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【翼と若林を】キャプテン森崎25【解雇する】
[642]代理:2008/09/06(土) 09:34:27 ID:??? ロベルト「(………えっ?それって、俺が要らないって言う意味か翼!?)」 ますます焦りだすロベルト。しかし彼の心配を他所に翼は勝手にヒートアップしていった。 翼「誰かに助けてもらいたい。上の人に引っ張ってもらいたい。こういう考えじゃ頂点に立てないんだ。 俺が世界一になりたかったら、いずれはロベルトをも超えなくちゃいけないんだ!例外を作っちゃいけないんだ!」 ロベルト「あ?あ、ああ、その通りだ。一番は文字通り一人だけなんだからな」 翼「ごめんロベルト、俺バカだった!中学を卒業したらブラジルに行くつもりだったけど、ロベルトに会える保障なんて 何処にもなかったんだ。例えロベルトに会えなくても自力で頑張らないといけなかったのに…俺、甘えていたよ!」 ロベルト「(い、いや、俺はサンパウロFC役員のコネを活かしてお前を迎えに行くつもりだったんだが…)」 自責と自戒の念に駆られ熱い涙を流す翼。口を挟めずついていけないロベルト。この師弟の絆はどんどんすれ違っていく。 翼「これだったんだ。他人がいくら邪魔してきても、どんなに辛く理不尽な目に会っても、何が何でも世界一になってやる! 俺はこの覚悟が出来ているつもりで出来ていなかった…ディアスは(そしてきっと森崎も)出来ていた。だから俺は負けたんだ」 ロベルト「(な、なんか勝手に納得しちゃったぞ。でももっともっぽいし、そう思わせておくか)よく分かったな、翼…」 流されるまま頷き微笑むロベルト。翼も信頼度100%の笑顔を返し、会議室への出入り口に向かった。 翼「こうしちゃ居られない。出場停止が解かれる決勝戦の為に特訓してくるよ!」 ロベルト「ああ…大会優勝後にまた会おう(頼むから優勝してくれよ。サンパウロFCの首脳陣を口説く材料が必要なんだ)」
[643]代理:2008/09/06(土) 09:39:31 ID:??? オーラが見えそうな程気合満々で出て行った翼の数秒後にロベルトも出る。 そこにはホッとした表情の片桐となにやら考え込んでいる見上が待っていた。 片桐「お見事ですロベルトさん。翼のモチベーションが最低から最高にまで一気に上げて下さり、有難うございます」 ロベルト「ハハハ…あいつの事は良く知っていますからね(良く分からない内になんとかなって助かった…)」 見上「(今のロベルト氏の表情が敗戦後の記者会見を切り抜けた代表監督の様に見えるのは気のせいか…?)」 こうして大会三日目の夜も過ぎていった…
[644]代理:2008/09/06(土) 09:47:58 ID:??? ここまでです
[645]マロン名無しさん:2008/09/06(土) 12:23:50 ID:??? やっぱり翼は森崎の事を裏では評価してるんだなあ
[646]マロン名無しさん:2008/09/06(土) 13:16:04 ID:??? 日向のこともな 若林www
[647]マロン名無しさん:2008/09/06(土) 17:48:23 ID:??? 翼の中に色んな感情が渦巻いてるんですね 原作は基地外だけどキャプ森の翼は割と好きだな
[648]代理:2008/09/06(土) 18:47:06 ID:eNusdBas *一晩明けて、味方全員のガッツが全回復しました。 そして翌日の早朝… 中里はとある豪邸に国際スパイ機関も特殊軍事隊員も舌を巻くであろう鮮やかさで忍び込んでいた。 中里「ムッフッフ…せっかく仏蘭西に来たのだから、是非とも”ぱりじぇんぬ”の裸体は拝んでおかねば。 そして短い時間を最大限に有効活用するには質と量両方を確保する…つまり、貴族の家ならば選び抜かれた女中達と 上流階級の女人の入浴両方を覗く事が出来る!後ほど森崎殿にも分けて進ぜよう…」 階層と階層の間の狭いスペースに張り巡らされた水道管を辿り、入浴場を地道に探る中里。 やがて当たりを引いた様で、下から水温が聞こえる場所にたどり着いた。 