キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【SSです】幻想でない軽業師
23 :
幻想でない軽業師
◆0RbUzIT0To
:2018/01/22(月) 00:18:13 ID:???
輝夜「まあ……ひとまずこれで大会は終わりなのだし、しばらくはのんびりした方がいいわ」
反町「そうですね(そうだな、大会は終わるんだし。 これからは試合前に体力温存をする必要も無いんだ。
久しぶりに朝から練習しても問題は無いんだな)」
のんびりする、という言葉を素直に受け止めた反町はそう考えつつ、
しかし次の輝夜の言葉で現実へと引き戻される。
輝夜「それに、今後どうするかも考えなきゃいけないんじゃないの?」
反町「え?」
輝夜「今までは幻想郷で……ほら、西ドイツのシェスターくんや西尾?くん……じゃなかった、カルツくんとか。
後は紅魔館の三杉とか、ついでに魔界Jrの佐野くん?だっけ、とかも幻想郷にいたけど。
ここから先は外の世界に戻るって選択肢も出てくるでしょ?」
思えば。
反町が当初、この幻想郷へとやってきたのは――新造チームを秋姉妹が作る、とし。
八雲紫がスキマを使って呼び出したのが最初である。
そこから秋姉妹と共に共同生活を行いつつ、橙、妖精トリオ、大妖精、にとり、椛、リグルを自チームに勧誘。
負ける事もありながらも仲間たちと切磋琢磨をし、更に仲間を増やし。
色々といざこざはありながらも、『弱小』だったチームを『名門』へと引っ張り上げたのは記憶に新しい。
ただ、そんな彼も――もとはといえば、やはり外の世界の人間である。
外に帰れば両親もいるし、学校もある。
いつまでも幻想郷にいる、という訳にはいかないのだが……。
反町「………………」
輝夜「ま、悩みなさい。 あんたをこの世界に呼んだのはあの八雲紫なんだもの。
あんたがどんな選択をしようと、その道を選ぶ手助けくらいはしてくれるでしょ」
妹紅「おーい、輝夜ーっ!! 何してんの、ほらほら、かんぱーいっ!!」
輝夜「あー……はいはい、乾杯乾杯」
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0ch BBS 2007-01-24