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【単独スレ】キャプテン・ブライト【新番組】
[7]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/02(火) 00:56:06 ID:??? 剛田「この艦、戦闘機とかで迎撃はしないのかよ」 野比「『しない』んじゃなく『できない』んだと思うよ」 骨川「少なくとも、こっちのデッキには戦闘機すら置いてないしね…あれ?」 骨川は、デッキの片隅にある、一人乗りの丸い救命ポッドのような物に気がついた。二つある。 即座に、剛田に視線を送る。頷く剛田。彼らは、野比には視線を送らない。 骨川「俺たち…死ぬ、のかな…」 剛田「かもな。あー、なんだか子供の頃を思い出すよなぁ」 野比「そうだね…。こういうピンチの時、僕はいっつも『彼』に頼ってたっけ」 笑い出す三人。悲壮さはどこにもなかった。 骨川「変な猫だったよなぁ。面白い道具をいっぱい持ってきてさ」 剛田「青い猫! 狸みたいだった」 野比「あはは。忘れないよね」 物影の女の子「(…なんだか難しいこと言ってるみたいだけど、青い、ネコ?)」 骨川「で、あの青い猫がどうなったかは知らないけど、野比はアレを再現したいと思ってる」 野比「まあ…ね」 剛田「あの青い猫が量産されれば、戦争も終わる。そう考えているんだろう? 野比『博士』!」 野比「うん。でも今の試作機じゃ、とてもRXシリーズには敵わないさ」 それに、と、野比は言葉を続ける。 野比「『彼』はRXシリーズとは完全にコンセプトが違う。『彼』は兵器じゃないから」
[8]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/02(火) 00:59:30 ID:??? 【ホワイトベース:ブリッジ内】 ブライトが目を開けると、そこはブリッジの中であり。 宇宙では、戦争だった。WBにミサイルが飛んで来ては…ギリギリで迎撃:回避をしている。 ブライト「俺は…眠ってたのかな? なあミライ」(ガッツ100回復。100/500) ミライ(操舵中)「今! 話しかけないで!」 パオロ(重体)「気がついたかブライト君。敵艦、正面にムサイ級だ」 ブライト「はぁ。ま、さっきの変態たちは夢オチか。えーと、選択肢を戻せばいいのかな」 桜子「ブライトの旦那。もう現実を見つめましょうや…」 ブライト「なっ! お前、桜子! ってことは、下での出来事は夢じゃないのか!?」 桜子「そ。私たち必死で逃げて、気づいたら多目的ホールのあたりで倒れてたらしいわ」 ブライト「皆は無事か!?」 ブリッジの隅の床にグッタリと座りながら、野球帽をぶんぶん振って合図してくるあおい。逆に桜子は力なく首を振る。 桜子「新田くんと叶親くんは、いないわよ。やっぱり逃げ切れなかったみたい」 ブライト「叶親はともかく、新田がいないか。…あれ? サッカー経験者いなくなった!?」 桜子「そういうこと。どうしたもんかねぇ」 桜子は2秒ほど考え、頷いた。 桜子「ねーアムロ、ちょっと通信席貸して」 アムロ「え、あ、はい(気さくな人だ)」 『外部スピーカーON』ぴんぽんぱんぽん↑ 桜子『新田様。新田 瞬 様。お連れの人がお待ちです。至急、ブリッジまで来て下さい』 (これでよし。あとはまあ…気は進まないけど) 桜子『叶親くん。叶親浩司くん。校長先生が お呼びです。至急、校長室まで来て下さい』 ぴんぽんぱんぽん↓『外部スピーカーOFF』 桜子「これで、いつか戻ってくるでしょ」 アムロ「(アバウトな人だ)」
[9]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/02(火) 01:02:26 ID:??? ブライト「そもそも、WBはどうしてこんなにやられている?」 すると情報班のオスカーから、絶望的な答えが次々と返ってきた。 オスカー「ミノフスキー粒子撒布装置が不調です。戦闘濃度まで上がってません。 ビームかく乱幕、無理です。おそらく電気系の故障。 メガ粒子砲:主砲:副砲、全てダメです。砲術科からの応答がありません。 対空砲火稼働率、オートで20%程度。後はマニュアルで補ってますが、人員不足です。 右舷デッキ、ハッチ開きません。油圧系か電気系との報告。そのため戦闘機が出せません。 エンジンも不調です。予想より速度が出ていない」 ブライト「…なあミライ。今、WBが出来ることって…なんだ?」 ミライ「操舵手として答えますが。微速後退と、微速前進くらいかと」 ブライト「これじゃただの『的』じゃないか…。アムロ! 右舷デッキの整備班に繋げ」 アムロ「はい。えっと、繋がりました」 ブライト「右舷、ハッチは最悪、爆弾で内側から吹き飛ばせ。コアファイターだけでも外に出して、防御力を高めるんだ」 ブライト「(この長距離で、一方的に砲撃を受けている…『サッカー』の射程にすら入っていない。 ロックオンされたら終わりだぞ…どうする?)」 <とりあえず>あと1ターンの猶予があります。 ・なにやら一部の避難民が、何かをしようとしています。 A:下策かもしれんが、奇襲になるか? WBを敵艦に体当たりさせ超接近戦を挑む。前進! B:艦の距離は現状維持でいい、それより修理を急がせろ! ダメージコントロール班、何やってんの! C:さらに距離を取れば非弾率も落ちるはずだ。コロニーを盾にするように後退! 先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
[10]森崎名無しさん:2008/09/02(火) 01:07:05 ID:IY2LFbZ+ C
[11]森崎名無しさん:2008/09/02(火) 01:45:40 ID:ut54oclY B
[12]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2008/09/02(火) 01:47:28 ID:m9hG0JHM A 全力微速前進!
