煽ってみる
C.「ところで他のフランスメンバーは?」 ここは注意を逸らそう
D.「(そうだ、頭を叩けば打ちどころ次第では戻るんじゃないか!?)」 マグナムチョップだ!
E.「ご、ごめん! ちょっと俺トイレいってくる!」 やっぱり逃げる!!
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>829 乙ありです。
>>830 ジャパンカップ編で森崎にアピールされたキャプテンシーのようなものについて早めに自覚出来た感じですね。

835 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 01:35:53 ID:djh77A56
A

836 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 01:36:45 ID:o0j0Qqr6
A

837 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 01:37:18 ID:dIWJGGLo


Fで
その程度かお前の25cmは!
とか言ってやりたかったのは内緒

838 :森末(仮):2015/03/28(土) 01:38:11 ID:???
短いですが本日も一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

839 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 07:02:12 ID:???
F
たすけて!ピエール!

840 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 08:44:22 ID:???
ナポレオンが綺麗な話し方をするのを見るだけで吹くwww

841 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 10:25:50 ID:???
C あまりの変貌振りに他のメンバーに距離置かれてるw
乙です

842 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 10:29:49 ID:???
乱暴者枠は飽和気味(日向、ザガロ、ポブ)だったから
こっちの方がキャラ立って美味しいねw

843 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 11:57:20 ID:???
紳士のピエールにきれいなナポレオン
チーム単位でも個性が出ていい事だ(震え声)

844 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 13:11:55 ID:???
ポブルセンはキ○ガイ枠ではないのか...

845 :森崎名無しさん:2015/03/28(土) 22:03:58 ID:???
バランスをとってここはピエールに馬に乗って登場してもらおう

846 :森末(仮):2015/03/29(日) 00:09:52 ID:???
>A.「う、うん、よろしくな!」 無難に応対する
=========================================================================
逃げ出したくなる気持ちを抑え、板野はナポレオンに応じた。
それは確かに丁寧な応対ではあったものの、いつもの板野から考えれば些か素っ気ないものでもあるのだが、致し方ない。
板野にとっては目をあわせ、不慣れな作り笑いをするだけでいっぱいいっぱいだったのだから。

ナポレオン「はい、今日はいい試合にしましょう!」
板野「(うぅ〜、怖い、怖い! 一体どうしてこうなったんだー!? ……って、あれ?)」

そして、両手で板野の手を握りにこやかに笑うナポレオンに乾いた笑みを浮かべつつ、
板野は視線をナポレオンから逸らすようにして彷徨わせた。
すると全日本Jrユースの一団から、やや離れた場所にフランスJrユースの面子が揃っているのを発見する。
ナポレオンがこの場にいるという事は当然彼らもこのスタジアムにいておかしくない。
ただ、おかしい点は彼らもまた板野のように引きつった笑いを浮かべ、遠巻きにこの光景を見守っていたという事だろう。

板野「(あ、あぁ……そうか、俺でこれなんだからフランスの皆もナポレオンに対して恐怖を抱いてるんだな)」
ピエール「(うっ、目が合った……。
      ま、まぁ無視する訳にも行かなかったし、個人的にニホンとは挨拶をしておきたかった所だ。
      ここは、声をかけるしかないか……)やぁ、ミサキ。 今度こそ勝負が出来そうだな」
岬「あっ、ピエール!(よしよし、真っ先に僕に声をかけてきたという事は僕に好印象を抱いているという事だ。
  このまま好感度を上げて行かないと)」

しかし、いつまでも違う意味での問題児に変貌したナポレオンを放置しておけないと考えたのか、
板野と目が合ったピエールは意を決したかのようにメンバー達から離れ全日本の一団に近づき、岬へと声をかけた。
大会前から面識のあった2人は表面上はにこやかに挨拶を交わし、
ナポレオンもその光景を見て笑みを浮かべながらピエールへと近づくと板野へと注目を向けさせる。

847 :森末(仮):2015/03/29(日) 00:10:52 ID:???
ナポレオン「キャプテン、こちらがニホンのキャプテンのイタノさんですよ」
ピエール「う、うん……」
岬「(? ピエールの様子が何かおかしいな?)板野、彼がフランスのキャプテン……ピエールだ。
  僕も一度会っただけなんだけど、見ての通りナポレオン同様紳士然とした男だね」
板野「う、うん……(ピエール、思いっきりナポレオンに対して困惑した感じだな)」

もっとも、ナポレオンに声をかけられたピエール――そしてそんなピエールを見た板野も、その口調は重い。
ピエールからしてみれば相変わらずこの綺麗になってしまったナポレオンの口調に慣れず、
板野からすればそんなピエールの心中を察するに余りある状況なのだから仕方ないと言える。

だが、それでもピエールはキャプテンとしてしっかり挨拶をしなければと気を引き締め、
些か情けなかった表情を整えてから改めて板野に握手を求める。

ピエール「フランスキャプテン、エル=シド=ピエールだ。
     お手柔らかに、ニホンのキャプテン」
板野「(……ナポレオンが関わらなければ本当に紳士然としてるな、ピエール。
    っていうか本来ならナポレオンが関わらなくてもそういうキャラな筈なんだよな。 さて、ここはどうしよう?)」

A.「板野住明だよ。 こちらこそよろしく」 無難に対応する
B.「うん。 せいぜいフェアに戦おうか。 フェアにね」 言外にホームタウンディシジョンの存在を匂わす
C.「うん、でも今日の試合、勝つのは俺達だよ!」 勝利宣言をしておく
D.「……なんだか苦労してるみたいだね」 同情しておく
E.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

>>841 乙ありです。

848 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 00:11:15 ID:2QY2JPUE


849 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 00:12:04 ID:pw1nTrHM


850 :森末(仮):2015/03/29(日) 01:31:19 ID:???
>D.「……なんだか苦労してるみたいだね」 同情しておく
==========================================================================
ピエール「! わ、わかるのか?」
板野「うん……」

無難に対応をする事も出来たが、それ以上に板野はピエールに対する同情心を抱いてしまい、ついそれを口に出した。
元々、エル=シド=ピエールという男は苦労人である。

家は裕福であり恵まれているとはいえ、子供の折より友達がおらず、心の面では決して恵まれているとは言えなかった。
そういう意味では若林と似たような境遇であると言えたが、それに加えてピエールは仲間にも恵まれなかった。
具体的にはフランスメンバーの実力が、あまりにも低すぎたのである。
若林の子分である修哲トリオ、そして高杉などと比較をしても圧倒的に低すぎたのである。

そして、それに加えてナポレオンという問題児――彼はそれだけでもピエールにとって悩みの種だったのだが、
彼の心に変化が生じた結果その悩みの種は一気に成長し大木へと成り上がってしまったのだ。
まだ傍若無人であろうとも以前のナポレオンの方が、ピエールにとっては理解しやすく掌握しやすい。
だが、今のナポレオンはピエールにとって正に未知の脅威……得体のしれない存在。
何をしでかし何を言うか読めない彼の一挙手一投足に心労が溜まるのは当然と言え、
ピエールは板野の言うように相当の苦労を背負い込んでいた。
先に言ったように仲間は頼りにならないのだから、その苦労も1人で抱えるしかないのである。

板野「(あんまり詳しい事を言っちゃうとなんで知ってるんだとか突っ込まれそうだからやめとくけど……)
   よくわからないけど、頑張ってね。 それと、試合ではお互いそんな苦労も忘れて楽しもうよ!」
ピエール「あ、ああ! そうだな……その通りだ!!(初対面でもわかる程、苦労を背負っている顔をしていたのか。
     いや、でもそれを知って尚励ましてくれるその対応……ああ、彼は良い奴だな!)」

851 :森末(仮):2015/03/29(日) 01:33:02 ID:???
ガシッ!!

ピエール「今日はお互いに、いい試合にしよう!」
板野「うん!」

やがて、彼らはがっちりと握手を交わし笑みを浮かべ合った。
ピエールは、ようやく己の苦労をわかってくれる者が――例え敵対するチームのキャプテンとはいえ、表れてくれた事に感動し。
板野はその生来の優しさから、ピエールを気遣って笑みを浮かべたのだ。
そこにはこの大会始まって以来、恐らくは初めてとなる純粋な気持ちでの互いに対する好意と気遣いがあったと言えるだろう。

岬「なるほど、ナポレオンは大会が終わったらシャンゼリゼのクラブチームに移籍する予定なんだ?」
ナポレオン「はい! なるべく多くの観客がいるチームで活躍が出来たらと思って!」
岬「(大衆に気に入られるのはプレイヤーの基本だもんね)そうなんだ。
  僕もパリに住んでるから、もし良かったら移籍した時は見に行ってもいいかな?」
ナポレオン「勿論ですよ! あはは、楽しみだなぁ!」
岬「(よし、ピエールに続いてこっちもパイプゲット。 人脈はあるにこした事は無いもんね)」

因みに板野達が絆を深める一方で、岬とナポレオンもまたその仲を深めていた。
もっとも、こちらはナポレオンこそ純粋な気持ちで言葉を吐いていながらも、岬の方は利己的な考えで動いていたという。

