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【メイドメイド】森崎が幻想入り 4話目【イン森崎】
[903]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:46:21 ID:??? 中里「完全にハズレ扱いされているでゴザル……」
[904]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:46:37 ID:hndCrhQM 咲夜「無駄無駄ァ!」 バシィィィッ! 妹紅「くっ……!」 実況「咲夜くん、またもや妹紅くんの突破を阻む! 今試合、両チームとも未だにキーパーのボールタッチすらありません!」 後半15分。試合は再び膠着状態に陥っていた。 中里「森崎……どう見るでゴザルか? この試合」 森崎「んー……お互い攻撃力不足だな。DFが本職の妹紅じゃ咲夜を突破できないし、 ルナダイアルズのFWには知識チームの慧音を突破できる選手は居ない。 このままPKになればGKの差でルナダイアルズが勝つんだろうが……」 森崎の脳裏に、試合前の咲夜の自信満々の笑みが頭に浮かぶ。 森崎「(まさか何の対策もないままあんな大口叩いたんじゃないだろうな。 打つ手がない……にしては切り札のはずのパチュリーを出さずに温存しているし)」
[905]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:46:54 ID:hndCrhQM そう考え込んでいるうちに、グラウンド内では再び変化が起ころうとしていた。 咲夜「(……後半も半分を過ぎた。仕掛け時ね)」 PA前で妹紅からボールを奪った咲夜が手を上げて合図する。 咲夜「行くわよ! ルナダイアルズの雪崩攻撃!」 リグル「……ん」 てゐ「了解ウサ!」 小悪魔「ようやくかい。……いっくぜー!」 妹紅「雪崩攻撃だと……?! しまった、下がれ!」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ…… 咲夜の合図と共に、咲夜以外のフィールダーが全員知識チームの陣地へとなだれ込む。 森崎「な、雪崩攻撃……?!」 中里「名前も内容もふらのが使っていた戦法と全く一緒でゴザルな……」 森崎「ああ。まさか幻想郷でも見ることになるとはな……ん?」
[906]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:47:25 ID:hndCrhQM 他のチームメイトが全員オーバーラップしているのに、一人だけPA前に佇んでいる選手が居た。 ……ボールキープをしている咲夜本人である。 咲夜「……」 森崎「な、なんだありゃ? 一体何をボーっと突っ立ってるんだ?」 咲夜が動いたのはその数秒後、リグル達FWがPAまでたどり着いた時であった。 咲夜「……ここよ! ここで決めるのよ!」 そう叫んで、咲夜は何処からともなく大量のスローイングダガーを取り出す。 森崎「あれは俺との勝負の時に使った技……ハァ?! 味方PA前からシュートだと?!」 森崎の絶叫をよそに、咲夜は手にしたナイフを操り、ボール目掛けて投擲する。 咲夜「メイド奥義……殺人ドール!」 ズダダダダダダダダダダダダッ! バシィィィィィィィィィィィィィィッ! 実況「こ、これはァ! 咲夜くんの十八番、自軍陣地からの超遠距離シュートがついに炸裂! ルナダイアルズの得点なるか?!」
[907]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:47:43 ID:hndCrhQM 森崎「そんな馬鹿な! 入るはず……いや、それ以前に届くはずが無い!」 しかし、森崎の予想を裏切って咲夜の殺人ドールは速度を全く落とさず…… ……いや、むしろ飛距離が増すにつれて速度がどんどん増していくかのようにすら感じられた。 バキィッ! ウサギ九「うきゃー?!」 ドゴォ! ウサギ五「いやぁぁぁー!」 進路上に居た障害物を弾き飛ばしながら、しかし全く速度を落とさずひたすらゴールを目指し続ける咲夜の殺人ドール。 そして、ついにボールは慧音の守るPA内にまで迫ってきた。 ギュィィィィィィィィィン…… 慧音「(来たか……しかし、こちらもむざむざとやられる訳にはいかん!)」 知識チームの最後の砦・慧音は唸りを上げて飛んでくるボールを凝視し、叫ぶ。 慧音「お前のシュートも無かったことにしてやる! ……いけ、三種の神器!」 三種の神器を眼前に展開し、バリアーを張って咲夜の殺人ドールを防ごうとする慧音。
