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キャプテン森崎 雑談用スレ2
[742]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 22:29:04 ID:??? ピッコロ『ぐわははははは、ご機嫌如何かな、地球人の諸君! 我われの力は充分に解かってもらえたことと思う。 だが我われは戦いは好きだが、殺し合いは好きではないのだ。我われに被害は出ないとはいえ、一方的な虐殺は本意ではない。 しかし君たちに無条件降伏されては戦うことができないだろう? それもまた本意ではない。だから別の方法を提案したい』 心底地球人をバカにしたような口調でおどけたようにそんなことを言ってくる。 ピッコロ『戦闘以外の方法、それは【スポーツ】だ! 我われは今日のために君たち地球のことを調査していた。 そして数あるスポーツの中から厳正なる抽選の結果、ある一つのスポーツを選び出したのだ!!』 そこまで来ると森崎たちにも後の流れが読めた。 ピッコロ『サッカー! 君たちの世界の伝統的な球技、フットボールの一つ【サッカー】にて戦おうではないか!』 森崎(正気かこの宇宙人? てかやっぱり壮大なドッキリなんじゃないのか?) そんな森崎の感想も知らずピッコロはノリノリで説明を続ける。 ピッコロ『ああ、安心したまえ。君たち地球人と我われDB星系人は科学力に差はあれど身体能力的にはさほど差はない。 ぐっふふふ、まぁ何がしかの特殊能力などを持っている連中は居るがね。それはさして重要な部分ではない』 森崎(いや、重要だろ!!)
[743]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 22:31:05 ID:??? ピッコロ『超能力は使わせないように指導するから安心したまえ。そして我われは少年兵の育成に力を入れていてね 今回の勝負でも少年兵を派遣する予定だ。そこで君たちには公平に15歳までを中心としたチームを作って戦ってもらうことになる。 ああ、君たちと我われは同じヒューマンタイプの為か寿命も同じくらいでね。年齢による能力差も大体同じだから問題はない』 森崎(本当かぁ? あやしすぎるぜ……) ピッコロ『この提案が受け入れられなかった場合、明日の陽が昇る頃には各国の首都には大きなクレーターができていることと思う。 懸命な判断を諸君らに期待しよう。それでは』 そしてスクリーンは黒く染まった。 見上「この提案を国連は受け入れた」 三杉「まぁ…当然でしょうね」 これは脅迫による強制以外の何ものでもない。受け入れるほかに選択肢はないのだ。 見上「我われは世界中のジュニアユースの有力選手を招集し、世界選抜チームを作ることとなった。 練習場所はアメリカ合衆国が提供し、コーチ陣や監督はブラジルから選ばれることとなった。 場所と監督は揉めかけたのだが、世界の危機に揉めている場合ではないと候補の中から多数決により決議された。 日本からは君たち四人が選抜合宿へと参加してもらうこととなる。申し訳ないが、これは強制だ」
[744]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 22:33:13 ID:??? 三杉「FW、MF、DF、GKから各一人ずつ……か、まぁ妥当な選出かもしれませんね」 松山「翼や岬なんかはどうなるんです?」 見上「うむ、翼は今回のフランス大会には参加しなかったブラジルユースの選抜メンバーとともに参加する。 岬は春から日本へ戻ってくるようだが今はまだフランスに残っている。そのためフランスとともに参加することが決まっている。 若林もドイツの選抜メンバーに選ばれているようだ」 日向「その世界選抜合宿に参加するのは全部で何人くらいになるんですか?」 レギュラー争いを念頭においているのだろう。質問する日向の目が鋭く光る。 見上「世界中のサッカー有力選手が集まるため、おそらく100人以上が参加するだろう。 そこから振るいをかけ、ベンチ入りの選手23名まで絞り込まれることとなる。 これは私の予想だが、この合宿では能力の高い者をいかに効率よく使うかが問題となる。 よってポジションのコンバートなどが入り乱れる非常に競争率の高い合宿となるだろう」 三杉「合宿の期間は?」 見上「DB星系軍との勝負は約一ヶ月後だ。君たちには明日から合宿に参加してもらい、3週間そこでしのぎを削ってもらうこととなる。 そして選ばれた23名で残りの一週間はチームワーク訓練や調整試合を行い、決戦に挑むということだ」 森崎(なんてゆーか……どうやら本当に本気で宇宙人と試合することになるようだな……) +++++
[745]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 22:36:17 ID:qslnFrb+ 規制中 しばらくお待ちください
[746]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 22:45:02 ID:??? 支援
