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キャプテン森崎
[712]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 15:02:56 ID:eSwRvHrt 森崎「・・・ハァ?死んでる?嘘だろ?この通り心臓だって動いてるし、息だってしてるじゃねーか・・」 胸に手を当て、息を大きく吐き出して、自分に言い聞かせるように森崎はつぶやく。 森崎「・・・・ん?・・んんー!?あれっ?待てよ、あれは よみうりランドの駅じゃねーか!!」 ベランダに面した窓から ふと景色を覗くと、眼前には先ほどまでいたよみうりランド前駅がある。 森崎「なんだ、やっぱり現実か・・なんでこんな場所にいるのかはよくわからんが 天国じゃないのだけは確かだな。早くグラウンドに行かなきゃ・・・」 男達を無視して玄関に向かった森崎であったが、おかしな事が起きた。 ドアノブが回せないのだ。いや、正確に言うとドアに触れる事すらできないのである。 触ろうとしても手がすり抜けるように空を切ってしまい、一向にドアに触れられない。 森崎「ヌガー!!なんじゃこりゃあ!ここはどこだっ!!修哲トリオはどこだっ!!さては奴らの仕業かっ!!」 どんどん精神が汚染されていく森崎であったが・・・ A とりあえず弱そうなメガネを脅して状況説明をさせた。 B とりあえず部屋の中の様子を徹底して調べた。 C そのまま精神崩壊した。 D 夢オチ。
[713]名無しかわいいよ名無し:05/02/05 15:07:04 ID:f7tPd3ld A
[714]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 15:25:05 ID:eSwRvHrt >とりあえず弱そうなメガネを脅して状況説明をさせた。 森崎「おいっ!メガネッ!!これは一体どういうことなんだ!貴様も悪魔の手下かっ!」 精神崩壊寸前の森崎は多少混乱しながらメガネを小一時間問いただした。 -------------------- メガネから得た情報は以下の通り。 ・この部屋からは出る事ができない模様。ドアも窓も何故か触れられない。(当然、破壊も不可) ・大声を出したり物音を立てても誰かが気づいて、ここに来てくれるような気配は無い。 ・外部との通信手段は一切ない。 ・皆、奇妙な共通点がある。 森崎「・・・奇妙な共通点?」 森崎に捻り上げられているメガネ 「は・・はい・・君はどうだか知らないけど、他のみんなは どういうわけか奇妙な共通点が・・ゲホゲホ・・・」 森崎「・・・なんだ、その共通点って。」 メガネ 「み・・みんな何らかの生死を左右するような危機的状態に こ・・ここに来る直前にあった事と・・ゲホ・・」 森崎 「他にもあるのか?」 メガネ「ちょ・・ちょと手を離してくださいよ・・しゃべりたくても話ができない・・」
[715]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 15:27:28 ID:eSwRvHrt 森崎 「チッ・・・」 仕方がないので、森崎は舌打ちをすると メガネを締め上げる手を緩めた・・・ 森崎「それで・・もうひとつの共通点ってのは・・」 A 「はい・・それは・・」メガネはもうひとつの共通点を語り始めた。 B 「クケケケケケ〜!!」メガネの背中から羽が生え、化け物と化したメガネが突如森崎を襲って・・
[716]名無しかわいいよ名無し:05/02/05 15:45:09 ID:5I4+zMyF A あぁ森崎はこの先どうなってしまうのか・・・・
