キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。
【最終兵器】キャプテン松山13【シャンハイ】

1 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:02:48 ID:???

キャプテン森崎のスピンアウト作品。東方サッカーネタのキャプテン森崎番外編作品です。
ただし主人公は松山光。何かと不遇な彼の発言や行動を第三者(ロムしている人)が
カードを引いたり、選択の中からひとつを選ぶ事によって進んでいきます。
筆者がわかってないなと思われたところの批判、意見は大歓迎です。雑談もOKです。

紅魔カップも大詰め! 決勝戦間近なキャプテン松山も13スレ目! またよろしくお願いします。


前スレ

【月は】キャプテン松山12【出てゐるか】
http://capmori.net/test/read.cgi?bbs=morosaki&key=1245670792



登場人物、あらすじ、練習の説明などテンプレは>>2からになります。


2 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:04:13 ID:???

〜あらすじ〜

些細な誤解と行き違いから、中学で酷い扱いを受けることとなった松山光。
彼は守矢イーグルスの助っ人にしてキャプテン。だったが、スーパーシューティングプレイヤーを知る。
紅魔カップ終了後にイーグルスを離脱し、自分のチームを結成し幻想郷制覇に挑む決心を固めた。
永遠亭ルナティックスを打ち破った準決勝では存在感を示した松山光。続く紅魔館との決勝戦では果たして!?


というところまでお話が進んでおります。


3 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:04:46 ID:???

【主な登場人物】


松山光
守矢イーグルスのキャプテン。スーパーシューティングプレイヤーを目指している。
元の世界では、マネージャー藤沢の気持ちを傷つけてしまい辛い目に遭っていた幸薄少年。
しかし現在は薄幸でもなく、因縁の場面など、難しい局面で幸運を味方につけている。
同居人のシャンハイ(と木公山)を得て、新たな目標を掲げて、紅魔カップ優勝も目指して一途に奮闘中。


東風谷早苗
祀られる風の人間。幻想郷の素敵な巫女。…の2P? 得意料理は常夜鍋。
元は松山と同じ?世界にいたらしく、松山と共通する常識も持ち合わせてはいる。
松山とのお別れを経て、この先の風祝さんは幻想郷のサッカーの道をどう歩んでいくのか……?


八坂神奈子
大きなしめ縄を担いだ見た目松山より年上の女性。でも乾を創造する立派な神様。
諏訪子と共に松山を幻想郷に招いた。紆余曲折あった松山の決意表明後は、優勝のみ目指している。
紅魔カップの決勝が近づくにつれ、感慨を深めて選手達を見守っている。


洩矢諏訪子
蛙の帽子をかぶった見た目松山より年下の少女。でも坤を創造する立派な神様。
神奈子と共に松山を幻想郷に招いた。紆余曲折あった松山の決意表明後は、優勝のみ目指している。
選手としては出番はまだ先。時々姿が見えなくなる裏では、異世界で暇を潰してる証言もあり。


4 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:05:13 ID:???

博麗霊夢
幻想郷の素敵な巫女。現在は守矢イーグルスの主力の1人として活躍中。
裏表のない性格から本音をずばずば言うスタンスは変わらず、周りに影響を大きく与えてる。
幻想郷の元?スーパーシューティングプレイヤーでもあり、松山の決意と成長に大きく関わっている。
キーパーとしても一級品の能力を保持してると判明。決勝のキーパー出場は果たしてあるのか?


霧雨魔理沙
幻想郷の魔法使い。人間。マスタースパークをはじめとし強力な魔法を操るイーグルスのFW。
パチュリー、紅魔館と因縁があり、紅魔カップ開会式ではさっそく因縁の火蓋が切って落とされた。
願い通りついに実現した決勝戦。紅魔スカーレットムーンズを相手にして、彼女の活躍は如何に。


河城にとり
河童のエンジニア。鉱石を求めて神社のダンジョンにやってきたところでスカウトされたGK。
松山とは気兼ねなく話せる友達同士となり、迷宮の調査もしたい本人の希望で部屋も近くなった。
イーグルス不動のGK。だが決勝のスタメン出場には黄信号が灯ったかも。


フライハイト
松山に次ぐ第二の助っ人。雨の使者と呼ばれるドイツの実力者。
雨が降ってない時ではパス以外に使える技はないが、それでも圧倒的な実力を誇る。こぼれ球に強い。
メンタルに弱い一面もあり、薬のお世話になっている。飲みすぎると夢の世界へ旅立つかもよ!?


テオドール・カペロマン
松山に次ぐ第三の助っ人にしてサイドのスペシャリスト。
異名の通り、サイドに置かれた際の能力は反則級に跳ね上がる。とくに必殺のサイドワインダーは圧巻。
松山と決着をつけたその後は、お互いを好敵手として認め合い、大会後の再戦の約束をした。


5 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:05:49 ID:???

射命丸文
幻想郷最速と異名をとる天狗の新聞記者。ネタを求めて幻想郷中をよく飛び回ってる。
勧誘を受けてチームに加わった。ひとつ号外配って騒動を巻き起こし、自重を望む声が増加中。
会心のゴールを決めたり、「彼」と最初のエンカウントをしたりで記者ながら第三者でなくなりつつある。

 
秋静葉
紅葉を司る八百万の神。松山のかわりにスカウトをしてた早苗の説得でチームに加わった。
松山の目標を聞いて、予想を越える実力を持ってたがやっぱり変かつ無謀な人間と評価を改めた。


秋穣子
豊穣を司る八百万の神。秋静葉の妹。松山とは最初は戦闘になり後に和解した。
その後に神社に来る約束をし、大勢に勧誘されてチームに加わる。静葉とは今のところ喧嘩もない。


鍵山雛
八百万の厄神様。松山の持つ厄を察知して、彼の元へ現れた。
松山の厄が減ってる?などと甘い幻想を抱いた時期が彼女にもありました。秘密のフラグたってたり。



念願の名前を手に入れ、さらに、高いシュート力と数々の技まで手に入れた女性の烏天狗。
守矢イーグルスの記事は彼女の新聞に載せられており、チームの知名度上げから評判上げにも貢献している。


6 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:06:33 ID:???

西行寺幽々子
白玉楼の主にして、西行寺チームのキャプテン。高低浮き球に非常に強い優れた選手。
守矢イーグルスに今度の大会出場権を譲り、彼女本人は助っ人としてイーグルスに加わった。


レティ・ホワイトロック
初遭遇で松山をいきなり凍死させかけたくろまく。
マイナスHチームから引き抜かれ、今や守矢イーグルスの頼れる欠かせぬセンターDF。


鈴仙・優曇華院・イナバ
天才・八意永琳の弟子。師には及ばないが、サッカー選手、薬師として実力は高い。
イーグルスに加入はしたが、松山をはじめとしてメンバー達と打ち解けてない様子。


幽霊GK
まだまだ特記事項なし。


シャンハイ
アリスから貰った上海人形。突然意志を持って動きだした自律人形。
このスレの唐突さを象徴したような誕生をした。サッカーの実力と戦闘能力を両立している。
松山の分身的存在で、もっとも身近な存在。 霧雨魔理沙と共通する部分もある。


7 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:07:15 ID:???

【その他の登場人物】


レミリア・スカーレット
紅魔館の女主人。見た目幼いが齢500を超える吸血鬼。優しいところもあるが基本我侭。
幼さ故か、今回の魔理沙との因縁は割と根深いみたいで、宣誓から挑戦状を叩きつける。
松山達に魅せつけた攻撃力は絶大。かつ脅威。得点王ランキングでもトップを走り続けている。


パチュリー・ノーレッジ
紅魔館の大図書館の主。魔法使い。
サッカーでも強い魔法の能力で活躍するが、喘息の為スペルが唱えきれず試合の半分しか出場できない。
来る正念場の試合に向けて、ひたすら準備と練習を重ねている。


十六夜咲夜
紅魔館のメイド長。人間だが、時間と空間を操る稀有な能力を持つ。
悪童に手を焼かされ続けたストレスが迂闊な門番を前におーっと解き放たれた!?


紅美鈴
紅魔館の門番。前スレでやっと帰ってこられたかに見えたが……
現在半死状態で療養中。


ポブルセン
ドイツの殺し屋と異名をとる西ドイツのMF。
実力は非常に高いが、尊大で他者を見下す性格、素行の悪さ、容赦のなさと三拍子揃った問題児。
博麗神社の一件から、松山と霊夢を目の仇にしてるようだが……


8 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:07:36 ID:???

八雲紫
幻想郷の管理者。幻想郷と外を隔てる結界の創造者。
境界を操る程度の能力を持っており、夢と現実の境界まで操る事を可能としている。
松山の決意を(盗み)聞き、そのために必要な能力を与えるという行動に踏み切った。
紅魔カップには不参戦を決め込んで観戦している。松山を惑わしたり助言を送ったりする。その真意は?


八雲藍
スキマ妖怪の式。媒体は九尾の狐。
計算能力に秀でていて、サッカー選手としても優秀。アリスとの試合では神がかった活躍を見せた。
紅魔カップでの活躍は終わったが、途端の沢山の助っ人依頼にうんざりして居留守を決め込んでいる。



スキマ妖怪の式である八雲藍のそのまた式。猫又。
能力は低いが、藍と一緒に出場した場合には両者とも実力を大きく増す。さらに紫が出場したら…?
凶兆の黒猫さんは人里の某チームに参加して活躍中。そのチームに毒はあるのか!?


アリス・マーガトロイド
魔法の森で暮らす人形遣い。そして魔法使い。
沢山の人形達に世話をさせたりして、一人でも不自由なく暮らしている。
完全な自立人形を作るのが目標でサッカーもその一環。シャンハイの出現から、更に熱意を注ぐようになる。


伊吹萃香
幻想郷にはすでに存在しないと言われていた鬼で、密と疎を操る程度の能力を持つ。
非常に酒好きで、酔っ払ってない時はない。素面の時など誰も知らない。怪力の持ち主でもある。
松山の苦境には力になると誓いをたてたり、会う度に助言をしてくれたりしている。


9 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:08:32 ID:???

魂魄妖夢
冥界は白玉楼で庭師と警護を兼任する。サッカーではドリブル突破が得意な二刀流の女剣士。
性格は生真面目で融通のきかないタイプ。守矢イーグルスのキャプテンである松山とは友達の間柄。


ユユコナイト
クラブAの運命力により、突如出現し(てしまっ)た西行寺チームのメンバー。
その正体は、塔を守っていた腕のたつ魔族の青年と埋めネタで判明。(一応公式絵あり)


上白沢慧音
西行寺との試合で助っ人参戦したこともある、堅苦しい性格だが優秀なDF。
普段は人里の寺子屋で子供達に歴史を教えている。紅魔館の助っ人・藤原妹紅とは親友の間柄。


藤原妹紅
西行寺との試合で助っ人参戦したこともある、慧音と比べると攻撃的だが優秀なDF。
現在は紅魔スカーレットムーンズの助っ人さん。ドリブルキラーの彼女の目が見つめる先は……?


10 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:09:01 ID:???

蓬莱山輝夜
永遠亭の主人にして、月の姫。
ポジションはGK。性格はワガママ。初対面の松山をひたすら困惑させたことも。


八意永琳
永遠亭の天才司令塔。薬師としても高い実力を誇る。
強力な技と凶悪なスキルを誇る、強豪・永遠亭ルナティックスの要と呼べる存在。


因幡てゐ
永遠亭に沢山いる妖怪兎達のリーダー。幸運の素兎。
松山とは、何度も遭遇のチャンスがあったにも関わらず全空振りしてきた。油断のならない曲者。


森近霖之助
古道具屋、香霖堂の店主。
外の世界の技術に並ならぬ関心と興味を持つ。知識人だが、どこかあさっての方向に突き抜けてる類。
松山のアイテムを鑑定し用途を判明させた。 マジックアイテム作成の特殊技能を持ってたりもする。


11 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:09:24 ID:???

チルノ
恐るべき意外性と強運を見せつけ(る事もあ)るミラクルなH。
イーグルス加入はやはり難しかったが、それでも一回戦で存在感を見せつけ今後も活躍が期待される。


風見幽香
四季のフラワーマスターと呼ばれ、幻想郷でも最強の部類の力を持つ妖怪。
妖精Gとか適度に虐めて退屈しのぎ中。不屈を備えたこの妖精は気に入ったようで。


稗田阿求
人里で、大きなお屋敷で暮らす稗田家の九代目。見た目はたおやかな女の子。
幻想郷のサッカー流行の例に漏れず、事務局長を務める傍らサッカーに強い興味を持っていた。
松山はコーチを申し出たが……苦い気持ちで見てる人もいるかもしれない。


コルネット
守矢神社の社務所の迷宮からおでましした謎の商人。謎だらけで公言してる名前も偽名。
出番が来た途端、松山に宿を提供、倉庫を貸してくれたりといたれりつくせり。まさに太っ腹。


杜矢
松山がコルネットから贈られた空飛ぶ靴の真の姿。
現在は主人を早苗一人と決めつつある様子。松山の命令もまだ聞く気は残ってるらしい。


12 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:09:43 ID:???

女剣士
旅を続ける風来人と松山達に名乗り、神奈子から、社務所のダンジョンに入る許可をもらった謎多き女性。
今はダンジョン深層で、階段部屋にある盗まれた大金ギタンの上に河童さんが。コマンド?


LCDピエール
ダンジョンで松山と遭遇、今は無き奇跡の剣で語り合った騎士道精神溢れたモンスター。
松山がピンチの時は助けてくれるかもしれない。鉄仮面を外したらそこにはフランスの…!?な筈ない。


アイン
知識と歴史チームに新たに加わった期待の新人ゴールキーパー。
恐るべき成長力で覚醒を続け、紅魔スカーレットムーンズに引き抜かれた。


謎のマスクマン
迷宮探索中の松山の前に突如現れた怪人。クリップジャンプの狩人。
彼が持つレア品はとても強力。果たしてその正体は……?


うな重
人物ではないが、ある意味奇跡の存在。
この先、重要になるかもしれないフラグをたててしまわれた。


藤沢美子
松山にとって罪の意識の象徴。彼のトラウマの大本。
幻覚としての登場だったが、松山にはきついBAD END5をプレゼントした。
キャプ森世界でも、実際の藤沢はこんなではない…と思いたい。


13 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:10:01 ID:???

地獄の帝王
〜活動中〜


大魔王様
どうかご自重を!


ウルトラマン・マツ
8スレ目1000の願いによって厄の人間は生まれ変わった! その名も光の巨人ウルトラマン・マツ!
そのうち誕生予定。


クラブA
みんなお馴染み運命神。
前スレでの主な仕事……なし! よかったよかった。


木公山
【禁則事項】


14 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:10:56 ID:???

【人物相関図】

*松山 → (恩人) → 早苗
*松山 → (恩人) → 神奈子
*松山 → (恩人) → 諏訪子
*松山 → (遠い存在) → 霊夢
*松山→ (頼もしい友達) → フライハイト
*松山→ (親切な厄神様) → 雛
*松山 → (取扱超厳重注意) → 射命丸
*松山 → (ライバル) → カペロマン
*松山 → (深い同情、それに畏怖) → 咲夜
*松山→ (友達) → 紫
*松山、フライハイト→ (鳥頭) → 中国
*松山 → (いくばくかの恐怖心) → 幽香
*松山 → (結構謎な人) → 霖之助
*松山 → (コーチ予定) → 阿求
*松山 → (真っ白な友情!) ← LCDピエール
*松山、霊夢 → (ムカツク奴) → ポブルセン
*早苗 → (2943) → 松山
*早苗→(軽めの劣等感)→ 霊夢
*早苗 → (すごく期待) → フライハイト
*早苗→(いっこ勝ちです)→射命丸
*早苗→(可愛がり)→杜矢
*神奈子→(頼れる巫女)→ 霊夢
*神奈子、諏訪子→(ものすごく期待)→ フライハイト
*神奈子、諏訪子 → (祝福して送り出す) → 松山
*霊夢→(まぁまぁ信じてるわ)→松山
*霊夢→(相棒)→魔理沙
*魔理沙→(いい奴かな)→松山
*紫→(お手並み拝見)→松山
*萃香→(面白そう)→松山


15 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:11:21 ID:???

*フライハイト→ (道を違えた友?) → 松山
*フライハイト→ (温厚な巫女さん) → 早苗
*フライハイト → (頼れるね) → カペロマン
*カペロマン→ (ライバル) → 松山
*カペロマン → (巨大な壁) → フライハイト
*にとり → (友達) ← 松山
*楓→(気の合う同族)← 射命丸
*楓 → (恩師) → カペロマン
*静葉 → (異常なキャプテン) → 松山
*静葉→(ライバル)→ レティ
*射命丸→ (ケダモノ) → 松山
*射命丸→(侮れない)→早苗
*射命丸→ (ちょっとした関心) → カペロマン
*射命丸 → (OB的存在) → 萃香
*レミリア → (……) → 魔理沙
*レミリア → (愉しめそう) → 松山
*咲夜 → (……) → 魔理沙
*ポブルセン→ (標的) → 松山、霊夢
*ポブルセン→ (敵視) → ジャパニーズ
*幽々子→(興味)→フライハイト
*妖夢 → (友達) ← 松山
*永琳 → (お得意様) → 早苗
*幽香→ (虐め甲斐がある) → 妖精G
*レティ → (失言キャプテン) → 松山
*霖之助 → (お客兼外来人) → 松山
*マスクマン→ (俺の方がモテる) → 松山
*シャンハイ → (主人) → 松山
*杜矢 → (主人) → 早苗
*妖精G → (いつか倒す!) → 幽香
*社務所の全員 → (鍋奉行様) → 早苗
*大魔王様 → (不可侵条約) → 幻想郷


16 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:11:40 ID:???

早苗「練習と、練習その2について説明します」


【練習について】


基本的な練習。カードの数値で指定された能力が上げられます。

松山君、フライハイトさん、秋姉妹やにとりさん、天狗の@さんは普通の判定となります。

たとえば松山君でパスカットを練習で選んだ場合… *パスカット46

K→ パスカット+2、特殊フラグ回収
J、Q→ パスカット+2
8〜10→ パスカット+1 
A〜7→ 成果なし
JOKER→ パスカット+3、必殺技習得!さらに新特殊フラグ!

と基本通りです。


17 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:11:53 ID:???

【練習について】その2


この外伝でサッカー経験がないと明言されてるメンバーについて。

主に私、八坂様、洩矢様の三人は基本能力は高い設定ですが。

その能力を発揮するためには、サッカー経験を練習によって積んでいく必要があります。

したがって…

早苗の練習

K→ サッカー経験+5(他特殊イベントフラグ)
J、Q→ サッカー経験+4
8〜10→ サッカー経験+3 
4〜7→ サッカー経験+2
A〜3→ サッカー経験+1
JOKER→ サッカー経験+10!(他特殊イベント)

となります。

これに松山君とフライハイト君とカペロマン君のコーチ力の数値を加えて判定します。


18 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:12:30 ID:???

サッカー経験は松山君かフライハイト君かカペロマン君がコーチをした場合のみ上昇します。
経験を積まなくても試合には出せますが、かなり深刻なマイナス補正がかかります。
試合での覚醒も無効とされます。ただし試合に出せばサッカー経験は上がります。
試合でのサッカー経験は+8です。

サッカー経験が50になるとマイナス補正が半減します。
サッカー経験が100(カウンターストップ)になると試合でのマイナス補正がなくなります。
以降は普通の練習判定となります。

早苗「不備があれば指摘よろしくお願いします」


松山のコーチ力5
フライハイトのコーチ力6
カペロマンのコーチ力4

早苗のサッカー経験93
神奈子のサッカー経験75
諏訪子のサッカー経験59
阿求のサッカー経験0


19 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:13:08 ID:???

【信仰について】


信仰についての説明をします。
松山君と私たち守矢神社一行の優先目的、信仰の集まり具合をポイントで表します。
現在の私と八坂様と洩矢様の神様としての力は、限定的にしか使えません。
試合に勝ったりして、信仰が集まっていくと様々な形で、チームの援護が可能になります。
ただし神様としての力を使った選手は、次の試合には出せなくなります。

信仰の上がるケースは四つです。

*これから先、チームメンバーを増やした時。つまり新人選手=新しい信仰者扱いです。
*試合で勝利した時で上昇。ただし相手チームに有名選手がいなければ上昇なしです。
*大会で優勝した時で上昇。ただしその大会のランクと規模によって変動します。
*松山君や私達が善行を積んだ場合でも稀に上がります。

*試合に負けたり、松山君が、修行で本の無断借り出しなど悪行を行うと下がります。
*松山君がどんなに悪行を受けても騙されてもひどい目に遭ったりしても下がりませんから。
*もうすぐ凍結するかもしれません……女神像に期待。


20 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:13:27 ID:???

【早朝の迷宮トラブルについて】


毎朝発生しては、チームのメンバーと交流ができたり、外の人と関わったりできる貴重なイベントです。
引きによっては災厄を招いたりもします。メンバーと会えた場合には、大抵は会話イベントに入ります。
会話イベントでの自由選択は、基本的に会話相手への発言、行動となります。
開始時刻は午前7時、メンバーと会話1回に消費する時間は、迷宮ターンと同じで30分消費。
そのあと朝食を挟んで、昼の行動に移る流れとなります。
早朝に迷宮探索に赴く場合、朝食を抜くことになるのでガッツが減ります。
迷宮探索で行動できる数は最大8回となります。途中で脱出せず全ターン消費した場合、褒賞があります。


【天候について】

天候について説明します。
その日の天候次第で、選手達の能力に若干の変動があります。
中でも大きいのは、雨なら紅魔館のレミリア選手などにペナルティが発生するなど。ほか様々です。
通常は四日ごと判定ですが、試合の日は別判定となります。


【給金について】

松山君の試合時における判定勝利数と、相手の有名選手の数×1kです。


21 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:13:44 ID:???

【特殊能力について】


【蓬莱人の炎の力】

不死人の藤原妹紅が、年月かけて身につけた妖術です。
習得効果としては、本来才能的に松山が撃てないファイヤーショット系とかを撃てるようになります。
炎と松山は相性悪い設定にしてますので、妹紅を師匠にしても習得できる確立は厳しめです。


【魔法を使う程度の能力】

霧雨魔理沙が人間のまま扱ってる力。
とはいえ松山は魔理沙みたいな努力もしてないし、八卦炉もないのでマスタースパークは不可能です。
習得効果としては、魔理沙がサッカーで使う魔法の弱化版の使用が可能になります。一応強化可能。
魔法の森でポイント溜まったので、魔理沙を師匠にできれば習得できる確率は易しめ。
七色の魔法使いやパチュリーの魔法は、種族・魔法使いの能力なので習得できません。


【時間を操る程度の能力】

東方サッカーで、松山の互換キャラの十六夜咲夜が操る能力です。
咲夜を師匠に出来れば、互換キャラ補正もあるので比較的習得できる確率は高いです。
習得効果としては、普通に松山が咲夜の性能に近づく感じです。一番わかりやすくて人間離れもない?


【空を飛ぶ程度の能力】

東方の主人公の博麗霊夢の能力の一つです。結界とかは無理です。
松山が主人公属性を身につけるのと同じ扱いなので、習得確率は一番低いです。
習得効果としては、浮き玉に強くなり、空中シュートなどの能力に大きな補正がかかります。


22 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:15:03 ID:???

【イーグルスメンバー・能力値】


     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
松山  56 56 57 54 52 52 51 378  5/4  5   ガッツ 900/900

【????】

*常時任意で発動可能。発動後からは消費ガッツ2倍
*高/低の浮き球に+3【カウンターシュート】使用可能。
*相手の補正-させる決死結界、1vs1の決死結界、必殺ドリブル、必殺タックル無効。

【雪崩攻撃】 消費ガッツ200で全員突撃の号令をかける。
【北国シュート】 補正+6 シュート 吹っ飛び係数5 ガッツ消費200
【雪おろしオーバー】 補正+2 高い空中シュート ガッツ消費120
【鉄砲水タックル】 補正+3 タックル 1/2で発動 吹っ飛び係数4
【イーグルパスカット】 補正+4 パスカット 1/2で発動。
【氷壁ブロック】 補正+2 ブロック 1/4で発動。
【荒鷲の爪先】
*味方のPA付近でのミドルシュートの数値がAの場合に発動。松山のボレーシュートが発生します。
*松山が相手PAから離れている場合は、スキルは発動しません。
*ミドルシュートを撃った選手が数値Aで発動するスキルを持つ場合、そちらが優先されます。

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
早苗  47 50 44 46 48 42 40 317  3/3  1   ガッツ 830/830

      ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
神奈子 52 50 56 50 50 50 55 363  4/2  1   ガッツ 950/950

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
霊夢  54 53 53 49 50 49 51 359  4/3  1   ガッツ 890/890


23 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:15:21 ID:???

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
魔理沙50 52 55 54 48 47 51 356  3/3  1   ガッツ 900/900

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
にとり 44 46 44  46 46 47 48 321  2/3  2   ガッツ 800/800 セーブ値50

       ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
フライハイト54 52 53 51 53 49 51 363  4/2  2   ガッツ 900/900

       ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
カペロマン 45 48 52 46 46 45 46 327  2/3  2   ガッツ 800/800

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
静葉  43 46 43 45 45 50 45 317  3/2  1   ガッツ 830/830

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
穣子  45 46 47 43 45 43 46 315  2/3  1   ガッツ 830/830

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
雛   46 46 45 49 46 46 46 324  3/3  1   ガッツ 830/830


24 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:15:59 ID:???

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
射命丸55 47 50 47 46 43 45 334  4/3  1   ガッツ 800/800

【風神一扇】 地上シュートで補正+4 消費ガッツ180 吹っ飛び係数4
【疾風迅雷】 高い空中シュート補正+8 ガッツ消費300 吹っ飛び係数3
【風神少女】 数値7以上で発動、相手の必殺タックル無効
【疾走優美】 ドリブル 補正+4 1/2で発動

【無双風神】
【無双風神・音速蹴】

*地上シュート補正+7 ガッツ消費250
*ダイヤの場合、マッハシュートとなり補正さらに+3
*マッハシュート時は、初見のキーパーやDFのマークがダイヤ以外の場合において無条件勝利


     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
楓   46 40 49 40 40 38 40 293  2/1  1   ガッツ 800/800

【風神一扇】 地上シュートで補正+4 消費ガッツ180 吹っ飛び係数4
【疾走風靡】 1/4で発動。補正+3、吹っ飛び係数4のドリブル技
【シュート+2】 
【アクセルスピンシュート】 (未完成)


      ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
幽々子 51 51 49 50 52 49 50 351  5/5  2   ガッツ 800/800


     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
レティ 45 48 43 49 53 52 48 339  3/2  4   ガッツ 800/800


25 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:16:15 ID:???

【決死結界について】

決死結界とは、特定の条件下で発動する幻想郷住人の特殊な能力です。
それぞれ特色があり、守矢イーグルスメンバーの能力は以下のとおりです。


東風谷 早苗

【神風を喚ぶ星の儀式】

*リベンジ・万能型
*判定で一度敗北すると発動【神の風】が使用可能に。全能力+2 発動後からは消費ガッツ2倍
*判定で勝利すると効果消滅


八坂神奈子

【山坂と湖の権化】

*リベンジ・攻撃型
*相手GKのセービングでシュートが防がれると発動 攻撃時補正に+5 発動後からは消費ガッツ3倍
*得点すると効果消滅


洩矢諏訪子

【土着神の頂点】

*リベンジ・守備型
*相手の必殺シュートで吹っ飛ばされると発動 守備時補正に+5 発動後からは消費ガッツ3倍
*守備成功すると効果消滅


26 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:16:40 ID:???

博麗 霊夢

【空を飛ぶ不思議な巫女】

*天候が快晴の場合は常時発動。消費ガッツ2倍なし。

*それ以外の場合は、相手のキーパーに味方のシュートが二度防がれると発動
*全能力+2【瞬間移動】使用可能。 発動後からは消費ガッツ2倍
*得点を奪うと効果消滅


霧雨 魔理沙

【霧雨の魔法使い・一人舞台】

*劣勢・万能攻撃型
*天候が霧雨の場合は常時発動。消費ガッツ2倍なし。

*それ以外の場合は負けている状況で、自分がボールを保持した時に発動。
*全能力+2【マスタースパーク】が【ファイナルスパーク】に。発動後からは消費ガッツ2倍
*得点を奪うと効果消滅


河城 にとり

【幻想大瀑布】

*常時・守備型
*1vs1の場面においてダイヤで発動
*1vs1補正+15 発動時にガッツを100消費する


27 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:16:53 ID:???

射命丸文

【幻想風靡】

*覚醒・攻撃型
*ドリブル時にダイヤで5の差で勝利した場合に発動。発動後からは消費ガッツ3倍
*全能力+2 ドリブル時の補正にはさらに+3
*発動時は一度のドリブル判定勝利で、誰にも追いつかれず相手GKと1vs1まで持ち込める
*ドリブルゴールを奪うと効果消滅


秋 静葉、秋 穣子

【紅葉と豊穣の二柱】

*特殊リベンジ・万能型
*姉妹の一方が判定連続敗北で発動。敗北してない方の全能力値に+3 発動時どちらかのガッツ半減
*姉妹のどちらか判定で勝利すると効果消滅


鍵山 雛

【バッドフォーチュン】

*特殊リベンジ・万能妨害型
*味方の選手が判定で7以上の差をつけられて敗北した場合に発動
*全能力+2 相手選手の行動がクラブの時に相手選手の数値補正-4 発動後からは消費ガッツ3倍
*次の判定で味方が勝利すると効果消滅


28 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:17:07 ID:???

西行寺幽々子

【天衣無縫の亡霊】

*特殊リベンジ・万能型
*自分か妖夢が数値5の差をつけて判定勝利するか、数値5の差で敗北するかで発動。
*全能力+2 高低の浮き球に+5 発動後からは消費ガッツ3倍
*自分か妖夢がゴールを奪うと効果消滅。また妖夢に関しては、妖夢が相手チームの場合は該当しない。
*妖夢に関しては、妖夢が相手チームで出場の場合は無効となります。


レティ・ホワイトロック

【冬の忘れ物】

*カット、ブロック判定で相手に5以上の差で勝利すると発動。発動後からは消費ガッツ2倍
*全能力+2 さらに冷気で相手チームの補正を(-3)させる。45分経過で相手チームのガッツを半減させる。
*チルノの決死結界と同時発生の場合は重複強化。補正(-6)させる。
*天候が雪の場合は、消費ガッツ2倍なし。全能力+3。
*レティの判定敗北で効果消滅。


29 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:17:17 ID:???

【現在の所持アイテム】


【ゴーグル】
【疲労回復の薬】(*効果高め、部屋に保管)
【魔法の法衣】
【陰陽球】(*部屋に保管)
【ちからの種】(*部屋に保管)
【ウーツ鋼製ガントレット】
【サッカー技術書(タックル)】
【サッカー技術書(ブロック)】
【スタミナ∞】覚醒の書
【霊夢の資料】(*部屋に保管)
【アイテム鑑定用水晶球】
【ワイヤー製捕獲網】
【超即効性睡眠薬】
【魔法の森の地図】
【銀の女神像】
【ミスリル製のシンガード】


30 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:17:38 ID:???

【紅魔カップ・特殊ルール】


紅魔カップの特殊ルールについてです。

決死結界を使用できるのは1チームにつき、一試合において3名までとなります。
ただし前提として、自チームから決死結界を使えるキープレイヤーを1人選出し
その選手が試合に試合に出場してなくては、他の選手も決死結界の使用は認められません。
キープレイヤーは試合毎に変更することが可能です。

選手に与えられる給金は、西行寺チームの試合の時と同じで相手有名選手の数と活躍数で上下します
試合に勝利したチームは、敗北したチームの選手から1人引き抜くことが可能です。
紅魔スカーレットムーンズの試合だけは、陽光、雨を遮断する結界の中で行われます

その他のルールは>>31の通りです。
ただし大会中の試合においては、怪我判定は発生しません。


31 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:17:48 ID:???

【補足・補正】

タックルなど接触の時に両者のカードのマークがクラブの場合、守備側の反則になります。
その際に、反則を受けた側が怪我をする時があります。(※紅魔カップで怪我することはありません)
反則を受けた側が勝利した場合は、試合を止めず審判の判断で流される場合もあります。
技に設定された吹っ飛び係数以上の数値差をつけられた選手は吹っ飛ばされてしまいます。
シューターとキーパーの数字が一致した場合はゴールポストになります。
同時にマークも一致した場合は枠外になります。


32 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 20:18:00 ID:???

テンプレは以上です。若干軽量にしました。
シャンハイについてや、セクハラなどは大変だったと同時に学べました。
誤字脱字、ご意見、不備の指摘などありましたら、随時ご指摘お待ちしてます。


33 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/22(水) 20:19:12 ID:???
新スレ乙です!木公山、君のことは忘れない…!
前スレでは永琳ざまぁwwな展開をどうもありがとうございました。
このスレではとうとうレミリアとの決着が着きそうでドキドキワクワクです。がんばれ松山!
あとシャンハイがどう転がるのか……それも楽しみですはいw

書けとか無茶振りしちゃった私が言うのもアレですが、セク○ハラは無茶して書いたらダメですよ!
やっぱり、最低でも自分が楽しんで書かないと面白くないですしねw

34 :幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/07/22(水) 20:30:50 ID:???
新スレ乙です!
前スレでの松山の完璧な永琳封殺は見ていて爽快でした。
このスレでの紅魔組との対戦に今からwktkしています。

35 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 21:24:01 ID:???

>>33
霧雨さん、今回も一番乙ありがとうございます!
木公山は消えてません。みんな(松山)の心の中にいます。霧雨さんの心には完璧天才・永琳の姿も!
このスレで紅魔館と決着着くかはわかりませんが、もうすぐ一区切りでしょうね。

それはつまり……セー○ラ○服だって楽しんで描くべきということですよね。わかります。
>>34
反町さん、乙感謝です!
爽快、そう言ってもらえて嬉しいです!
反町の見事なハットトリックも圧巻でしたね! その後のGKへの対応はご愛嬌ですね。


36 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 21:25:16 ID:???

【幻想郷・27日目・昼】


松山はいきなり仰向けの大の字で倒れてる自分に気がついた。
木張りの床が背中に痛いので、起き上がろうとするとつーと鼻血が白のTシャツに赤い染みを作る。

松山「うわ、シャツが……!」

目立つ汚れになるので、片手で鼻を押さえて起き上がるとすぐ、上を向いて首後ろを叩く。
鼻血が止まるのを確かめて、念のため詰め物を用意してもらおうと居間へ向かうことに。
そこでやっと自分が寝転んでたのが、射命丸の部屋の前なことに気がついた。

松山「なんで俺こんなところで……ん」

突然、強烈なイメージとして脳裏に浮かび上がる情景があった。
それは超スピードで迫る下駄裏と……その向こう、めくれ上がった黒スカートの中はっきり見えた……
松山は妄想にしては明確すぎる絵に、赤面とか体を硬くする以前に、恐慌に近い疑問心を抱く。

松山「鼻血出してた……まさか俺……欲求不満だったりするのか?」

ありえないことではない。健全な男子中学生があれほど美しい少女達と一緒に暮らしてるのだから。
もしここで射命丸が出てきたりでもしたら、どんな失態を晒すかわからないので
松山はそそくさとその場を離れて、居間で鼻に紙を詰めて……自室へ戻った。


37 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 21:25:35 ID:???

行動を選択してください。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 軽く練習する(*効果は低いです)
C 迷宮探索(*早苗は誘えません)
D 3時まで休む(*誰か訪問してくるかも) 
E その他 したいことを併記してください


*迷宮探索は5ターンまで探索可能です。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


38 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:26:59 ID:2/hK16pE


39 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:28:36 ID:1hp+R9eI
A

40 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:29:20 ID:dJdpcsVE
D

41 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:32:45 ID:???
BAD・・・
みんな狙ってたりして

42 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:33:43 ID:dJdpcsVE
少なくとも自分に関しては偶然だ

……だからこそ恐ろしい

43 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:35:27 ID:2aZDUK1Y

その三文字を作るのが怖くて傍観してた私が通りますよ
運命は変えられない……!

44 :キャプアモの中の人 ◆pH6x5rv1ig :2009/07/22(水) 21:37:26 ID:e0c0IWKM
新スレ乙であります。
皆さん書かれておりますが、やっぱり天才を抑えたってのは気分がいいですねえ。
おっさんになると天才よりも地道に頑張るキャラの方が応援したくなるんですよ、本当に。

そしてせっかくなのでこのCの選択を選ぶぜ!

45 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:37:37 ID:???
そしてPまで選択肢があった時は(ry

46 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 21:39:27 ID:akB+Ad3+


47 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 22:10:07 ID:???

>>41-43
「いいか>>41-43運命なんてのはな後出しの予言と何も変わらん。
何かが起こった後で、こう言えばいいんだ……『全部運命だった』ってね!」

松山「いい言葉だな〜。おや、誰かが扉を叩いてる。はいはいそんな十三回もノックしなくたって…………」
>>44
アモロさん、乙感謝です。
最初から全て持ってる天才を、積み重ねた凡才が乗り越えるのは燃えますね!
ただ今の松山は努力家には違いないですが、それとは微妙に違う気もちらほら……
>>45
トントン……トントントントンドントントントン……ギシ……



D 3時まで休む(*誰か訪問してくるかも)


松山は鼻血を出したと聞いて血相を変えたシャンハイに、大丈夫だからと言い聞かせてから
血のついたシャツを脱ぎ、もう一枚の白シャツに着替えてから、そのまま座布団に腰を下ろした。

松山「そういえば荷物の整理も始めなくちゃ。シャンハイ、後でダンボール探し手伝ってくれる?」
シャンハイ「かしこまりましたっ。収集とかは私にお任せくださいー」

頼もしい発言に顔を綻ばせて、松山はそのまま部屋で休憩を取ることにした。

松山「(12時か……もう間もなく鈴仙さんが到着する頃だな。……おや、誰か来た?)」


48 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 22:10:53 ID:???

先着で


鼻血見舞いやってきたのは? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


K→霊夢/萃香
Q→フライハイト・カペロマン/神奈子・諏訪子
J→鈴仙
10→にとり/雛
8〜9→幽々子/レティ
6〜7→秋姉妹/メイド2人
5→女剣士/幽霊GK
4→紫/射命丸と早苗
A〜3→ 空耳だった/モンスターだった
JOKER→現在まで登場してるキャラから選択できます


*ダイヤ・ハート/スペード・クラブで変化します。


49 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 22:11:50 ID:???
鼻血見舞いやってきたのは? →  クラブ3

50 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 22:12:34 ID:???
『全部運命だった』

51 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/07/22(水) 22:27:15 ID:???
定めじゃ…

52 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/07/22(水) 22:32:49 ID:???
カードに全てを委ねるんだ

松山「死なば諸共よ!

53 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 22:34:23 ID:???
???「血の臭いを嗅ぎ付けてやって来ました」

54 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 22:36:11 ID:???
でもシャンハイなら…きっとシャンハイなら死ぬ前に助けに来てくれる…

55 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 22:39:24 ID:???
松山「リーダーは俺だ!リーダーの命令には従うんだ!

シャンハイ「今日はやけにリーダー風を吹かすじゃねえかよ…え、光さんよ

56 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 22:45:41 ID:???

サッカー気分をここまで吹き消すとは……それにこの懐かしい感覚は何?



鼻血見舞いやってきたのは? →  クラブ3
A〜3→ 空耳だった/モンスターだった



来客の気配を察知した松山がドアに近づこうとした時。
不意に強い力で腕を引っ張られた。

シャンハイ「待って光様ぁ!」

声からも余程慌ててた様で、加減なく引っ張られた松山は放られて部屋の壁にしたたかに背中から激突する。
痛さに顔を歪めて、かろうじて開いてる片目で見ると、シャンハイが戦闘態勢に移行していた。
いつもの従順さと違う鋭い眼差しをしており、苛烈な気配を放っている。

松山「シャンハイ!? 何してるん……」

お客さんに無体を!? 場違いな発言を遮るように、部屋扉が内側へ吹き飛び、松山の真横に激突。
衝撃で窓ガラスが罅割れた音を聴いた。そして明らかになった来客の正体は……


57 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 22:45:57 ID:???

先着で


来客の正体 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 赤いスライム
ハート・スペード→ 懐かしい吸血蝙蝠
クラブ→ 剣を携えた骸骨
JOKER→「私は人形の地位向上を目指してるの! 仲間になりなさい!」


58 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 22:46:39 ID:???
来客の正体 →  スペード10
いけー

59 :キャプテン岩見:2009/07/22(水) 23:01:04 ID:???
新スレ乙です。
木公山がついに登場しましたか。
いつ乗っ取られるのかが楽しみですよ。

60 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 23:07:07 ID:???

>>59
岩見さん、乙感謝ー
いや乗っ取られたらやばいですよ〜でもまだ登場の機会はあったりするかもしれませんね。


来客の正体 →  スペード10
ハート・スペード→ 懐かしい吸血蝙蝠


そこにいたのは……いや羽ばたいてる物体は、土色の羽根に鋭い牙。
蝙蝠だ。だが普通に蝙蝠として扱うには、サイズに聖人並に寛容になる必要があるが。

松山2「あ、ああ、アイツは……
松山  (なんだこの知ってるみたいな感覚!?)」

背中が痛いのもあるが、本能的な恐怖と危機感に囚われて上手く体が動かせない。
それにかまわず蝙蝠は、松山から血の匂いをかぎつけたように淀んだ眼を向けてきた。

シャンハイ「光様。この狼藉者にどう対処すれば良いですか? ご命令をください」
松山「(どうする……ってなんでいきなりこんなバイオレンスなの!?)」

幻想郷の世の不条理に心の底から声をあげてから、松山はこの場をどう凌ぐかでシャンハイに意見を言った。


61 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 23:07:21 ID:???

どうしますか?


A 松山「シャンハイ、任せた!」
B 松山「俺が追い払うぞ!」松山2「(正気か!?)」


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


62 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:14:39 ID:skMZzBug


63 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:16:06 ID:TZzVkLZw
A パンチだロボ

64 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:16:31 ID:YimP3cu2

みせてもらおう、そのちからを

65 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 23:30:03 ID:???

A 松山「シャンハイ、任せた!」


松山はシャンハイの小さな背中を見た。
壁際の松山を庇う形で、シャンハイは部屋の中央に陣取り、蝙蝠のプレッシャーを中和させている。
蝙蝠はそんなシャンハイの存在を煩わしく思うように、羽ばたき音を激しくさせた。

松山「……シャンハイ、任せた! 好きにやってくれ!」

請われた通り、命令を出す。
すると、シャンハイの体から力の渦が出現した。アリスの用意した体の内蔵魔力の放出だ。
戦意の向上と同時に、一気にただならぬ存在に変貌したシャンハイに、蝙蝠が怯む。

シャンハイ「逃がしませんよ。踏み込んだ代価は払うべき……(あれ? なんでか抵抗感じます?)」

ふいに生まれた相反する二つの感情に戸惑ったが、シャンハイは蝙蝠に攻撃を開始した。


66 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 23:31:24 ID:???

先着2名様で


シャンハイ、従者として→(+34)+! card =
巨大コウモリタイム再び!→ ! card+! card+! dice


シャンハイ、従者として − 巨大コウモリタイム再び!が


≧5→ シャンハイ圧勝。蝙蝠は命乞いをしている
 1〜4→ シャンハイ辛勝。蝙蝠逃亡
 0→  引き分け。再勝負
 -1→ 蝙蝠辛勝。しかし弱っている
 -2→ 蝙蝠圧勝。シャンハイピンチ!?


*巨大蝙蝠のカードがダイヤの場合は【超音波(+4)】が発動します。
*巨大蝙蝠のカードがハートの場合は【吸血攻撃(+2)】が発動します。


*技、スペルは重複しません


今日はここまで。お疲れ様です。
まさか戦闘から始まるとは思わなんだ。


67 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:32:10 ID:???
シャンハイ、従者として→(+34)+ スペード8 =
乙でした

68 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:35:26 ID:???
巨大コウモリタイム再び!→  スペードQダイヤ62


69 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:45:05 ID:???
乙でした

そしてシャンハイが蝙蝠を貪り食うと

70 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:49:15 ID:???
人を殺したってことは…殺される覚悟があるってことですよね…

71 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/22(水) 23:59:02 ID:???

慣れないことしたついでに、他スレ同様これもやっておきましょうか……毒を食らわば


先着で


木公山が見た桃源郷 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


Q〜K→黒のハイレグタイプ
10〜J→繊細なレースつき水色
9→リボンがついた薄い緑
8→水玉模様
7→普通の白
A〜5→ドロワーズ


頑張りました。が、前スレみたいに引く人いるかも。
このスレでは程々にします。
今度こそ、ここまで。


72 :森崎名無しさん:2009/07/22(水) 23:59:49 ID:???
木公山が見た桃源郷 →  クラブ10

73 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 00:00:09 ID:???
木公山が見た桃源郷 →  クラブ2
きっと引かないけど・・・それでも引くッ!
そして乙

74 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 00:05:05 ID:???
もしJOKERがでたらナッシングパンティだったりしたんだろうか

75 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 00:06:59 ID:???
馬鹿言っちゃいかん
「A〜Kの全部」に決まっておろうが

…すまん、相当ムチャ言った

76 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 00:10:37 ID:???
ふんどしと言うのもなかなか味があっていいと思うぞ

77 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 00:10:55 ID:???
スレタイが採用されたーー!!
ハァハァ

これを機に、シャンハイファンクラブでも、、、
入会金1万円
1人紹介する毎に、2000円、、、、

78 :キャプテン正美 ◆ZnBI2EKkq. :2009/07/23(木) 01:08:15 ID:???
新スレ乙です。
前試合は予想以上に点差が開いてびっくりしました。
次も楽しみだなあ…あれ?戦闘になってる?

79 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/23(木) 23:38:42 ID:???

>>69
乙感謝です。
今度はシャンハイの妖怪化……!?
>>70
好きな台詞のひとつです。でもやはり見逃すということで……
>>74-76
それはまだ私の限界を超えた領域。
霧雨さんレナートさん達をもっと参考にすればなんとかいける……?
>>77
スレタイありがとうございます!
シャンハイはタイトルに入れておきたいのと、最終兵器というのが気に入りました。
>>78
正美さん、乙ありがとうです!
戦闘スタートなってて私もびっくりです。新スレの山森正美やマリーの活躍も楽しみにしてます!


80 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/23(木) 23:40:16 ID:???

シャンハイ、従者として→(+34)+ スペード8 = 42
巨大コウモリタイム再び!→  スペードQ + ダイヤ6 + (+4) + 2 = 24
≧5→ シャンハイ圧勝。蝙蝠は命乞いをしている


シャンハイに向けて、初手は蝙蝠が打った。
獲物でも人間でもなく、障害になりそうなシャンハイよりまず、松山を無力化しようと超音波を発生させる。

松山「うわ……(き、気分が……耳塞いでも!?)」

周囲の状況、獲物の距離など特定する超音波が、獲物の身体機能にまで影響を与えてくる代物になっている。
平衡感覚を失い、よろめいた松山を見て、シャンハイは完全に敵対意思を固めて蝙蝠に向かっていった。
蝙蝠が猛り、牙を剥いた。シャンハイの動きに先んじて、食いつこうとする。

巨大蝙蝠「ヂッ!?」

牙は通らなかった。巨体に見合った咬筋力はあったが、アリスが用意した体に風穴を穿つには足りなかった。
シャンハイが、蝙蝠を力づくで引き剥がして、腹の下を潜り抜けるようにして、両手で飛膜を押さえる。


81 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/23(木) 23:40:33 ID:???

シャンハイ「えーいっ!!」

扉のあった長方形の空間から外の床へ叩きつける。それには蝙蝠もたまらずピクピクと痙攣するだけになる。
(ちなみに松山は、薄れてきた意識の中でちょうど窓の外を見上げてレースの水色を思い出していた)
弱弱しく命乞いに近いか細い鳴き声をたてるのに、完全に害もなくなったと見たシャンハイが

シャンハイ「光様。如何しましょう?」
松山「……はっ!? いや違う違うぞ俺は! ちょっとドキドキしただけなんだっ!」

それから蝙蝠を迷宮の中へ捨ておいて、ちゃんと門を閉めてから……

松山「なんだろう……これでまたひとつ決着をつけた。そんな気するのが不思議だな」

心の奥に蟠ってた、松山光の悪い夢の元が消えたように思えた。
こうして予期せぬトラブルを解決した松山(とシャンハイ)は、時計の時刻を確かめた。

松山「1時半……もう鈴仙さんが到着しててもおかしくない。さて……?」


82 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/23(木) 23:41:32 ID:???

どうしますか?


A 鳥居まで鈴仙を迎えにいく
B このまま部屋に残る(*誰か訪問してくるかも) 


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日は帰宅が遅れたので、ここまでに。お疲れ様でした。


83 :森崎名無しさん:2009/07/23(木) 23:42:01 ID:VNlg9u9U

乙でした

84 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 04:44:36 ID:M9ZVB6XE
A
おつかれさまです

85 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 08:41:00 ID:zpZLUEuQ


日を跨いでるから今の所ニ票か


86 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 08:53:00 ID:w6LjnGIE

例え無駄になるかもしれないけど、誠意を見せるのが松山

87 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 10:01:22 ID:???
射命丸の松山に対する感情がケダモノになってて笑えました。木公山効果やばいですな。

88 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 12:44:13 ID:???
むしろ1000年以上生きてて手だけであの反応する人に大分興奮した

*スレの紳士レベルが上がりました。
上がり過ぎるとパンツの話題だけで50レスほど消費したりします

89 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 15:33:19 ID:???
寿命の短い生物は成熟もその分早いが究極生命体はそういうのは不要
同じように強い妖怪程その手のことには疎いんだろうという説があったな

90 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 16:33:10 ID:???
射命丸ってモナリザより年上なんだね

91 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/24(金) 18:36:34 ID:???

