キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
キャプテン森崎まとめ掲示板TOP
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
最新50
【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
655 :
キャプテン岬
◆ma4dP58NuI
:2018/08/19(日) 21:15:58 ID:1d+YvWAA
岬「(命の危機に会って泣くでも震えるでもなくゲームの心配か。相当だなあ。ま、これでだいじょう……)」
ゾクン!
岬「(な、なんだ?この嫌な予感は?)」
胸をなでおろそうとした途端、その胸の奥から急速に悪寒が走った。
終わっていない。まだ始まってすらいない。
そんな得体のしれない、かつパリの空全体からプレスするように押し寄せてくる危機感が
突き刺すように僕へ襲い、そして消えた。
岬「(どうしたんだ。あわやという危機のショックがまた襲ってきた?)」
再び荒くため息を2度3度吐き、頭を振って動揺を振り払った。
岬「(大丈夫大丈夫。もう危険は去ったんだ。それよりも優君を姉の元へ連れてかないと)
気にしないで。もうすぐ僕の後輩君になるんだから、さ」
グッと優君を抱きかかえたまま、横断歩道へ向かう。頭と膝裏を両腕で抱えているので、
さながらお姫様抱っこの形となっている。
優「だ、ダメですよ岬さん、ちゃんと歩けますから」
岬「目に見えなくてもどこか痛めてるかもしれないし、無理は禁物。さ、行くよ」
親以外の人間に抱かれるのが恥ずかしいのだろう。そのまま歩くと、
視線をそらしてしまった。
512KB
続きを読む
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
名前:
E-mail
(省略可)
:
0ch BBS 2007-01-24