松山「(ピエールって奴もいい奴みたいだな。 中心選手がこの2人なんだ。 フランスは相当クリーンなチームなんだろうな)」
若島津「(フン、身の毛がよだつ程の甘い三文芝居だ……)」

響「(サポーターの人たちは怖かったけど、フランスの選手たちはみんないい人そうだぞ!)」
真「(ピエールくんって初めて近くで見たけど格好いいな……ああいうのを王子様って言うんだろうな。
   馬とかに乗って助けに来てほしい)」

※板野のピエールに対する感情が 板野→(苦労人)→ピエール になりました。
※ピエールの板野に対する感情が ピエール→(良い奴)→板野 になりました。
※岬とピエール・ナポレオンの感情が 岬→(友人)←ピエール・ナポレオン になりました。

852 :森末(仮):2015/03/29(日) 01:34:21 ID:???
その後、挨拶もある程度済んだ所でピエールたちは去って行った。
去り際のピエールの表情は、実に晴れやかなものだったという。

閑話休題。
こうしてフランスとの出会いを終えた一同は、早速そのままスタジアムに入り観客席に陣取った。
今日のこのスタジアムで行われる試合は第一試合が西ドイツ対ウルグアイ。第二試合が全日本対フランス。
全日本が試合をする以前にまずは決勝に上がるチームを決めるべく試合が行われ、
一同は明日の決勝に備えてその試合を偵察、研究する事となっていたのである。

ワーワー ワーワー

放送「さァベスト4に残った4チームによる決勝トーナメント一回戦、
   その第一試合は西ドイツJrユース対ウルグアイJrユースです。
   両チーム、試合前の軽い練習を行っております。
   スターティングメンバーは大会初日から双方変わらず不動のベストメンバーで今日も相対します!!」

反町「西ドイツとウルグアイか……どっちが決勝に駒を進めるんだろうな」
三杉「西ドイツが優勢、と見るが……断定は出来ないな。 西ドイツはあまりにも守備が脆弱過ぎる。
   少なくともGKに関して言えばウルグアイの方が若干上だろう」
新田「(でも、俺ならあのキーパーからでもゴールを奪える気がする……このファルコンクロウで!!)」

実況の言うように練習が行われる中、観客席の全日本メンバーは試合の展望について予想し合っていた。
大体の見解としては、やはり実際に戦ってその実力の高さを知ったが為か、シュナイダーのいる西ドイツが優勢という意見が多数。
しかし、西ドイツには守備力が無いという弱点もあり――。
逆にウルグアイは守備が優れているという訳ではないが、明確な弱点と言える訳でもない。
これらを考えれば、十分にウルグアイが西ドイツを下す可能性もあると言え、予想は難航を極めていた。

853 :森末(仮):2015/03/29(日) 01:35:23 ID:???
板野「(多分西ドイツが勝つんだろうけどな……ビクトリーノとシュナイダーの時点で、多分格は違うし。
    ……そういえば、この試合で"アイツ"が姿をようやく現すんだっけ?)」

そして、その中で板野だけはこの試合の結果を明確に予想していた。
知識として、決勝に上がるのは西ドイツだろうと知っていたのである。

よってこの時板野が気にかかったのは、今日の試合どちらが勝つかではなく――。
今日の試合で姿を現す、西ドイツJrユース最後のメンバーである。
板野が視線を移らせ、目的の人物を視認する為に西ドイツベンチへと向けると、そこにいたのは……。

板野「(えーと、西ドイツのベンチは……あ! あれが……!!)」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ミューラー「………………」

板野「(ミュ、ミューラーだ!! 鋼鉄の巨人! 練習じゃなくて修行をするキーパー! ミューラーだ!!)」

ミューラー「………………」 ギラッ!

板野「うっ!(ひぇっ、今こっち睨んだ……?)」

ベンチへと視線を向けた瞬間、板野はすぐにその存在に気づく事が出来た。
彼が大きいというのも確かにあるが、それ以上に圧倒的なまでの威圧感が彼にはあった。
遠く離れている筈の板野が、彼がちらりと視線をそちらに向けただけで怯んでしまう程に。

デューター=ミューラー。
本編においても原作においても、全日本を苦しめた大男が、そこに確かに座していた。
板野が注目している事を知ってか知らずか、彼はその右手に持ったボールを……。

854 :森末(仮):2015/03/29(日) 01:36:39 ID:???
先着1名様で、

★ミューラーは普通の筈→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→サインを書いて観客席に放り込んだ。 ミューラー「ミューラーのサインなんて価値ないって言われるくらい書いてやる」
クラブA→置いてトイレに行ったらしばらく帰ってこなかった。 ミューラー「(道に迷った……)」
それ以外→パァン!ってした。

855 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 01:36:55 ID:???
★ミューラーは普通の筈→ ハート4
ボールはトモダチェ…

856 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 01:37:05 ID:???
★ミューラーは普通の筈→ ダイヤK

857 :森末(仮):2015/03/29(日) 01:38:19 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。
明日は西ドイツとウルグアイの試合を描写し、フランス戦はもう少し後になると思います。
それでは。

858 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 01:42:46 ID:???
>新田「(でも、俺ならあのキーパーからでもゴールを奪える気がする……このファルコンクロウで!!)」
なつかしい、乙でした

859 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 02:15:27 ID:???
>ミューラー「ミューラーのサインなんて価値ないって言われるくらい書いてやる」
あれは・・・西ドイツの番長!?
ブログやってそう

860 :森崎名無しさん:2015/03/29(日) 02:40:01 ID:???
本編では明確にされてなかったけどJrユースでもGKカノーバ様か
後に世界トップクラス一歩手前にはなるんだけどまだ弱そう

861 :森末(仮):2015/03/30(月) 01:22:35 ID:???
>★ミューラーは普通の筈→ ハート4 =パァン!ってした。★
================================================================================
パァンッ!!

板野「(うひゃああ!? 今、握力でボールを割った!?)」

ベンチに坐したまま、なんとミューラーはその右手に持っていたボールを破裂させた。
何かにぶつけてその衝撃で潰しただとか、或いは刃物で切り付けたなどという事はなく、
純粋な握力だけでボールを握りつぶしたのである。
キック力こそ自信はあるものの、手で――片手だけでボールを割る事など板野には当然不可能であり、
それは板野だけでなくこの場にいる全日本Jrユースメンバー……否、恐らくはどのチームの選手たちも出来ない事だろう。
だからこそ、一層ミューラーの馬鹿げた力に板野は戦慄し、恐れ戦くしかなかった。

ミューラー「(……何故俺がスターティングメンバーではないんだ。
       これでは折角山を下りてこのチームに合流した甲斐がまるでない。 チッ!)」

パァン!

ミューラー「(あんなザコを出すくらいならば俺を使えばいいものを……)」

パァン!!

因みにミューラーは板野が恐れから目を離している間にも、二個、三個と続けてボールを潰し続けた。
詳細が一切不明の師匠の指示により、クラブチームに所属する事も許されずただひたすら修行を繰り返してきたミューラー。
その為に彼は恵まれた才能と鍛え上げた実力を持ちながらも、試合というものを殆どした事がなく、
実際に試合の中でプレイをするという事に対して異常なまでに餓えていた。
だからこそ師匠から試合に出る事を許され、西ドイツJrユースに合流をした際、彼は内心では歓喜をしていたのだが……。
この試合、彼はスターティングメンバーに名を連ねておらずベンチでサブキーパーとして控える事が決定していた。
それに対して彼が怒りを覚え、苛立ちをボールにぶつけたというのも仕方のない話だろう。

862 :森末(仮):2015/03/30(月) 01:23:41 ID:???
無論、ミューラーをベンチに置き温存をする事には理由がある。
今日の試合、ウルグアイは確かに強敵ではあるがそれでも地力ならば西ドイツの方が優位。
ならばミューラーを出さず、秘密兵器としてその存在を隠しておきたいというのが1つ。

もう1つは純粋に、ミューラーが合流したての為にDF達との連携が未だに甘いという事があった。
GKとしての実力こそ高いものの、指揮力などに関しては試合経験が殆ど無い為に低い彼に――。
しかも性格もお世辞にも愛そうがいいと言えない彼に、DF達と連携をしろという方が無理難題と言える。

ともかく、こういった事柄から西ドイツ監督のギルドはミューラーを控えとして置いていたのだが……。

パァン! パァン!! パァン!!!

