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【監督が】キャプテン霧雨【吉良ッ☆】
[100]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:10:09 ID:c1Oh/mG6 その影は魔理沙を見つけると、手を上げて駆け寄ってきた。 山岡(GK)「よぉ、霧雨!こんな時間になにしてるんだ?」 魔理沙「魔理沙でいいぜ。他の連中にも言っておいてくれ」 山岡(GK)「オーケー…って、その子は誰だ?」 魔理沙「新しく入ったDFだ。仲良くしてやってくれ、あとボールはあまり渡さなくていいからな。 チルノ、こいつは山岡ってチームメイトだ」 チルノ「あたいチルノ!よろしくな、やまおか!」 山岡(GK)「は、はぁ…俺は山岡だ」 チルノ「あたいのあしをひっぱるんじゃないぞ!」 山岡(GK)「(なんか柴田に似てる気がするなぁ…)」 魔理沙「さて、最初の質問だが、弁当を食べているところだ」 チルノ「うまいぞー!」 山岡(GK)「な…なんだと!?ダメだダメだ!コンビニ弁当なんて(ry」 山岡はその後数十分の間、コンビニ弁当がいかにまずくて栄養価がないものか語り続けた。 魔理沙は正直聞く気がほとんどなかったが、食べると山岡がまた怒り出すので黙って聞いていた。 山岡(GK)「…というか、家で食べないのか?」
[101]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:10:32 ID:c1Oh/mG6 チルノ「いえってなんだー?」 魔理沙「家か…この世界にはないぜ」 山岡(GK)「(…家出でもしてきたのか?)そういうわけなら、俺の家で食べるか?」 魔理沙「それは魅力的な話だが……じゃあ、この弁当は捨てるのか?」 山岡(GK)「そ、そうだな……」 魔理沙としては何の含意もなく言ったのだが、山岡には難しい質問だった。 親から食物は大事にしろと言われている以上、捨てさせるのはできない。 山岡(GK)「きょ、今日のところはしょうがない。明日からだ!」 魔理沙「わかった。だが、お前の家を私は知らないぞ」 山岡(GK)「美味亭って料亭だよ。人に聞けばわかると思うぞ」 魔理沙「ふむ、お前はじゃあこれから【美味】だな」 山岡改め、美味(GK)「な、なんでだよ!?」 魔理沙「岡山と間違えやすいんだ。どっちもGKだし」 美味(GK)「すっげぇ納得いかないんだけど…」 チルノ「やまおかじゃないのか?」 魔理沙「それは偽の名前なんだ。これからはビミーって呼んでやれ」 チルノ「ビミー、よろしくな!」
[102]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:10:57 ID:c1Oh/mG6 美味(GK)「わかったよ…それでいいよ……じゃあ、また朝練でな」 寂しそうに美味は去っていきました。 魔理沙「ばくばくむしゃむしゃ」 チルノ「うめー!」 魔理沙「さて、食事は終わったが、どこを寝床にするべきか」 チルノ「みずうみないの?」 魔理沙「近くにはないと思うぞ…ああ、野宿しかないのか?あのスキマババアめ」 途方に暮れる魔理沙の前に、スキマが突如出現する。 そこから出てきたのは、そもそもの元凶である八雲 紫であった。 紫「元気してた?…あら?よくわからないのを連れてきたのね」 チルノ「(くさい)」 魔理沙「…まさか、連れ帰るつもりか?」 紫「いいえ。あなたが自力で連れてきたから、見逃してあげるわ」 魔理沙「じゃあ一体何の用だ?」 紫「とりあえず、泊まるところを用意したわ。……ほら」
[103]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:11:48 ID:c1Oh/mG6 スキマから出てきたのは、ちょっと大きめのテントだった。 それに興味を示したチルノが駆け寄って転がして遊び始める。 魔理沙「(とりあえず放って置こう)そんなのより金を出してくれ」 紫「嫌よ。そんなの自分で稼ぎなさい」 魔理沙「(テントでも何もないよりはマシか)」 チルノ「ぐるぐるごろごろ」 紫「あと、あなたのスキルについて話があるわ」 魔理沙「そうだ。よくも忘れさせやがったな!」 紫「まぁ、ちょっとしたハンデってやつよ。 あなたは幻想郷のエースなのだから。あと、忘れた技は運がよければ思い出せるようにはしてあるわ」 紫の言葉に、思いっきり疑わしげな視線を送る魔理沙。 魔理沙「本当だろうな?」 紫「ええ。でも話はそっちのことじゃないのよ」 魔理沙「……?」
