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アク規中代理カキコ依頼スレ
[52]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:03:01 ID:94iyh2IE 話す内に感極まってきたのか、ロベルトは涙を流し始める。しかし片桐は冷ややかに笑った。 片桐「でもロベルトさん…翼が目指す夢を阻む者が、翼を超えようとする少年が日本には居るんですよ」 ロベルト「は?…日向の事ですか?」 片桐「違います。森崎有三です」 場面は再びパルク・デ・フランス・スタディオンに戻る。アルゼンチンJrユース対イタリアJrユースの試合は 既に後半が始まり、5分ほど経っていた。観客が退屈し始めた頃、ディアスにボールが渡り一気に会場が盛り上がった。 観客「おっ、あいつだ!」「アルゼンチンの10番だ!」「今度は何をするんだ?」 ディアス「そろそろイタリアにとどめを刺してやるとするかね!」 ダダダダダダッ! 放送「ディアスくん、ドリブルを開始した!1点目の様なドリブルゴールを狙いに行くつもりでしょうか? しかし今度はイタリアも万全の体勢で待ち構えております!」 パスカル「(さあ、今度こそディアスの本当の恐ろしさが分かるぜ)」 イタリアメンバー「来い!止めてやる!」「もうお前に何もさせない!」 ディアス「いや、何もさせて貰えないのはお前らの方だよ…そらそらそらァ!」 バババッ!キキッ!ダダッ!グルッ…フワッ…
[53]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:03:43 ID:94iyh2IE 森崎「な…」 翼「なにィ!」 松山「あのイタリアが…」 岬「まるで何もできないで抜かれていく…!」 放送「こ、これはあ〜〜〜っ!?一人、二人、三人、四人…まだまだ!五人、六人〜〜〜!!ディアスくん、 超絶テクニックのオンパレードでイタリアのフィールダーを半分以上抜き去ってしまったァ!! またしてもあっと言う間にヘルナンデスくんと一対一〜〜〜!イタリア、絶・対・絶・命!!」 シュナイダー「(俺もドリブルには自信がある。カルツも上手い。昨日のピエールも素晴らしいテクニックの持ち主だった。 そして全日本Jrユースにも優秀なドリブラーが沢山居る。だが…このファン・ディアスのドリブルは明らかに頭一つ分飛びぬけている!)」 ピエール「意表を突く必要なんか無かったんだ!本当に俺と同い年なのか、あいつは…!」 ヘルナンデス「(くそっ、俺が止める…俺が止めるしか無いんだ!)」 ディアス「今楽にしてやるよ、ジノ・ヘルナンデス!」 グワァッ! ヘルナンデス「(今度こそシュートだ、これはフェイクじゃない!そして奴の位置からして左に撃ったら 枠に入らずゴールラインを割る!つまり…右に撃ってくる!こっちだ、こっちに立ちはだかるんだ!)」 ヘルナンデスはディアスから見て左側へのシュートコースを塞ぐ。だが、ディアスの取った行動はまたしても彼の予測を超えていた。 バシュッ…ギュルルルル…
[54]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/12(土) 07:04:11 ID:94iyh2IE ヘルナンデス「(左だと!?しかし、それで入る訳が…ま、曲がった!!)」 ギュルルルル…バスッ…テンテンテン… ピィイイイイイイイイイイイイ! 放送「き…決まりましたァ〜〜〜!!ディアスくんがソフトタッチでボールをこすり上げる様に撃ったシュートは、 ゆっくりと美しい曲線を描いてゴールに入り込みました!なんたる美技!なんたる判断力!なんたる集中力! この少年がボールを持つ度に奇跡が起きます!正に天才そのもの!ヘルナンデスくんですらなす術がありません!!」 ディアス「よーーーし!やったぜ!」 ジェンティーレ「ヘ、ヘルナンデス…」 ランピオン「むごい…見てられない…」 全日本メンバー「………」「す、すげェ…」「一体いくつの技を持っているんだ、あいつは…」 森崎「(皆ビビッてる…これはキャプテンとして何か言わないと…)」 A 「ビビるな皆!明日は俺たちが戦うんだぞ!」士気を鼓舞す。 B 「天才ファン・ディアス…良い踏み台になるぜ!」強気に笑う。 C 「もっとよく見ておこう。どこかに弱点はある筈だ…」冷静さを促す。 D 「恐れる事は無い。俺たちだってイタリアを圧倒したんだ」励ます。 E いや、今は下手に何か言っても逆効果だ。黙っていよう。 2008/07/12 9:00:00から投票期間を設けます。そこから13票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。 どれか一つに過半数の票が集まった場合はその時点で投票を止めて下さい。引き分けが生じた場合14票目をタイブレーカーとします。 尚、投票の際はage進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[55]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 07:50:55 ID:??? いってきます 土曜とはいえやっぱ早朝は人少ないのかな…?
