キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【最初の関門?】キャプテン霊夢33【いいえ練習台】
1 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/06/16(金) 16:49:45 ID:???
このスレは東方Projectの主人公・霊夢がお賽銭増加の為の
信仰獲得を目指して、奮闘するスレです。
現在は、フランス国際JrユースにマリオとヨッシーFCとして
参加を決めて、外の世界に移動したところまで進んでいます。
東方Project(東方サッカー)とキャプテン森崎とのクロスオーバー作品です。
読者の皆様に引いて頂いたカードや、投票して頂いた選択肢に従い、物語が展開します。
文章を書くのは初めてなのでお見苦しい部分や誤字・脱字等あると思いますが、
皆様のお時間潰しと、森崎板の活性化のお役に立てれば幸いです。
前スレ
【外の世界は】キャプテン霊夢32【どんなとこ?】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1496395849/
【前スレの簡単なあらすじ】
霊夢「自動車怖い」
ナズーリン「ご主人と二人だった時を思い出すな」
希「あのくらいの速度、私だって!」
陽子「便利屋扱いだけどようやく登場!」
心「空ちゃんのシュート初めて止められました!特訓も依頼!」
焔「久しぶりにシュートでK出したよ!」
てゐ「え?何で私誘われてるの?」
鈴仙・鼎「「(´・ω・`)ショボーン 」」
永琳「開始早々JOKER出させて貰ったわよ」
響子「JOKER2回で大分成長出来ました!Yahoo!!」
ウサギA「私のJOKERだよねそれ!」
リリーW「私も出ましたよ〜!」
レミリア「何故私のだけは無効なんだ……」
咲夜「タックルが通じないわね……」
ウサギC「ようやく名前貰えた!でもキャラが薄い気がする!」
ウサギB「がんばー」
985 :
森崎名無しさん
:2017/06/28(水) 23:37:28 ID:???
この感じだとシュナが頑張って点がそう取れないまでも、シュート打ちまくって森崎を下ろして島津を本編以上にフルボッコにした感じか
986 :
森崎名無しさん
:2017/06/28(水) 23:41:12 ID:???
翼が何かやらかして森崎が後半試合出れなかったとか。
987 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/07/08(土) 14:13:23 ID:???
途中まで投下。続きは書き上がり次第投下します。
(幕間:若林との再会 in 西ドイツ)
つま恋での合宿を終え、練習試合も全て圧勝で終えた全日本Jrユースは
意気揚々といった具合に西ドイツ、ハンブルグへと乗り込む。
サッカーコートだけで15面という豪華な練習場に驚愕している中、一人の男が姿を現す。
若林「その通りだ、皆」
井沢「えっ!」
滝「わっ…若林さん!」
石崎「おう若林!」
その男の名はハンブルグの正GK、若林源三。かつて日本で修哲小を率いて全国を制覇した
ゴールキーパーであり、小学生の時は日本最高のゴールキーパーとも呼ばれていた。
小学生の時に西ドイツに留学し、今ではこうして強豪チームの正GKを獲得している。
修哲トリオや高杉、石崎と言った面々が再開を喜ぶ中、森崎の姿を見つけた若林が
それまでの穏やかな様子を一変させて森崎をにらみつける。
若林「皆も元気そうだな…特に森崎。この日を待っていた…会いたかったぜ…!」
トレードマークの帽子から覗く瞳は凄まじいまでの恨みと殺気に満ち満ちていた。
若林は小学生の時の県大会終了後、森崎相手に4対1で喧嘩を売って返り討ちに遭った、
という過去があり、それが原因で西ドイツに逃げるような格好で留学した。
それ以降、彼は森崎の事を恨みに思っていたのだ。
988 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/07/08(土) 14:14:33 ID:???