天の声「紳士レベル上昇可能性は喜ばしい。???(ケダモノ……) 喜ばしい……のかの?
    長命でも純情なキャラは、現在の姿に心の持ち方も引っ張られてる説もありますじゃな」



A 鳥居まで鈴仙を迎えにいく



新たに加わる鈴仙さんを出迎えよう。そう決めた松山の挙動を察して、シャンハイが訊ねてきた。

シャンハイ「おでかけ……ですか?」
松山「うん。でも神社からは出ないから。留守番頼む」

いってらっしゃいませとシャンハイの声に応えてから、社務所を出て、真っ直ぐ鳥居の方角を目指す。
待つこと少し。階段を上がってくる足音が聴こえてきた。
重たい荷物を抱えてるようで、足音が鈍く響く。

松山「(鈴仙さんかな?)」

想像通りに。やがてピコピコ揺れるウサ耳が、薄ピンクのブラウスに紺のスカートを着た鈴仙が姿を現した。
彼女もすぐ松山の姿に気がついて、一瞬の戸惑いの後に……明確な嫌悪感を顔に浮かべてきた。

鈴仙「あなたは……ひょっとして私を出迎えに?」
松山「え、えっと。……そうだけど」

少しどもって答えると、胡乱げな鈴仙の視線(なぜか眼鏡越し)が松山に注がれた。
それと同時に、ウサギ耳が不可解な動きをする。

鈴仙「(……波長は安定している。うそをついたり裏があるわけじゃないみたい。
    本当に迎えにきてくれたみたいね。それなら私はどうすべきかしら……)」


92 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/24(金) 18:37:32 ID:???

先着で


鈴仙の出方 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


カードの数値が……


ダイヤ・ハート→「ありがとう。よろしくね」
スペード・クラブ→ 永琳と話したことを思い出す。
JOKER→ 「師匠からこんな薬を持たされたんだけど……」


*ダイヤ・ハートの場合、ペナルティ判定がnumからdiceに変化します。



出かけてきます。続きは後ほど。


93 :森崎名無しさん:2009/07/24(金) 18:40:18 ID:???
鈴仙の出方 →  クラブ2

94 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 00:31:07 ID:???

鈴仙の出方 →  クラブ2
スペード・クラブ→ 永琳と話したことを思い出す。


-----------------------------------------------------------------------------
〜回想〜
-----------------------------------------------------------------------------

本日売られ……もとい引き抜かれていくことが決定した鈴仙、朝の風景はこんなだった。

鈴仙「ふぅ。それじゃ、私の後はお願いね……」

これまで永琳から言いつけられた仕事の経過などを後任の因幡に引き継がせてから
鈴仙はそこで別の因幡から、永遠亭の応接間に呼ばれてますと教えられた。
誰が?と思いながら律儀に時間をかけず向かうとそこには……

鈴仙「来ましたよ……あれ、師匠?」

永琳が椅子に腰掛け、ティーカップを口に運んでいた。
鈴仙に気がつくと、二コリと微笑んで……

永琳「いらっしゃいうどんげ。貴女のぶんもあるからとりあえず座って」

言われるまま座って、タイミングを計ったようにちょうどいい熱さの珈琲の味を確かめてると
永琳から、出発の準備如何について訊ねられた。


95 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 00:31:24 ID:???

永琳「どう? しっかり準備はできてる?」
鈴仙「はい。万事抜かりありません」
永琳「そう……なら……心の準備は?」

永琳の瞳が抜き身の鋭さを帯びる。
その瞳の輝きは、弟子が今回の引き抜きに心から従う意思がないのを見通してると物語っている。

鈴仙「……あんまりできてません。……どうして私なんでしょう?」

自分が指名されたと聞いたときは寝耳に水だった。間違いなく、師の永琳が出向すると予想していたからだ。
例え敗れても、幻想郷中に轟く天才プレイヤーを自チームに引き入れるチャンス。
それをふいにする考えが分からなかった。弟子の戸惑いを見て取って永琳が述べる。

永琳「これは憶測だけど、案外あのチームは一枚岩じゃないのかもね」
鈴仙「……と言いますと?」
永琳「例えば今以上に、イーグルスが力を着けることを嫌う人物が中心にいるのかもしれない。
   まぁでも今回の引き抜きは……私達には悪い話じゃないわね」

まさに無残な敗戦で打ちひしがれるチームの建て直しに、柱たる輝夜と永琳が残れたのは大きい。
精鋭兎のE番などは、サッカーをやめかねない消沈振りだったが……それもどうにか持ち直せていた。
それに心の底からホッとしていた鈴仙も同意する。しかし永琳はなお鋭く言い募る。


96 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 00:31:44 ID:???

永琳「鈴仙。貴女はよく見ていらっしゃい。イーグルスに不和があるならその元が誰なのか……
   とくに気をつけて見てきてほしいのは、キャプテンを勤める外来人の動向です」
鈴仙「(あのキャプテンを……?)」

鈴仙は二つの記憶を思い出した。
薬売りを手伝ってくれた、人の良さそうな少年の笑顔。真っ向から潰しにきた敵将の烈火の檄。
どうも上手く結びつかないため、顔を曇りがちに引き締めた鈴仙は、最後に師にこう尋ねた。

鈴仙「つまり……私に潜入して……情報を掴んで来いってことですか?」
永琳「天狗や神の目があるから難しいとは思うけど。
   ……ともかくがんばってねうどんげ。永遠亭の一員として、恥じない活躍と成果を期待してるわ」

いつの間にか空になっていたカップを、名無しの因幡が片付けるのを横目に
月の頭脳は最後にそう述べて、いつか倒すべき相手と定めたチームに愛弟子を送り出した。


97 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 00:32:05 ID:???

-----------------------------------------------------------------------------
〜回想終了〜
-----------------------------------------------------------------------------

鈴仙「(と師匠は言ってたのよね……)」

そして今、鈴仙の目の前には、薬売りを手伝ってくれた時と同じ笑顔を浮かべた少年がいる。
虚偽も裏もなく見えたが、だからこそ、鈴仙には松山に信頼を寄せることができなかった。
曖昧に薄い感謝の言葉だけ伝えて、そそくさと松山を残して行ってしまう。

松山「……あ、行っちゃった(どう見ても俺のこと警戒してる感じだったな……)」

ひっそりとだが明確に拒絶の意思を見せた鈴仙の態度にちょっぴり傷つきながら
松山もここは追いかけるのを躊躇い、自室へ引き上げた。


*鈴仙 → (信用できない) → 松山
*鈴仙の評価値と好感度が下がりました


98 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 00:33:00 ID:???

先着で


鈴仙のマイナスペナルティ → ! num


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。



今日はここまで。ここ数日は時間が取れなく……お疲れ様でした。


99 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 00:33:44 ID:???
鈴仙のマイナスペナルティ →  6


100 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 08:25:20 ID:???
第三部は天才の挑戦だな、これは

うどんげは守矢で常識を養い狂気の瞳に磨きをかけるんだ

101 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 14:34:42 ID:???
このスレの永琳は口だけだからあんま怖くないなw

102 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 21:50:23 ID:???

>>100-101
今の天才ではラスボスには貫目が足りないかもしれないです。
違う世界ではあれ程猛威を振るいまくってるのに不思議だ…



鈴仙のマイナスペナルティ →  6



鈴仙「それじゃあ、よろしく。短い間とは思いますけど……」

いかにも他人行儀の口調で松山と別れた鈴仙は、部屋を決めないとならないので、二神の待つ社殿へ。
その態度は拒絶感満載で……短い間とはいえ、チームメイトの一員として打ち解けられそうになく見えた。
それが気掛かりだったが、松山の方も社務所へ戻って自室の前まで来て……より頭の痛い現状にぶつかった。

松山「そうだった。部屋の扉が……」

風通しのよくなったことに頭を押さえて、丸見えの部屋へ入るとシャンハイが何やらしていた。
いつの間にか小さな置き鏡を設置して、その前で手際よく髪を梳いている。

松山「(邪魔しちゃ悪いよな)ただいまシャンハイ。そのまま続けてていいからいいから」

これからは特に何もする気になれなかったので、扉をどうしたものか考えながらぼうっと過ごす。
そして三時を回ったところで、魔理沙が部屋を訪ねてきた。


103 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 21:51:28 ID:???

魔理沙「なんだこれ? 見通しよくなったが無用心じゃないか?」

そう言いながらも、魔理沙は遠慮しているのか松山の部屋を見ぬように顔を背けながら、呼びかけてくる。

魔理沙「そろそろ行って済ませようぜ。霊夢は晩飯も食べてくみたいだから時間はあるけどな」
松山「そうだね。ああさっき鈴仙さんが……」

助っ人の鈴仙が合流したよと伝えると、魔理沙は知ってる知ってると笑顔を向けた。
なんでも野暮用というのは、永遠亭にお邪魔してたらしい。泥棒行為を勘繰りかけたがすぐに否定された。

魔理沙「プライベートな事だ。詮索は抜きに願うぜ。
    それより説得だが、先にどちらから向かう?」

そこで松山は黙って正面の部屋を指した。
どちらからも何も、にとりの部屋は真向かいなのだ。順番など最初から決まっている。
頷いてから、さっそく魔理沙が威勢の良い声でに呼ぶと、慌てて何か崩す音がして……にとりが出てきた。

にとり「なんだい魔理沙じゃないか! あれ、光も……ってドアどうしたの!?」

松山の背後の部屋の扉がきれいさっぱりなくなってるのに気づいたにとりが、両目を剥く。
どう説明していいやら悩んだ松山は、魔理沙の目線に気付いて先に本題に触れることにした。

松山「(とはいえ、どうやって切り出すべきか……うう、どうする俺!?)」


104 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 21:52:18 ID:???

どうしますか?


A きっぱり通知する
B 回りくどいが、試合の話から流れをもっていく
C さらに回りくどいが、将来の話から流れを作ろう
D もっと回りくどいが、死後の話でも……
E ここだ! ここで魔理沙に丸投げだ!
F その他 説得口上を併記してください。


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


105 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 21:56:57 ID:vwHRfCFU


106 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/25(土) 22:03:44 ID:np2GWTl6


107 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 22:10:26 ID:Zdiq8gTc
B

108 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 22:33:27 ID:???

B 回りくどいが、試合の話から流れをもっていく



さっそく扉の修繕をしようと盛り上がり始めたにとりを、ひとまず落ちつかせて
松山は短い呼吸をして、話を切り出した。

松山「にとり」
にとり「うん? どしたの?」

……明日の試合について話があるんだ、それを言うのに重たい口調にならないよう努力を要したが
やはり気持ちは影響を及ぼすもの。松山の語りはにとりに緊張感を与えてしまった。

にとり「明日の試合……決勝戦について? ……な、何の話?」
松山「そ、その前にさ、にとり」

松山はきっぱりと宣告することを避けて、にとりに、明日の試合について不安がないか訊ねる。
昨日の試合ではレティの大車輪もあって、決勝を前に、ろくなセービングをさせてもらえなかったことなど。
明日の相手はレミリアら強シューター尽くめの紅魔館とあって。現在のにとりの心境を聞くことに。

にとり「ああ、そうだね。明日の試合は厳しい展開になると思う。だから私……」


109 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 22:34:15 ID:???

先着で



河城にとり、決勝への意欲! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「明日の試合も私に任せて!」
スペード・クラブ→ 「やっぱ不安になるよ……」
JOKER→「強化スーツ完成したよ! 決勝期待しててね!」


*ダイヤ・ハートの場合、にとりの意欲が上がって説得には厳しくなります。ただし数値10以上で……?


110 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 22:34:26 ID:???
河城にとり、決勝への意欲! →  ダイヤ6

111 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 22:34:40 ID:???
河城にとり、決勝への意欲! →  スペード10

112 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 23:14:47 ID:???

河城にとり、決勝への意欲! →  ダイヤ6
ダイヤ・ハート→「明日の試合も私に任せて!」


そこでにとりは顔を伏せた。
一瞬、松山と魔理沙は、紅魔館の攻撃力と圧し掛かる重圧に耐えかねたのかと思ったが
そうではなかった。すぐ顔を上げたにとりの目には、かつてない闘志が宿っている。

にとり「……でもね! 明日の試合もやるよ私は。だってキーパーは私しかいないんだもの!」

ただ真っ直ぐに、不安を超えて立ち向かおうとする意思は見てて清々しく感じる。
しかし松山は息を呑み、目的のことを考えて気持ちを暗くした。魔理沙も苦い顔をしてる。

にとり「あれ、どしたのさ2人とも。様子変じゃない?」
松山「いや……あのさ。にとり、明日の試合で……」

そこで魔理沙の手が伸びてきて、松山の口をふさいだ。
そのままぐいと顔を引っ張られ、強制的なひそひそ話にもっていかれる。


113 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 23:15:57 ID:???

魔理沙「(ちょっと待て光。……あの様子だと心意気に水をさすし、すっごく反発するぜ)」
松山「(……そうだよね。それに頑張らせたくもなってきた。でもやっぱり……)」

いきなり自分そっちのけで話はじめたのを見て、にとりの目に不審と見る色が浮かぶのに気付いて。
松山と魔理沙は手早く結論を出すことにした。

魔理沙「(だから。ここは控えのキーパーを念のため用意しとくって話にもってくんだぜ。いいな?)」
松山「(わ、わかった。よし……それでいこう!)」

そこでひそひそ話すのを止めた松山が、もう一度にとりに向き直って、言った。
そこで魔理沙は大事なことについて目の前の少年の失言もとい自分が失念していたと遅まきに気が付いた。

にとり「こっそり話すなんてよくないよ。何の話してたの?」
松山「今話すよ。にとり。明日の決勝なんだけど……」


114 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/25(土) 23:16:29 ID:???

先着3名様で


松山「明日は霊夢さんとキーパー交代してくれるかな!?」 → ! card
魔理沙「! ! ? 違うにとりが全力セービングできなくなったらって話だぜ! ……多分!」→ ! card
にとり「え!? そ、そんな……!!」(決勝への意欲 + ! dice)→ ! card


*松山か魔理沙どちらかの数値が、にとりの数値を上回った場合納得してもらえます。
*上回っても、にとりのマークがクラブの場合、前半開始からは霊夢は出せません。


拳で机を割る勢いで今日はここまで。


115 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:16:57 ID:???
松山「明日は霊夢さんとキーパー交代してくれるかな!?」 →  ハート5

116 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:24:00 ID:???
魔理沙「! ! ? 違うにとりが全力セービングできなくなったらって話だぜ! ……多分!」→  スペードA

117 :森崎名無しさん:2009/07/25(土) 23:25:09 ID:???
にとり「え!? そ、そんな……!!」(決勝への意欲 + 5 )→  ハート9

The・ダイス!

118 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 01:00:01 ID:???
ある意味よかった?
職人気質のにとりさんだから
下手したら「机で拳を」割りそうだもんな

119 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 14:28:52 ID:???

>>118
にとり「私は博麗霊夢の……かませ河童じゃないんだ!!」
バキッ!! ……プラーン
にとり「あ痛ーーーーーーー!! 私手が伸びちゃったよどうしよう!!?」



それは松山の失言といえたが、単刀直入に本題に入れたから魔理沙はそれに乗ることにした。
しかしにとりの険しい顔を見て、すぐに甘かったことに、軌道修正の必要があることに気が付く。
案の定、にとりは唇を血がにじむかというぐらい噛み締めてから、言った。

にとり「嫌だよ……そんなの」

キッパリと、決然と、にとりは松山達の言葉を拒絶した。

にとり「今までイーグルスのゴールを守り抜いてきたのは誰だい? 私だよね!? それが今更交代!?
    冗談じゃない。どんな手ごわい相手を前にしたって仕事場途中で放り捨てるなんて出来ないよ!」

厳しい面持ちと強い眼差しから分かる。口上を叩きつけたにとりは、これ以上の話し合い自体を拒んでいる。
二の句が告げず押し黙る松山。しかし魔理沙はあえて一歩進み、にとりに負けず劣らず厳しく発言した。


120 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 14:29:22 ID:???

魔理沙「だったら……実力行使になるな」

!? あっさり言ってのけた魔理沙だが、松山とにとりは同時に驚きに目を染める。

松山「魔理沙さん!?」
にとり「な、魔理沙何言ってるの……!?」

松山が思わず叫ぶ。咎めるような口調になったが、魔理沙は取り合わなかった。
ただ視線を配るだけして、無言のまま、再び困惑しているにとりに向き直る。

魔理沙「口で言ってもだめなら勝負するしかないよな? にとり。私に勝てたら思うまましていいぜ」
にとり「……本気で言ってる? そんな勝負受けても私にメリットないじゃないか」

呆れた顔で顔を伏せ、冷淡に返したにとりだが、魔理沙はあくまでにとりから目を逸らさず言う。

魔理沙「メリットならあるぜ? 明日の試合、自分の力が通用しないと言われて悔しく思ったんだろ?
    それを晴らすなら明日を待つことはないんだぜ? これから私のシュートを止めて示せばいい」
にとり「……本気なんだね、魔理沙」


121 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 14:30:52 ID:???

本気を問われて魔理沙は肩を竦めた。が、厳しい双眸は揺らがない。
いやさらにギラリと輝いた。

魔理沙「ああ本気だぜ。私はいつも勝つ為に本気なんだ。そして明日の試合で勝つには……」
にとり「私じゃ役不足だってんだね!? ……上等だよ魔理沙ぁ!!」

にとりが右足でダンッ!と強く床を踏み鳴らして、背中のリュックサックから擦れた金属音がした。
その激烈な反応に、魔理沙は……一瞬だけ沈痛そうにしたが、すぐ引っ込めて不敵に笑って返して見せた。
双方の間で対決ムードが高まる中、魔理沙は隣の松山に目を向けてから、言った。

魔理沙「そういうわけだぜ光。ここは貸しにしとくから、先に霊夢を説得しといてくれ」

異論は挟ませない語調で言ってから、魔理沙はさっそく練習場に行こうとにとりに催促する。
表情からは魔理沙の心の内は読めないが、一連の態度は、ここから自分を遠ざけるようとしているようだ。
しかし松山は悩む。ここは当事者として、キャプテンとして何をするべきか?

松山「……」


122 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 14:31:06 ID:???

どうしますか?


A 勝負を止めさせる
B 霊夢を説得に行く
C 自分がにとりと勝負する
D その他 発言や行動を併記してください


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



出かけてきます。続きは後ほど。


123 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 15:44:34 ID:UJN+FcvA
D 霊夢さんと比べないと実力の差はわからないんじゃないか?

124 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/26(日) 15:59:31 ID:hb0+tOjk
D 霊夢さんと比べないと実力の差はわからないんじゃないか?

125 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 15:59:43 ID:uPje4vVU
B

126 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 16:00:52 ID:n8ZOtlTE
B

127 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 16:34:15 ID:puUcTaRM
D 霊夢さんと比べないと実力の差はわからないんじゃないか?


128 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:09:41 ID:saFPCMnY
B

129 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 18:18:28 ID:fQWPA4UU
D 霊夢さんと比べないと実力の差はわからないんじゃないか?

130 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 19:32:49 ID:???

D 霊夢さんと比べないと実力の差はわからないんじゃないか?


魔理沙はそうして、にとりを挑発してから、連れ立って練習場へ向かおうとした。
しかしそこで……松山はポツリと2人の耳に届くように呟いた。

松山「霊夢さんと比べないと実力の差はわからないんじゃないか?」

途端。
にとりの進む足が止まる。魔理沙がさっと顔色を変える。
そこでにとりが、松山の存在を思い出したように目を向けてきた。

にとり「……そうだ。そうだよね。私だって比較相手の実力が判れば納得……できるかもしれない」

そうは言いながらも、にとりの眼差しは厳しい。
やはり何が何でも正GKの座は渡さないと強い気持ちが見て取れる。

にとり「光の言うとおりだよ魔理沙。私達だけで決められる問題じゃない。そうでしょ?」
魔理沙「……………………あぁ。そう……だな」

一瞬、冷え冷えとする視線を魔理沙が松山に向けた。
が、一瞬のこと。それを吐息として吐き出すと、さばけた調子でわかったよと返す。

魔理沙「それじゃこうしよう。私達が霊夢に話を通して連れてくるから、にとりは先に練習場行っててくれ
    そこで優劣はっきりつけようぜ。……にとりが納得できるようにな」

わかった、そう言ってにとりは約束をして、練習場へ向かって場を去っていった。
松山がなんとなくでそのリュック背負った後ろ姿を見えなくなるまで目で追ってると……


131 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 19:33:16 ID:???

魔理沙「光っ!」

え、と返す間もなく、頬を張られた。いや殴られた。
痛みを理解する間もなく、そのままシャツを掴まれて、魔理沙から罵声を浴びせられる。
剣呑な空気を感じて様子を伺ってたシャンハイが顔色を変えて、魔理沙の腕を掴んで離させた。
シャンハイの力に顔を歪める。しかしそれでも息荒く魔理沙は糾弾してくる。

魔理沙「……前々から思っていたが……もうちょっと空気を読み取れ!
    私がどうして光を遠ざけようとしてたか判らなかったか!?」
松山「え、それは……」

頬を摩りながら、その剣幕の理由を解せない様子の松山を見て、魔理沙が深く息を吐く。

魔理沙「……はぁ〜。まったくどうして私が引き受けてやったのに首突っ込んで来るんだよ」

自分が引導を渡す役を買って出たに関わらず、わざわざ松山が踏み込んだのを……
しかも自分達だけで片付けるべきにとりの問題に、霊夢を巻き込んだ事で、魔理沙は相当に腹を立てていた。
霊夢からすれば、いきなりGK出場を要請されて、実力を見せ付けて座を奪ってくれということになる。

魔理沙「まぁ……こうなっちまったからにはしょうがないな。霊夢をどうにか説得して練習場に行こうぜ」

しかし過ぎたこと、起こったことにいつまでも愚痴をこぼすのは魔理沙の流儀ではない。
思考を切り替えて、霊夢の部屋へ行こうと松山に呼びかける。
黙ったまんまだった松山が、そこで声を発した。


132 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 19:33:32 ID:???

松山「でもさ魔理沙さん」
魔理沙「ん?」
松山「まだ俺キャプテンだから。にとりが納得いかないなら納得いく形を提示してやりたかったんだ」

素直に胸の裡を語った松山にきょとんとして、魔理沙がイーグルスのキャプテンの顔を見返す。
それからやっぱり口を尖らせて、しかしやや雰囲気を和らげて、こう応えた。

魔理沙「そっか。……ま、考えてみれば私も余計な口を挟んだことでは人のこと言えなかったしな」

廊下を歩きながら、何か振り返るみたいに、そんなことを言った魔理沙は……
さっき悪かったと松山に打ち身用の薬を投げて渡した。そしてさらに口を開く。

魔理沙「よし。どうせ私らは明日の試合後チームを離れるんだ! 勝手も専横もしようぜ! その代わり……」
松山「イーグルスに優勝を残す?」
魔理沙「そういうこと。じゃ、さっそくもう一人加えにいくとしようぜ!」


133 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 19:34:35 ID:???

打って変わって意気を上げて前を歩く魔理沙と共に、松山は霊夢の部屋の前へ着いた。
緊張がちに扉を叩くと、すぐ……暢気な間延びした声が返ってきた。

霊夢「ん〜? 開いてるわよどうぞ〜」

松山が少しまごついたが、魔理沙がさっさとドアを開けて中へ。松山もその後ろをついていく。
霊夢の部屋は6畳の和室。しかし見たところ私物が少なく、松山の部屋に負けず劣らず簡素なものだった。
目立つ物といえば、急須など茶道具、座布団ぐらいか。博麗神社からの持ち込み品だろう。

霊夢「あら魔理沙。……光も? 二人揃って何か用事?」

いつも通り平静そのものな様子の霊夢に用件を問われて
そのいつも通りさに、女の子の部屋に入ってどぎまぎしてた松山も、直ぐさま平常心を取り戻した。
さっきの件があったからか、魔理沙の向けてる目がちょっと恐い。

松山「(うっ)俺達の用事は……」


134 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 19:35:09 ID:???

どうしますか?


A 正面から要請する
B 回りくどいが、試合の話から流れをもっていく
C さらに回りくどいが、将来の話から流れを作ろう
D もっと回りくどいが、死後の話でも……
E グス……霊夢さん生まれ変わっても友達になろうね!
F ここだ! ここで魔理沙に丸投げだ!
G その他 説得口上を併記してください。


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


続きは後ほど。


135 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 19:36:39 ID:EDtMAlag
A

136 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 19:39:29 ID:fQWPA4UU


137 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 19:42:57 ID:UJN+FcvA
A

138 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:18:06 ID:???
一瞬Cの選択肢が
さらに回りくどいが、将来の約束の話から流れを作ろう
に見えた

139 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:22:41 ID:???
ところで結界ってGKじゃないと張れないの?

140 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:24:52 ID:QnpxmmUE

まりさと松山を見てるとタクティクスオウガLルートを思い出す
か勝ちになりふりかまわない姿勢は好きだぜ ちょいと寂しいが

141 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 20:27:17 ID:???
>>140
てことは早苗さんが突如反転して松山信者に…!

142 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 21:26:08 ID:???
早苗「ようし、お前らにこの男はくれてやる!好きにしろ!」
吸血蝙蝠「さっすが早苗さん!」
クラブA「話がわっかるー!」

松山「や、やめろ…来るな…!」

こうですかわかりません!

143 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 22:15:14 ID:???

>>138
セクハラ撲滅の会名誉会長兼記者「はぁっ!? 何やらとても記者心をくすぐる風の便りが届きましたよ!?」
>>139
DF出場でしょうか?
もう少し時間があったら、その選択肢も用意できたかもしれません。
>>140
タクティクスオウガは面白いと話題でしたが
当時ちょうどそのゲームだけは手が出せなかったんですよね。それからもずるずると縁がなく。少し残念。
>>141-142
タクティクスはわかりませんが、その東風谷早苗さんが演じてられる両キャラクターが気になる……!


144 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 22:18:00 ID:???

A 正面から要請する


松山「俺達の用事は……」
霊夢「ちょい待ちなさい」

それを言う前に、霊夢は手で制すると、爪先立ちで棚の上から座布団を二つ用意した。
そうして霊夢自身は、最初から置かれてた一際座り心地の良さそうな座布団にちょこんと腰を下ろす。
黒髪に赤いリボンを揺らしながら、ブラウンの瞳が松山達に向けられた。

松山「えっと……」
霊夢「なんだか知らないけど立って話することないでしょ? 座んなさいよ」
魔理沙「それじゃお言葉に甘えるとするぜ」

慣れたもので魔理沙は、窓から遠いほうの座布団を確保してしまう。
松山も遅れて座ると、ちょうど肩の辺りに窓から差し込む陽光が当たりむず痒く感じた。

松山「あの……」
霊夢「お茶なら出さないわよ? 突然押しかけてきたんだし当たり前でしょ」
松山「いや……(う〜ん。どんどんペースに嵌っていく。率直に言ったほうがいいな)」

茶菓子もないと聞いて、魔理沙が何ィと不満げに頬を膨らませてる。
それをよそに、意を決した松山が、あぐらかいてる膝に添えてた手に力を込めた。
魔理沙がその微細な変化を見て取って面を引き締め、霊夢だけが何かと思いつつも、のほんとしている。

松山「霊夢さん、用事なんだけど」
霊夢「はいはい何?」
松山「明日の決勝……GKとして出てもらえないか!?」


145 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 22:18:21 ID:???

ここでちょっと交渉のルール投票を行います。
現在の評価値が一定値を越えてるキャラとの交渉時のボーナスについてです。


好きなほうを選んでください。


A 一定の内部数値を超える毎に、松山の判定を増やせる。
B 一定の内部数値を超える毎に、松山の判定にdice補正。
C ボーナス? そんなのいらねえ! 対等の条件でやろうぜ!?
D ようし、交渉相手にこのボーナスはくれてやる!好きにしろ!


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


146 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 22:24:30 ID:puUcTaRM


147 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 22:26:22 ID:4MTdgbNE

くそっ、中の人適応力たけえ!w
演じてるキャラは割とどちらも非道い…ゲフン

148 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 22:54:04 ID:vZXLC1Ww


149 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 23:00:16 ID:???
A

150 :森崎名無しさん:2009/07/26(日) 23:40:02 ID:U2MRByfY
A

151 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/26(日) 23:53:36 ID:???

A 一定の内部数値を超える毎に、松山の判定を増やせる。


松山が率直にGKとして出場してほしいと打ち明けたのを皮切りとして。
魔理沙が言葉を継いで、勢い任せににとりと勝負してほしいことまで含めて、筋道たてて説明をする。
過去に例がない程、熱心にキーパーとして出場してもらえないかと頼み込んだ。

そして肝心の霊夢の返答は……?


先着5名様で


松山「明日の決勝……GKとして出てもらえないか!?」→ ! card
松山5「明日の決勝……GKとして出て俺と一緒に燃え尽キナいカ!?」→ ! card
松山9「明日の決勝……GKとして出て……ところでほうちょうと針ってどっちが痛い?」→ ! card
魔理沙「よろしく頼むぜこの通り帽子も下げるから!」
霊夢「キーパー? う〜〜ん……」(にとりと勝負しろって? + ! dice)→ ! card


*松山か魔理沙どちらかの数値が、霊夢の数値を上回った場合、了承してもらえます。
*松山のマークが一致で+1、マークが全員一致で+3されます。


今日はここまで。
勝ちになりふりかまわない姿勢……このままそれを突き詰めるのかカードの運命如何に?
お疲れ様でしたー。


152 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/07/27(月) 00:00:58 ID:???
松山「明日の決勝……GKとして出てもらえないか!?」→  クラブ5

さらばだ!!

153 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:04:23 ID:???
松山5「明日の決勝……GKとして出て俺と一緒に燃え尽キナいカ!?」→  スペード3

154 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:20:51 ID:???
松山9「明日の決勝……GKとして出て……ところでほうちょうと針ってどっちが痛い?」→  ハート2

155 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:24:22 ID:???
魔理沙はcardでいいんでしょうか?

156 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 00:25:49 ID:???
あ、すみません……すぐ用意します。

157 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 00:30:38 ID:???

先着3名様で


松山9「明日の決勝……GKとして出て……ところでほうちょうと針ってどっちが痛い?」→ ! card
魔理沙「よろしく頼むぜこの通り帽子も下げるから!」→ ! card
霊夢「キーパー? う〜〜ん……」(にとりと勝負しろって? + ! dice)→ ! card


*松山か魔理沙どちらかの数値が、霊夢の数値を上回った場合、了承してもらえます。
*松山のマークが一致で+1、マークが全員一致で+3されます。



今度こそ、ここまで。
完全引き直しはバランス悪いと思うので松山9のみということで……
また不手際すみませんでした。


158 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:31:07 ID:???

松山9「明日の決勝……GKとして出て……ところでほうちょうと針ってどっちが痛い?」→  ハート6

159 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:31:33 ID:???
松山9「明日の決勝……GKとして出て……ところでほうちょうと針ってどっちが痛い?」→  クラブ6

160 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:31:59 ID:???
魔理沙「よろしく頼むぜこの通り帽子も下げるから!」→  ダイヤJ

161 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:32:01 ID:???
魔理沙「よろしく頼むぜこの通り帽子も下げるから!」→  ダイヤ8

162 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:32:22 ID:???
南無三!
霊夢「キーパー? う〜〜ん……」(にとりと勝負しろって? + 6 )→  ハート6

163 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 00:33:07 ID:???
あらら

164 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 12:11:40 ID:???

あらら……
ここから魔理沙のターンです。でも二回判定上で失敗してるので、結構厳しい展開になります。



二人がかりでの要請、説得。
松山は、さっきの件が尾を引いてるのかどこかいつもの勢いが見えず歯切れが悪かったが
それを十分補うように、魔理沙が懸命に霊夢を説得し続けた。だが……

霊夢「悪いわね。却下よ」

ピシャリと答え言われて、場の空気が固化する。
松山と魔理沙は、あうあうと言葉にできず口を動かして、霊夢の声だけが続けられる。

霊夢「今から私とにとりで勝負しろって? いくらなんでもそれはないわ」

半眼でお断りと言われてしまい……
魔理沙がよよよと崩れて泣き真似をする。

魔理沙「そ、そんなぁ……! 私がこうして頭まで下げたってのにそりゃないぜれいむぅ……」
霊夢「帽子脱いだだけでしょうがッ! ……はぁ、まったく」

そう言って気を落ち着かせるように、霊夢は正座姿勢を正すと美味しそうにお茶を啜る。

霊夢「用件は済んだ? だったら解散ね。素敵な出入り口はあそ……」


165 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 12:12:09 ID:???

そこへ。
今度は一転し、真剣な表情を見せて魔理沙が――動いた。

魔理沙「霊夢! 頼むっ私は明日の試合、どうしても勝ちたいんだ……!」

正座の姿勢を取ってから、黙って"魔理沙が"頭を下げた。
さすがに霊夢も目をぱちくりさせて。そのままの姿勢でいる魔理沙を見ながらぽりぽりと頬を掻く。
しばらく三者とも沈黙して……霊夢がやれやれと湯飲みをお盆に戻して、魔理沙を見て、言った。

霊夢「魔理沙あんた本気なのね。……別にキーパー出場するなら構わないわ」

その言葉に、魔理沙は顔をあげ霊夢を見た。パッと顔を輝かせる。

魔理沙「霊夢! それじゃ……!!」
霊夢「ただし」

しかし鋭く言葉をかぶせた霊夢は、魔理沙に、松山に、妥協せぬ条件をきっぱりと告げた。

霊夢「にとりとの件。そっちはあんた達で何とかしてきなさい。私は一切面倒見ないわ」
魔理沙「……ああ。わかったぜ! 私は最初からそのつもりだったし。……光はともかくな」

とぼけた物言い。松山があいたたって顔をする。それは魔理沙のささやかな仕返しでもあった。
しかし……この場でその発言は、思わぬ波紋となって広がる。
魔理沙の他愛のない付け足しに、耳をピクリとさせた霊夢は、松山に若干厳しい視線を送ってきた。

松山「うっ……確かにそうなる流れは俺が作ったんだ。けど……」
霊夢「光……」


166 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 12:12:25 ID:???

キャプテンとして、にとりにも納得のいくようしてやりたかったと松山は霊夢にも話して聞かせる。
嘘偽りのない気持ちをそのまま伝えた。しかし魔理沙と違い、霊夢はそれを真っ向から斬って捨てた。

霊夢「そうやって誰にも彼にも人の好い顔を見せてくつもり? やめなさいよねそういうの」
松山「え……っ!?」

松山が思わず立ち上がりかけ、しかし迷いも揺らぎもない視線でそれを見つめたまま、霊夢は更に言う。

霊夢「よし……こうしましょう。にとりとは、魔理沙じゃなく光が決着つけてきて。
   それができないようなら、私は明日の試合、キーパーでもフィールダーでも出場はお断りよ」

微塵も譲歩の構えを見せない、断固とした巫女の発言に、魔理沙が慌てて口を挟もうとするも

魔理沙「れ、霊夢……そいつは……」
霊夢「酷だ。なんて無しよ。まずにとりと正面から向き合って決着つける。ていうのは最低限でしょ」

やはり上手をいかれてしまい、魔理沙はそれ以上何も言えず口をつぐむ。
場の主導権を完全に掌握した霊夢は、さまざまな意味で空の様に高く澄んだ眼差しを松山に向けた。
じっと……答えを待っている。

松山「俺は……」


167 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 12:12:42 ID:???

どうしますか?


A にとりと決着をつけてくる。
B そんなことはしたくないと断る。
C その他 発言や行動を併記してください。


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*霊夢の評価値と好感度が下がりました


出かけてきます。続きは後ほど。


168 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 13:32:00 ID:lpPRCmTQ
A

169 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 13:35:01 ID:O3jIz4dY
C にとりとの勝負に自信がないのかと焚き付ける

170 :2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/27(月) 15:04:44 ID:9XqgntkU


171 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 15:22:35 ID:fnfht9pg
A

172 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 16:27:17 ID:lKDWD2JA


173 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/27(月) 16:34:19 ID:UNtbzoEA
C にとりとの勝負に自信がないのかと焚き付ける

174 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 16:34:49 ID:+J9S0EUo
A

175 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 20:19:23 ID:???
まあ、全員が納得のいく形なんてなかなか難しいけど
霊夢からしたらそんなに甘ったるい考えなのかね>両者の説得

でも
勝負を避けてなおかつ試合に出たい、なんて風に霊夢の発言を受け取られたりしたら
それこそにとりが「甘ったれんな!文句があるなら実力で奪いに来い!」と余計に怒りかねんからな
にとりの説得はより慎重にならないといかんかな

176 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 20:30:56 ID:???
にとりと霊夢の当事者二人ともが考えもしてなかった事を
いきなり突きつけてるわけだから反発は当然と言えば当然だわな

引き次第で楽な展開だったけど
結局順当なハードルの高さになってるあたりさすが松山

177 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 21:12:21 ID:???

A にとりと決着をつけてくる。


答えを待ってくれてる霊夢。憂慮の眼差しを向けてる魔理沙。
計四つの目が注目してる中、松山がゆっくりした動作で立ち上がった。
つらい局面にぶつかった者特有の、悲壮な瞳で霊夢を見つめて、鉛を飲み干したように重い声で伝える。

松山「わかった――やるよ」

それから。迷いを払った眼で練習場のある方角を見やり……そこで待つにとりの姿を幻視する。
この案に乗った者として、けじめをつける腹を決めて、霊夢たちにぺこりとお辞儀して退室しようとする。
慌てた様子で魔理沙も立ち上がった。

魔理沙「待て私も行かせてもらうぜ。霊夢、立ち会うぐらいはかまわないだろ?」

それに対して霊夢は顔だけ向けたまま、応えず沈黙していた。
黙秘は肯定と勝手に認識した魔理沙は、じゃあなと声をかけて、すでに背を向け歩き出した松山を追う。
元通りに。一人でまったりできる空間に残った霊夢は、一度は戻した湯のみを手に、ちびりとお茶を啜る。

霊夢「苦……」


178 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 21:13:03 ID:???

先に松山は自室へ戻り、スパイクだけ手にして、社務所の玄関へ向かう。
魔理沙はそこで待っていた。松山は何を話せたものかわからず、ただ黙って横を通って外に出る。
そこで一旦足を止めて……ひとつだけ聞いておかなければならないことを口に出して問うた。

松山「あのさ。もしさ。俺が負けたらどうするんだ?」
魔理沙「負 け る な 。そう言いたいところだが……」

先に自分の望む展開をきっぱり告げて、それから松山の荷を少し減らすように、魔理沙はこう言った。

魔理沙「勝負については……実は負けても気にすることはない。敗北して気にするなってのも変だが……。
    その場合は、にとりに明日の決勝を任せられるってことだ」
松山「……」

明るい口調の裏には、表に出せない苦さが潜んでいる。
しかし魔理沙はそれには言及せず、松山も聞こうとはしなかった。

魔理沙「だからって手は抜くなよ? 負けてもいいけどそれだけは無しだからな」

言われるまでもないと、松山は応える代わりに強く一歩足を踏み出した。


179 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 21:13:43 ID:???

それからは会話もなく練習場へ到着。
にとりがいた。備え付けのベンチに腰掛けて落ち着きなく視線を彷徨わせている。目が合った。

にとり「光! 魔理沙! あれ……霊夢がいないね」

努めて冷静に事情を説明する。その途中でにとりが大仰に息を吐いた。

にとり「そっか。じゃあ明日の試合は私が……」
松山「にとり。俺と勝負しよう」

強く握り締め、手のひらに爪を食い込ませて松山は言った。
意図がつかめず、にとりが疑問の眼差しを投げかけて……松山がきちんと答える。

松山「俺と勝負して、勝ったらにとりが明日のスタメン出場。負けたら……」
にとり「待って。ねぇ……待ってよ」

悲しみと驚き。それら二つの感情でごちゃっと綯い交ぜになった瞳で、にとりは松山に聞き返してきた。

にとり「どういうこと? さっき光自身が言ったよね。私が納得できる形を示してくれるってさ」

松山は返答に詰まった。
しばらく言葉を探して……見つからないまま沈黙を貫く。


180 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 21:14:43 ID:???

にとりと視線を交錯させるだけの時間が流れて……やがてにとりが、より悲しく沈んだ声を出した。

にとり「そう……結局光も、今の私じゃ力不足って言いたいんだ。だったら最初からそう言ってよ!」
松山「……!」
にとり「ぐっ、うぅ……」

肩を震わせて、にとりが俯く。
好かれと思って取った選択が裏目に出て……思わず優しい言葉をかけてやりたくなって……

霊夢『そうやって誰にも彼にも人の好い顔を見せてくつもり? やめなさいよねそういうの』

寸前で思い留まった。ここで自分が慰めることはできない。
しかしそれでも……にとりを見る松山の心は、茨で心臓を締め上げられるかのように痛んだ。
にとりが顔をあげた。その瞳が充血し僅かに潤んでいる。

にとり「こんなことならさっき魔理沙との勝負に乗っていればよかった。
    いいよやろうよ光。北国シュートでもなんでも私がっちり止めてやる!」
松山「(にとり……)」


*にとりの好感度が物凄く下がりました


181 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 21:15:05 ID:???

そして。
勝負は、距離的に厳しくないバイタルエリア、正面からのシュート。それで互いに合意を得た。
あくまで実戦形式。 にとりが、明日の試合で紅魔館の決定機を防げるか否か。

にとり「……」
松山「……」

悲しみも活力に変えて、絶対ゴールは許さないと、そんなにとりの気迫が松山の元まで伝わってくる。
松山は静かに深呼吸をして……永遠亭に引導を渡した時の気持ちを掘り起こした。

松山が助走。シュート体勢に入る。
にとりが光学迷彩を使用。姿を消し更に全身のバネを溜めて、どのコースに飛んでも捕まえると腰を落とす。

松山「いくぞにとり! ……ここで決める!」
にとり「絶対に……止めてやる!」


182 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 21:15:26 ID:???

先着2名様で


松山→ ! card 【北国シュート】63 +(カードの数値)=
にとり→ ! card 【光学迷彩のびーるアーム】59 + (カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山の【北国シュート】が、にとりの守るゴールを割る。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。再勝負。
≦−2→にとりがセービング成功。


*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*【北国シュート】には、吹っ飛び係数5がついています。

*にとりの数値が5の場合、【河童の五色甲羅】が発動し、マークに応じた補正がつきます。
*【河童の五色甲羅】はマークがダイヤの場合に補正+4。ハートの場合に補正+3
* マークがスペードの場合、補正+2、クラブの場合、補正+1となります。


183 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 21:15:45 ID:???
松山→  ダイヤJ  【北国シュート】63 +(カードの数値)=

184 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 21:23:36 ID:???
にとり→  スペード5 【光学迷彩のびーるアーム】59 + (カードの数値)=

185 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 21:33:56 ID:???
何かを得るためには何かを捨てなければいけないんだよ
松山、お前はよく頑張った

186 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:05:05 ID:???
鈴仙にこのことを知られたくないな
と言っても不和の種の松山はすぐに抜けるが
…俺達と松山は一体何と戦っているんだ

187 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:06:19 ID:???
カードの魔物
もしくは理不尽な世の中

188 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 22:10:39 ID:???
  「世界に、宣戦布告する」
に決まってるじゃないですか、やだなぁ

マジレスすると、スーパー(ryを目指すと決めちゃった時点で
全てを踏み台にしていく覚悟を決めなければいけなかった
だから、試合のために力を出し切ることはあっても
チームのために心を尽くすとか、もはやそういうものは求められていないんではないかと
今回の一件を含め、少なくともそういう方向に向かおうとする節はちょくちょく見られているし
霊夢が敢えて突き放したのも、それを見越してのものだろうし

189 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 23:07:25 ID:???
俺にはイーグルスがラスボス化に向けて着々と成長していく布石に見えるよ

190 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 23:07:45 ID:???

>>188さんの言うとおりなのですが、それをカバーできる引きの良さも勝負時だけでしたしね。
今回は松山の不和の種としての一面が強く出ちゃいましたね……



松山→  ダイヤJ  【北国シュート】63 +(カードの数値)= 74
にとり→  スペード5 【光学迷彩のびーるアーム】59 + (+2) + (カードの数値)= 66
≧2→松山の【北国シュート】が、にとりの守るゴールを割る。


にとり「(光の北国シュートは低く地を這う弾道のシュート……それさえわかっていれば)」

GKが捕りにくい左右の下隅。
にとりはチームメイトで練習にも付き合ってきた。松山のフォームと視線からコースを読むことはできる。
そして左に放たれたシュートに向けて、にとりは鋭く反応して横っ飛びで確かにボールを両手で捕まえた。

松山「!」
にとり「え……っな、何この威力!?」

チームメイトならではの読み。現在位置を掴ませない光学迷彩。リーチ差を覆すのびーるアーム。
その三つを活用したにとりは宣言どおりがっちりボールを抑えた。だが計算に入れてないことがあった。
松山のシュート力は、カペロマンとの勝負から更にアップし……にとりの計算も想定も食い破った。

にとり「ぼ、ボールが暴れ……駄目! させないっ!」

それに対抗してにとりの背中が淡く輝く。
五色甲羅。にとりが練習の中で得た能力まで使って全力の全力で松山のシュートの勢いを食い止める。
……食い止めようとした。……両手が弾き飛ばされた。


191 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 23:08:35 ID:???

にとり「……ぅわぁぁッ!!」

その衝撃で、にとりの小柄な体が右のポスト近くまで飛ばされる。
そしてボールは……転がり、静かにネットに触れた。
じっと見てた魔理沙が、裁定を下す。

魔理沙「勝負あり。……光の勝ちだぜ、にとり」

その声にはこたえず、にとりはひたすら呆然とした面持ちでボールとゴールネットを見ている。
松山が近づいて……その足音に気付いたにとりが、帽子で顔を隠した。更にその姿がス〜〜ッと消える。

松山「にとり!?」

慌てて駆け寄ろうとするが……その肩を魔理沙が捕まえ、やめとけと鋭く口にした。
そこへ……姿は見えないが、か細いにとりの声が響いた。

にとり「強いね光は……私の負け……だよ。でもごめん……とても今話せる気にならないや……」
松山「にとり……その……」

松山の声の沈み方に、光学迷彩を使ったままのにとりが、元気な声を作って返した。

にとり「だ、大丈夫だよやだな〜! 光は知らないだろうけど弾幕ごっこだって負けはきちんと認めるもんさ!
    心配いらない……から。納得したから。……じゃあねっ光!」

声が終わらぬ内……遠ざかる足音がした。胸を打つ明るい声もしなくなる。


192 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 23:09:23 ID:???

松山「……」
魔理沙「大丈夫か?」

勝ったというのに、気の晴れない松山の顔色は、魔理沙が心配するくらいなのかと思い
松山は気持ちを強くもって、幾分か顔色を明るくさせた。

松山「よし。これで俺の本気も見せたよな。霊夢さんに会いにいこう」
魔理沙「ああそっちはいいぜ。私がちゃんっと伝えてやる。それより光は……ちょっと部屋で休め」

精神的なものか、北国シュートを撃って体力を消費したことからか
判断はつかないが……松山は、この場は魔理沙の申し出を有難く受け取ることにした。
霊夢の部屋の前で、手を振って魔理沙と別れる。

松山「……それじゃ霊夢さんによろしく伝えてくれな」

それから松山は部屋に戻って、顔色と様子を心配したシャンハイにかいつまんだ説明をしてから……
ごろんと横になった。すぐにまぶたが重くなる。
ぼやけてきた視界の中、部屋の扉がないため、にとりの部屋の白銀色の扉が見えてしまう。

松山「……。シャンハイ。俺は眠るから」
シャンハイ「はい。……光様。ゆっくりお休みくださいませ」

そんな声を聴いて
松山は……疲れを癒しにしばしの仮眠にまどろんだ。


*松山のガッツが減って回復しました。(550/900)→(350/900)→(650/900)


193 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 23:09:45 ID:???

【幻想郷・27日目・夜】



目を覚ますと……すでにどっぷりと日が暮れていた。
窓から見える空も暗色で、松山は二度、三度と首を振って体調、心身の状態を確認する。

松山「よし……大丈夫だ」

起き上がると、シャンハイか誰かが用意してくれたのか夕飯の乗せられたお盆が側に置かれていた。

松山「誰が用意してくれたんだろ?」

ふと気付いて見回すと、部屋にシャンハイの姿も見えない。
どこへ行ったのかと首を傾げながらも、空腹には勝てず レトルトカレー をたいらげて……
松山は、紅魔カップ決勝を前にした最後の夜の行動を決めることにした。


194 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/27(月) 23:11:03 ID:???

行動を選択してください。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*誰かを誘えます)
C 迷宮探索(*早苗は誘えません)
D アイテムを使ってみる
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください



*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


ちょっと早いですが、今日はここまで。
いつもより多く波乱続きのスレです。お疲れ様でした。


195 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 23:13:31 ID:Z5AQNk3M

乙でした

…にしてもレトルトカレーって…
料理担当が手抜きしたか、はたまた誰かの差し金か?

196 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 23:37:12 ID:0mkovtVQ
A

197 :森崎名無しさん:2009/07/27(月) 23:54:03 ID:lKDWD2JA
E

198 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/28(火) 00:16:57 ID:???

投票してくれた方すみません、再投票になります。


行動を選択してください。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*誰かを誘えます)
C 迷宮探索(*早苗は誘えません)
D アイテムを使ってみる
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください



*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。
>>185-189を見て、某スレで活躍中の野菜王子様のご子息を思い出しました。


199 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 00:21:33 ID:ndKMsK6o
A

200 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 01:03:09 ID:XrEKpCLQ

スタミナ∞使っちゃおうぜ

201 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 02:37:32 ID:QhbwFB8s


202 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 07:06:51 ID:3PWgpbBs
D

203 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 07:33:58 ID:ZaiEmKbI


204 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 16:33:27 ID:???
>>195
もはや夕食も作ってもらえなくなって、シャンハイがこっそり用意したのかと思ったぜ

205 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/28(火) 17:35:36 ID:???

