キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【SSです】幻想でない軽業師

21 :幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/01/22(月) 00:14:47 ID:???
Act2.乙女心と秋の空

ドンチャンドンチャン ガヤガヤ

反町「(騒がしいなぁ……まあ、こっちの方がらしいと言えばらしいのかな?)」

フランス国際Jrユース大会。
幻想郷Jrユースとして参加をした、少年(1名)少女(と呼ぶには幾らか不自然な容姿の者も多数)達。
予選リーグを博麗霊夢、霧雨魔理沙、十六夜咲夜、ついでに魂魄妖夢という主力を欠きながらも突破し、
決勝トーナメントからは西ドイツJrユース、魔界Jrユースを彼女たちの帰還もあり突破(妖夢が活躍したとは言ってない)。
そして決勝――全日本Jrユースを相手に3−1で快勝。
見事優勝という栄誉を手に入れた彼女たちはフィールドでもその喜びを分かち合っていたのだが――。

しかしながら、それはそれ。

元来何かあれば宴会、という風土を持つ幻想郷である。
宿舎へと戻ってからの祝勝会は、それは大層派手なもので――。
幻想郷に来て幾月、それでもまだ一介の中学生感の残る反町一樹は、酒気を帯びる一同を遠巻きに見るしか出来なかった。

反町「……っていうか、いいんですかこれ? 外界だと法律違反ですよ……。
   最悪優勝取り消しとか」
輝夜「そこはほら……大人の力で、強引にうまいことやってる!」
反町「(それでいいのかなぁ……)」

常識的に考えて、年齢的に(一応Jrユースとして登録しているJrユースには見えない選手たちも擁するが)飲酒行為など一発アウト。
この場が外部に見られては優勝取り消しもあると反町は心配するが、
そこは色々と上手くやっているようである。
反町の不安を、こちらも日本酒を片手に上機嫌ながら払拭しつつ、
この幻想郷Jrユースを見事に率い優勝に導いた名将(?)。
――選手としては三流ながらも監督としてはそれなりに出来る蓬莱山輝夜はにっこりと笑みながら相槌を打つ。

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0ch BBS 2007-01-24