※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【来生にも】キャプテン森崎11【三分の理】
[338]2 ◆vD5srW.8hU :2008/01/24(木) 11:57:08 ID:??? パチパチパチパチパチパチ! 放送「お聞き下さい、フィールドで握手しあう選手達に拍手が送られています。試合が終われば爽やかな 若きスポーツマン同士、これぞ少年サッカーのあるべき姿です! 初出場ながらかつて例が無い程南葛を追い詰めた比良戸の戦いぶりは伝説となるでしょう。 特に10人の状態から2点差を跳ね返したその粘りは圧巻でした!前半の比良戸リード、 後半の南葛のゴールラッシュ、終盤の比良戸の執念、そして最期まで行方が分からなかったPK戦。 息を尽かせぬ展開が目白押しの好ゲームでした!」 三杉「比良戸…負けるには惜しいチームだった」 松山「結局は南葛か…」 若島津「凄く参考になる試合だったな」 TV観戦中の早田「全く、ヒヤヒヤさせやがって。もっと楽に勝てっての」 TV観戦中の立花兄弟「最期までどっちが勝つか分からなかったな」 TV観戦中の日向「お、南葛が勝ったか」 次籐「さァ、負けたワシらは潔く引き上げるっちゃ」 比良戸メンバー「ああ」 野田「(皆…有難う)」 比良戸監督「(皆、よくやった。ワシは満足だ)」
[339]2 ◆vD5srW.8hU :2008/01/24(木) 11:57:59 ID:??? ちら、と南葛側のベンチの方を見る次籐。 次籐「(清々しい気分ばってん、悔しか事は変わっとらんけん。森崎有三… 一年間だけと思っていたばってん、わりゃ倒すまではサッカーやめられんめぇ…次は必ず、タイ!)」 パチパチパチパチパチ。 放送「今ベンチに引き上げる両チーム。選手にその健闘を称える拍手がまだ鳴り止みません。素晴らしい光景です」 ゆかり「(ケンカばかりしてた貴方がここまでやるとは、見直したわよ洋くん)」 早苗「(ゆかり)」 勝ち残る者もいれば負けて消え去る者もいる。 こうして全国47チームが参加して行われたこの大会もついにベスト4、4チームだけが出揃ったのである。 森崎有三・大空翼など数多くのタレントを奉し大会三連覇を目指す前回覇者、静岡代表・南葛中学。 チームワーク抜群、キャプテン松山が引っ張る北海道代表・ふらの中学。 地元埼玉代表、準決勝では元チームメイト同士の対決となる明和東中学。 そしてキャプテン日向小次郎が不在のままここまで勝ち進んできた東京代表・東邦学園。 キーパー若島津は今大会失点0であり、ストライカー反町は5ゴールで得点ランキングトップ。
[340]マロン名無しさん:2008/01/24(木) 13:08:28 ID:??? もっとはっちゃけたのを選べばよかった
[341]マロン名無しさん:2008/01/24(木) 13:24:32 ID:??? 確かに・・・ キャプテン森崎じゃなく普通のキャプテン翼っぽくなっちゃったな まぁ、地藤と佐野の森崎に対する感情(敵意)が解消されたのは将来的に良かったと思うけど あと、これからしばらくはガッツ回復しないとな〜
[342]マロン名無しさん:2008/01/24(木) 13:44:03 ID:??? でもここで次籐に喧嘩売るには好ゲームすぎる キャプ森でのベストバウトの一つじゃないか?
[343]マロン名無しさん:2008/01/24(木) 13:45:17 ID:??? ゆかりちゃんのフォローまでナイス"../test/read.cgi/morosaki/1200483829/2" >>2 次藤&佐野の件は確かに今後にプラスになるね。 この次どのチームと当たっても燃える展開になりそうだ。
[344]マロン名無しさん:2008/01/24(木) 13:50:50 ID:??? みんなまともなのに翼だけ本心が・・・
[345]マロン名無しさん:2008/01/24(木) 14:27:39 ID:??? "../test/read.cgi/morosaki/1200483829/344" >>344 そうしてほしいくせにー
[346]2 ◆vD5srW.8hU :2008/01/24(木) 15:41:22 ID:??? 場面は変わって南葛ベンチ。ユニフォームをまくりあげた長野がシップを貼られていた。 長野「つっ…」 井沢「全く、無茶しやがって。腰の怪我は面倒になりかねないんだぞ?」 古尾谷「後で先生に見てもらえよ。場合によっては次の試合は使わんぞ」 長野「はい…」 石崎「監督、小田は…小田はどうなんです?」 古尾谷「ん?ああ、意識は取り戻した。旅館で合流する予定になっているよ」 石崎「ホッ…」 滝「しっかし…本当にヤバかったなぁ」 高杉「巨大なダークホースだったな」 岩見「これで明日はふらのだもんな…まあ、ここまで来たら強敵だらけで当たり前だが」 山森「キャプテン、大丈夫ですか?」 森崎「ああ…(くそっ。今後の課題はスタミナか…)」 疲れ切って返事をするのも辛い森崎。今の彼に渇を入れたり檄を飛ばす余力は無かった。 彼がようやく行動する気になったのは旅館に戻って風呂から上がってからだった。 森崎「ふぅ…夕飯までまだ時間があるな。買い食いでもしに行くか…」
[347]2 ◆vD5srW.8hU :2008/01/24(木) 15:41:49 ID:??? 部屋から出て旅館の玄関へ向かった森崎に、古尾谷の驚いた様な声が聞こえてきた。 古尾谷「本気なのか、小田!?」 森崎「ん…?あっちは監督の部屋。小田が戻ってたのか。こいつは何かありそうだな」 事件の香りを嗅ぎつけた森崎は、何食わぬ顔で古尾谷の部屋のドアをノックした。 森崎「監督、森崎です。少々良いですか?」 古尾谷「うっ!?も、森崎!いや、今は、その…」 森崎「どうしたんですか?」 小田「良いんです…森崎にも話しておくべきでしょうし」 古尾谷「…そうか。じゃあ森崎、入ってくれ」 森崎「失礼します」 古尾谷の部屋に入った森崎が見たのは、予想通り小田と古尾谷だった。 森崎「どうしたんです、何か慌てていたみたいでしたが」 古尾谷「うむ…小田」 小田「はい…」 緊張した顔で森崎に向き直る小田。一拍置いて、口を開いた。 小田「森崎…俺、サッカーやめようと思っているんだ」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24