>>204
天の声「いやいやそこまでは……おや風雨の天狗記者がお話することがあるそうじゃな。代わりますじゃ」


射命丸「毎度お馴染み射命丸です。いつも最速で、皆様に真実をお届けしてます。
    さて、今日はよりによって私があのケダモノ君の行動選択について語る羽目になってしまいました。
    世の中何が起こるかわかりません。こんなしがない烏天狗に世の中の風は冷たいですよ。しくしく。
    コホン……今回はD アイテムを使ってみる。に決定しました。ですが注意してください。
    基本的に技術書、さらに上位存在の覚醒の書は、一度の使用で効果を得ることは難しいです。
    タックル技術書の場合も鑑定、解読が必要だったように、【スタミナ∞】にも判定を要します。
    この説明を中の人はすぐできると思ってたのですが、なかなかその機会に恵まれなかったんだとか。
    それから決勝前のスキル習得と聞いて、そろそろ【????】の名前を募集したい頃合だそうですよ。
     『時間はとくに定めず、深夜の更新時間で募集終了とさせていただきます』(小汚い文字ねえ…)
    はぁ貴重な時間を益体もないことに使ってしまいました。次はもっと有意義に使わせてくださいね。
    さぁさ次のネタは……あや練習場で事件の匂いが! いかにも私を呼んでますね。それでは失礼!」



*【????】の名称を募集します。(前回は候補が多すぎたみたいなので、今回は絞らせていただきます)
  詳しい効果は>>22を参照してください。


206 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 18:23:30 ID:+nwPdsx6
超マツヤマモード

207 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 18:30:45 ID:qm9ESdvk
周囲から浮く程度の能力

208 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 19:21:48 ID:???
原作の
ワイルドイーグル

209 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 19:24:50 ID:???
荒鷲飛翔

210 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 19:31:17 ID:???
天翔荒鷲

211 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 19:31:49 ID:???
野生化

212 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 19:41:20 ID:G8xZc1go
イーグルインストール

213 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 20:02:39 ID:???
北国ライトニング

214 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 21:14:41 ID:???
アルバトロス

よいか松山。信天翁は向かい風を受けることで、空高く舞い上がるのだ

215 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 21:19:25 ID:???
ファイナルイーグルライド

216 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 21:25:57 ID:???
イーグルクロウ

217 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 21:34:38 ID:???
道産子の証明

218 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/28(火) 23:08:33 ID:???

たくさんアイデアありがとうございます!
やはり松山というべきか、鷲とイーグル系が多いですね。



D アイテムを使ってみる


松山「あれ? (今……射命丸さんの声がしたような)」

怪訝に思い、松山は周りを見回したが、ここは自分の部屋。
もしやと思って窓の外の景色を目を凝らして見たが、宵闇に無駄な労力と早々に打ち切った。

松山「やっぱ精神的にまいってるのか俺? 気分転換にアイテムでも使おうかな……」



【疲労回復の薬】(*効果高め)
【ちからの種】
【サッカー技術書(タックル)】
【サッカー技術書(ブロック)】
【スタミナ∞】覚醒の書
【アイテム鑑定用水晶球】


219 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/28(火) 23:10:17 ID:???

松山「使用可能なアイテムはこれだけ。しかしこの本、落ち着いて見ると……」

皮装本【スタミナ∞】を手にし、松山はその重さと厚さに読む気が、まるで杵で磨り潰される様に感じた。
インテリ系なら入手したその日の内に読破するだろうが……
松山には読み終えるまで眠らずにすむ自信がまったくなかった。

松山「ともかくほかのアイテムの使い道も考えよう。ブロックの技術書は……水晶球で鑑定すれば使える?」

ほかの薬と種も目の前に置いて、松山は使うべきアイテムをどれにするか考えた。



どれを使いますか?


A【疲労回復の薬】(*効果高め)
B【ちからの種】
C【サッカー技術書(タックル)】
D【サッカー技術書(ブロック)】(*要・鑑定)
E【スタミナ∞】覚醒の書
F【アイテム鑑定用水晶球】


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


220 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 23:40:12 ID:ndKMsK6o


221 :森崎名無しさん:2009/07/28(火) 23:52:38 ID:qm9ESdvk


222 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 00:28:28 ID:???

再投票します。



どれを使いますか?


A【疲労回復の薬】(*効果高め)
B【ちからの種】
C【サッカー技術書(タックル)】
D【サッカー技術書(ブロック)】(*要・鑑定)
E【スタミナ∞】覚醒の書
F【アイテム鑑定用水晶球】


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


投票途中ですが、今日はここまで。


223 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 00:29:16 ID:FjIs4fqM


224 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 00:29:52 ID:2LXpOr/+
E

225 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 00:32:07 ID:yb9jE2es


226 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 00:39:20 ID:Xru5PAYM
C

227 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 01:29:40 ID:z50LI0io
E

228 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 13:14:14 ID:???

E【スタミナ∞】覚醒の書


松山は、分厚い本を手にして、カペロマン、にとりと勝負した時に劣らぬ真剣さで頁を開いた。

松山「尻込みするな! 俺がこれを読破できれば明日大きな武器になる……きっと!」

今だけ気持ちは文学少年。そんな転身・松山光は、【スタミナ∞】覚醒の書を熱読しはじめた……。



先着2名様で


読書だ松山! → ! card
ねんねんころ〜り (+8) → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


*松山が勝利した場合、次回の判定で補正+8が消滅します。
*松山が断念した場合、マークがダイヤの場合、次回の読書判定に-2されます。
 ハート・スペードで-1、クラブの場合は変化ありません。
*松山がクラブAの場合、スキル【読書は嫌い!】を会得します。



出かけてきます。続きは……大きな心配事ができてしまったので今日はできないかもしれません……。


229 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 13:36:40 ID:???
読書だ松山! →  クラブ5

230 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 13:44:00 ID:yb9jE2es
ねんねんころ〜り (+8) →  スペード4

231 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 22:21:36 ID:???

天の声「私信の時間ですじゃ!」

早苗「強ければ、傷付かない」
松山「強ければ、踏みにじられない」
早苗・松山「強ければ………人を、踏みにじれる!」
早苗「さぁ一緒に博麗神社へ討ち入りしましょ! 一切れのパンナイフランプ鞄に詰め込んで!」
松山「や、それ無理」
早苗「       」



読書だ松山! →  クラブ5
ねんねんころ〜り (+8) →  スペード4



最初の内……
松山は、自分の未知のスタミナ維持の術が書き記された書物をそれなりの熱意をもって読んでいた。
しかしそれが頁をめくり、まためくり……十数回繰り返したところで、手の速度が急激に落ちた。

松山「ふわ……」

とうとう欠伸が出て、集中力の糸がぷつんと切断される。
それでも粘り強くと文字を目で追いながら……松山は急速な眠気に襲われた。

松山「駄目だ寝るな寝ちゃ駄目明日元気に走り回るためにも今寝たら……」

空しくがくりと、頭が垂れた。


232 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 22:23:04 ID:???

目を開けると、不思議な世界が広がっていた。
不思議というのは、松山基準で上下逆さまの建造物があったり、見たこともない生物が視界を過ぎったり……
しかし一番不思議なのはそれらでなく、松山がその世界は不思議と認識できないことだった。

松山「あれ、ここは」
???「んっ? あれー貴方は招いていないわ」

すぐ近く、シャンハイがそうしたように(シャンハイって?)左肩付近からかわいいかわいい声がした。
しかしそちらはどうしてか振り向けない。首が固定されて真正面しか見られない。
また別の声が、右肩のほうから聴こえた。

???「やれやれ関わりがあるからかしら? 姉さんとっとと追い返しましょう」
???「そうね???。というわけで折角のご来訪だけど目を覚ましちゃってね〜」

ガクン!
階段を踏み外したような悪寒と一緒に、松山は突然、浮遊感に襲われた。
見る見る周囲の景色がスピードを増す。そして……痛みと鈍い音が。

松山「げこっ!? あ……あれ?」

気がつくと閉じてしまってたぶ厚い本の角に、眉間をぶつけてしまってた。
パタリと本が倒れて、松山も気を抜いて背中を倒して大の字に寝転がる。

松山「(ああ……何も成果得られた気がしないな……)」

読書は結局、時間を無為に費やしたという感覚。それだけを残して……
松山は、このままじゃあんまりだからまだ何かする時間が残されてないかどうか、時計の時刻を確かめた。


233 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 22:25:10 ID:???

先着で



勝負はロスタイムからだ! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「まだだまだ終わらんよ!」
スペード・クラブ→ 「ざんねん試合終了だよ……」
JOKER→ 「時を止めた!」誰かが背後に!?


234 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 22:26:14 ID:???
勝負はロスタイムからだ! →  ダイヤ3

235 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 22:31:45 ID:???

勝負はロスタイムからだ! →  ダイヤ3
ダイヤ・ハート→「まだだまだ終わらんよ!」


時刻は……九時を少し回ったところ。
本を読んでて意識が落ちたが……どうやら復帰は早かったらしい。
今からでは練習は無理だが、ほかのことならできそうだ。

松山「もう一度、行動を決めてみるか」



行動を選択してください。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 【????】の名前を決めよう!
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H その他 したいことを併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


236 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 22:41:52 ID:FjIs4fqM


237 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/29(水) 23:28:43 ID:???
投票途中ですが、今日はここまで。
>>236さんには申し訳ないですが、日付変わるまで集まらなかったらやはり再投票します。
心配事はどうにか解決しました。

238 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 23:32:47 ID:feFGXdLI

もう一度読書にトライ

239 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 23:35:11 ID:EKIEzNLc


240 :森崎名無しさん:2009/07/29(水) 23:48:00 ID:wIQkQJY2


241 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 00:03:39 ID:???

えっと再投票を行います。


行動を選択してください。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B 練習をする(*選べません)
C 迷宮探索(*選べません)
D 【????】の名前を決めよう!
E 霊夢の資料を読んでみる
F シャンハイを捜しにいく
G 今日はもう休む(*ガッツが全快します)
H もう一度読書にトライ(【読書は嫌い!】を会得する可能性アップ)
.I. その他 したいことを併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。


242 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 00:09:05 ID:uGxL1J2o


243 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 00:40:45 ID:YGjBofn+

私信感謝w

松山「もう誰にも馬鹿になんてさせない…!逆に顔色を伺わせてやる!」
早苗(この悪意…期待できそうです)
松山「手始めにトイレに新聞持って行って長時間居座ってやる…!」
松山「それだけじゃない、食事の時は毎回おかわりしてやる、家計に小さくない損害た!」
松山「皆報いを受けるんだ、じわじわと苦しめてやる!…泣くほど恐ろしかった?」
早苗「ええ、ある意味とても」


244 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 00:41:21 ID:wFUpkjR6


245 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 01:18:35 ID:W5ciPc3o

二つ入ってたしね

246 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 01:25:29 ID:eVvpczMY

乙でした


247 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 15:34:26 ID:???

天の声「乙感謝ですじゃ! まだ票集まってませんので、思いついたネタでも」



松山「う〜んう〜ん」

今だこれから何をするか決めあぐねてる松山は、ふと部屋を見回して微妙な変化に気がついた。

松山「(あれ? 食器とお盆がない。それに……あれは漫画本か?)」

ちょうど食べ終えた食器などあったところに、代わりに一冊の漫画のコミックスが置かれていた。
なんとなく手にして、読み始める。

松山「なんだか読書続きだな。漫画だけどさ」

こうなったら今日の夜は読書ですごそうかとも思いながら、松山はまずタイトルを確かめた。

松山「キャプテン・サンジ? サッカー漫画なんだ。どれどれ……」


248 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 15:35:54 ID:???

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〜BGM〜 ウィーアー!
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サンジ「だから狩り勝負は俺の勝ちだっつってんだろうが! ……何?」

出身は北の海! 7700万ベリーの賞金首にして、麦わら海賊団のコック!!
オールブルーを探し当てるのを夢見る黒スーツのナイスコック・黒足のサンジは見知らぬ世界へ迷い込んだ。
そこへ昼間から悪漢に襲われる美女発見! 騎士道精神を掲げる彼は瞬く間に悪漢達を蹴り飛ばした。

美女「! ……その足技! お願いします勇者さま! どうか私達をお救いください!」
サンジ「お任せをマドモアゼル。(キラッ☆) ああ今日という日の出逢いをありがとう!」

さらに連れられた先には、大勢の輝かんばかりに目見麗しい美女達が彼を待っていた。
(好きなヒロイン名どうぞ)達を前に、昇天しかけたりした黒足のサンジは、ある競技の助っ人を依頼される。
最初は(即決してから)戸惑ったが、足を使い丸い物を蹴るスポーツと聞いて余裕を見せる。


249 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 15:36:04 ID:???

サンジ「デービー・バック・ファイトみたいなもんか? 何にしても足を使うならクソ楽勝だ」

自信を持ってルールも覚えたサンジは、多くの美女達に頼りにされ鼻の下を伸ばしてフィールドに!
キャプテン就任し、どこかで見たチームメンバーらと挨拶するのもそこそこに闘志を燃やす。
しかしそこで彼の思惑(華麗に活躍して彼女達のハートを射止める!)を大きく揺るがす展開が待っていた。

美女「実はこのボール……この世界の女達が呪いをかけられ姿を変えられたモノなんです」

これから彼がその足で蹴るボール。それが女性達が呪いをかけられ変えられた姿という!
サンジはそれを聞いた直後、断言した。

サンジ「たとえ死んでも!! おれは女は蹴らん!!!」

スルーしかできない、悪魔シューター・黒足のサンジの熱いサッカーへの挑戦が幕を開ける!!

-----------------------------------------------------------------------------
〜TO BE CONTINUED〜
-----------------------------------------------------------------------------


250 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 15:36:21 ID:???

松山「いやスルーだけで続けるって無理だろ」

やたら気合入った漫画だったが、その無理な設定に呆れた松山は、本を置いた。

こうして漫画を読むのもそこそこに、松山はまた夜の行動選択について考えることにした。



まだ未決定です。続きは後ほど。


251 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/30(木) 16:30:34 ID:69nlPWgs


252 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 16:46:08 ID:gBrWbKrw
E

253 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 19:24:20 ID:lQ5yaSmU
G

254 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:18:07 ID:???

E 霊夢の資料を読んでみる


松山「読書……ああ」

漫画を読み捨てた後、どこか気を抜いてぼんやりしてた松山は、自然と明日の試合に思いが及んだ。
そこから、今日はじめて知った事実……霊夢がゴールキーパーもできるということを連想する。
松山は、よっと勢いよく起き上がると、棚に積まれた資料を手に取った。

松山「こうなったら今日の夜はとことん活字読んで過ごすか……」

それが全てサッカー絡みとはいえ、ちょっと億劫な気持ちになっていた。
そこで同居人形のシャンハイはどうだろうかと考える。

松山「(ちょっと隔たり感じるけど勉強家で努力家みたいだし……読書にだって強いかもしれないな)」

アリスも、シャンハイのサッカーの実力を高めたいなら、練習より本を読ませたほうが効率的と言っていた。
人間なら反復練習で体に動きを染み込ませるが、シャンハイは人形。理解を深めるのが近道という意味か。

松山「(技術書はシャンハイに読ませてくほうがいいかな? 良い物は迷うけど……)」

それからは、また読書に没頭し始める。
今回は目的が霊夢のキーパー出場の試合を探すことだった。定まってるので早読みで頁をめくっていく。

松山「あった……これか」


255 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:19:32 ID:???

著者、記録者の横着か日付はハッキリしないが、見つけたので気持ちを逸らせ読みふける。
相手は……見たことないが、誰かに似ている帽子をかぶった魔女風の少女と……

松山「ふつーの巫女さん? 幻想郷ってあの巫女服がスタンダードじゃなかったんだ……」

白衣に緋袴の、松山も知ってる外の世界の巫女服を着た少女が、魔女の子とコンビネーションを見せている。
ツインシュートを撃ったのを、霊夢が鮮やかなダイビングキャッチで押さえて……
その場で回転、無重力の動きで着地前に右足ボレーの形でボールを前線へ飛ばし、速攻に転じさせた。

松山「そっか……こういうこともできるのか」

霊夢の情報を得るたびに、松山は少しずつ無重力の意味を識る。
それがあることでの、空中戦での利便性や優位性、動きを学んでいく。

松山「もっと……霊夢さんのプレーを目で追い、ちゃんと知るべきかもしれない。
   そうすれば俺にだって、翼のようなプレーができるようになるかもしれない」

サッカーの申し子。名前が示す通りに大空を翼が生えたように翔ぶ天才児。
そんな彼との絶対な筈の差、境界を、他ならぬ松山側から少しずつ埋めていく事が出来てるように思えた。


256 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:20:27 ID:???

松山「っっと。それより今は霊夢さんのゴールキーパーとしての能力か……」

その他、普通のキーパーとしての動きもトップクラスだが。
更に結界を張り巡らせることで、相手のシュートのスピードと威力を減じさせることも可能。
以上を踏まえて、霊夢のセービング値を数値化させる。それと同時に……

松山「今回で霊夢さんの能力が……少なくても現在の力量は把握できたな」

それと同時に、過去の霊夢の活躍から、現在の霊夢は少なく見積もっても……
二、三回り。下手したらそれ以上に実力を落としてる事まで松山は解ってしまう。
あの時の紫の言葉が実感として理解できて、さっき抱いた感想から惜しく感じて、ため息を洩らした。

松山「今度練習に誘うか? ……あ〜でもサッカーから離れる宣言してるしなあ」

そうこうと煩悶してる内にも時間が過ぎる。松山は霊夢の(現在の)能力値を纏めた。


257 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:21:06 ID:???

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
霊夢  54 53 53 49 50 49 51 359  4/3  1   ガッツ 890/890 セーブ値60



決死結界

【空を飛ぶ不思議な巫女】

*天候が快晴の場合は常時発動。消費ガッツ2倍なし。

*それ以外の場合は、相手のキーパーに味方のシュートが二度防がれると発動
*全能力+2【瞬間移動】使用可能。 発動後からは消費ガッツ2倍
*得点を奪うと効果消滅


固有スキル

【空飛ぶ巫女】
*PA外からでも空中シュートが撃てる


258 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:22:33 ID:???

必殺技

【夢想封印】
補正+3 地上シュート 消費ガッツ150 吹っ飛び係数5

【夢想封印・瞬】
補正+5 空中シュート 消費ガッツ200 吹っ飛び係数5

【ヒールリフト】
補正+4 ドリブル 1/2で発動

【博麗アミュレット】
補正+4 パス 1/2で発動

【東方コンビ】
補正+4 ワンツー 
霧雨魔理沙がチームにいない場合、使用不可。

【巫女サマーソルト】
補正+2 高い空中シュート 消費ガッツ160

【瞬間移動】
中盤のどこにいてもパスカット判定に加わることができます。
決死結界時のみ使用可能。

【カウンターシュート】
ブロック時のマークがダイヤで、相手シュート値をブロック値で上回った場合に発動します。
相手シュートに+10の補正を加えて打ち返します。

【博霊大結界】
 補正+10 必殺セービング ガッツ消費240


259 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:29:28 ID:???

霊夢についてこの試合を調べていくうち、松山は他の二人の実力もおぼろげながら把握できた。

松山「この二人……巫女さんと、それに誰かに似た魔女風の子も……」

この資料の、過去の全盛の博麗霊夢に劣らぬ実力を備えている。
この二人の詳細も知りたくなった松山だったが、どこにもこの二人について言及されてるところはない。

松山「謎のコンビ……? 誰か知ってないかな?」

そうして最後に謎が残ったが、資料を閉じて仕舞うと……そこでシャンハイが戻ってきた。

シャンハイ「ただいま戻りましたー」
松山「おかえり。えっとどこ行ってたのか聞いていい?」

当然構いませんと言い、むしろお世話せず側から離れてたことをシュンと詫びたシャンハイが言うには……


260 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/30(木) 23:30:37 ID:???

先着で


シャンハイ失踪? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→「にとりさん達とお話してきました」
ハート・スペード・クラブ→「準決勝のお給金を頂いてきました」
JOKER→ 迷宮でこんなアイテムを見つけてきました!


今日はここまで。


261 :森崎名無しさん:2009/07/30(木) 23:30:52 ID:???
シャンハイ失踪? →  ダイヤ8

262 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 18:23:08 ID:???

シャンハイ失踪? →  ダイヤ8
ダイヤ→「にとりさん達とお話してきました」


シャンハイ「光様がお休みしてる間に私は……」

肉声と機械的な音声が合成されたみたいないつもの声音で、シャンハイは留守時について説明してくれた。
まず最初は、部屋の中をきょろきょろ見渡して、さっき松山が読み捨てた漫画本のところへ飛んだ。
開いて、最後付近のページとページの間から、封筒を探し当てる。

シャンハイ「こちら、光様の活躍に応じたお給金でもっていってほしいと言われました」
松山「……あぁ。(そういやまだ貰ってなかったっけ)」

給金を選手に渡すのは神奈子と諏訪子のお仕事だったが……
準決勝も勝ち抜き、次が決勝戦ともあると、応援団や山の妖怪幹部達と詰める話があって身動きが取れず
やっと時間が取れて、松山に渡しに赴こうとしたところ、丁度近場を飛んでたシャンハイに預けられたのだ。

松山「ひぃ、ふぅ……九千か!」

強敵を下しただけのことはある金額に、喜びを見せた松山はいそいそと財布に仕舞った。


*松山の所持金が増えました。10710→19710


263 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 18:24:23 ID:???

松山「……(これで家具の買い物できるな)」

一人暮らしするにあたり人里の道具店で、家具を調達する必要がある。
最初は定番の布団だが、ここで考えるより、品の並ぶ陳列棚の前で決めることにした。

松山「給金は決勝のぶんもあるしね。とにかく後回し……ん、シャンハイ?」

目を戻すと、シャンハイが話しに緊張させた佇まいのまま、まだ視線をこちらに向けてた。
その様子から、まだ話すことがあるのかと勘付いた松山は、それを聞くよと一声出す。

シャンハイ「あっはい。その通りですまだお話が……」
松山「うん。どんな話?」
シャンハイ「実は……戻ってくる前、立ち話してた魔理沙さんとにとりさんと会って」
松山「ッ!?」

思わぬ名前が出てきて、狼狽しかけた松山に、シャンハイは話すのを躊躇う顔を見せる。
しかしすぐに、それではいけないと咳払いし、続きを促した。

松山「そうなのか。シャンハイ事情はわかってる?」
シャンハイ「……はい。全部聞いてきました」

明日の試合に出場するGKを巡って起こった諍いについて……
昼間、外で三人が語気荒く会話してたのを心配していたシャンハイは、一通り話を聞いてきたらしい。
松山はばつの悪い顔になって、それから気になって仕方ないにとりの様子を訊ねることにした。

松山「……にとりはどうしてた?」


264 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 18:24:49 ID:???

先着2名様で


シャンハイのフォロー → ! dice
にとり現在の心境は → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。


Q、K→「案外大丈夫みたいでした」
7〜J→「表面上は明るそうにしてました」
4〜6→「ずっと黙ったまんまでした」
A〜3→「にとりさん、目が赤かったです……」
クラブA→ 河童さんもNice boatがお好き
JOKER→「吹っ飛ばされた時……光の"愛"を感じたよ!!」


*シャンハイの数値は、1.2.3で+1、4.5.6で+2、にとりの数値に加算されます。


出かけてきます。続きは後ほど。


265 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 18:25:41 ID:???
シャンハイのフォロー →  2

266 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 18:31:44 ID:???
にとり現在の心境は →  スペード6
友達だろっ!

267 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 21:37:59 ID:???

シャンハイのフォロー →  2 = 1
にとり現在の心境は →  スペード6 + 1 = 7
7〜J→「表面上は明るそうにしてました」


うっすらと、非現実的な羽を生やして飛行するシャンハイは松山の部屋へ向かっていた。
その途中で……少しばかり重苦しい雰囲気で話してる少女達を見つけた。

シャンハイ「(あれっ……あの人は昼間の格好いい人(注1)だ! それに……)」

注1)シャンハイ基準:白と黒でコーディネートされた魔法使い風な装いの綺麗な人:

シャンハイ「(それに……お話をしてるのは、たしか……)」

空中で静止したシャンハイは、ひとまずうんうんと思い出し作業に入り……やがて手を打った。
水色の服を着てリュックを背負った少女は、昼間、部屋の外で松山達と話をしてたエンジニアの河城にとり。
シャンハイも、武器の製造についてで話したことも。そこでシャンハイの視線ににとり達が気付いた。

魔理沙「お、見所のある人形じゃないか」

手招きをしてきた魔理沙達の方へシャンハイがおっかなびっくり近づくと、にとりの方は困り顔を見せた。


268 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 21:38:22 ID:???

にとり「ね、魔理沙。もういいよ部屋に帰らせてよ……」
魔理沙「あ〜? まだもう少しいいじゃんか」

強引な口振りで、にとりの懇願をあっさり却下した魔理沙は、シャンハイに眼差しを向けた。
止める間もない見事な滑舌、語りの速度でシャンハイに事の顛末を説明しだしてしまう。

にとり「ちょっと魔理沙! やめてよ!」

嫌がるにとりだが、魔理沙はもうその反応をされるのも、受け止めるのも決めてしまったらしく続行。
そうやって事情を説明されても、シャンハイはぴんとこない表情で……ただこれだけ訊いてみた。

シャンハイ「にとりさん、光様と喧嘩してるんですか?」
にとり「うぅっ?」

幼気からか、にとりが答えにくいことをシャンハイはずばっと訊いてみた。
にやっと笑う魔理沙と、シャンハイを、交互に恨みがましそうに見てから、にとりはおずおずと答えた。

にとり「別に……盟友と喧嘩してるわけじゃない。あれはちゃんとした勝負だったし、私も受けたんだし」

苦悩を湛えた表情で、昼間のことをそう語るにとり。
敗北した直後こそ、取り乱した様子を見せたが、部屋に戻り考えたにとりはそれなりに落ち着いていた。
もちろん納得しかねる部分もあるだろうが、表面にはそれを出さないまでに理解を示している。


269 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 21:38:39 ID:???

にとり「でもね……やっぱり悔しいよ。力不足だとしても、土壇場で通告されるなんて思わなかったし」
魔理沙「その辺は私も、きっと光の奴も反省してるぜ。まぁなんてか借りができたな、にとり」

魔理沙の実直で遠慮のない発言に、にとりは少しだけれど微笑を覗かせた。
しかしやっぱり表情は冴えない。そうして沈黙が降りた。

にとり「魔理沙に貸しか……うんそれならいいや。……今度こそ部屋に戻っていい?」

今度は魔理沙も素直に……それに黙って頷いた。にとりはたったか部屋へ戻って駆けていく。
魔理沙がシャンハイに、ぶっきらぼうな口調でだが、お礼を言ってきた。

魔理沙「お前が来てくれて助かったぜ。私が何話してもろくすっぽまともな答え返ってこなくてさ」
シャンハイ「私お役にたてました?」
魔理沙「ああ立ったぜ。きっと話を聞けば光も胸をなでおろすと思う」

胸中を吐露したことで、にとりも気持ちの整理はなんとかついたと見て、魔理沙は後は本人次第と考える。
何をもって貸しの返済を求められるかちょっぴり不安に感じたりもするが、そこは勝つ為の経費と割り切る。
シャンハイに、お前にもちょっぴり貸しができたと朗らかに笑みを見せて、魔理沙は颯爽と立ち去った。


*魔理沙の評価値と好感度が凄く上がりました
*にとりの好感度が上がりました


270 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 21:39:02 ID:???

松山「そうか。二人がそんな会話を……」

当事者の自分が別のことをしてた間に、魔理沙が骨を折ってたのを知り松山は申し訳なく感じた。
魔理沙は、にとりに借りができたと言ったらしいが、松山のほうはその魔理沙に借りができたかもしれない。

松山「うん。魔理沙さんの言うとおりだよ。ありがとうシャンハイ」
シャンハイ「あ! 〜〜えへへうれしいです」

松山の手が頭を優しく撫でるのに、シャンハイはうっとりした様子を見せる。
しばらくそうしてあげてから、松山はそろそろ明日に備えて眠ることにした。

松山「(さて、最後にできそうなことは……)」


271 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 21:39:12 ID:???

どうしますか?


A シャンハイと話す
B イーグルスメンバーの分析をする
C 相手チームメンバーの分析をする


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


272 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 21:45:34 ID:pixJ0uDc
A 

273 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 21:56:38 ID:jIJ3lOek
A

274 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 22:11:04 ID:57UaGnRE


275 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 22:24:27 ID:???

A シャンハイと話す


松山「分析はもうほぼ終わってる……今日も話し相手してくれる?」

訊ねるまでもなく、シャンハイは松山と何を話すか楽しみにしてる顔で見つめてきてた。

松山「いやじっと見続けなくていいよ……そ、それじゃ話すことは……」


どうしますか?


A 今日の夕飯について話す
B サッカー技術書について話す
C サッカー覚醒書について話す
D 今まで会った人達について話す
E シャンハイの槍技について話す
F その他 シャンハイに対しての発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


276 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 22:28:13 ID:8XAFxUPk


277 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 22:29:06 ID:pixJ0uDc


278 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/07/31(金) 22:37:23 ID:aSCaoeq6


279 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 23:01:53 ID:???

B サッカー技術書について話す


松山「そうだ、シャンハイ。これ見てもらえる?」

そう言うや、いつものようにシャンハ〜イと元気で明るく返事が返る。
ちょっと心が暖まった松山は、シャンハイにサッカー技術書(タックル)と(ブロック)を見せた。
教材みたいな本を興味津々で見つめるシャンハイに、松山は説明をする。

シャンハイ「それじゃ、魔法に強い人が読める本なんですね?」
松山「そう。俺じゃ解読できないから、シャンハイなら読めるかなと思って」

少し紐解いたシャンハイは、「ああ、これならわかります」そう言ってくれた。

松山「わかるのか? あ、でもシャンハイが読めても俺は読めないままなんだな……」
シャンハイ「いいえ。この本は最初の鍵といえる部分を読み解いてしまえば、後は光様でも読めます」
松山「ほ、ほんと!?(でも鍵……本なのに?)」


280 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 23:02:24 ID:???

松山の物差しでは理解に苦しんだが、パスワードでブロックされてるみたいなものと思い、強引に納得する。
それからシャンハイにその鍵を解いてもらうと、確かに内容が松山にも理解できるようになっていた。

松山「これで俺も読めるのか。あ、ブロックの方も鍵とかあるの?」
シャンハイ「はい。そちらも解いちゃいました」
松山「(仕事速いなあ……)」

感心しながら、松山はシャンハイからブロックの技術書も受け取って、それからもうひとつ問うた。

松山「そういえばアリスさんが言ってたんだけど、シャンハイは練習より本を読むほうがいいのか?」

ちょっと間を置き、シャンハイは技術書をねだるみたいにならないよう気を配る口調で答えた。

シャンハイ「その通りです。私は光様たちがしてるみたいな練習では上達しないと思います。
      でも知識というものは技術書以外でも取り入れることはできますので……」


281 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/07/31(金) 23:02:39 ID:???

松山「(俺が気兼ねしないよう、言ってくれてるのかな……さてこの技術書どうしよう?)」


どうしますか?


A タックルの技術書を使う
B シャンハイにタックルの技術書を読ませる
C ブロックの技術書を鑑定する
D ようしこのタックル技術書は廊下に放り出してやる! 好きにしろ!
E ようしこのブロック技術書は廊下に放り出してやる! 好きにしろ!
F まだ保管しておく


*タックルは+3、必殺フラグ発生します。ブロックは未鑑定なのでまだ使えません。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


282 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 23:04:28 ID:8mmCRXS6
A

283 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 23:08:31 ID:1tZ3HQmw


284 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 23:10:46 ID:8XAFxUPk


285 :森崎名無しさん:2009/07/31(金) 23:52:36 ID:???
どんだけ好きにしろ気にいったんだwww

286 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:16:36 ID:???

>>285
むむ、気に入りすぎてまずいですね。連続使用はよくない自重自重……



A タックルの技術書を使う


松山「よし、それじゃ横になりながら技術書を読むか!」
シャンハイ「がんばって光様!」

それは声援を受けるには様にならない姿ではあったが、シャンハイは構わないようだった。
松山はそれに応えるように懸命に読み進め……いつしか眠りに就いていた。

松山「(今日の夜は読書に始まり読書に終わったな……)」

松山が寝たのを確かめると……シャンハイは灯りを消して、また飽きることなく星景色を見続けた。


*松山のタックル 54→57
*サッカー技術書(タックル)を失いました。


287 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:16:47 ID:???

27日目終了。


*28日は守矢イーグルスと紅魔スカーレットムーンズの決勝戦が行われます。
*永遠亭から、鈴仙・優曇華院・イナバがやってきました。しかし現在はペナルティ(-6)発生してます。
*博麗霊夢がGKとして出場可能になりました。能力値は>>257参照してください。

*松山のガッツが回復しました。(650/900)→(900/900)
*守矢神社でのガッツ回復量500の余剰でシャンハイのガッツも回復します。
*シャンハイのガッツ残量 (890/890)


288 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:18:31 ID:???

夜。
人間は眠りに就き、妖怪達が跋扈する丑三つ時。
この時間に、魔力で稼動する照明付きの専属グラウンドに、夜の女王たる彼女は一人立っていた。

レミリア「……遅いわね」

そう呟いて見上げる頭上に在るは、満ちた月。吸血鬼の彼女に活力を与えてくれている。
その心地よさに真紅の双眸を細めたレミリアに、高速の弾が襲い掛かった。
レミリアはそちらを一瞥もせず、無造作に右手で払いのける。右手に裂傷ができたが、すぐに回復した。

???「クスッ……ごめんねお姉さま?」

あんまり気分良さそうだったから壊したくなっちゃった――

グラウンドの入り口は利用せず、フェンスを越えてやってきたのは……。
レミリアとどこか重なる……将来は、さぞ類まれな美貌の女性に成長するだろう金髪ショートの少女だった。
いきなりのご挨拶に、苦りきった表情のレミリアが、幼子に言い聞かせる口調で語りかける。


289 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:18:54 ID:???

レミリア「何度言ったらわかるの? そういうはしたない真似はやめなさい」
???「ぶぅ。いいじゃないこれくらい。私ずっとず〜っと退屈してたんだからね!」

悪びれる様子なく反論した女の子は、クルクルとワルツを踊るようにして、瞳をキラキラさせながら
レミリアの待つグラウンドのセンターサークルまでやってきた。

???「それで妹紅と遊んでた私をいきなり呼び出したりして何か御用ですかお姉さま」
レミリア「……その前に……その妹紅はどうしたの?」
???「今はちょっと休んでるよ」

休んでる妹紅の状態はあえて問わずに、レミリアは目の前の少女にボールを投げ渡した。

???「これ……蹴ってもいいの?」

転がってきたボールの前で、どうしてか萎縮したように確認を取ってきた少女に、レミリアが優しく告げる。

レミリア「えぇ。たくさん蹴って頂戴。今日も明日の試合も思いっきり蹴って遊んでいいわよ?」
???「ほんと!? わーいお姉さま大好き!!」

一変して無邪気にはしゃぐ少女は、年相応の可愛らしさを見せていた。
そしてボールの前でターン。その小柄な体でとても威力あるシュートなど撃てないだろうに、足を振り上げる

???「思いっきり蹴るよ!!!」


290 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:19:24 ID:???

先着で


???→ ! card 【????】 68 +(カードの数値)=


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


カードの数値が……


ダイヤ・ハート→「???の仕上がりは万全ね!」
スペード・クラブ→「ちょっとまずいか?」
JOKER→ ???が分身した!!?


291 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/01(土) 00:20:06 ID:???
???→  クラブ6  【????】 68 +(カードの数値)=
おいたはダメだよウフフ

292 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:54:41 ID:???

>>291
大商人「装備品全没収なんてダメですぞウフフ」


???→  クラブ6  【????】 68 +(カードの数値)= 74
スペード・クラブ→「ちょっとまずいか?」


その子が蹴ったボールは……物理を超越した速度でレミリアの真横を突き抜けた。
時間をより早く刻んだかのようなスピードに、純粋な破壊力を凝縮したような威力。
ただそれらに加えて、そのシュートには決定的に欠けてるものがひとつあった。

ブゥン……ゴガギャギャ『ミギャアアァッッッ!!!?』

少女の放ったシュートは、ゴールネットを破るどころか、ポストにぶつかりもせず……
向かったのはゴールの真上。クロスバーすら掠めず。
遥か上を越えていったボールは、夜間飛行してたカルテットの誰かを跳ね飛ばして、空の向こうに消えた。

レミリア「……」
???「あれー外れちゃった。でも面白かった! ね、お姉さま!」
レミリア「……」
???「なんで黙ってるのつまんない! あっ! そろそろ妹紅リザレクションしたかな〜?」

久方ぶりにボールを蹴って大満悦でスキップしながら、少女はそのまま芝を蹴って館のほうへ飛び去る。
一方残されたレミリアは、想定の範囲内ではあるが痛手は痛手とやるせない表情で嘆息した。


*???のシュートに精度ペナルティが発生します。


293 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:55:58 ID:???

【幻想郷・28日目・早朝】



そして……幻想郷に朝が、決勝の日がやってきた。

松山「ぅ……あ、あっ!?(技術書読んでそのまま!?)」

だらしないことをしてしまったと思って、慌てて起き上がろうとするとちょっと目が眩んだ。
慣れない読書をたて続けにした為か、仕方なく安定するのを待ってから、ゆっくり布団をどける。

松山「なんだかなぁ。(でもいいか。タックル上達した気がするし)」

さすが鑑定に強いとされる森近霖之助が絶賛しただけのことはあり……
タックルにかなりの自信が芽生えた松山は、前回に続いて今回も相手の中心選手を抑える自信ができていた。

シャンハイ「おはようございます。今日もいい天気ですよ!」

そうだねと応えて、決勝戦への気合を入れてから、松山は部屋を出た。


294 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:56:28 ID:???

先着で


いざ決勝戦迷宮トラブル! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→霊夢が軽い練習相手を探してる
12→フライハイトが鈴仙に相談をもちかけて?
11→魔理沙が霊夢と話すのに誘いにきた
10→射命丸が珍しく手帖を見て唸っている?
9→時間は早いけど鈴仙が到着した模様。
8→にとりがドアの補修を提案してきたが
7→早苗が社殿の拭き掃除をしています
6→レティと秋姉妹が積もる話を……
5→ダンジョンから女剣士が出てきました
4→ス キ マ
3→雛が松山に挨拶に来ました
2→幽霊GKが幽々子の部屋の前でうろうろ
1→メイド2人脱走寸前
JOKER→なぜか目の前に宝箱


今日はここまで。


295 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:58:10 ID:???
あ、しまった訂正します。

296 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 00:58:52 ID:???

いざ決勝戦迷宮トラブル! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


カードの数値が……


13→霊夢が軽い練習相手を探してる
12→フライハイトが鈴仙に相談をもちかけて?
11→魔理沙が霊夢と話すのに誘いにきた
10→射命丸が珍しく手帖を見て唸っている?
9→鈴仙が何やら怪しい行動を取っている!
8→にとりがドアの補修を提案してきたが
7→早苗が社殿の拭き掃除をしています
6→レティと秋姉妹が積もる話を……
5→ダンジョンから女剣士が出てきました
4→ス キ マ
3→雛が松山に挨拶に来ました
2→幽霊GKが幽々子の部屋の前でうろうろ
1→メイド2人脱走寸前
JOKER→なぜか目の前に宝箱


今度こそ、ここまで。


297 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 01:00:17 ID:???
いざ決勝戦迷宮トラブル! →  クラブ3
いけェ!

298 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 02:01:50 ID:???
雛とのお別れフラグくせえ

299 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 10:19:58 ID:???
レミリア、フラン、ポブルセンの3トップだと・・・なんという極悪中隊・・・
或いはレミリアが中盤に回るフラグか?

300 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 20:41:56 ID:???
松山のタックルが大分高くなったからドリブル突破は防げそうだけどな

301 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 21:38:41 ID:???

>>298
本当にお別れになりそうです。裏事情あります。
>>299-300
カードの運次第ですが、緊張感ある試合になると思います……なったらいいなー



いざ決勝戦迷宮トラブル! →  クラブ3
3→雛が松山に挨拶に来ました



松山「(扉がないのっておかしな感じだなあ……)」

毎朝続けてきた慣習が、もうすぐ退去するこの日の朝になってないkとおを若干寂しく思いつつ
廊下を歩くと、フリルいっぱいの衣装を着て、どこか禍々しいオーラを放つ見知った少女神と出くわした。

雛「おはようございます、松山さん」
松山「おはよう鍵山さん(……シャンハイは今日も黙んまりか)」

昨夜、単独で行動してた時には、魔理沙やにとりと積極的に話したシャンハイ。
だけど松山と一緒の時は邪魔になると思ってるのか、一言も発さない。

松山「(まぁシャンハイがそうしたいなら好きにさせておくか)」
雛「???」

微妙な間に、不思議そうな顔をした雛がシャンハイに手を振る。
シャンハイはどうしてよいやらわからず、結局、流した。

松山「(さて、最近鍵山さんと話す機会なかったし……ここで会えたからにはどうする?)」


302 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 21:38:53 ID:???

行動を選択してください。


A 今日の試合について話す
B 去就について話をしておく
C サッカーの話を改めてしてみよう
D この場を離れて部屋に戻る
E その他 雛への発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


303 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 21:44:49 ID:7oK+9ork


304 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 21:49:44 ID:5vHPmTGg
A

305 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 21:56:32 ID:ZsdfRldw


306 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 22:18:54 ID:???

A 今日の試合について話す


雛「……」

シャンハイにスルーされた雛は、僅かにしょげた顔をして目線を落とした。
そんな様子を見て、松山はシャンハイに友好的に接したらどうかと提案しようとするが……

松山「(今この場で言うのも……後で話しておくか。ともかく今は……)」

今日の午後三時にキックオフの決勝戦について話をすることにした。
切り出すと、雛はますます表情を暗くする。試合について不安に思ってるようだった。

松山「鍵山さん、不安がってるみたいだけど、試合に出られるかどうかを?」
雛「ぁ……いいえ。むしろ試合に出られた後からが不安で」

先の試合で、ブロックに強いレティと静葉は永遠亭ルナティックスの攻撃を防げていた。
幽々子も浮き球に強い武器を持っているが、現状で雛は自分の力で決勝戦を戦えるか不安に思ってるという。

松山「(励ますにしても……レミリアさん達の攻撃力を考えたら厳しいのは明白だ。どう言おうか……)」


307 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/01(土) 22:19:10 ID:???

どうしますか?


A 「大丈夫! 鍵山さんならやれる!!」
B 「大丈夫! 今日は鍵山さんには外れてもらうから!」
C 「大丈夫! これから軽く練習しよう!」
D 「大丈夫! この技術書を読みさえすれば!」
E その他 雛への励ましの言葉を併記してください


*Cの場合、昼の行動は選択できなくなります。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


308 :森崎名無しさん:2009/08/01(土) 22:28:10 ID:ncFe2JNA



309 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 00:01:15 ID:???

日付変わりましたので、再投票します。


どうしますか?


A 「大丈夫! 鍵山さんならやれる!!」
B 「大丈夫! 今日は鍵山さんには外れてもらうから!」
C 「大丈夫! これから軽く練習しよう!」
D 「大丈夫! この技術書を読みさえすれば!」
E その他 雛への励ましの言葉を併記してください


*Cの場合、昼の行動は選択できなくなります。ガッツの消費量は選んだ練習次第です。

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。


310 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/02(日) 00:17:36 ID:???
E 相手チームに厄を憑かせちゃいなYO!

311 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 00:19:45 ID:1CLcijms


312 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 00:24:04 ID:EMF5K/mk
E 相手チームに厄を憑かせちゃいなYO!

313 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 00:51:42 ID:YT/cqtmc
A

314 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 00:55:49 ID:UvdFWGIw


315 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 01:47:37 ID:jksqQt2k
C

316 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 15:22:44 ID:???

>>310
霧雨スレの神(つまるところ私の出番ですねニコッ)


C 「大丈夫! これから軽く練習しよう!」


うつむく雛と、松山で、身長差以外にも合わない視線のまま少しして
松山は、部屋から出てきた時の時刻、今が7時ということから励ましの言葉よりもこう提案してみた。

松山「鍵山さん、これから練習しないか?」

雛が驚きに咄嗟に顔を上げる。

雛「練習って……今日の午後から試合なんですよ!?」
松山「だから軽く二時間程度で済ませよう。成果は望めないかもしれないけど、体動かせば不安も飛ぶよ」

しかしそこで松山は考え事に囚われた。
時間的には問題ない。終わってからシャワーや湯殿で汗を流すこともできる。
だから問題は、練習で消耗する松山と雛の体力だが……

松山「(それも考えると、練習の内容は……)」


317 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 15:23:04 ID:???

練習内容はどうしますか?


A 松山と雛で密度の濃い練習(*双方のガッツ300消費)
B 松山と雛で時間に合った練習(*双方のガッツ150消費)
C 誰かに、雛と練習できるか頼みに行く(*朝のメンバーの活動は>>296参照)


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


318 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 15:28:52 ID:YT/cqtmc
B

319 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 15:47:13 ID:1CLcijms


320 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 16:02:31 ID:UvdFWGIw


321 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 16:08:18 ID:jksqQt2k
B

322 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 18:18:39 ID:???

B 松山と雛で時間に合った練習(*双方のガッツ150消費)



試合当日、松山はここで肝心の試合に支障が出る程、体力を消耗する愚は避けた。

松山「やっぱりあまりハードな練習はできないな。準備から始めて……基礎的な練習をこなすくらいか」
雛「そうですね。私もそれがいいと思います」
松山「(そうなると時間が限られてるし、鍵山さんの得意なタックルに絞るべきかな)」

練習方針は後で決めることにして……
松山と雛は、すぐに支度をして、朝食後に練習場で落ち合うことに決めた。
そして一時間後……練習場にやってきた松山だが、雛の他にも練習してる人物がいるのに気がついた。

松山「あれは……」


323 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 18:19:10 ID:???

先着で


グラウンドの先客 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ カペロマンと……八雲紫!
ハート・スペード・クラブ→ 霊夢と魔理沙
クラブA→ メイド2人が練習場の備品盗んで逃げようとしてる
JOKER→「レティさん何でキーパーしてんの?」


出かけてきます。続きは後ほど。


324 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 18:21:02 ID:???
*雛の評価値と好感度が上がりました。

325 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 18:24:10 ID:wNyjH3TA
グラウンドの先客 →  スペード4

326 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 18:59:06 ID:???
メイドさん達、結局スポットは浴びれなかったな
それどころか成り行きで刃向かう羽目に…
はたして生存フラグはたつのか

327 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 21:59:27 ID:???

>>326
せっかくチームに加わったのに活かしきれなかったの猛反省です。
紅魔館に戻った時でも何か考えておきます。



グラウンドの先客 →  スペード4
ハート・スペード・クラブ→ 霊夢と魔理沙


松山が到着した時、練習場の神社側から近いベンチに座ってた雛が声をかけてきた。
それとは別に……練習場から目を眩ます閃光と同時に、ボールを蹴る音がした。

松山「あれは……」

きっと、何度か試合中に目にした霧雨魔理沙の【マスタースパーク】だ。
そう察した松山の見た先のゴールエリアに、やはり魔理沙と、ボールを両手で抱えてる霊夢がいた。
二人の立ち位置からして、にとりと勝負した時の様に、正面からの魔理沙のシュートを霊夢が防いだようだ。

雛「すごいですね……巫女。まさかキーパーで、あれ程の威力のシュートを防げるなんて……」

感嘆の声が雛の唇から洩れる。
向こうでは魔理沙が、喜んでいるのか悔しがってるのか、笑顔で悪態つきながら靴裏で芝を擦ったりしてる。
そこで霊夢もまた笑顔で、控えめな胸を反らして勝ち誇っている。それ見てちょっと魔理沙の顔がむくれた。


328 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:00:30 ID:???

松山「とりあえず声かけてくる(黙って練習開始したら怒られそうだし)」
雛「それがいいです(黙って練習しちゃったら豪快なちょっかいかけられそうですし)」

雛と意見を一致させて、松山が二人に声をかけると、近い位置の魔理沙からまず挨拶をされた。

松山「魔理沙さんおはよ」
魔理沙「おはようだぜ光。なんだ厄神と練習か?」
松山「まぁその。……今朝会ってそういう話になってさ」

雛が不安を抱えてたことを、普通に練習しにきたと誤魔化した松山は、そこで霊夢にも声をかけられた。

霊夢「おはよう光」
松山「あっ霊夢さん! キーパーの練習してるってことは……!」

霊夢は、松山の期待一杯顔から目を逸らして、すぐ戻して、いつものはきはきとした口調でそれに答えた。
昨日の騒動その顛末は、魔理沙はしっかり霊夢に伝えてくれたらしい。


329 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:01:18 ID:???

霊夢「ちゃんとにとりと話つけてきたっていうしね……なら私もやらないわけにはいかないでしょ」
魔理沙「それにしても珍しく気合入れてるよな。
    私から言い出した事とはいえ、霊夢が朝練に付き合うとは思わなかったぜ」
霊夢「……久しぶりだしね。私でもちょっとは不安になるわよ」

軽口を叩きあう東方コンビだが、松山は時間が押して話を続けてるわけにもいかないと雛の方に剥いた。

松山「それじゃ俺は鍵山さんと練習してるから」

そう告げて、まだ和気藹々と話す二人から一度離れて、松山は雛と練習について話す。

松山「(さて、何をどう練習しようか)」


330 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:01:29 ID:???

雛の練習をどうしますか?


A ドリブル
B パス
C シュート
D タックル
E パスカット
F ブロック
G せりあい
H 持久力練習


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*霊夢の評価値と好感度が上がりました


331 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 22:01:42 ID:???

     ド  パ シ  タ カ  ブ せ  総  高/低 才
雛   46 46 45 49 46 46 46 324  3/3  1   ガッツ 830/830


332 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 22:40:07 ID:HG8pOcN2
D

333 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 22:40:30 ID:ZjQ2OwDo
D
一芸だぜ

334 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 22:47:01 ID:EMF5K/mk


335 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:08:22 ID:???

