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【頂上】キャプテン森崎28【決戦】
[310]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 11:07:52 ID:??? 皆が数人で談笑する中森崎は一人で元気を持て余していた。前半の出番が少なかった為珍しく体力が有り余っていたのである。 森崎「(ん〜…フル出場出来そうなのは良いが、ちと退屈だな。いざって時に集中力が切れてたらバカみたいだし、 なんとか気を引き締め直さないと…オーバーラップもしたいし、天才の悩みは尽きないぜ。そういえば… 中山、見てるか?俺は今、確実に世界一の座に向かっている。15歳以下の小さな大会だが、それでも世界は世界だ)」 そして見上は腕を組み黙って視線を彷徨わせていた。サングラス越しの彼の表情を伺える者は居ない。 見上「(不思議な物だ。これほど個性が強い連中が一つの目的の為にいがみ合いながらも力を合わせられる。 友情、対抗心、憎しみ、主従関係、恐怖、敬意、打算…実に様々な絆によって築き上げられたチーム。 それがこの全日本Jrユースだ。このチームが世界一に相応しいかどうかは…後一時間弱で分かる)」 *ハーフタイムで皆のガッツが200回復しました。 *ただし三杉のみ「スキル・心臓病」の効果で回復がなく、更にここからは時間と共にガッツが減っていきます。 森崎ガッツ・570→770
[311]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 11:08:13 ID:??? ------------------------------------------------------------------------- ☆現在の選手達の残りガッツ/最大ガッツ☆ 出場中 FW 日向 760/900 翼 810/900 MF 三杉 660/900 岬 850/850 松山 650/850 山森 850/850 DF 中里 750/750 次籐 800/800 早田 800/800 若島津 800/800 GK 森崎 770/810 控え FW 政夫 800/800 和夫 800/800 佐野 750/750 FW 新田 750/750 反町 700/700 来生 600/600 滝 650/650 MF 沢田 750/750 井沢 700/700 DF 高杉 650/650 石崎 700/700 GK 若林 900/900 怪我人:翼(軽傷治療済)、来生(なおりかけ) イエローカード:早田(1枚) レッドカード:無し -------------------------------------------------------------------------
[312]マロン名無しさん:2008/11/01(土) 11:13:26 ID:??? ドライブタイガーフラグktkr! …まさか、森崎を妬んでの妨害工作じゃないよね
[313]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 11:15:44 ID:??? 今はここまで。後半開始までもうちょっと。
[314]マロン名無しさん:2008/11/01(土) 12:22:47 ID:??? 会話シーンはプレイヤーの参加はできないけど、何だか感慨深いな 原作と見比べるとなおよし
[315]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 15:04:38 ID:??? 一方その頃の西ドイツJrユースの控え室は決して穏やかな雰囲気ではなかった。なにせ監督が怒号を上げていたのだから。 ギルド「…前半、お前達は何をしていた…?」 西ドイツメンバー「…………」 ギルド「シュナイダーは決定的なチャンスを2回も浪費し!マーガスはポストプレイを急造DFに封じられ! カルツとシェスターは何度も主導権を奪われ、ミレウスとマックスはロクにフォローも出来ていない! マイヤー、ハルドリッヒ、ハイン、マガトゥー!お前達の仕事は何だ、ゴール前にかかしの様に突っ立っているだけか! そしてミューラー、あれだけ大きな事を何度も言っておきながらたった11分で失点とは良い身分だな!!ハァッ、ハアッ…」 息を切らす程一気に雷を降ろすギルドの姿には歴戦の猛者揃いの西ドイツJrユースの選手達も怯まずには居られなかった。 ミューラーは口をへの字に結び目を閉じ、DF達は悔しさに俯き、ミレウスとマックスは視線を逸らし、 シェスターは眉間に皺を寄せ、カルツは楊枝を苛立たしげに噛み締め、マーガスは両拳を握り締める。 