ミューラー「………………」
ギルド「(わ、私は選択を間違ってしまったのかもしれない……色々と……)」

割ったボールの数が2桁を越えた辺りで、ギルドは冷や汗を流し、ミューラーと距離を取りながら後悔をした。
それが今日のスタメンに対する悔いなのか、
それともそもそもミューラーを招集したという事に対する悔いなのかについては彼自身にもわからなかったが。

863 :森末(仮):2015/03/30(月) 01:24:46 ID:???
こうしてミューラーが元気にボールを割ってストレスを解消していた頃。
フィールドで練習をしていたシュナイダー達は、その練習の手を止め一旦ベンチに引き揚げようとしていた。
その際、シュナイダーはふと立ち止まると観客席を探し……やがて一点を見つめ、睨みつける。

シュナイダー「(そこで見ていろ、ワカシマヅ。 今日の試合、必ず俺達西ドイツは勝ってみせる。
        だからお前たちはフランスを倒して決勝戦に必ず上がってこい!
        そして決勝戦で、あのときのリベンジを果たし――俺達は優勝という栄誉を掴みとって見せる!)」
若島津「(……フン、あのギラギラした視線。 俺に対するものだな。
     どうやらあの試合での言葉を奴も覚えているらしい……いいぞ、勝ちあがってこいシュナイダー。
     俺も必ず今日の試合、明日の試合も出て――貴様たちを超える力があるという事を証明してみせる)」

睨みつけられた男――若島津健は、その視線の意図に気づくと自身もまた眼光鋭くシュナイダーを見つめ返した。
彼らにとって忘れられないのは、全日本Jrユースとハンブルグの試合である。

あの時、若島津は初めて世界の壁というものを知らされ、しかし、それと同時に強い向上心を抱く事となった。
その切欠こそが今、フィールドに立つ男、カール=ハインツ=シュナイダーであり。
今の自分ならばあの時のように無様に大量失点はしない筈だと、シュナイダーに対するリベンジを誓っていた。

シュナイダーにとっても、あの試合でハットトリックを達成出来たはいいものの、勝利する事は出来なかった。
その原因の1つとなったのが試合終了間際、自身の自慢であるファイヤーショットを空中戦でダイレクトに放ったそれを、
若島津が僅差で止め、ゴールを守り切ったというものがある。
あれよりシュナイダーは若島津に対して微かな期待と強いリベンジの思いを抱いており、その闘志は未だに消え失せていなかったのだ。

西ドイツの若き皇帝と東洋の守護神(候補)。
彼らは無言で互いの再戦を望み合い、そして今度こそは己が勝つ事を疑ってはいなかった。

864 :森末(仮):2015/03/30(月) 01:25:51 ID:???
それから数分後、西ドイツとウルグアイの一戦が開始された。
キックオフはウルグアイボールで開始され、まずはウルグアイが得意のスピードに乗った、
DFをも攻撃参加させる積極的な攻めで西ドイツに攻め込む。

まさか序盤からいきなりDFがオーバーラップをするなどという一見すれば博打のような攻めをすると思ってもいなかったのか、
西ドイツはこの攻撃を前にうまく対応しきれず、
試合開始早々にビクトリーノのシュートによってウルグアイに先取点を奪われる展開となってしまった。

実況「ああ〜〜〜っ、決まったァビクトリーノくんのダイビングボレーシュートォ!!
   試合開始わずか50秒の先取点はウルグアイJrユースです!
   西ドイツやや有利かの下馬評を覆すウルグアイの速攻、あっと言う間にゴールを決めたのは
   "南米の黒豹"の異名を持つエースストライカー、今大会得点王を狙うラモン=ビクトリーノくんでした! 」

政夫「ええ〜っ!? もう点が入ったのかよ!?」
和夫「シュートに持ってくまで1分もかかってないぞ!?」
新田「(俺もスピードだけなら負けてるつもりはないけど……ビクトリーノはそれに加えてマーカーを避ける動きが出来ていた。
    スピードだけじゃない、テクニックまであるんだ……)」
中西「なんや、西ドイツはほんまに守備がボロカスやな」
三杉「中盤の守備力、それにDF陣も悪くは無いんだが……GKに関しては弁明出来ないね、これは」

このいきなりの西ドイツの失点に、全日本メンバーの誰もが度肝を抜かれていた。
大方の予想を覆すプレイが目の前で――試合開始直後に起こったのだから当然と言える。
よって、誰もが気づかなかった。

ミューラー「………………!」

パァァン!!

西ドイツのベンチにて、ミューラーがあまりにも不甲斐ない西ドイツGK――シュタインを睨みつけつつ、
18個目のボールを破裂させていた事に。

865 :森末(仮):2015/03/30(月) 01:27:07 ID:???
>>858
乙ありです。

>>859
JOKERが出た場合、ぐうの音も出ない程の聖人になっていましたね。

短く判定もありませんが本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

866 :森崎名無しさん:2015/03/30(月) 02:52:46 ID:???
乙です。
ミューラー、ボールを18個破裂させるとかやり過ぎでしょww

普通、代表チームって練習の時に何個ぐらいボールを持ち込んでるんだろ?
何となくのイメージだけど、2〜30個ぐらいの気がするんだけど・・・
(いくら何でも100個とかはないでしょ)

867 :森崎名無しさん:2015/03/30(月) 08:08:08 ID:???
18個。野球臭。乙です。

868 :森崎名無しさん:2015/03/30(月) 14:57:14 ID:???
観客席のカルロス「アーサーの兄弟たちが虐殺されている…」
観客席の翼「友達が蹂躙されている…」

(あと、18は確かミューラーの背番号だったと思う。)

869 :森崎名無しさん:2015/03/30(月) 16:26:49 ID:???
ミューラーの背番号、最初は18で日本との試合では1
背番号って大会中にコロコロ変えていいのか

870 :森末(仮):2015/03/30(月) 23:24:59 ID:???
>>866-867
乙ありです。

本日も更新はお休みさせていただきます。それでは。

871 :森崎名無しさん:2015/03/31(火) 03:28:47 ID:???
>>869 たぶんドーナッツが2つ背中にくっついてたんだろ

872 :超モリサキ名無しさん:2015/04/01(水) 00:46:55 ID:???
じつは シュナイダーの せばんごうも いっていして いないのだ

873 :超モリサキ名無しさん:2015/04/01(水) 01:51:23 ID:???
>>872
マジで?
ハンブルグの時と、西ドイツ代表では違う、とかではなくて?

874 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:04:06 ID:???
ミューラーが静かに怒りを覗かせる中、試合は西ドイツボールで再開された。
出会い頭の失点によって勢いを失うかと思われた西ドイツであったが、
それほど軟弱なメンタルを持ち合わせる選手はいないのか、試合が再開されると今度は西ドイツペースで流れてゆく。

実況「さぁ西ドイツ、まずは中盤のコントロールタワー! シェスターくんがボールを持ちます!
   これは巧い! ジャンプ1番でタックルをかわし、そのまま空中でパス!
   マークを引きつけて上手くボールを手放しました!」

山森「す、凄い! カルツだけじゃなくて、あのシェスターっていう選手もかなりのテクニシャンですね!」
中山「パスも上手いな。 どうやら西ドイツではあのシェスターというのが司令塔らしい」

実況「ボールを受け取ったのはカルツくん! シェスターくんに殺到していたウルグアイ、上手く対応出来ませんが……。
   おっと、ここでようやくサイドハーフが追いつきました!」

ウルグアイMF「くそっ、止めるぞ!」
カルツ「あらよっと」

ドガァッ!!

ウルグアイMF「うぎゃーっ!?」

次藤「ぬぅ……体格では相手の方がでかいのにのう」
松山「パワーが決まるのは体格だけではないさ。 なぁ板野」
板野「うん。 それにカルツのあれは純粋な力っていうより、どちらかというと相手の力を応用している技みたいだからね」
井沢「どっちにしろあいつは相変わらず要注意だな(今度も俺が出るなら、俺が止めてやる!!)」

875 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:05:06 ID:???
まず西ドイツは中盤の要2人。
フランツ=シェスター、ヘルマン=カルツの活躍で主導権を握った。
いぶし銀という言葉が似合う仕事師、カルツの一見すれば暴力的だがその実華麗なドリブル。
攻撃能力、守備能力と一流レベルで備えているシェスターを前にしてウルグアイは押され始め、中盤を支配されてしまったのである。

実況「さぁカルツくんは中盤を突破し……ここで大きくゴール前にボールを上げた!」

バッ! ババッ!! バコッ!

マーガス「それっ!!」

政夫「おおっ、高いな!」
和夫「うん、上背だけじゃないぞあいつ。 しっかりとジャンプ力もある!」
佐野「(ポストプレイヤーか……また俺の出番来ないかなー?)」

そして、ボールがウルグアイボール前に上がると同時、マンフレート=マーガスが飛び上がる。
ウルグアイDF達もそう簡単にボールを落とさせまいとクリアーに向かうが彼のジャンプは頭一つ抜けており、
マーガスは楽々とボールを後ろへと落とした。

トンッ

シュナイダー「…………」

若島津「シュナイダーにボールが渡ったぞ!」
石崎「(板野は俺があいつの対策になるかもって言ってたんだよな……ハンブルグ戦じゃ出番なかったけど、もしかしたら?)」

落としたボールには、当然のようにもう片方のFW――カール=ハインツ=シュナイダーが詰めている。
ウルグアイ守備陣もすぐさまシュナイダーからボールを奪おうとするが、
既にシュナイダーはシュート体勢に入っており、高々と上げたその右足をDF達が詰め寄るより先に振り下ろす。

876 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:06:11 ID:???
シュナイダー「 F I R E ! 」

バッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!