私信
ふと気になったんですがAIBOって誰でしょう?
あとの二人はわかるんですが……


D タックル


松山「やっぱり今の鍵山さん一番の武器のタックルを。他のは付け焼刃にしかならないと思うから」
雛「わかりました。(でもそれでも紅魔館のアタッカーには……ううん今は練習に身を入れませんと……)」

浮かんだネガティブな思考を断った雛は、持参したボールを松山へ渡した。

松山「よし、じゃ俺が鍵山さんを抜きにいきますから」

想定するのは、永遠亭戦と同じサイド際の攻防。切り込みクロスをあげる選手を阻むことだ。
松山達は、霊夢たちが練習してるのと反対側のゴール付近の右サイドへ移動してそこで練習を始めた。

雛「お、お願いしますっ」
松山「(うわガチガチだ……)リラックスして鍵山さん。よし……行きます!」


336 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:08:50 ID:???

先着2名様で


松山の指導 → ! dice
雛のタックル練習 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


14〜15→ タックル値+5!
12〜13→タックル値+3
8〜11→ タックル値+2
3〜7→ タックル値+1
A〜3→ 効果なし
JOKER→ カラミティ……!


*松山の数値は、1.2.3で+1、4.5.6で+2、雛の数値に加算されます。


337 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:09:32 ID:???
って解りました>355私信は忘れてください……

338 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 23:13:19 ID:???
松山の指導 →  5
お前はドカドカ撃ちすぎなんd(ry

339 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 23:20:00 ID:???
雛のタックル練習 →  ハート10

340 :森崎名無しさん:2009/08/02(日) 23:20:04 ID:???
雛のタックル練習 →  クラブ7

341 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:56:26 ID:???

松山の指導 →  5 = 2
雛のタックル練習 →  ハート10 + 2 = 12
12〜13→タックル値+3


雛のタックル指導。
それは短い時間であり、その内容も単調なものになっていた。

雛「は、速……また抜かれ!?」

松山のライン際のドリブル。
カペロマンと違いサイドアタックの経験もなく得意なドリブル技もない松山では、突破方法も限られる。
チェンジ・オブ・ペースで突破。あるいは待ちで、相手がタックルを仕掛けようともキープに専念するか。

松山「(う〜そういや俺まだヒールリフトも習ってないんだったっけ)」

かといって松山には、フライハイトみたいな高速シザースや華麗なターン技術もあるわけでもなく
目線で虚実でまやかす技術もあるが、松山にそれも向かず結果的に緩急をつけての突破が中心になる。
しかし、それでも雛の現在のタックルと松山のドリブルには開きがあった。

雛「(な、なんで? 妙です。松山さんのドリブルは変に読みにくい……)」


342 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:56:52 ID:???

緩急つけるだけなら、その気配を注意深く見切って、スピードをあげた瞬間の隙など狙えばいい。
それが松山のドリブルはその気配を掴もうとしても、するりとかわして、いつの間にか速度を上げてしまう。
しかし蓄積は無駄にはならない。何度も繰り返せばそれにも雛は対応できるようになり……

松山「うっ! また弾かれちゃったか」
雛「二連勝ですね!」

雛のタックルが、松山のペースチェンジを見越した絶妙なタイミングで、ボールをラインの外に出す。
練習前よりかなり雛のタックル技術が磨かれ、肩で息をしだしたところで、練習を終える事にした。

松山「お疲れさま鍵山さん。気持ちは晴れました?」
雛「……はいっ」

白い歯を見せて笑顔な雛は、それまでの不安をかかえた暗い表情から晴れやかな表情になっていた。


*雛の評価値が凄く上がりました。好感度が大きく上がりました。
*雛のタックル 49→52


343 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:57:51 ID:???

それから雛はベンチで少し休んでから、社務所で汗を流しにいくことにすると松山に伝えた。
そこで松山が、練習場に先に居た東方コンビの方を見ると……ちょうど二人ともベンチにやってきた。
魔理沙がタオル片手に汗を拭きながら、ベンチの雛の隣に座る。

魔理沙「ふ〜〜〜っ。どうだ霊夢? これだけやれば勘は戻ったろ?」
霊夢「ま、ね。魔理沙が途中からムキにならなければもっと充実した練習ができたけど……」
魔理沙「あ〜あ〜聴こえないぜ」

都合の悪い事には耳貸さないぜといった様子の魔理沙は、ほらっ、と霊夢に小瓶を投げる。
それを右手で軽くキャッチした霊夢は、本当に大丈夫なんでしょうね?と言いながら瓶の中身を口に含んだ。

松山「……? 魔理沙さん、今のは?」
魔理沙「うん? 調合しといた疲労回復の薬だが?」

午後から試合だ抜かりないぜと魔理沙は自分のぶんをポケットから取り出し、使用した。
松山は、自分も疲労回復の薬を持っているが……
一本しかないことから、魔理沙の薬がもう少し数がないか訊ねてみることにした。

松山「魔理沙さん、その薬さ……」
魔理沙「残りがあるかだって? (まだ持ってきてたかな?)」


344 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/02(日) 23:58:30 ID:???

先着で


魔女の秘薬 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 二つあった!
ハート・スペード→ ひとつ残ってた
クラブ→「私が飲んだので品切れだぜ。悪いな」
クラブA→ 練習場で紅白、白黒ピチューン事件発生!
JOKER→ 通りすがりのうどんげ 「この薬で……私は神になるのー!!」


今日はここまで。
ドカドカってなんでしょう?


345 :森崎名無しさん:2009/08/03(月) 00:04:55 ID:???
魔女の秘薬 →  スペードK

346 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 22:59:24 ID:???

魔女の秘薬 →  スペードK
ハート・スペード→ ひとつ残ってた


魔理沙は「ちょっと待て」と松山達に背を向けてから、数歩離れて……
帽子を取ると、その中から松山には何に使うかわからない珍妙なアイテムをぽいぽい取り出した。

松山「(あれは……ゲームとかでよく見る……ば、爆弾?)」

黒い球状の物体に導火線だけのシンプルすぎる物体に気を取られてる間にも、魔理沙の薬探しは続く。
もともと、自分と霊夢のぶんしか用意してこなかったんだよ、と不平をこぼしたりしながら……
やがて、魔理沙がやっとのことで小瓶を探し当て、松山の方へぽいっと投げてきた。

松山「!う……わ!?(……よ、よかった割れてない!セーフ!!)」

手の中に収めた小瓶の無事を確認した松山は、安堵しながら帽子を被り直した魔理沙に一応確認する。

松山「これ……使ってもいいの?」
魔理沙「ん?(使い捨てるつもりで持ってきたけど)私の秘薬だしな。悪いと思うんなら謝礼は受け取るぜ」

松山の反応から、したたかにも一瞬で自分の利になる方向へ持っていった魔理沙。
松山はとくに異論を挟まずに、魔理沙の希望を訊ねてみる事にした。


347 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 22:59:52 ID:???

先着で


魔女の代価 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 「チームメイトのよしみでタダ!」
ハート・スペード→「光の持ってるアイテムと交換しようぜ」
クラブ→「三枚でいいぜ」
クラブA→ 松山は薬を落として割ってしまう
JOKER→ 小瓶から煙と共に願いを叶える悪魔さんおでまし!


348 :森崎名無しさん:2009/08/03(月) 23:01:37 ID:???
魔女の代価 → ハート4

349 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 23:22:40 ID:???

魔女の代価 → ハート4
ハート・スペード→「光の持ってるアイテムと交換しようぜ」


松山「俺の持ってる道具と? でも部屋にあるから……」
魔理沙「それなら何を持ってるか教えてくれればあとで借りに……じゃない。正々堂々貰いにいくぜ」
松山「……?(今の言い直す必要あったのか?)」

とにかく、それならと、松山は自分の持ってるアイテムを手に入れた順に挙げていく。

魔理沙「へぇ。結構珍しい物あるじゃないか。ところで霊夢の……」
松山「!?(ま、魔理沙さんタンマー!! ここに霊夢さんいるんだから!!)」

くわっと目を大きく見開いて無言のまま投げた松山の視線の意味に、魔理沙は気づいて口をつぐんだ。
同時に、松山に伝わるよう唇動かして「貸し一個だぜ」と返事をよこす。
自分の名前が急に出たので、鋭い勘に何か感じ取った霊夢が松山と魔理沙の間に入ってきた。

霊夢「何、魔理沙今呼んだ?」
魔理沙「いや呼んでないぜ。空耳じゃないか? さぁ早速光が出してもいいって品を決めてもらうぜ!」
松山「よしOK! ここで決めるんだ! 俺が出してもいいアイテムは……これだっ!」
霊夢「(…………)」


350 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 23:23:51 ID:???

アイテムを選んでください


A【ゴーグル】
B【疲労回復の薬】(*効果高め)
C【魔法の法衣】
D【陰陽球】
E【ちからの種】
F【ウーツ鋼製ガントレット】
G【サッカー技術書(ブロック)】
H【スタミナ∞】覚醒の書
.I【霊夢の資料】
J【アイテム鑑定用水晶球】
K【ワイヤー製捕獲網】
L【超即効性睡眠薬】
М【魔法の森の地図】
N【銀の女神像】
О【ミスリル製のシンガード】
P【シャンハイ】!?


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*Pは「5」票入った場合続行になります。


351 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/03(月) 23:50:27 ID:???
今日はここまで。

このぶんなら大丈夫とは思いますが、投票は日付変わってからお願いします。
お疲れ様でした。

352 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:01:57 ID:uDkSDnkw


353 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:06:59 ID:BRds6G6I
J

354 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:16:47 ID:9iM2scG6
L

355 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:18:11 ID:???
【超即効性睡眠薬】って今後使い道ある?

356 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:20:07 ID:???
ある…と思うけど
絶対に木公山に渡してはいけないと思うんだ

理由はわからないけど何となく

357 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:23:05 ID:???
手に入りにくそうなアイテムは残しておいたほうがいいと思う

358 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:23:56 ID:???
不眠症になった時にでも使えば良いじゃない

359 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:35:50 ID:BQoAg6Es


360 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:40:31 ID:???
睡眠薬とかで無理矢理寝ると起きれなくなったり、睡眠薬中毒になったり
薬の中には副作用で「悪夢」を見ることもあるらしい

361 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 00:40:59 ID:Rtfs844I


362 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 02:09:08 ID:QOeozIb6
A

363 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 07:54:37 ID:42ERW4Gc
E

364 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 08:10:51 ID:???
疲労回復薬とステUPを交換?
秘薬ってくらいだし効果が高いといいんだが・・・

365 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 18:34:26 ID:???
魔理沙さん、魔理沙さん。この種を植えて樹を育てれば、いつでもちからの種が食べられるよ

366 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:58:08 ID:???

睡眠薬は、妖怪や妖精に迷惑かけられたら追い払うのに使えるかもしれませんね。
>>364
魔理沙の薬は、永遠亭の疲労回復薬(*通常)と効果は同じです。
>>365
松山「この種が実を結べば あんたらにもわけてやろう。それまでまってくれ!!」
魔理沙「なおさらその種モミを食いたくなった借りてくぜ」 
松山「あ、明日、明日が……」


367 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:58:52 ID:???

E【ちからの種】



魔理沙「種……何だそれ?」

最初、魔理沙は、園芸に興味薄いぜと一蹴しようとしたが、すぐ思い直してどんな代物か訊いてきた。
違う種だが、何回か薦められた霖之助の鑑定では身体能力の底上げができると教えられた事と……
松山が実際に試して、効能を確かめた事も話す。

魔理沙「それと交換か!? するする今更変更なしだぜ!?」
霊夢「えらい喜びようね。さっそく食べるの?」
魔理沙「い〜や。交渉材料の一つに……何言わせてるんだよ!?」
霊夢「ちょっ、何で私が怒鳴られないといけないわけ!?」

横から出された霊夢の何気ない問いに、思わず隠し事の一端を自分から暴露しかけた魔理沙。
すんでで口を縫い止めて、霊夢に当り散らす。霊夢も当然黙っておらず遠慮なしの口喧嘩が始まる。
それを眺める松山は、霊夢とアリスの弾幕ごっこにまで発展した諍いを思い出して一歩後退した。


368 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:59:13 ID:???

松山「(とりあえず放っておこう。いよいよってなったら大声で止めてみる……。
    止まらなかったら鍵山さん連れてダッシュで離れよう)」

逃げずに離れるだけのは、練習場に結界が張られてるから、その外に出れば安全だからだ。
そんな風に算段たてて、ヒートアップしてきた二人からそろりそろりと離れながら、思い出した様に言う。

松山「(あ、これだけは言っとかなきゃ)魔理沙さん、種は部屋にあるから〜」

そこで霊夢と魔理沙が、申し合わせた様に松山の方を向いて、またタイミングぴったりに喧嘩を再開する。

松山「幼馴染って仲良さそうでいいね!」
雛「暢気なこと言ってないで早く離れましょう! 厄がよって来ちゃいますよ」

切羽詰った様子で雛がベンチから立ち上がり、松山の左腕を掴んで練習場から出そうと急かす。
肩越しに霊夢達を見ながら歩いて、練習場を出たあと松山は、今手に入ったばかりの回復薬を見た。

松山「(さて、薬は手に入ったけど……ひとつしかないんだよな。これ)」


369 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 19:59:27 ID:???

どうしますか?


A 自分が飲む
B 雛に飲ませる
C 半分こしよう。最初は自分が飲む
D 半分こしよう。最初は雛に飲ませる
E この薬は取っておこう
E その他 薬の扱いを併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


*松山のガッツ (750/900)
*雛のガッツ (830/680)


出かけてきます。続きは深夜か更新できないかも。


370 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:07:19 ID:mIihOO1o
F 半分こしよう。両側から同時に飲むか

乙です
Eが2個あったので勝手にF作っちゃいました〜

371 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:11:33 ID:I1auUf5+
雛が松山の厄を吸ってガッツを限界突破させてやがる…!
A

372 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:14:00 ID:Z1kPf0PM
B

373 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:24:38 ID:2RuvMOhE


374 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:30:12 ID:Rtfs844I


375 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 20:34:59 ID:BQoAg6Es
F 半分こしよう。両側から同時に飲むか

376 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/04(火) 20:42:11 ID:dIBGWYvM


377 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:28:01 ID:???

>>370
うわすみません! 乙とお気遣いに感謝します……。
いやいや小瓶でそんなことしたら厄神様のくちび(ry!
>>371
これまたすみませんー! 急いでたとはいえもっと注意払うべきでした。


378 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:28:34 ID:???

C 半分こしよう。最初は自分が飲む



小瓶の中で揺れる液体を見ながら、松山は雛にこう提案した。

松山「半分ずつ分けよう。最初は俺が飲みます」
雛「それではハンカチ用意しておきますね」
松山「……?(なんでハンカチ?)」

不思議なことを言うなあ、それだけ感想を抱いて、気をつけながら薬を半分だけ残すように口に含む。
嚥下すると、即効性らしくすぐに効果が現れた。
体力が回復して。練習前というより朝目覚めた時と同じ活力が戻ってくる。

松山「……っ効くなあ。永琳さんの薬と同じくらいじゃないかこれ?」

永琳の薬といえば、塗布するだけで傷も痛みもきれいさっぱり無くさせた代物だ。
それに迫るとは……魔法だけじゃなく薬学や調合にも魔理沙は実力を備えてることに気がつく。

雛「では私も……ふぅ、本当に効きますね、これ……」


379 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:29:07 ID:???

松山の口つけたところをそっと丁寧にだがすばやく拭き取り(松山に見えぬように)雛は薬を飲んだ。
すぐ現れた効果に、雛も松山同様、魔理沙の実力を見直すように彼女のいる方を向いて……絶句した。

魔理沙「よぅしわかった! いやどうしてこうなったかなんて忘れたが……スペカは四枚でどうだ!?」
霊夢「いいわよそれで。どうしてこうなったかなんて覚えちゃないけどとりあえず撃墜してあげる!」

いつの間にか(予想はついてたが)魔理沙は箒に乗り、霊夢より高い位置で星をばら撒き続けてる。
霊夢は見下ろされながらも気にせず泰然として、どこから出したか大入袋を自分の周囲に幾枚も展開する。
そんな現実ではお目にかかれない魔女と巫女の東西で幻想的な光景を眺めながら、松山は呟いた。

松山「……。俺やっと覚えたんだ。あれって通常弾幕って言ってより強いのには宣言の必要が……」
雛「何暢気なこと言ってるんですかぁ!? 試合があるんですから二人を止めないと……」

しかし止めると言っても、サッカー以外で通常の人間の松山にそんな真似がおいそれとできる筈ないのだが。
雛は気が動転してるのか、狼狽したまま蒼白な顔して、松山に無茶振りをする。
試合前でナーバスになってたところで、主力同士が弾幕ごっこ始めた現場に遭遇したのだから無理もない。

そして松山は……


380 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:29:52 ID:???

松山「そ、そうだな! わかった鍵山さん……ここは俺が……!」



どうしますか?


A 「試合前だからやめるんだ!」
B 「やめろ!俺の(力の種の)為に争わないでくれ!」
C 「ここだ!ここで賭けるんだ!」(*賭ける相手の名前も併記してください)
D 「………………………見えた!」
E 「……弾幕ごっこって一度見たかったんだよね!」
F 「君子危うきに近寄らず……」
G その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。


381 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/04(火) 23:34:49 ID:???
*松山のガッツが回復しました。 (750/900)→(825/900)
*雛のガッツが回復しました。 (680/830)→(755/830)

流れ弾にはご注意を。今度こそ、ここまで。

382 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 23:41:06 ID:uDkSDnkw
G 「ここしかない!」二人の間にボールを蹴り込む

383 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 23:47:50 ID:tvKYUuMs
F

381の最後の一行が怖い

384 :森崎名無しさん:2009/08/04(火) 23:59:30 ID:XUxVOmKE

怖いけどここで止められなくて霊夢が出られなかったりしたら
ここしばらくのドタバタが虚しすぎる

385 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/05(水) 00:02:07 ID:???

再投票しますね。


A 「試合前だからやめるんだ!」
B 「やめろ!俺の(力の種の)為に争わないでくれ!」
C 「ここだ!ここで賭けるんだ!」(*賭ける相手の名前も併記してください)
D 「………………………見えた!」
E 「弾幕ごっこって一度見たかったんだよね!」
F 「君子危うきに近寄らず……」
G その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


>>383-384
両者とも馬鹿ではないからそこまでの事態にはなりません。3票ですし雛も近くにいますし。
それでは今度こそ、ここまで。


386 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:05:51 ID:hqOcL80U
G >>382

乙でしたー
まあそこまで馬鹿ではないのなら、ということで

387 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:12:18 ID:uFWTYER2
G >>382

388 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:13:28 ID:zffkFpPs
E

389 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:19:59 ID:???
この2人のは夕食の献立決めでやるレベルだからな

390 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 00:21:25 ID:MfQWJ24A
A

391 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 02:16:30 ID:4v+Y6yPY
G >>382


392 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/05(水) 19:42:45 ID:???

「ここしかない!」二人の間にボールを蹴り込む



説得を……言いかけて、松山は手なんてもちろん届かない上空にいる霊夢と魔理沙を見上げる。
二人の周辺には、殺傷力があるといわれても首を傾げる形の弾が無数に待機されてて……
号令いや宣言を待っている。距離的にも気持ち的にも割って入るのは至難に見えた。

松山「(説得しようといってもこれにどうすれば……
松山10 正面から割ってはいるとかダメだぞ絶対に死にたいのかー!?)」

考え事の途中に、まったく無関係でもないが飛躍した考えが急に浮かんだことに松山はあれっと思いながら
正攻法で説得するのは控えて、遠くから声を張り上げる以上に効果の望める説得ないか探してみた。

松山「近寄らないなら声の代わりに二人に届かせて、今日は試合だって思い出させる物でもないと……あっ」

ちょうどいいものが、ある。
さっそく、ソレ、を探すためあちこちに視線を撒くと、存外手近にあった。雛が持参してたボールだ。
ボールは(さっき取り乱した時に落としたんだろうか)雛の足元近くに転がっている。

松山「鍵山さん、これ借りますね」

聴こえてるかはともかく、ちゃんと断りを入れてから松山は正面にボールをセットして少し下がる。
狙うは二人の間の空間。空中かつ距離が離れてるため操作は難しい。加えて力加減も必要だ。

松山「落ち着け、強すぎず弱すぎず……行くぞッ!!」

東方コンビが弾幕ごっこ開始のサインを出すのに先駆けて、松山は中間に向かいボールを蹴り上げた。


393 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/05(水) 19:43:21 ID:???

先着で


ここしかない! → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値とマークで分岐します。


ダイヤ・ハートK→ 二人を驚かせ、更にサッカーの試合があることに気付かせる! 更に……?
K→ 二人を驚かせ、更にサッカーの試合があることに気付かせる!
10〜Q→ 北国シュートの勢いで二人を驚かせてしまう(*クラブの場合、ああ綺麗な流れ弾)
4〜9→ 二人の間を過ぎらせることに成功!
A〜3→ ボールの勢い弱すぎてへろへろっと届かず終わる……
スペードA→ 霊夢の顔にボールが……
クラブA→ 魔理沙の顔にボールが……
JOKER→ 雛「こうなっては私の真の力を披露するより他ありません」


出かけてきます。
今日も続きは難しいかもしれません……なかなか試合いけないです


394 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 19:51:42 ID:ZYa1BsfI
ここしかない! →  ダイヤQ

砕け散れェ!

395 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 19:52:21 ID:ZYa1BsfI
くっ、後少し威力があれば!

396 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 22:30:40 ID:???
いや、十分な引きだと思うぞ

かつての松山なら確実にどっちかの顔面スナイポしていたからな

397 :森崎名無しさん:2009/08/05(水) 23:47:19 ID:???
木公山「しあい?なにそれおいsうわなにをす(ry」
紫「はいはい、この場面はそういうのじゃないから。
  いい加減にしないとふらのに送り返すわよ?」

398 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:13:31 ID:???

>>394-397
木公山「しあい?なにそれおいsうわなにをす(ry」
紫「砕け散れェ!」
スターサファイア「あれは伝説のスターバースト!?」



ここしかない! →  ダイヤQ
10〜Q→ 北国シュートの勢いで二人を驚かせてしまう(*クラブの場合、ああ綺麗な流れ弾)


ボールを蹴った瞬間。
松山の口から、あ、と失敗に直面したかのような声が。

松山「しま……(力みすぎた!)」

インパクトの感触から、普通に蹴ったというより試合や勝負の場でのシュートに近いと……
松山が知れた時には遅く、ボールは唸りを上げて霊夢と魔理沙の間の空間を引き裂いた。

霊夢「きゃ!」
魔理沙「ひゃあ!?」

いきなり真横から急激な速度で過ぎったボールに、巫女と魔女が悲鳴に近い呼気を吐く。
シュートは結界に衝突して勢いをなくしたボールは自由落下していく。それを見ながら……
霊夢と魔理沙は、直ちにボールを蹴った松山の意図を察して、スペルカードを収めて芝生まで降りた。

魔理沙「いや〜危なかった。霊夢にのせられたが大事な試合があるのに体力浪費できないぜ」
霊夢「何よそれ……」


399 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:14:07 ID:???

魔理沙の、責任を霊夢に転嫁するような発言だったが、霊夢は反論も面倒とさっさと松山の近くに来た。
いつの間にか、どこに収納したのか……さっきまであんなたくさん周囲に浮遊させてた札は影も形もない。

霊夢「光、びっくりさせないでよ。狙いが外れて魔理沙にぶつかって目でも回されたら面倒でしょ」
松山「う、うん。ごめんちょっと手荒だった。(自分にぶつかるとは考えないのかな……)」

魔理沙もやってきて、今回は流れたが後日決着つけるぜと、霊夢に約束を取り付ける。
試合がない日のことまで干渉するつもりはなく松山も、黙って聞き流すことに決めると……雛が声を出した。

雛「上手く収めましたね松山さん。ところで……まだ片付けてないことがありますよ」
松山「え? また何かあったんですか!?」

雛はそこで、練習グラウンドのサイドライン沿いに落ちてるマイボールを指で指した。

松山「取ってきます……」


*上手く仲裁して三人の評価値と好感度が上がりました


400 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:15:49 ID:???

それからというもの。

霊夢「それで文の話だと、天井これが弾よ〜って投げつけてきたんだって」
魔理沙「ほんとか? 私もまだそんなのにお目にかかったことないな」

松山を除く三人は、湯で汗を流すことにして、今は帰路の途中談笑しながら松山の前を歩いている。
話題はサッカーではなく、幻想郷の決闘の主流、スペルカードルールを用いた弾幕ごっこのようだ。

松山「(……弾幕ごっこ、か)」

無数の弾を、そして相手の得意な攻撃パターン、技をどう回避してどう破るかを突き詰める勝負。
そしてスペルカードルールにおいては、美しさと多様さが第一で……
ごっこ、であっても人外の戦いは息を呑むほどに美しいと資料に書き記されていた。

松山「(そんな決闘方式が既にあるのに、幻想郷じゃどうしてサッカー流行ってるのかなあ?)」

以前に一度説明は受けたが、謎の男が話に上ったりと、どうも細部が不鮮明だ。
それ故疑問に思いはしたが、霊夢たちに訊こうにも、専門外の話題をしてるから踏み込むのも躊躇ってしまい。
松山は、それならいっそ話し声が聴こえぬように、もうちょっと下がってから、そのまま社務所に帰着した。


401 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:18:47 ID:???

【幻想郷・28日目・昼】


社務所の風呂は、外の世界のとほぼ代わらない作りで……(守矢神社一同の注文なのかもしれない)
ともかく熱い湯を浴びて、肩まで湯に浸かるなどしてから、気分を一新させた松山は部屋に戻ると
大会のラストを飾る……紅魔カップ決勝戦へ出場する為の支度を始めた。

松山「今日の試合がどう転ぼうと……この部屋とはお別れか」

感傷に浸りたくなるが、まだそれは早い。
てきぱきと支度を済ませた松山は、いつも通りバッグに換えの服など詰めて部屋を出て社務所も出る。
神社の境内にはみんな集まっていた。

フライハイト「遅いぞ、マツヤマ」

いつもの冷静な顔つきと口調で言われて、松山はつい顔を綻ばせた。
フライハイトはそれを見て嘆息したが、最近で一番顔色がいい。何かいい夢でも見たのだろうか?

松山「(それは今はいいや。さて、スタジアムに行く方法だけど……)」

集まってるメンバーと見比べてもなお目立つ巨大の鳳、守矢に目を向け……
それから、自分の後ろをおずおずと着いてきてるシャンハイと、どちらに頼むか松山は考えた。


402 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 00:19:03 ID:???

どうしますか?


A 杜矢の背に乗る
B シャンハイに連れていってもらう


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。
時間が取れずなかなか進められないです……


403 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 00:24:48 ID:YjISa8Bw


404 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 00:44:24 ID:EUqPqyH6


405 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 01:18:47 ID:RleJXGoU
A

406 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 18:05:41 ID:???
結局もみじ狩りに行く暇なかったね

407 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:55:47 ID:???

A 杜矢の背に乗る



松山「(最後…かは不明だけど、杜矢の背中に乗せてもらう機会は激減するだろうな……)」

柔らかい黒い羽毛で覆われた巨体を見上げて、今日スタジアムまで行くのには杜矢に頼むことにした。
松山以外では神奈子と諏訪子しか知らないことだが、本来は黄金色に輝く羽毛を撫でてみる。

松山「じゃあ今日は……よろしく頼むな、杜矢」
杜矢「……」

無言のまま、松山が乗りやすい体勢を取ってくれた。
そこで松山が背中に乗ってから、法衣を服の上から着込むと、フライハイト達も続いて背中に乗ってきた。

松山「あれ、二人ともそれ……」
フライハイト「前の試合でやっとマツヤマと同じものを買えるお金が貯まったんだ」
カペロマン「(男三人でペアルックってなんかやだよな……)」

フライハイトとカペロマンは、松山がコルネットに譲ってもらったのと同じ魔法の法衣に身を包んでいた。
きちんとお金を払って買ったというが、幾ら払ったのか気になって聞こうとしたところで……
朗々とした声で、神奈子から送る言葉を発した。

神奈子「それじゃみんなー心も体も準備はバッチリね!?」
諏訪子「私達から言いたいことは……みんなで頑張って全力を尽くす事。それとあとは……うーんと……」
早苗「あとは……試合が終わった時、笑顔でいられるよう……勝ちましょう!」

チームのオーナーと言える三神が音頭を取って、士気を盛り上げる。
メンバー全員(ひとり鈴仙だけを除いて)頷くと、スタジアム目指して空へ舞い上がる。

(*下から見上げてますが世界とスキマの理で見えません)


408 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:56:16 ID:???

カペロマン「よし! 俺達も行ってちゃっちゃと優勝もらってこようぜ!!」
松山「そうだな! 杜矢頼むスタジアムまで連れていってくれ」
シャンハイ「(大きな鳥さんですね〜)」

翼を広げて、杜矢も石畳を離れて高く飛び上がる。
やがて神社を遠く離れて、スタジアムが見えてくると……一階から二階と全てのスタンドが埋まっていた。
大勢の紅魔館応援団が詰め掛け横断幕を掲げ、いつの間にか守矢の応援団も負けない数になっている。

フライハイト「盛況だな……幻想郷のほとんどの人間が集まってるんじゃないか?」

観客席以外にも、スタジアムの周囲には多くの人間が立ち並んでるのを見てフライハイトがそう呟く。
杜矢の隣を箒で飛行する魔理沙が、その呟きを拾って答えた。

魔理沙「紅魔館が本腰で開催してる大会の決勝だからな。今日ばかりは仕事を休んででも見に来たがるさ」
フライハイト「(そうか。……その大会で優勝すれば守矢神社の『力』はかなり増やせるな……)」

そんな会話をしてる内に、杜矢が高度を下げて着地。
松山達も降りて、スタジアムに入ってそのまま控え室へ向かおうとする。

レミリア「あら」
魔理沙「げ」
霊夢「げ」


409 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:57:05 ID:???

そこへ到る途中で、紅魔スカーレットムーンズメンバーと遭遇した。
同じく控え室へ向かう途中だったようで、少しばかり騒がしくさせて歩いていく。

レミリア「ちょっと……そこのこそ泥はともかく霊夢までそんな反応なの!?」
霊夢「深い意味はないから安心してよ。思ったまんま口から吐いて出ただけだし」
レミリア「それもっと傷つくわ!?」

魔理沙「……。よっ!」
パチュリー「……」
魔理沙「……。(なんか喋れよ……)」

咲夜「こんにちは。……直接お会いするのは初めてだったかしら?」
フライハイト「(すごいな。これ程メイドの装いが板についてる女性にはなかなかお目にかかれない)」
咲夜「(値踏みをされてる? ……どんな観点で見てるか解らないけど弱みは見せないでおきたいわね)」

旧知の者同士や、初の交流をする者達の会話が行われる。
そして一際因縁根深く、刺々しい雰囲気を撒き散らす二人がいた。

カペロマン「やっぱりてめえかよ……こんなところで迄その顔拝みたくなかったぜ……」
ポブルセン「……おぉ! 誰かと思えばオレとのポジション争いからサイドへ逃げたチキンちゃんか!」
カペロマン「……!」
ポブルセン「懐かしいなあおい! で、どうなんだ? チキン味には磨きかかったか!?
      相変わらずサイドからせこせこサイドワインダ〜! とかやってるかい!?」


410 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:57:54 ID:???

対象への侮蔑と倣岸不遜を極めたポブルセンの発言に、守矢、紅魔の両陣営が気付いて立ち止まる。
顔中を憤怒に染めて、カペロマンは今にも激昂して殴りかかる、その一歩手前で耐えている。
最寄りの霊夢の視線が、守矢イーグルスのメンバーの眼差しが、紅魔館の主人のレミリアに注がれる。
余さず受け止めて……代わりに動こうとした銀髪従者を眼だけで下がらせて、レミリアは一歩動いた。

レミリア「(この期に及んでこの私に恥をかかすか……ちょっときつくイッとくべきか)」

こんな小競り合いで、ポブルセンにダメージを与えるのは本意でないが放置も出来ず、人差し指を向ける。
まったく気付かずカペロマンを小馬鹿にし続けるポブルセンに、紅色の魔弾が放たれようとする時――

???「紅白、それに魔理沙だ!」

それまで聴いた覚えの無い、年端もいかぬ少女の声が松山の耳に聞こえた。
それと同時に、スタジアムの中ということをまったく考慮に入れてない威力の弾が襲い掛かってくる。

松山「!?」

完全な不意打ち。もし避けられても後ろの者達に当るかもという考えが沸いて、更に動きを縛る。
成すすべなく、試合からもリタイヤしかける直前で……松山は気付いたらぜんぜん別の場所に立っていた。
それまで自分のいた場所を見ると……後ろの壁が陥没している。高さ的に胸部、心臓の位置だ。

咲夜「ご無事ですか?」

凛とした声が耳元でした。
気付くと、紅魔館のメイド長の咲夜が松山の背後に立っていた。
何が起こったのか訊ねようとすると……「フラン!?」と魔理沙の声が聴こえた。


411 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:58:30 ID:???

フラン「魔理沙久しぶり〜最近ぜんぜん見なくなったから誰かにドカーンされちゃったかと思ってた!」
魔理沙「あ、ああ、久しぶり……なんでこんなところに……いやこれぞ"火を見るより明らか"ってやつか」

途端に苦い顔で魔理沙が、自分に抱きついてるフランという少女から、通路の奥に視線を向ける。
フランが駆けてきたのは、紅魔館の控え室がある方向からだった。
そちらに目を向け魔理沙が確かめたは、もうひとりそちらから近づいてくる火であり人影……藤原妹紅だ。

妹紅「もうフラン。挨拶は私と一緒にしようねって言ってたじゃないか」
フラン「だってぇ……待ってたら楽しそうな話し声が聴こえてきたんだもん! 我慢できないよ!」

妹紅の話し方は、半ばレミリア達への弁解じみてた。フランと呼ばれる少女はぷぅと頬を膨らませる。
毒気が抜かれたように、脱力する雰囲気の中で……それを鬱陶しいとポブルセンが声で切り裂いた。

ポブルセン「チッ、雁首揃えてガキのおままごとかよ! 先行ってるぜ!」

足音を響かせて、一人だけ先に紅魔館の控え室へ向かうポブルセン。
レミリアと咲夜が、フランの登場で削がれていた苛立ちを顔に浮かべて、その後を追っていく。
先頭を歩くレミリアが、少し待つように言ってから、松山達の方へ振り返った。

レミリア「みっともないところを見せたわね」
霊夢「全くよ。もうちょっとしっかり手綱握っときなさいよね」

レミリア「……。オホンッ! でもね霊夢、私達がみっともないところを見せるのはこれでおしまい。
     フィールドの上では、あなた達が惨めに這い蹲る。それが定められた『運命』なのだから!」

松山「……」


412 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 18:58:53 ID:???

どうしますか?


A 「勝つのは俺達だ!」
B 「それって負けフラグだよね?」
C 啖呵は他の人に任せてフランに挨拶する。
D 「解ったぞ! つまりレミリアさんはちゅう学生なんだ!」
E クールに受け流して、控え室へ。
F その他 発言や行動を併記してください


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


413 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:10:17 ID:4b1PyO4A
B

414 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:15:31 ID:E2rHrpL6
D

415 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:21:41 ID:MOkhCbiY


416 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:30:18 ID:baoZvyDY


417 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/06(木) 19:30:59 ID:CNYaRjxM


418 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:38:04 ID:F3x/76ek
C

419 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 19:44:34 ID:???
凄く危険そうだけど何処でも出番の少ないキャラだし仲良くしてみたいね

420 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 22:57:05 ID:???

まいりました……Cは5票にすべきだったかな……でもこれがあるから4票にしたのですし……
危険なのは今では松山だけではないです……本気で幸運を祈ります。



C 啖呵は他の人に任せてフランに挨拶する。



幼い体つきで、それを精一杯踏ん反り返るようにして
レミリアは威勢良く啖呵を切った。それに松山が応えるよりも早く霊夢が切り返す。

霊夢「運命って、試合前から持ち出すとあんたの敗北に繋がるとしか思えないけど?」
レミリア「そうねぇ霊夢ならそういう結果がついてくるかもね。……だから私も全力を出せる」

含みをもたせた発言を応酬する霊夢とレミリア。
その二人から、さっき魔理沙に懐いていた金髪(よく見ると色の薄い黄色)の髪の女の子に視線を移す。
その少女は、言い合いをしてるレミリアを、妹紅の隣でじっと遠くの風景を眺めるように見つめていた。

松山「(あの子とは初対面だよな……挨拶しておくか)」

それは。
不運にも、迂闊な判断として誰にも止めることができなかった。
ポブルセンの蛮行に、霊夢とレミリアの舌戦に守矢メンバーも紅魔メンバーも気を取られて見逃していた。

松山「はじめまして……俺は松山光。君はなんていう名前?」


421 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 22:57:53 ID:???

【幻想郷・27日目・紅魔館】


その日。
紅魔館の主人・レミリア・スカーレットは、何ヶ月ぶりに妹と対面していた。
蓬莱人である藤原妹紅に遊び相手と紅魔カップについての話を根気強くさせていた成果を確かめる為だ。

フラン「それじゃ、パチュリーの為に大会で優勝しないといけないんだ?」
レミリア「えぇ。その通りよフラン。でも……本人には内緒よ」

そう言って、自分の妹のフランドール・スカーレットを褒める一方、レミリアは胸中で安堵していた。
思ったより精神的に安定している。言動も理性的で、これなら十分、試合でも出せそうに思えた。
だから、念のため……不安要素を消すために用意してあったモノを咲夜に持ってこさせた。

フラン「? お姉さま、この三人だあれ?」
レミリア「さっき言ったでしょ? 決勝で私達の相手をするチームの、外来からの助っ人達」

外来からの助っ人と口に出した時。
紅魔館の同じような存在について思いを馳せて、レミリアは渋面となるのを必死に堪える必要があった。
フランにそんな顔を見せて、話を台無しにするわけにはいかない。


422 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 22:58:21 ID:???

レミリアは、根気強く、注意深く、話を続けた。

レミリア「よく聞いてフラン。その三人とはサッカーしてない時に会っても壊したりしちゃダメよ?」
フラン「そうなんだ? 白い髪と……あ、この二人は魔理沙と同じ髪の色だね!」

もう一度、判ったの? と確認を取ると、素直に「はーいわかりましたー」と返事される。
どうやら大丈夫そうと安心したレミリアはもうひとつ……試合に出場する選手も壊さないよう釘を刺した。
それを聞いて……フランは初めて不服そうな様子を見せて、逆に聞き返してきた。

フラン「あれもダメ、これもダメなの? じゃあお姉さま、サッカーしないのでもダメなの?」
レミリア「……そこまでは言わないわ。(そういう相手がいるならだけどね)」

それを聞いてフランドールは「じゃ、わかった」と答えた。レミリアは安心して微笑んだ。
こちらの情報と引き換えに守矢所属のブン屋と取引して入手した写真を咲夜に片付けさせて……
それからは、吸血鬼で悪魔の姉妹は、ゆったり優雅な紅いティータイムを楽しんだ。


423 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 22:58:53 ID:???

【幻想郷・28日目・スタジアム】


松山「はじめまして……俺は松山光。君はなんていう名前?」

耳の近くで急にした、初めて聞く声に、フランは近くにいる誰かに気がついた。
顔を上げる。写真で目にした白髪のニンゲン……松山光という壊さないよう言われた少年が立っていた。

フラン「ひ、か、る? ヒカルって言うの? 私はフラン、フランドール・スカーレッ……ト?」

そこでフランが不思議そうな顔して、松山の右肩を凝視する。
それに気付いた松山は、いつものように肩に乗ってるシャンハイを紹介しようとするが……

シャンハイ「……」

シャンハイはいつも通りに無言。いやいつもより増して口を閉ざしてるように見える。まるで震えてる様。
そんなシャンハイを見ながら、フランはこんなことを尋ねてきた。

フラン「ねえヒカルヒカル。そのシャンハイっていうお人形さんもサッカーするの?」
松山「え? いや……今日はサッカーしないけど……」

それが? と聞き返すことはできなかった。フランはとってもうれしいことを聞いた風な顔をした。

フラン「そうなんだーそれじゃあ……」


424 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 22:59:06 ID:???

先着で


最終兵器とシャンハイ…… → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート10以上→ 「今度サッカーして遊ぼうね!」
ハート10以下・スペード・クラブ→「ギュッとして……」
JOKER→ そこへ通りがかったアリスと赤い服の人!


425 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/06(木) 22:59:49 ID:???
最終兵器とシャンハイ…… →  ダイヤA

426 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:00:08 ID:???
最終兵器とシャンハイ…… →  ハート7
コブラ「 」

427 :森崎名無しさん:2009/08/06(木) 23:00:24 ID:???
>>425
よくやった!よくやった!

428 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/06(木) 23:00:47 ID:???
やったねフランちゃんお友達が増えるよ! ウフフ

429 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 23:35:43 ID:???

井沢さんセ、セーフ! 霧雨さんは……ちょっとアウト?(発言的に)


最終兵器とシャンハイ…… →  ダイヤA
ダイヤ・ハート10以上→ 「今度サッカーして遊ぼうね!」


松山は、奇妙なことに気がついた。
肩が震えている。いや実際に震えているのは、自分の肩に乗っているシャンハイだった。

松山「シャンハイ……どうしたんだ?」

訊いても返答はこない。シャンハイはただ脅えて小動物のように身を縮めた。
フランドール・スカーレットが明るく言い放つ。

フラン「シャンハイっていうの? 今度サッカーして遊ぼうね!」

その途端……
松山とフランは知る由もなかったが、周りの張り詰めに張り詰めた緊張と緊迫が一気にほぐれた。
いつの間にか、その場の全員の注目が、霊夢とレミリアから自分達に移ってたことに松山は気がついた。

松山「あれー? みんなどうしたんだ?」

ガタタッ! ジリッ、ザワッ…!

危険も危険、幻想郷に訪れて以来最大の窮地を脱したばかりとも知らない暢気な声に顕著な反応がされる。
周囲の者達……とくに霊夢と魔理沙とフライハイトが、松山包囲網を静かに狭めていった……。


*松山のガッツが減りました。 (825/900)→(775/900)


430 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 23:37:31 ID:???

フラン「じゃあまたねシャンハイ! 今日はできないけどまた今度絶対ね!」
シャンハイ「わ、わかりました! きっと遊びましょう」

そんなやり取りと、ズキンズキンと松山の両頬と頭のあちこちに痛みを残して……
決戦前の両チームの交流は幕を引いた。
そして控え室へ入り……松山は痛みを我慢して、(まだ怒ってる)フライハイトとボード前に立つ。

松山「それじゃ、まずシステムからだ!」

優勝を賭けた大一番。
正念場である決勝戦での、チームのフォーメーションとスタメン決定が始まった。


431 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 23:38:38 ID:???

松山「決勝の相手は脅威の攻撃力を備えた紅魔スカーレットムーンズだ! フォーメーションは……!」


A 4-4-2
B 4-3-3
C 3-5-2
D 3-4-3
E 4-5-1
F その他 試したいシステムを併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。
ああ良かった幸運って大切ですね……。お疲れ様でした!


432 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/06(木) 23:38:51 ID:???
*フランドールの評価値と好感度が凄く上がりました

433 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 00:00:51 ID:???
再投票しますけど……先に紅魔スカーレットムーンズのフォーメーション公開しますね。

434 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 00:09:39 ID:???
ズレてないかな……
            
―――@――― 
―――A――― 
C――D――B 
――――――― 
―E―――G― 
―――I――― 
――――――― 
―F――――― 
――J―H―― 
            

@アイン
A精鋭メイドDF
Bリリカ
C妹紅
D咲夜
E小悪魔
F精鋭メイドMF
Gポブルセン
Hレミリア
Iパチュリー
Jフランドール

435 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 00:10:49 ID:???

フォーメーションを選択してください


A 4-4-2
B 4-3-3
C 3-5-2
D 3-4-3
E 4-5-1
F その他 試したいシステムを併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。


436 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 00:18:12 ID:v62Zppvs
C 

乙です
松山が白髪なの今頃気づきました
そういえばゲームでは白い人だ

437 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 00:24:04 ID:BGc4ch3Q
C
相手の殆どが名有りの上、4~EXクラスのボス揃い…!

438 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 01:11:11 ID:HRkK3cpw
C

439 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 01:13:34 ID:???
よく見たらポブルセンハーレム状態

440 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 01:17:03 ID:???
下手に動いたら吸われてあぼーん、だがなw

441 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 02:29:27 ID:???
松山って黒髪じゃないの?
しろがねじゃあるまいし

442 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 10:17:32 ID:???
黒髪だよなあ

443 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 11:22:45 ID:???

>>437
カード運次第で、手ひどく追い込まれる可能性も……?
>>439-440
ある意味、松山以上にチームで浮いてる男・ポブルセンです。
が、彼ならば蚊ほども気にしちゃいないでしょう。


松山の髪の色については、この外伝がテクモ版の2の世界観を重視してる為、白にしました。
ドイツのユニバーサルカップでは黒に戻ってる松山光の7不思議……。
それからここで松山の容姿について触れられたので、投票してみたいと思います。


444 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 11:26:34 ID:???

松山が白髪な理由とは?



A 松山は生まれた時から白髪だったんだよ!
B 本編の2-644で殴られたショックから
C 本編の13-198で踏んだり蹴ったりされたから
D 本編の25-615で真相発覚のショックから
E 孤独な学園生活を送ってる内に……
F キャプテン松山1-671で燃え尽きたから
G 白銀と名乗る謎の男から水を飲まされたから
H 白髪鬼から、諦めたら終了の精神を叩き込まれたから
.I  その他 松山が白髪なのはこれだ! という理由を併記してください



*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


こうして並べてみると松山、壮絶な人生送ってるなあ。別世界では(誰の引きでか)女性化していますし。
出かけてきます。続きは後ほど。


445 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 11:33:45 ID:hw0YlBKQ
I 実は夜な夜な早苗さんが白くなる念を送っています

446 :キャプテン岩見:2009/08/07(金) 11:48:24 ID:uzfeM3v+
G

447 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 12:39:02 ID:xEl8T872
I
雪の中で練習してたら保護色で白くなった

448 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 13:02:03 ID:cDVcs/WA
A
>>434見て思ったけどパッチェさん前半からでてくるん?

449 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 14:34:33 ID:eqBfA1Mk
I 藤沢に許してもらうべく、雨の日も風の日も待ち続けていたら色褪せてしまった

450 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 14:45:18 ID:KKQTrO26
I やだなあ雪が積もってるだけですよ、北国出身ですから

451 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 15:10:51 ID:???
I トキ「心霊台」

452 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 15:36:37 ID:Pij4TaI2
I 木公山が彼の無意識下に誕生した衝撃で白くなった

453 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 16:19:02 ID:apv9jRZ2


454 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 17:26:49 ID:???
まとめてみました。

藤沢に許してもらうべく、雨の日も風の日も雪の中で練習してたら雪が積もって保護色ついて
夜な夜な早苗さんが白くなる念を送って木公山が彼の無意識下に誕生した衝撃で白くなった

混沌っていいよね……まだ未決定です。

455 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 17:29:36 ID:???
>>448
前半出るか後半から出るかで判定があります。

続きは後ほど。

456 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 18:31:01 ID:BGc4ch3Q
I 幻想郷に呼ばれた際のトラブル

457 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 18:44:47 ID:CRm8Q4LY
I 核融合ってすごいな松山を白髪にするなんて

458 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 18:48:10 ID:zNe5ABNk
そろそろさ無難なところにまとめておこうよ

というわけで無難に無難に
G

459 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 18:56:32 ID:v62Zppvs
俺好みなエピソードだ



460 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 19:00:51 ID:3tQ3FzTw
I
雪の中で練習してたら保護色で白くなった

461 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 19:16:20 ID:???
決まりませんね……自由選択はまずかったかな
現在、A1、E1、G2、I保護色2、I他いっぱい1です

見直したほうがいいかな……

462 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 19:16:59 ID:???
あ、Hも1票です。一応変更は可能です。

463 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/07(金) 19:17:54 ID:dxLhGw+k
G

ここだここで(ry
なあに昨日から決まってないウチよりましだ

464 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 19:33:25 ID:u1ebMye6


465 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 19:43:20 ID:C4R/gIlo
I 雪の中で練習してたら保護色で白くなった

466 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 20:33:22 ID:???

>>463
井沢さん、ありがとうございます。
投票時には、やりやすいよう上手く絞っていかないと決定まで時間かかる時ありますよね。


G 白銀と名乗る謎の男から水を飲まされたから
C 3-5-2


松山「フォーメーションは……」

既に松山自身の中で、決勝はこれでいこうと温めてた布陣を口にしようとする。
並び立つフライハイトと、それについて詰めようとしたところで、射命丸がはーいと手をあげた。

松山「?? 射命丸さん、何か?」
射命丸「システムを決める前に、この私が掴んでおいた有益な情報を知っておいて損はないと思いまして。
    ああそれからキャプテンさんのことは、今後からケーさんと呼ばせてください」
松山「(ケーさん?? なんで?)」
フライハイト「(気のせいだろうか? 友好的に接してるようで松山にある種の警戒を払ってるみたいだ)」

不審に思うが、ともあれ手帖を受け取って指定された頁を見ると、紅魔館のシステムが完璧に記されていた。


467 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 20:34:39 ID:???

