※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
アク規中代理カキコ依頼スレ
[801]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 02:39:42 ID:??? てすと
[802]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 02:49:59 ID:2YwRUoHU うわっちゃあ…(汗)なるほど、これが「書き込みが反映されるまで 20分くらいかかる現象」とそれによる「二重三重書き込み」ですか! うーん、こりゃ色々不味いですね…本気で移転を考えなくちゃいけないのかな? とりあえず今夜はもう寝ます。気になって寝るに寝られなくて 夜更かししてもーたー!
[803]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 15:39:22 ID:??? 数十分後、パルク・デ・フランススタジアムでは間も無く西ドイツJrユース対ウルグアイJrユースの試合が始まろうとしていた。 放送「さァベスト4に残った4チームによる決勝トーナメント一回戦、その第一試合は 西ドイツJrユース対ウルグアイJrユースです。両チーム、試合前の軽い練習を行っております。 スターティングメンバーは大会初日から双方変わらず不動のベストメンバーで今日も相対します!!」 ギルド「ベストメンバーか…」 実況の何気ない一言に一人ほくそえむ西ドイツJrユース監督マイク・ギルド。その彼の後ろでは 昨日追加召集したばかりのミューラーが巨大な右手でサッカーボールを音が立つ程握り締めている。 そしてキャプテンのシュナイダーはおもむろにアップを中断し観客席へ寄ってきた。それも、森崎達の座っている方面に。 森崎「ん…?」 シュナイダー「ヘイ!モリサキ!」 ビシッと人差し指を突きつけ森崎を名指しして呼びかけるシュナイダー。当然周囲にざわめきが走るが、 そんな物は眼中に無いと言わんばかりに西ドイツの皇帝は大声で続けた。 シュナイダー「俺達は先に決勝に行っている!お前達もフランスを倒して上がって来い!」 森崎「シュナイダー…」 シュナイダーは用件を伝え終わりざまアップに戻る。後に残された森崎は、観客達の好奇の視線に晒される事になった。 観客「おい、シュナイダーが日本に挑戦状をたたきつけたぞ!」「マジかよ!?ナポレオンと並んで得点王に立っている奴が…」 「そんなに期待してる選手なのか、日本のモリサキって?」「フランスより日本と戦いたいのか?なんかムカつくな」
[804]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 15:46:07 ID:2YwRUoHU 周りがざわめく中、森崎は奇妙に冷静だった。いや、正確にはどう反応していいのか分からなかったのだ。 三杉「どうやらシュナイダーは君の事をライバル視していた様だね、森崎」 森崎「あ、ああ…(ううん…シュナイダーが相手だと素直に喜べん。あいつはディアス以上に規格外のバケモノだからな…)」 日向「ケッ、シュナイダーの野郎俺の事を無視するとは良い度胸してやがる」 松山「いや、ただ単にストライカーとしてはキーパーが一番ライバル視しやすいんだろ?」 見上「(森崎はとまどっているな…自分が知る中で最強の相手からの挑戦状。ここで怯むか奮い立つかで 真のツワモノとそうではない者に分かれる。今はまだ知らぬ身だが、お前の新天地への切符は少しずつ近づいているぞ森崎。 ここからお前の真価が問われる。日本サッカー協会のお偉方を納得させられるかどうかはお前次第だ)」 そして数分後、遂に西ドイツJrユース対ウルグアイJrユースの一戦が開始された! ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ! 放送「さァ注目の一戦、まもなくキックオフです。審判の笛が鳴った!ウルグアイボールから試合開始です!」 ビクトリーノ「よし、今日も行くぜ!」 ドドドドドドドドドド!バシッ!ビシッ! 放送「あっとウルグアイ、パスの繋ぎから早くもオープンスペースにDFを走らせる積極的な攻めです!そして オーバーラップしたDFダニエルくん、すかさずゴール前にセンタリング!そのボールに向かってビクトリーノくんが飛び込む!」
[805]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 15:48:42 ID:2YwRUoHU ビクトリーノ「よし!」 ダダダダダダッバコォン!バスゥウウウウウッ!! ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 森崎「ええっ!?おいおい西ドイツ!」 放送「ああ〜〜〜っ、決まったァビクトリーノくんのダイビングボレーシュートォ!!試合開始わずか50秒の先取点は ウルグアイJrユースです!西ドイツやや有利かの下馬評を覆すウルグアイの速攻、あっと言う間にゴールを決めたのは ”南米の黒豹”の異名を持つエースストライカー、今大会得点王を狙うラモン・ビクトリーノくんでした!」 観客「おおおお、ウルグアイが先制したぞ!」「西ドイツの守りがあっと言う間に切り裂かれた!」「これで面白くなってきたぞ!」 ピエール「あっと言う間のゴール…」 日向「ウルグアイが先制した」 若島津「西ドイツが先に点を取られたんだ…」 いきなりの衝撃的な展開に会場の誰もが度肝を抜かれる中、一人だけ怒りと苛立ちのみをあらわにする者が居た。 試合開始前からボールを握り締めていたミューラーは眉間の皺を深め、右手にゴリラの如き力を込めた! パァーーーーーーン! ギルド「ミュ…ミューラー」 幸か不幸か、ミューラーの人間離れした握力によってサッカーボールが破裂した瞬間を目撃したのはギルドだけだった。
[806]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 15:53:19 ID:??? 中途半端ですが、ここまでコピペお願いします。 しかし重いですね、本当に!
