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キャプテン森崎 雑談用スレ5
[723]森崎名無しさん:2008/08/28(木) 19:43:35 ID:??? >>721 皇帝レナート、へタレ王ジウ、カルネバーレ、吉良監督でセブン。
[724]森崎名無しさん:2008/08/28(木) 19:48:10 ID:??? >>720 結局は気分的なもん かと言って1人で5人分行かれたらなんだかな〜ってなるだろ まあそういうのは無粋だわな
[725]森崎名無しさん:2008/08/28(木) 20:02:09 ID:??? 書き込み失敗するとレス番同じでも違う結果になるから誰が(いつ)引いても同じとは言えないかな
[726]森崎名無しさん:2008/08/28(木) 21:05:07 ID:??? 結局出目操作できるわけじゃないし同じ事だ。
[727]森崎名無しさん:2008/08/28(木) 21:22:49 ID:??? 山みたいになってればいいのなあ
[728]森崎名無しさん:2008/08/28(木) 22:09:04 ID:??? 出目操作云々で騒いでるやつは過去ログ見てきて言ってるのか? あの時点で解決したろう
[729]キャプテンアモロ(仮):2008/08/28(木) 22:31:38 ID:??? 外伝スレの方ではブライトさんが順調にレスを伸ばしているし、 残りも少ないのでこっちに投下します。 ではどうぞ。 その日、フランスのとあるグラウンドにて、貧相な顔立ちの少年が走り回っていた。 ウッシーオ「遅い! 俺がポカリっつったら1分以内に持ってこい!」 アモロ「す、すみません(クソ、正GKだからって図に乗りやがって……)」 このパシリの名はアモロ。 将来フランスの守護神として君臨する彼だが、今は名も無き第2GKに過ぎなかった。 アモロはチームの正GK・ウッシーオにパシリという名の雑用係としてこき使われていた。 そんなアモロにチームメイト達は皆同情的であったが、 腕力に長けたウッシーオには逆らえないというのが実情であった。 *** アモロ「ふう…… やっと終わったぜ」 練習後のロッカールーム。 日課であるウッシーオの靴磨きを終え、アモロは一息ついた。 アモロ「腹減ったな…… どっか寄ってくか」 帰り道、何か適当な店はないかと探しながら歩くアモロ。 やがてひなびた路地裏に、屋台が出ているのを発見した。 のれんには「千年庵」と漢字で書かれている。 文字は読めないが、おそらく東洋系の店だろうとなんとなく感じたアモロはその屋台に寄ってみることにした。
[730]キャプテンアモロ(仮):2008/08/28(木) 22:33:18 ID:??? 店主「へいらっしゃい!」 アモロ「え〜と…… 何があるんだ?」 店主「へい、メニューはこちらで」 店主の渡したメニューを見ると、たぬきうどん、きつねうどん、肉うどんといった 色々なうどんがずらりと並んでいた。どうやらここはうどん屋らしい。 その中で一際異色を放つメニューにアモロの目は釘付けになった。 アモロ「練乳いちごキャラメル肉うどん……?」 店主「ああ、それは特別メニューです。 お客さん達、その格好からしてサッカーやってると思うけど、 それならそれがオススメですよ」 アモロ「なんで?」 店主「そのうどんは東洋の知られざる名GKがこよなく愛していたうどんでしてね。 不幸なことにそのGKは若くして病魔に冒され、サッカー選手としては再起不能となってしまった。 しかしそのうどんを糧に、相撲という新たなスポーツで復帰を果たしたんです。 だからそのうどんには彼の熱い思いが込められているんですよ」 アモロ「ふーん…… でもなんか不味そうだな……」 店主「皆さんそう言われるんですよ、おかげで今まで一度もお出ししたことがなくて……」 苦笑する店主。 しかしアモロは店主の話に何かを感じたのか、じっと考え込んでいた。 アモロ「……よし、練乳いちごキャラメル肉うどんひとつ」 東洋の名GKの好物を食べれば自分も名GKになれるかもしれない。 そんな旨い話があるわけもないが、ちょっとだけあやかりたいとアモロは思ったのだ。
