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キャプテン森崎外伝スレ2
[201]森崎名無しさん:2008/09/24(水) 22:34:45 ID:Vq9pjc2Q A
[202]森崎名無しさん:2008/09/24(水) 22:53:53 ID:??? 5→5(状態:やや落ち込みぎみ) !?
[203]タイトル未定:2008/09/24(水) 23:30:40 ID:??? >202 あうー。すみません間違いです。 正しくは 4→5 です。 ちなみに常人は1〜10で5,6が普通ですが翼は 1〜12で6,7が普通くらいに考えています。 漫画で見ているとそれくらいのテンションかと。
[204]タイトル未定:2008/09/24(水) 23:51:25 ID:QrDqdqJA >A もちろんさ、心友! 翼「もちろんさ、心友!遠慮しないできてくれよ」 中山(こいつこんなキャラだったか!?) 翼「でも、先に言っておくけど、残念ながらかわいい看護士さんは いないからな」 中山「……お前、翼じゃないだろ!?」 翼の顔の皮を思いっ切り引っ張る中山。 翼「痛い、痛いってば」 中山「本当に翼なのか?なんだか全然違う人みたいだ」 翼「サッカーをやっているときは優等生になっちゃうんだよな、 どうしても。さっきも言ったけど、父さんをいい子で待ちながら サッカーの練習をしていたからかな」 中山「石崎とか、今のお前を見たらなんて言うかな?」 翼にとって、中山は本当の意味で初めての友達と呼べる存在だったのかも しれない。 サッカーを通してしか世間とつながりを持てなかった翼にとって、今回の 怪我で失ったものは大きいが、得られるものも多いのかもしれないと 中山は思ったのだった。
[205]タイトル未定:2008/09/24(水) 23:52:44 ID:QrDqdqJA 本屋から歩いて数分で病院についた。 待合ロビーは混雑していたが、予約してあった翼は10分も待つことなく 診察室に入ることができた。 医師「おお、いらっしゃい。今日は友達もいっしょかい?そのせいか なんだか顔色もいつもよりいいね」 中山「翼くんの友達の中山と言います。お邪魔でしょうか?」 医師「いや、大丈夫だ。そっちのイスにでもかけてくれ」 入り口の近くに置いてあったパイプイスに座るように言った。 中山が腰掛ける動作を見て医師がたずねた。 医師「君もどこか怪我をしているね。治りかけのようだが、どこかで 治療しているのかい?」 中山「ええ、数ヶ月前に少し。今はリハビリ中です。パッとみて 分かるものですか?」 医師「歩いている人間を見ればだいたい分かるよ。君は治療してくれた 先生が良かったんだろう。かなり良いバランスをしているよ。 良すぎて逆に不自然に見えたくらいさ」 中山(この先生もかなり出来るな。じゃあ、翼の怪我の見立ても 正しいのか。まさか、翼までサッカー筋を損傷してしまうなんて)
[206]森崎名無しさん:2008/09/25(木) 00:04:55 ID:??? >>203 あうー・・・だと。 君の正体は霊夢が元ネタの縁結びの神様という事か・・・・?
[207]タイトル未定:2008/09/25(木) 00:12:14 ID:LMO0F1/E 医師「翼くん、気持ちは落ち着いたかい?今日はだいぶ元気そうだね」 翼「ええ、まだ完全に吹っ切れたわけじゃないけど。でも少しずつ前に 進むしかないのかなって思えるようになりました」 医師「正直に言おう。僕が君にしてあげられる治療はもうない。少なくとも 現段階では手を尽くした。これ以上、ここに通っても、いやどこの 病院に行っても、君がサッカーをできるようになる確率はゼロだ」 中山「先生、言いすぎじゃないですか!?翼の気持ちも考えて……」 中山の言葉を翼が遮る。 翼「いいんだ、中山。変な同情で根拠のない希望を持たせられるより、 こうやってハッキリ言ってくれた方がマシさ。でも、その言葉は前回も 聞きましたよ。では、先生が俺をここに呼んだのはなぜです?理由が あるんでしょ?」 医師は不適に微笑む。 医師「だいぶ元気になったようだね。率直に言おう。翼くん、バスケを やらないか?」 翼・中山「バスケ!?」 医師「そうだ。バスケットボールだ。君の身体能力は素晴らしい。 サッカーができないからと言ってほったらかしにしておくのは もったいない。長時間走り続けるという点では使う筋肉も野球や バレーなんかに比べたらサッカーに近いからね」 翼「バスケなんて体育の授業で少しやったくらいであまりイメージが わきません」 医師「なら、一度見てみればいい。幸い、私の息子がこの海南大学の 付属高校でバスケット部に所属している。練習を見せてもらうと いい。私から連絡しておくから」 その宮益という眼鏡の中年医師は半ば強引に話を決めるとさっさと 翼と中山を追い出した。
[208]タイトル未定:2008/09/25(木) 00:12:51 ID:LMO0F1/E >>206 しっ! それ以上は……
[209]森崎名無しさん:2008/09/25(木) 00:22:06 ID:??? 3Pと桜木封じに定評のある彼の父親か。 これまた意外なじんせ・・・・おかしいな・・・俺以外誰もいないはずなのに足音が聞こえるぞ? ぺたぺたぺた足音がする。疲れてるのかな?幻聴に違いない。
[210]タイトル未定:2008/09/25(木) 00:23:02 ID:LMO0F1/E 数時間後。 翼と中山は海南大付属高等学校の体育館にいた。 バスケの名門らしいが、校門まで迎えに来てくれた宮益医師の息子さんは お世辞にもバスケが上手そうには見えなかった。 しかし、先ほどのシュート練習ではかなりの確率でシュートを決めていたし、 そのシュートフォームが美しいことは素人の翼にもすぐに理解できた。 キュッ、キュッ!ダム、ダム!! 体育館の中ではバスケットシューズが床を蹴るたびに高い音が上がり、 ボールが床を叩くたびに低い音がした。 体育館の中は秋だというのに蒸し暑かったが、それでもどこかさわやかな 明るさがあった。 (この雰囲気……競技は違うのに南葛中のグラウンドみたいだ) どんよりとした眼で床を見つめながら翼は思う。 (サッカーは2度とできない……) 顔をゆっくりと上げる翼の、その瞳はうっすらと輝いているように見えた。 (そう、少なくとも「今の」医療技術では)
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0ch BBS 2007-01-24