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【地獄合宿】TSUBASA DUNK 4【ふみいりました】
[100]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 09:48:56 ID:pR80dKEA (中里。君はいつの間にか日本を代表するDFにまで成長していた。俺がいつか対戦してみたい 名選手のひとりだったんだぜ。でも、決着はつけられないかもしれないな……。高校では 誰にも負けない、日本一のDFになってくれよ) (小田。頼りない選手だったけど君はいつもチームのムードメーカーだったよ。悩みながら ゆっくりだけど成長してく姿からはサッカーが好きなんだってのがよく分かった。君を見てると、 俺もサッカーが好きな気持ちを再確認させてもらえた。高校では寿司の修行がんばってくれよ) (岩見。最後まで何を考えているのかよく分からなかったけど、どこかに俺や森崎と同じ匂いを 感じた。きっと、いつも今よりも上の位置を狙う気持ちがそう感じさせたんだろうな。高校では より高いレベルを目指してくれよ) (井沢。君は俺を疎ましく思っていたんだろう?今なら分かるよ。ポジションが同じで俺の方が 実力も世間の評価も上だった。でも、俺はいつだって井沢をライバルのひとりだと認めていたよ。 そして、それ以上に大切なパートナーだった。それを忘れないでほしい。南葛高校では岬くんに 負けない、素晴らしい選手になってくれよ) (滝。南葛中サッカー部の切り込み隊長。相手の守備を混乱させ、味方に活力を与える君のサイド アタックは俺にも真似はできなかった。ブラジルに渡るとき、その秘密を教えてほしかったんだけどな。 高校ではプレーの幅を広げて今以上によい選手になってくれ)
[101]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 09:50:10 ID:pR80dKEA (長野。いつも体を張ったポストプレーでチャンスを作ってくれてありがとう。君がいたから 俺も安心してゴール前にセンタリングを送れたよ。全国大会ではあんまりチャンスは なかったけどね。もう少しフォワードとしてワガママなところがあってもいい気がするけど、 それも長野のスタイルかな。接触プレーが多いから、高校では怪我に気をつけてくれよ。) (来生。素晴らしいドリブラーだ、君は。俺がジュニアユースのあと、最も対戦したかった 選手は日向くんでも三杉くんでも他の誰でもない来生、君なんだ。決着をつけられなくて 残念だよ。高校では日本……いや、世界bPドリブラーを目指してがんばってくれよ。 そのためにはもう少し考えることが必要かな。はははっ) 最後にあの男を視線を絡ませる。 翼(森崎) 森崎(翼……) 複雑な感情の渦が翼の中に生まれる。それを表現する間もなく、どちらからということもなく 視線を切った。このあとあるという、サッカー部の集まりでそれらの気持ちを言葉にする 機会はあるのだろうか?そして、森崎。彼は今、何を思うのだろうか?
[102]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 09:54:54 ID:??? 翼が本当にこう考えてるなら応援できたんだがなあ
[103]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 10:02:59 ID:??? 私の願望がだいぶ入っています(笑)このスレではこんな奴であってほしい。 でも、周囲の評価は本スレのままで。
[104]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 10:16:22 ID:??? 来生に対してですら凄くマジだしwww
[105]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 10:18:44 ID:pR80dKEA そして、クラスで最後のホームルームが行われ、解散となる。明日から中学校にこなくていい、 そんな非現実的な事実を受け止められない男子と、ただ感情的に涙を流す女子の間には不思議な 空気の壁があるように感じられた。しばらくは誰も教室から出ることなく、誰かと話したり、 黒板に落書きをしたりしていた。そのうち、ひとり、またひとりと立ち上がり、教室を出て行く。 翼もサッカー部の集まりに出るために教室をあとにした。 翼がサッカー部の部室に顔を出すと、ほとんどのメンバーが集合していた。その中心には ブラジルから帰国してきた森崎がいた。翼が入ってきたのに気付き、部員たちが顔を上げると、 ちょうど森崎と翼の間に道ができた。 翼は真っ直ぐに森崎の前に進んで行く。 