ズババァアアアアアンッ!! バゴンッ!! ブスブス……

放たれたファイヤーショットは、文字通り火の玉となってウルグアイゴールを襲い、守備陣を焼き尽くした。
ボールを奪うのは無理だと判断したDF達が咄嗟にシュートコースを防ぐもそれは全く意味を為さず。
西ドイツよりはマシであるという評価を受けていたGKの突きだした拳はあっさりと跳ね除けられて。
ボールは大きくひしゃげながらネットをも突き破り、壁へ突き刺さり――ボールの焼け焦げる音を残して、ようやく止まった。

実況「決まった〜!! シュナイダーくん、あっさりと同点ゴールを決めた! これで1−1!!
   これです、これこそが今大会得点王を狙う西ドイツの皇帝、カール=ハインツ=シュナイダーくんのファイヤーショット!!
   正に火の玉のような豪快なシュートがウルグアイゴールに突き刺さりましたァ!!」

マーガス「よし! まずはこれで同点だな!」
シュナイダー「ああ。 ナイスアシストだ、マーガス。 カルツ、シェスターもよくやってくれた」
シェスター「シュナイダーもナイスゴール!」
カルツ「このまま楽に勝てればいいんだがなぁ」

ビクトリーノ「くそっ!(また俺が決めればいいだけの話だ。 今日の試合、シュナイダーとのストライカー対決だ!)」

こうして前半3分、早々に1点を返した西ドイツは歓喜に沸き、
逆にウルグアイは即座にリードを失う形となり落胆をしながら……それでもまだ負けた訳ではないと俯きはしなかった。
いずれにせよこの試合は両チームのストライカーがどれだけ点を取れるか……ストライカー対決になるだろうと、
この時ビクトリーノらウルグアイメンバーを含め、会場にいる大多数の者達が思っていたからである。
点の奪い合いにさえなれば、ウルグアイの勝ち目も十二分にあると誰もが思っていたのだ。

しかし、その考えは間違いであった事に彼らは数十分後気づく事となる。

877 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:07:42 ID:???
ビクトリーノ「俺にボールを持ってこい! もう一度リードを奪ってやる!!」
シュナイダー「そうはさせないぞ! ハァァァアアアアアッ!!」

ダダダダダダダダッ!! ガキィイイイイインッ!! バァンッ!!

ビクトリーノ「ぐああっ!?」
シュナイダー「ふっ……」

西ドイツメンバー「よし、やった!」「流石シュナイダーだ!!」
ウルグアイメンバー「そ、そんな馬鹿な!?」「ビクトリーノがボールを奪われただって!?」

その後、試合が再開されると同時、ビクトリーノはボールを持って突撃。
得意のスピードですぐさま点を奪い返してやろうと勇み走り込んだが、これに対したのがシュナイダーである。
彼は自身もまた全速力でビクトリーノに当たりながら、その速度に力を乗せて正面からビクトリーノとぶつかり合った。
ボール越しの力比べ、互いにスピードに乗った状態であたれば――その時勝つのはよりパワーに優れる者である。
そして、ビクトリーノの純粋な脚力はシュナイダーのそれに比較をすれば僅かに劣る。
結果、この勝負で勝利をしたのはシュナイダーであった。

実況「両チームのストライカー対決はシュナイダーくんに軍配が上がったァ!!
   そしてシュナイダーくん、走る! 走る! これはそのままゴールまで突っ走ってしまう勢いだ!!」

ウルグアイメンバー「ええい、くそっ!」「止めろ、そいつを止めるんだ!」「簡単に通すな!!」

シュナイダー「………………」

スッ スタタタターッ タタンッ!!

ウルグアイメンバー「「「なにィ!?」」」

878 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:08:54 ID:???
焦り、シュナイダーからボールを奪おうと襲い掛かるウルグアイメンバーだったが、
シュナイダーは彼らを嘲笑うかのように華麗なフェイントとビクトリーノにも決して劣らないスピードで翻弄。
あっさりとごぼう抜きにしてしまい、そのままシュートレンジへ。
ここまで突破をして躊躇う理由もなく、当然のようにその右足を振りかぶり……。

シュナイダー「 F I R E ! ! 」

ドギャアアアアアアアアアアンッ!! ズバギャンッ!! ブスブス……

ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「き、決まったー!! 今日早くも2本目のファイヤーショットが火を吹き、ウルグアイゴールを再び蹂躙したーっ!!
   2−1! 2−1です!! 前半、まだ5分!
   シュナイダーくん、早くも2得点! あっという間の逆転劇! これが、これこそが西ドイツの若き皇帝の実力なのかー!?」

観客「うへぇ……と、とんでもねぇ」「こりゃ間違いなく今大会最高のFWだな」「モノが違いすぎるぜ」

真「板野くんも純粋なシュートの威力ならシュナイダーくんにも負けてないと思うけど……。
  守備力、突破力、どちらも群を抜いてるね」
響「ハンブルグ戦から思ってたけど、なんでボールが焦げちゃうんだろ……?」

ピエール「(戦ってみたい、あの男と。俺の全力が何処まで通じるか、西ドイツのカール=ハインツ=シュナイダーに試したい!))」

若島津「(流石だな、シュナイダー。 ハンブルグ戦から考えれば、奴も相当のレベルアップをしているようだ。
     だが……俺も鍛錬を重ねた。 自身の技を一から見直した。 次に勝つのは、この俺だ)」
若林「(相変わらず憎たらしい奴だ……)」
松山「(FWでありながら、ドリブラーとしても……DFとしても出れるだけの能力を持ち合わせている。
    全てにおける万能型の選手、ユーティリティプレイヤーというのは奴のような事を言うんだろうな……)」
板野「(やっぱりとんでもないよ、シュナイダーは……実力的に、頭一つ抜けてる)」

879 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:10:48 ID:???
ドリブルでの突破に定評のあるビクトリーノからボールを奪った守備力。
幾人がかかってきたところで物ともしない、豪と柔を併せ持った突破力。
そして、説明不要の決定力。
全てにおいて高い実力を見せたシュナイダーは改めて他の選手と格が違うという事を観客たちに知らしめ、
しかし己はあくまでもクールにウルグアイゴールに背を向けて自陣へと戻って行った。

ビクトリーノ「ぐぬぬ……!(あの野郎、スカしやがって!! このまま俺達が終わると思うなよ!?)」

ゴールを喜ぼうとしないその態度にウルグアイメンバーが神経を逆なでされたような気持ちになるのは当然だが、
しかし、再び不用意に攻めてボールを奪われ、2点差に広げられては勝利が更に遠のくという事も辛うじて理解出来ていた。
よって彼らは次のキックオフ――焦って攻め入る事を選択せず、まずは落ち着いて相手の隙を伺う方向で戦術を固めた。
一方で西ドイツ側も、ストライカーのシュナイダーが早々に2本のシュートを打ち、
彼を多少なりと休ませる必要もあった為に無理に攻め込もうとはせず……やがて試合は膠着状態に陥った。

実況「さぁ、早く同点に追いつきたいウルグアイと更に点差を広げたい西ドイツですが、試合は膠着状態となっています。
   ウルグアイはどうやら速攻ではなく、パスワークを中心として攻め立てようとしている模様。
   西ドイツも折々でカットに入りますが、中々攻撃が繋がりません」

岬「攻撃が繋がらないというよりは、シュナイダーを使うのを避けているという感じだね」
三杉「体力の温存の為だろうな。 彼の体力が切れれば、
   西ドイツの攻撃力は半減……ウルグアイが攻勢に出る可能性が高い以上、そう簡単に消耗させる訳にもいかない」
滝「若林さん、あのマーガスって奴に決定力は無いんですか?」
若林「一応ヘディングならばそれなりの威力のシュートは出来る筈だ。 だがファイヤーショットに比較すれば数段落ちるぞ」
松山「シュナイダーが使えない以上、パスの出し先がわかりやすくなる……だからウルグアイもすぐにボールを奪い返せるんだな」

ビクトリーノ「(そろそろいいか? よし……)こっちに出せ!」
シェスター「あ、ま、まずい!」

880 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:12:01 ID:???
そして、前半終了間際――好機と見たビクトリーノはボールを要求した。
長い時間試合展開が膠着した為、西ドイツの陣形はやや歪な形になっておりビクトリーノのマークも多少緩くなる。
辛うじてパスコースに入りこめそうだったシェスターも、受け手のビクトリーノが即座にポジションを替え、
パスの出し先を変えた事でカットに向かえずボールはすんなりとビクトリーノの下へ渡った。

これを持ったビクトリーノは迷うことなく西ドイツゴールをめざし、一気に突破を図ろうとするのだが……。

ガシッ!!