[908]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:48:20 ID:hndCrhQM そして…… ドガァァァァッ! バチィ、バチバチバチィィィィィィッ! ひたすらゴールへと直進する殺人ドールと、それを阻もうとする三種の神器。 バリアに触れたボールは二秒ほどじりじりと僅かに前進するが…… バチィッ!!! 実況「防いだァァ! 咲夜くんと慧音くん、両キャプテンの勝負は慧音くんへと軍配が上がりまし……ああっ?!」 リグル「ここまでは作戦の内だよっ!」 雪崩攻撃によりPAへ詰めていたリグルが真っ先にこぼれ球に飛びつく。 一方の慧音は三種の神器の展開に全神経を注いでいたのか、リグルの動きにまでは反応できなかった。 慧音「くっ……しまった……!」 リグル「いっけぇ! 不意打ちリグルキーック!」 バシィィィィィィッ! ドガァァッ! 上空への高飛びから放たれた飛び蹴りは知識チームのキーパーを吹き飛ばし、さらにゴールのネットに穴を開ける。
[909]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:48:34 ID:hndCrhQM 咲夜「……」 ピピィィィィィィィィィィィィィィィィッ! 実況「ゴール! ゴールゴールゴーール! 咲夜くん率いる紅魔ルナダイアルズが先取点! 後半18分、ついにネットが揺らされましたァァァァ!」 観客「よっしゃああああ! これで勝ったぜ!」 「ま、まだ12分あります! 先生、頑張ってー!」 森崎「な、なんだそりゃ……」 中里「前線に味方全員を配置してフォロー率を上げ、遠距離からの強力なシュート……。 決まったならばそれで良し、防がれたとしても味方がねじ込みに行く……なるほど。理に適った作戦でゴザルな」 森崎「(あの雪崩攻撃を相手にしたときはパンチングじゃなくてしっかりとキャッチに行かなきゃ駄目って事か……。 しかし、なんなんだあの狂ったシュートは……。本当にDFか?)」 その後も森崎達は試合を観戦し続けたが、結局そのまま1-0でルナダイアルズが守り続けてその試合は終わってしまった。
[910]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:49:00 ID:hndCrhQM 〜午後フェイズ〜 〜人間の里・グラウンド〜 結局、試合の後も咲夜たちと顔を合わせる気にならなかった森崎は、中里と共にそのままグラウンドへ直行していた。 森崎「(くそ、何か色々不安要素が増えてきやがったぜ……)」 午前中のスタジアムで起こったことを回想しながらグラウンドへ向かうと、そこにはすでに殆どの選手が集合していた。 蓮子「あ、森崎と中里くんが来たわよ」 ミスティア「いつもながら、森崎ちょっと遅いわよ!」 森崎「すまんすまん。……あれ、うどんげはどうしたんだ?」 森崎が周囲を見渡して尋ねる。 美鈴「八意さんに呼び出されて、夜まで戻れそうに無いって言ってましたけど…… あ、それより……さっきからレティさんが待っていらっしゃいますよ」
[911]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:49:20 ID:hndCrhQM 美鈴が示した方を見ると、そこには昨日妖怪の山で会ったレティが立っていた。 レティ「こんにちは、森崎。約束通り来たわよ」 朔夜「約束? ……森崎様、約束とは?」 森崎「ああ。レティにうちのDFの練習を見てくれるように頼んだんだ」 中山「へぇ……確かに、この前の試合でのレティさんの活躍は見事だったし……良いんじゃないか?」 中山も森崎の案に肯定的な反応を示す。 レティ「指導なんて始めてだから、何処まで出来るかは判らないけどね。出来る限りはやらせてもらうわ」 中里「なるほど、幻想郷の選手の指導でゴザルか……。新たな視点を得るチャンスでゴザルな」 森崎「……と言う訳だから、今日はDF陣はレティの指導の下に……ん?」 そこまで言って、森崎は自分のユニフォームを後ろからくいくい、と引っ張っている存在に気付く。……六花である。
[912]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2008/11/23(日) 21:49:33 ID:hndCrhQM 六花「あの……森崎様。私達は一体どのようにすれば良いのでございましょう?」 六花が傍らの七花を差して尋ねる。 森崎「(んー……メイド組は今まで守備で活躍しているからDFの練習に混ぜるのもアリか。 ……でも、二人で独自の練習をさせてもそれはそれで効果がありそうだし……うーん)」 A 二人組をDFの練習に混ぜる B 六花だけDFの練習に混ぜる C 七花だけDFの練習に混ぜる D 二人だけで練習させる *先に「3票」入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。
[913]森崎名無しさん:2008/11/23(日) 21:49:50 ID:jPf2Cr5I DDDDDDDDDDDD!!!!!!!!!
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0ch BBS 2007-01-24