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アク規中代理カキコ依頼スレ
[51]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:02:31 ID:94iyh2IE 放送「しかしイタリアゴールを守るのはジノ・ヘルナンデスくん!見事なダイビングキャッチでボールを抑えました! 試合開始直後に虚を突かれて得点された物の、そのセービング技術の高さに疑問の余地はありません!」 ディアス「へえー、やるもんだな」 ヘルナンデス「まだだ…まだイタリアは負けない!」 ピッピィイイイイイイイイイ! 放送「そしてここで前半終了の笛です!0−1、アルゼンチンのリードで後半に折り返します。 アルゼンチンはいきなりの先制点で度肝を抜きましたが、その後はイタリアの堅守に悩まされている模様。 しかしイタリアも攻撃でチャンスを物に出来ず、戦況は膠着気味です。後半、この試合はどう動くのでしょうか?」 パスカル「(イタリアの堅守、ねえ…まだディアスは本気を出していないだけなんだけどな)」 イタリアとアルゼンチンが必死に戦っている頃、パリ郊外では片桐がロベルトと二人きりで話していた。 片桐「フランスのサッカー協会に問い合わせたらすぐに分かりましたよ。サンパウロの少年チームが ちょうど今、パリに遠征に来ていると。もう自分がロベルト・本郷では無い等と言わせませんよ」 ロベルト「(ホッ…どうやら俺の裏の顔はバレていない様だ)でもお願いです。俺が今パリに居る事は翼には言わないで下さい」 片桐「えっ」 ロベルト「俺はもう翼の前に立てる資格の無い人間です。3年前俺は翼との約束を破り、翼を裏切り、 一人ブラジルへ帰ってしまった。それは自分自身翼を教えていく自信が無かったからです。でも俺が居なくても 翼は成長していた。奴はやっぱりサッカーの大天才ですよ。今年の初め、FCサンパウロに日本サッカー協会から 1本のビデオが送られてきました。そのビデオには成長した翼の姿が映っていました。 そしてそれに寄せられた1通の手紙には、その少年はブラジルでプロのサッカー選手になる事を夢見ていると… 俺はそれを涙無しには見る事は出来ませんでした。そして昨日…あのビデオよりも成長していた翼の雄姿…」
[52]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:03:01 ID:94iyh2IE 話す内に感極まってきたのか、ロベルトは涙を流し始める。しかし片桐は冷ややかに笑った。 片桐「でもロベルトさん…翼が目指す夢を阻む者が、翼を超えようとする少年が日本には居るんですよ」 ロベルト「は?…日向の事ですか?」 片桐「違います。森崎有三です」 場面は再びパルク・デ・フランス・スタディオンに戻る。アルゼンチンJrユース対イタリアJrユースの試合は 既に後半が始まり、5分ほど経っていた。観客が退屈し始めた頃、ディアスにボールが渡り一気に会場が盛り上がった。 観客「おっ、あいつだ!」「アルゼンチンの10番だ!」「今度は何をするんだ?」 ディアス「そろそろイタリアにとどめを刺してやるとするかね!」 ダダダダダダッ! 放送「ディアスくん、ドリブルを開始した!1点目の様なドリブルゴールを狙いに行くつもりでしょうか? しかし今度はイタリアも万全の体勢で待ち構えております!」 パスカル「(さあ、今度こそディアスの本当の恐ろしさが分かるぜ)」 イタリアメンバー「来い!止めてやる!」「もうお前に何もさせない!」 ディアス「いや、何もさせて貰えないのはお前らの方だよ…そらそらそらァ!」 バババッ!キキッ!ダダッ!グルッ…フワッ…
[53]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:03:43 ID:94iyh2IE 森崎「な…」 翼「なにィ!」 松山「あのイタリアが…」 岬「まるで何もできないで抜かれていく…!」 放送「こ、これはあ〜〜〜っ!?一人、二人、三人、四人…まだまだ!五人、六人〜〜〜!!ディアスくん、 超絶テクニックのオンパレードでイタリアのフィールダーを半分以上抜き去ってしまったァ!! またしてもあっと言う間にヘルナンデスくんと一対一〜〜〜!イタリア、絶・対・絶・命!!」 シュナイダー「(俺もドリブルには自信がある。カルツも上手い。昨日のピエールも素晴らしいテクニックの持ち主だった。 そして全日本Jrユースにも優秀なドリブラーが沢山居る。だが…このファン・ディアスのドリブルは明らかに頭一つ分飛びぬけている!)」 ピエール「意表を突く必要なんか無かったんだ!本当に俺と同い年なのか、あいつは…!」 ヘルナンデス「(くそっ、俺が止める…俺が止めるしか無いんだ!)」 ディアス「今楽にしてやるよ、ジノ・ヘルナンデス!」 グワァッ! ヘルナンデス「(今度こそシュートだ、これはフェイクじゃない!そして奴の位置からして左に撃ったら 枠に入らずゴールラインを割る!つまり…右に撃ってくる!こっちだ、こっちに立ちはだかるんだ!)」 ヘルナンデスはディアスから見て左側へのシュートコースを塞ぐ。だが、ディアスの取った行動はまたしても彼の予測を超えていた。 バシュッ…ギュルルルル…
