キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
430 :
キャプテン岬
◆ma4dP58NuI
:2018/06/17(日) 18:17:35 ID:QCQZ6oE6
★射出成功率 61 %
聖薇の練習時間 21 分★
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射的の練習、聖薇がいうところの射法八節の練習が始まった。矢を弓に構える弓構え、正面に静かに向き直る打起し。
矢を引き絞り発射の準備を整える会に入った後、無心となって的を見入り、矢を放つ。
ヒュッと鋭く響かせて飛ぶ。校庭の端から端、30メートルほどの距離を飛んで矢は霞的の端、あと数センチで外れるという所でささった。
続けて聖薇が二の矢をつがえる。振る舞いに少しの乱れもつかえも見られなかったが、今度はかすりもせずに外してしまった。
その後も彼女は矢を射続けたが、真ん中には一度も当たらず、的の淵をかすめたのを含めて6割くらいしか当たらなかった。
彼女の顔は厳しくなる。何とかして真ん中に当てようという執念がこもっているようだが、
矢を構えた途端、体がグラリと揺らいだ。かろうじて踏みとどまったがもはや限界だろう。
岬「もうダメもうダメ、やっぱり限界だよ今日はやめよう」
聖薇「まだ大丈夫です。せめて一度中央に当てないと」
岬「ダメ」
聞き分けの無い相手に対し、僕は相手の右手首をギュッと握り、制止した。
矢を放てなくなって観念したか、弓を下ろす。
その後弓をタオルで拭きながら、彼女は僕に詫びた。
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0ch BBS 2007-01-24