※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
アク規中代理カキコ依頼スレその2
[638]森崎名無しさん:2013/06/14(金) 00:56:24 ID:??? >>620まで投稿して連投規制に引っかかりました。 >>621以降のコピペを他の方にお願いします。 あちらは1レスに投下できる量がこの板の倍近くあるため 一度に2レス分コピペしたほうが規制対策にもなっていいかもしれません
[639]森崎名無しさん:2013/06/14(金) 08:47:09 ID:??? 続けてコピペします。
[640]森崎名無しさん:2013/06/14(金) 08:54:22 ID:??? >>632までコピペしました。 最後の>>633のコピペを他の方にお願いします。
[641]森崎名無しさん:2013/06/14(金) 11:31:53 ID:??? コピペしました。
[642]2 ◆vD5srW.8hU :2013/06/14(金) 12:07:55 ID:IxvnNq56 ★アルシオン 高いトラップ ( スペード4 ) 80+( 1 + 2 → 6 + 5)=91★ ★中山 オーバーヘッドクリア ( ダイヤK ) 78+( 6 + 5 )=89★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】≧2→アルシオン、トラップ成功。 ----------------------------------------------------------------------------- 中山「(よし!届く!)」 両者共に高く飛んだが、アルシオンは普通に頭から飛んでいるのに対し 中山はオーバーヘッドキックに行ったのにそれでやっと互角の高さになりそうだった。 相手の反則的なジャンプ力に中山は舌を巻くしかなかったが、それでも どんな手段でもアルシオンのトラップを阻止できれば自分の勝ちだと割り切っていた。 だが次の瞬間中山は信じられない物を見た。 アルシオン「良いクリアだ。模範的だな。だが無意味だ」 ガツッ!クルッ。 中山「!!?」 ボール越しに激突した筈なのにやけに軽い感覚しか感じられないと思ったら、 反動で離れていくアルシオンがオーバーヘッドキックの形に体を回転させ、 ゆっくりと落ちていくボール目がけて足を伸ばす。 高さで追いつかれ、力づくで押し切る事も出来ないのなら軽い当たりでボールを 自分の都合の良い位置とベクトルに引き寄せ、オーバーヘッドキックで確保し、 その勢いのまま一回転して足から着地し、即座にダッシュ。 中山「(しまった…!)」
[643]2 ◆vD5srW.8hU :2013/06/14(金) 12:09:54 ID:IxvnNq56 ドサッ!スタッ。 シュタタタッ! それがアルシオンの狙いだと気付いた時には体勢を立て直す時間はもう残っておらず、 アルシオンと違い足から着地できなかった中山が立ち上がった頃には 最早振り切られてしまっていた。 放送「おおおっ!?この競り合いは互角に見えましたがアルシオンくんが美技を披露し ボールゲット!見事中山くんを引き離しチャンスエリアに駆け込みます!」 観客「ちくしょう、キザなマネしやがって!」「モリサキー!こんな所で失点するなよー!」 森崎「(くそっ、こうなったら俺が止めれば良いだけの話だ!アルシオンも 疲労している筈だからもう一発スターバーストを止めればあいつもスタミナ切れだ! それで俺達が一方的に攻め続けられる様になる!次のアルシオンの一発が勝負だ!)」 次藤「(ストラットの事ば考えると、森崎もこれ以上疲れさせんのが最善タイ。 ここが男の踏ん張りば見せんばいかん所とね。ケガ?そげん知るか!)」 早田「(森崎はストラット相手にはどうにもジンクスが悪い。コイツに撃たせたら 悪い予感しかしない…だから俺が止めるんだ。こういう時こそマーカーの真価が問われる!)」 中里「(早田を支援する。パスカットに備える。こぼれ球を確保する。カウンターで駆け上がる。 どれもやらなくてはならぬのがウィングバックの辛い所であるが、価値の証でもあるな)」 それでも日本は尚守りを固めており、イタリアにとって攻め辛い状態を維持していた。 だがこの状況が今大会ナンバー1司令塔とも評されるアルシオンの頭脳を研ぎ澄まさせる。