[54]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:04:11 ID:94iyh2IE ヘルナンデス「(左だと!?しかし、それで入る訳が…ま、曲がった!!)」 ギュルルルル…バスッ…テンテンテン… ピィイイイイイイイイイイイイ! 放送「き…決まりましたァ〜〜〜!!ディアスくんがソフトタッチでボールをこすり上げる様に撃ったシュートは、 ゆっくりと美しい曲線を描いてゴールに入り込みました!なんたる美技!なんたる判断力!なんたる集中力! この少年がボールを持つ度に奇跡が起きます!正に天才そのもの!ヘルナンデスくんですらなす術がありません!!」 ディアス「よーーーし!やったぜ!」 ジェンティーレ「ヘ、ヘルナンデス…」 ランピオン「むごい…見てられない…」 全日本メンバー「………」「す、すげェ…」「一体いくつの技を持っているんだ、あいつは…」 森崎「(皆ビビッてる…これはキャプテンとして何か言わないと…)」 A 「ビビるな皆!明日は俺たちが戦うんだぞ!」士気を鼓舞す。 B 「天才ファン・ディアス…良い踏み台になるぜ!」強気に笑う。 C 「もっとよく見ておこう。どこかに弱点はある筈だ…」冷静さを促す。 D 「恐れる事は無い。俺たちだってイタリアを圧倒したんだ」励ます。 E いや、今は下手に何か言っても逆効果だ。黙っていよう。 2008/07/12 9:00:00から投票期間を設けます。そこから13票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。 どれか一つに過半数の票が集まった場合はその時点で投票を止めて下さい。引き分けが生じた場合14票目をタイブレーカーとします。 尚、投票の際はage進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[55]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 07:50:55 ID:??? いってきます 土曜とはいえやっぱ早朝は人少ないのかな…?
[56]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 08:25:04 ID:??? 土曜はゆっくり寝ることにしてるんだ。 いつも6時おきだから休みは寝坊したい。
[57]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 22:48:02 ID:??? ↑しかし、早起きのお前に萌えた
[58]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 22:53:30 ID:??? 別に早起きじゃないじゃん
[59]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 23:05:51 ID:??? 早起きっていうとギリギリ7時までというイメージがあるな
[60]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/13(日) 00:31:25 ID:SvbvY2Ps >B 「天才ファン・ディアス…良い踏み台になるぜ!」強気に笑う。 強気に宣言する森崎。しかし、回りの反応は芳しくなかった。 翼「…はァ?」 若林「何言ってんだお前は…」 松山「本気か?」 森崎「なっ、なんだよその反応は!?お前ら弱気すぎるぞ!」 三杉「確かにディアスを必要以上に恐れるのは良くないが…森崎とは相性が悪すぎる相手だな」 森崎「なんだと!?」 三杉「彼はGKとあっさり一対一になってみせるタイプだ。そして森崎はロングシュートやミドルシュートに対する セーブ力は優れていても一対一の接近戦は苦手としている…違うかい?」 森崎「て、てめェら…」 日向「フン、要は明日は点の取り合いになるって事だろう。望む所だ」 森崎「(こいつら〜!見てやがれよ、俺はあんな奴に負けねえ!)」 *啖呵を切ったものの不発に終わり、森崎の支持率が低下してしまいました。 森崎チーム内支持率・45→44
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0ch BBS 2007-01-24