しかし、森崎の返答は彼が全く想定していないものだった。
森崎「……すまん、誰だっけ君?」
若林「……ハァ!?」
申し訳なさそうな素振りで放たれた森崎の言葉に驚愕し、硬直する若林。
こちらは4年間一度たりとも忘れた事がないくらいには屈辱に思っていたのに、
相手にとっては完全に過去の出来事となっていたのだ。
井沢「も、森崎!若林さんだぞ!」
森崎「だから誰だよ、若林って……皆、知ってるか?」
実のところ、森崎は本当は若林の事を覚えていたがいかにも本当に知らない、
という振りをして他のメンバーを振り返る。
早田「知らね〜よ」
次籐「知らんとね」
松山「俺も知らない」
山森「知りませんよ」
立花兄弟「「同じく」」
新田「誰っスか?」
佐野「知らないです」
沢田「何か覚えがある様な…」
若島津「初対面だぞ」
反町「聞いた事も無い」
日向「知らんな」
そして他の面々は本当に若林の事を知らないので当然このような反応になる。
ここまでは森崎も想定通りであり心の中でほくそ笑んでいたが、
ある男の返答だけは森崎にも想定外だった。
989 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/07/08(土) 14:16:04 ID:???
翼「……ごめん、俺も知らないや」
森崎「(は?)」
若林「おい、ちょっと待て、翼!?いくらなんでもお前は覚えてるだろ!?
同じチームで試合もしてるんだぞ!?」
翼「え、そうだったっけ……。ごめん、本当に覚えてないや。
霊夢の事ならプレイの1つ1つまで思い出せるんだけど……」
滝「(あー……)」
井沢「(今のこいつならありえるかも……)」
森崎「(……おいおい、俺のは一応フリだがこいつ本気で忘れてないか?)」
自分で振っておきながら、流石に若林に若干同情してしまう森崎。
翼が幻想郷での出来事により霊夢に執着しているのは今や全日本のメンバーに
とっては周知の事実である。以前にも若林の事を聞かれた際に忘れていた感じが
あった為、若林以外のメンバーはこの状況にそこまで驚いてはいなかった。
若林「そ、そんな……皆マジで俺の事を覚えてないのか……翼まで……」
歳月の残酷さに愕然とし、がっくりと膝をついてしまう若林。
そして更に悲惨な事に三杉が未だ幻想郷で治療中だった事もあり、
この場で彼のフォローをしてくれる人間はいなかった。
その後、「と、とにかく!俺は西ドイツで強くなった!お前達に勝ち目は100%無いぜ!」
と強引に話題を変える若林だったが、「ふ〜ん……」と反応はイマイチだった。
ほとんど誰も若林の事を知らない状況では仕方がない。
見上「(……頭痛のタネが多すぎる。片桐君がいないだけでも面倒事が増えているのに)」
990 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/07/24(月) 20:48:27 ID:???
そしていよいよ全日本Jrユース対ハンブルグの試合が始まる。
最初のチャンスを掴んだのは全日本Jrユースだった。
というよりも、ハンブルグのメンバーが全体的に動きに精彩を欠いており、
序盤は一方的に全日本Jrユースが攻めたてる展開となる。
日向「挨拶代わりだ、喰らいやがれ俺のタイガーショットぉおおお!!」
バゴォオオオオオオン!!!
若林「――!」
バッ!ガシィイ!!!
日向「……ちっ!」
沢田「ひゅ、日向さんのタイガーショットが完璧にキャッチされた!」
若林「ふふふ……(俺の力を皆に見せつける為にはまだ足りないな)どうした、これで終わりか?」
翼「いけぇ!俺のドライブシュート!」
バシュウウウ!!!
ギュオオオオオオ!!!グウウウウン!!!
若林「甘いぞ、翼!どんなシュートだろうがPAの外からのシュートは許さん!」
ガシィイイイ!!!
翼「くっ!」
991 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/07/24(月) 20:49:46 ID:???
松山「す、凄い……翼と日向のシュートを両方完璧に止めた」
来生「すげぇ!流石若林さん!」
滝「昔よりも更に凄くなってる……」
井沢「やっぱり若林さんはすげぇ……」
山森「これが、西ドイツNo1のクラブチームの正GK……」
次藤「ばりごっつかGKタイ!」
早田「ドライブシュートをああも完璧に……」
森崎「(ちっ、たかだかロングシュート2本止められたくらいで騒いでるんじゃねーよ。
こっちはあのシュナイダーって奴をどうするかで悩んでるっつうのに……。
あー、くそ、せめて中山がいてくれればもうちょっと楽なんだが)」
金髪の少年「ゲンゾー・ワカバヤシ……確かに中々のGKだが、あれなら俺の方が上だな」
試合開始早々、PA外からとは言え日向のタイガーショットと翼のドライブシュート
を両方完璧にキャッチした若林に観客や全日本の他のメンバーから感嘆の声があがる。
日向「……」
翼「……」
……だが、誰が予想出来ただろうか。
この試合の若林の活躍が、ここで終わってしまうという事など。
992 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/07/24(月) 20:51:34 ID:???
