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アク規中代理カキコ依頼スレ
[454]森崎名無しさん:2008/08/12(火) 17:51:29 ID:??? おk
[455]森崎名無しさん:2008/08/12(火) 17:51:59 ID:??? いってきます
[456]森崎名無しさん:2008/08/12(火) 17:52:18 ID:??? ごめん、>>451にまかせるよ
[457]452:2008/08/12(火) 17:54:06 ID:??? 了
[458]森崎名無しさん:2008/08/12(火) 18:16:33 ID:??? 乙
[459]2 ◆vD5srW.8hU :2008/08/13(水) 07:53:49 ID:cip0uToY >B 「今は諦めろ!翼の決勝戦での出番を作ってやるんだ!」翼を庇う姿勢を見せて皆を納得させる。 松山「うっ…」 早田「も、森崎…」 超モリサキ「冷静になれ、この状況じゃ判定が覆る可能性はゼロだ。お前らまでカードを貰ったらその分苦しくなるんだぞ!」 三杉「森崎の言う通りだ。この試合はなんとか10人で凌ぐしかない」 岬「僕達の力で勝ちあがってもう一度翼くんが出場出来る様にしてあげようよ」 日向「翼が抜けたからと言って勝てなくなる訳じゃねえ。シャキッとしやがれ!」 来生「そ、そうだな…それしかないか」 早田「ワリィ、カッカしちまった…」 松山「すまない、助かったよ」 超モリサキを筆頭に落ち着いていた者達が宥め、松山達が抗議を止める。 それを見て審判も胸のポケットに伸ばしかけていた手を引いてディアスの方に注意を戻した。 そんな全日本Jrユース危機一髪劇を見てやっと状況を把握したのか、翼がノロノロと立ち上がりベンチに歩いて行く。 その翼を遠くから声をかける事も出来ず見送っていた若林は、いち早くスタンドの雰囲気に気付いた。 若林「つ、翼…あ、や、やばい!」
[460]2 ◆vD5srW.8hU :2008/08/13(水) 07:54:12 ID:cip0uToY ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーッ!!!! 超モリサキ「お、おおお!?こりゃすげえ、流石欧州と言った所か…」 観客「てめえ、よくもあんな危険な反則を!」「テクニックじゃ敵わないから負傷させようだなんて最低!」 ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーッ!!!! ピエール「ディアスのプレイに魅せられた観客が怒り狂っている…群集心理の恐ろしさだ」 観客「あの天才が再起不能になったりしたらサッカーの歴史の損失だぞ!」「背中の10番が泣いているぞ、バカ野朗!」 ブゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーッ!!!! 観客「イタリア戦でホメて損したぜ、全く!」「チンタラ歩くな!走ってそのまま日本に戻って二度と来るなーっ!!」 琴音「そ、そんなあ…ひどいよ、なにこれ!わざとじゃないのに!」 あずみ「観客はそうは思ってくれないんですよ…」 岬父「(翼くん…これはトラウマになるだろうな、確実に)」 ほぼ全ての観客が翼に罵声を浴びせ、物を投げ入れる者達まで出る。見守る事しか出来ないロベルトには悪夢そのものだった。 ロベルト「なんて…事だ…つ、翼…ダメだ、もう見ていられない…!」 よろめきながらスタンド出入り口に向かうロベルト。すると待ち構えていたかの様に片桐が壁によりかかっていた。 片桐「何処に行くんですか?ロベルトさん」 ロベルト「あ、あなたは…!翼に、翼に会わせて下さい!今のあいつには俺が必要なんです!」
[461]2 ◆vD5srW.8hU :2008/08/13(水) 07:54:59 ID:cip0uToY 片桐「………まだ早い。試合終了後まで待って下さい」 ロベルト「そんな!」 片桐「全日本Jrユースがこの試合を勝てなかったら、そこで翼の夢もジ・エンドです。今は大人しく試合を見守っていて下さい」 ロベルト「………くっ!!」 ポルトガル語で何やら悪態をつきながらスタンドに目を戻すロベルト。一方片桐もタバコを噛み潰しており、 苛立たしげにサングラスを盛んに叩いている。流石の彼もこの状況ではポーカーフェイスを保てなかった。 観客のブーイングは正に地を揺らさんばかりだったが、当の翼はほとんど気付きもしなかった。 ベンチの仲間達の視線や声にも全く反応せず控え室へと続くドアを開ける。 石崎「つ、翼…待てよ、何処へ行くんだよ翼!?」 見上「やめろ石崎!」 石崎「何言ってるんですか、俺は翼と一緒に…!」 見上「FIFAの公式ルールだ!レッドカードで退場させられた者は選手、役員を問わずフィールドおよび テクニカルエリア周辺に留まる事が出来ない!この試合のみならず出場停止処分になる次の試合中もだ! 交代要員もハーフタイム以外でテクニカルエリアから離れたらその試合における出場資格を失うぞ!」 石崎「そんな…じゃあ、翼は控え室で一人ぼっちに…」 見上「それが退場させられた者の運命だ…立花兄弟!アップを始めろ、パワープレイの必要が出てくるかも知れん!」 政夫「は、はい!」 和夫「わ、わかりました!」
[462]森崎名無しさん:2008/08/13(水) 08:10:16 ID:??? いってきます
[463]2 ◆vD5srW.8hU :2008/08/13(水) 08:10:57 ID:cip0uToY 石崎の半泣きの声も、矢継ぎ早に指示を与える見上の怒声も、控え室に近づくにつれ消えていった。 ドアを開けて閉めるとあれほど大きかった観客の罵声と騒音もほとんど聞こえない。唯一放送の声だけは 廊下にもスピーカーが設置されているのか割とはっきりと聞こえてきたが、耳に入っても頭の中には入らない。 翼「……………」 少し錆びたパイプ椅子に腰を下ろすと、やけに冷たく感じた。 翼「…座布団でもあれば良いのに。ヨーロッパにはクッションはあっても座布団は無いのかな」 聞き慣れた筈なのに自分の声とは思えない声が発した場違いな台詞。それを聞いた事で止まっていた翼の頭が回り始めた。 翼「………何処で間違えたんだ。何時からこうだったんだ。こんな筈じゃなかった。怒りをわざとみせつけてディアスの油断を誘って ボールを奪う筈だったのに!なんでこうなったんだ!そもそもあれはシミュレーションじゃないか!何故、何故、何故だ………!! 頼むから誰か教えてくれ俺は一体何をどう間違えたんだどうして俺は負けたんだーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」 控え室内に響き渡る翼の声。返ってきた返事は解説者の放送だった。 放送「10人になってしまった全日本Jrユース、これでかなり苦しくなりました。翼くんの退場が敗因となる確率は高いでしょう!」 翼「……………皆、ごめん…」 全日本Jrユース対アルゼンチンJrユース戦、後半2分、10番大空翼退場。 日本のサッカーの天才がアルゼンチンのサッカーの天才に完敗した瞬間だった。 *松山達を上手く宥めた事で森崎の支持率が1上がりました。 *翼が退場しました。次の試合にも出られません。更に翼の支持率が5下がりました。感情値は(後で判明する理由で)下がりません。 森崎チーム内支持率・50→51 翼チーム内支持率・49→44
[464]2 ◆vD5srW.8hU :2008/08/13(水) 08:11:51 ID:cip0uToY ここまでコピペお願いします。
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0ch BBS 2007-01-24