[747]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 23:00:11 ID:??? ―――衛星軌道上 DB星系軍宇宙船 ピッコロ「それで? 『選手』たちの様子はどうだ武天老師『監督』?」 亀仙人「ホッホッホ 亀仙人でええよ元帥どの。ま、意気は充分というところじゃの。 後はルールを覚えとるかどうかじゃが…なんとかするわい。 精神と時の部屋は使わせてもらえるんじゃろ?」 司令室にてピッコロは監督を務める亀仙人と今後の予定を詰めていた。 彼らは同じ星系の人間ではあるが、外見は大きくかけ離れている。 緑色の肌と触覚を持つピッコロと違い、亀仙人は一般的な地球の老人と変わりない。 これはDB星系に属するかく惑星の環境の違いによるものだった。 DB星系はナメック星、惑星ベジータ、惑星フリーザ、レッドリボン星、 魔界惑星、界王星、地球(ちたま)の7つの星から構成される。 その7つの星がまるでドラゴンのように流線型に並んでいる球に見えることから ドラゴンボール星系、略してDB星系と名づけられたのだ。 ピッコロ「許可しよう、期待しているぞ亀仙人」 亀仙人「ま、あやつら次第じゃの…… そんじゃ、今度ギャルのいっぱいおるお店を紹介する約束、忘れんどくれよ」
[748]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 23:02:24 ID:??? ―――同 トレーニングルーム そこでは十数名の男女が基礎的な身体トレーニングやシミュレーションを行っていた。 ヤムチャ(FW)「フゥ、こんなトレーニングで大丈夫なのか? チームワークの練習とかした方がいいんじゃ」 ベジータ(FW)「フン、ゲームに出ない貴様がそんなトレーニングしたところで無駄なだけだ」 ヤムチャ「なにぃ!?」 ベジータ「惑星ベジータの王子、このベジータ様からポジションを奪えるものなら奪ってみるがいい、クククそんな事は不可能だがな」 フリーザ(FW)「フフ……下等生物どもの醜い争いはいつ見ても愉快ですね。 まぁ私の足を引っ張らないようにせいぜい頑張ってくださいね、お二人さん」 ベジータ・ヤムチャ「!」 ベジータ(フリーザ……今のうちにせいぜいいい気になっていろ! 必ず近いうちに貴様を越えてやるぜ!!) 孫悟空(MF・キャプテン)「やめろって、オラたち一応いまは仲間なんだからさ。仲良くやろうぜ」 クリリン(MF)「チームワークに欠けてるのは事実なんだよなぁ」 天津飯(DF)「そうでもないぞ あいつらはチームプレイが上手い。あっちのシミュレーターのモニターを見てみろ」 セル(DF)「17号! オーバーラップしすぎだ、もっと抑えろぉおおおお!! ぶるぁあああああああ」 17号(DF)「誰が貴様の言うことなど聞くか……このまま点を入れてやる!」 18号(DF)「やれやれ、ガキだね。16号、フォローにいくよ」 16号(DF)「ああ」
[749]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 23:04:21 ID:??? クリリン「仲がいいようには見えませんよ? (ああ、18号はいつ見ても綺麗だなぁ)」 孫悟空「でも17号がオーバラップして開いたスペースを18号たちが上手くカバーしてっぞ。やるなぁ」 天津飯「悔しいが、DFのスタメンはあいつらだろうな。オレもコンバートを考えるべきかもしれん」 マジュニア(MF)「フン、くだらん。GKがあいつというだけで既に無失点は約束されている。やる気など出るか」 ブウ(GK)「zzzzz……」 亀仙人「ふぅ、こやつらを纏め上げるのは苦労しそうじゃわい……」 ※ちなみに選手は全員15歳です +++++ アメリカ、ネバダ州南部にあるエリア51付近にて急遽設置された特別合宿所。 森崎たちは日本から10時間以上かけてこの地を踏んでいた。 何故こんな辺鄙な場所に合宿所が作られたかというと、やはり宇宙人のことは一般には秘密にされるのだそうだ。 だからその宇宙人と戦う選抜チームも一般に知られるわけにはいかないらしい。 「け、たく面倒だな。だが一般にはともかく世界のサッカー関係者たちに俺の名を売るチャンスだ。必ず選抜に残ってやるぜ!」 森崎がコートに足を踏み入れた瞬間、すでに個人トレーニングを始めていた何人かが彼に気づいた。
[750]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 23:06:52 ID:??? シュナイダー「モリサキ!!」 若林「チッ、きやがったか」 森崎が歩を進めるたびに彼はかつてのライバルたちに声を上げられる。 ディアス「やはり来たなモリサキ」 ジノ「モリサキ! パーフェクトキーパーの名に懸けてお前には負けん!」 ピエール「モリサキか……面白い」 ミューラー「ふん、1キーバーはこの俺だ」 そしてフランス大会には出なかったものの、強豪として名を馳せる者たちも森崎のことを見た。 カルロス「あいつが噂のモリサキか……」 レヴィン「ふ、お手並み拝見といこう」 肖俊光「森崎、ね。だがどんなキーパーだろうと俺が点を奪えない奴はいない!」
[751]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 23:09:09 ID:??? そんな視線にも、声にも森崎は全く反応せず、ただまっすぐにセンターサークルへと向かう。 そこでは一人の選手がリフティングをしていた。 近づいてくる森崎に気づくと彼はリフティングをやめ、なんと森崎に向かってシュートを撃ってきた。 「!!」 周囲の人間が息を呑む中、森崎はそのシュートに迅速に反応して片手でキャッチしてしまった。 「来たね、森崎」 「来たぜ、翼」 不敵に笑う二人。 「「 お 前 に は 負 け な い 」」 彼らの新たなる戦いはこれから始まる。 ―――スペースキャプテン森崎 プロローグ 了
[752]森崎名無しさん:2008/05/05(月) 23:10:36 ID:??? 以上です お目汚し失礼しました
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0ch BBS 2007-01-24