ハンブルグメンバーの動きは相変わらず鈍く、全日本Jrユースがあっさりボールカットに成功。
そしてボールは再び良い位置で日向へと渡る。日向は獰猛な笑みを浮かべてシュート体勢に入る。
日向「俺のこのシュートの実験台だ……喰らえ、ネオタイガーショットぉおおお!!!」
ブワァゴォオオオオオン!!!!
若林「(な、さっきのシュートとは威力が全く違う!?)く、くそっ!」
ガシィッ!ギュルルルルる……バチィイイイ!!!
若林「ぐわっ!?」
ズサァアアア!!!
ギュルギュル……ブチィイ!!!
ピィッピィーーーーーー!!!
日向「くっくっく……どうした?PA外からのシュートは許さないんじゃなかったのか?」
若林「そ、そんな……俺がPAの外から決められた……?」
翼「(やるな日向君……次は俺があのシュートを見せる番だ)」
カルツ「(ワカヤバシが早々に失点したのはまぁ予想の範疇だが……PA外から決められるか。
あの9番のシュート、下手すりゃシュナイダーちゃんのファイヤーショットよりも
上なんじゃないのか!?)」
前半4分、日向の新必殺シュートにより全日本Jrユースが早くも1点を先制する。
しかし、これは全日本の波状攻撃の幕開けにしか過ぎなかった。
993 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:30:32 ID:???
1点を先制されたハンブルグだったがこれは彼らにとって動揺するレベルではなかった。
元々前半5分が過ぎるまでは若林から好きに攻めさせろと言われていた事もあり、
むしろこの失点こそが試合開始の合図と言っても良かったのだ。
シュナイダー「 F I R E !」
ブワァゴォオオオオン!!
森崎「――!」
バッ!バチィイイイ!!!
シュナイダー「……!やるな、ユーザー・モリサキ!」
手始めに、とばかりに中央突破したシュナイダーのファイヤーショットが炸裂するが、
これは森崎のファインセーブにより何とか失点を防ぐ。
カルツ「な、シュナイダーちゃんのファイヤーショットを初見で止めた!?」
若林「う、嘘だろ……。何で森崎がファイヤーショットを止められるんだ……」
森崎「(あ、危ねえ……今のは何とか止められたが、次は分からねえな)」
いつもなら止めた事を高らかに誇る森崎だったが、試合前に中里から渡された巻物で見た
シュナイダーの能力の高さに戦慄しており、安堵の気持ちの方が強かった。
それでも「撃てば決まる」と言われていたと言われていたシュナイダーのファイヤーショットを
止めた事はハンブルグJrユースのメンバーに強い動揺を与える。
994 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:32:45 ID:???
その隙を、この男は逃さなかった。
翼「いけぇ、俺の新しい技……フライングドライブシュートだぁー!!!」
バゴォオオオオオオン!!!
ギュルウウウウウウウウ!!!グゥウウウウウン!!!
フライングドライブシュートは元々止めづらいドライブシュートの発展形であり、
ゴールネットの外から強烈な弧を描いて迫ってくる為にGKとしては反応が遅れてしまう。
何しろ、ゴールに突き刺さるギリギリまでセービングの範囲外にボールがあるのだ。
若林「な、なんだこのシュートは!?く、くそっ!」
バッ!
これまで見た事のない軌道を描く翼のシュートに必死に飛びつく若林だったが、
無情にもその手は届かずボールはゴールネットに突き刺さる。
ズサァアアアアアアアア!!!
ピィッピィーーーーー!!!
若林「う、嘘だろ……俺がPA外から2失点……」
翼「(……これではまだ霊夢には追いつけない。あれを早く撃てるようにしなければ……!)」
前半11分、翼の新たな必殺シュートにより全日本Jrユースがリードを2点に広げる。
995 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:34:06 ID:???
しかし、2点差になった事でついに皇帝の怒りが爆発する。
シュナイダー「 F I R E !」
バグワォオオオオオオオオオン!!
