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【手ごわい】キャプテン森崎14【サッカー】
[592]2 ◆vD5srW.8hU :2008/03/03(月) 12:37:39 ID:??? 片桐「君もこの大会の後ヨーロッパ遠征の為の選抜チームが組まれる事は知っていると思うが」 三杉「はい」 片桐「そのヨーロッパ遠征の前に日本で三週間程の合宿を張る事にもなっているんだ。 その合宿に三杉くん、君も参加してほしいんだ」 三杉「えっ、僕が…!しかし、その選抜チームの選手はこの全国大会に出てきたチームの中から選ばれるんじゃ?」 弥生「いいえ、この全国大会には出られなかったけどキャプテンなら その選抜チームの選手に選ばれるだけの実力は十分持ってますよ!」 松山「そうだよ三杉」 片桐「だから選手じゃないんだ。選手ではなくコーチとしてその合宿に参加してもらいたいんだ」 三杉「えっ!コーチとして…」」 片桐「そう、君は実際のプレイもさることながら非常に頭も良い。サッカーに置けるセンスとその技術は 素晴らしい物を持っている。それに君は周りの人間を実に良く見れると言う冷静な目を持っているんだ。 同年代の君にコーチとして参加してもらい、合宿に参加した選手一人一人の 長所を伸ばし短所を無くす様指導してもらいたいんだ」 三杉「指導…僕が、全日本のコーチとして…ですか」 片桐「確かにすぐには上手く行かないかもしれない。でも将来の為に 今から君にはサッカーのコーチとしての勉強をしてもらいたいんだ」
[593]2 ◆vD5srW.8hU :2008/03/03(月) 12:38:08 ID:??? 弥生「そんな!じゃあキャプテンは選手としては…」 三杉「マネージャー、落ち着いて」 弥生「は、はい…」 片桐「…勿論選手としても私は君を高く評価している。しかし君には心臓病の事がある」 三杉「(消化器官の事は言ってこないんだな…)」 片桐「将来その心臓病が完璧に治り、十分選手として活躍できるならまさにそれに越した事は無い。 でも現実には今の君はせいぜい30分しか出場出来ないだろう」 三杉「………」 片桐「私は将来今戦っているこの選手達で、稀に見る逸材の揃ったこの世代の選手達で 日本サッカーの世界制覇を目指しているんだ。日本のワールドカップ優勝… 今の段階では夢のまた夢だがその実現を目標として私は活動している」 三杉「日本のワールドカップ優勝…?」 片桐「ああ。三杉くん、君にはその時の私の片腕として働いて欲しいと思っているんだ。いずれ歳を取り選手は現役を 引退しなくてはならない。君が今からコーチとしての勉強をしておくのは決して無駄では無いと思うんだが…」 三杉「…じゃあその合宿への参加はあくまで選手としてではなくコーチとしての参加なんですね」 片桐「そうだ」 弥生「キャプテン」 松山「三杉」
[594]2 ◆vD5srW.8hU :2008/03/03(月) 12:38:35 ID:??? 三杉「………」 ------------------------------------------------------------------------------------------ 【分岐】 http://yutori.2ch.net/test/read.cgi/heaven4vip/1201359577/l50#tag22にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角) 書き込んでみて下さい。 (天国のdat落ちしそうなスレをお借りします。sage進行で) 先着1名で 三杉の反応→ !card と書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ→「コーチ兼選手としての登録。それが条件です」 ハート→「せめて、スーパーサブとしては試合出場できないんですか?」 スペード→「分かりました。是非ともやらせて下さい」 クラブ→「少し…少しの間、考えさせてもらえますか」
[595]自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/03(月) 12:55:15 ID:??? 消化器官wwwwww
[596]自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/03(月) 15:55:36 ID:??? 一番いい選択肢じゃないのか スーパーサブって
[597]2 ◆vD5srW.8hU :2008/03/03(月) 17:06:17 ID:??? 三杉の反応→ ハートJ ハート→「せめて、スーパーサブとしては試合出場できないんですか?」 ------------------------------------------------------------------------------------------ 三杉「せめて、スーパーサブとしては試合出場できないんですか?」 片桐「スーパーサブか…」 三杉「ええ、せっかく本場のヨーロッパのサッカーを体験できるチャンスがあるのにピッチの外で見ているだけなんて… 僕はサッカーを諦める気はありません。例えハーフだけでも出場できれば…」 片桐「プロ入りを目指せる、か?甘いな」 三杉「………!」 三杉が息を飲んでいる間に片桐は自分のサングラスの上を指でなぞり、そして再び話し出した。 片桐「プロの世界では技術や戦術だけでなく、精神力、スタミナ、フィジカル…全てが求められる。 そして何か弱点があれば徹底的にそこを突かれる。君の場合、持って生まれたセンスと頭脳だけでここまでやってきた様な物だ。 だがハードな練習ができない君の体では体力は勿論、技術や戦術もやがて実戦では通用しなくなる… 心臓病を患っている限り、君はプロの選手にはなれない。悲しいが、それがプロサッカーと言う物だ」 弥生「そ、そんな…」 片桐「小学生の時の君は正に最強だった。あの時点では君は間違いなく翼や日向を凌いでいただろう… だが3年間、公式戦にロクに出られず成長期なのに満足の行く練習が出来なかった今の君はせいぜい 互角と言った所だ。毎試合フル出場が期待できる、と言う点も含めれば間違いなく彼らの方が良い選手だな」 三杉「………」
[598]2 ◆vD5srW.8hU :2008/03/03(月) 17:07:41 ID:??? 片桐「それとも君は、心臓病を治す為に更に高校3年間を治療に費やしてみるかね?例え上手く治ったとしても その頃には君のテクニックは錆びつき、君の体はとてもサッカー選手として通用する物ではなくなっているだろう… 君に用意された道は何処に続くかも分からないいばらの道だ。それでも、プロ入りを目指すかね?」 三杉「………くっ…」 悔しさに震える三杉に、松山も弥生もなんら言葉をかけられなかった。 片桐「…スーパーサブとしての出場は見上さんに提言しておこう。それからどうするかは君次第だ」 三杉が苦悩している頃、南葛ベンチは野戦病院の様にごった返していた。 来生「ポカリ、ポカリ早くくれ〜」 滝「(う〜ん、あれが上手く行ってればなあ…)」 長野「(くそっ…俺にはポストプレイしかないってのに…)」 井沢「(諦めるか!後半こそオーバーヘッドをぶちこんでやる!)」 岩見「とりあえず、中盤での優位性は確保できたが…そこからが問題だな」 山森「後半も走って走って走り回らないと…」 高杉「どう守りきるかが勝敗の分かれ目だな…」 小田「あと30分…最後の30分か…」 中里「(本気を出しても圧倒できぬとは…サッカー、恐るべし!)」
[599]2 ◆vD5srW.8hU :2008/03/03(月) 17:09:51 ID:??? 各々が体力回復に努めている中、森崎は自らの体が限界に来ている事を実感していた。 森崎「(これじゃ絶対に後半終了まで持つ訳が無いな…あのドリンクを飲むか?)」 A 飲む。 B 飲まない。 現在の森崎ガッツ・80/770 先に3票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[600]自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/03(月) 17:13:57 ID:BxGVTIgE A もちろん
[601]自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/03(月) 17:14:00 ID:sEH+yj9e A
[602]自治スレにてローカルルール議論中:2008/03/03(月) 17:14:55 ID:2+vJ4uh6 A
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0ch BBS 2007-01-24