松山「これは!? ……射命丸さん、こんなのどうやって?」
射命丸「どうやっても何も。私達は空からいつでもどこでも全てを見下ろしています。
    幻想郷にいる限り、どこで何をしようとも天狗の目と耳から逃れることはできません」

そう言って松山の内面まで見透かすような射命丸の眼を前に、ゾゾゾッ! と背筋を寒いものが駆け抜けた。

松山「さ、さいですか……じゃあこの情報は有難く受け取っておきます……」

そこでフライハイトに、僕にも見せてほしいといわれて手帖を渡すと……
ホワイトボードに、紅魔館のフォーメーションを正確に書き写す。

松山「これを見ると……予想とちょっと違うのはG番のポブルセンくらいだな」
フライハイト「いや……そうでもないぞ。右のスペースを大きく開けて、彼が攻め上がりやすくしている」
カペロマン「それだけじゃねえ」

松山とフライハイトがさっそく紅魔館の分析を始めると……
助っ人の中で、フォーメーション決めには積極的に参加してこなかったカペロマンが口を挟んできた。


468 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 20:35:35 ID:???

カペロマン「あいつはあんな奴でも、勝つ為には抜け目なく的確に敵の弱所を突いてくる……。
      前の永遠亭とやった試合で、こちらを崩すには右サイドアタックが有効と判断したんだろう」

準決勝でそちらを担ったのはカペロマンと雛の二人。
つまりポブルセンは、二人をイーグルスの弱点と判断した……認めるに苦い面持ちでカペロマンは言う。

松山「……。でも、そういう手で来ると知れてれば……」
フライハイト「こちらも対策が講じられるな。中盤を厚くして3-5-2にしよう」

そう伝えて、メンバーの顔を見回すが反対はない。
フォーメーションが決定されたところで……今度は魔理沙が意見があるぜと言ってきた。

魔理沙「キーパーのことだが……ああ。みんな知ってるよ」
松山「(そうかあの時、俺は寝ちゃったから……夕飯の時に魔理沙さんが皆に話したのかな?)」

確かめると、誰の顔にも霊夢がキーパー出場することでの驚きはない。
話を進行しやすくなったと松山が魔理沙に感謝しようとするのを遮って、話を戻された。

魔理沙「紅魔館にはシューターが多い。どちらを出すにしてもスタミナ温存は考えといたほうがいいぜ」
霊夢「妹まで出張ってきたしね……今日はしんどい試合になりそうだわ」
にとり「(そっか。私も出られないわけじゃないんだ……そして……失点さえしなければ!)」

松山「それならキーパーは……いや待った。その前にキープレイヤー決めないと」

身を乗り出してたにとりが、だ〜っと脱力してしまい、松山は苦笑して、キープレイヤーを発表した。


469 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 20:35:51 ID:???

キープレイヤーを決めてください。


A 早苗
B 神奈子
C 諏訪子
D 霊夢
E 魔理沙
F にとり
G 射命丸
H 静葉
.I. 穣子
J 雛
K 楓
L 幽々子
M レティ
N 鈴仙


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


470 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 20:36:18 ID:???
だが待って欲しい、その理由だと
シャンハイに憎悪が沸いてしまうぞ。

471 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 20:40:52 ID:???
松山をキープレイヤーにはできないの?

472 :キャプテン岩見:2009/08/07(金) 20:41:14 ID:v6u+7e8o
B

473 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 20:42:15 ID:C4R/gIlo

発動できるかが一番の問題かも知れんが

474 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2009/08/07(金) 20:42:38 ID:BGc4ch3Q
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/.   =⊂⊃=⊂⊃=\ この名将が睨むに、紅魔館の中盤守備は多分ぐでぐでだお。
|       (__人__)    |  中盤でゆとりを持ってボールを捌けるから、チャンスは作り易いと思うお
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /_____ノ


/.   =⊂⊃=⊂⊃=\ …けど、前線の守備も最終ラインの守備も一流クラスだから
               実際そんな余裕がある気がしねーお。

…そんな訳でこの名将はMを選ぶお。
発動条件は厳しいけど、相手の体力消費を加速させなきゃGKが酷使無双で壊れちゃうお。
M

475 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 20:44:15 ID:apv9jRZ2
松山がしろがねになってしまった。
シャンハイ大丈夫かなあ・・・破壊されるぞ。
M

476 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 21:05:27 ID:???

松山「土は土に……人形は人形に還せ!!!」
シャンハイ「それなら……純白の手!!」
アリス「諦めなければ夢はいつか必ず叶うわ!」
???「>>457で呼ばれました。うにゅ……まるで黒い太陽」



M レティ


松山「キープレイヤーは……レティさんだ。頼りにしてます」
レティ「ふふ、信頼を寄せられたからには、厳しくとも張り切っちゃうわよ」

*レティの評価値と好感度が上がりました

静葉「(能力差もあるけど……やっぱり決死結界かしら?)」

今日もフライハイトが用意したドリンクを配りまわるシャンハイから受け取って一口しながら
静葉は、単独でも強力な冬の妖怪との差をしみじみ噛み締めた。

静葉「(秋と冬……近いのに今は結構な差が開いてる……でもいつかきっと)」


477 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 21:08:28 ID:???

松山「よし、じゃあ次は……キーパーからだけど、先にひとつ言っておく。
   出番はいつ回ってくるかわからない。ベンチにいても準備は万端にしてくれ! キーパーは……」

霊夢「……」
にとり「……!」


GKを選んでください



――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  



A にとり
B 霊夢
C 幽霊GK



*@に上記の候補者の名前を添えてください。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


478 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 21:17:25 ID:CRm8Q4LY
@霊夢

479 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/07(金) 21:21:28 ID:OFLvV1f2
@にとり

480 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 21:21:48 ID:Pij4TaI2
B

481 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/08/07(金) 21:27:45 ID:???
B

482 :ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2009/08/07(金) 21:28:19 ID:QEOE1jYs
sageのままでした、すいません。
改めて、B

483 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 21:55:38 ID:???

>>471
キープレイヤーは、幻想郷の特殊能力=決死結界を使用できる選手達の中から決められます。
松山にも、個性とかさまざまな理由で能力備わりましたけど、やっぱり普通の人間の範疇ですので。
>>474
南葛vsファーゲンソンさんの名采配に期待!
>>482
了解しましたー投票感謝です!



B 霊夢



松山「キーパー、霊夢さん、今日は任せるよ」
霊夢「ん、わかった」


――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  


484 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 21:57:15 ID:???

@ 霊夢


そのあっさり発言に、すでに話は通っててもメンバー達がざわつく。
その中には、今まで頑張ってゴールを死守してきたにとりへの気遣いの視線なども含まれてたが……

にとり「……うん。がんばってね霊夢!」

当の本人は、真っ直ぐに受け止めて、キーパーの腕章を丁寧に霊夢の手に渡す。
少しだけ、にとりの指先が震えるのは仕方なかった。それに気がついたのは、渡された霊夢だけだったが。

霊夢「やれやれね。ま、やれるだけのことはやるわ」

そう言いながらも、霊夢の目は真剣さを帯び、一挙動一動作から気合の漲りようが伺える。
大舞台、頼みとされてのキーパー出場とあっては、いつもの怠け巫女にも奮い立つものがあるようだ。
こうしてついに……博麗の巫女が、決勝の舞台にキーパーとして立つことが決まった。


485 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 21:58:06 ID:???

松山「霊夢さんがキーパーに決まった……でも楽観それだけはできない」

場のざわめきも、高揚をも引き締める厳しい口調で告げてから、松山は続いて出場するDF達を決める。

松山「キープレイヤーのレティさんが出るのは既に決まってる。その他の二人を決めるぞ。
   紅魔館の攻撃は強力だけど、一本でも多く止める気構えでいってくれ! それがGKの負担も減らす!」


DFのBとAとCを選んでください



A 松山
B 諏訪子
C にとり
D フライハイト
E 静葉
F 雛
G 幽々子
H レティ(*必須)
.I. メイド@
J メイドA
K 幽霊DF
 

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


486 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 22:02:08 ID:???

B
A
C

こちらでお願いします。

487 :キャプテン岩見:2009/08/07(金) 22:26:38 ID:QB48B0nM
BB
AH
CC

488 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/07(金) 22:27:55 ID:OFLvV1f2
BB
AH
CC

489 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 22:29:09 ID:Pij4TaI2
BF
AH
CC

490 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/07(金) 23:08:45 ID:???
投票途中ですが、今日はここまで。

一応これだけは。
ペナルティや能力は>>18からよく参照してください。

491 :森崎名無しさん:2009/08/07(金) 23:11:23 ID:q+ZVXREc
BF
AH
CC

492 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 00:01:34 ID:???

日付変わりましたので、再投票します。


DFのBとAとCを選んでください



A 松山
B 諏訪子
C にとり
D フライハイト
E 静葉
F 雛
G 幽々子
H レティ(*必須)
.I. メイド@
J メイドA
K 幽霊DF
 

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


493 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:03:23 ID:qO0zcgKo
BF
AH
CC

494 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 00:04:57 ID:???

それから、再投票になったので、補足しますね。

諏訪子には変わらずペナルティあります。
にとりは、とくにありませんが、最初にGKを選んだので技など真っ白な状態です。

今度こそ、ここまで。お疲れ様でした。

人気投票ですが……
このスレからも、希望の候補のキャラの名前を挙げてもらえると助かりますー
それと、もう胃が痛くなるスレの看板は下ろして、光ちゃんの世界に任せちゃっていいよね!?


495 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 00:31:12 ID:lkp4Jl62
BF
AH
CC


496 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 01:43:09 ID:9LAYlcMo
シャンハイがあとちょっとで潰されそうになったことは無視と申すか。
……まあ実際、早苗さんと綺麗に別れたから(誤解を呼ぶ表現)、
昔のような胃がキリキリする展開はなくなりましたねえ。
この後の心配事は新チームをほぼ一から作らなければ行けないこと……(おや、やっぱりキリキリするぞ?

BF
AH
CC

497 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 07:25:52 ID:???

>>496
夢……儚い夢でした。
シャンハイがそうなってたらプレイヤーさんの胃を痛くさせるところからまた先の何かに目覚めてたかも
いや幻想郷においてでも、とびきり抜けて危険な相手ですからね紅魔館の妹君……キリキリ。
(井沢さんに盛大に感謝。まだ見えてない外伝の方で果たしてどうなるやら)


BF 雛
AH レティ
CC にとり


松山「DFは、左に鍵山さん、中央は勿論レティさん……それから問題の右だが」

ここで松山は迷いを見せるように言いよどむ。
さっきも触れられたが、ポブルセンが執拗な切り込みをしてくるなら……ここの抑えは重要になる。

松山「……よし、ここはにとりに任せる!」
にとり「? ……?? え、えええええええええええええええ!!?」

堪らずにとりが、衝撃的な決定に席を立ち、松山達のいるところまで詰め掛けてしまう。

にとり「待って待ってよ私これまでだってDFの練習なんて全然してないし!」
松山「それはわかってる。それでも今回ここはにとりで決定だから」


498 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 07:26:17 ID:???

――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  


Cにとり
B雛
Aレティ
@霊夢


499 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 07:30:21 ID:???

雛とレティにAとBの腕章を渡して、ひとまずにとりも落ち着くよう言い含めて、下がらせる。
DF3人のシステムでは、不慣れで静葉よりブロックでは劣るが総合力で勝るにとりを選んだと皆に聞かせる。
メンバーの中で、最も衝撃を受けるかと思われたのは静葉だったが……彼女は結構淡白な反応だった。

穣子「(ひそ……お姉ちゃん、いいの何も主張しなくて?)」
静葉「(……予想はしてたわ。DFとして私はもっと改善しなければいけない点が多いもの)」
穣子「(そっか。そうだね。ようし私も大会後はうんと頑張って見返してやるわ!)」

静葉が名前通り静かに、穣子が熱くさらなる自己の精進を誓う中……。
他には誰からもさしたる反対意見が出ないと見て、松山はさらに進めてDとEの決定に。

松山「ここも重要だ。とくにEはあちらの右サイドを封じてこちらの攻撃を機能させないとならない」
フライハイト「(博麗さんがいない以上、有力な候補はマツヤマと僕と、あとは……西行寺さんか)」
松山「じゃ、まずDのところには……」


500 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 07:32:10 ID:???

MFのDとEを選んでください



A 松山
B 早苗
C 魔理沙
D フライハイト
E 鈴仙
F 幽々子
G メイド@
H メイドA
.I. 幽霊MF
 

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


続きは後ほど。


501 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 09:11:17 ID:37nODR6+


502 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 09:23:44 ID:SPkSpFpo
D

503 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 13:06:05 ID:jUNaqVeQ


504 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 13:13:21 ID:lkp4Jl62
D

505 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 15:26:59 ID:???

ああ、すみません……この方式だとちょっとまずかったですね。
これで改めてお願いします。


MFのDとEを選んでください



A 松山
B 早苗
C 魔理沙
D フライハイト
E 鈴仙
F 幽々子
G メイド@
H メイドA
.I. 幽霊MF


D
E


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



続きはまた後ほど。人気投票の候補に関して意見もあればお願いします。


506 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 16:27:43 ID:lkp4Jl62
DD
EA

507 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 16:31:40 ID:JWZY+8h+
DF
EA

508 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 16:35:33 ID:37nODR6+
DD
EA

509 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 16:36:17 ID:GXiZ2Cz6
DD
EA

510 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 22:01:00 ID:???

Dフライハイト
E松山


松山は、パワーシューター揃いの紅魔FWの攻撃の芽を摘む役割に、自分とフライハイトを充てた。
重要なポジションだけに、高い実力を自他共に認めるフライハイトは適役と思えたが、苦い反応をされる。

フライハイト「ここを僕が……そうなると、あのカラフルな羽の子を抑えないとならないのか」
松山「攻め込まれたらそうなるかな。……あのフランって子、無邪気で可愛い子だったな〜」

先刻の出会い……表情をよく変えて、体いっぱいで感情を表現するフランと呼ばれた女の子。
あんな子が妹なんてレミリアさんが羨ましいなと松山は笑い、フライハイトも乾き笑いを浮かべる。

フライハイト「(無邪気で可愛いね……僕には檻から放たれてる人食いタイガーに見えたよ……
        ミズ・ユウカの時といい、マツヤマの怖いもの知らずは変わらなかったな……)」

フライハイトにとっては、フランドールと名乗った少女は恐怖の対象でしかなかった。
どれ程可愛らしい姿形をしていようとも、その凶悪な力と裏腹に物知らず。
無邪気さ故に躊躇いもせず何かを壊せる……それも本人が遊び気分でいるのだとしたら、まさに悪魔だ。
そんな存在、フライハイトは間違っても可愛いなどと言えないし、機会がなければ近寄りたくもない。

フライハイト「(まぁサッカーの試合だけに接点を留めれば、然程危険はないだろう……
       マツヤマも、もう少し自分自身を心配してほしかったな……早苗さんの言うように)」

かつて、この同じ控え室で繰り広げられた、松山と早苗の仲違いの始まりと顛末を思い返しながら……
フライハイトはまたキリキリと胃の痛みを思い出しながら、左ボランチの腕章を受け取った。


511 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 22:01:32 ID:???

――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  


E松山
Dフライハイト
Cにとり
B雛
Aレティ
@霊夢


512 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 22:02:07 ID:???

松山「次は両サイドのGとF……サイドのポジションだからここはやっぱり……」

見ると、カペロマンも闘志で滾る眼差しで松山を見返してきた。
言葉より何より明白に、Fのポジションを切々望んでるのが伝わってくる。

松山「(だけどカペロマンとポブルセンをぶつけていいのか? 熱くならないといいんだが……)」



MFのFとGを選んでください



A カペロマン
B 射命丸
C 魔理沙
D 楓
E 鈴仙
F 幽々子
G 穣子
H メイド@
.I. メイドA
 

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


513 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:12:33 ID:jUNaqVeQ
FA 
GE 

514 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 22:14:18 ID:???
あ、また損ねてた
>>513さん、ごめんなさい。

F
G

515 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:28:58 ID:37nODR6+
FA
GE


516 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 22:30:33 ID:I3p2Sif6
FA
GE

517 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 23:03:34 ID:???

Fカペロマン
G鈴仙



一瞬、松山は、ラフプレイを仕掛けてくることが予想に難くないポブルセンと……
さっき挑発を受けて熱くなってるカペロマンを真向かいからかち合わせるのは危険かもと判断したが。

松山「(いや……)」

すぐに思い直す。カペロマンはプレーに気持ちを込めるタイプだ。松山はそれに賭けてみる事にした。

松山「じゃあ頼んだぞカペロマン。だけど一人で相手しなくていいんだ。俺もいるんだから!」
カペロマン「……。わかってるって!(ああわかってる。血が上ってあいつの思い通りになるものかよ!)」

敵愾心を覆い隠して、カペロマンは平然とした顔して腕章を受け取る。
そしてもう一方も静かに反応乏しくサイドで出る為の腕章を取ったが……その内心はざわめき立っていた。

鈴仙「(やっぱり私も出なきゃいけない……当たり前だよね。引き抜かれたんだし……
   師匠は永遠亭に恥じないようって言った。だけど私はこのチームの勝利に力を注げるのかな……)」

きっと師の永琳は、鈴仙の葛藤を見越してそう言ったのだろう。
ここで鈴仙が手を抜いたりして醜態を晒せば……イーグルスの天狗に精鋭兎が辱められたように……
鈴仙自身が、みんなの、永遠亭の名を地に落としてしまうかもしれない。

鈴仙「(それも、ううんそれだけは嫌ね……とにかく試合始まるまで、もう一度考えておかないと)」
早苗「(やっぱり……永遠亭の兎さん、悩んでいますね……顔見知りだしお話してみようかな……)」


518 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 23:03:53 ID:???

――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  


G鈴仙
Fカペロマン
E松山
Dフライハイト
Cにとり
B雛
Aレティ
@霊夢


519 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 23:05:08 ID:???

松山「次は……(ここも難しいな。いや難しいのはいつも務めてた二人が出せないからなんだけど)」

司令塔として、ラストパスを送ったりボールを運ぶゲームメイカーは、フライハイトと霊夢が担っていた。
決勝に来て、その二人ともが出せない。普通の編成のチームなら、かなりの痛手だが……

松山「(でも任せられる人、まだいるんだよな。それも頼れるプレイヤーが)」

そう、守矢イーグルスにはまだ、能力も高く時には自分でシュートも撃てるMF可能な選手がいる。
改めて、このチームの層の厚さに感謝しながら……
今日の試合、背番号ではないが腕章で10番を背負う選手の名を口にした。


520 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 23:05:26 ID:???

MFのIを選んでください



A 魔理沙
B 幽々子
C 早苗
 

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


521 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:14:57 ID:qO0zcgKo


522 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:15:49 ID:GFTpK8LI
A

523 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:17:02 ID:lkp4Jl62


524 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:17:26 ID:I3p2Sif6
B

525 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 23:36:06 ID:???

B 幽々子


松山「それじゃ、幽……」

幽々子「あら?」

松山が、彼女の名前をあげようとすると、何げない雅な仕草で幽々子がちょいっと体の向きを変えた。
そしたら視線が自然と、メンバーの一角に注がれ、松山もつられてそちらを見る。

魔理沙「……」

そこではいつの間にか、呼吸すら忘れたような真剣さで、魔理沙が松山を見ていた。
固唾を呑んで、松山の決定を座して待っている。

松山「(何だろう? 魔理沙さんにもこの試合で譲れないものあったのか?)」

これまで、紅魔館と魔理沙の因縁をほとんど知らない松山には、その必死さの理由が掴めない。
番号Iは、攻撃の指揮に加えて、相手の司令塔パチュリーと争う機会が最も多いポジションだ。
そんな負担がかかる仕事を、本職ストライカーの魔理沙に任せるよりは、幽々子の方が適任だろう。

松山「(とはいえあんな必死な目をして……う〜ん?)」


526 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/08(土) 23:36:41 ID:???

どうしますか?


A 幽々子に任せる
B 魔理沙に任せる(*4票必要になります)
C カードに任せる


*パチュリーが前半から出場するとは限りません。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


527 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:41:29 ID:LgdEKwgM
A
にとり外したんだし私情を挟むべきじゃあない

528 :森崎名無しさん:2009/08/08(土) 23:45:02 ID:I3p2Sif6
A

529 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 00:09:49 ID:???

再投票を行います。


どうしますか?


A 幽々子に任せる
B 魔理沙に任せる(*4票必要になります)
C カードに任せる


*パチュリーが前半から出場するとは限りません。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。
人気投票間近ですね! エントリー候補あればこちらでお願いしますー


530 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:13:01 ID:gwILDk/I


531 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:13:35 ID:vn8aWjBo

乙でした

532 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:14:59 ID:0p4vGPOg
A

早苗さんとケロちゃんを希望です>エントリー候補

533 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 00:28:16 ID:???

A 幽々子に任せる


松山「(いいや私情は挟まない。勝つ、今はそれだけだ)」

二度は躊躇わなかった。
松山は、幽々子の手に番号Iを預ける。
魔理沙は少し視線を落としたが、何事もなく受け入れる姿勢を見せた。

幽々子「ふぅん? ほむほむ……」
松山「な、なんです? (またこの見透かす視線だ……)」
幽々子「いえいえ何でも。あ、他の人は静粛にしてね〜

ふっと、耳元に声が、首筋には吐息がかかるように。
そんな近距離にまで、幽々子が顔を寄せてきた。さらに艶かしい舌をメンバー達に見せたりもした。
そこまでは松山は気付けず……控え室にどよめきが起こる。

どよめきに負けない響きで、囁かれた。

    (その鋼鉄の意思、最後まで保てる
     なら貴方は最強にはなれるでしょう)

スタメン決めの緊迫した空気が一瞬にして、す、すごいもの見ちゃった〜 に転じた。
しかし松山には……目の前で起こりながらも、それは意識の外。
胸に染み込む以前に、心に一筋刻みつけたかのような幽々子の台詞に意識を向けていた。


534 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 00:28:36 ID:???

――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  


I幽々子
G鈴仙
Fカペロマン
E松山
Dフライハイト
Cにとり
B雛
Aレティ
@霊夢


535 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 00:30:00 ID:???

松山「……」
全員『……』

松山は、ふよっと離れてひんやり冷えた壁際にもたれる幽々子に、助けを求める視線を送る。
冷静な判断力を失っていたのだ。

幽々子「あらら? もう一度してほしい〜?」

薮には性質悪い蛇がわんさかだった。いや火薬庫。
またまた騒然となる控え室の騒ぎを収めるまで若干の時間を要してから……
フライハイトと助けも借りて、松山はスタメン決めの詰めに入る。

松山「以上で、決勝を戦う中盤は決まった! 残るはツートップのFWだ!」


536 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 00:30:37 ID:???

FWのHとJを選んでください



A 神奈子
B 射命丸
C 魔理沙
D 楓
E 穣子
F メイド@
G メイドA

 
H
J


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。


537 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:31:28 ID:MKPEz4qU
H魔理沙
J射命丸

538 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:31:32 ID:0p4vGPOg
HB
JC

539 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:40:53 ID:TvqDzH4s
最強「には」か。じゃあなれないものはなんでしょうねえ。・・最凶とか?
(某スレの現人神様のほうを見ながら

HB
JC

540 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 00:43:01 ID:2AIClsDs
HB
JC

541 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 09:51:00 ID:???
最強に拘る余り、かつての自分を見失う、とか?

542 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 16:15:29 ID:???

天の声「>>539さんは現人神と目が合ったようです>>541かなり変わってきてるとは思いますじゃ」



H魔理沙
J射命丸


松山「FWは、右に魔理沙さん。左に射命丸さん!」

魔理沙が椅子から立ち上がり、腕章を付ける。そして今度は射命丸だが……

射命丸「(こちらの配置だと、あの竹林の護衛人とガチンコね……)」

勝負の場に臨んで用意してきたドリブル技を、その正直さを無効にするドリブルキラー・藤原妹紅。
相手を抜き去って前線の数的優位を作ろうとするプレースタイルの射命丸には、やり辛い相手だ。

射命丸「(とはいえ、挑まずにいるのも天狗の名折れです。やってみましょう)」
魔理沙「(ちんどん屋はともかく、やっぱり咲夜が難関だな。どうにか早々一点取りたいところだが)」

メンバー表を見る限り紅魔館の守備は、前線の豪華さと比べて、脆弱ではないが釣り合うともいえない。
しかし魔理沙、射命丸、幽々子の三人で崩しきれるか……それも微妙なラインだ。

松山「(攻め手にあぐねたら、機を見て、カペロマンの上がりを有効に使う必要があるな)」

それだけ考えてから松山は、皆を鼓舞するように声を張り上げた。

松山「スタメンは以上だ! どのポジションも厳しいかもしれないが、全力を尽くして勝利をもぎ取ろう!」


543 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 16:18:35 ID:???

決勝のスターティングメンバーが全て決まると……
フライハイトと魔理沙は、ホワイトボード前で攻めの工夫などについて話を始めて……
射命丸やにとり達は、元から山に暮らす者達を集めて、語らって気分をリラックスさせてる。
他には、いつものように超然としてる者もいれば、闘志を燃やす者、しがらみに囚われてる者もいた。

松山「シャンハイも仕事が終わって暇そうだな。あ、霊夢さん、ずっと静かだったけど何かあ……」

松山が一歩近づくや、霊夢は顔真っ赤にして、言葉代わりに数多の陰陽球を投げつけてきた。
突然すぎて唖然としてしまって避けきれず、被弾しかけてシャンハイの護りでなんとか事なきを得る。

松山「何故っ!? うわ危……」
シャンハイ「光様に何をするんですかぁ!?」
霊夢「う、うっさい! 光と亡霊は私の近く来るな寄るなっ」

顔を火照らせ、頭から耳から拒絶一辺倒で、霊夢は松山とシャンハイを追い払って自らも距離を取る。
困り果ててしまう松山の様子を見て、さっきの件で一番に騒ぐ筈が大人しかった射命丸が声をかけてきた。


544 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 16:18:57 ID:???

射命丸「おぼこいですねぇ巫女。あんな風に我を忘れて取り乱したりする様ではまだまだです。
    目の前で穢れきった事が起こっても、常に平然とシャッターを切る気構えでいませんとね」
松山「……撮影しました?」
射命丸「当然です。ケーさんをケーさんたらしめる瞬間! この射命丸が見逃すとお思いですか!?」

自慢げに、携帯してるカメラをまるで神器のように誇らしげに、松山に指し示す。
それで松山が険しい表情になったところで、横合いから前触れなく手が伸びてきて、カメラを奪い取った。

幽々子「はいぼっしゅ〜う〜☆」
射命丸「あああっ!!? か、返してくださいよそれは私の、記者の大切なものなんですよ!?」
幽々子「うふふ、おいたはだめよ〜。でないと私が貴女の大切なものにおいたしちゃうわよ〜?」

慌ててカメラを奪い返そうとする天狗記者の手から、軽やかに逃れる和服美人。
唐突に始められた追いかけっこを、ぼけっと見てた松山は、やがて額を押さえて深々とため息をついた。
シャンハイが、心配げに肩に乗って顔を覗き込んでくる。

シャンハイ「光様、お顔の色優れません」
松山「だ、大丈夫。(むやみに疲れた……さてこれからどうしようか)」


545 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 16:19:41 ID:???

どうしますか?


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B スタジアムを適当にぶらつく(*誰かを誘えます)
C フライハイト達と試合の対策を練ろう。
D 紅魔館の控え室に行こう!
E 黙って体を休める
F その他 (控え室や試合中で)したいことを併記してください



*松山のガッツ (775/900)

*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。
そろそろ『????』の名前決めないと……


546 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 16:52:36 ID:+2LIF1AI
E

547 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 17:01:27 ID:LyBs76Rw


548 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 17:04:51 ID:vn8aWjBo


549 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 19:53:06 ID:???

――J―H――  
―――――――  
―――――――  
―――I―――  
G―――――F  
――D―E――  
―――――――  
―B―A―C―  
―――@―――  



J射命丸
I幽々子
H魔理沙
G鈴仙
Fカペロマン
E松山
Dフライハイト
Cにとり
B雛
Aレティ
@霊夢


550 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 19:53:26 ID:???

E 黙って体を休める


松山「(大事な試合前なのに少し体力が減ってる……休んでおこう)」

それからは松山は、誰かと会話することもせず、体を預けるように椅子に座ると目を閉じた。
足音のしない追いかけっこで、飛び交う声などに適度に耳を傾けながら、松山はじっくり休んだ。

*松山のガッツが回復しました。(775/900)→(875/900)

松山「(そうだ……休んでる間に、紫さんの言ってたモードの名前を考えておこうかな……)」

プレーに極度に集中することで、一時的に能力を高められるモードと呼ぶべきもの。
松山は、既にいくつか考えてあった候補の中から、『????』の名前を決めることにした。


551 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 19:55:50 ID:???

『????』の名前を選んでください。



A 荒鷲飛翔
B 天翔荒鷲
C ワイルドイーグル
D 野生化
E イーグルインストール
F イーグルクロウ
G アルバトロス
H ファイナルイーグルライド
.I. その他 希望の名前を併記してください



*『20:00』までの間、自由選択肢の案のみを受けつける時間を取ります。
*それ以前の投票は無効となります。

*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


552 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:00:40 ID:MKPEz4qU


553 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:01:10 ID:L0iZKeZM
C

554 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:05:16 ID:WTW/p1Yk
C

555 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:05:50 ID:2AIClsDs


556 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:23:33 ID:vn8aWjBo
C

557 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:24:19 ID:jysncn0M


558 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 20:26:42 ID:/AAUI3uM


559 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 21:17:53 ID:???

C ワイルドイーグル


何通りか、時間を見つけて思いついた幾つかの名前候補の中から……
松山は、自分にもっともしっくりくるのはこれだと、ひとつを選んだ。

松山「名前は……ワイルドイーグルだ!」

荒鷲を意味するワイルドイーグルの呼び名は、いつか近い未来の自分の異名になるかもしれない。
そんな不可思議な予感を抱きながら、松山は『ワイルドイーグル』のスキルを取得した。


*松山が『ワイルドイーグル』をマスターしました。


『ワイルドイーグル』

*常時任意で発動可能。発動後からは消費ガッツ2倍
*高/低の浮き球に+3【カウンターシュート】使用可能。
*相手の補正-させる決死結界、1vs1の決死結界、必殺ドリブル、必殺タックル無効。


560 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 21:18:07 ID:???

こうしてイーグルスの面々が、控え室で試合が始まる時を待つのと同じくして
紅魔スカーレットムーンズの一同も、フォーメーションやメンバー発表を終えて、今は作戦を練っていた。

レミリア「それじゃ、大筋は強引にでもシュートの嵐をお見舞いすることね」

嬉しそうな顔してスカーレット・デビルが発言すると、右隣に控える図書館の少女が小声で肯定した。

パチュリー「そうよ。こちらのキーパーと、あちらのGKの河童はそれほど大差はない。
      攻撃力に物を言わせた乱打戦に持ち込んで奴さん達の消耗を狙っていくの」
咲夜「お嬢様の決死結界もありますしね。向こうの攻撃力は私達に迫るでしょうが……
   点の奪い合いでGK諸共に疲弊させればあちらに打つ手はなくなります」

そこまでを聞いて、レミリアは満足して頷いた。
元より派手好みの気質の彼女が気に入る試合展開になりそうで、唇が鋭く笑みの形を作る。
そこで、パチュリーの背後に控える……人間ではない赤毛の少女。リトルと呼ばれる小悪魔が発言した。

小悪魔「あの……作戦はわかりましたけど、パチュリー様はどうなさるのですか……?」

悪魔とは思えない、萎縮し弱弱しい物腰の声だったが、それも無理はなかった。
この控え室に集まる者たちは、殆どが小悪魔の彼女でも太刀打ちなど畏れ多い力の持ち主揃いだからだ。
その中でも、決して逆らえない彼女の主のパチュリーが、後ろを振り向いて、答えた。


561 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 21:18:30 ID:???

先着で


日陰少女の判断は? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「前半から出るわ」
スペード・クラブ→「状況次第だけど……後半出場かしらね」
クラブA→ ????
JOKER→「私を超えたリトルに前半任せるわ……」


562 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/09(日) 21:19:25 ID:???
日陰少女の判断は? →  クラブ3

563 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:02:34 ID:???

日陰少女の判断は? →  クラブ3
スペード・クラブ→「状況次第だけど……後半出場かしらね」


パチュリー「私は……後半から出るわ」

小悪魔へそう返答したのを横で聞いたレミリアは、それがいいと賛同する。

レミリア「ええ。パチェは後半からがいい。私達は前半からどんどん攻めまくっていくから
     消耗させきったところに、パチェにゲームの流れを掌握してもらって終わらせましょう」
咲夜「それでは……こうなりますわね」


564 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:02:45 ID:???

ズレてないかな……
            
―――@――― 
―――A――― 
C――D――B 
――――――― 
―E―――G― 
―――I――― 
――――――― 
―F――――― 
――J―H―― 
            

@アイン
A精鋭メイドDF
Bリリカ
C妹紅
D咲夜
E小悪魔
F精鋭メイドMF
Gポブルセン
Hレミリア
I小悪魔(ロングヘア)
Jフランドール


565 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:03:25 ID:???

パチュリー「任せるわねリトル達……あなた達のパス技術は決して低くない。自信持って臨みなさい」
リトルA「パチュリー様……はい。お任せください」
リトルB「任せといてください。あたしも積極的にパスするよ」

長い髪の小悪魔の陰から、ぴょこんと、ショートヘアで勝ち気そうな顔したもう一人の小悪魔が返事する。
その他に、さしたる決定はないが……最後に、強制で押し黙らされてるポブルセンの拘束が解かれた。
椅子に座らされ猿轡されて、後ろ手に縛られるというかなり念の入った拘束だった。

ポブルセン「……ハァ!! てめえらどういうつもりだよくもこんなマネ……」
レミリア「……そろそろ口を慎め。餓鬼。この大会で優勝する為にお前と契約をかわしたが……」

紅い瞳が一層輝きを強めて、ポブルセンの目と、全神経と臓腑を射抜く。

レミリア「この試合で契約も終わるのよ? なんなら終わった直後にしでかしたツケを一度に支払う?」
ポブルセン「………………チッ!」
レミリア「(最後まで反抗的な奴め……どうしてこんな男が私達に召喚されたのか……)」


566 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:04:08 ID:???

幻想郷にやって来て、物怖じもせず極めて反抗的に振る舞い、周囲に喧嘩を売り歩く。
レミリアはこのような外来人が召喚されたのをどこまでも疑問に思ってたが、友達のパチュリーは別だった。
頭が良く能力も高く、プライドが人の数倍は高く我侭で他者を見下さずにいられない。
パチュリーはこのような外来人が召喚された事を、ある程度承服していた。

パチュリー「不毛なことはやめてちょうだいレミィ。……時間よ」

時が迫り、おどおどした大会役員に呼ばれて控え室を出ていくスカーレットメンバー。
パチュリーは、その後ろをついて歩きながら……先頭を歩く友達の後ろ姿を見る。
負けることなど端から考えてなく、そして負けを考えない理由はどこまでも単純で明快だ。

パチュリー「(……レミィ。ここまでしてくれて。私は良い友達を持ったわね)」

そう思った瞬間に、まだ大会が始まる前の、最初の最初にすれ違いした生意気で未熟な魔女の顔が浮かぶ。

パチュリー「(等価交換と、そう言ったわ。それなら遠慮なく踏み越えさせてもらうわよ、魔理沙……)」


567 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:05:24 ID:???

『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!』


実況「ついにこの日がやってきました……選手達がピッチに姿を現しました!!!
   まずはこの大会を主催し優勝候補として危なげなく勝ち進んできた紅魔スカーレットムーンズ!
   大会得点王をもはや手中に収めたと言っていいレミリア選手のゴール量産に期待がかかります!
   優勝を賭けて争うは新進気鋭の新興チーム、守矢イーグルス! こちらには東方コンビが……おや?」
 
観客「お、おいあれ見ろよ……」「え、嘘だろおい」「おいおいどうなってんだ? なんで……」

実況の拡大された声と、耳を劈く大歓声が一瞬、ポジションに散った選手達を見て、空白を作る。
やがて、戸惑いとざわめきが伝播し……誰もがイーグルスのゴール前に立った人物を凝視していた。
紅魔スカーレットムーンズメンバーも例外ではなく、むしろ一様に大きな驚愕を顔に張り付かせている。

観客「な、な、な、なんで霊夢がゴールキーパーになってるんだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?」

守矢イーグルスメンバーを除いてだが、それがスタジアムに集った人間の総意だった。
いや、一人だけ……前と同じ観客席の一角を占拠して酒気を帯び騒ぎながらで、鬼っ子が手を叩いた。


568 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:06:48 ID:???

萃香「おお〜〜本当に霊夢をあそこに立たせてきたか!」

彼女らしくなく、回りくどい助言をしたが、実のところそれが実を結ぶとは思ってなかった。
霊夢を動かせるのも、にとりをGKの座から外すよう動かすのも、行なうは至難の業と思っていた。
しかし今、こうして霊夢はゴールマウスに立っている。外来人が博麗の巫女をここまで動かしたのだ。

萃香「やるねえ光……助言した甲斐あった!」

*萃香の評価値が大きく上がりました、好感度が上がりました

これでますますこの試合が目を離せなくなったと喜んで、酒を飲むスピードも上がる。
次々と空にした瓶を放りながら、早く試合始まらないかと口にしはじめた萃香の真上から、声が。

紫「ご機嫌ね。ちょっと飲みすぎではなくて?」
萃香「およ紫じゃんか! 観戦にくるなんて珍しいね」

真上にいて、空間の裂け目から上半身を出して頬杖をついてるのは、見紛うことなきスキマ妖怪・八雲紫。
控えるようにして、式、式の式も佇んでおり……彼女はスキマから、自分用の酒を取り出した。
グラスに注ぎ、艶っぽく口に含んで嚥下する。吐息をつくのがまた色気を感じさせた。

紫「ふぅ、美味し……それにしても、萃香……ダメじゃないの助言なんかしては」
萃香「あはは、私もちぃっとお節介だったかなんて思ったけどね!」

ぐいっと自分の酒器を突き出して、紫は苦笑して、それに持参した酒を注いであげた。
あっさり飲み干した萃香は、紫との会話に興じながら……試合開始を告げる笛の音を聴いた。


569 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:08:10 ID:???

松山「……」

ピッチに出た松山は、自分の周囲を見回した。
スタジアムの席は全て、空きなどない程、熱狂した観客達で埋められており
絶え間ない大歓声。見つめる敵陣には強敵が揃い踏み。燃え立つのは止めようがない。
キャプテンのレミリアが、近づいてきた。

レミリア「まさか霊夢をキーパーにしてくるとは……なかなか予想を裏切ってくれるじゃない」

運命を小さな手の中に握ってると、豪語して憚らない彼女ながら……
それで読めなかった事を、ちょっぴり悔しがるみたいにそう述べて、審判を挟んで松山と向き合う。

レミリア「表」
松山「裏」
審判「では白黒つけますよ」

審判がコインを投じて……その結果は……


570 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/09(日) 23:09:25 ID:???

先着で


コイントスの行方 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「裏」
スペード・クラブ→「表」
JOKER→ 紫「ところでもう一人ゲストをお招きしたわよ」???「……はじめまして」



今日はここまで。
人気投票の候補は、今のところ早苗と諏訪子の二人です。
他にエントリー希望の候補あれば、よろしくお願いします。


571 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 23:09:52 ID:???
コイントスの行方 →  ダイヤ5

572 :森崎名無しさん:2009/08/09(日) 23:09:58 ID:???
コイントスの行方 →  ハートA
乙でした

573 :森崎名無しさん:2009/08/10(月) 09:52:38 ID:???
ミスコンのエントリー、神奈子とシャンハイ希望です

574 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 22:35:09 ID:???

>>573
承りましたー。さて残り一名どうしようか。



コイントスの行方 →  ダイヤ5
ダイヤ・ハート→「裏」


上へ飛ばして、審判が確かめたコインは裏を向いていた。

松山「(よし! 先攻だ!)」

小反応でだがしっかりと喜びを見せた松山。
レミリアはその表情に、してやられたと笑みを見せると肩を竦めて、FWのポジションに移動する。

フィールドの全員が配置につき、審判がホイッスルを鳴らす。

紅魔カップ。

大会の中で、外で、様々な出逢いや出来事、別れまで織り成したこの大会の決勝戦がついに始まったのだ。
始めにボールを所持したのは、今日のI番を任された冥界の姫君・西行寺幽々子。
彼女にボールを預けた魔理沙と魔理沙はすぐさま前線へと走りこみ、敵味方全員が一斉に動き出す。

幽々子「攻撃の指揮するなんて久しぶりね」

まんざらでもない面持ちでそう言って、幽々子はほんわかな雰囲気と裏腹に、鋭く状況を読む。
紅魔館のディフェンスは、中央には咲夜と精鋭のメイドが鍵をかけて……
左右では、藤原妹紅とリリカが、イーグルスの両翼に睨みを利かせている。
もたもたと考えてる間もなく、幽々子の元に二人の小悪魔がボールを奪いにきた。


575 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 22:35:30 ID:???

幽々子「それでは。まずは〜……」


先着で


幽々子の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「フリーの鈴仙に預けましょう」
スペード・クラブ→「ここはひとまずドリブルね」
JOKER→ そのとき星降る腕輪が猛烈に輝いて……!?


576 :森崎名無しさん:2009/08/10(月) 22:36:50 ID:???
幽々子の判断 →  クラブ2

577 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 23:07:09 ID:???

幽々子の判断 →  クラブ2
スペード・クラブ→「ここはひとまずドリブルね」


最初の攻撃権と、指揮を任された幽々子は、サイドを走る月の兎・鈴仙を一瞥した。
小悪魔達が両方ともこちらへやってきた為、独走状態で左ライン際を走っているが……しかし。

幽々子「(控え室でも、今も、迷いに迷ってる顔ね……ボールを運ばせるだけでもあれじゃあねぇ)」

早々に見切りをつけた幽々子は、ここは自ら突破して前に進むのを選択した。

小悪魔(ロング)「来ます……! 準備できてる!?」
小悪魔(ショート)「バッチリだよ! 呼吸を合わせて……今!」
幽々子「(……? 何かある。心してかからないと不味そうね)」


578 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 23:08:15 ID:???

先着3名様で


幽々子→ ! card ドリブル 54+(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幽々子が突破して、指示のチャンス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(精鋭メイドFがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(フライハイトがフォロー)
≦−2→小悪魔コンビがボール奪取!


*幽々子のマークがダイヤかハートの場合、【死出の誘蛾灯】が発動します。
*ダイヤの場合、相手のタックルの数値から-3します。
*ハートの場合、相手のガッツから-50します。

*小悪魔コンビの数値かマークが一致の場合、【簡易サテライトヒマワリ】(*補正+6)が発動します。



補足・補正については>>30-31を参照してください。


579 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 23:08:28 ID:???
あ、訂正します

580 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 23:09:07 ID:???

先着3名様で


幽々子→ ! card ドリブル 51+(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幽々子が突破して、指示のチャンス!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(精鋭メイドFがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(フライハイトがフォロー)
≦−2→小悪魔コンビがボール奪取!


*幽々子のマークがダイヤかハートの場合、【死出の誘蛾灯】が発動します。
*ダイヤの場合、相手のタックルの数値から-3します。
*ハートの場合、相手のガッツから-50します。

*小悪魔コンビの数値かマークが一致の場合、【簡易サテライトヒマワリ】(*補正+6)が発動します。



補足・補正については>>30-31を参照してください。


581 :森崎名無しさん:2009/08/10(月) 23:09:37 ID:???
幽々子→  スペード4  ドリブル 51+(カードの数値)=

582 :森崎名無しさん:2009/08/10(月) 23:11:38 ID:???
小悪魔(ロング)→  ハート2  タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)=

>>574
>彼女にボールを預けた魔理沙と魔理沙はすぐさま前線へと走りこみ、

いつのまに分身を

583 :森崎名無しさん:2009/08/10(月) 23:14:37 ID:CeCdPzG+
小悪魔(ショート)→ ダイヤ6  タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)=

584 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/10(月) 23:18:25 ID:???
>>582
久しぶりにやってしまった……!
分身フラグ考えようかな……申し訳ないですが、今日はここまで。

ミスコン投票のエントリーはまだ受付中です。
現在のところ、希望されたのは守矢神社一行とシャンハイです。

585 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/10(月) 23:47:46 ID:???
魔理沙分身と聞いて歩いてきました

楓と紫なんてどうでしょう?

586 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 20:39:14 ID:???

>>585
さすがアクションが速い……候補承りましたー


幽々子→  スペード4  ドリブル 51+(カードの数値)= 55
小悪魔(ロング)→  ハート2  タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 51
小悪魔(ショート)→ ダイヤ6  タックル 48 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 55
≦0→こぼれ球・ランダム



ボールを奪いに、二人の小悪魔に自信を見て取った幽々子は、僅かな警戒心を抱く。
その影響が知らずボールタッチにも現れて、いつもより増してテンポが遅れるが……

小悪魔(ロング)「いきますよ月符&……」
小悪魔(ショート)「月符! サテライトヒマワ……みゅぎゃあ!?」

主人のパチュリーが行使する五行魔法のスペル操作を誤り、短めの髪の小悪魔が連携を乱してしまう。
タックルのタイミングを逸したと見て、幽々子は二人をまとめて抜きにかかった。

幽々子「(単独では扱えない魔法を、二人の魔力を足して操ろうとしたみたいね)」

前半では、コンビネーションで相手をしてくると知れたのは収穫と考えながら、空いた空間を進もうとして
そこで、小悪魔(ロング)の足が苦し紛れに伸ばされた。


587 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 20:39:35 ID:???

小悪魔(ロング)「まだですっ」

シュ……バムッ!

幽々子「!?」

スペルを失敗り、それを目の当たりにしたことで幽々子の心のどこかに油断が生じてたのか……
小悪魔の無理な姿勢のタックルは、ここでは功を奏し、幽々子の足からボールを除いた。

小悪魔(ショート)「(ナイスッ! 誰か先に確保して!)」

すぐ体勢を戻して、ボール確保に向かおうとする小悪魔(ショート)の前でこぼれ球をカバーしたのは……?


588 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 20:39:57 ID:???

先着で


こぼれ球の行方 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ フライハイトが一旦自陣へ戻した。
ハート→ 鈴仙が戻ってきて確保!
スペード→ 精鋭メイドがカバー
クラブ→ フランドールが中盤まで下がってカバー
JOKER→ ボールを持ったのは……守矢でも紅魔でもなく……


589 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 20:40:32 ID:???
こぼれ球の行方 →  クラブA

590 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 21:13:02 ID:???

こぼれ球の行方 →  クラブA…
クラブ→ フランドールが中盤まで下がってカバー


小悪魔(ショート)がミスした(が結果的には上手くいった)のを見て、書け戻ってきた影があった。
結界が張られたフィールド内でも、彼女のスピードは最速の天狗に勝るとも劣らぬ速度で、ボールを攫う。
そして反転。息もつかせず、未熟といえるドリブル技術を身体能力で押し通して守矢陣内になだれ込む。

松山「まずいみんな戻……(ダメだあの速さじゃ間に合わない!)フライハイト!」

現状で味方の戻りは、吸血鬼の身体能力で疾走するフランのスピードに間に合わない。
そしてフランは……久しぶりの"遊び"に精神の平衡を保てずに……狂気じみた笑い顔を浮かべた。
その正面に回りこんだフライハイトの全身に、言い知れない悪寒が駆け巡る。

フライハイト「(……ッ気圧されるな! 猛獣でも悪魔でもサッカーでそんなことは関係ないんだ!)」

通すまじと必死なフライハイトの顔が、狂気に冒されたフランの瞳の中で大きくなっていった。
一層フランドールの笑いが深まり、凶悪な牙が伸びてくる。

フラン「あは……アハハハハ!! 楽しいタノシイこんなに……!!」


591 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 21:13:18 ID:???

先着2名様で


フランドール→ ! card ドリブル 57+(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 51 +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フランが突破し、狂気が加速!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(松山がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(レミリアがフォロー)
≦−2→フライハイトがボールを奪う!


*フランドールのマークがダイヤの場合、【そして誰もいなくなるか】(*補正+5)が発動します。
*フランドールのマークがクラブの場合、【狂気】(*補正-1)が発動します。
*フランドールの【狂気】が蓄積すると……?


補足・補正については>>30-31を参照してください。


592 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 21:15:37 ID:???
フランドール→  スペード6  ドリブル 57+(カードの数値)=

593 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 21:15:50 ID:???
フライハイト→  ハート7  タックル 51 +(カードの数値)=

594 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 21:41:23 ID:???

フランドール→  スペード6  ドリブル 57+(カードの数値)= 63
フライハイト→  ハート7  タックル 51 +(カードの数値)= 58
≧2→フランが突破し、狂気が加速!



小柄ながら技巧も何もない純然な身体能力を活かした突破を計るフランドールに……
決意を固めてフライハイトは、体格差を考えてより姿勢を低くしたタックルを敢行したが

フラン「あははははっ! ジャンプするよ! するから見てて!」
フライハイト「何!? (そんな勢いで……なッ!?)」

誘い込み絶妙なタイミングで、フライハイトの足先がボールに触れる一瞬手前で
フランドールは、たった一歩の踏み込みでドリブルの速度を芝に叩きつけて殺して、飛び上がる。
その跳躍も、ありえない。霊夢のようなふわりとしたものではなく、まるで砲弾のようで……ありえない。

フライハイト「バカな……」

着地というより着弾させて、ボールが足元から離れたが、誰も追いつけないためフランが自分で確保する。
ボールを蹴る歓びに狂熱が高まる余り、フランドールの意識はイーグルスゴール、紅白の巫女にのみ向く。
先にエリア内に悠々進入した姉のレミリアは、今のフランドールに、指示を出すべきか悩んだ。

レミリア「(フラン……)」


595 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 21:41:37 ID:???

先着で


レミリアの指示 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「フラン! シュートよ!」
スペード→「ドリブルで切り込みなさい!」
クラブ→「私にボールを出しなさい!」
JOKER→ フランドールが一人、二人、三……!?


596 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 21:43:47 ID:???
レミリアの指示 →  ダイヤ5

597 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 22:16:15 ID:???

