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【監督が】キャプテン霧雨【吉良ッ☆】
[561]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:33:47 ID:Q2ZyODxs 見に来た暇人→ スペードK >>日向…!あの男、何しに来た!? 魔理沙「(あいつか…?)」 魔理沙が目を向けた先にいたのは、コーラ片手に周囲の観客を圧するように座っている男。 ヒューガー(株)取締役、日向 小次郎その人であった。 日向(デ(ry)「(吉良吉良…まさかとは思うが、あのクソジジイが監督なんてことは…)」 吉良「(こ……小次…郎?多分そうじゃ…それにしても、変わったのう)」 魔理沙「あの時の社長か…一体何しに来たんだ?」 ※魔理沙は日向がサッカーをすることを知りません。 日向(デ(r)「!!やっぱりアイツか…吉良 耕三…」 観客たちを掻き分け、魔理沙たちが入場してくる。先導しているのは、吉良監督だった。 日向(デ)「アイツが作ったチームが、ただの雑魚で終わるワケがねぇ…ちっ、厄介なことになりそうだぜ」 不愉快そうに吐き捨てると、コーラをラッパ飲みする日向。その姿は、とてもスポーツ選手のそれではなかった。
[562]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:34:06 ID:Q2ZyODxs 吉良「(やり直す気があるのか…それとも、堕ちるところまで…)」 吉良「…すまん、魔理沙。先に行っててくれ」 魔理沙「わかった。…おっさん、あの社長と知り合いなのか?」 吉良「ああ…前も言ったが、かつての教え子じゃ…」 魔理沙「(師匠と弟子…か)おっさん、後悔だけはしないようにな」 D馬宮「!?(魔理沙が…優しさを!?)」 E浅海「(昔に何かあったのかな?)」 F田中「(うーん…どれが日向さんなんだろう?)」 魔理沙「…よし、じゃあお前ら、先に行くぞ!」 全員「お…おう!」 吉良の話を聞き、黒歴史に追放された己の師匠のことを思い出す魔理沙。 彼女とは二度と会えないのだろうか。魔理沙はそれを寂しく思うのだった。 魔理沙「(…魅魔様……)」 ※魅魔様降臨フラグが立ちました。 全国大会以降での召喚で仲間になる可能性があります。
[563]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:34:39 ID:Q2ZyODxs 吉良「おい、そこの」 日向(d)「ん?…吉良…監督!」 吉良「(やはり、小次郎か…)少しばかり、お主に話があってな……」 旧師の前だけあって、日向もコーラを飲む手を止める。 そして、吉良監督の話が始まった…… 試合前―霧雨ベンチ 魔理沙「いいか、しばらくは監督は戻ってこないが、そもそもいてもいなくてもあんまり変わらない!」 I金木「(まぁ、前回の試合はいなかったしな…)」 F田中「(試合の時はそうかも…)」 A三原「…魔理沙、僕はDFかい?」 ポジション表を見ていた三原が、魔理沙に問いかける。 魔理沙「ああ。最近は藤木と一緒に守備練習をしているしな」 D馬宮「(あーあ、シオン中MFトリオのうちの2人がDFかよ)」 @美味「(チルノの攻撃力は、やはりDFには惜しいからな)」 チルノ「シュートうつぞ、シュート!」
[564]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:34:58 ID:Q2ZyODxs C岡山「(やばいなぁ…誰も俺のほうに攻撃に来ませんように…)」 美味はさっき渡された監督のメモを読み上げる。 ほとんど書いていないのは、書くことがなかったからだろうか。 @美味「監督のメモによれば、相手のハナダ中のフォーメーションはトキワ中と同じらしいぞ」 F田中「FW3人、MF3人、DF4人ですね」 ※以下、FWはT・U・V、MFはα・β・γ、DFはイ・ロ・ハ・ニと表記されます。 ちなみに、フォーメーションが違えばWやδも出てくる可能性があります。 J柴田「守備が多いってことか…ドリブルで全部抜いちゃうけどな!」 E浅海「(お前シュート力ないだろ…)」 魔理沙「あと、交代はできないからな。それぞれ体力を考えろよ!」 I金木「(ハナダ中チームに劣っている点があるとすれば、やはりそれか。向こうには控えがいるからな)」 D馬宮「美味先輩、他に何書いてありますか?」 @美味「それが…後はマスタースパークは撃つなっていうのしか…」 魔理沙「(まぁ、ポストを壊しちゃマズいからな。だが、やばくなったら無断で使わせてもらうぜ)」