[644]2 ◆vD5srW.8hU :2013/06/14(金) 12:11:09 ID:IxvnNq56 アルシオン「(セオリー通りの守り方だな。ここでソーダも俺に向けるなど、奇策を 打ってくれれば有り難かったのだがそんなチャンスはくれないか…ならばどうする? 正攻法には正攻法でしか対抗できないのか?…いや、決してそんな事はない)」 チラッ。 山森「(ん?今アルシオン、俺を見たのか?)」 ジョアン「(考えろ、アルシオン。この場でお前が撃つのは下策。お前が疲弊してしまっては ストラットが孤立無援と化し我々の攻撃パターンは極端に制限されてしまう。 ストラットに渡すのは中策。あいつの体力を余らせておくのが勿体無いのは事実だが、 二人マークがついている以上シュートに持ち込める確率が余り高くないのもまた事実。ならば…)」 アルシオン「(リターンを高めつつリスクを抑える。それがゲームメイクと言うもの。 この状況で望みうるリターンとは。この状況で消し去れるリスクとは。 そしてそれらを実現させる手段は…これだ!)」 スッ。 ヘルナンデス「(あのサインは…そういう事か、成程!)DFライン上がれ! 攻撃をサポートするんだ!日本陣内に入ってオフサイドを取れなくなってもいい!」 バサレロ・ゴルバテ・トリノ『おう!!』 カルネバーレ「へへっ、FWらしい事が出来るぜ!」 ドドドドッ! ジョアン「(そうじゃ…それが上策じゃ、アルシオン!)」 アルシオンが何をするつもりか、何を始めたか。 それをすぐに理解できたのはイタリアユース関係者だけだった。
[645]2 ◆vD5srW.8hU :2013/06/14(金) 12:12:33 ID:IxvnNq56 ダダダッ! 放送「アルシオンくんPAに突入!いよいよ得点チャンスです!」 次藤「(シュートならワシがなんとかしちゃる。ドリブルなら…森崎に任せるしか無か)」 森崎「(来やがれ!お前が俺の引き立て役だ、俺がお前の引き立て役じゃない!)」 アルシオンはまず最初に日本PA内の(イタリア側から見て)左側に切り込んだ。 ここからスターバーストか、それとも一対一を挑んでくるかと次藤が森崎が身構える。 ダダダッ! 森崎「ん?何処に行きやがる」 中山「フリーになりたかったのか?」 松山「だとしたら、目測が甘かったな!」 放送「まだ撃ちません!PAの外に出てコーナー付近へ!ここから撃つのか?」 アルシオンは次にPAに出て左コーナー付近に走り込んだ。 余計な時間を消費した事で先程振り切られた松山と中山が距離を詰め、 一旦彼らをかわすか急いでシュートを撃つかの二択を迫られたかに見えた。 クルッ!ダダダッ! 松山「えっ!?」 中山「なんだ?」 森崎「だから何処に…ん?まさか…」
[646]2 ◆vD5srW.8hU :2013/06/14(金) 12:15:28 ID:IxvnNq56 だがアルシオンはここで自陣側に向き直り、一直線に走り出した。 シュートコースを阻む形で距離を詰めていた松山と中山はこれを阻害する事が出来ず、 混乱しながら後を追うが、追いつける前にアルシオンがパスを出してボールを手放してしまう。 放送「アルシオンくん、後ろに下がって…バックパス?シュートが撃てないと判断したのでしょうか? 自信満々なプレイスタイルで知られる彼のイメージとはかけ離れた消極的なプレイです」 次藤「こいつら、マジで!?」 翼「この土壇場で…!」 森崎「とりかごだとォ!?」 この時ようやくイタリア以外も気付いた。イタリアが時間稼ぎに来た事を。 〜ドイツユース宿舎〜 カルツ「…おお。これってかなり有効な作戦じゃないのか?」 フライハイト「ヤマモリの投入とミサキの交代阻止。ヘルナンデスを休憩させる。 首尾よく時間を経過させれば反撃の心配なく終了間際に攻撃出来る。 日本が苛立ちでミスをする可能性もある。この作戦のメリットはそう言った所か」 カペロマン「この状況でよくそんな事思いつくな。あいつの心臓はダイヤで出来ているのか?」 シュナイダー「大した奴だ」
[647]2 ◆vD5srW.8hU :2013/06/14(金) 12:16:33 ID:IxvnNq56 〜ブラジルユース宿舎〜 サンタマリア「失敗してボールを失っても、日本側に残っているシューターはアオイとミスギだけ… しかも後者は撃たせたら即交代レベルまで疲労しているだろう。ヤマモリを入れたかったら 一度ボールを外に出さなければいけないからもう一度イタリアボールだ。これぞローリスクハイリターンだな」 ネイ「傍から見ているこっちでさえ理解するのに時間かかるって言うのに、クライマックス真っ只中の 実戦の当事者でそこまで計算出来るモンなのかよ。ここ一番で凄い事しやがるなァ」 ゲルティス「それがアルシオンと言うMFだ」 カルロス「この試合が9対11で行われているなんて信じられなくなってきたな」 コインブラ「……………」 〜再びエスタジオ・ド・モルンビー〜 バコッ! バシュッ! ダダダダッ! ポーン! イタリアメンバー「そっちだ!」「もっと走れ!」「いったん戻せ!」 全日本メンバー「くそっ!」「こっちが数で上の筈なのに…!」「フザけた事しやがって!」 放送「イタリア、パスを回す回す!アルシオンくんの指揮の下、2人退場しているチームとは思えない程 巧みにボールをキープしています。しかしシュートに行く気配がありません…これはまさか…」 選手達に遅れる事数分後、観客もイタリアが時間稼ぎをしている事に気付き…
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24