レミリアの指示 →  ダイヤ5
ダイヤ・ハート→「フラン! シュートよ!」


レミリアは、確実に先取点をあげるために、フランドールに指示を出そうとして……笑い声を聴いた。
それは狂気的な笑いだったが、その傍らで、ボールを蹴って遊べることに感動してる……それが解った。

フラン「あははははははっ、あはははははは!!!」
レミリア「(ここは……フランに好きにやらせましょう)」

シュートコントロールに不安はある。それでもレミリアは、妹に、フランに好きにさせることにした。
存外に甘いと思ったが、元より作戦はシュートをどんどん打ち込むこと。外れてなどいない。

レミリア「いいわよフラン……そこからシュートよ!」
フラン「! お姉さま……う、うん! わかったいくよ!!」

初見の者は目を剥いた。知る者とて目を奪われた。
幼さの残る躯に合わせた小さな手の中に、噴き出すマグマ。炎の剣。
イーグルスゴール側に向けちょんとチップキックでボールを上げて……フランが跳躍。剣を振り上げる。
結界に守護されるボールに、その限界に挑戦するかのように……!

フランドール「燃えちゃえ……みんな、みんな燃え尽きちゃえ!!」
霊夢「初っ端からこれか! でもやらせないわよ!」
レティ「(……溶けたりしないわよね?)」


598 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 22:17:01 ID:???

先着3名様で

フラン→ ! card 【十六爪炎壁】 70 + (精度ペナルティ ! dice) +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 +(カードの数値)=

霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 +(カードの数値)=



MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→フランの【十六爪炎壁】がゴールネットを破り壁にめり込む!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(レミリアがねじ込みに!)(雛がクリアー)(ボールは逸れてゴールキックに!)
≦−2→ 霊夢が好守でピンチを防ぐ!


*霊夢の判断が10〜4の場合【博麗大結界】
*3〜2の場合【パンチング】1の場合【キャッチング】になります。

*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*フランドールの【十六爪炎壁】には、吹っ飛び係数2がついています。

*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます


補足・補正については>>30-31を参照してください。


599 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 22:19:49 ID:???
フラン→  スペードJ  【十六爪炎壁】 70 + (精度ペナルティ 4 ) +(カードの数値)=
ウフフ

600 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 22:20:00 ID:???
フラン→  クラブJ  【十六爪炎壁】 70 + (精度ペナルティ 2 ) +(カードの数値)=

601 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 22:20:28 ID:ivL6E0Ok
フラン→  ダイヤ2  【十六爪炎壁】 70 + (精度ペナルティ 5 ) +(カードの数値)=

602 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 22:25:16 ID:???
レティ→  ハート7  【ブロック】 51 +(カードの数値)=

603 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 22:25:57 ID:???
霊夢の判断 →  8
霊夢→  クラブA  【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 +(カードの数値)=

604 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:13:42 ID:???

フラン→  スペードJ  【十六爪炎壁】 70 + (精度ペナルティ 4 ) +(カードの数値)= 77
レティ→  ハート7  【ブロック】 51 + (+5) +(カードの数値)= 63
霊夢の判断 →  8
霊夢→  クラブA  【博麗大結界】70 +(カードの数値)= 71
≧2→フランの【十六爪炎壁】がゴールネットを破り壁にめり込む!



フラン「うぁぁぁぁぁっッッ!!!」

声帯も破れよと、間近でその叫びを聴いたならば耳を覆い、叫びの主の正気を疑う。
そのような叫びを放ったフランドール、その背中の羽が一斉に吹き出す炎に成り変わった。

霊夢「……! 手を抜ける状況じゃない……久しぶりだけどしょうがないわね!」

霊力光に薄く光る札を手にし、霊夢はフィールドに展開されてる結界をゴール前だけ強化にかかる。
札を芝に叩き置いて、陣を設置し、そして上空を向き、炎の翼を生やした天使に見える少女の姿を捉える。
その中で……ボールに向かい、フランドールは両手に携えた炎剣・レーヴァテインを振り下ろす!!

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガアアァァッッッッ!!!

縦横無尽、乱打の嵐。
剣の形をした炎を、ボールに叩きつけ、過去に戻しまたさらに叩きつけて……!
放たれたシュートは、霊夢の結界を紙のように尽き抜け、燃やし尽くした!!!


605 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:14:09 ID:???

ゴォオオオオオオオオーーーーーーーーーーーー!!!!!

霊夢「なっ!?」
レティ「ああっ!?」

結界を抜かれた霊夢とレティに一切、成す術なし。
危機的本能に従うも間に合わず、大きく弾き飛ばされた霊夢達は受身を取ることもできず芝に落ちる。
そして……シュートは……!

観客「お、おい……壁に……嵌まってる、よな?」

焦げ臭い匂いを放つどころではない。
黒焦げになり、ゴール裏の壁にめり込んだボールは、まだ回転を続けている。
異様な光景に、誰もが声を出せない中、紅魔スカーレットムーンズのゴールを示す笛が鳴らされた。


*守矢イーグルス 0−1 紅魔スカーレットムーンズ


606 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:14:57 ID:???

実況「ゴ……ゴール、ゴール、ゴール!! 前半僅か五分過ぎに紅魔スカーレットムーンズ先制!!
   開始して間もなくボールを奪い返すやまさに電光石火! イーグルス成す術もありませんでした!!」

実況のアナウンスで、ゴールが改めて知らされるや、スタジアムが大きく揺れ動く。
イーグルス応援団は悲鳴とも怒号ともつかず騒然と声をあげ、紅魔応援団が歓喜を露わにする。

フラン「お姉さま! やったよ!!」
レミリア「うん、うん、ええ! よくやったわフラン! 」

イーグルスゴール前で、スカーレット姉妹が抱擁を交わす。
心温まる光景ではあるが……イーグルスメンバーに重く圧し掛かる光景でもあった。

フライハイト「(なんてことだ……こちらから開始だったはずがこうまで……)」


607 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:15:15 ID:???

抜かれたフライハイトが、悄然となって破られ今は修繕作業に入ってる自陣ゴールネットを見ている。
フランドールのプレッシャーに気圧されて、抜かれて、さらに彼女一人にゴールされた。
その衝撃は大きい。あまりに早い失点に、誰もが声を出せない。

松山「(くっ……俺まで消沈してどうする! 何か言わないと……!)」

しかし、そこで松山がチームに檄を飛ばすことはできなかった。
間近で松山を見て、それをさせじと介入してきた男がいたのだ。

ポブルセン「クク……クハハハハッ!! なんだそりゃあ!? な ん だ そ れ ! ?
      お前ら本当に決勝まで勝ち抜いてきたチームか!? あんな小さなのに良い様にされて
      それでこの世の終わりみたいな顔までしてやがる!? もー笑いが止まらんぜ!!!」

弱みを逃さじと、痛烈に嘲り笑うポブルセン。
松山の表情が一気に険しくなり、冷静さを保つのが難しくなる。

松山「……な、何だと!?」


608 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:15:54 ID:???

どうしますか?


A 「勝負はまだこれからだ!」
B 何も答えず、試合再開を促す。
C 「これぐらいちょうどいいハンデだ!」
D ポブルセンを無視して、霊夢達を気遣いに行く
E その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。


609 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 23:25:48 ID:PQYRCkQE


610 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:26:26 ID:???

すみません。投票中ですが、先にこちらの投票からお願いします。


候補を選んでください


A 早苗
B 霊夢
C 萃香
D 紫
E 雛
F 楓
G シャンハイ
H 神奈子
.I. 諏訪子
J 射命丸



*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*3票入ったキャラから決定になります。


611 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/11(火) 23:27:10 ID:???
あっ、ミスコンの候補です。

612 :森崎名無しさん:2009/08/11(火) 23:42:36 ID:DgSEN7GI
H

613 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/12(水) 00:00:34 ID:???

再投票します。

候補を選んでください


早苗
霊夢
萃香



シャンハイ
神奈子
諏訪子
射命丸



*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
*3票入ったキャラから決定になります。

それ以外のキャラでも3票集まればエントリー追加します。


614 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:01:25 ID:SGaSZfY+


615 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:02:31 ID:beL6GAzk
早苗

616 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:03:07 ID:RuVGRAeM
神奈子

617 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:03:31 ID:FjipKgFs
神奈子


618 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:16:29 ID:i22ry3oc
霊夢

619 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:18:09 ID:uKVIpd8Y
シャンハイ

620 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 00:50:21 ID:SGaSZfY+
シャンハイ

621 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 02:05:09 ID:ENUzYeSU
シャンハイ

622 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 10:54:21 ID:tD+O+Tts
霊夢

623 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/12(水) 13:18:46 ID:???

現在の時点で、シャンハイが3票で決定しました。


早苗(*1票)
霊夢(*2票)
萃香



シャンハイ(*3票)
神奈子(*2票)
諏訪子
射命丸


*決定したキャラ以外にも、まとめても投票できます。
*3票入ったキャラから決定になります。


624 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/12(水) 13:23:09 ID:???

既にシャンハイに投票していても、他のキャラに投票できますので

早苗
霊夢
萃香


という感じにお願いします。


625 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 15:45:12 ID:nmFoCstU
早苗


626 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 16:16:59 ID:SGaSZfY+
霊夢


627 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/12(水) 20:48:58 ID:???

霊夢も決定しました。


早苗(*2票)
霊夢(*3票)
萃香
紫(*1票)

楓(*1票)
シャンハイ(*3票)
神奈子(*2票)
諏訪子
射命丸


*決定したキャラ以外にも、まとめても投票できます。
*残りは3名です。


628 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 20:54:55 ID:EXoqS18I

神奈子

629 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 21:10:14 ID:5rLF+CG6
アイン

630 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/12(水) 22:40:45 ID:???
募集は今夜いっぱいにしますね。
このまま集まらない場合は、日付が変わった後に、2票集まってる二人で決定とさせていただきます。
現在は、霊夢、シャンハイ、神奈子が決まってます。

631 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 23:40:00 ID:FjipKgFs
早苗
神奈子

632 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 23:53:05 ID:???


633 :森崎名無しさん:2009/08/12(水) 23:53:30 ID:i22ry3oc
やべ、sageのままだった


634 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 00:00:07 ID:???
決選投票します。






*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

635 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 00:00:27 ID:???
あ、訂正します。お待ちを

636 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 00:00:50 ID:???
決選投票します。






*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

637 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 00:41:25 ID:???
今日はここまで。
楓が滑り込み2票で、丸一日で決まらず……長引かせちゃってすみません。

638 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 00:46:48 ID:LSZ9yWPg


乙でしたー

639 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 00:48:41 ID:jYKl+CB6

おつかれさまでした

640 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 01:03:47 ID:HnEsSCoo


641 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 01:04:17 ID:M/0kFZMM


642 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 01:09:48 ID:???

>>638-639
乙感謝です。五人決まりました。

シャンハイ
博麗霊夢
八坂神奈子
東風谷早苗


以上となりました。


643 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 01:11:54 ID:???

それじゃ改めて、>>608の投票を……


どうしますか?


A 「勝負はまだこれからだ!」
B 何も答えず、試合再開を促す。
C 「これぐらいちょうどいいハンデだ!」
D ポブルセンを無視して、霊夢達を気遣いに行く
E その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。
楓の苗字の案などあれば、投票の合間にお願いします。
お疲れ様でしたー


644 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 01:14:00 ID:???
アッテムトの曲を聴きながら眠ろう……

645 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 01:16:15 ID:LSZ9yWPg
D

楓の苗字か…
文さんから一文字頂いて「山水丸」なんてどうでしょ?

646 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 01:29:20 ID:2R18ih+U


647 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 01:31:43 ID:OZ3nmR/c


648 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 10:42:54 ID:???
大凪、とかどうだろう

649 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 12:23:16 ID:???

それでは>>645さんの

山水丸楓

に決定させていただきます。
>>648さんもありがとうございました。
次回の天狗の名有り覚醒の時に使わせてもらいたいです。


650 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 12:28:29 ID:???
長々と、ミスコン候補投票に時間かけちゃってすみませんでした。
今のところ、他の方の外伝とキャラがかぶってなくて、ちょっと一安心。
出かけてきます。続きは後ほど。

651 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 19:23:06 ID:???

D ポブルセンを無視して、霊夢達を気遣いに行く



嘲るポブルセンを前に、不愉快のまま抗弁しようとした松山だが、ぐっ、と飲み込んだ。

松山「(こんな見え透いた挑発に乗ってる場合じゃない! やんなきゃいけないことは他にあるだろ!?)」

松山は、ポブルセンを無視して背を向けると、自陣ゴールへ向かい歩き始めた。
挑発に応じないと悟って、大層に舌打ちしたポブルセンを尻目に、霊夢達のもとへ小走りに向かう。
二人とも、にとりと雛に手を貸されて起き上がったところで……結界のおかげで怪我はしてない。

松山「(よかったぁ……でも雰囲気重たいな)」

開始早々に吹き飛ばされての失点は堪えたのか、霊夢もレティも、少し顔色が暗かった。
自分で立てると、雛の「肩を貸します」との申し出を断った霊夢が、松山の姿に気付いた。

霊夢「(光……)」

松山と魔理沙に頼みにされて、決勝のゴールを守る役を請けた筈が、早速失点の体たらく。
同時に、松山の顔を見て、控え室の出来事がパッと浮かんで……霊夢は慌てて反転してゴール側に向く。
自然と、自分が得点された証左……フランに突き破られたネットを目に映して、きゅっと拳を握る。

霊夢「(……みっともないとこ見せちゃったわね)」

そんな霊夢の傍らに立つレティもまた……松山に気が付くと、肩を落として申し訳なさそうに呟いた。
身長こそ高いが、備えた雰囲気の賜物か落ち込んだレティは控えめで小さく見えてしまう。

レティ「ごめんね……キープレイヤーに抜擢してもらったのに」


652 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 19:23:34 ID:???

松山「いや……それより二人とも大丈夫?」

気遣う松山に、レティは気丈に「えぇ平気」と答えて、霊夢も問題ないのを示すように片手を上げた。
どこかいつもの余裕に陰りがある両者に、松山の他、にとりも励ます言葉を出そうとするが上手くいかない
にとりは、目の当たりにしたフランのシュートの威力に、ともすれば霊夢以上にショックを受けていた。

にとり「(さっきのシュート……私が自己最高のセービングを繰り出してもやられただろう、ね……)」

陰鬱なムードに包まれる守矢勢をよそに、跳んではしゃぐ悪魔の妹・フランドール・スカーレット。
溌剌と無邪気な姿は子供そのものだが、紅魔館の最終兵器にして、ディザスターと称して間違いはない。
幻想郷でも最高の攻撃力を有するFWのシュートを目にしたにとりは、苦く口を閉ざして……。

そんな中で松山が、現状を認めて口を開く。


653 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 19:24:06 ID:???

松山「確かに失点は痛い。痛いけど……早い時間帯なんで逆に良かったと思う」

それを聞いて霊夢が、ようやく松山に真っ直ぐ目を向けた。レティも顔をあげる。

霊夢「……そうね。これが試合終了間際だったら、火傷どころじゃすまなかったし」
松山「うん。とにかく紅魔館の攻撃力は思った以上だ。ジリ貧になる前に、早々に一点返そう」
レティ「同意だけど……どうやって返すの? そこをきちんと決めてかかるべきだと思うわ」

冬の妖怪らしい落ち着いた指摘をされる。そこで松山も悩む表情になる。
現在、攻撃的な位置につけてるのは、FWを除けば幽々子、カペロマン、鈴仙の三人。
その中で司令塔を任せた幽々子が止められた以上、攻め方を変える必要もあるかもしれない。

松山「(といっても、どう変えるべきか?)」

フォーメーションから見直す時間まではないと見て、松山は早急に攻撃の見直しを計った。


654 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 19:25:11 ID:???

どうしますか?


A 「ポジションを替えよう!」(*現在は>>549>>564参照)
B 「次の攻撃はフライハイトに任せよう」
C 「何も変えず幽々子さんに任せよう」
D 「次の攻撃は俺に任せてくれ!」
E 「リスタート直後から、雪崩攻撃だ!」
F 『ワイルドイーグル』モードに切り替える!
G サイドアタックを試してみよう!(*左右どちらか併記してください)
H その他 作戦を併記してください。


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。

*霊夢とレティの評価値と好感度が上がりました。
*ポブルセンの評価値が1上がってしまった!


655 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 19:36:57 ID:HnEsSCoo


656 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 19:59:20 ID:uP2Xwsd+
G 右サイドアタック

657 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 20:00:12 ID:lsaZ14TI
G 右サイドアタック

658 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 20:01:52 ID:jYKl+CB6
D

659 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 20:32:33 ID:uR3EXQts
D

660 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 21:25:17 ID:LSZ9yWPg
G 右サイドアタック

661 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 22:43:08 ID:???

G 右サイドアタックを試してみよう!



松山「先取点はされたが、まだ試してない攻撃がある。右サイドから攻めよう」

松山がそう言うと、レティがそこで構えるポブルセンを見て、松山に質問してきた。

レティ「あそこの彼も……外来人よね? 実力はどうなの?」
松山「高い……と思う。でもボールを奪う技術やドリブルはまだわからない」

そこで話を横で聞いていたにとりが、レティに続いて質問をする。
にとりの表情も、どこか優れない。フランドールの圧倒的なシュートに大きく揺さぶられていた。

にとり「ね、ねえ。あのさ。確実に実らせたい攻撃で未知の相手にぶつかるって危険じゃないかい?」
霊夢「そうね……あのカペロマンは、ドリブルそんなに上手くないしね」

松山も、彼にちょっと悪いと思いながらその意見に同意した。
シュート力は非凡だが、カペロマンには自分でサイド際をドリブルで進む技術がやや弱い。
全日本メンバーで、同じくライン際を得意とする滝とは、タイプが異なるのだ。


662 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 22:43:28 ID:???

松山「ボール運びは俺がやるよ。ポブルセンを抜きさえすれば、一気に切り込める筈だ」
霊夢「……そうね。光に任せるしかないわね」

任せると言いながら、霊夢の表情もにとり同様に苦かった。
失点の影響や他色々……それに失点した状況で、ゴールを守って離れられないのに歯がゆさを感じていた。

霊夢「まっ、頑張りなさい。私もこれ以上は好きにさせない……絶対に」
レティ「攻撃方針は決まったわね。ただ、シュートまで持ち込ませない方法も追々考えないとならないわ」
松山「そうだな……(あのフランドールって子もすごい身体能力だった。それにレミリアさんと……)」

さっきも挑発を浴びせてきたポブルセンもドリブル得意だとしたら……守りきるには手が足りない。
点の取り合いは戦前に予測ついてたが……勝つにはどこかでひとつ相手の攻撃を止める目処が必要だった。


663 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 22:44:39 ID:???

松山「それは後にして、今は集中! 次の攻撃で必ず同点に追いつかせるぞ!」

自分と周囲に気合を入れる強い声でそう言ってから、松山は低位置に戻った。
カペロマンとすばやく方針を打ち合わせる。

カペロマン「OK。お前を信じて俺は上がるぜ」

カペロマンが了承すると、見計らったかのように笛が鳴った。
幽々子から、松山にボールが戻されて、松山が大胆にドリブルを開始する。
カペロマンはわき目もふらずに、右サイドを駆け上がった。こちらの作戦を見抜いて、ポブルセンが猛る。

ポブルセン「ほぅ……リードされてそう来たか。てめえが俺に必ず勝てると?
        夢見てんじゃねえぞジャパニーズが! あっという間に吠え面にしてやらあ!!」
松山「(……来るッ!!)」


664 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 22:45:15 ID:???

先着2名様で


松山→ ! card ドリブル 56+(カードの数値)=
ポブルセン→ ! card タックル 53 +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→松山が突破して、行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンが松山を吹っ飛ばす!)(ポブルセンが松山を吹っ飛ばす!)(ポブルセンが松山を吹っ(ry)
≦−2→ポブルセンが松山を吹っ飛ばす!!!


【Explosion】

ポブルセンが一対一で敗北すると発動。
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。


665 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 22:46:44 ID:???
松山→  クラブQ  ドリブル 56+(カードの数値)=

666 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 22:46:47 ID:???
松山→  ダイヤ5  ドリブル 56+(カードの数値)=

667 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 22:51:36 ID:???
ポブルセン→  ハート6  タックル 53 +(カードの数値)=

668 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 22:51:43 ID:???
ポブルセン→  ハートJ  タックル 53 +(カードの数値)=

669 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 22:56:48 ID:???
はっ、丸坊主も近いな

670 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 23:26:02 ID:???

松山→  クラブQ  ドリブル 56+(カードの数値)= 68
ポブルセン→  ハート6  タックル 53 +(カードの数値)= 59
≧2→松山が突破して、行動選択!


松山のドリブルを見て、ポブルセンはすぐにひとつの事実を見抜いた。

ポブルセン「(コイツ……フェイクをぜんぜん使わねえ)」

ひたすら真っ直ぐに……瞳にはポブルセンをして強いと思わせる輝きがあったが、それだけ。
紅魔館で散々っぱら相手させられたレミリアのような驚異的なスピードもない。
ポブルセンは余りにあっけなく牙を刺せる柔らかそうな獲物を相手に、笑いと、怒りも同時に浮かべた。

ポブルセン「笑わせやがって……舐めやがって……! そんな程度でオレの前に立つんじゃねえ!!!」

ドイツで養われた、相手の隙も体重配分もボールを捌く癖をも見抜く目をぎらつかせて
ポブルセンは全てを見切ったつもりで、ボールの裏にいる相手を吹き飛ばす程、強引なタックルにいった。
とった……という感覚に、血が沸く。……その沸いた血が、次の瞬間には一斉に引いていった。


671 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 23:26:56 ID:???

松山「ここで……こう動いて……!」
ポブルセン「……なッ!! 何ィ!?」

トリックもなく真っ直ぐなだけ、そう思った。
しかし、ボールを殺れると思った瞬間に、自分が読めない細かいステップで、右へ抜けられた。
追いすがることもできない。取れると思い込んで全力のタックルをかわされたのだから。

ポブルセン「ウソ……だろ?」

フェイクも虚実もないと思った。
しかし取れると思った瞬間、タイミングを逆に最初から見切られてたとしか思えないステップで外された。
真っ直ぐ突っ込んできた幽霊にすり抜けられたような悪寒が、ポブルセンの全身を支配する。

松山「(よし! 抜いた……が、ここからどうする!?)」


672 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 23:27:17 ID:???

どうしますか?


A 作戦通りカペロマンにパスだ!
B 中央の魔理沙に撃たせよう!
C サイドチェンジして射命丸にドリブルさせる
D 真横の幽々子に渡して、さらに攻めあがる
E ここだ! ここで決めるんだ!
F その他 行動を併記してください。


*Eはセンターライン付近なので距離ペナ(-5)されます。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


673 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 23:30:35 ID:FTRQek2A
A

674 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 23:30:55 ID:8BZvyjyY

後半のワイルドイーグルのために・・・

675 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 23:34:18 ID:jYKl+CB6
A

676 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 23:34:30 ID:xWA6p5Wk
A

677 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 23:50:24 ID:???

A 作戦通りカペロマンにパスだ!


松山は、右前方、すでに紅魔スカーレットムーンズ陣内の深い位置にいるカペロマンを見た。
サイドワインダーで充分ゴールを狙える位置。ただ……彼の前に、リリカがいる。
おそらくサイドワインダーを撃とうとすれば、狡猾に走り寄ってボールを奪う腹だろう。

松山「(さすがに作戦そのままにはいかないか……だけどここはカペロマンに賭ける!)」

ドリブルが不得手といっても、慣れ知ったライン際のポジションなら、一人抜くことに望みをかける。
松山は、強いパスを送り……カペロマンが胸でトラップした。
前を向かせずボールを奪いにきたリリカに、決然と言う。

カペロマン「マツヤマはあいつを抜いた……だったらオレも仕事しないわけにいかねえな!」
リリカ「させないよ! (痛いシュートブロックなんてしたくないもん)」


678 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/13(木) 23:50:46 ID:???

先着2名様で


カペロマン→ ! card ドリブル 47 +(カードの数値)=
リリカ→ ! card タックル 48 + (???+3) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→「唸れ! サイドワインダー!!」
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ラインを越えてイーグルスのCK)(ラインを越えてイーグルスのスローイン)(咲夜がフォロー)
≦−2→「へへん、もらったよ!」


*リリカのマークがダイヤの場合、【ファツィオーリ冥奏】(*補正+2)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


今日はここまで。


679 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 23:52:25 ID:???
カペロマン→  ハート3  ドリブル 47 +(カードの数値)=

680 :森崎名無しさん:2009/08/13(木) 23:52:59 ID:???
リリカ→  クラブQ  タックル 48 + (???+3) +(カードの数値)=

681 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 12:27:05 ID:???

カペロマン→  ハート3  ドリブル 47 +(カードの数値)= 50
リリカ→  クラブQ  タックル 48 + (???+3) +(カードの数値)= 63
≦−2→「へへん、もらったよ!」


カペロマン「(こいつはあの腋出し巫女さんを止めた……それでもこの場所なら!)」

自分の本分はあくまでサイドポジションからのゴールとわかっているが
カペロマンは、このチャンスに挑んだ。
右から寄せてきたリリカに、一瞬、サイドワインダーのフォームを見せてフェイントをかける。

カペロマン「(よし! かかった今の瞬間に左へ……)」
リリカ「残念。お見通しだね!」

リリカがキーボードで音を奏でた。
純度の高い音が響いて、カペロマンの足元のボールを揺さぶり、コントロールをしくじらせる。

カペロマン「(何ィ!? まだだ……建て直し……!?)」

リリカがさせない。カペロマンの足元から僅かに離れたボールを掻っ攫った。
フフンッと皮肉っぽい笑い混じった台詞を残す。

リリカ「そんな程度のドリブルじゃ私の守るサイドは抜けないよ〜」
カペロマン「(……くそッ! キャプテンが突破したってのになんてザマだ……)」


682 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 12:28:24 ID:???

得意とするサイドの攻防で敗れて、チャンスを台無しにさせたカペロマンが自責の念に沈む。
リリカは危機的状況を抜け出し、前を見る。守矢の助っ人達が守りの配置について叫んだ。

松山「相手にボールを渡さないようカットに専念するんだ!」
フライハイト「ポブルセンはマツヤマに任せろ! 西行寺さんとレティさんはレミリア選手だ!」

シュートを撃たせない為に、パスの供給自体をカットさせる策に出る。
リリカがパスコースを消されて一瞬躊躇したのを見て、すかさずメイド長から、指示が飛んだ。

咲夜「サイドチェンジで小悪魔に預けて! イーグルスの弱点……恐らくは左サイドよ!」

いきなり左サイド弱点とまで言われて、リリカは呆気に取られたが、指示に従いボールをはたく。
それは叫んだ咲夜自身、実のところ確信はしてなかったが、充分に怪しめるレベルと思っていた。

咲夜「(あの亡霊……どフリーの兎にパスを出さなかった。不安要素があるならそれを露出させましょう)」

ボールを受け取り、小悪魔(ショート)はドリブルを始めた。
カペロマンがボールを奪われたのを見て、戻っていた鈴仙が間に合い、立ち塞がる。

鈴仙「(弱点……!? 私のいるサイドが弱点なんてそんな風に思わせるわけに……!)」


683 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 12:28:38 ID:???

先着2名様で


小悪魔(ショート)→ ! card ドリブル 45 +(カードの数値)=
鈴仙→ ! card タックル 47 + (ペナルティ-6) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→小悪魔(ショート)が突破して、行動選択。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(精鋭メイドFがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(雛がフォロー)
≦−2→「私は弱点なんかじゃないわ!」


補足・補正については>>30-31を参照してください。



出かけてきます。続きは後ほど。


684 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 12:34:16 ID:???
小悪魔(ショート)→  ダイヤ3  ドリブル 45 +(カードの数値)=


685 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 12:34:24 ID:???
鈴仙→  ダイヤ7  タックル 47 + (ペナルティ-6) +(カードの数値)=

686 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 15:34:05 ID:???

小悪魔(ショート)→  ダイヤ3  ドリブル 45 +(カードの数値)= 48
鈴仙→  ダイヤ7  タックル 47 + (ペナルティ-6) +(カードの数値)= 48
≧0→こぼれ球・ランダム


鈴仙が、イーグルスに加わるのに、永琳が用意した波長を操る能力を抑制する眼鏡。
それを外して、凶気の眼で小悪魔を狂わせようとしたが……

小悪魔「ここ抜いて妹様にもう一点決めてもらうよ!」
鈴仙「(えっ!? 効いてない……対策が施されてるの?)」

愕然とはしたが、混乱まではせずに、鈴仙は上手くタックルを決めて小悪魔を止める。
しかし、決まる直前に、ここずっと抱いてた迷いがまた顔を出して、動きを鈍くさせてしまった。
その足はボールを奪うまでいかずに、こぼれ球になり……鈴仙が唇を軽く噛む。

鈴仙「(今のは取れたのに……! どうしよう私こんなじゃダメ……!)」
咲夜「(動きが一瞬……次の攻撃も左サイドを狙ってみるべきね)」


*判定で負けなかったので鈴仙のペナルティが軽減されました。6→5


687 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 15:36:15 ID:???

フラン「(あっ誰もボール持ってない! ……拾いに行っちゃおう!)」
フライハイト「(こぼれ球……これで奪われて、さっきの展開をなぞるわけにいかない!)」


先着で


こぼれ球の行方 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 上がってきた雛が真っ先にフォロー
ハート→ 精鋭メイドFがレミリアにパス!
スペード→ フライハイトとフランドールで競り合い!
クラブ→ 左タッチラインを出て紅魔スカーレットムーンズのスローインに
JOKER→ ボールを拾ったのは……オーバーラップした霊夢!?


688 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 16:34:36 ID:???
こぼれ球の行方 →  クラブ7


689 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 16:56:57 ID:???

こぼれ球の行方 →  クラブ7
クラブ→ 左タッチラインを出て紅魔スカーレットムーンズのスローインに


鈴仙の足に当ったボールは、そのままラインを越えてしまう。
紅魔館のスローイン。そこで……

実況「お、おお? レミリア選手です! 自らスローインを行うつもりでしょうか!?」

実況の声が終わらぬうちに、レミリアは短い距離にボールを出して、小悪魔に折り返させた。
前半の16分。紅魔館のエースストライカーが遂にボールを保持した。

レミリア「(これがファーストタッチか……遅れたけど……)」

カッ! 紅い瞳が燃焼して色濃くなり
守矢イーグルスゴールへ向かって、スカーレットデビルが弾丸のようにドリブルで攻め込む!
先程のフランドールの突破と似た状況。止めに入るフライハイトがつい先刻の記憶に表情苦く引き締める。

フライハイト「今度こそ、なんとしても止める! 追加点はさせられないんだ!」

鈴仙も加わり、吸血鬼が苦手にする雨の使者と異名を取る少年が、覚悟を決めて中盤の守備についた……!


690 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 16:57:27 ID:???

先着3名様で


レミリア→ ! card ドリブル 53 +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 51 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
鈴仙→ ! card タックル 47 + (ペナルティ-5) + (人数補正+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→レミリアが突破して、浅い位置でシュート体勢に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(小悪魔(ロング)がフォロー)(雛がフォロー)(松山がフォロー)
≦−2→ フライハイト達がレミリア突破阻止!


*レミリアのマークがダイヤかハートの場合、【不夜城レッド】(*補正+4)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


続きは後ほど。


691 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 17:05:59 ID:???
レミリア→  ハートJ  ドリブル 53 +(カードの数値)=

692 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 17:10:13 ID:???
フライハイト→  スペードA  タックル 51 + (人数補正+1) +(カードの数値)=

693 :南葛vs幻想 ◆W.No10nvrU :2009/08/14(金) 17:32:04 ID:???
鈴仙→  クラブ7  タックル 47 + (ペナルティ-5) + (人数補正+1) +(カードの数値)=
うさぎ(笑)

694 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 19:25:59 ID:???
レミリアが一生懸命スローインしようとしてるシーンを想像したら和んだ

695 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 21:05:42 ID:???

>>694
実況「お、おお? レミリア選手です! 自らスローインを行うつもりでしょうか!?
   う〜んこれはいい! ボールが来ないからと懸命に戻ってきてボールをせがむ姿はなんとまぁ……
   まさにカリスマ的可愛さと言えるでしょう!! 是非記念に写真に残して一枚家に飾りたい……!
   おっとここで紅魔館のメンバーが、ベンチ合わせて総出で天狗を取り囲んで密談を始めてますね!」
射命丸「取材じゃなく依頼で撮影にまいりました!
    さーさーSA-早くスローインを! 怒り顔よりにこ〜っとこんな感じに笑顔で、さあ!」
レミリア「やかましいわあああぁぁ!!!!」


レミリア→  ハートJ  ドリブル 53 + (+4) +(カードの数値)= 68
フライハイト→  スペードA  タックル 51 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 53
鈴仙→  クラブ7  タックル 47 + (ペナルティ-5) + (人数補正+1) +(カードの数値)= 50
≧2→レミリアが突破して、浅い位置でシュート体勢に!


696 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 21:06:56 ID:???

フライハイトのタックルは巧みだった。
スピードを緩めず向かってくるレミリアの低い重心を見越して、それに対応した模範的なタックル。
それも彼なりに、さっきのフランを見ての吸血鬼の身体能力に備えてのタックルでもあったが。

レミリア「どきなさい!」

元の桜色の色の服が、レミリアのドリブルで生じる熱で真っ赤に染まっていく。
口よりも雄弁に、巧いだけで温いとばかりにフライハイトのタックルを物ともせず、真っ直ぐ突き進む。
ついでに鈴仙も吹っ飛ばされたことを付け加える。

鈴仙「(あ、扱いがひどすぎる……!)」

そんな嘆く兎を放置して……レミリアはすでにイーグルスゴールを射程距離に捉えていた。
撃つには早い……そう思える、ゴールまで30メートルは離れてると思える場所から、足を振り上げる。
レミリアの全力のシュートが放たれるその前に、放置できずに松山が果敢に立ち塞がった。

松山「止める……! ここで絶対にゴールはさせない!」
レミリア「どきなさい……なぁんて言わない! 丁度いいから二人まとめて吹き飛ばすわよ!!」
レティ「(三人だけど……まぁ眼中に無いなら無いでいいかしらね)」

ここでしくじれば、試合の流れは一気に紅魔館側に傾く。
しかし今のレミリアにはそれは二次的要素でしかない。これは神社で行われた勝負の続きなのだから。

レミリア「あのときは霊夢の結界に押し負けた……けど、同時にあの時、私の力は更に上がった!
     行くわよ!! 霊夢の決められたゴールの数を増やしてあげるわ!!!」


697 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 21:07:19 ID:???

先着4名様で

レミリア→ ! card 【マスターオブレッドサン】 66 + (距離ペナルティ-3) +(カードの数値)=
松山→ ! card 【ブロック】 52 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 + (人数補正+1) +(カードの数値)=

霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 +(カードの数値)=



MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→レミリアの【マスターオブレッドサン】がゴールネットをまた破る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(フランドールがフォロー)(にとりがクリア)(雛が大きく蹴って前線に!)
≦−2→ イーグルスが防いでピンチ脱出!


*霊夢の判断が10〜4の場合【博麗大結界】
*3〜2の場合【パンチング】1の場合【キャッチング】になります。

*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*レミリアの【マスターオブレッドサン】には、吹っ飛び係数2がついています。

*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます
*松山のマークがダイヤの場合、【氷壁ブロック】(*補正+2)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


698 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/08/14(金) 21:11:25 ID:???
レミリア→  スペード9  【マスターオブレッドサン】 66 + (距離ペナルティ-3) +(カードの数値)=

699 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 21:11:35 ID:???
松山→  ハート7  【ブロック】 52 + (人数補正+1) +(カードの数値)=

700 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 21:18:20 ID:???
レティ→  ダイヤ6  【ブロック】 51 + (人数補正+1) +(カードの数値)=
く ろ ま く !

701 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 21:26:55 ID:???
霊夢の判断 →  8
霊夢→  ハート9  【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 +(カードの数値)=

702 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 21:27:23 ID:???
霊夢の判断 →  2
霊夢→  クラブ2  【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 +(カードの数値)=
SMGK(スーパー巫女巫女ゴールキーパー)を舐めるな!

703 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 21:27:54 ID:???
私の力は更に上がった!これがマスターオブレッドポストよ!

704 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 21:28:01 ID:???
博麗スキル:豪運

705 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:12:32 ID:???

>>703-704
あなたは今までポストにぶつけたシュートの数を覚えているかしら!?


レミリア→  スペード9  【マスターオブレッドサン】 66 + (距離-3) +(カードの数値)= 72
松山→  ハート7  【ブロック】 52 + (人数補正+1) +(カードの数値)= 60
レティ→  ダイヤ6  【ブロック】 51 + (+3) + (人数補正+1) +(カードの数値)= 61
霊夢の判断 →  8
霊夢→  ハート9  【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 +(カードの数値)= 79
≦これがマスターオブレッドポストよ!


706 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:13:56 ID:???

松山「ぐぅわっ!!?」

シュートの射線上に体を入れた松山だが、あえなく吹っ飛ばされた。
以前、目に焼き付けたレミリアのシュート、その威力を自分自身で味わう形となった。

松山「(ぐ……頼む! 止めてくれっ!)」

霊夢に、レティにそう託す。
そして向かってきたボールに凍てついた妖気と共にブロックにいったレティを見ながら
霊夢は、迫りくるシュートのコースに違和感を感じ取ると、首を傾げてしまう。

霊夢「……あれ? これは……レティ、ちょっと待……」

ついつい、そんな場合でないと知りつつ制止の声を出しかけて……
そこでレティも、寒気も全て払われて宙に殴り飛ばされるように吹っ飛ばされた。

そのまま、【マスターオブレッドサン】は残る霊夢に牙を剥くかと思われたが――


707 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:14:39 ID:???

バギィイイイイイィィンッッッ!!!!!


シュートの威力を証明する、ポストの悲鳴といえる激突音がスタジアムに木霊した。
ぽてん、ぽてぽて。……ボールは霊夢の右ゴールポストに弾かれて、にとりの足元に転がっていった。

レミリア「……。……」

霊夢「いやこっち見ないでったら。……結界で消耗せずに済んでよかったわー」

スタジアム中が、たった今シュートをポストにバギ当てた彼女の従者が時を止めたように静まり返る。
省みれば、左サイドからスローインで得たボールを持ち、そこから中央へ切り込んでのシュート。
速度と威力が高くなれななるほど、制御は難しくなる。
そこへ角度的な厳しさと、松山とレティのブロックから……レミリアはコースを絞りきれなかったのだ。

にとり「……」
霊夢「ほら、ぼけっとしてないで! チャンスでしょうが!」
にとり「……は! そ、そうだねうん! いくよカウンターだ!!」

霊夢の声に正気づいたにとりが、大きくボールを蹴りだす。
まだ起き上がったばかりの松山や、戻ろうとしていたフライハイトなど中盤は省略するしかなく……
ボールは対角線上、ちょうど下がり目にいて、厳しいマークからも外れていた射命丸に渡った。

射命丸「やっとボールが持てました。さぁスペースはいっぱい……いきますよ!」

トラップには時間を要したが、初速からすぐに最高速へ達して射命丸が紅魔陣内に切り込みをかける。
咲夜やメイドAの囲みは間に合わず……射命丸を抑えにきたのは妹紅のみだった。
彼女を抜きさえすれば、減衰なくシュートでも、魔理沙にセンタリングでも思うままだ。

妹紅「だからここを抜かれたらさすがにやばい……止めるよ鴉!」


708 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:15:01 ID:???

先着2名様で


射命丸→ ! card ドリブル 55 +(カードの数値)=
妹紅→ ! card タックル 50 + (???+3) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 射命丸の行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(イーグルスの左CK)(こぼれ球・ランダム)(咲夜がフォロー)
≦−2→ 妹紅「焼き鳥になる鴉できあがり!」


*射命丸のマークがダイヤかハートの場合、【疾走優美】(*補正+4)が発動します。
*妹紅の数値が7以上の場合、【正直者の死】(*相手の必殺ドリブル発動を無効)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


709 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 22:16:01 ID:???
射命丸→  スペード2  ドリブル 55 +(カードの数値)=

710 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 22:16:53 ID:???
妹紅→  クラブ7  タックル 50 + (???+3) +(カードの数値)=

711 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:45:53 ID:???

射命丸→  スペード2  ドリブル 55 +(カードの数値)= 57
妹紅→  クラブ7  タックル 50 + (???+3) +(カードの数値)= 60
≦−2→ 妹紅「焼き鳥になる鴉できあがり!」



射命丸「ドリブルで何度もやられちゃいましたし……ここらで私が意趣返しですね!」

紅魔館のドリブル突破から作られたチャンスメイクに、対抗心を刺激された射命丸。
持ち合わせてる瞬発力と風のブーストでぐいぐい押し進むが……今回ばかりは無理にして杜撰すぎた。

妹紅「見え透いてるよ! もらったァ!!」

射命丸のスピード、それに全く動じず慌てず、妹紅は進路を塞いでコースに割り込み、ボールを弾く。
待ち構えてたぶん、射命丸よりもスムーズに次の動作に移れた妹紅がボールを完全に確保した。
霊夢がフィールド全てによく通る声で怒鳴る。

霊夢「こらぁー! 文ー! あんたこんな時にヘマするなぁ〜!」
にとり「お、落ち着きなって!(ああっ確かに私がこのポジションでよかったのかもしれない……)」

霊夢を宥めながら、にとりはレティと示し合わせて、落ち着いた守備網を敷く。
妹紅は緩やかにボールを少しずつ運び……誰にボールを預けるか思案してるようだ。
一点リードされてる状態で、そろそろ前半の半分も過ぎる。松山にとっても思案のしどころだった。

松山「(リスクはあるけど、ここは出方を読んでみるか……)」


712 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 22:47:25 ID:???

先着で


妹紅の判断 → ! card
松山の読み → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 咲夜がボールを要求して……?
ハート→「咲夜の言ったとおり、小悪魔に任せる!」
スペード・クラブ→「(あの外来人……頼りにしていいのかな?)」
JOKER→ 「そろそろ見せようか……新技を!」


*松山のマークが妹紅と一致した場合、有利な守備行動が取れます。外れると不利になります。


713 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 22:52:14 ID:???
妹紅の判断 →  ハートK
もこもこもこもこもこ

714 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 22:52:54 ID:???
松山の読み →  ハート9

715 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 22:58:42 ID:???
さっすがキャプテン頼りになるぜ

716 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 23:08:07 ID:???

>>715
天の声「なんだか怖いくらい冴えてますじゃな。妹紅ちょっと不憫じゃなK引きなのに」


妹紅の判断 →  ハートK
松山の読み →  ハート9
ハート→「咲夜の言ったとおり、小悪魔に任せる!」しかし……


一点をリードしているが、エースのレミリアがシュートし損じて、揺らぎのある状況。
妹紅はそこで、紅魔館を取り仕切るもう一人の人物……十六夜咲夜の先の発言を採ることにした。

妹紅「(あの兎は確かにどこか動きが単調だね……よし!)」
松山「(情報も勘も働かせて、よく読め。今あちらが取る手段があるとしたら……)」

松山は、静かにそっと悟られぬよう、ポブルセンのマークから外れて左サイドの小悪魔に寄っていく。
その動きに、真っ先に気付いたのは後方で全体の動きを見渡すメイド長だったが……
妹紅に待ったをかけるには、後手となった。

咲夜「(あのキャプテンの動き、まさか……!?)妹紅! 待ってちょうだい今は……」
妹紅「え、なんで……ああっ!?」


717 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/14(金) 23:09:10 ID:???

先着2名様で


妹紅→ ! card パス 44 +(カードの数値)=
松山→ ! card パスカット 52 + (読み的中+3) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 松山が小悪魔へのパスを阻止!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(フライハイトがフォロー)(こぼれ球・ランダム)(小悪魔(ロング)がフォロー)
≦−2→ 通った……だって!?


*松山のマークがダイヤかハートの場合、【イーグルパスカット】(*補正+4)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


*松山の読みが的中したので、勘補正が3→4になります。最大8です。


今日はここまで。ポスト……ちょっと因果を感じたり


718 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 23:10:30 ID:h3oPSqfw
妹紅→ クラブ5  パス 44 +(カードの数値)=

719 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 23:11:02 ID:???
松山→  ハート3  パスカット 52 + (読み的中+3) +(カードの数値)=

720 :森崎名無しさん:2009/08/14(金) 23:24:13 ID:???
乙でした

721 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 22:27:13 ID:???


妹紅→ クラブ5  パス 44 +(カードの数値)= 49
松山→  ハート3  パスカット 52 + (読み的中+3) + (+4) +(カードの数値)= 62
≧2→ 松山が小悪魔へのパスを阻止!



右のボランチの守備範囲からそっと離れ……
妹紅がパスを出す一瞬の機を逃さずに、松山はダッシュをかけた。
その際、ボールを持たぬ状態での、芝の上での全力疾走に、松山は不思議な浮遊感と高揚感に包まれる。

妹紅「ま、まさか私の行動を先読みした!? (……ここでルーズボールにしちゃうよりは)」

妹紅は松山の行動を咲夜によって知らされ、たちまち状況を把握した。
自分の真後ろに、脚の速い射命丸もいる今、パスから他の行動には移れないと判断し……
松山にしても、まだ小悪魔のいる位置まで距離があるのを見て、そのままパス出しをすることにした。
一方で松山は……外の妹紅のプレーにではなく、内なる自分の感覚に意識を傾けていた。

松山「(一歩足を踏むごとに、伝わってくるこの感覚……これなら、ここからでも!)」

妹紅の高めのパスが、小悪魔に放たれる。
それに向かって、まだ距離にしても3〜4mも離れた場所から跳んで……
全ての観客が息を呑む、信じ難い高さと滞空時間で、松山は文字通り宙を歩いて胸でボールをカットした!


722 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 22:28:24 ID:???

妹紅「な……?」
実況「な……なんだァ今のは!? 前の試合で永遠亭の天才薬師を押さえ込んだイーグルスのキャプテン!
   この試合でも信じられないものを魅せました! まるで羽が生えたかの様な空中パスカットです!」

判断からパスまで、目論見を完全に粉砕された妹紅が放心して零した呟きを、実況は代弁した。
観客も大いに唸り、松山は会心の手ごたえと充足感を胸に、状況を確認する。

松山「(……ここは、今度こそチャンスだ! 妹紅さんが上がって射命丸さんは完全なフリー!
    他のDFも、十六夜さんは魔理沙さんから、リリカさんはカペロマンから離れられないでいる!)」

パスを送った後に射命丸がどう選択するにせよ、ここを逃す手はなかった。
しかし松山の耳に、右方向から接近する激しい足音が届いた。

ポブルセン「(あるわけがねえ……このオレが、こんなジャパニーズ風情の下であるわけがねえ!)」

向かってきたのはポブルセンだった。
読みでも戦術でもなく、ただ松山がボールを持ったのを見てのポジション放棄。
『こいつからボールを奪わなければ気が収まらない』そんな直情的な暴挙に等しい行動。
見ていたカペロマンが、険しい面持ちで松山に向かって叫ぶ。

カペロマン「(あんのエゴの塊野郎め!) そんなの相手にするなマツヤマ!」
ポブルセン「逃げるんじゃねえクソッタレが! 黙ってオレに吹き飛ばされやがれェ!!」

激昂の余りに、ポブルセンの言に狂気の兆しが見えてきた。
二人の西ドイツ人の叫びをそれぞれ聞き分けて、松山が決めた次の行動は……!?


723 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 22:28:47 ID:???

どうしますか?


A 「もう一度抜いてやる!」
B 「お前もMFなら状況を判断して突っ込んできな」
C その他 行動を選択してください。


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


724 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 22:30:28 ID:X0bLI7Y6
B 当然

725 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 22:30:52 ID:9XuCDAQI


726 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 22:33:51 ID:HWL1VfAo
C 無視して射命丸にパス

727 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 22:44:33 ID:5q3NReas


728 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 22:44:36 ID:AL5/zI0M


729 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 23:00:27 ID:???
北国のようにクールな心だな

730 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 23:14:29 ID:???

B 「お前もMFなら状況を判断して突っ込んできな」


カペロマンが言うまでもなく、松山は、このチャンス万が一にもふいにするつもりは無かった。
距離を測る。狂った雄牛のように突っ込んでくるポブルセンは見る見る距離を詰めてくる。
息を吐き、松山は前を向いて射命丸にループパスを送った。

ポブルセン「な……こ、この……ジャパニーズゥ! 逃げやがったな!?」
松山「逃げたんじゃない。お前もMFなら状況を冷静に判断しろ。ここは勝負する場面じゃない」

松山は冷淡にあしらうと、ポブルセンを捨て置き、自分も攻撃参加のためにゴール前に向かう。
ポブルセンはやがて視線を落とし……青白くなり血が滲む程、拳を握り締めて狂おしくボソリと呟いた。

ポブルセン「マツヤマ……ヒカル。もう忘れねェ……グツグツと腸煮えくり返るたァこういうのかよ……!」


*ポブルセン→ (妄執) → 松山


731 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 23:16:15 ID:???

暗く深く、ポブルセンが凶な想念を抱く中で……

射命丸「ナイスパスです! (それに……)」

松山のパスをフリーの状況で余裕を持ってトラップした射命丸は、チラッと松山を見た。
その瞳には、若干複雑ながら、柔らかな感謝の意が宿っていた。

射命丸「(ミスを完璧にフォローしてくれて……う〜ん、もうケーさん呼ばわりは控えようかしらね)」

*射命丸の評価値と好感度が大きく上がりました

その次に、射命丸は左サイド側から紅魔ゴールを見る。
咲夜は射命丸が突破にかかれば、即座に詰めてタックル可能、魔理沙にも対応できるポジションにいる。
リリカはやはりカペロマンから離れず。
守備に戻る妹紅に捕らえられる前に、射命丸はここで追いつくための行動を速断した。


732 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 23:16:36 ID:???