[56]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 08:25:04 ID:??? 土曜はゆっくり寝ることにしてるんだ。 いつも6時おきだから休みは寝坊したい。
[57]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 22:48:02 ID:??? ↑しかし、早起きのお前に萌えた
[58]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 22:53:30 ID:??? 別に早起きじゃないじゃん
[59]森崎名無しさん:2008/07/12(土) 23:05:51 ID:??? 早起きっていうとギリギリ7時までというイメージがあるな
[60]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/13(日) 00:31:25 ID:SvbvY2Ps >B 「天才ファン・ディアス…良い踏み台になるぜ!」強気に笑う。 強気に宣言する森崎。しかし、回りの反応は芳しくなかった。 翼「…はァ?」 若林「何言ってんだお前は…」 松山「本気か?」 森崎「なっ、なんだよその反応は!?お前ら弱気すぎるぞ!」 三杉「確かにディアスを必要以上に恐れるのは良くないが…森崎とは相性が悪すぎる相手だな」 森崎「なんだと!?」 三杉「彼はGKとあっさり一対一になってみせるタイプだ。そして森崎はロングシュートやミドルシュートに対する セーブ力は優れていても一対一の接近戦は苦手としている…違うかい?」 森崎「て、てめェら…」 日向「フン、要は明日は点の取り合いになるって事だろう。望む所だ」 森崎「(こいつら〜!見てやがれよ、俺はあんな奴に負けねえ!)」 *啖呵を切ったものの不発に終わり、森崎の支持率が低下してしまいました。 森崎チーム内支持率・45→44
[61]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/13(日) 00:31:41 ID:SvbvY2Ps 再び場面はパリ郊外に移る。片桐が語る毎に、ロベルトの顔色は悪くなっていった。 片桐「…と言う訳で、過去3年間の翼は必ずしも栄光に恵まれていた訳ではないのです。 南葛中でも全日本Jrユースでもキャプテンの座は森崎が獲得しているのがその証拠と言えるでしょう」 ロベルト「バカな…オーバーラップを繰り返す事以外は平凡だったあの森崎が、そこまで!? (いかん、いかんぞ!このままではブラジルに来た翼と涙の再会を果たすという俺の計画が…!)」 片桐「そうです。このままでは翼は挫折し、その才能を花開かせる事無く終わるかも知れません。 あるいは森崎に負けたままで良いと妥協し、潜在能力を活かす事なく平凡な選手になりさがる。 それは我々日本サッカー協会が恐れている事でもあります」 ロベルト「ま、まさか…翼はブラジルに来る事を諦め始めていると言うのですか!?」 片桐「そうではありません。本人にその意志はありませんし、日本サッカー協会も全力でバックアップしています。 しかし、翼が得る筈だった”日本サッカー界の風雲児””不敗神話を築いた小さな英雄”と言った風評は 森崎の存在で曖昧な物となり、今年初めビデオを送った時は興味を示していたブラジルのクラブの役員達も 全国中学サッカー大会での実際のプレイを見て”過剰な期待は出来ない”と評価を改め始めています。 むしろ森崎の方が話題性としての価値はあるのではないか、と言う意見すら出てきましたよ」 ロベルト「(ま、不味い。翼には活躍してもらって、有名なプロ選手になってもらわないといけないのに… ここ3年働きすぎて、しばらくほとぼりを冷まさないといけないのに。スターの卵のコーチと言う美味しい社会的地位が!) なんだかんだで翼と再会する気満々だったロベルトは目論見が水泡に帰そうとしている事を知り ガックリと項垂れた。それを脈ありと勘違いした片桐は一息ついてから続けた。 片桐「そこで貴方に協力して欲しいのです。貴方の口添えがあれば翼の渡伯も大いに スムーズな物となるでしょう。ロベルトさん、翼と会って頂けませんか?」 ロベルト「!」
[62]2 ◆vD5srW.8hU :2008/07/13(日) 00:32:06 ID:SvbvY2Ps 上の二つのコピペをお願いします。今日はここまでです。
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0ch BBS 2007-01-24