ビクトリーノ「うっ!」
マガトゥー「あ、しまった!」

ピィイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「あーっと! これは反則だ!! 西ドイツDFマガトゥーくん、ここで痛恨のファウル!!
   しかもゴール真正面、ペナルティエリア外ギリギリの位置です! これは西ドイツピンチか!?」

早田「あーあー、西ドイツは早まったな。 こりゃやべーぞ?」
新田「(あの位置からのフリーキックなんて、ただフリーでシュートが打てるようなものじゃないか。
    壁があろうと関係ない、ビクトリーノなら決めてくる筈だ)」

ここで西ドイツに反則が発生し、ウルグアイにフリーキックが与えられる。
ゴール真正面、しかもPA付近というこれ以上ない場面。当然キッカーはビクトリーノであり、
観客たちの多くはこれでウルグアイが同点に戻すかと考える。
ただし、それ以外の予想をする者もいるにはいた。

881 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:13:53 ID:???
板野「(確か……この場面って……)」

実況「おっと、ここで西ドイツは選手を交代する模様です。 西ドイツゴールキーパー、シュタインくんに代わり……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ミューラー「………………」

実況「デューター=ミューラーくんが入ります! なんという事でしょう、彼は本当に15歳なのか!?
   のしのしと歩く姿は、さながら大きな山のようであります。
   身長は2メートル以上、非常に体格もいい! この場面で出るという事は、西ドイツの秘密兵器という事でしょうか?!
   しかし、こちらにはそのような情報は一切入っていません。 一体何者なんだ!?」

板野「(やっぱりミューラーだー!!)」

ざわざわ…… ざわざわ……

観客「お、おい……なんだあいつ?」「2メートルとかそういうレベルじゃない、巨人だろあれは」「顔に傷があるんだが……」

西ドイツがウルグアイにフリーキックを与えるこの場面において登場する、原作におけるラスボス的な存在。
その初登場のシーンを鮮明に覚えていた板野は内心やっぱりと思いながらも、改めてその巨体に驚く。
先ほどもベンチでその姿を確認こそしたものの、フィールドに現れた姿を見ると、
他の選手と比較をして一回りも二回りも巨大な事に気づかされたのだ。

882 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:15:01 ID:???
板野「(縦だけじゃなくて横もでかいもんな……俺が2人分? 3人分くらいあるかもしれない……)」
中山「な、なにものだあいつは……?」
若島津「フン、GKはガタイだけで出来るもんじゃない。 あれだけでかいなら俊敏に動けるとも思えん、ウルグアイの同点だ」
中西「(……ワイもこう見えても、国内やったら体の割に素早く動ける扱いなんやけどなぁ)」

そして板野が驚くのと同様に、全日本メンバーの者達も衝撃を受けていた。
それだけ、ミューラーの巨大さ……インパクトというものは凄まじすぎた。

板野「(だって明らかに15歳の身体じゃないもん……というか、大人でもあんなのいないよ……。
    でもどうしよう、俺も何か言っておこうかな?)」

A.「いや、わかんないぞ若島津。 動けるデブかもしれない」 動けるデブかもしれない
B.「感じるぞ……とんでもないキーパーだ、アイツ!!」 大仰にミューラーを評価しておく
C.「これで同点だろうな。 ビクトリーノがあの位置から決められないとも思えないし」 ビクトリーノを評価しておく
D.「若林、あいつの情報とかは無いの? 西ドイツにいて長いんでしょ」 若林に話を振る
E.「あんな15歳いる筈ないだろ! インチキだ!!」 インチキだと騒ぎ立てる
F.「(いや、何も言わなくていいや)」 何も言わず黙って見ておく

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

883 :森末(仮):2015/04/01(水) 02:16:04 ID:???
本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

884 :超モリサキ名無しさん:2015/04/01(水) 02:17:09 ID:EkVe8/T+


885 :超モリサキ名無しさん:2015/04/01(水) 02:18:47 ID:yftDHYiU
B

886 :森崎名無しさん:2015/04/02(木) 00:05:15 ID:???
一番の正論はEな気がする

887 :森崎名無しさん:2015/04/02(木) 00:07:04 ID:???
あんな人間いる筈ないだろ! インチキだ!!

888 :森崎名無しさん:2015/04/02(木) 03:02:16 ID:???
本編で森崎がもうやったぜ

889 :森末(仮):2015/04/03(金) 00:42:15 ID:???
本日も更新はお休みさせていただきます。中々進められずすみません。

890 :森崎名無しさん:2015/04/03(金) 18:11:08 ID:???
乙です、リアル大事に!

891 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:36:17 ID:???
>B.「感じるぞ……とんでもないキーパーだ、アイツ!!」 大仰にミューラーを評価しておく
========================================================================================
若島津「なにィ!?」
反町「(確かに凄い巨漢ではあるけど、そういう意味でいってるんじゃないよな?)」

板野の発言にまず反応を見せたのは若島津。
彼は己の意見を真っ向から否定するかのような板野の言葉に、板野を睨みつけ。
それに伴い他の者達も懐疑的な目を板野へと向ける。
事実、若島津の言うようにミューラーのその巨大さこそは他の者よりも文字通り頭一つ抜けているものの、
とてもではないが俊敏に動けそうには見えないのだ。

松山「だが、板野の言うように只者ではない可能性は確かに高いな。
   こんな重要な場面でキーパーを代えてきたんだし、それには理由がある筈だ」
井沢「いずれにしろ試合が再開されればわかる事だろ……って、なんだあれ!?」

ざわ…… ざわ……

実況「おおっと? これは一体どうしたんでしょうか!?
   西ドイツ、作っていた壁をどけました! どうやらミューラーくんの指示のようですがこれは一体……?
   これではウルグアイにみすみすゴールを献上するようなものです!」

中山「あれじゃ殆どPKのようなものじゃないか! 一体何を考えてるんだ!?」
三杉「あのGKの指示のようだが……それだけ自信があるという事か?」

892 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:37:44 ID:???
多くの者が突如現れたミューラーの実力を測りかねる中、
なんとフィールドではそのミューラーの指示に従い西ドイツが作り上げていた壁を取り除いていた。
これには観客たち、ひいては選手たちですら大いに驚くのだが、
指示を出した張本人であるミューラーは顔色を一切変えずにゴール前で仁王立ちをしている。

ビクトリーノ「な……なめやがって! ふざけるなァッ!!」

そして、このミューラーの態度に激昂したのはビクトリーノであった。
このウルグアイにとっての絶好機は、西ドイツにとっては絶対に防がなければならない場面である。
にも関わらず、万全の状態で守るどころかむしろウルグアイにハンデを与えるかのような守り方。
これを受けて激怒しない程、ビクトリーノは冷静な選手ではなかった。

ピィイイッ!!

ビクトリーノ「くらえええええっ!!」

バシュウウウウウウウウウウウウウウッ!!

審判の笛が鳴り、試合再開の合図がされると同時にビクトリーノは走り込んでボールを蹴り込んだ。
得意とするスピードを乗せた、全身のバネを使って繰り出されるミドルシュート。
それは彼の怒りを表すかのように驚異的なスピードでゴール隅へと向かう。
板野のバーストマグナムやシュナイダーのファイヤーショットとは比較にならないまでも、
並大抵のキーパーならば……このPK同然の状況でなら、反応すら出来ない程の威力のシュートだった。

バッ! ガシィッ!!

ビクトリーノ「なっ! なにィ!?」
ミューラー「(フン、やはり大した事ない威力だ……面白みも何も無い)」

だが、ミューラーはそのシュートをいとも簡単にキャッチしてみせた。
その巨体からは考えられない程の敏捷性と、反射神経で動き……左腕一本でしっかりとボールを掴みとったのである。

893 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:38:45 ID:???
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?

実況「とっ、止めたァァ!! ミューラーくん、止めましたぁぁあ!!
   なんとなんと、ビクトリーノくんのシュートをあっさりとワンハンドキャッチです!!」

観客「す、すげぇ!」「あんなにでかいのに凄い反射神経だ!」「しかもワンハンドキャッチって……」

この光景を見て、観客たちが度肝を抜かれたのは言うまでもない。
ミューラーの巨体から考えて彼にはパワーシュートに圧し負けないだけの力や、
一対一の際のその巨体の有用性などはある程度予想されていたものの、
敏捷性については決して秀でていないだろうと見られていたのである。

しかし、実際にそのセービングを見てみれば――彼の俊敏さは他の者の追従を許さない程の素早さ。
巨体を持ちながら一流レベルのスピードを見せ、しかもボールを片手でつかんで見せるという離れ技を見せたのだ。
これに驚かない筈がなく、それは観客席にいる多くのライバル達も同様である。

ヘルナンデス「……とてつもない反応速度だ。
      (ワンハンドキャッチ自体はビクトリーノのシュートの威力を考えれば不思議ではないが)」

ピエール「あれを、止めるのか……」
ナポレオン「(僕のただのキャノンシュートでは分が悪そうですね……)」

来生「えっ、えっ、なんだなんだ? 何やったんだあのでかいの!?」
小池「ピュッて飛んでバッ!と掴みやがった!」
若島津「……前言撤回だ。 板野の言うように、並大抵のキーパーではないようだ……。
    (忌々しい……あのスピードは俺が三角飛び・改を駆使してようやく出せるものだぞ……!)」
新田「そんな馬鹿な……(ビクトリーノのあのシュートをあんな簡単に止めるのかよ……)」
板野「(やっぱり……ミューラーは強い……。 間違いなく、強敵だ……!)」

894 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:39:59 ID:???
シュナイダー「俺に回せ、ミューラー!」
ミューラー「ふん!」

ブォオンッ!! ビュウーンッ!!