先着で


射命丸の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→ 魔理沙に高いセンタリング!
ハート・スペード→「フリーならシュートですよね!」
クラブ→ ドリブルで咲夜と勝負!
JOKER→「新たな最速、とくとご覧あそばせ!」


今日はここまで。
色々と想像膨らむ補給がされました。しっかりと考えまとめなくちゃ。


733 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 23:16:59 ID:???
射命丸の判断 →  クラブQ

734 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/15(土) 23:20:51 ID:???
忘れてました。

*ポブルセンの評価値が3上がってしまった!!!

今度こそ、ここまで。

735 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 23:21:43 ID:???
ポブルセンと早苗さんが手を組むわけですね、わかります

736 :森崎名無しさん:2009/08/15(土) 23:25:09 ID:???
乙です!
ポブルセンの評価値が上がるとどうなるのでしょうか。

737 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 00:02:21 ID:???
>射命丸「(ミスを完璧にフォローしてくれて……う〜ん、もうケーさん呼ばわりは控えようかしらね)」

そこで「ケダさん」呼ばわりだけは勘弁なw

738 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 00:11:00 ID:???

>>735
天の声は【禁則事項】の炎に包まれた!
>>736
乙感謝です!
天の声「熱かったですじゃ。で、もうちょっとだけ続くんじゃ……すみません」
ポブルセンの評価値が上がると、自分至上主義な彼のことだから基本的に目の敵にされますね基本的に。
>>737
射命丸「それならケ松山さんで」
            木公山


739 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 00:12:55 ID:???

射命丸の判断 →  クラブQ
クラブ→ ドリブルで咲夜と勝負!


判断を下す直前に、射命丸は動転にはさせないと顔に決然と意思を宿して仁王立ちする咲夜を見た。
自分の能力と統率に自信を置いての、その振る舞いは、見事なまでに様になっている。

射命丸「(このまま私が撃っても、魔理沙に預けても障害になるわね……だったら!)」

眉を顰めて、射命丸はギアを上げた。
高速のドリブルで咲夜を抜き、得点機を確実なものとする判断に出た。
それに気付いた咲夜が内心で、しめた、と笑う。

咲夜「(すでにここは私の領域、私の世界よ。そこに飛び込む天狗一匹、どう料理しようかしら?)」
射命丸「(や〜な目つきしてるわねえ。さてはて……)」


740 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 00:13:32 ID:???

先着2名様で


射命丸→ ! card ドリブル 55 +(カードの数値)=
咲夜→ ! card タックル 55 +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ これぞ最速! 射命丸が突破して……!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(魔理沙がフォロー)(精鋭メイドAがフォロー)(アインが大きく前方へ送る!)
≦−2→「2時間前に出直してきな」


*射命丸のマークがダイヤかハートの場合、【疾走優美】(*補正+4)が発動します。
*射命丸の数値が7以上の場合、【風神少女】(*相手の必殺タックル無効)が発動します。
*咲夜のマークがダイヤかハートの場合、【ミスディレクション】(*補正+6)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


今度こそ、本当に、ここまで。


741 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 00:15:35 ID:???
射命丸→  ハート10  ドリブル 55 +(カードの数値)=


742 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 00:15:43 ID:???
咲夜→  クラブ6  タックル 55 +(カードの数値)=

743 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 00:30:04 ID:???
しかしポブルセンこの試合が終わったら強制送還じゃないか?
無理だとしても確実に紅魔館から蹴っ飛ばされるだろ。
この大会終わった後どうなるか気になるな

744 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 01:26:29 ID:???
そこでまさかの松山チーム入り

745 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 03:16:11 ID:???
どこからもつまはじきされてるのをプギャーしてみたい気もする

746 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 05:06:04 ID:???
ポブルセンがいなくなれば紅魔館も就職先を考えられそうだ。
その場合タイトルがキャプテン松山からボランチの松山、或いはリベロの松山になるがな

747 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 05:06:07 ID:???
ポブルセンがいなくなれば紅魔館も就職先を考えられそうだ。
その場合タイトルがキャプテン松山からボランチの松山、或いはリベロの松山になるがな

748 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 20:18:42 ID:???

>>743-745
ポブルセンの去就は色々考えてます。
紅魔館からは間違いなく放逐でしょうが、その後どうなるかは魔物さんの気持ち次第かと。
もちろんプレイヤーさんの考え次第では松山チームに入って(色々と)暴れてくれるかもしれません!
>>746-747
サッカー漫画調べてた時に、そんなタイトルの漫画も見かけたような。


射命丸→  ハート10  ドリブル 55 + (+4) +(カードの数値)= 69
咲夜→  クラブ6  タックル 55 +(カードの数値)= 61
≧2→ これぞ最速! 射命丸が突破して……!


射命丸が自慢の早駆けでもうすぐ進入しようとしてるエリア。そこを咲夜は自分の領域と称した。
表現には誤りはなく真実だったが、咲夜の見通しには誤りがあった。
間近で相対したうえでの疾走状態での射命丸の速さというものを、咲夜は過小評価していた。

咲夜「え……!」

ドリブル開始して、文がすらりとした細足を一歩踏み出す。
そこまでは見えたが次の一歩、次の動きが、神速に相応しく咲夜の動体視力でも判別しきれない。
自分の真横を、烈しい風が通り過ぎ去ったと思った刹那に……

射命丸「なぁんだあっけない」

軽く嘲る呟きだけが咲夜の耳に残響した。


749 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 20:19:18 ID:???

射命丸「さぁて口程にもないメイド長は抜きました! ここらでひとつ派手にいっときましょう!」

フリルのあしらわれた黒のミニスカートを揺らして。(どれ程動いても一定にしかはためかない)
気分なのかいつになく強く宣言した射命丸は、ボールを魔理沙に預けて高く返してほしいと要求する。
チャンスは自分で決めたい魔理沙はちょっぴり不安そうにしたが、咲夜を抜いたこともあって素直に従う。

魔理沙「よぅし。今回は任せるぜ! きっちり決めろよ!」
射命丸「ええ、任せてください」

芝を揺らす風を伴った疾走から、先程のフランのように(両足ではあるが)、大きく、高く、舞い上がる。
それと同時に、射命丸の背には鴉天狗に相応しい黒く大きな翼が広がっていた。
魔理沙から返されたボール周りを飛翔し、無尽の風で空中に留めたボールに向かって、足裏を叩きつける!

射命丸「さぁさぁこれよりお見せするのは八雲の四重結界をも穿った風の槌……とくと拝んでおきなさい!」

威風堂々とした口上、天から迫る暴風は、最後の壁になった精鋭メイドAの心を揺さぶった。
しかしながら、もう一人ゴールを守る紅魔館のゴールキーパー・アインには別の効果をもたらした。

アイン「(八雲って……幻想郷ナンバーワンGK八雲紫!? 願ってもないチャンスだわ絶対……止める!)」


萃香「ねえねえ。天狗が紫の結界穿ったってほんと?」
紫「どうだったかしら? 記憶にないわね〜」


750 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 20:20:06 ID:???

先着3名様で


射命丸→ ! card 【疾風迅雷】 62 +(カードの数値)=
精鋭メイドA→ ! card 【ブロック】 48 +(カードの数値)=
アイン→ ! card 【パンチング】 54 +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→幻想ブン屋、殊勲の同点ゴール!!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(魔理沙がねじこみに)(松山と咲夜で競り合いに)(妹紅が大きくクリアー)
≦−2→「私がナンバーワンよ!!」


*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*射命丸の【疾風迅雷】には、吹っ飛び係数3がついています。

*アインのマークがダイヤの場合、【サンダーバット】(*補正+3)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


751 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 20:21:34 ID:???
射命丸→  スペード2  【疾風迅雷】 62 +(カードの数値)=

752 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/16(日) 20:21:57 ID:???
精鋭メイドA→  ダイヤ2  【ブロック】 48 +(カードの数値)=

753 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 20:27:16 ID:???
アイン→  クラブ5  【パンチング】 54 +(カードの数値)=


754 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:24:19 ID:???

射命丸→  スペード2  【疾風迅雷】 62 +(カードの数値)= 64
精鋭メイドA→  ダイヤ2  【ブロック】 48 +(カードの数値)= 50
アイン→  クラブ5  【パンチング】 54 +(カードの数値)= 59
≧2→幻想ブン屋、殊勲の同点ゴール!!


射命丸文の烏天狗としての特性を活かした、魔理沙よりも速く滑らかな空中疾走。
天狗の力を余さず発揮したそのシュートは、速度のみでなく威力も充分に備えていた。
急成長したアインでも、おいそれと止めることは叶わない。ただ射命丸はシュートの出来に不満を感じた。

射命丸「(う〜ん……今いちピントが合いませんでしたね……久しぶりだったから? まぁそれでも……)」

シュートを防ごうと、紅魔館の精鋭メイドと期待の新鋭GKアインが鋭い反応を見せる。
しかし反応するだけで精一杯。シュートを食い止めるには両方力が足りなかった。

メイド「せ、精鋭の意地は〜!」
アイン「お、追いつけっ! たぁ、のに……!」

バサァァッ!!!

本人に不満が残っても、その強烈なシュートはメイドもアインも吹き散らしてゴールネット上部を揺らした!
その結果を確かに見届けてから、射命丸は、疾走の余韻を胸だけに残してから着地して、翼を折り畳んだ。


*守矢イーグルス 1−1 紅魔スカーレットムーンズ


755 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:24:57 ID:???

前半もうすぐ30分になるところの同点劇に、観客達から歓喜と悲鳴の絶叫が交錯する。

観客「や、やったぞイーグルス!」「やられちまった……あとちょっとでリードのまま折り返せたのに……」
「見たかあれが文様だ! なんと優美なお姿! 捏造の疑いなど全て晴れただろう!?」「落ち着け白狼の!」

同点にされての紅魔応援団の反応も大きかったが……失点を重く受け止めてたのは選手達の方だった。
それは、ただ追いつかれただけというのではない。

レミリア「やられたか……」

レミリアが忌々しげに呟く。
視線は、今しがた天狗に抜かれて、失点を許した銀髪メイドに向けられている。
それに気付いても、咲夜は失点を許した意味を主以上に解っている為……
ただ自分の不始末を恥じることしかできない。

咲夜「(私の決死結界もこれで解除された……お嬢様、申し訳ありません)」


*十六夜咲夜の決死結界が解除されました。


【完全で瀟洒なメイド】

前半、後半の開始時に発動可能。消費ガッツ2倍。
他のDFの守備能力に+3させる。失点してしまうと同時に効果消滅。
発動中レミリアが吹っ飛ばされると、DFの守備能力に+5、自身の全能力が+2される。消費ガッツも3倍に。


756 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:25:41 ID:???

吸血鬼の視力で、遠く離れたゴール前の咲夜の表情をじっと見て、レミリアは表情を変えた。

レミリア「気にすることもない。残りは15分程度でこちらの攻撃から……次こそ決めてみせるわ」

意気を示すような、勢いつけて反転して、レミリアは今度はイーグルスゴールに視線を向ける。
霊夢が気付いて、また難儀なことになりそうと、物憂げに溜息をついた。

霊夢「(まぁ同点だし。気楽にはできるわね……ここから光と魔理沙達、どう守るのやら)」

紅白の巫女の見つめる先では、言ったとおりにきっちり決めた射命丸がPA手前辺りで味方と喜び合っている。
そこから少し離れたところで佇む松山は……

松山「(よしっ!これで試合は振り出しだ! 今することといったら……)」


757 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 21:26:34 ID:???

どうしますか?


A ともかく同点劇の立役者の射命丸を褒めよう
B ともかく同点劇の影の功労者の自分を褒めよう
C 同点で安心できる相手じゃない。守備策を練ろう
D せっかくだからポブルセンに話かけようか!
E その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


758 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 21:27:16 ID:8Gxi6R3Y
C


759 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 21:29:27 ID:nrrss/Pw


760 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 21:33:26 ID:jfTUEmOM


761 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:10:42 ID:???

C 同点で安心できる相手じゃない。守備策を練ろう


松山「(紅魔スカーレットムーンズの攻撃力は大きい……同点で気を緩める訳にいかないな)」

松山は、喜び沸くのを止めて作戦を練ろうと提案しようとしたが……
その必要はなかった。魔理沙がそれと同じ気持ちで、メンバーを諌めて松山のところへ歩いてきた。

魔理沙「どうにか同点だな」
松山「そうだな。でもまだ……」
魔理沙「安心していいとこじゃない、だろ? そこでだ」

まずは同点であることを確かめた魔理沙は、連れてきた射命丸を一瞥した。
そこへ、カペロマンとフライハイトも加わってくる。

カペロマン「なんとか追いついたな。アイツがマツヤマに突っかかっていった時には冷や冷やしたぜ」
魔理沙「ドイツってのも色んな奴がいるな。それで守る作戦ないか? またフランが攻めてきそうだが」
フライハイト「不甲斐ないけど、あの子を止める手段は……いや、ないわけでもないな」


762 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:13:27 ID:???

何か策があるみたいな事を言ったフライハイトに、好奇心に瞳を輝かせた射命丸が前に歩む。
だがそこで……足をふらつかせて体勢を崩した。

魔理沙「おっと! なんだ大丈夫かよ?」

近くにいた魔理沙が慌てて支えると、射命丸は疲れてることや弱みを見せたのを恥じ入る表情をした。
魔理沙の腕から離れて、またすぐにいたって普通の顔して、平然とした態度をしてくる。

射命丸「あややこれは申し訳ないです。いやあ、さっきはちょっとトばしすぎましたかね?」
松山「いやっそのおかげで同点ですし(笑顔にも無理が見える。……かなり疲れてそうだな……)」
カペロマン「(足の痙攣上手く隠してるが……ハーフタイム挟むまで無理させられねえな)」

よく見ると、汗の量も多いし、疲労も色濃い。
追いついたはいいが、前半の残りでは、攻めは魔理沙ひとりに預ける形になると松山達は判断した。

松山「(ますます前半、またリードを広げられるわけにはいかなくなった)フライハイト」
フライハイト「ああ。話を続けるよ。あのフランって子、それに紅魔館の攻撃を止めるには……」


763 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:13:49 ID:???

先着で


フライハイトの提案 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ→「次の攻撃、ポブルセンは無視しよう」
ハート→「マツヤマと僕のポジションを代えよう」
スペード・クラブ→「……今はこのままでいいだろう」
JOKER、ダイヤ10以上→「あ、雨……!?」


764 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:14:36 ID:???
フライハイトの提案 →  JOKER

765 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:14:37 ID:???
フライハイトの提案 →  スペード2

766 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:14:55 ID:???
なにィ!!

767 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:15:49 ID:???
レミフラオワタww

768 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 22:17:55 ID:???
クラブAとJOKERがあちこちで大暴れですね……いやまいった。

769 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:22:28 ID:???
レミリア「防水スプレーをやったら(ry

770 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:23:17 ID:???
紅魔館はポブルセンにボールを集めるしかなくなったってことか。

771 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:24:20 ID:???
雨www

772 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:46:53 ID:???
どうでもいいけど原作に雨はダメって描写はどこにあったっけ?

773 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:50:33 ID:???
確か紅魔のEX。フランを外に出さないためにパッチェさんが雨降らせてる

774 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:55:05 ID:???
なるほど

775 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 22:55:55 ID:???
フライハイトが歓びのあまり壊れそうな予感(キャラ的な意味で)

776 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:02:04 ID:???
……という夢だったウサ

777 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:09:17 ID:???
まさかの雨

778 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/16(日) 23:48:00 ID:???
???「これで無双できますね!(ニコッ)」

779 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:54:51 ID:???

フライハイトの提案 →  JOKER
JOKER、ダイヤ10以上→「あ、雨……!?」



松山達が話し合ってる頃……
プレーが再開するまでの間に、観客席では萃香と紫も一進一退の試合展開について話に興じていた。

萃香「ぷはぁ〜〜……! いやあお山の妖怪が決勝で活躍すると嬉しいもんだねえ」
紫「いやだわそれって年寄りお婆ちゃんが孫の立身出世を喜んでるみたいよ?」
萃香「(なんでだろう紫にだけは言われたくないなぁ……)」

微妙に(無駄に)話に緊張感が出たりしたが、いたって暢気に二人の大妖怪は会話を続ける。
この二人が酒呑み話に花咲かせてる中で、紫の式達と、萃香の萃めた妖怪達もまた、陽気に宴会していた。

萃香「ところでさあ。もう試合も前半の半分過ぎたし……どっちが勝つか紫は目処ついて……んっ?」

萃香が、そろそろ試合が再開されるフィールドを見て、怪訝そうな顔つきをした。

紫「萃香? 急にどうしたの?」
萃香「いやさ……試合してるとこの大気中に……あ、ほら」

紫も気がついた。
フィールドの中で、強い魔法の気配……正確に言うなら、魔法の残滓の気配を感じる。
その魔法はやがて……誰にもわかる形で効果を露わにした。


780 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:55:22 ID:???

ポツ、ポッ……ザァァー……

松山「あ、これ……は?」

フライハイトの意見を待っていた松山は、最初は頬を打たれて何かと考えた。
やがてそれが水滴……雨だと気付いて、雨だ、と言おうとした時。

レミリア「あ、雨ですって!? まさかこんな……何故!? ぐぅっ!」
フラン「い、痛い! 痛い痛い痛いっ!!! お姉さま、痛い……!」

場にそぐわない、痛みを訴える悲鳴が聴こえた。
吃驚する間もなく、見たこともない程に狼狽した様子のメイド長が、紅魔側ベンチに向かって大声を上げる。

咲夜「誰か! 手の空いてるメイドは全員出て! お嬢様と妹様を……早く!」

わらわらと、紅魔館の組織の規模を窺わせる人数のメイド達が姿を現し……
雨に打たれ苦しむレミリアとフランを、まるで救命活動するかのように護送していく。
急な事態に、松山の思考は停滞し……カペロマンやフライハイトも事態が掴めないでいると。


781 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:56:01 ID:???

魔理沙「流れる水さ」
松山「え?」
魔理沙「伝承によくあるだろ? 吸血鬼は日光に弱い、十字架に弱い。……流れる水に弱いってさ」

松山達が目を瞠る。
これまで、レミリア達が吸血鬼とは散々聞かされてても
それが今こうして、御伽噺や伝承と結びつくとは考えもしなかったのだ。

魔理沙「この雨は……私が使った五行符の雨だぜ。永遠亭の秘術で強制的に破られたのが何の因果か……」

本来、紅魔館のパチュリーが決勝用に張った結界によって
外来から雨を降らせる秘術や奇跡などは効果を発揮しなくされていた。
例外があるとするなら、彼女自身が用意した五行の符などマジックアイテムだが……

魔理沙「私が準決勝に使ったからだろうな。パチュリーの奴、見逃したんだ。
     使われた符が日を置いてまた効果を発揮するなんて……誰にも想像つかない」


782 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:56:27 ID:???

半ばパニックに陥りかけてる頭で、魔理沙の話を整理するには時間がかかったが……
松山にも、今雨が降ってることは否応なくわかる。そればらばもうひとつ聞くべきことがある。

松山「じゃあこの雨は……霧雨なのか!?」

魔理沙は一度、ピッチの上空に再び出現した雨雲を見上げてから、答えた。

魔理沙「……ああ。全くレミリアはどんな運命の弄り方したんだか。なぁ!」

魔理沙が、松山の問いに答えながら、強い視線を紅魔ベンチに投げかける。
そこから、ひとりの少女が姿を見せた。紫色の髪に、病的に白い肌……パチュリー・ノーレッジ。
彼女もまた魔理沙を見つめながら、駆け寄ってきた小悪魔達に逐一指示しながら……ピッチの上に立つ。
この場においては、喘息を患う弱みなど一度として見せずに毅然として、パチュリーはこう言った。

パチュリー「私が聞きたいわ」


783 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:56:52 ID:???

*紅魔スカーレットムーンズが強制フォーメーションチェンジしました。


―――@――― 
―――A――― 
C――D――B 
――E―F―― 
――――――― 
――――――― 
――I―J―― 
――――――― 
―――G――― 
            

@アイン
A精鋭メイドDF
Bリリカ
C妹紅
D咲夜
E小悪魔(ショート)
F精鋭メイドMF
Gポブルセン
H
I小悪魔(ロングヘア)
Jパチュリー


784 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:57:18 ID:???

突然の雨、それは紅魔館には手酷く想定外の事態だったが……
咲夜とパチュリーの落ち着いた対応と根まわしにより、紅魔館は残る15分を10人で戦うことで纏まった。
そして混迷を極めた事態が収束されると、試合再開の笛が鳴らされる。

パチュリー「百年生きても、予想し得ないことは起こるものね」

キープレイヤー・レミリアの交代はできない。今は十人で試合に臨むしかない。
もはや形振り構っていられずに、紅魔スカーレットムーンズは、15分を守備偏重でいくしかない。
リスタートしたボールは、フランに代わり出場を余儀なくされたパチュリーが保持した。

パチュリー「今は……傷を広げないよう耐えるだけ。……そうはさせてくれないようだけど」

ボールを奪いに向かってくる松山、射命丸、フライハイトらを前にして……
パチュリーは時間稼ぎを開始した。


785 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:57:59 ID:???

先着4名様で


パチュリー→ ! card ドリブル 52+(カードの数値)=
松山→ ! card タックル 54 + (人数差+1) +(カードの数値)=
射命丸→ ! card タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリーが突破し、時間稼ぎ成功
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(魔理沙がフォロー)(鈴仙がフォロー)(小悪魔(ロングヘア)がフォロー)
≦−2→このまま追加点だ!


*松山のマークがダイヤかハートの場合、【鉄砲水タックル】(*補正+3)が発動します。
*フライハイトのマークがダイヤかハートの場合、【ハイドロプレンタックル】(*補正+8)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。



今日はここまで。
いやあまさかの展開に……なんていうかカード凄い


786 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:58:55 ID:???
パチュリー→  ハートK  ドリブル 52+(カードの数値)=
松山のタックル57に上がってませんでした?

787 :森崎名無しさん:2009/08/16(日) 23:59:09 ID:???
松山→  ハートQ  タックル 54 + (人数差+1) +(カードの数値)=

788 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:59:16 ID:???
あ、訂正します

789 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/16(日) 23:59:53 ID:???
松山→ ! card タックル 57 + (人数差+1) +(カードの数値)=
射命丸→ ! card タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=

790 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:01:17 ID:???
787は無効?

791 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 00:02:21 ID:???
すみません、>>789からもう一度お願いします。

792 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:02:33 ID:???
松山→  スペード8  タックル 57 + (人数差+1) +(カードの数値)=

793 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:04:31 ID:???
射命丸→  スペードQ  タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)=

794 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:05:08 ID:???
フライハイト→  クラブA  タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=

795 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:05:21 ID:???
フライハイト→ ! card タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)=

796 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:15:27 ID:???
乙でした。
まさか・・・決勝も虐殺試合に・・・

797 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:20:28 ID:???
流石に雨はハーフタイムには処置が施されるだろうと思うから
そこまでの差にはならないと思うけどね

・・・雨が止んだ後レミリアとフランが出てくれば、の話だが

798 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:24:06 ID:???
レミリアはともかくフランは完全に交代しちゃったからでれないんじゃね?

799 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:24:41 ID:???
交代という明確な線を引かれた以上フランはもう無理だろう。
レミリアは交代はしてないし、まぁいえば負傷でピッチで治療を受けてるみたいな状態だし雨さえ止めば戻ってくるだろうな

800 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 00:50:52 ID:???
そか、ピッチから出て代わりを出せばイコール交代ということになる訳か
だから紅魔館は10人という手段に出た、と

いずれにせよ紅魔館は圧倒的に厳しくなったんじゃないか?
○前半残りを10人で乗り切らなければいけない
○魔理沙の決死結界発動+雨の使者
○果たしてレミリアは戻って来れるか?戻ったとしてもノーダメージというわけには…

801 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 02:13:11 ID:???
シュートはポストに当たるわ、雨は降ってくるわでレミリア散々だな

802 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 19:25:09 ID:???
松山の主人公補正が全開で困るでござるの巻

803 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 21:34:16 ID:???

>>796-797
虐殺……あなたがたはカードの魔物の存在を信じますか?
>>798-799
レミリアは出場可能ですが、フランは交代したので出られません。(多分)
>>800-802
JOKERで敗北の次はポストとまさに散々。
同点持ち込まれてから、レミリアだけでなく紅魔館にも、めちゃくちゃ厳しい逆風吹いてきましたね。
ここぞで発揮される主人公補正というのは、頼もしいけど敵に回すと恐ろしすぎる。


パチュリー→  ハートK  ドリブル 52+(カードの数値)= 65
松山→  スペード8  タックル 57 + (人数差+1) +(カードの数値)= 66
射命丸→  スペードQ  タックル 47 + (人数差+1) +(カードの数値)= 60
フライハイト→  クラブA  タックル 55 + (人数差+1) +(カードの数値)= 57
≦1→魔理沙がフォロー


804 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 21:34:40 ID:???

松山「(巧い……スピードは不足してるけど、緩急のつけ方も持ち方も教科書通りだ)」

パチュリーのドリブルを見て、松山は素直に感嘆した。
まるで本に載っている模範的な動き。ボールも上手く動かしながら、距離を保ちボールキープする。
突然の雨にまだ戸惑ってるのか、フライハイトはかわされて、射命丸も疲れの影響か振り切られてしまった。
しかし二人抜きながらも、パチュリーは攻め入る気配を見せない。浅いところでキープに徹する構えだ。

松山「時間を稼ぐつもりだな……そうはさせない!」

見抜いて、息をつかせず松山が仕掛ける。
奪われないよう、安全に距離を取ってたパチュリーだったが
永遠亭と試合した時より格段に向上した松山の、速く鋭いタックルにボールを弾き出される。

パチュリー「やるわね……(ケホッ……まだ準備が)」

右手で口元を押さえて苦しげなパチュリーが、ボールの向かう先を見る。
松山が弾いたボールはこぼれて、丁度右側から攻めあがるところだった魔理沙と小悪魔の近くへ転がった。

魔理沙「(符の力なんか使わずに……なんて、感傷だな。)……んじゃ一点もらっとくぜ!」
小悪魔「(奪えなくてもいい。時間を稼がないと!)」


805 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 21:35:02 ID:???

先着2名様で


魔理沙→ ! card ドリブル 52+(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card タックル 48 + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→魔理沙が一気に突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(カペロマンがフォロー)(精鋭メイドMFがフォロー)(小悪魔(ショート)がフォロー)
≦−2→小悪魔の時間稼ぎ開始


*魔理沙のマークがダイヤかハートの場合、【強引なタックル退け】(*補正+3)が発動します。
*魔理沙の【強引なタックル退け】には、吹っ飛び係数2がついています。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


続きは遅れます。ひょっとしたら今日は更新できないかもしれません。


806 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:35:50 ID:???
魔理沙→  スペード8  ドリブル 52+(カードの数値)=

807 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:36:06 ID:???
小悪魔(ロング)→  クラブ4  タックル 48 + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)=

808 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:50:01 ID:???
紅魔館、とことん運に見放されているな。
時間稼ぎ出来ないなら、一層のこと、ポブルセンをワントップにして一か八かのカウンター狙うしかなさそうだ。

809 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 21:57:27 ID:9P8Nnkio
もうだめかもしれんね

810 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 22:12:49 ID:???
時止め連発して鳥かごやりゃ無敵だがな

811 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 22:59:40 ID:???

>>808-810
引きで苦しい試合展開はありますよね。
でもそれを乗り越え相手チームにも打ち勝ってこそ主人公チーム!

……あれ、何か変だぞ


魔理沙→  スペード8  ドリブル 52+(カードの数値)= 60
小悪魔(ロング)→  クラブ4  タックル 48 + (パチュリー補正+1) +(カードの数値)= 53
≧2→魔理沙が一気に突破!


奪いにいくよりも、時間を稼ごうとする小悪魔は、ドリブルするコースとスペースを必死で消していく。
しかしながら、霧雨の降る中での魔理沙の動きはそれを許す程甘くはなかった。

小悪魔「(真横になら行かせてもいい。完全に抜かせさえしなければ……)」
魔理沙「甘いぜ!」
小悪魔「え、え……っ?」

長い髪の小悪魔は物腰ほんわかだが、この窮地においては、やはり余裕を無くしている。
魔理沙が緩やかに横に動き、小悪魔がその前のコースを塞ぐより先に……
決死結界の発動で、それまでより速く鋭く、幅の広いステップで切り返して、魔理沙は小悪魔を引き離した。

魔理沙「よし中盤は抜けたぜ! あとは……」

大きく広がった前方の空間では、紅魔ペナルティエリア内に咲夜を始めとして6人も集まっている。
攻撃力を謳った紅魔館とは思えない守備に固まった布陣。残る10分と少々をなんとしても守り抜くつもりだ。

魔理沙「人数で固めたってシュート防げるとは限らないぜ?(とは思うがどうするかな)」


812 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 22:59:55 ID:???

先着で


魔理沙の判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「決まってるよな!?」
スペード・クラブ→「雨だし任せてみるとするか」
JOKER→ おや? うどんげの様子が……?


813 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:01:06 ID:???

魔理沙の判断 →  ハート10


814 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:01:06 ID:???
魔理沙の判断 →  スペードQ

815 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:35:46 ID:???
イーグルス接戦とか激戦とか全く無縁だな・・・
全部虐殺だ、適当に流して2ー0の試合とかあったけど

816 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 23:39:14 ID:???

魔理沙の判断 →  ハート10
ダイヤ・ハート→「決まってるよな!?」


魔理沙「(誰に預けもしない。私が決める!)」

魔理沙は凛とした眼差しで目標を定めて、バイタルエリアより数メートル離れた場所で止まった。
軸足で芝を掴むと、実況の声も、観客の歓声も、一切が聴こえなくなった。
シュートを撃つこの瞬間だけは、紅魔館との軋轢も、パチュリーとのすれ違いも、全てが白熱に埋没する。
発射間近な魔砲を迎え撃つは、因縁の始まりにも立ち合った紅魔館のメイド長。

咲夜「(私は誓った。お嬢様にもパチュリー様にも永遠亭の後追いはさせないと)来なさい白黒!」

先までの余裕と自信から来る威圧感とは、また別の強い想いで、咲夜はしっかりとシュートに備える。
咲夜の気持ちは、近くに控えるほかのDF達にも伝播した。

小悪魔(ショート)「お嬢様達を見守ってきたのはメイド長だけじゃないよ!」
妹紅「……ま、フランの事もある。ここで決めさせるのは私としても不本意だね」
リリカ「(痛いの嫌だな〜……けど、ここでやられるのはもっと……)」

他のDFたちも腹を括ると、それと同調したように、魔理沙が今現在最強のシュートを撃ち放つ!

魔理沙「――さぁ! 全員吹っ飛ばしてやるぜ!! これで……逆転だ!!!」


817 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/17(月) 23:39:50 ID:???

先着8名様で


魔理沙→ ! card ×2【ファイナルマスタースパーク】 62 +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card 【ブロック】 46 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
咲夜→ ! card 【ブロック】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
妹紅→ ! card 【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
リリカ→ ! card 【ブロック】 45 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
精鋭メイドMF→ ! card 【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
精鋭メイドDF→ ! card 【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
アイン→ ! card 【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=



MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 魔理沙の【ファイナルマスタースパーク】が紅魔守備を粉砕!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(射命丸がねじ込みに!)(カペロマンがサイドでフォロー!)(紅魔館のゴールキックに)
≦−2→ 咲夜「防いだ……! ここであれを使う!」


*【ファイナルマスタースパーク】には、吹っ飛ばした場合に対象のガッツを100減少させます。
*【ファイナルマスタースパーク】には、吹っ飛び係数2がついています。

*アインのマークがダイヤの場合、【サンダーバット】(*補正+3)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


今日はここまで。


818 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/17(月) 23:41:28 ID:???
魔理沙→  ハートQ ×2【ファイナルマスタースパーク】 62 +(カードの数値)=

これでっ!

819 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:41:54 ID:???
小悪魔(ショート)→  クラブ3  【ブロック】 46 + (人数補正+5) +(カードの数値)=


820 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:45:02 ID:???
咲夜→  クラブ10  【ブロック】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

821 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:47:10 ID:???
妹紅→  クラブ7  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

822 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:49:25 ID:???
リリカ→  クラブ10  【ブロック】 45 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

823 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:50:29 ID:???
精鋭メイドMF→  ハート6  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

824 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:54:01 ID:???
乙でした

精鋭メイドDF→  ハートA  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)=

825 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:58:03 ID:???
アイン→  クラブJ  【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)=
頼むぞっ!我が愛しのゲンコツちゃん!

826 :森崎名無しさん:2009/08/17(月) 23:59:28 ID:???
虐殺開始!

827 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:20:16 ID:???

>>825
アインの拳骨だってトキには勝てないこともある!
>>826
まだ慌てるような(ジェノサイド)時間じゃない。


魔理沙→  ハートQ ×2【ファイナルマスタースパーク】 62 +(カードの数値)= 86
小悪魔(ショート)→  クラブ3  【ブロック】 46 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 54
咲夜→  クラブ10  【ブロック】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 69
妹紅→  クラブ7  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 60
リリカ→  クラブ10  【ブロック】 45 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 60
精鋭メイドMF→  ハート6  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 59
精鋭メイドDF→  ハートA  【ブロック】 48 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 54
アイン→  クラブJ  【パンチング】 54 + (人数補正+5) +(カードの数値)= 70
≧2→ 魔理沙の【ファイナルマスタースパーク】が紅魔守備を粉砕!


828 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:21:00 ID:???

魔理沙の切り札発動を前にして、咲夜とアインは、永遠亭の試合の一場面を想起した。
名無しのGKを全く問題視せず吹っ飛ばした強力なシュートだったが……ブロック不可のレベルではない。
人数差を活かして壁を築けば防げると……実際にあの時の【ファイナルマスタースパーク】なら防げたろう。
しかしシュートの威力は一定ではない。この決勝を望んでいた魔理沙の集中は威力を一段高めていた。

咲夜「(迫力が……魔力が全然違う!?)」

それを認識しても、退く選択は最初から捨てている。
咲夜は、意識の片隅で「これは無理ね」と諦観が湧いたのに気がつきながらも、魔砲に身を晒した。
そして。途方もない衝撃と、自分が宙を舞う感覚とを味わい……笛の音を聴いた。


*守矢イーグルス 2−1 紅魔スカーレットムーンズ


829 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:21:30 ID:???

観客「イぃぃィ〜〜〜ヤッホウ! 魔理沙のゴールだ!!」「決勝でもやってくれると信じてたぜ!!」
観客「守矢のチームが優勝……できる?」「ああいけるぜ! 相手はエースもいない! イケイケだぜ!!」

苦しい時間帯を凌いでの同点、さらに逆転を果たした守矢イーグルスの優勢に、応援団が沸きに沸く。
そちらとは逆に、得点を決められた後の、紅魔館応援団の沈鬱もまた……とても大きいものだった。

観客「ああ……やられちまった」「れみりあおぜうさま〜……」
観客「雨……この雨さえ降らなきゃ……」「今頃は逆だったかもしれないのに……」

そのような観客の反応を他所に……霧雨の降るフィールドの上では、魔理沙がガッツポーズをしている。
放ったシュートは、反対側にまだ痕跡を残すフランドールのシュートと同じに、壁にめり込んでいた。
修繕に借り出された役員達が、またの手間や雨に愚痴をこぼす中で……パチュリーが静かに歩いてきた。

魔理沙「! ……決めてやったぜ。会心の出来だったろう?」
パチュリー「その通りね。だけど準備はできたから。……貴方たちに降る慈雨は、ここまでよ」

パチュリーが、胸の前でマジックサインを描いた。
程なくして、システムを変えた紅魔館側の、ペンタグラムの形にDFが配置された所の芝が仄かに光る。
連動して、ピッチの上空の雲が見る間にほつれて散っていく。最後にパチュリーが……

パチュリー『ディスペル』

一声と同時に、魔理沙の魔法使いとしての感覚は、符の魔力の完全な消失を確かめた。


830 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:22:08 ID:???

松山「雨が……それに魔理沙さん、雲が……」

近くにはいたが、魔理沙とパチュリーの会話に立ち入りにくかった松山が、雨雲の消失を見て声をかける。
パチュリーはもう一言も発さないで、咲夜と話があるからと、松山達の近くを離れた。

魔理沙「うむ消えちまったな、雲。見逃しても備えまでは怠らないのがあいつらしいっていうかな」

逆転できたし、消えたもんはしょうがないと、さばさばした口調で魔理沙も引き上げていく。
残された松山は、リリカを筆頭に痛みを訴えながら起き上がる紅魔DF達や、作業中の役員を見た。
前半の37分。プレーが中断してる間に松山は、することでもないかなあと周りを見て考える。

松山「(再開までは結構かかりそうだな。さて……?)」


831 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 19:22:33 ID:???

どうしますか?


A イーグルスの誰かに話しかけよう
B スカーレットムーンズの誰かに話しかけよう
C まだまだ油断はできない。残り時間誰かをマークしよう。
D イーグルスベンチに戻ってタオルの手配をしよう。
E その他 発言や行動を併記してください


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


出かけてきます。続きは後ほど。


832 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:35:32 ID:DhyFmvZk


833 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:38:02 ID:qzoQd+qg
B

834 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:43:38 ID:5njotoAQ


835 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 19:46:24 ID:ze1T9Vpg
C

836 :キャプテンレミリア ◆t2UAZ3G5UI :2009/08/18(火) 19:47:04 ID:DBHib4zw


837 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 22:15:58 ID:???

C まだまだ油断はできない。残り時間誰かをマークしよう。


松山「(そうだまだ油断しちゃいけない。チームで一番タックルが強いのは俺だから
     チームで一番タックルが強いのは俺だからっ! こういう場面で頑張らないとな、おー!)」

早苗「八坂様、洩矢様」
諏訪子「ん? どしたの早苗?」

雨音に合わせて歌でも歌いそうだった諏訪子は、ふいに早苗が自分の名前を呼んだのに反応した。
雨が降ってきたので、濡れて戻るみんなのために信徒にタオルの調達を頼んできた神奈子も、返事をする。

早苗「松山君が変です。たまには真面目そうにしてると思ったら今度は急にへらっと笑って
   そしたらまた今度は頷きまくりで……どこかに頭をぶつけたんでしょうか?」
神奈子「……あのね、早苗? 早苗はまだわからないだろうけど、若い内はそういう時もあるっていうか」
諏訪子「そ、そうだねそれより逆転したのを喜ぼうよ、ね、ほら」

この様に自分の挙行で守矢一行がベンチで騒がしくしてるなど露知らずに、松山はマークする相手を定めた。


838 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 22:16:10 ID:???

誰をマークしますか?


A レミリア
B パチュリー
C ポブルセン
D 小悪魔(ロング)
E 小悪魔(ショート)
F 精鋭メイドMF


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


839 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:18:30 ID:u9dtcL5A


840 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:18:51 ID:7IHyr3HQ
B

841 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:20:38 ID:???
あれ?レミリア戻るのは確定?

842 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:20:43 ID:qzoQd+qg
B

843 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:21:50 ID:67aZyrBM
A

844 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:25:17 ID:???
交代はしてないからな。
ちょっと考えればわかる事だぜ。
雨も止んだし

845 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:25:22 ID:5njotoAQ


846 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:26:23 ID:KHtv3zDM


847 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:30:47 ID:???
戻るのはともかく、どんな状態で戻ってくるかだな


848 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 22:33:29 ID:???
前半の間は、レミリアには(雨の影響! dice)がかかります。

849 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:34:13 ID:LwOWcLuA
A

850 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 22:43:36 ID:RJSoIJkw


851 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 23:29:44 ID:???

A レミリア



松山「(今のスカーレットムーンズの状態だと、警戒するべきなのはポブルセン……?
    だけどシュートも直接見てはないし、タックルも良くはなかったしな。やっぱりパチュリーさん)」

ワァアアアアアアアアアアアアッッ!!!!

松山「をっ!?」

突然、スタジアムの北側、紅魔館の応援団がまとまっているところから大きな歓声。
その理由については、すぐ思い当たった。スカーレットムーンズベンチから、小さな影が出てきた。
言わずと知れたキャプテンにしてエースのレミリア・スカーレットが、優雅な歩調でピッチに戻る。

レミリア「数々の弱点の雨を克服して私は帰ってきたわ。このグラウンドに再び……」

まるで数年来、病気に取り付かれてサッカーから離れてた少年の芝居をしてるみたいな物言いをする。
色んな意味で見かねて、不満げな吸血鬼の友人さんが、冷静に突っ込み入れた。

パチュリー「何言ってるのかさっぱりよレミィ。……全くもう」
レミリア「うるさいうるさい。ああっ私のいない間に逆転までされてるじゃないの」

守矢の一点リードが記されたスコアボードを見て、当り散らすレミリアに雨のダメージは見られない。
しかしそれは表面上なのか、メイド長の咲夜の顔には、主に対して気遣わしげな色があった。
もっとも、そうしてるのは彼女だけで、他のメンバーはレミリアの復帰に心から安堵している。

松山「(レミリアさんが戻ってきたのか。……向こうの精神的な柱をノーマークにはできないな)」

それにまして、さっきはポストを叩いたとはいえ得点ランクのトップだ。
松山はレミリアを抑えることに決めると、あとの時間は精神を集中させることに使った。


852 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 23:30:06 ID:???

―――@――― 
―――A――― 
C――D――B 
――――――― 
―E―――F― 
―――I――― 
――――――― 
―J――――― 
――G―H―― 
            

@アイン
A精鋭メイドDF
Bリリカ
C妹紅
D咲夜
E小悪魔
F精鋭メイドMF
Gポブルセン
Hレミリア
I小悪魔(ロングヘア)
Jパチュリー


853 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 23:30:53 ID:???

ただちに紅魔スカーレットムーンズは、フォーメーションを再々変更。
精鋭メイドFがボランチに。彼女が元いた場所には、パチュリーが配置された。

パチュリー「これで……ゴホッ、あの子が抜けた穴もどうにかなるわ」
レミリア「ああ不本意だ。まるで運命の呪いだ。どうして私がこいつと並び立たなければいけないの」
ポブルセン「(……)」

そこで噛み付いてくるかと思われたポブルセンが、信じ難いことに沈黙を守った。
レミリアが、さっき松山を見てた早苗みたいな視線で、いやより過激な行動で正気を確かめようとまでしたが
ゴールネットの補修も終わり、試合再開が近づいて、レミリアをはじめにメンバーは散っていく。

ピィイイイッッ!

ホイッスルが鳴って、何度目かの中断から試合が再開される。
ボールのホルダーは、パチュリー。やはり丁寧な教本通りなボールの持ち方で、ゆったりと運ぶ。

パチュリー「(残りの時間を考えると、こちらのシュートで終わって、なおかつ同点が最上だわね
        そのために、もっとも効率よく点を取る方法は……)」


854 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 23:31:58 ID:???

先着で


パチュリーの判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「ちゃんとわかってるんだから。弱点は左サイド」
スペード・クラブ→「外来人に働いてもらおうかしら」
JOKER→ レミリアとパチュリーのコンビプレイか!?


855 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 23:32:21 ID:???
パチュリーの判断 →  スペード8

856 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 23:32:48 ID:???
パチュリーの判断 →  ハート2

857 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 23:55:48 ID:???

パチュリーの判断 →  スペード8
スペード・クラブ→「外来人に頑張ってもらおうかしら」


パチュリー「(今のレミィは万全じゃないわ。ろくに働いてない助っ人に回すべきね……)」

パチュリーは至極妥当な判断として、左のFWにポジションチェンジしたポブルセンにボールをはたいた。
意外というべきか、紅魔館で唯一、ポブルセンに悪感情を抱いてない人物がパチュリーだった。
普段、読書など好まないポブルセンは、初来訪時から黴臭いと文句をつけた図書館には寄り付きもせず……
紅魔館の門と地下室を除くと、パチュリーのいる図書館だけが平穏無事でいられた。

パチュリー「(咲夜が切れて妹様の遊び相手にしましょうなんて言い出した時は大騒ぎだったわね……)」

メイド長の苦労は偲ばれたが、契約は既にかわされており、また契約は絶対だ。
もしこの試合で、ポブルセンが守矢の外来人にやられたままで終わるとすれば、咲夜の苦労は全くの……

パチュリー「(無駄、ね……さてどうなるかしら)」

ボールを受けたポブルセンは、薄気味悪いほど静かに……ドリブルを開始した。
そして松山達と距離が狭まった時、顔を上げた彼の取った行動は……


858 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/18(火) 23:58:24 ID:???

先着で


ポブルセンの判断? → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「先に同点にしてやらあ!」
スペード・クラブ→「今度こそマツヤマを吹っ飛ばしてやるぜ!!」
JOKER→ ポブルセン「愛と平和……なんて素晴らしいんだ!」


今日はここまで。
こちらでもミスコンの場所を。

http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi


859 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 23:58:59 ID:???
ポブルセンの判断? →  スペードK

860 :森崎名無しさん:2009/08/18(火) 23:59:06 ID:???
ポブルセンの判断? →  スペード5

861 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 21:25:06 ID:???

ポブルセンの判断? →  スペードK
スペード・クラブ→「今度こそマツヤマを吹っ飛ばしてやるぜ!!」


再開と同時に、前半はワンチャンスしかないと判断したレミリアは他に目をくれず上がっていく。
そしてエリア内でレティにまとわりつかれつつ、肩越しに振り返って味方の様子を窺うと……

レミリア「(……? 何なの? アイツのドリブルにしては静かだし。パスも出すわけでもない)」

ボールを持ったというのに、それまでと比べて大人しいことを訝しむレミリア。
ポブルセンは感情を消したまま、力無いドリブルでジリジリと上がっていく。
残す距離は3メートル程まで松山と接近したところで、猛獣の魂を吹き込まれたように表情を一変させた。

ポブルセン「…………マツヤマァァ……アアアーーー!!!」

火口からマグマが噴き出すような。名指しの激しい叫び声を張り上げポブルセンが猛然と仕掛ける。
それを旧知のカペロマン、先程の暴走を見ていたフライハイトは読んでいた。
左からフライハイト、カペロマンは右から……ポブルセンを囲むように動き出していた。
誘い込まれたことを知っても止まらない。ポブルセンの血走った目が映すのはあくまで松山だけ。

ポブルセン「三下共は引っ込みやがれ!! マァツヤマァァア!!!!」

激発してようと、ポブルセンのダイナミズムなパワードリブルは圧巻。
人数の優位を上手く利用しようと考えるフライハイトが、珍しく松山に軽口を叩いた。

フライハイト「……すっかり気に入られたねマツヤマ」
松山「(うぅ……嬉しくない)」
カペロマン「三下だと!? 唯我独尊野郎が人を十把一絡げ扱いするんじゃねえ!!」


862 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 21:26:39 ID:???

先着4名様で


ポブルセン→ ! card ドリブル 54+(カードの数値)=
松山→ ! card タックル 57 + (マーク補正-3) + (人数補正+2) +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
カペロマン→ ! card タックル 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→「今度は赤い巫女を吹き飛ばしてやる!!」
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンが吹っ飛ばす)(ポブルセンが吹っ飛ばす)(ポブルセンが吹っ飛ばす)
≦−2→ イーグルス外来人トリオがボールを奪う!


*松山のマークがダイヤかハートの場合、【鉄砲水タックル】(*補正+3)が発動します。
*ポブルセンのマークがダイヤかハートの場合、【フレームドリブル】(*補正+6)が発動します。

*【鉄砲水タックル】には、吹っ飛び係数3がついています。


【Explosion】

ポブルセンが一対一で敗北すると発動。
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


863 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 21:28:08 ID:???
ポブルセン→  ハート6  ドリブル 54+(カードの数値)=

864 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 21:30:19 ID:???
松山→  スペード5  タックル 57 + (マーク補正-3) + (人数補正+2) +(カードの数値)=

865 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 21:31:13 ID:???
フライハイト→  ダイヤ4  タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

866 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 21:39:55 ID:???
カペロマン→ ダイヤ10  タックル 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

867 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 21:46:29 ID:???
必殺ドリブルやり過ぎだろ・・・
吹き飛ばしスキルと合わせたらほぼ無敵だ。
すぐ退場になりそうだが

868 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 22:43:19 ID:???

>>867
ポブルセンの必殺技情報は、大分経ってますが詳細判明してましたので。
反則の可能性が大きいかわりに、非情に強力になってます。


ポブルセン→  ハート6  ドリブル 54 + (+6) +(カードの数値)= 66
松山→  スペード5  タックル 57 + (マーク補正-3) + (人数補正+2) +(カードの数値)= 61
フライハイト→  ダイヤ4  タックル 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 57
カペロマン→ ダイヤ10  タックル 46 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 58
≧2→「今度は赤い巫女を吹き飛ばしてやる!!」


そのドリブルを見て、誰が【フレームドリブル】と名付けたか。

ポブルセン「どけえッ!!」
フライハイト「グホッ!?(な、なんて荒々しさとパワーだ……!?)」

常に反則スレスレの、豪腕、鍛え抜かれた四肢で相手を寄せ付けず、逆に強引に吹き飛ばして突破する。
力を頼みにしたドリブルだが、相手の弱所を見抜いてそこを突き吹き飛ばす巧みさもある。

カペロマン「フライハイト! ……この野郎!」
ポブルセン「三下がァ! すっこんでろッ!!」

フィールドに真っ直ぐ火柱が走るような激しい中央突破に、カペロマンもまるで太刀打ちできない。
松山も挑むが、それを待ち構えたようにポブルセンはより激しく力を注ぎ、豪腕で松山の動きを封じる。

松山「くっ、だけどもう少しで……」
ポブルセン「ククッ」
松山「……!?」


869 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 22:44:59 ID:???

