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【地獄合宿】TSUBASA DUNK 4【ふみいりました】
[108]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:20:27 ID:pR80dKEA >森崎のブラジル話→ ハート5 >ハート→ハードだけど充実した練習をしているよ。 森崎「ハードだけど充実した練習をしているよ」 森崎は素直に答えた。チームメイトのこと、監督やコーチの指導こと、ブラジルのサッカー事情などを 細かく説明してくれた。それを翼は劣等感も忘れるほど興奮して聞いていた。 翼「やっぱりいいなぁ、ブラジルは」 森崎「……翼。サッカーができなくなったんだって?」 森崎が真剣な顔でたずねる。どうやら知っていたらしい。先ほど、事細かにブラジルの話を してくれたのも、サッカーができなくなり、夢を断たれた翼への心遣いだったのかもしれない。 翼「ああ」 森崎「俺はまだお前に勝ったとは思っていない。ブラジルで敵としてきちんと対戦してケリをつけたかった」 翼「俺だって森崎からゴールを奪いたかったさ」 森崎「俺がドライブシュートを今度こそ止めるんだよ」 ニヤリと笑いながら見つめ合う2人。周りの部員たちは言葉を発することができない。
[109]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:21:21 ID:pR80dKEA 森崎「どうすんだ、これから?サッカー馬鹿のお前からサッカーがなくなったらただの『馬鹿』だぞ」 翼「それは森崎もいっしょだろ。俺はこれからバスケをやるよ。神奈川の名門海南大付属高校って ところに入ることも決まった」 森崎「これからはバスケ馬鹿か。馬鹿はどこまでいっても馬鹿ってことか」 翼「そう、地球の裏側でもね」 森崎「違いない。はははっ」 声を上げて笑い合う翼と森崎を見て、他の部員もようやく安心して笑顔になる。しばらくして、 森崎が真剣な顔で翼を見る。 森崎「じゃあ、今からバスケで勝負しようぜ」 翼「できるのか?」 森崎「シュートを防ぐくらいなら、サッカーの1対1の応用でなんとかなる……と思う」 翼「負けても言い訳するなよ」 森崎「お前がな」 サッカー部員たちは体育館へと向かった。
[110]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:22:17 ID:pR80dKEA 体育館はすでに卒業式の片づけが済んでおり、静寂に包まれていた。体育館の用具入れから バスケットボールを拝借する。学ランの上とワイシャツを翼がボールをつくと、体育館に音が 響き渡った。 森崎「結構、サマになってるじゃないか。さすがはバスケ馬鹿だな」 翼「馬鹿馬鹿うるせーよ、サッカー馬鹿」 森崎「準備はいいか?」 翼「森崎こそ練習はいらないのか?」 森崎「俺は森崎。常に臨戦態勢さ」 森崎の髪の毛が一房、金色に光る。 超森崎「こいよ」 翼「ああ」 そして、翼はゴール下の森崎へとドリブルで向かっていった。そして、レイアップシュートのために ジャンプする。森崎も翼に合わせて跳ぶ。
[111]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 11:22:56 ID:pR80dKEA 先着2名で (攻撃側) 翼のダブルクラッチ→( !card または !card )+(シュート)43 (守備側) 超森崎のブロック(せりあい)→ !card+(せりあい)53−(競技がちがうペナ)10+(超化)2 と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。 行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。 (攻撃側の数値)−(守備側の数値)が ≧1→翼のシュートがゴールに入る! ≦0→森崎のブロックが成功!
[112]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 11:24:53 ID:??? 翼のダブルクラッチ→( ハートQ または ダイヤQ )+(シュート)43
[113]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 11:28:42 ID:??? 超森崎のブロック(せりあい)→ クラブA +(せりあい)53−(競技がちがうペナ)10+(超化)2
[114]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 11:29:50 ID:??? いいシーンを台無しにするかのようなクラブA
[115]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 11:34:07 ID:??? |\_/ ̄ ̄\/| \_| ▼ ▼ |/ 違う競技で \ 皿 / 無理しちゃ / \ いかんよ クラブA
[116]森崎名無しさん:2008/11/08(土) 11:47:52 ID:??? ダンクの中の人が上手く書いてくれるさ
[117]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 12:02:45 ID:pR80dKEA >翼のダブルクラッチ→( ハートQ または ダイヤQ )+(シュート)43=55 >超森崎のブロック(せりあい)→ クラブA +(せりあい)53−(競技がちがうペナ)10+(超化)2=46 >(攻撃側の数値)−(守備側の数値)が≧1→翼のシュートがゴールに入る! 森崎が懸命に跳ぶ。しかし、それはやはりバスケの動きではなかった。半年とは言え、海南などトップレベルの 高校でバスケを経験してきた翼には簡単にかわせそうだった。 翼(森崎!俺は全力でお前の気持ちに応えてみせる) 周囲から見ていたサッカー部員たちにも、翼がレイアップシュートのために伸ばした手にどうあがいても 森崎が届くようには見えなかった。 森崎(高いし、速い!ちくしょう、届け!届け!!) 翼はその腕を一度下ろすと、空中で体勢を変え、森崎が伸ばした腕の下からボールをリングに向かって 放り投げる。 森崎「なにィ!?」 高杉「あれはダブルクラッチ!!」 井沢「知っているのか、高杉?」 高杉「俺は体がでかいってだけで球技大会にバスケで参加させられたからな。(サッカー部員はサッカーに 出ることを反則とされていたため)ダブルクラッチと言うのは、振り上げた腕をフェイントに、 ブロックをかわしシュートする高度な技だ」 滝「そんな高度な技を、もう翼は使えるのか」 石崎「やっぱり、翼は、すごい!」 翼が投げたボールはそのままリングに吸い込まれた。
[118]TSUBASA DUNK:2008/11/08(土) 12:03:52 ID:pR80dKEA ゴール下で向かい合う。翼と森崎。 森崎「あーあ、負けちまった。しかし、嫌味な奴だな。フェイントなんか掛けなくても最初の シュートで決められただろうに」 翼「へへっ(お前に今の俺の全力を見てほしかったんだ)」 森崎「これなら日本一くらいにはなれるかもな。バスケのことは分からんが」 翼「なるさ、必ず」 森崎「俺は世界一になるけどな」 翼「応援してるよ。俺の分まで、とは言わない。森崎自身のためにがんばってくれ」 森崎「ああ、俺もお前も誰かのためにがんばるってタイプじゃないもんな」 翼「そうそう」 今の翼には不思議なくらい森崎への劣等感も嫉妬も失っていた。心から「がんばってほしい」 という気持ちだけが残っていた。 森崎がすっと翼の前に手を出す。翼もその手を握り返す。 翼「ありがとう」 森崎「俺もお前がいたからここまでの選手になれた。ありがとう」 こうして小学校時代から続く2人の因縁に幕が下ろされた。
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0ch BBS 2007-01-24