[807]森崎名無しさん:2008/09/10(水) 16:01:20 ID:??? いってきます
[808]森崎名無しさん:2008/09/10(水) 16:03:22 ID:??? 完了
[809]森崎名無しさん:2008/09/10(水) 17:56:47 ID:??? お疲れ様
[810]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 18:26:48 ID:??? 放送「チームの総合力No.1、西ドイツの若き皇帝カール・ハインツ・シュナイダーくんを 擁する西ドイツ、今大会初めて相手に先制ゴールを許しました!さァこの後どの様な反撃に移りますか、 優勝候補No.1西ドイツJrユース!さァ西ドイツボールから試合再開です!」 ピィイイイイイイイイイイイイイイ! 森崎「なんか実況が西ドイツをヨイショしまくりだな。失点直後にやってもしらけるだけじゃないのか?」 西ドイツがウルグアイに先制されている頃、パリ近郊のとあるサッカー場ではロベルト率いる サンパウロFC少年部チームと地元の少年チームの練習試合が今正に終わろうとしていた。 ピッ、ピッ、ピィイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 審判「試合終了!」 ブラジル少年達「やったァ、今日も勝ったぞ!」「これでフランス遠征全戦全勝だァ!」 ロベルト「よーし、よくやったぞみんなァ!」 ブラジル少年達「監督!」「ロベルト監督!」 はしゃく少年達にまとわりつかれるロベルトに歩み寄る者が居た。アルゼンチンJrユース代表監督の ディエゴ・バルバスである。ちなみに服はちゃんと着ている。 バルバス「おめでとうロベルト、ナイスゲームだ」 ロベルト「バルバス監督!」
[811]2 ◆vD5srW.8hU :2008/09/10(水) 18:27:21 ID:2YwRUoHU 数分後、ロベルトとバルバスは二人きりでサッカー場に備えつきの簡素な観客用ベンチで話し合っていた。 バルバス「うちの昨日の試合は残念な結果になってしまったよ。サッカー後進国の日本に負けて予選リーグ敗退か… 何かサッカー協会からの大目玉をかわす良い知恵は知らないかい、ロベルト?」 軽口を叩きつつ語りかけるバルバス。しかしロベルトは複雑な表情で黙っていただけだった。 バルバス「ふむ…察するに、君のお気に入りの日本の10番がうちのディアスにやられたのが気に入らないのかね?」 ロベルト「…じ、実力では劣っていなかった筈です」 ニヤリと笑うバルバスにロベルトが睨み返す。それはバルバスの表情を真剣な物に戻す程度の効果はあった。 バルバス「確かにな。実力、才能、共にディアスに匹敵する物は感じた。しかし彼には不幸にも致命的な弱点があった」 ロベルト「な…なんなんですか、それは」 バルバス「それは挫折に弱いメンタルだ。後半開始直後、ディアスに無謀な突撃を仕掛けたのがそれを露にしている。 なんとかして活躍したい、相手をギャフンと言わせたい…こういう気持ちは大いに結構、アスリートには必要不可欠。 しかしそれは時と場合を選べばの話であり、自分の役割を見失ったり出来ない事をやろうとするのでは逆効果だ」 ロベルト「つまり、翼はディアスとの勝負を避けるべきだったと?(ええい、イライラする)」 バルバス「それは少々極端だが、ディアスとの勝負に拘り過ぎたのは確かだな。前半ディアスからボールを奪えなかった 彼が後半すべきだった事は味方がボールを奪い返してくれる事を期待し、攻撃の比重を高める事だ。その方が最終的に 日本が勝つ確率はグンと上がっただろうし、彼自身の貢献度も評価されただろう」 ロベルト「(言われてみればもっともなのが余計に腹が立つ…)」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24