[565]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:35:23 ID:Q2ZyODxs 試合前―ハナダ中ベンチ ハ監督「いいか、敵は無名のチームとはいえ、神奈川県では屈指のプレイヤー、金木がいる。決して油断するんじゃないぞ!」 ハナダDF・イ「攻撃陣は、柴田と金木…あと、ポストをへし折った9番…」 ハナダDF・ロ「攻撃の手といえば、最初にオーバーラップしてきたDFもいたぜ」 ハナダDF・ニ「一応田中も撃ってきたが、やつは大したことなかったぜ」 ハ監督「今回、マークは9番と金木に優先的につける!…いいか、決定力のある選手にボールを渡すんじゃない!」 ハナダ中MF・α「しかし、柴田なんかはドリブルで突破してきますよ?」 ハ監督「しかし、ヤツに決定力はない。放置して構わん。他の連中にパスしたところでカットしろ」 ハナダ中FW・T「決定力がないのはこちらもでは?さすがに岡山がGKなら余裕ですが」 ハナダ中FW・U「いやいや、前の試合ではアイツDFだったろ」 ハ監督「そういうことだ。確実に山岡がGKとして出てくるだろう。だが、ヤツは大したGKではない」 ※ハナダ中の監督は美味がマスパを止めたことを知りません。 ハナダ中FW・U「でも、ザルってほどでもありませんからね…」 ハナダ中DF・ハ「…………………」 監督が全員に指示を出しているこの時、一人だけ震えている男がいた。 それは、霧雨 魔理沙のマークに付くことになったDF・ハである。 ハナダ中DF・イ「どうしたんだ?」
[566]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:35:59 ID:Q2ZyODxs ハナダ中DF・ハ「実は俺…見に行っちゃったんだよ…トキワ中との試合を…」 ハナダ中MF・γ「へぇ…その話、俺も聞きたいな」 ハナダ中DF・ハ「ポストを折ったって話あるだろ?」 ハ監督「DF・ハ!お前もくだらない冗談を…!」 ハナダ中DF・ハ「冗談なんかじゃありません!霧雨 魔理沙…あの9番は本当にポストをぶっ壊したんです!」 ざわ…ざわ…… ハ監督「それで?お前は何が言いたいんだ?」 ハナダ中DF・ハ「それは……」 ハナダ中MF・β「監督。俺も9番のマークにつきます。ビビッてるDF・ハだけじゃ不安ですからね」 ハナダ中DF・ニ「それはビビりすぎじゃないか?1点取られてからでも遅くはないだろ」 ハナダ中FW・U「おいおい、その1点を取り返すのにどれだけ苦労すると思ってるんだ?」 ハナダ中FW・V「まったくだ。お前らは攻撃に参加しないからって好き勝手言うんじゃないぜ」 ハナダ中DF・ニ「んだとテメェら…」 危うく一触即発の雰囲気。誰もが、固唾を飲んで中心の3人を注視する。 ハ監督「お前ら!ケンカなぞしている場合ではない!敵は目の前のメンバーか?違うだろう!?」 しかし、当然、監督がこの事態を黙って見ていなかった。 今は仲間内で争っている場合ではないし、その余裕もない。
[567]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 19:36:22 ID:Q2ZyODxs ハナダ中MF・β「監督のおっしゃるとおりです。では、俺もマークにつくということでよろしいですね?」 ハ監督「…しょうがない。ただし、9番が前半終了までロクに動かないようであれば、マークは外すぞ」 ハナダ中DF・ハ「(あの試合もそうだった…あの9番は、ポストをへし折るまでロクに動かなかった……まさか…)」 実況「さて、全国中学サッカー大会神奈川県予選が、この一戦をもって開始されます。 ハナダ中チーム(以降ハナダ)は、この数年、2回戦出場が限度でしたが、今年はどうでしょうか?」 観客「ハナダ中頑張れー!」「急造チームなんかに負けるなよ!」「トキワの仇を取ってくれー!」 実況「かたや、霧雨吉良吉良マジックは、出来立てホヤホヤの新造チームですが、マサラ中の金木くん、藤木くんなどを擁しております。 さらに未確認情報ですが、シュートでポストを叩き折ったという噂も存在します。この一戦、目が離せないものになりそうです!」 観客「お前のシュートを見せてやれ、チルノ!」「金木、負けるんじゃねーぞ!」「今日もポストを壊しちまえ!」 満員の観客の中、魔理沙はニヤリと笑う。 魔理沙「(やっと、やっとだ。さぁ、修行の戦いの始まりだぜ…)」 実況「さて、先にボールを得るのはどちらでしょうか?今コイントスが行われます」 先着一名様で コイン裏表→!dice と書き込んでください。 奇数の場合は霧雨の先攻、偶数の時はハナダ中チームの先攻となります 更新はまたちょっと遅れます。すみません…
[568]森崎名無しさん:2008/10/17(金) 19:36:36 ID:??? コイン裏表→ 6
[569]森崎名無しさん:2008/10/17(金) 20:29:54 ID:RieMPGSE 栗田さんの登場が見たかったww 山岡のオヤジも登場して欲しいなあ、敵チームで。
[570]キャプテン霧雨:2008/10/17(金) 22:55:10 ID:Q2ZyODxs >>569 栗田さんはどこかでまた出るかもしれませんよw コイン裏表→ 6 >>ハナダ中チームの先攻 ピィィィィィィイ!! 実況「さァ始まりました、注目の1試合目、先攻はハナダからです」 ハナダ中FW・T「よし、行くぞU!」 ハナダ中FW・U「任せな!」 ボムッ…ボム! 実況「おーっと、FWの2人、ワンツーによる突破を図ったァ!これは、魔理沙くんがカットできる位置にいるぞォ!」 魔理沙「………ふっ」 F田中「え…えっ?」 実況「ど…どうしたことだァ?魔理沙くん、ワンツーには一歩も動けず、突破を許してしまいます!」 A三原「(な…なにしてるんだ!)」 D馬宮「ふざけてんのか、あいつ!」 C岡山「わわ、こっちに来るなよ!」 魔理沙の動きに、実況はおろか、チームメイトさえ動揺してしまう。 一方、ハナダ中チームはこれを挑発と受け取っていた。
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0ch BBS 2007-01-24