次藤「ぐわぁタイ!?」
石崎「うげぇ!?」
ドガァ!バキィッ!
森崎「くっ、くそっ!」
ダァン!!!
バチィッ!!
森崎「ぐわっ!?」
ギュルルルルルル……ブチィ!!!
ピィッピィーーーーー!!!
シュナイダー「(今のでもギリギリか……先ほどのはまぐれではないな)」
森崎「く、くそ……」
前半13分、二度目はないと言わんばかりのファイヤーショットにより
ハンブルグが2−1と一点差に詰め寄る。
996 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:36:01 ID:???
2−1と1点差に詰め寄ったハンブルグJrユースだったが試合の流れは変わらなかった。
ここまでは翼、日向、森崎の3人だけが目立っていたが、もう一人いぶし銀の活躍を見せている男がいたのだ。
松山「喰らえ、鉄砲水タックル!!!」
ズシャアアアアアアアア!!!バチィイイイイイン!!!
シュナイダー「くっ!(全日本の守りはユーザー・モリサキだけじゃない!
このヒカル・マツヤマという男も侮れない!)」
松山「(よし、いける!俺の鉄砲水タックルは世界でも通用するんだ!
翼に散々、散々付き合わされたのは、決して無駄じゃなかった!)」
ヤラ「くそ、奪い返せ!」
ブリーゲル「うおおお!!!」
松山「取られてたまるか!」
バッ!バッ!バッ!
ヤラ「う、上手い!」
松山は幻想郷にいた時から翼の練習に散々付き合わされており、
そのお陰でディフェンス能力が飛躍的に向上していた。
しかも北海道で培った粘り強いキープ力も健在であり、
奪った瞬間を狙っても中々ボールを奪い返す事が出来ない。
森崎「(松山もいつの間にか使えるようになってるな。
ただ、あいつ最近やけに翼の奴と仲が良いんだよなぁ。
まあ石崎とかと違って俺と敵対してる訳じゃないが)」
997 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:38:00 ID:???
そして3点目を決めたのは予想外としか言いようがない男だった。
来生「へへん、ちょろいね!」
クルッ!クルッ!クルッ!
ゴンゲルス「うっ!?」
ハーネス「えっ!?」
マイヤー「な、なんだこいつ!?」
若林「(お、おい、来生!まさか俺からゴールを奪うつもりじゃないだろうな!?)」
得意のルーレットでハンブルグDF陣をごぼう抜きにし、若林との1対1に持ち込む。
慌てて飛び出す若林だったが、こういった勝負において来生は理屈ではなく直感で
相手の行動を先読み出来るという他の選手にはない強みがあった。
来生「それっ!」
若林「(な、ここまで来てシュートだと!?)」
ズサァアア!!!ピィッピーーー!!!
来生「見たかぁ!俺が全日本Jrユースの点取り屋、来生哲平だぁ!」
若林「う、嘘だ……俺が来生にゴールを奪われるなんて……」
森崎「……俺にはあいつがますます分からなくなった」
前半19分、来生のワンマンショーにより全日本Jrユースが再びリードを2点に広げる。
998 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:39:01 ID:???
その後前半はお互いに攻め合うも得点には至らず3−1のまま前半を終える。
しかしこの時点で森崎の体力は既に危険な状態にあり、ハーフタイムに僅かに
回復するものの焼け石に水の状態だった。
それでも、後半開始直後に放たれたシュナイダーのファイヤーショットを
最後の意地で完璧に防いで見せ、全日本Jrユースのゴールマウスを守り抜く。
森崎「はぁ、はぁ……お前ら、いい加減追加点取ってきやがれ!」
シュナイダー「(4本撃って僅か1点……今回の勝負は俺の負けか)」
ここからのカウンターで日向のネオタイガーショットが再び炸裂し、
ついに全日本Jrユースはリードを3点に広げる。
しかし、ここで森崎は完全に体力を使い果たし、倒れ込んでしまう。
ハンブルグの猛攻相手に1失点と見事なセービングを見せるものの、
後半5分に若島津と交代する事になる。
その後のハンブルグの攻撃も松山と早田の2人によってカルツが止められてしまい、
そこから山森のパスが翼に通る。
翼「いけぇ、俺のフライングドライブシュート!!!」
若林「く、くそぉおおおおお!!!」
ズサァアアアアアア!!!!
