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キャプテン森崎外伝スレ2
[672]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 17:23:25 ID:??? そこにいたのは?→ ハートK
[673]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 17:24:03 ID:??? 一番いい引きじゃね?ほめてほめて〜
[674]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 18:50:45 ID:??? ナイス引き
[675]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/08(土) 20:38:39 ID:YaIJgk7o >ハート→そこにいたのは……POISON!! そこには先ほどの青いユニフォームを着た少年がたっていた。 木野「新田君!」 ???「新田?」 木野に呼ばれて振り返ったのは先ほどまで円堂と勝負をしていた新田ではなかった。 新田よりも背が高く、新田に比べると顔は優男っぽい、それによく見ればユニフォームの背番号も違う、 新田は18番だったが今ここにいる少年は19番だ。 円堂「新田じゃない」 ???「君ら新田を知っているのか?」 円堂「あ、ああ、ちょっと前までここで一緒にいたんだけど……」 ???「そうか……そういえばここはどこなんだ? 日本の風景のようだけど俺はついさっきまでフランスにいたはずなんだが?」 円堂「な、なんだって!」 木野「新田君と同じ事を言ってる……」 ???「新田と同じ事? どういう事なんだ?」 2人は少年に先ほどの新田との顛末を説明した。
[676]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/08(土) 20:39:54 ID:YaIJgk7o ???「……違う世界か、まるでマンガか映画の中のような話だけど、君たちが俺に嘘をついて得をするはずもないし、 実際ほんの数分前までフランスにいたはずの俺がこの場所にいる事自体がまるでマンガの中の話だ。 それに表彰式の途中で突然新田がいなくなったのも事実……」 円堂「君は表彰式の途中じゃなかったのか?」 ???「ああ、表彰式が終わって控え室に戻ると新田がいなくて、しばらく探したんだが見つからなかった。 それで、俺たち選手は先にホテルに帰ることになって、大会関係者や全日本のスタッフが残って探す事になったんだが、 俺は帰りのバスで寝ていて気がついたらここにいた」 円堂「なるほどな、だけど新田はそのときここにはいなかったんだろ?」 ???「ああ、ここにはだれもいなかった」 木野「わたしたちが新田君と別れて15分くらいよ? その間にどこに行っちゃったのかしら?」 円堂「俺たちが通った道は商店街のほうへ続く道なんだ」 ???「じゃあ向こうは?」 木野「向こうは河川敷よ」 円堂「よし、探しに行ってみようか」 ???「俺も一緒に行ってもいいかな?」 円堂「ああもちろん」 木野「ところであなたの名前は? わたしは木野秋っていうの」 ???「ああ、俺の名は反町、反町一樹だ」 円堂「反町か、俺は円堂守よろしくな」 反町「ああ、円堂に木野さんかよろしく」 木野「ところで反町君……」 3人は話をしながら新田を探しに河川敷へと向かっていった。 しかし、3人は新田を見つける事は出来なかった。なぜなら新田はまだこの場所にいたからだ。 鉄塔の横にある小さな小屋、新田はこの中にいた。
[677]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/08(土) 20:40:57 ID:YaIJgk7o 時間は今から15分前へとさかのぼる。 新田「よし! さっきの感覚を忘れないうちに特訓を……って俺これからどうすればいいんだ? こんな知らない場所にいきなり来て、泊まる所もないし食べ物だってどうすれば……。 あぁ!! あの2人と一緒に行けばよかったんだ!! でも、来週会おうとか言って別れた手前今から追いかけられないし……」 途方にくれる新田に廃屋が眼に止まった。 新田「あの小屋、あそこで夜を明かせないかな?」 新田が小屋へ駆け寄ると扉がいきなり開いた。 扉から出てきたのは?→ !card (!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。カードのマークで分岐します。 スペード・ダイヤ→城山監督! ハート・クラブ →吉良監督! Joker→Robertoだっ!!
[678]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 20:41:27 ID:??? 扉から出てきたのは?→ ハートK
[679]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2008/11/08(土) 20:43:34 ID:??? 吉良ktkr!
[680]ODA強:2008/11/08(土) 20:46:41 ID:??? キラッ☆
[681]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/09(日) 00:15:54 ID:TmWOMA6A >ハート・クラブ →吉良監督! そしてそこから出てきたのは新田にも見覚えがある男だった。 新田「き、吉良監督?」 そう、2年前の夏、全国大会で決勝で戦った沢田タケシの率いる明和FCの監督でだった男、 そして今年の中学全国大会の決勝から、いきなり東邦の監督になった男だ。 聞いた話ではA級ライセンスを持っていて日向や若島津、沢田を見出した男でもある。 吉良「見ていたぞ新田。 情けない、2年前わが明和FCを破ったときは大空翼に匹敵する素質があると確信していたのじゃが、今ではそこまで堕ちたか」 新田「うっ……」 吉良の厳しい言葉に新田は何も言い返すことが出来なかった。 吉良「ワシはお前たちが欧羅巴に旅立ってすぐにこの世界に飛ばされたから向こうでの結果は分らん。 だが、先ほどの様子を見れば想像がつく。 実際どうじゃった?」 新田「……あなたの想像通りです」 新田はうつむき歯を食いしばった。 新田「日本の結果は最高のものでした。これ以上の結果は望めない……。 だけど俺は散々でした。 ろくに試合にも出ることが出来ないで、唯一スタメンで出た試合では全く何も出来なかった。 俺が向こうで得たものは、自分の実力のなさを知ることだけだった……」 ヨーロッパでの悔しい記憶を思い出したのか、新田の目からはいつの間にか涙がこぼれていた。 吉良「そうか、じゃがな新田よ、お前はまだ伸びる! 自分の弱さを受け入れる事がステップアップにつながるのじゃ!」 新田「き、吉良監督……」 新田は顔を上げると手の甲で涙をぬぐった。 吉良「まあ、中へ入るがよい」 吉良は新田を引き連れ小屋の中へと入っていった。
[682]ハヤブサイレブン ◆xb8eIST5.k :2008/11/09(日) 00:17:23 ID:TmWOMA6A 新田「こ、これは……」 小屋の中は外からは想像できないものだった。 吉良「すごいじゃろ? なんだか知らんが電気もガスも水道も通っていて、食料も山ほどある! なんとトイレにはウォシュレットがついてる!」 新田「ウ、ウォシュレット! 南葛町じゃ若林さんの家にしかありませんよ!」←そんなことありません。 注)彼らは1984年当時の人間です。 吉良「しかも見ろこのテレビ! こんな大画面なのに何故かこんなに薄いのじゃ!」 新田「すごい! そう言えば円堂たちは今は2009年って言ってたけど、2009年ならば21世紀ですもんね! さすが21世紀だ!」 吉良「なんと! この世界は21世紀じゃったのか!」 新田「吉良監督は知らなかったのですか?」 吉良「うむ、わしは他人との接触は出来るだけ絶っていたのでな」 新田「でも、21世紀なら空飛ぶ車とかチューブの中を走る電車とかがあるんじゃないですか?」 吉良「いや、車は普通にタイヤで走っていたぞ。デザインはずいぶん丸っこくなっていたがな。電車も残念ながら線路を走っていた」 新田「そうなのか、じゃあテレビ電話とか、ネコ型ロボットも実現していないんですかね?」 吉良「それは見た事はないなのう、町並みは20世紀とそれほど変わってはいなかったと思う」 新田はものめずらしそうに液晶テレビやDVDプレやーをいじっていた。 吉良「まあ新田よ、はしゃぎたい気持ちもわかるがそのへんにしておけ」
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0ch BBS 2007-01-24