[731]キャプテンアモロ(仮):2008/08/28(木) 22:33:39 ID:??? 店主「へいお待ち!」 アモロ「うっ…… やっぱり不味い……」 凄まじい甘味に吐き気を覚えるアモロ。 それでも頑張って食べているうちに、アモロの耳にどこからか声が聞こえてきた。 ???「(やっと食べてくれる奴が現れたんか…… もう待ちあきてたところや、助かったで)」 アモロ「ん? おっちゃん、なんか言った?」 店主「いえ何も」 アモロ「空耳かなあ」 屋台の中に、他に人はいない。 気のせいかと首をかしげるアモロであったが、声はまたしても聞こえてきた。 ???「(わいが諦めざるを得なかったサッカーへの思い、夢…… それらをお前の身体を使って完全燃焼させてもらうで! これからは二心同体や、よろしくな!)」 アモロ「……まだ空耳が聞こえるなあ」 ちょっと薄気味の悪くなってきたアモロであったが、これを最後に声は聞こえなくなった。 そして不味いうどんに四苦八苦しながらもなんとか完食した頃には、 アモロはこの声のことはもう忘れてしまっていたのであった。
[732]キャプテンアモロ(仮):2008/08/28(木) 22:34:12 ID:??? 翌日は練習試合だった。 一応準備はしているが、結局今日も出番はないままだろう。 そうアモロが思っていた矢先、監督から衝撃的な話が飛び出た。 監督「実は昨晩、ウッシーオが入院してしまったそうだ」 チームメイト「ええ!? なんで?」 監督「何でも木の葉がすべてサッカーボールに見える奇病にかかってしまったらしい…… そんなわけで、ウッシーオはしばらくプレイできん。 よってアモロ、当面はお前にGKを任せる!」 アモロ「へぇっ? い、いや、はい!」 戸惑いながらも元気よく返事するアモロ。 こうしてめでたく試合に出ることのできたアモロであったが、所詮は控え。 前半5分に早くも失点すると、その後も失点を重ね、前半を4失点で終えた。 アモロ「(あー、やっぱ俺ってダメなんかな…)」 ハーフタイム、ベンチでがっくりと肩を落とすアモロ。 そんなアモロの耳に、再びあの声が聞こえてきた。
[733]キャプテンアモロ(仮):2008/08/28(木) 22:35:06 ID:??? ???「(何やっとんのや。こんなザルキーパー見たことないで)」 アモロ「え? 誰かなんか言ったか?」 ???「(ザルキーパーって言ったんや! 全く、ようやく宿主が現れたと思うたのに、こんなヘボとは泣きたくなるわ)」 アモロ「だ、誰だ? どこから話しかけているんだ?」 ???「(んなことより、後半始まるで。さっさと準備せえや)」 アモロ「あ、もう始まるのか……」 気がつけば、もう他のメンバーはピッチに出ている。アモロも急いでピッチに戻った。 謎の声の主が気になるアモロであったが、すぐにそんなことはどうでもよくなってしまった。 後半もまた、相手チームは怒涛の攻めを見せてきたからである。 アモロ「(ああやばい、またあの9番にボールが回っちまった…… あいつに2点取られてんだよな…… どうしよう……)」 度々見舞われるピンチに、思考停止気味のアモロ。 そんなアモロの頭の中に、再びあの声が響いた。 ???「(ボケッ、DFをうまく使わんか! ニアサイドのシュートコースを塞ぐんや! お前はそのままシュートに備えい!)」 アモロ「へっ…… あ、ああ、DF! ニアサイドのコースを塞いでくれ!」 DF「おう!」 アモロの指示により、シュートコースを塞ぐDF。 それを見た9番は開いているファーサイドにシュートを切り替えたが、そこはアモロの守備範囲。 アモロはがっちりこのシュートをキャッチした。
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0ch BBS 2007-01-24