耳に突然、ポブルセンの低い哂いが聴こえた。
彼の豪腕が異様に盛り上がり、体温が急激に上昇したかの如く熱を帯びる。
高く上背のあるポブルセンが松山を見下ろして、心の底から愉快げに哄笑した。

ポブルセン「やっぱこの程度かい? 数揃えてきた甘えん坊のジャパニーズ坊やはよォ!!!」
松山「〜〜ッ!!」

侮蔑に反論を返す余裕もない。
同じように芝踏みしめてプレーしてるとは思えない、凶悪なまでの力強さと圧力に耐えるしかできない。
そんな努力も滑稽だといわんばかりに、ポブルセンの膂力は底知れず、強引に松山を払い退けた。

ポブルセン「雑魚が……邪魔だ、退けッッ!!!」

ポブルセン一人で、イーグルスの助っ人を全員吹き飛ばした。
観客達がどよめく。イーグルスの中盤は、永遠亭の攻めを沈黙させた実績を知ってるだけに衝撃が大きい。
その反応を肌で感じたポブルセンは、鬱憤が晴れたように笑い続けたまま攻め込む。

ポブルセン「や〜っと万事道理が正常に戻ったぜ……さぁて巫女にも虚仮にされた礼……返してやる!!」

幻想郷ではそう感じることもない、負の感情が迫るのを霊夢は感じた。

霊夢「(なんかビリビリと。来る……!?)」

バイタルエリアまで止める者はなく、PA内のレミリアが何事か叫ぶが最初から聞き入れる気などない。
ここに来て、クラブチーム所属の若輩でありながら、ドイツの殺し屋と謂わしめる彼がナイフを振りかざす。
サッカーというスポーツに似つかわしくない、殺意めいた感情が、シュートの形で発露する。


870 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 22:45:58 ID:???

【マーダーショット】 そのシュートを見て、誰がその名前を名付けたか。

ポブルセン「  K  I  L  L  !  」




先着4名様で


ポブルセン→ ! card 【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
にとり→ ! card 【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ ポブルセン笑いが止まらぬ中、【マーダーショット】で同点に!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(レミリアがねじ込みに!)(スカーレットムーンズの左CK)(雛がクリアーして幽々子に渡る!)
≦−2→ イーグルス、好守でピンチ脱出!


871 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 22:46:12 ID:???

*霊夢の判断が10〜4の場合【博麗大結界】
*3〜2の場合【パンチング】1の場合【キャッチング】になります。

*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。

*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます


【Explosion】

ポブルセンが一対一で敗北すると発動。
激昂して全ての行動に、相手を吹き飛ばす意志を込める。
1差で競り勝った相手でも吹っ飛ばして無理矢理勝利する。
互いのマークがクラブ、スペードの場合で、攻撃側守備側関係なく反則を受ける。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


872 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 22:49:42 ID:???
ポブルセン→  ダイヤ4  【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=

873 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 22:49:43 ID:???
ポブルセン→  スペード10  【マーダーショット】 62 +(カードの数値)=

874 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 22:49:55 ID:???
レティ→  スペード9  【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=


875 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 22:50:08 ID:???
レティ→  クラブ3  【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

876 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 22:50:32 ID:???
にとり→  スペード2  【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

877 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 22:53:54 ID:???
霊夢の判断 →  2
霊夢→  ハートA  【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=



878 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 23:40:41 ID:???
霊夢の引きが危なっかしすぎてハラハラするわ・・・

879 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 23:44:04 ID:???
ん? 1差だと敗北なのでは?

880 :森崎名無しさん:2009/08/19(水) 23:44:58 ID:???
ごめん、人数補正見てなかった。忘れてくれ

881 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 23:53:40 ID:???

ポブルセン→  ダイヤ4  【マーダーショット】 62 + (ブロック-1) +(カードの数値)= 65
レティ→  スペード9  【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 62
にとり→  スペード2  【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 51
霊夢の判断 →  2
霊夢→  ハートA  【パンチング】 64 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 67
≦−2→ イーグルス、好守でピンチ脱出!


バイタルエリアに入ったポブルセン。
ドリブルにせよシュートにせよ、好きにやらせるわけにはいかず、レティは正面から向かっていく。
それには迷いはなかったが、松山達が抜かれた光景が頭の片隅に過ぎる。

レティ「(あのドリブルは……幻想郷勢力の主人クラスの……)」

この決勝まで勝ち上がったイーグルスDFの中核を務めてきて……
レティ・ホワイトロックは自分の実力が大きく上がったのを自覚してはいる。
それでも松山達を純粋なパワーのみで抜き果たしたポブルセンには、敵わないと冷静に認めた。

レティ「(それでも座して冬の到来待つのは人間だってしないわ。やってみるだけは……!)」

そこでポブルセンがドリブルの流れから、流れを変えて止まると足を振り上げる。
シュート!? そうレティが判断し、ブロックの構えに移るが……
足の振りが速い。殺傷用のナイフを躊躇いせず振り下ろすのはこんな風かと、レティは場違いに考えた。


882 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 23:53:59 ID:???

ポブルセン「くらえマーダーショットォ!!!!」

紅魔側の外来の助っ人、ポブルセンの必殺シュートがレティを直撃する。
スペルカードを使っての守りをする暇もなくレティは吹き飛ばされた。同じく飛び込んできたにとりもだ。
二人のDFを吹き飛ばして、シュートの向かう先は、厳しいゴール左下の隅。
右側寄りだったあの巫女が飛んでも届くはずがない。得点を確信する。

ポブルセン「(甘ェ甘ェッ!!! てめえらなぞオレのシュートを止められる訳ゃねえだろうが!!!)」

巫女を吹き飛ばせなかったのは残念だがよ! 炎が燃え盛るように豪笑してたポブルセン。
しかし次に表情が凍りつく。突如としてシュートのコースに……紅白の巫女がで飛びついていた。
怯みもせずに細腕ながらの拳を固めて、ボールを打つ! 微かな苦悶が霊夢の顔に現れた。

霊夢「くっ、この、ぉっ……!」

思った以上のシュートの威力に、霊夢の腕に痺れが走る。
呼気。シュートの威力に負けじと、ブラウンの瞳をいっぱいに見開き抵抗する。
それが実り、僅かにシュートの軌道を変え……イーグルスのゴールキックになるかというところで。

雛「厄の後に幸あれ。いきますよっカウンターです!」

紅魔スカーレットムーンズの多くが攻め上がっている。雛は強引にでもプレーを切らさないことを選択。
得意のシュートを防がれたポブルセンが、のろのろと視線を後方へ送ると、レミリアが高速で下がっていく。
そうしてボールはそのまま、フライハイトの足元に収まった。

松山「霊夢さん達の頑張りでピンチは凌いだ……! 追加点のチャンスだぞ。どう攻める!?」


883 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/19(水) 23:54:41 ID:???

どうしますか?


A 俺だ! 俺にもってこい!
B ワンツーで突破だ!
C フライハイトに任せてうごかない!
D サイドアタックさせてうごかない!(*左右どちらか併記してください)
E 残り時間少ないが……『ワイルドイーグル』モードに!
F その他、発言や行動を選択してください。


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。



今日はここまで。

ミスコン投票はこちら。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi

巫女の人気は廃れないのか……!?


884 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/20(木) 00:09:18 ID:YBeWGk9o
E

885 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 00:35:48 ID:fhrVJNAA


886 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 00:40:08 ID:EjkUaLRo


887 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 00:57:16 ID:aydHf1u6
B

888 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 01:27:10 ID:DFkIJduQ


889 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 01:29:10 ID:5qAZKZgU
B

890 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 20:58:39 ID:???

B ワンツーで突破だ!


視線を傾け、残り時間を確認した松山は、ここでワンツーで自らボールを運ぶことに。

松山「俺とフライハイトでボールを運ぶ! カペロマンと幽々子さんも上がるんだ! 鈴仙さんはえぇと」

そこで口ごもってしまったのを、鈴仙の耳は逃さない。看過できず抗議する。

鈴仙「なっ何よそれ!? 私も上がるわよ、いいわね!?」
松山「あ〜……うん、頑張って」
鈴仙「(ひどっ! このキャプテンもナチュラルに酷いです師匠……!)」

鈴仙は思った。 自分にかけてる期待感の薄さをあっさり読み取らせるのはわざとなんじゃないかなと。
試合中でなければ、納得いくまで問い詰めたいすごく問い詰めたいところだったが。
保留して膨れ顔して、鈴仙が上がるのを最後迄は見ずに、松山はフライハイトとのパスワークで突破を図る。

松山「? 何だよフライハイト、顔に何かついてるのか?」
フライハイト「いや問題ないよ。(ある意味チームに良い影響を及ぼしてるようだし)」

これまで、マツヤマの素直すぎる発言や行動が、チームに大なり小なりの波紋を拡げてきた。
しかし空中分解はせず、マツヤマはキャプテンとして、チームを決勝まで引っ張ってきた。
栄冠まで残る障害は少ない。フライハイトは柔らかなタッチでパス交換しながら、今更の様に思う。

フライハイト「(僕はこのチームで優勝したい。追加点、何としても取るぞ……!)」
パチュリー「……ケホッ」


891 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 20:59:07 ID:???

先着6名様で


松山→ ! card 【ワンツー】 56 +(カードの数値)=
フライハイト→ ! card 【ワンツー】 52 +(カードの数値)=
パチュリー→ ! card 【パスカット】 55 + (人数補正+3) +(カードの数値)=
小悪魔(ロング)→ ! card 【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+4) +(カードの数値)=
小悪魔(ショート)→ ! card 【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+4) +(カードの数値)=
精鋭メイドMF→ ! card 【パスカット】 48 + (人数補正+3) +(カードの数値)=



MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ 松山とフライハイトが突破! 行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(幽々子がフォロー)(こぼれ球・ランダム)(レミリアがフォロー)
≦−2→ 紅魔館、パチュリーを中心にボールカット!


*フライハイトのマークがダイヤかハートの場合、【レインボーパス】(*補正+4)が発動します。
*パチュリーのマークがスペードの場合、【エメラルドメガロポリス】(*補正+4)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


892 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 20:59:40 ID:???
松山→  クラブ10 【ワンツー】 56 +(カードの数値)=

893 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 21:00:13 ID:???
フライハイト→  スペード2  【ワンツー】 52 +(カードの数値)=

894 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 21:00:39 ID:???
パチュリー→  クラブ9  【パスカット】 55 + (人数補正+3) +(カードの数値)=

895 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/20(木) 21:04:05 ID:???
小悪魔(ロング)→  スペード5  【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+4) +(カードの数値)=

896 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 21:14:57 ID:/Ou/wAxg
小悪魔(ショート)→  JOKER  【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+4) +(カードの数値)=

897 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 21:35:32 ID:???
精鋭メイドMF→  JOKER  【パスカット】 48 + (人数補正+3) +(カードの数値)=

898 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 21:36:13 ID:???
なんと!?

899 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 21:36:16 ID:???
なにこれ!?

900 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:00:55 ID:???
この試合のフライハイトのやる気のなさは異常

901 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:13:23 ID:???

>>900
天の声「雨が降ったときに湿ってしまったのじゃろうか」


松山→  クラブ10 【ワンツー】 56 +(カードの数値)= 66
フライハイト→  スペード2  【ワンツー】 52 +(カードの数値)= 54
パチュリー→  クラブ9  【パスカット】 55 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 67
小悪魔(ロング)→  スペード5  【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+4) +(カードの数値)= 54
小悪魔(ショート)→  JOKER  【パスカット】 45 + (パチュリー人数差補正+4) +(カードの数値)= 64!
精鋭メイドMF→  JOKER  【パスカット】 48 + (人数補正+3) +(カードの数値)= 66!
≦−1→ レミリアがフォロー


902 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:13:56 ID:???

試合で何度も実践されてきた松山とフライハイトのワンツーは、高度なレベルに達していた。
特殊な能力を使わなくとも、熟練した技巧と連携でカバーして、中盤を突破しようとする。
その中で、フライハイトがドライブパスとは違う速度重視の順回転させたパスを放った時に……

小悪魔(ショート)「(このスピンは……パチュリー様!)」
パチュリー「……(コクリ)」

知らぬ事とはいえ、フライハイトは迂闊だった。
何気ない判断で出したそのパスは、大図書館の本で小悪魔達が身に着けた彼女達の得意なパスだった。
そのため、いちはやくパス種類を看破した小悪魔は、使い魔と主人の交信でパチュリーに情報を伝える。
たとえそれが分かっても、フライハイトのパスは並の選手にカットできない高度なものだったが……

パチュリー「鋭い……でも弾くだけなら」

喘息を患っていても、パチュリーにはそれをカバーできる知恵と知識と、この決勝戦への備えがあった。
緩慢な動作を感じさせないパスコースへの割り込みによって、ボールは弾かれ、精鋭メイドがボールを拾う。
そこからの精鋭メイドの動き出しもまたそつがない。松山がカバーする間もなく、レミリアにボールが渡った。


903 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:14:39 ID:???

レミリア「さすがよパチェ! 小悪魔にメイドもよくやってくれたわ!
ワンツーに自信を持ってたようだけど仇になったわね!?」

労いと、失策を強調させて、レミリアは反転した。
にんまり笑う。それもその筈。前にあるのは、守備の人数も殆どいない広大なスペース。
ワンチャンスと思ってたところに転がり込んだ同点のチャンス! レミリアは紅い弾丸となって駆け抜ける。
突拍子もなく迎えた再度のピンチに、イーグルス守備陣が慌てふためく。

レティ「あらららこれはまずいわね」
霊夢「何やってるのよ光! と……料理の上手い奴! (う……まだ手が痺れてる)」
にとり「落ち着くんだよ霊夢! (とはいえピンチだよこれ! 霊夢のセービングでも一対一にされたら!)」

能力こそ傑出してるが、急遽GK出場の霊夢に代わって、にとりが守備策を考える。
しかし圧倒的に時間が足りない。レミリアはトップスピードで、見る間にゴールに迫ってくる。

雛「わ、私がタックルで止めにいきます! その間にエリアを固めてください!」
にとり「レティは動かせないしそれしかないよね! 頼んだよ厄神様!」

朝の練習で、タックル技術を磨いた雛がレミリアを阻みに。できなくても遅らせに向かう。
しかしそれを何ら障害とも思わない傲慢さで、スピードは緩む気配も感じられない。

レミリア「退きなさいッ! ここで邪魔するなら羽虫でも容赦しないわよ!?」


904 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:14:58 ID:???

先着2名様で


レミリア→ ! card ドリブル 53 +(カードの数値)=
雛→ ! card タックル 52 +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→レミリアが突破して、深く入り込んで行動選択!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(こぼれ球・ランダム)(紅魔館のスローイン)(ポブルセンがフォロー)
≦−2→ 吸血鬼だって厄には憑かれる!


*レミリアのマークがダイヤかハートの場合、【不夜城レッド】(*補正+4)が発動します。
*雛のマークがダイヤの場合、【ペインフロー】(*相手補正-2)が発動します。


補足・補正については>>30-31を参照してください。


*霊夢、にとり、レティ、雛の評価値が下がりました


905 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:15:43 ID:???
レミリア→  ハートJ  ドリブル 53 +(カードの数値)=

906 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:15:53 ID:???
雛→  ハート9  タックル 52 +(カードの数値)=

907 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:16:58 ID:???

なんだか思い出す2連続JOKER……結果が敗北でも無視はできないですね。

ここでJOKERの扱いについて投票します。


A 小悪魔驚異の二段階変身!()
B 精鋭メイドF、覚醒+名有り昇格!
C 手ごわくなるし無効にしようぜ!
D その他 希望のJOKERの使い方などあれば


*AとBは後半からの覚醒となります。
*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


908 :キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/08/20(木) 22:31:37 ID:yDYmRkGc
D 小悪魔の可愛さが怒涛のレベルアップ

909 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:33:57 ID:lNd//E0s


910 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:35:43 ID:RmeXtjKI
A

911 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:36:51 ID:GJwtQFJo
D 小悪魔?違うな…私は超小悪魔だ!

912 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:39:29 ID:5qAZKZgU
D
>>911

913 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:39:58 ID:u83xO9+Q
D >>908

914 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/20(木) 22:40:09 ID:YBeWGk9o
D
>>911

小悪魔カスタム

915 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 22:41:51 ID:???
超小悪魔……スーパーデビル?

たしかシールにそういうのが……

916 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:43:17 ID:???
ポブルセンをリストラしてサンタマリアを入れるわけですね

917 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:46:03 ID:aydHf1u6
D
>>908

918 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 22:50:49 ID:uSnZYwMc
B

919 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 23:09:11 ID:???
う〜ん。
>>908>>911の詳しい希望を先に聞いておくべきでしょうか

920 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 23:09:20 ID:2KtF9dc6


921 :917:2009/08/20(木) 23:26:06 ID:aydHf1u6
Bに変更で・・・

922 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 23:31:11 ID:???

>>921
了解しましたー
B 精鋭メイドF、覚醒+名有り昇格!
で決定しました。
でもスーパーデビルとかサタンマリアとかネタ拾っておきます。



レミリア→  ハートJ  ドリブル 53 + (+4) +(カードの数値)= 68
雛→  ハート9  タックル 52 +(カードの数値)= 61
≧2→レミリアが突破して、深く入り込んで行動選択!


雛「ここで食い止めませんと……」
レミリア「退け、と」

体中が真紅に染め抜かれたレミリアと間近まで接近して、雛は勇敢にタックルしたが

レミリア「言ったはずよッ!!」

いくら厄の神といっても、吸血鬼であるレミリアとの身体能力差はやはり大きい。
上がった技巧を発揮することも叶わずに、飛ばされ芝生をクルクル回転していく。
レミリアは、降りかかる災厄なんてもう沢山だと鼻を鳴らし、牙を剥き出して本音で吼えた!

レミリア「いくわよ霊夢!(チームのために今こそ決めるわ!)」


923 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/20(木) 23:33:45 ID:???

先着で


レミリアの判断 → ! card


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。


ダイヤ・ハート→「ドリブルで抜く!」
スペード・クラブ→「当然シュートよ!」(*雨の影響ペナルティ有り)
JOKER→ 「霊夢がどんなセービングをしようと関係のないシュートを思いついたわ!」



今日はここまで。

ミスコン投票はこちらですー。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi

精鋭メイドFの名前も募集します。できれば性格付けも同時にお願いします。


924 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 23:35:12 ID:???
レミリアの判断 → クラブ5

925 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 23:40:26 ID:???
乙でした

精鋭メイドFの名前 メイド・イン・セブン

性格 何かあると素数を数えて落ち着く癖がある

926 :森崎名無しさん:2009/08/20(木) 23:47:11 ID:???
精鋭メイドF ロザリア

密にメイド長の座を狙っている野心家。努力を怠らない。ポブルセンが気になるが、公言できないでいる。

927 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 00:04:23 ID:???
精鋭メイドF 七転抜刀

誰とでも打ち解けられるが、深い付き合いはしない。
その辺りをメイド向きと評価され、咲夜に気に入られている。

928 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 05:13:45 ID:???
精鋭メイドFの名前 ナナオ

性格 普段は控えめな態度で目立たないがよく気が付くタイプでフォロー上手

929 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 12:45:06 ID:LPxcgK3k
ナナコ
アラフォー
雑用全般を担当。周りからはお母さんと呼ばれているが
その度にちっちゃな傷が。。
獲物は某FFキャラから盗んだ包丁

930 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 20:23:14 ID:???

メイド・イン・セブン
性格 何かあると素数を数えて落ち着く癖がある

ロザリア
密にメイド長の座を狙っている野心家。努力を怠らない。ポブルセンが気になるが、公言できないでいる。

七転抜刀
誰とでも打ち解けられるが、深い付き合いはしない。
その辺りをメイド向きと評価され、咲夜に気に入られている。

ナナオ
性格 普段は控えめな態度で目立たないがよく気が付くタイプでフォロー上手

ナナコ
雑用全般を担当。周りからはお母さんと呼ばれているが
その度にちっちゃな傷が。。
獲物は某FFキャラから盗んだ包丁


以上で締め切ります。ありがとうございました。
ハーフタイムの投票で決定したいと思います。


931 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 20:27:45 ID:???

レミリアの判断 → クラブ5
スペード・クラブ→「当然シュートよ!」(*雨の影響ペナルティ有り)


必勝を期すなら、全力出し切れない状態で無理に必殺シュートなんて撃つべきじゃない。
幼く見えてもレミリアは人より遥かに齢を重ねた吸血鬼だ。
後半もある上に、相手のキーパは霊夢。ゴールを決められる可能性が少ないことなんて承知していたが……
ポストに雨と……不愉快な事象を重ねられたレミリアは、己のプライドを優先した。

レミリア「それにね……弾幕でもシュートでも、外した時なんて考えたりしないものよ!」

利き足を振り上げると、与える迫力とプレッシャーでなのか、小柄な体が一回り大きく見える。
吸血鬼ならではの強い脚力と魔力を併せてはじめて可能なシュート。【マスターオブレッドサン】。
それも二度目で、しかも至近距離。霊夢の表情にも余裕が消えている。まして今は……

霊夢「(まだ左手の感覚がっ……)」

ポブルセンのシュートを受けた時から腕の痺れを感じる霊夢は、キャッチせず弾く意思を固めた。


932 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 20:28:36 ID:???

先着4名様で


レミリア→ ! card 【マスターオブレッドサン】 66 + (雨の影響! dice) (カードの数値)=
レティ→ ! card 【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
にとり→ ! card 【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

霊夢の判断 → ! num
霊夢→ ! card 【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=


MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ レミリアの、【マスターオブレッドサン】で同点! ロスタイムは……?
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から順に
(ポブルセンがねじ込みに!)(スカーレットムーンズの右CK)(イーグルスのゴールキック)
≦−2→ ピンチ脱出! 前半残りロスタイムのみ


933 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 20:28:45 ID:???

*霊夢の判断が10〜4の場合【博麗大結界】*3〜1の場合【パンチング】になります。
*霊夢のマークがスペードかクラブの場合、(痺れペナルティ-3)が発生します。

*シュートの数値と、DFのブロック数値差が4〜2の場合、数値ぶんの威力減少が発生します。
*レミリアの【マスターオブレッドサン】には、吹っ飛び係数2がついています。

*レティのマークがダイヤの場合、【アンデュレイションレイ】(*補正+3)が発動します。
*レティのマークがハートの場合、【フィンブルの冬】(*補正+5)が発動します。
*【フィンブルの冬】は成功の場合、至近のシューターに凍傷ペナルティ(-2)を発生させます


補足・補正については>>30-31を参照してください。


934 :キャプテン井沢 ◆TR3983VR7s :2009/08/21(金) 20:30:03 ID:???
レミリア→  ダイヤ7  【マスターオブレッドサン】 66 + (雨の影響! dice) (カードの数値)=

935 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 20:30:04 ID:???
レミリア→  スペードQ  【マスターオブレッドサン】 66 + (雨の影響 4 ) (カードの数値)=

936 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 20:30:39 ID:???
レティ→  スペード6  【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

937 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 20:31:53 ID:???
にとり→  ダイヤ6  【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)=

938 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 20:33:04 ID:???
霊夢の判断 →  2
霊夢→  ハートK  【キャッチ/パンチング/博麗大結界】 60/64/70 + (人数補正+2) +(カードの数値)=
霊夢「博麗なめんな!」

939 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 20:46:06 ID:???
霊夢に逆に闘志の炎が燃え上がったようです

940 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 21:30:42 ID:???

レミリア→  スペードQ  【マスターオブレッドサン】 66 + (雨の影響 4 ) (カードの数値)= 74
レティ→  スペード6  【ブロック】 51 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 58
にとり→  ダイヤ6  【ブロック】 47 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 55
霊夢の判断 →  2
霊夢→  ハートK  【パンチング】64 + (人数補正+2) +(カードの数値)= 79
≦−2→ ピンチ脱出! 前半残りロスタイムのみ



インパクトの瞬間。
レミリアはキックに充分な力を出せたことが分かった。神槍を投じる時にも似た、ある種の興奮が胸に生じる

レミリア「(あの時には劣るが……これほどの手応えならば雨の影響など……くっ!)」

撃った後に、全身から力が一気に抜けて、観衆の前でなければ両膝をつくほどの疲労感に襲われる。
しかしすでにシュートは放たれた。
これまで抜群のブロックとセービングを見せてきたレティとにとりの守備を潜り抜けて、ゴールへ突き進む。
そこで霊夢が、誰もが思ってもみない行動に出た。

霊夢「嘗めんじゃないわよ! 手が駄目だってなら、こっちがある!」
レミリア「何!?」


941 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 21:32:25 ID:???

低空軌道のシュートを前に、霊夢は何を思ったか、雨露残る芝をスライディングで滑るように移動……!
左足先をボールを当てて、押し込まれるより早くサマーソルトの応用で、ボールを空中に跳ね上げた!
レミリアのシュートをも防いだ思いもよらない機転と美技に、観客が手放しに喜び、実況が興奮気味に喋る。

実況「なんと突然キーパーで出場した博麗の巫女が、アクロバチックなプレーで魅せました!
   得点王のレミリア選手のシュートを防いだ!!! キーパーとは思えない見事な足技です!」

いきなり繰り出された霊夢の離れ業。
それがまさか、腕が痺れての苦肉の策とは思ってない松山達も驚き顔をする。
ピンチ脱出したことを喜ぶべきか、危険な場面で軽業で対処したことを苦く思うべきか……
今は素直に驚いて、リアクションするより先に説明を欲していると……

松山「霊夢さん、今のは……」
魔理沙「抄地昇天脚……だぜ。霊夢がよく使う足技だけど、いきなりサッカーに応用するとは」

ワンツーを止められてから、松山同様戻ってきていた魔理沙が背後から解説した。
そして弾かれたボールは山形に、レミリアに吹き飛ばされて起き上がった雛の近くへ。

松山「! 鍵山さん、こっち!」
雛「あ、はい! ……今度は取られないでくださいよー」

カバーした雛から、松山にボールが渡った。魔理沙も背を向けて前線に上がっていく。
前を向くと、紅魔館はすっかり守備を整えてしまってる。やはりゴールゲッターが加わると安定感が違う。

松山「(くそっ守備が厚い……! そうだロスタイムは……!?)」

残り五分もあれば、最後に得点機を作れるかもしれない。
フィールド上の選手達に伝えられた残りロスタイムは……!?


942 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 21:33:09 ID:???

先着で


ロスタイムは? → ! dice


と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。数値で分岐します。


*数値がそのままロスタイムになります。5と6は五分として扱います。

*霊夢に特殊フラグがたちました。


943 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 21:33:27 ID:???
ロスタイムは? →  2

944 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 21:34:41 ID:???
ロスタイムは? → 2

945 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 21:57:33 ID:???
痺れペナルティってポブルセンの特殊能力かなんかなんですか

946 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:21:54 ID:???

>>945
いいえ。ポブルセンではなくて、GK霊夢所有のマイナススキルです。


ロスタイムは? →  2


松山「(2分か……駄目だそれだけの時間じゃゴールまで持っていかせてはもらえない)」

ボールを受け取ったが、リードしてる状況では無理せず残る時間は流して……
やがてひとまずの休息を知らせる、前半終了の笛が鳴り響いた。


*守矢イーグルス 2−1 紅魔スカーレットムーンズ


947 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:23:19 ID:???

松山「(1点リードか……)」

前半が終わっても、気を抜かないように松山はスコアを見た。
激しく攻め合った結果、しかも雨の助けあってのことだと思うと、楽観できる点差じゃない。
さすがに守矢、紅魔双方のメンバーも疲れてるらしく、誰一人無駄口を叩かず控え室へ引き上げていく。

松山「話ができる雰囲気じゃない、な。……俺も戻ろう」

皆の後を追って、戻ろうとする松山は紅魔館側から視線を感じた。

ポブルセン「……」

視線の主はポブルセンだった。
雨に濡れて、髪型が崩れてはいるが、目つきは変わらず抜き身のナイフのように鋭い。
無言のまま見返してると、舌打ちして背を向け、引き上げていった。

松山「(あからさまに目の敵にしたりされるのって疲れるな……俺も気をつけよう……)」


948 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:25:07 ID:???

【幻想郷・28日目・イーグルス控え室】



戻るとすぐに、松山ら男性陣はロッカールームから締め出された。
近くにいるのは、フライハイトとカペロマンと、試合に出場してなかったメンバーとシャンハイだけだ。
いや、着替える必要のない二人もいた。

射命丸「おっと私を忘れてもらっちゃ困るというものです」
にとり「私もね。防水加工はバッチリさ」

風と水を操る二人には、雨で濡れたところは見当たらない。
特ににとりの防水が自前の技術によるものだとしたら、どこぞの吸血鬼が防水スーツを発注しそうである。
それから待つだけで何をするでもなく、ぼんやりしてると、メイド@とAさんが話しかけてきた。

松山「なんです?」
メイド@「あ、あああああの。私紅魔館のメイドですが皆さんの残りの体力についてお話ををををを」
松山「深呼吸か素数を数えて落ち着いてください……」
メイドA「どうもすみません動転してて……あの、これ読んでくださいっ!」

気張ってるのか、赤い顔してメイドAは胸元から何か取り出し
俯いてしまい、松山と視線は合わさぬまま突きつけた!


949 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:25:25 ID:???

松山  ガッツ【610/900】  
早苗  ガッツ【830/830】
神奈子 ガッツ【900/900】
諏訪子 ガッツ【900/900】 
霊夢  ガッツ【580/890】
魔理沙 ガッツ【660/900】
フライハイト ガッツ【600/900】
カペロマン ガッツ 【670/800】
射命丸 ガッツ【340/800】
にとり ガッツ【710/800】
レティ ガッツ【440/800】
鈴仙 ガッツ 【520/650】
雛 ガッツ  【750/830】
幽々子 ガッツ【760/800】
楓 ガッツ  【750/750】
秋静葉 ガッツ【830/830】
秋穣子 ガッツ【830/830】
メイド@ ガッツ【700/700】
メイドA ガッツ【700/700】
幽霊GK ガッツ 【700/700】


950 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:26:25 ID:???

松山「(……)」
メイドA「ど、どどどどうでしょうか……黙ってるということは何か粗相でもあったりとか!?」
松山「いや……感心してるだけです。(もしかして今までの試合でも、メイドさんこういう仕事を?)」

以前話した時から、サボタージュと考えてただけに、松山はこの仕事ぶりに素直に感心した。
そうきちんと伝えると、メイド@はへなへなと床に崩れてしまう。

松山「!? しっかりしてください!?」
メイド@「へへへ平気です……これで大手を振って帰れそうで安心しちゃって……」
メイドA「大会で何かひとつでも貢献しなければ……うう、ぶるぶる……」

よっぽど怖いものを思い浮かべてるのか、メイド2人の恐慌が激しい。
身を寄せ合い震えあってるので、今はそっとしておくことにした松山は改めて、渡された手記に目を落とす。

松山「これ見ると、射命丸さんの体力が少ないな。……? レティさんもやばい?」
射命丸「どれどれ?」

そこで射命丸出現。にゅっと首を横から伸ばして、手記の内容を盗み見してきた。
対応に困るので、降参して手記を渡してあげると、一瞥しただけで全て見ましたと返された。

射命丸「なかなか正確ですね。レティさんが消耗してるのは何度も吹っ飛ばされたからですよ」
松山「あ……(そうだった。あちらのシュートが強すぎて、レティさん痛めつけられてたのか)」
射命丸「ま、さして問題にならないでしょう。美味しい料理もありますし。代えのメンバーもいますし」


951 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:28:45 ID:???

言うだけ言うと射命丸は満足して、移り気に他の誰かと話しに行ってしまう。
入れ替わりに神奈子と諏訪子が、みんなの着替えが終わったことを伝えに来た。

諏訪子「ほらほらっ。早く着替えて着替えて〜」
神奈子「フライハイト君達は先行っちゃったわよ。松山君も急いで」

言われるまま迅速に着替えを終えて出てくると……
濡れたウェアに乗るのを躊躇してたシャンハイが松山の右肩に座った。
後は後半開始を待つだけ。 しかし控え室を見回してみると、全員いるかと思ってたのに二人姿が見えない。

松山「(あれ?) 霊夢さんと鈴仙さんはどこに行ったんだ?」

姿が見えないのは、GKの霊夢と、左サイドの鈴仙だった。
人目を惹く紅白の巫女装束と、ウサ耳ブレザーで目立つ二人がいないので、気になり行方を訊ねてみるが。

魔理沙「霊夢なら医務室へ行ったぜ。月兎は知らん。波長操ってこっそり出ていったっぽいな」

医務室と気になる発言だったが、松山はひとまず魔理沙にお礼を言った。

松山「そっか。ありがとう。(探しにいくべきかな? でも体力の減ってるメンバーも気になるし……)」


952 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:28:58 ID:???

どうしますか?


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B スタジアムを適当にぶらつく(*誰かを誘えます)
C 紅魔スカーレットムーンズの控え室に行こう
D 体を休めておこう(*ガッツ回復量が増えます)
E その他 (控え室や試合中で)したいことを併記してください


*松山のガッツ (610/900)
*>>はハーフタイム回復前の数値です。ハーフタイムの回復量は250です。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


953 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/21(金) 23:29:48 ID:???
>>949はハーフタイム回復前の数値です。ハーフタイムの回復量は250です

954 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 23:31:19 ID:ow22WY5k


955 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 23:35:23 ID:g5FB8Z1M
A

956 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 23:41:05 ID:/9JNyEvw
B

957 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 23:50:26 ID:LM7ArTtA
B

958 :森崎名無しさん:2009/08/21(金) 23:56:11 ID:oQtT9mH6
A

959 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 00:06:28 ID:???

再投票お願いします。


どうしますか?


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)
B スタジアムを適当にぶらつく(*誰かを誘えます)
C 紅魔スカーレットムーンズの控え室に行こう
D 体を休めておこう(*ガッツ回復量が増えます)


*松山のガッツ (610/900)
>>949はハーフタイム回復前の数値です。ハーフタイムの回復量は250です。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


960 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 00:08:30 ID:sQySx14w


961 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 00:08:34 ID:7SfYO4vI


962 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 00:08:49 ID:PrxR/UeE


963 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 00:09:04 ID:W341w3MU
B

964 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 00:24:57 ID:???

松山の運命を決める権利は>>964に委ねられた……!
それにしても派手な砲撃っていいよねぇ……

などと言いつつ今日はここまで。



ミスコン投票はこちら。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi

早苗さんに寄せられてるコメントを見ると己の業の深さが(ry



ここからスレタイ募集も始めます。

【】キャプテン松山14【】


965 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 00:25:42 ID:???
おっと間違えました、

>>966に委ねられた。

お疲れ様でした。私のほうが疲れてるかもしれない……

966 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 00:29:00 ID:ZkQ+inPc
A 乙でした

【さらば】キャプテン松山14【イーグルス】

967 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 00:43:49 ID:???

>>966乙感謝ですー早めに決まったのでこれだけ。


A チームメイトと話す(*誰と話すか選択)


医務室に向かったということは、霊夢は怪我でもしたのか
また行方をくらましたうえ、試合でも動きが鈍かった鈴仙のことも気がかりではあったが……

松山「……まぁ別に俺が行かなくても大丈夫だろ。それより誰かと話して過ごそう」


968 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 00:44:01 ID:???

誰と話しますか?


A 早苗
B 神奈子
C 諏訪子
D 霊夢(*選べません)
E 魔理沙
F フライハイト
G カペロマン
H にとり
.I. 射命丸
J 雛
K 秋静葉
L 秋穣子
M 楓
N 幽々子
О レティ
P 鈴仙(*選べません)
Q メイド2人
R 幽霊GK


*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今度こそ、ここまで。


969 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 09:33:06 ID:???

現在の状況。


早苗・神奈子・諏訪子(守矢組で会話)
霊夢(医務室?)
魔理沙・カペロマン・にとり(後半の作戦会議)
フライハイト(疲れたか眠っている?)
射命丸・楓(あちこち取材中)
雛・静葉・穣子(神同士で会話)
幽々子・幽霊GK(冥界応援団に挨拶に?)
レティ(黙ってじっと回復中)
鈴仙(行方不明?)
メイド2人(前述)


続きは後ほど。スレタイも募集してます。


970 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 09:36:37 ID:???
【幻想郷のサッカーを】キャプテン松山14【陵辱】

971 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 09:50:16 ID:???
【決着】キャプテン松山14【紅魔杯】



972 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 10:59:43 ID:ZkQ+inPc
G

973 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 12:17:29 ID:ev39aS46


974 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 15:04:58 ID:sQySx14w


975 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 20:38:15 ID:???

G カペロマン


松山「そうだな。カペロマンと話すか」

ドイツ代表を思わせる白のウェアのカペロマンを探すと、ホワイトボード前で議論調の会話が聴こえた。

魔理沙「やっぱり守りどうするかより攻撃だ。こっちのシュート数が少なすぎるんだ」
カペロマン「ぶっちゃけ同意だが。記者さんや俺のいるサイドはあちらの備も堅いしな。中央は……」

盗み聞きしてると、性格故に加熱してきた二人は司令塔を他に回して幽々子には守備をさせる案を出したり
いっそGKを霊夢からにとりに代えて、もっと攻めようという意見まで飛び出してきた。

松山「攻撃好きだなぁ」
カペロマン「ん? おおキャプテンかちょうどいい」

つい率直に呟いてしまったのを聞かれてしまい、カペロマンがどう攻めるかについてで意見を求めてきた。

松山「意見か……そうだフライハイトも参加させたら……」

魔理沙がくいっと親指で、フライハイトの休んでる場所を指した。
ミーティングなら参加してくる彼だが、今は椅子に座った姿勢で、壁にもたれて眠ってしまっている。
眠り自体は浅いようだが、何か夢を見てるらしく、魘されてるみたいに額に若干汗が浮かんでいる。

松山「……起こしたほうがいいんじゃないか?」
カペロマン「別にいいだろ寝てるんだし。それより攻撃について何かいい案ないのか?」
松山「攻撃について……」


976 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 20:38:33 ID:???

どうしますか?


A 司令塔を代えよう
B 左サイドを代えよう(*鈴仙がいないので選べません)
C 右サイドを代えよう
D フォーメーションから見直そう
E GKを代えて霊夢をフィールダーに(*霊夢がいないので選べません)
F 何も変えないうごかない!
G その他 カペロマンと魔理沙に対しての発言や行動を併記してください


*現在のシステムは>>549参照。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


977 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 22:22:01 ID:???

天の声「インターミッションですじゃ」



紅魔館・控え室。
そこでは主人のレミリアが、突然の不満をぶちあげていた。

レミリア「もうっこの控え室は落ち着かない! 今度私達専用のエレガントな専用室を作らせるわ!」

最低でも高貴な紅一色で染めるなどして、吸血鬼の棲家に相応しくしたいとレミリアは喚き散らす。
幼子が癇癪を起こしてるだけに見えるが、側に長く仕える従者や、付き合いの長い友人は解っていた。

咲夜「(パチュリー様。お嬢様は……)」
パチュリー「(いちいち確認取るまでもないわよ咲夜。そうよレミィは限界が近い)」

二度の全力シュートも攻略失敗して、ドリブル突破も行い、さらに雨にも降られて。
レミリアは決して事実を認めたりしないだろうけど、試合終了まで保つ見込みは殆どない。
決死結界で無理が利くのも一度だけ。ずいぶん苦しい状況に追い込まれたとパチュリーは苦笑する。

パチュリー「(紅白がGKで出てきたのが誤算も大誤算。唯一破ったフランも今は……)」


978 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/22(土) 22:23:17 ID:???

そこでパチュリーは、レミリア以上に大騒ぎして然るべき妹君がいるというのに静かな事に気がついた。
助っ人と同時に、フランドールの世話を言いつけられていた妹紅に訊ねる。

妹紅「あの子なら医務室だよ。メイド達が付き添いで行ったけど……私は行かないでいいのかい?」
咲夜「今、妹様は楽しみにしていたサッカーができなくなって不安定でしょうから。
   妹紅には天狗を封じ込めてもらわないと……暴れる妹様の相手はメイド達に何とかさせるわ」

フランの話が出て、少し静かになっていたレミリアだったが、そこでまた騒ぎ出した。
今度は控え室の内装から、雨について憤りを転化しはじめた。パチュリーが表情を暗くさせる。

パチュリー「ごめん……レミィ、私が……」
レミリア「(はっ!)ち、ちが……あ、う〜っ…………これも全て白黒のせいだ! そうよ!
     あいつが永遠亭ごとき相手に符なんぞに頼るからだわ!」

次々、怒りのぶつけどころを変化させるレミリアだが、心の奥底では一番に苦境につき憂慮している。
自分がこのまま得点できず消耗して動けなくなれば、守矢イーグルスに逆転優勝どころか……
この小癪な外来人、ポブルセンを押さえつけることすら難しくなってしまう。

レミリア「(状況が大きく変わる何かが……ふん、そんなものに縋っても詮無いわね……)」

やっとレミリアが静かになったことで、咲夜の指示で手の空いてるメイド達がレギュラーの世話をする。
咲夜自身も、休みはそこそこにレミリアのお世話に終始して……
それから後半について紅魔館の作戦は、前半と同じく左サイドの突破重視で細部を煮詰められていった。


投票は>>976です。


979 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 22:27:51 ID:ZkQ+inPc
F

980 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 22:47:41 ID:kC3a7Mvw
F

981 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 23:00:54 ID:7wOQKN96
A

982 :森崎名無しさん:2009/08/22(土) 23:11:46 ID:WBOyk5DY


983 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 00:07:06 ID:???

再投票です。埋めネタできるか微妙になってきた……
微妙っぽいので、自由選択もう一度加えておきます。


どうしますか?


A 司令塔を代えよう
B 左サイドを代えよう(*鈴仙がいないので選べません)
C 右サイドを代えよう
D フォーメーションから見直そう
E GKを代えて霊夢をフィールダーに(*霊夢がいないので選べません)
F 何も変えないうごかない!
G その他 カペロマンと魔理沙に対しての発言や行動を併記してください


*現在のシステムは>>549参照。
*先に3票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


今日はここまで。

ミスコン投票はこちら。
http://capmori.net/vote/vote34/bbs.cgi


984 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 00:08:09 ID:vb/Cm/b2


985 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 00:26:14 ID:IKb9Esek
A

986 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 00:30:52 ID:JlJWdE8Q
F

987 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 06:02:39 ID:TuEAUt0I
A

988 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 07:22:33 ID:Aye5q5qo
F

989 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:38:10 ID:???

F 何も変えないうごかない!


松山は、期待を寄せてくる二人の眼差しを前にして
チームのバランスや試合展開など考慮して、答えを言った。

松山「特に何も変えないでいいよ。このまま後半に臨もう」

しかしてその答えは、二人には不評だった。思いっきりしかめっ面をされて口を尖らせ反論される。

カペロマン「おいおいそれはないだろキャプテン。このままだと後半チャンス作れないとオレは思うね」
魔理沙「私も同感だ。パチュリー本人がいるし、小悪魔もその影響で強くなってる。
    ハッキリ言うが西行寺幽々子のパスだと相手のボールにしちまうだけだぜ」

あくまで強気、攻め気な魔理沙とカペロマンは口々に反論する。
一点差に満足せず、早めに追加点を入れる積極的姿勢でいくべき考えを崩さない。

松山「……やっぱ駄目だ。司令塔は幽々子さん。フライハイトはボランチ。変える気はないよ」
カペロマン「全然機能してねえじゃねえか! そういうところは変えるべきだぜ。
      前半最後のキャプテンとフライハイトのワンツーでも止められたの忘れたのか?」
魔理沙「保守的な考えだよな。……私の見たとこじゃチームで一番攻撃の司令塔向けなのは光なんだが」

フライハイトを中盤の底に置きたいなら、いっそ光が代わったらどうだ?と提案されるも
それにも松山は同意せず、このまま戦おうということで二人を納得させた。

カペロマン「(リードしてる時に変にいじくるのはまずいとも言うが……あの野郎にやられっ放しだろ)」
魔理沙「(大差で勝ってる時は攻撃的なのにこういうところで安全策取るのは好かない考えだぜ……)」

この場は納得してくれたが、攻撃について議論をして、意見を求めたところでの松山の発言は不評だった。

*魔理沙とカペロマンの評価値と好感度が下がりました。


990 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:39:38 ID:???

松山達がちょっとした平行線的議論を終えた傍らで……
ちょっと魘されてる風だが、静かに規則正しく寝息を立ててるフライハイトは、奇妙な夢を見ていた。

フライハイト『う、う〜ん……』

その世界での、彼の目覚めが近いことを悟って……二つの大きな気配が慌しくさせる。

???『姉さん、この子もうすぐ目を覚ましそうよ』
???『あれ、もう? う〜んもっと悪辣で趣向を凝らした世界にしたかったんだけどなぁ』

その声がフライハイトを目覚めさせる最後の一押しになった。
青い瞳を見開き、始めにしたことはぼんやりと視線を彷徨わせること。
実は低血圧なフライハイトは、控え室から見知らぬ場所へ景色が様変わりしてることに理解が遅れたが……。
今いる場所が、湖の近くにいるみたいに薄い霧がかかっており、遠くを見渡せなくなっている事に気付く。

フライハイト『!? こ、ここは……?』
???『お目覚めね。おはよー。さっそく自己紹介だけど私は……』
フライハイト『僕は大事な決勝の試合の最中だったはず! まさかマツヤマのように僕も誰かに拉致げぼ!?』


991 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:40:57 ID:???

ドスゥッ!
鳩尾に拳大のモノがぶつかった衝撃と苦しみに、フライハイトは動揺のまま喋るのを中断させられた。

ファントム『……私の自己紹介に五月蝿くするんじゃないわよ。……私はかわいい悪魔のファントムちゃん☆』
???『……わ、私は……姉さん、やっぱり』
ファントム『ええー何ー? 聴こえないわ。……何?』
ドリーム『クスン……わ、私は……かわいくない悪魔のドリームちゃん☆』
ファントム『よくできましたーパチパチー。ほらあんたも間抜け面してないで拍手したげて』

痛みに顔を歪めてたフライハイトの手を無理やり合わせる形したのは、妖精サイズの何かだった。
片や白く輝く翼をはためかせる天使みたいな姿。片や試合相手とはまた違った青を基調としたメイド服……
顔の造形から姉妹と思える彼女達……ファントムとドリームが何者か、痛みに掠れる声でまず訊ねてみる。

フライハイト『き、君……達は、誰だい?』
ファントム『私達はこの世界の造物主……じゃなかった姉妹の水先案内人よ』
ドリーム『貴方はこの世界に誘か……痛い痛い……迷い込んできたの。元の場所へ戻りたい?』

当然だと頷く。すると妖精サイズの二人の間の空間が歪曲して、何がが出てきた。
登山で見かけるみたいな矢印立て札。それを姉妹が次々と、霧で覆われて判別できない地面に突き立てる。
四つ程立てて、姉妹の姉を名乗る方が笑って説明してくれる。どこかで見た胡散臭い笑顔に近い。

ファントム『この立て札に従って向かった先で、ちょっとした冒険してきて♪』
ドリーム『甚だ不本意でしょうけどこれも修行と……あうっあうっ……息抜きと考えてください』

フライハイトは話は聞いてたものの、答えるよりまず立て札を見た。
この世界から脱出する為には、この立て札のどれかに従い動かないとならないのは理解できた。
立て札には丁寧な紹介文と……その末尾にライトで明るいノリのフォロー文が刻まれている。

フライハイト『(とうとう僕もこうした災禍に見舞われたか……さて立て札が示す先は……?)』


992 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 11:41:26 ID:???

行き先を選んでください


A ハーブ園を営むお屋敷がある町(*大好きな雨も降るよ☆)
B 貴方は酒場の商人(コックさん)!(*町を作る依頼きてるよ☆)
C 金とか神殿を掘り当てられる鉱山(*一攫千金、夢じゃないよ☆)
D 好きな行き先を併記してください (*捏造歪曲誇張解釈って素敵よね☆)


*先に「4」票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。


993 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 13:01:44 ID:vb/Cm/b2


994 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 13:17:49 ID:kNUsv3qU



995 :森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/08/23(日) 13:55:25 ID:wrBeH0Lk
A
天使の涙は持って行ったほうがいいですか?

996 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 14:52:01 ID:???
>>995
ファントム『そうそれもってかないと大変大変☆昼ドラ昼ドラ☆』
ドリーム『(天使の涙? ……そんな設定してたかしら?)』

天の声「出かけてきますじゃ。続きは後ほど」

997 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 19:47:33 ID:kNUsv3qU
A

998 :997:2009/08/23(日) 19:48:58 ID:???
すいません二重投票してしまいました

999 :森崎名無しさん:2009/08/23(日) 20:07:23 ID:9OIHS75M
A

1000 :キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/08/23(日) 20:24:44 ID:???

A ハーブ園を営むお屋敷がある町(*大好きな雨も降るよ☆)


ファントム『はい決まり決まりじゃあこの矢印のほうへ真っ直ぐ進んで道それたら命の保障ないから
      心変わりなんか駄目よ一度決めたら突き進むもんでしょチップはあんたの魂ね』
フライハイト『ちょっと待った! 聞き捨てならないこと今〜……』

そこで姉妹の双眸が妖しく煌いて、フライハイトの意思に反して抗議の声を出せなくなった。
次に体の自由もなくなり、繰り糸で操られるかのようにハーブ園の方角へ足が勝手に動き出す。

ドリーム『これでいいよね姉さん』
ファントム『うんうん。これでしばらく退屈しなさそうね。ま〜でも、前迷い込んできた子はともかく
      今の子を致命的に壊しちゃったら、おっかない神様三人に乗り込まれそうだし程々にしようね』
ドリーム『(そうなったらそうなったで楽しむ癖に……)』

ドリームが(もしフライハイトが見ていたら共感抱きそうな)軽い頭痛を起こしたような呻きをあげる。
そんな妹の苦心など見もしてない悪魔の姉は、さも、たった今し忘れた事に気付いた風にぽむと手を叩いた。

ファントム『あああ、まずったわね。もうちょっと話しておくことあったんだ。ま、いいや。
      とりあえず雨ふらしスタンバイさせて、ドロドロ〜の昼メロドラマ楽しみにしてましょ』

無邪気で無慈悲なかわいい笑顔。それは夢の世界でもフライハイトの苦難を予期させるに十分だった。


フライハイトがハーブ園着いてまず最初にしたこと→ 宿題


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0ch BBS 2007-01-24