ピィッピィーーーーーー!!!
若林「5失点……俺が5失点……?」
翼「(今程度のシュートじゃ霊夢相手には簡単に撃ちかえされてしまうな……)」
これで5−1と全日本Jrユースの4点リードとなり、完全に勝負は決したかに見えた。
999 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:40:05 ID:???
しかし、ここからハンブルグの猛反撃が始まる。
森崎だけでなく、攻めの中心である翼と日向も前半から攻め過ぎたせいか疲労の色が濃く、
更に本来はスーパーサブとしていた筈の三杉がいない為に、攻撃力が一気に落ちてしまったのだ。
加えて、同じく疲労していた筈のシュナイダーが溺愛している妹の登場により、
一気に息を吹き返してしまった。
シュナイダー「 F I R E !」
ブワゴォオオオオオオオオオオオン!!!
次藤「ぎゃータイ!?」
松山「うわぁあ!?」
早田「ぐはっ!?」
若島津「な、速い……!ぐわぁ!?」
ズサァアアアアアアアア!!!
ピィッ……ピィーーーーーーーーー!!!
シュナイダー「……お前はユーザー・モリサキに比べれば大した事はないな」
若島津「く、くそぉ……!(いつの間に森崎とこんなに差が開いてしまったんだ……!)」
その後も疲労から動きが鈍い全日本Jrユースに対し、ヨーロッパNo1チームの意地とばかりに
シュナイダーやカルツのみならず他のメンバーも奮起して攻め上がり、次々に全日本ゴールを脅かす。
後半17分には本気モードのカルツが全日本Jrユースの守備陣を全員抜き去り、飛び出した若島津の
頭上を越える芸術的なロビングシュートで2点差となり、後半24分にはシュナイダーがハットトリックと
なるヘディングシュートを決めて1点差まで迫る。
1000 :
キャプテン霊夢
◆.4VsndDQiQ
:2017/12/07(木) 22:42:16 ID:???
そして後半ロスタイムに体力の尽きたシュナイダーが倒れ込みながらもラストパスを上げ、
それをオーバーラップしてきたマイヤーが5人掛かりの守備を物ともせずにゴールにたたき込み、
正に土壇場でハンブルグJrユースが5−5の同点に追いつく。
全日本Jrユースに反撃の体力は残っておらず、試合はそのまま引き分けとなった。
見上「(あれだけリードしていながら、森崎がいなくなった途端に4失点か……。
攻撃力はともかく、DFの守備力には松山以外に課題が残るな)」
シュナイダー「(何とか引き分けには持ちこめたが内容的にはほとんど負けのようなもの……。
ユーゾー・モリサキ、この借りは大会で必ず返すぞ!)」
森崎「(あーあ、あいつら何やってんだよ。翼の奴もペース考えずに飛ばしやがるから
後半途中からほとんど動けてねえし……。まあ若島津が醜態見せたお陰で俺の
正GKはほぼ確定になったようなもんだな)」
日向「(ちっ、2得点か……体力ももう少し強化しないといけねぇな)」
翼「(早く霊夢のチームと試合がしたい……)」
※翼が『フライングドライブシュート』を取得している事が判明しました!
※翼が新必殺シュートのフラグを所持している事が判明しました!
※日向が『ネオタイガーショット』を取得している事が判明しました!
※松山の『鉄砲水タックル』が強化されている事が判明しました!
※来生の『ニュータイプ』が強化されている事が判明しました!
※シュナイダーに強化フラグが立ちました!
……と半年近く放り投げていた全日本Jrユースvsハンブルグをようやく仕上げました。
書いている途中で残りレス数が全然足りない事に気付き、最後はかなり駆け足になってしまいました。
見通しが甘く、申し訳ありません……。結果的には原作と同じく引き分けですが、試合内容は所々違ってます。
シュナイダーvs森崎はこの時点では森崎の勝利。ただシュナイダーがこのままで終わる筈もなく、
再登場の際にはパワーアップしてきます。バヤシさんは安定のバヤシさん。
(森崎、翼と日向、松山は幻想郷での経験を得てパワーアップしてます)
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