キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】

361 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/01/12(土) 16:32:52 ID:1wYTmN2E
沙織「さ、太郎くんはこれね。兄さんはくれぐれも塩湯をこぼさないように」

本殿から少し離れた母屋で、神事を行うための最後の儀式を行う。
僕は白木の棒に紙垂(しで)をつけた大麻(おおぬさ)と神楽鈴を手に持ち、
父は海水を模した塩湯を入れた杯を両手でつかんでいる。

沙織「さ、行くわよ。しっかりね」


そうして僕達はドアを開き、参拝者達の前に現れる。
無間神社の主として、そして神職として現れた沙織さんは普段のはっちゃけぶりは毛ほども見せぬ、
静粛として穢れのかけらも感じさせない神の従者として存在していた。
少しここで様子を描写してみる事で、ひそかに感心していた僕の心のおどろきの代わりに残しておきたい。

鶴に松の千早を身にまとい、真新しい緋袴がしずしずと音もたてずに祓所へと向かって行く。
頭髪に添え付けられた挿頭(かざし)にはこの時期にどうやってで手に入れたか、
ヤグルマギク、ヒナギク、ヒナゲシが飾り付けられている。

神楽鈴を足元へと付き添えるような静かさで鳴らしながら、祓所の中央、神鏡が設置された祭壇まで進む。
周りは水で打ち静めた砂のように、物音1つもせずまじめな表情で神事を見つめていた。
中央へたどり着いたところで沙織さんは重々しく両まぶたを閉じ、祓詞を唱えだした。

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