その後数秒間続いた誰も発言できない空気を破ったのはやはりシュナイダーだった。 シュナイダー「おっしゃる通りです。このまま負けてしまえば、俺達は西ドイツサッカーの歴史に泥を塗る事になるでしょう。 だが、俺はおめおめとそんな恥さらしに成り下がる気はありません。そしてそれは皆も同じ気持ちでしょう」 ギルド「…ならばどうするつもりだ、シュナイダー。前半のままでは逆転できんぞ」 僅かに声をやわらかくしながらも厳しく問い詰めるギルド。ところがシュナイダーは平然と予想外の答えを返してみせた。 シュナイダー「いえ、前半のままで勝算が立ちます。何も変える必要はありません」 ギルド「なんだと!?」
[316]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 15:04:54 ID:??? カルツ「あの時とおんなじなんだよなァ〜、日本って」 楊枝を人差し指でつつきながらカルツが喋りだす。先程とは違い彼の顔は何時もの不敵な笑みを浮かべていた。 シェスター「あの時…ハンブルグと戦った時の事だな?」 マーガス「だが、どう見てもあいつらはビデオで見たあの時よりはるかに強くなっているぞ」 カルツ「いやいやいや、それじゃないんだ。どーも日本は全力を出す時は飛ばしすぎるクセがあるみたいなんでなあ…」 ギルド「何の事を言っているのだ?」 カルツの勿体ぶった物言いにシュナイダー以外全員が顔に疑問符を浮かべる。いち早く容量を得たのは意外にもミューラーだった。 ミューラー「あのやたらとフィジカルが弱そうな24番か」 カルツ「ビンゴ〜♪ミスギって奴だけどよ、あいつの実力なら本来毎試合スタメンでもおかしくないよな?」 シェスター「それは俺も気にかかっていた。アルゼンチン戦の後半以外は何故か出てこなかったな」 マーガス「以前言ってたスタミナ不足疑惑か?確かに何かおかしいと言えばおかしいが…」 シュナイダー「ハッキリしている事は、日本は勝負を急いでいるフシがあると言う事だ。それが前半は良い方向に作用したが、 そのツケが後半になって返ってくる可能性は高い。また、ミューラーからゴールを奪ったツバサも怪我をしている。 その影響は決して無視できる物じゃない…悲観するな皆。前半俺達は確かに日本に押されていた。 だがそれは誤差で済ませられる様なほんの僅かな差なんだ。後半逆転し、俺達の方が強いと言う事を証明してやろう」 西ドイツメンバー「おう!!」
[317]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 15:06:07 ID:??? ギルド「(シュナイダーの言葉一つでこうも変わる物か。だが確かに勝負はこれからだ…ならば彼らに任せるのが私の仕事か)」 シュナイダーの主張に皆が賛同し、掛け声で気合を入れる。そしてカルツがゴミ箱に近寄り、プッと楊枝を吐き出した。 西ドイツメンバー「カルツ!」「楊枝を吐き出すのか!」「いよいよ本気か!」 マーガス「ようやくか。そのスロースターターぶりはいい加減直せよ」 カルツ「いやはや、大変長らくお待たせしちまってごめんなすって〜の。ここからの俺はマジだぜェ」 カルツがおどけたセリフにおどけたポーズを合わせ、チームメイト達が吹き出す。西ドイツの士気は確実に上がってきていた。 シュナイダー「(全日本…今度勝つのは俺達だ。思い知らせてくれよう、ゲルマン魂の何たるかを!)」 こうしてハーフタイムが終了し、後半戦の時が来た。 放送「さァ両チーム選手再び入場です。泣いても笑っても後30分、世界一の栄冠を手にするのは果たして 今リードしている日本かそれとも逆転に賭ける西ドイツか!?両チームともハーフタイムでの選手交代はありません」 観客「頼むぞ日本!西ドイツの天下を阻め!」「負けるな西ドイツ!欧州サッカーの伝統を守れ!」「どっちもとにかく頑張れ!」 ロベルト「このままなら1000ドルは私の物ですね」 バルバス「ああ、それ位なら現金であげよう。苦労しているみたいだしな」 ロベルト「…ぐっ………」
[318]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/01(土) 15:07:27 ID:??? とりあえずここまで。夜また来れたらお会いしましょう。
[319]マロン名無しさん:2008/11/01(土) 18:18:22 ID:??? ついに来たか本気カルツ
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