ビクトリーノ「あ、し、しまった!」

このショッキングな事態に誰もが驚きを隠せないでいる中、唯一冷静でいれたのはシュートを止めた張本人であるミューラー。
そして、ミューラーが止める事を信じ、
彼が壁を取り除くよう告げた時にもその通りにするようメンバーに言い含めたシュナイダーだけである。
ミューラーの太い腕から投げられたボールは凄まじい速度で前線にいるシュナイダーの下まで届けられ、
慌ててウルグアイメンバーも止めに向かうも、
シュナイダーはあっさりと彼らを抜き去るとGKとの一対一から華麗にドリブルゴールを決めた。

その後、試合は西ドイツの一方的な展開となった。
壁無しでの近距離からのフリーキックであっさりとゴールを阻まれた事でビクトリーノは強いショックを受け、
動きに精彩を欠き全くいいところがなかったのだ。
そのウルグアイを相手に西ドイツは容赦なく攻め続け、後半に入ってからはマーガスのヘディングで4点目。
5点目はシュナイダーを囮としたカルツの一対一からのドリブルゴール。
とどめにはシュナイダーのファイヤーショットで6点目。

終わってみれば6−1、圧勝と言う以外に他ないスコアを叩き出し、こうして西ドイツ対ウルグアイの試合は終わったのである。

895 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:41:02 ID:???
大会得点王ランキング

10ゴール シュナイダー
5ゴール ビクトリーノ
4ゴール 板野、ナポレオン
3ゴール ストラット、マーガス
2ゴール ディアス
1ゴール 岬、政夫、反町、カルツ、ランピオン

大会アシスト王ランキング

5アシスト マーガス
2アシスト 岬、ピエール、ランピオン
1アシスト 松山、三杉、次藤、和夫、沢田、バンビーノ

896 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:42:21 ID:???
実況「試合終了〜っ! なんという事でしょうか、西ドイツ! ウルグアイに圧勝!!
   一時は同点の危機かと思われた場面もありましたが、途中出場のミューラーくんが見事なファインセーブ!
   その後も堅守を見せ1点も許さなければ、西ドイツ自慢の攻撃陣が怒涛の勢いで追加点を重ね、なんと6得点!
   キャプテンのシュナイダーくんは4得点を上げ、これで2桁! 大会通して10得点の大活躍です!!
   これは大会得点王の座はほぼ手中に入れたと言っていいのではないでしょうか!?
   優勝+得点王+MVP、三冠王に向け皇帝シュナイダーくん正に驀進中です!!」

ワーワー! ワーワー!!

観客「すげぇ……こりゃ西ドイツが優勝だ」「シュナイダーがいて負ける所が想像できない!」
  「強いて言うなら点の取り合いならって所だろうが、あのキーパーがいちゃな……」「中盤も盤石だ!隙が無い!!」

この圧倒的な強さでウルグアイを下した西ドイツを見て、観客たちの多くは改めて戦慄をした。
攻撃力、支配力、そして守備力。全てにおいて彼らは一流と呼べるレベルにある。
ウルグアイという強国を大差で下したこのチームこそが、優勝を手中に収めるのだろうと予感めいた思いを抱いていたのだ。

シュナイダー「(見たかい父さん母さん。 マリーお兄ちゃん凄いだろう、10得点だぞ。
        でもまだまだこんな事で満足はしないからな。 優勝、得点王、MVP。
        全部取って世界一のお兄ちゃんになってみせるからな。 マリーの自慢のお兄ちゃんは世界一になるんだ。
        なれたらほっぺにちゅってしてくれてもいいんだぞ。 ハグもしてくれていいんだぞ。
        ああ、マリー。 見ていてくれたかいマリー?)」

因みに観客たちがそのような思いにいた頃、シュナイダーは1人フィールドで西ドイツにいるマリーに思いを馳せていた。
当のマリーは両親をどうにか誘い、『ランピオンにあわよくば会う為』にフランスに渡ろうとしているという事を、
この時の彼はまだ知らない。

897 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:43:31 ID:???
松山「改めて見ると、西ドイツはやはり強いな……」
中里「唯一の弱点であった守備力も、あのGKが出てきた事によって消えたと言って差し支えなかろう」
若林「……デューター=ミューラー。 なるほど、思い出したぞ」
高杉「若林さん、知ってるんですか?」

そして、全日本Jrユースの面々もこの結果を受けて西ドイツの脅威について再認識する中。
普段は寡黙な若林が不意に口を開いた事で周囲の視線はそちらに向けられた。

若林「当時は眉唾物の噂だと思っていたんだが……以前、聞いた事がある。
   西ドイツには幻のゴールキーパーがいて、そいつは普段山で修行をし一切姿を見せないという。
   だが、その山のふもとであるプロのチームが練習を行っていた時、
   レクリエーションとしてその麓の村とミニゲームをする際にそのキーパーが参加をしたんだ。

   結果、最初は遊び半分でプレイをしていたプロたちも途中からは本気で攻め立てる程のセービングを見せ、
   しかし結局1点も取れなかったキーパーがいるという」
滝「も、もしかしてそれが……」
若林「俺の記憶が確かならば、そのキーパーの名がデューター=ミューラーだった筈だ」

若林の口から放たれた言葉は、とてつもなく現実離れをした話である。
幻のキーパーという単語だけでも胡散臭いというのに、普段は山に籠っているだの、プロを相手に零封しただの、
とてもではないが信じられるものではない。
実際、若林自身もそれを信じていた訳ではないのだ。だが、思い出してしまった。
あのミューラーのプレイを見た後では、常人離れした普段の生活もプロを相手に零封をしたという事も頷けてしまうのである。

898 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:44:36 ID:???
政夫「(俺達のスカイラブが通じるか? いや、自信を持つんだ。 ヘルナンデス相手にも通じたんだ!)」
新田「(俺に出番はあるんだろうか……折角板野さんに面倒を見て貰ったのに、このまま終わるのは嫌だけど……)」
反町「(あれだけの巨体、俺のトクシックインパクトで狙いをブレさせれば……無理かなぁ。 速かったもんなぁ、あいつ)」
来生「(まぁ俺なら余裕余裕。 それより今日の試合はそろそろ俺の出番来るよな?)」
板野「(ミューラーから点を奪えるのは恐らく本当に限られた人だけだろうな。 間違いなく、俺の出来が勝敗に直結する)」

この時、若林の言葉を聞きながら全日本の名だたるストライカーたちは思い思いに感想を抱いた。
自分ならばどうゴールするか、果たして自分がゴール出来るのか、そもそも自分に出番はあるのか。
迷いは尽きず、簡単に答えは出せないが、今はその答えを探す時間ではない。

見上「西ドイツ対策はそこまでにしておけ。 まずは今日の試合、フランス戦の事を考えろ。
   さぁ、ミーティングに向かうぞ」
全日本メンバー「「「はいっ!!!」」」

西ドイツ対ウルグアイの試合が終わり、続いて第二試合。
全日本対フランスの試合の開始時刻が、刻一刻と近づいていたのである。

899 :森末(仮):2015/04/05(日) 01:45:43 ID:???
>>890
乙ありです。

判定はありませんが、本日は一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

900 :森崎名無しさん:2015/04/05(日) 01:46:42 ID:???
乙です。ランピオンの死亡フラグが着々と進んでるwやはり地獄兄弟

901 :森崎名無しさん:2015/04/05(日) 10:13:01 ID:???
ラモーン「もうだめだ…おしまいだぁ…!」

902 :森末(仮):2015/04/06(月) 02:07:30 ID:???
西ドイツとウルグアイに入れ替わるように控室へと向かった全日本Jrユースは、
いつも通り見上の第一声からミーティングに入った。

見上「よし、みんなきけ。
   ではこれより今日のスターティングメンバーを発表する。 フォーメーションは3−4−3だ。
   まずFW。 左に板野、右に新田、右ウイングに滝!」
板野「はい!」
新田「!! は、はいっ!!(スタメン! とうとうスタメンに選ばれた!!)」
滝「はい(出番が来たか……それにしても来生は使われないのか?)」

まず見上は今日のフランス戦におけるスターティングメンバーを発表。
FWの部分が告げられた所でレギュラーは確定的であり、かつ事前に監督と話をしていた板野は淡々と発表を聞くだけだったが、
野心に燃え出番を求めていた新田は必要以上に気合の入った返事をし、
滝は自身の起用を喜びながらも選ばれなかった来生に一抹の不安を抱く。

来生「(ふふ〜ん、なるほど、今日も俺は温存策か。 まあ秘密兵器だしな)」
滝「(……あの顔は全く危機感を覚えてねー顔だな)」

なお、その際ちらりと来生に視線を向ければ彼は能天気に鼻をほじっており、滝は呆れかえったという。

見上「次にMF。 OMFは左に松山、右に岬。 DMFは左に山森、右に井沢だ」
松山「はい(ボックス型か。 山森の守備力は不安だが井沢とのダブルボランチなら安心だな)」
岬「はい(ピエールやナポレオンと極力マッチアップをしていい勝負を繰り広げたいね。 その方が後々便利だし)」
山森「は……はい!(俺がスタメン? 夢じゃないのか……)」
井沢「はい!(よし、スタメンに選ばれた。 今日も必要とされる仕事をこなして見せる)」

903 :森末(仮):2015/04/06(月) 02:09:00 ID:???
次に発表されたMFの中では、唯一スタメン級とは言えない山森の起用に山森自身が驚いていた。
しかし、多くの者達は松山・中山というそれぞれ本職がOMFとDFである彼ら以外がボランチをするのならば、
井沢の他には適正的に考えて山森以外にいないと考えていた為にさしたる驚きは無かったという。