[13]キャプレナの中の人 ◆vT9A7Z6fDY :2008/09/02(火) 01:49:15 ID:aYH7VVj6 C 岡崎版は シャアがサイド7を滅ぼしたけど
[14]森崎名無しさん:2008/09/02(火) 17:25:42 ID:??? お。やっと再開したか。 しかし選手スカウトなんかの時とブリッジでの指揮の時で、まるで別人w
[15]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/03(水) 00:47:45 ID:??? あ。前にも書きましたが、ガンダム系の濃い話は段々と少なくなる予定です。 自分、本気で「WB隊の最大のピンチ」はサイド7脱出時だと思ってるので。 だって原作ではパオロ艦長が対空機銃撃ってるんだよ?(そんで怪我した) ----- C:さらに距離を取れば非弾率も落ちるはずだ。コロニーを盾にするように後退! ミライ「ダメ!」 ブライト「即答っ!?」 ミライ「いえ、やってみるわ。でも、こちらの後退速度も遅すぎる」 ブライト「コロニーを間に挟むように動け。なんならコロニーを削っても構わん。 破片が飛び散れば、それが盾になる! そこまで精密誘導はできないはずだ」 桜子「(強引だけど、確かに相手は狙いにくいかも)」 オスカー「敵艦、回りこんできてます! これ、普通のムサイ級!? データ以上に速いです」 ブライト「こっちも逆側に回り込め。距離が取れないなら、射線を塞ぐ! 敵艦を正面に見なければいい。それと右舷デッキ、コアファイターは?」 マーカー「まだです。あれ? …左舷デッキ? ハッチ、オープン。カタパルトが動いてます!」 ブライト「左舷? 左舷に何かあったか? いや、何が出た?」 マーカー「カタパルトから射出! 数は二つ、船外作業用の『ボール』のようです」 ブライト「『ボール』? 左舷のは非武装だったな。誰が乗っている」 マーカー「該当、ありません。避難民の可能性もあります」 ブライト「バカが…。どこへ逃げようと言うのか」 マーカー「どうしますか?」 ブライト「放っておけ。ジオンの連中が拾ってくれなければ、生き残ることはないだろうがな…」
[16]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/03(水) 00:50:10 ID:??? ブライトの必死の指揮にも関わらず、戦況は全く好転しない。 ミライ「ダメです。敵艦、正面に寄って来てます!」 ブライト「対空砲、迎撃用意! コロニー側にも撃ちまくれ!」 #コロニーのミラー部分が飛び散り、浮遊残骸になりました。 ミライ「(まさかこちらの回避行動が読まれてる?)敵艦、正面! 来ました!」 オスカー「ぅわあ! 敵艦からのレーザー照射、受けています!」 ブライト「なにィ!?」 オスカー「ロックオンされました! 続いて熱源接近、ミサイル! 回避できません!」 ブライト「対空砲で撃ち落とせ!」 オスカー「間に合わないっ…ブリッジ直撃コース! 着弾まであと5秒!」 その時。ブリッジの目の前にRB-79『ボール』が滑り込んできた。先ほど射出されたうちの、一機である。 RB-79(剛田)「(間に合ったか。スネ夫の言う通り、こっちに一機残って正解だったな)」 ブライト「な! おい、ブリッジ前の『ボール』、下がれ! ミサイルが来る!」 RB-79(剛田)「ヘっ。やっぱり俺って…不可能を可能にする…ッ!」 ブリッジに向かって来ていたミサイルは、間に割って入った『ボール』を直撃し、爆発した。 ブライト「た、助かった…のか?」 あおい「あの丸っこいのが『盾』になってくれたみたい…」
[17]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2008/09/03(水) 00:54:34 ID:??? マーカー「ブライトさん!」 ブライト「どうした!?」 マーカー「敵艦、減速! どうやら片側のエンジン部、炎上してる模様!」 ブライト「どういうことだ? こっちは攻撃してないぞ?」 マーカー「さっき射出された『ボール』の一機が、体当たりで突っ込んだみたいです…」 オスカー「ん? あれ? ぅわ!」 ブライト「あー! 今度は何なんだ!」 オスカー「回復、回復! ミノフスキー粒子撒布装置、戻りました。戦闘濃度まで上昇! ビームかく乱幕、50%程度まで復帰! メガ粒子砲:主砲:副砲、ブリッジでコントロールできるようになりました! 対空砲火稼働率、オートで60%まで回復! エンジンも50%程度まで回復!」 ブライト「一体、何が起きているんだ…!?」 パオロ(重体)「わからんが、これで敵艦の遠距離攻撃は封じたな」 桜子(すっかり溶け込んで)「ん? 艦長、制御室で不審な人影が! 軍服を着ていません。避難民かも」 <敵艦が接近中です。残り5ターンで『サッカー』による交戦状態になりそうです> A:制御室? 原因はこいつか? あるいは、破壊工作されるのも怖いし。行ってみるか。 B:とりあえず、遠距離攻撃は封じた。まずは戦力を整える。新田と叶親を探しに行こう。 C:制御室も、新田と叶親も、とりあえず置いておく。新しい戦力を発掘しに行くぞ。 先に2票入った選択肢で続行。age進行でお願いします。sageではカウント出来ません。
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0ch BBS 2007-01-24