翼「やあ、森崎。ブラジルはどうだい?」 翼は今の自分がどんな表情をしているのか気になった。友好的な笑みを浮かべたかったが、 顔の筋肉が麻痺していてきちんと動いているのか怪しい。 森崎「……」 先着1名で 森崎のブラジル話→ !card と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。マークで分岐します。 なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。 行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。 ダイヤ→実はこの前、トラブルが重なってトップチームで出場したんだ。 ハート→ハードだけど充実した練習をしているよ。 スペード→厳しい練習でついていくだけでも精一杯さ。 クラブ→ブラジルには怪しい術がたくさんあるぜ。 JOKER→「ロベルトの指導は厳しいよ」そういうとおもむろにチャックを下げ……
[106]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 10:26:43 ID:??? 森崎のブラジル話→ ハート5
[107]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 10:30:12 ID:??? >>104 なかなかギャグっぽく書けないので逆に思いっきり真面目に書いてみました! ツッコミどころ満載ではありますが。 笑わせるのが上手い、他の外伝がうらやましいです。
[108]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:20:27 ID:pR80dKEA >森崎のブラジル話→ ハート5 >ハート→ハードだけど充実した練習をしているよ。 森崎「ハードだけど充実した練習をしているよ」 森崎は素直に答えた。チームメイトのこと、監督やコーチの指導こと、ブラジルのサッカー事情などを 細かく説明してくれた。それを翼は劣等感も忘れるほど興奮して聞いていた。 翼「やっぱりいいなぁ、ブラジルは」 森崎「……翼。サッカーができなくなったんだって?」 森崎が真剣な顔でたずねる。どうやら知っていたらしい。先ほど、事細かにブラジルの話を してくれたのも、サッカーができなくなり、夢を断たれた翼への心遣いだったのかもしれない。 翼「ああ」 森崎「俺はまだお前に勝ったとは思っていない。ブラジルで敵としてきちんと対戦してケリをつけたかった」 翼「俺だって森崎からゴールを奪いたかったさ」 森崎「俺がドライブシュートを今度こそ止めるんだよ」 ニヤリと笑いながら見つめ合う2人。周りの部員たちは言葉を発することができない。
[109]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:21:21 ID:pR80dKEA 森崎「どうすんだ、これから?サッカー馬鹿のお前からサッカーがなくなったらただの『馬鹿』だぞ」 翼「それは森崎もいっしょだろ。俺はこれからバスケをやるよ。神奈川の名門海南大付属高校って ところに入ることも決まった」 森崎「これからはバスケ馬鹿か。馬鹿はどこまでいっても馬鹿ってことか」 翼「そう、地球の裏側でもね」 森崎「違いない。はははっ」 声を上げて笑い合う翼と森崎を見て、他の部員もようやく安心して笑顔になる。しばらくして、 森崎が真剣な顔で翼を見る。 森崎「じゃあ、今からバスケで勝負しようぜ」 翼「できるのか?」 森崎「シュートを防ぐくらいなら、サッカーの1対1の応用でなんとかなる……と思う」 翼「負けても言い訳するなよ」 森崎「お前がな」 サッカー部員たちは体育館へと向かった。
[110]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:22:17 ID:pR80dKEA 体育館はすでに卒業式の片づけが済んでおり、静寂に包まれていた。体育館の用具入れから バスケットボールを拝借する。学ランの上とワイシャツを翼がボールをつくと、体育館に音が 響き渡った。 森崎「結構、サマになってるじゃないか。さすがはバスケ馬鹿だな」 翼「馬鹿馬鹿うるせーよ、サッカー馬鹿」 森崎「準備はいいか?」 翼「森崎こそ練習はいらないのか?」 森崎「俺は森崎。常に臨戦態勢さ」 森崎の髪の毛が一房、金色に光る。 超森崎「こいよ」 翼「ああ」 そして、翼はゴール下の森崎へとドリブルで向かっていった。そして、レイアップシュートのために ジャンプする。森崎も翼に合わせて跳ぶ。
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0ch BBS 2007-01-24