見上「DFは中央に寄せ、それぞれ左から早田、中山、次藤とする」
早田「へい(3バックか。 この形だとサイドの守備がかなり弱いがいいのか?)」
次藤「タイ(イタリア戦じゃ土台役くらいしか出来んかったばってん、今日の試合こそは活躍せんとな)」
中山「はい(頂点まであと2つだ……)」

DF陣については、殆どレギュラーが確定している者達がいる為に特に大きな反応は無かった。
何より、次に発表されるポジションが誰に決まるかという方に注目が集まっていたのもある。

見上「最後にGKは……」
若島津「…………」
若林「…………」
見上「若島津だ」
若島津「! はいっ!!」
若林「…………(何故だ。 あのアルゼンチン戦の失点が悪かったとでもいうのか?
   それとも、まさか見上さんはこの俺が若島津にすら劣っていると言うつもりなのか!?
   キャプテンとして云々ではない、GKとしてすら……劣っていると言うのか!?)」

そして発表されたGK――今日の試合ゴールマウスを守るのは、若島津健であった。
見上の発表を受けて若島津は声は荒立てず……しかし、芯のしっかり通った声で返事をし、
逆に若林は拳を強く握りしめながら、かつての恩師である見上に複雑な感情の籠った視線を向けた。

だが、その若林の視線を知ってか知らずか、見上はあくまでも無表情のまま戦術の説明に取り掛かる。

904 :森末(仮):2015/04/06(月) 02:10:09 ID:???
見上「見ての通り、フォーメーションはサイドがやや空いている緩いものとなっている。
   だがフランスにはサイドアタックは無い、相手の攻撃の駒で注意をすべきはピエールとナポレオンだけだ」
中山「ですが流石にがら空きのサイドを突いてこないという真似も相手はしてこないのでは……?」
見上「無論、一度や二度はあるかもしれん。 その場合には多少距離が遠くとも、プレスをかけに行け。
   少し攻め込まれるかもしれんが、確実に潰せばいい」
山森「(距離が多少遠くてもか……走り回るだけなら、体力なら松山さん達にだって負ける気はしない!)」
板野「(フランスのサイドハーフとかが突破してきてくれれば中盤の誰かが奪いに行けば取れるだろうって事か……)」

やはり気にかかるのはあまりにサイドを開けすぎたフォーメーションであり、中山はそれについて言及をしたが、
見上はさしたる脅威ではないと言い含めた上で万一にも突破を図ってきたならば中盤で止める方針を示した。

見上「早田、お前はピエールかナポレオンが攻め込んできた場合はPA内を飛び出してチェックに向かえ。
   必ず迎え撃つ際は前目で止めるように」
早田「はぁ……」
見上「次藤はいつも通り、壁となれ。 中山、お前については指示は出さん。
   早田と共に前に出てプレスをかける、次藤と共に後方でシュートを防ぐ壁となる。 どちらでも構わん、臨機応変に動け」
次藤「はい(ナポレオンとかいう奴のシュートは板野のに比べりゃ可愛いもんタイ。
   ばってん……それすら止めれんかったら、何しにヨーロッパまで来たのかわからんな)」
中山「はい(前に出て、か。 今日はやけに強調するな……何か理由でもあるんだろうか?)」

見上「井沢、お前の位置は早田、松山、岬と周囲にタックル、パスカット共に卓越した選手がいる。
   上手く連携をし、一つでも多くボールを刈り取れ」
井沢「……はい(サポート役かよ! くそっ、ボランチとしてもそこまで高い評価を受けている訳じゃないのか……!!)」
見上「山森、お前は走り回れ、ルーズボールは全て自分が拾うつもりで動くんだ。 ボールを奪ったら得意とするパスで出せ。
   攻撃と守備、その切り替え役を務めろ」
山森「は、はい!(それなら俺の得意分野だ。 よし、やってやるぞ!!)」

905 :森末(仮):2015/04/06(月) 02:11:25 ID:???
見上「岬、滝、今日の試合の攻撃はお前たちに懸かっていると言っても差支えない。
   基本的にはパスワークを中心としてフランスを攻め立て、上手くチャンスをおぜん立てしろ」
岬「はい(パスワークを中心、か。 さっきの早田への注意といい、伊達に欧州研修をしてないようだね)」
滝「はい(パスワーク、か。 岬との連携とかを考えるなら少し下がり目の方がいいか?)」

見上「板野、新田、松山。 お前たちに求めるものはミドルシュートだ。
   板野はいつも通りでいいとして、松山もFWのつもりで積極的に狙って行け」
板野「はい!(アモロ相手なら弾丸シュートでも入るかな?)」
新田「はいっ!!(よし、ガンガン狙って今度こそ点を取るぞ!)」
松山「はい(FWのつもりで、か……。 板野との連携も上手く活用したいな)」

見上「若島津、ナポレオンのキャノンシュートについてはお前なら問題なく止められる筈だ。
   ただしくれぐれもペース配分だけは間違えるな」
若島津「オス(立て続けに打たれては流石の俺も敵わんからな……)」

こうして改めて戦術を説明した所で見上は一度口を閉じた。
冷静に己の役割を認識する者、ようやく来た出番に奮起する者、不安を抱きながらも前を見据える者。
様々な思いをする彼らを見やりながら、見上は咳払いをすると再びその口を開く。

見上「では最後に1つだけ言っておく。 今日の試合、くれぐれも審判に対し抗議はするな」
全日本メンバー「え?」「ん?」「(どういう意味だ?)」

この見上の言葉を聞き、多くの者達は首を傾げた。
審判に対する抗議というのはご法度だというのは往々にしてある認識である。
それは全日本メンバーも重々承知しており、何故今更になってそのような事を強調するのかと疑問を持つのは当然だった。
だが、見上はこの反応を見て納得しなかったのか改めて一同に告げる。

906 :森末(仮):2015/04/06(月) 02:12:42 ID:???
見上「今日の試合、対戦相手は地元開催国のフランス。 そして決勝進出がかかった重要な準決勝という舞台だ。
   完全なるアウェーで戦うという事がどういう事か、日本という国で育ったお前たちでは今はまだ理解出来んだろう。
   よってもう一度だけ言う。 抗議は絶対にするな、これだけは守れ。 いいな?」

念を押すように、再三に渡り注意を促す見上に一同は訳がわからなくとも首を縦に振るしかなかった。
この時、見上の真意を知れたのは4人。

板野「(カードを貰わないようにしないと……誰かが抗議しそうになったら、それを抑えるのも俺の役目だ)」

本編、原作でのフランス戦を読み、知識としてアウェーで戦うむずかしさを知っていた板野。

岬「(言葉で言われてもわからないからね、あれは。 実際に見て、体験するしかないだろうな)」
若林「(……なるほどな、見上さんの言葉の意味はわかった。
    しかし、それを知っている俺を外してまで若島津を起用したかったのか、見上さん……)」

このフランスの地で過ごし、サッカーの汚い部分も多く見てきた岬と、
同じく西ドイツというプロリーグのある国で過ごしてきた若林。

三杉「(ホームタウンディシジョン……間違いなく地元びいきの判定はあると見ていいだろうね)」

海外のサッカーに関する情報にも精通をしていた三杉だけである。

見上「……言うべき事は全て言った。 さぁ、行ってこい。
   ここはまだ準決勝、明日フィールドに立つ為にも勝ってこい!」
全日本メンバー「「「はい!!!」」」

907 :森末(仮):2015/04/06(月) 02:13:43 ID:???
>>900
乙ありです。ヘルナンデスと違ってランピオンにその気はなさそうですが、どうなるかはちょっと未定ですね。

本日も判定はありませんがここで区切らせていただきます。それでは。

908 :森崎名無しさん:2015/04/06(月) 08:23:17 ID:???
おつです。滝ママ、馬鹿息子に呆れかえる。

909 :森末(仮):2015/04/07(火) 01:37:15 ID:???
ワーワー! ワーワー!!