[104]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:12:24 ID:c1Oh/mG6 紫「あなたのラーニングのスキルを少しいじらせてもらったわ。まぁ、頑張るのね」 それだけ言うと、紫はスキマごと消え去った。 魔理沙「ちょ、ちょっと待て!いじるって何をいじりやがった!答えやがれ腐れババア!!」 魔理沙のむなしい叫びが公園にこだまするのだった…… ※魔理沙のスキルついて 忘れている技について 魔理沙は現在、マスパ以外の技を全て忘れています。 該当行動をしているときに条件を満たすと、その技を思い出します。 例→ドリブルの判定のときに条件を満たす 必殺ドリブルを思い出す 県大会までの状態では、K・JOKERを出したときのみ技を思い出します。 全国大会以降では、より思い出しやすくなります。 【ラーニング】について 魔理沙には人の技をパク…もとい、死ぬまで借りるスキルがあります。 このスキルは、一部この世界でも適用されます。 ラーニングできる条件 ・相手の技が発動している ・魔理沙の引いたカードがK・Qである この条件の両方を満たしたとき、勝負の結果がどちらでも魔理沙がその技を覚えます。 ただし、ストックは2つ。2つ以上になった場合は上書きという形になります。 条件上、味方の技は覚えることはできません。 ラーニングと思い出しがかぶったときは、忘れた技が優先されます。
[105]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:12:53 ID:c1Oh/mG6 翌朝…… 魔理沙「チルノの隣だと寒いな……」 チルノ「ねむいー」 魔理沙「練習だ練習」 魔理沙の言葉に、しぶしぶながらも従い、テントから出てくるチルノ。 魔理沙「(さて、朝練はどうしようかな)」 A 金木も練習に参加させる (田中・岡山の補正がなくなります) B 昨日と同じく金木は指導役 (金木は練習しません) C 私も練習するぜ (成長率が悪くなりますが、魔理沙も練習します) *先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[106]TSUBASA DUNK:2008/10/12(日) 00:17:58 ID:P9sa7cto A
[107]森崎名無しさん:2008/10/12(日) 00:21:31 ID:1F2v/OXA C
[108]森崎名無しさん:2008/10/12(日) 00:21:49 ID:STw5in4k C
[109]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:38:59 ID:c1Oh/mG6 >>C 私も練習するぜ 魔理沙「昨日はなんだかんだで練習できなかったからな…よし、私も練習することにするか!」 魔理沙はチルノを連れてグラウンドに向かった。 岡山(GK)「あ、魔理沙さん」 浅海(GK)「おはようございます」 魔理沙「よし、みんな揃ってるな。今日は私も練習する」 金木(MF)「(まぁ朝練だし、いいだろう)」 チルノ「おまえら、あたいのあしをひっぱるなよ!」 全員「なにィ!?」 柴田(MF)「(ふふん、俺の華麗なドリブルでギャフンと言わせてやるぜ!)」 藤木(DF)「(まぁ、実力はありそうだが…)」 馬宮(MF)「あーあ、また女かよ」 魔理沙「…文句があるようだな」 馬宮(MF)「そりゃあね。俺らより弱かったら話にならんでしょ?」 三原(MF)「(僕らも大して強くないけどね…)」
[110]キャプテン霧雨:2008/10/12(日) 00:39:37 ID:c1Oh/mG6 金木(MF)「(こいつ、バカだ…)」 馬宮の挑発を受け、魔理沙はとりあえず全員に実力を見せてやろうと考えた。 そのほうが、自分がキャプテンであっても素直に命令が実行されるだろう。 魔理沙「じゃあ、お前の得意なブロックで私のシュートを止めてみるんだな」 ゴール前まで行き、昨日の吉良の時よりは遠くにボールを置く。 馬宮(MF)「(へっ、女のシュートなんかに負けるかよ)」 美味(GK)「(嫌な予感が…)」 チルノ「あたいもうちたいー!」 魔理沙「後でな。……じゃあお前ら、準備はいいか?」 馬宮(MF)「おう!」 魔理沙「(後腐れないよう、本気で行かせてもらうぜ!!)」 魔理沙「輝け八卦炉!これが私のマスタースパークだぜ!!!」 田中(MF)「(偶然、昨日のを見ちゃったんだよね…)南無阿弥陀仏…」
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0ch BBS 2007-01-24