[717]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 16:15:02 ID:eSwRvHrt >「はい・・それは・・」メガネはもうひとつの共通点を語り始めた。 メガネ 「はい・・それは・・ここにいるほとんどの人間がサッカー経験者、もしくは選手・・ しかもゴールキーパーなんです・・」 森崎 「な・・なにィ!!」 メガネの発言を聞いて、森崎は改めて室内を見回す。 先程の糖尿病に苦しんでいたという『関西弁の巨漢』、 (こいつはGKというようりは相撲取りが向いていると思うのだが・・) 黒髪長髪の『精悍な顔つきをした』少年、 そして、地味なので気が付かなかったが、部屋の隅に 関西弁には敵わないが、同じく大きめの体をした『地味な男』。 さらには『不敵な笑みを浮かべる金髪の少年』・・つーか、こいつ外人か、瞳が青いしな。 ・・他にも一目見て外人と思える人間が三人ほどいる。 これまた大きな体をして『頬に傷のある男』、『肌の黒く目つきの鋭い長髪男』、『金髪の優しげな男』。 ・・計8人か。(森崎除く) 動揺してさっきまで見逃していたが、皆 森崎と同じくらいの年代の少年ばかりだ。 森崎「こいつら全員がゴールキーパーだっていうのか?あん?」 メガネ「ははは・・・はいいい・・」
[718]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 16:26:51 ID:eSwRvHrt 森崎 「てめえ・・適当な事言って俺様を誤魔化そうったってそうはいかねえぞ! 大体、日本人はともかく 明らかに外人の奴らにはどうやって事情を聞いたんだよ! やっぱり貴様、悪魔の使者だろう?白状しやがれ・・」 メガネ 「ちちち・・違いますよう! 自慢じゃないけど、僕、六ヵ国語がペラペラなんですっ! だから事情を聞いたんですって!」 森崎「うそくせー なーんかうそくせー ・・・フン!だが、まあいい。とりあえずその話は置いとこう。 それよりおまえ、『ここにいる全員がゴールキーパー』だって言ったよな?」 メガネ「はい・・君はどうだかしらないですけど・・」 森崎「何を隠そう、この俺様もGKなんだよ!」 メガネ「ええ〜っ!?」 森崎「ええ〜っ!?ってなんだよ。 つーか、全員って言ったら、おまえもキーパーなのか? それが一番うさんくせーぞ!」 メガネ「ぼぼぼ・・・僕は、一応サッカー部に所属してたんですけど あまりに下手なもんだから、他のボジションを任せてもらえなくって、 とりあえず立ってるだけでいいからって・・キーパー役を・・・」
[719]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 16:31:39 ID:eSwRvHrt 森崎の脳裏に苦い思い出が蘇る・・・ そう、森崎もその「他にやる場所がないから、とりあえず・・」と キーパーというポジションに回されたのがGKになったきっかけだったからである。 森崎「・・・ケッ!もうどうでもいいや。 で、どうしたらこっから出られるんだ?つーか、何なんだこの部屋は! それが一番の問題だろーが!」 メガネ「さ・・さあ、そこまではさすがに僕にも・・・」 と、その時であった。 「♪ちょっと あれみな〜 エースがとお〜る〜」 突如、奇妙な音程で歌声が流れ始めた。 森崎「・・んあ?誰だこんな時に歌を歌ってる奴は!?」 しかし、歌っているのは人では無かった。 部屋の中心にある黒球である。
[720]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 16:35:57 ID:eSwRvHrt そこに居合わせた人間全てが驚きの表情で 黒球を見つめていると、さらに球体は光を発して まるで亀裂が入ったかのように球体の周りに光の筋がいくつも刻まれた。 森崎「な・・・なんじゃあ!こりゃあ・・!!」 カッ!! 球体は一瞬、一際眩しく光り輝いたかと思うと、その輝きを止めた。 再度、球体を見てみると、まるでサッカーボールのように 球体に光の筋が模様となって刻み込まれている。 森崎「・・・・もうわけわからん・・・」 ガコン!! メガネ「うわっ!」 さらに球体の両端が開き、アタッシュケースのような箱が飛び出してきた。 関西弁「な・・・なんなんやコレは・・・」
[721]1 ◆BPXgDhLGHk :05/02/05 16:38:44 ID:eSwRvHrt 森崎 「・・・こいつは一体・・・!?」 A これに何か秘密があるに違いない。飛び出してきた箱を開けてみた。 B いや、これは孔明の(?)罠だ!君子危うきに近寄らず。誰かが動くのを待った。 C いやいや、こんな馬鹿げた話があるか。全てが夢だ。(よみうりランドへ戻る)
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0ch BBS 2007-01-24