実況「さぁ本日の第二試合、我らがフランスJrユースと全日本Jrユースの試合開始時間が刻一刻と近づいて参りました!
   両チームの選手が、今、入場しています!」

観客「頼むぞピエール! 今日勝って決勝進出だ!!」「ナポレオン、お前のキャノンシュートでニホンを蜂の巣にしてやれ!!」
  「絶対に勝つんだぞ!!」「ニホンに負けるんじゃないぞー!!」

両チームのメンバーがフィールドに現れた瞬間、全方位から浴びせられる観客たちの声。
それらのほぼ全てはフランス人の、フランス人による、フランスを応援する歓声であり、
行進をするフランスメンバーは誇らしげに―― 一部はプレッシャーによるものかおどおどとした様子で歩いていた。

響「う、うわ……なんだか凄い空気だぞ」
真「予選リーグの時も凄かったけど、今日はそれ以上に熱狂してるね」
プロデューサー「それだけあちらさんも必死だってこと。 こりゃいよいよきな臭くなってきやがったぜ……」

一方、この異様な空気に飲みこまれたのは観客席で応援していたアイドル達である。
無理もない事だが、日本のサッカー界ではまず味わえないようなこの空気に彼女たちは圧倒され、
普段は明るく日本を応援していた響ですら二の足を踏みそうになる程であった。

響「う、う〜! でも自分は日本を応援するんだぞ! 頑張れ、ニッポン!!」
プロデューサー「(変なのに絡まれんようによく見ておかねぇとな。 まいったねぇ、こんな事まで仕事なんて聞いてないぜ)」

910 :森末(仮):2015/04/07(火) 01:38:23 ID:???
こうして双方のサポーターたちが見守る一方で、どちらを応援するでもなく観客席にいた者達もいる。
既に決勝進出への切符を掴みとった西ドイツの選手陣。
敗退が決まりながらも後学の為にと残り観戦に訪れていた他国の者達。
そして、招かれざる客である。

マーガス「フランスとニホンか……どちらが上がってきた方がやりやすいかな」
シェスター「俺はニホンが上がってきてくれた方が嬉しいな! ニンジャと戦う事が出来る!!」
カルツ「お前はそれしかないのかい。 だがまぁ……試合の展開について予想しやすいのはニホンだ。
    そういう意味じゃニホンが上がってきた方がやりやすくはあるかなぁ」
シュナイダー「(今日もワカシマヅが出ているな……くれぐれもカードを貰うような真似はするなよ)」

ヘルナンデス「純粋な実力で考えるならば、ニホンがフランスに後れを取る事は無い。
       それこそ大差をつけて勝利する事も可能だろうが……」
ストラット「そう簡単には行かないだろうな」
ジェンティーレ「(こんな所で負けるんじゃないぞ、イタノ。 そうでなければ俺達の敗北も無意味なものとなるのだからな)」

ディアス「(ま、なんだかんだでニホンが勝つだろうな。 どれだけ判定をフランス寄りにしたところで覆せる差じゃない。
      問題はニホンがカードを貰うかどうかだ。 ここで食らうと明日が辛くなるぜ)」

翼「凄い熱気だなぁ、ああ、俺も早くこの舞台でプレーをしたいよ」
森崎「(ケッ、お前はこの試合出場停止だったじゃねーか。 って、また若島津が出てるのかよ!?
    やっぱ若林はどこまで行っても若林だな……)」

911 :森末(仮):2015/04/07(火) 01:39:48 ID:???
敵と味方、そしてそれらとはまた違う第三者。
様々な者達が様々な思惑を胸にして試合を心待ちにする中、その当事者たちはどうしていたか。

山森「うう……す、凄い怒号。 これ全部、敵なんだよな……」
新田「き、気にするな山森! 野次なんていちいち気にしてたらキリがないぞ!」
松山「そそそそそうだぞ、山森! こういう時は手の平に人という字を書いてだな……」
滝「(松山が1番緊張してるんじゃねーか? まあ、試合が始まればちゃんとプレイに集中してくれるだろうけどさ……)」

この試合が今大会初めての出場、しかもスタメンという事もあってか山森は極度に緊張。
よりにもよって完全アウェーの空気の中での出場の為に行進の動作もぎこちなく、
小学生時代からの盟友である新田は自身も緊張しながら励まし、松山もやはりガクガクに震えながら山森にアドバイスを送る。

早田「へへへ、この歓声が全部悲鳴に変わったら気持ちいいだろうなぁ」
次藤「それでこそびっしゃぎがいがあるってもんタイ」
井沢「(相手の要はナポレオンとピエール。 そいつらを止めてブーイングをされるなら、むしろ本望だぜ)」

逆にこのフランスサポーター達の声を聞いて笑みを浮かべていたのは、元来好戦的である早田や次藤である。
彼らはこの空気に緊張をするではなく、むしろ楽しむ余裕すらあった。
それはボランチにコンバートをし、結果を求める井沢にしても同様である。

中山「(ピエールか……見た限りディアスとは違うタイプのMFだな。
    是非とも対戦してみたい相手だが、あいつは守備を重視する傾向にあるようだし機会はあるか?)」
若島津「(今日の試合も無失点だ。 そして明日の試合も無失点を貫き、俺こそがNo.1キーパーである事を証明してみせる)」

そもそも観客たちの声に一切感心の無い者達もいる。
純粋に強い相手と戦いたいと闘志を燃やす中山と、己の力を示す事にしか興味の無い若島津。
周囲に対する性格こそ違う彼らだが、根の部分ではある意味似た者同士だったのかもしれない。

912 :森末(仮):2015/04/07(火) 01:40:59 ID:???
そして、板野と岬はといえば……。

ナポレオン「はい、今日も頑張ります! 応援よろしくおねがいしま〜す!! ほらキャプテン、手を振って!」
ピエール「う、うん……」
ボッシ「(ピエール、すまん……俺達にはもうどうする事も出来ない……)」

板野「(ひ、ひぇ〜っ! やっぱりナポレオンが気持ち悪い! やだやだこんなの俺の知ってるナポレオンじゃないよー!!)」
岬「(どうしたんだろう、ピエール。 やっぱり顔色が悪いな……)」

共に行進をする対戦相手であるフランスの様子をつぶさに観察し、板野はぞわぞわと鳥肌が立つのを感じ、岬は首を傾げていた。
彼らとしてはこれから戦うフランスと出来るだけ交流をしたいと考えての観察だったのだが、
岬からしてみれば些か様子がおかしいピエールたちに声をかけるのは少々躊躇われ。
また、板野にしてもここで声をかけてはナポレオンにまた絡まれるかもしれないと多分的中するであろう不安に駆られてしまう。

因みに、フランスのキャプテンピエールも改めて岬や板野と話してみたいという気持ちはあったが、
ナポレオンに声をかけられてその対応でいっぱいいっぱいだった為そこまで気が回らなかったという。

板野「(う、うーん、どうしよう……何か声をかけた方がいいだろうか?
    でもやっぱりナポレオンが怖いような……っていうかナポレオン、他のチームメイトからも距離置かれてるな。
    無理ないよ。 さて、ここは……)」

A.「ピエール、改めて今日はよろしくね!」 無難にピエールに挨拶する
B.「凄い歓声だね岬、これじゃ試合中の指示も通りにくいんじゃないか?」 岬と相談をする
C.「凄い歓声だねナポレオン、羨ましいよ」 あえてナポレオンに声をかけてみる
D.「(そんな事より我那覇さん達を探してみよう)」 観客席にいる響達を探す
E.「(下手に触らない方がいいな。 ここはスルーだ)」 マグナムスルーだ!
F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

913 :森末(仮):2015/04/07(火) 01:42:01 ID:???
>>908
乙ありです。

本日も短いですが一旦ここで区切らせていただきます。それでは。

914 :森崎名無しさん:2015/04/07(火) 01:47:58 ID:ukIN0L7U
C 藪を突くぜェ

915 :森崎名無しさん:2015/04/07(火) 02:03:33 ID:Nd2EEjqI
A

916 :森崎名無しさん:2015/04/07(火) 02:06:30 ID:Fqs2WiGg
D


917 :森崎名無しさん:2015/04/07(火) 02:11:45 ID:7wLGjpog
D

918 :森末(仮):2015/04/10(金) 00:02:34 ID:???
どうも。今日までちょっと所要で夜いなかったので更新出来ませんでした。
今日もちょっと疲れましたので、更新はお休みさせていただきます。
それでは。

919 :森崎名無しさん:2015/04/10(金) 00:04:13 ID:???
おやすみ乙〜

920 :森崎名無しさん:2015/04/10(金) 21:29:13 ID:???
>ジェンティーレ「(こんな所で負けるんじゃないぞ、イタノ。 そうでなければ俺達の敗北も無意味なものとなるのだからな)」
ジェンティーレがツンデレすぎるw

921 :森崎名無しさん:2015/04/10(金) 23:37:27 ID:???
ジェンティーレ「勘違いするな、イタノ。
        俺はお前を応援しているわけじゃない。
        お前を倒すのはこの俺だからな!


922 :森崎名無しさん:2015/04/10(金) 23:44:31 ID:???
地獄の超新星 改め 地獄のツンデレ

923 :森崎名無しさん:2015/04/11(土) 23:45:24 ID:???
最早デレる前のべジータにしかみえない

924 :森崎名無しさん:2015/04/15(水) 06:36:49 ID:0iXW066+
いっち乙

925 :森崎名無しさん:2015/04/18(土) 08:14:29 ID:???
生存報告も1週間ないけど森末さん大丈夫かな?

926 :森崎名無しさん:2015/04/18(土) 08:25:17 ID:???
>925
一々プレッシャーをかけるんじゃない。そもそもリアル事情もあるだろうし
気が向いたときにふらっと投稿してくれる位で十分楽しめるでしょ。

927 :森崎名無しさん:2015/04/18(土) 10:01:09 ID:???
>>926
スレ主を心配してるのをプレッシャー扱いに見える君の事も心配だよ


928 :森崎名無しさん:2015/07/21(火) 15:33:57 ID:???
(こんな所で負けるんじゃないぞ、森末(仮)。 そうでなければ俺達の敗北も無意味なものとなるのだからな)

929 :森崎名無しさん:2015/12/14(月) 05:04:18 ID:???
D.「(そんな事より我那覇さん達を探してみよう)」 観客席にいる響達を探す

板野「

402KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail(省略可)

0ch BBS 2007-01-24