中里「ムムム、これはまさしくシャワーの音!しからばごめん、名も知れぬ女人よ。我が狼藉を許したまえ」 勝手な事を言いつつ特殊なキリを取り出し音も無く床に穴を開ける中里。勿論くり抜いた部分も下に落とさず回収する。 そしてすかさず特殊カメラ付の筒を穴に挿し込み、根元のネジで角度や倍率を操作しつつ覗き込んだ。 ちなみにこの一連の動作に要した時間はわずか11.83秒であり、自己ベストタイムに僅かに及ばない速さだった。 中里「おおお…見える、見えるぞ。蜜色の長い髪。僅かな日焼けが彩りを添え、水滴を艶かしく弾く陶磁器の如き肌。 しなやかに引き締まった背中と臀部。カモシカの様に長く、逞しい脚…?発達した広い、肩………!?ま、まさか!!?」 その瞬間、覗かれている事に全く気づいていないエル・シド・ピエールは向きを変え、中里に後ろだけでなく前まで見せてくれた。 後に中里はこの失態を父に報告した際、ショックによる絶叫を間一髪食い止めた精神力と速やかに撤退を決断した判断力と 痕跡を残さず気づかれないまま逃亡出来た気力を褒められ、事前の情報収集を疎かにした諜報能力の欠如を叱られる事になる。
[649]代理・ここまで:2008/09/06(土) 18:47:18 ID:eNusdBas ピエールは何も知らないままシャワーを終え、朝食のテーブルに向かった。 ピエール「おはよう」 ピエール父「ああおはよう。どうだ体調は?昨日の試合の疲れは残ってないか?」 ピエール「大丈夫、ベストだよ。今日の準決勝、そして明日の決勝に合わせてコンディショニングしてきたからね」 ピエール母「この大会貴方にかけるフランス国民の期待は大きいけど、あまり無理しないでね」 ピエール「分かってるよ母さん。心配しないで」 両親と和やかな会話を楽しみつつ朝食を終えるピエール。約一時間後、ピエールはジャージに着替え出かける準備を終えた。 ピエール「父さん母さん、じゃあ行ってくる」 ピエール父「もう行くのか?早いんじゃ無いか」 ピエール「うん、今日はスタジアムまで軽くランニングして行くよ。それじゃあ行ってきます」 ピエール父「頑張れよ、エル。気をつけて」 ピエール「(今日の相手は日本。あのミサキの居るチームだ。この間は俺のせいで勝負する事は出来なかったが、 イタリア戦とアルゼンチン戦での彼の働きは地味ながら重要な物だった。そして今日日本はツバサと言うエースを欠いているから おそらくミサキがゲームメイクを任せられるだろう。今度こそ彼と勝負出来る…勝つ、俺は必ず勝つぞ。このパリの大空、 パルク・デ・フランスのセンターポールにトリコロールカラーのフランス国旗を上げるのはこのエル・シド・ピエールだ!)」
[650]マロン名無しさん:2008/09/07(日) 02:01:22 ID:??? マトモな展開w
[651]代理コピペ:2008/09/07(日) 08:28:09 ID:??? そしてピエールがスタジアムにたどり着く直前、全日本Jrユースチームを乗せたバスも競技場に到着していた。 ブロロロ…キィッ。 フランス人男性A「おい、あれは」 フランス人男性B「あれは今日のフランスの相手、ジャパンJrユースだ」 フランス人男性A「おい、昨日退場させられた10番が居ないぞ」 フランス人男性B「本当に日本に送還されたのかもな、ハハハ!」 森崎「(フランス人にはすっかり嫌われたな、翼の奴。しかし本当に何処行ったんだ?若林も居ないし…)」 ブロロロ…キィッ。 フランス人男性C「来たぞ、フランスJrユースのバスだ!」 フランス人少女達「ピエール!」「キャー、ピエール!」 続いて少し離れた場所に到着したフランスJrユースを乗せたバスにピエールファンの少女達が詰め掛ける。 しかし彼女達の期待に反して騒々しく出てきたのは不機嫌そうに顔を歪めたルイ・ナポレオンだった。 ナポレオン「ったく、うるせえ女どもだ!」 フランス人男性C「おっ、フランスのエースストライカールイ・ナポレオンだ!」
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0ch BBS 2007-01-24