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【さらば】キャプテン森崎29【友よ】
[224]マロン名無しさん:2008/11/15(土) 02:49:54 ID:??? すみません コメントなしなら投票できました
[225]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:09:45 ID:??? 超モリサキ「…勝った」 自分に確かめる様に頷いた超モリサキの体から力が抜け、表情が緩む。 それを待っていたかの様にスタジアム中が騒音に包まれた。 翼「試合が…終わったんだ…」 日向「俺達の勝ちだ!」 岬「やったぞ!」 松山「日本が優勝したんだ!」 ウォワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!! 観客「今でも信じられないぞ!日本が優勝しちまっただなんて!」「こりゃあ、これからのサッカーは複雑になりそうだな!」 琴音「うわあ…なんだか私泣いちゃいそう…」 あずみ「泣いて良いんですよ。サッカーって感動を齎す為にあるんですから」 ピエール「ここは日本を素直に褒め称えておくか」 ナポレオン「俺はパスだぜ。勝手にやってろ」 ディアス「この借りはワールドユース辺りで返すとするか!」 ビクトリーノ「何時か日本とも戦ってみたいな」 ヘルナンデス「…そろそろ帰るか…」
[226]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:10:04 ID:??? 〜同時刻の日本、静岡県南葛市の大空家〜 長野「やったァ!やったぞォ!」 岩見「本当に本当の優勝だ!」 小田「凄いよ!森崎達は正に特上中の特上だ!」 学「日本が、日本が世界一になったんだ!」 骨皮「キャプテンは静岡、いや、日本の誇りだよ!」 小暮「俺…南葛中に入ってよかった…」 山田「来年は俺達がこの栄光を受け継ぐんだ…」 剛田「うぉーっ、俺もやる!俺もやってやるぞーっ!」 早苗「翼くん…早く怪我が治ります様に…」 奈津子「(今夜はゆっくり寝られそう…ふぅ)」 〜同じく中里家〜 真弓「最後は活躍していたけど…なんだか様子がおかしかったわね?」 中里父「うむ。敵のセッスタアとか言う選手に気を取られていた様だが…」
[227]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:11:31 ID:??? 〜同じく森崎家〜 森崎父「いや〜、今夜は酒が美味い!母さん、ビールもう一缶くれ」 森崎母「もうありませんよ。それが最後の一本です」 森崎父「なにィ!?そ、そんなァ!」 森崎母「貴方もあの子を見習ってそのお腹をなんとかしたらどうなんですか」 〜同じく若林家〜 若林家女中「もう旦那様達はお休みになられたわね。ぼっちゃま…ねえやだけは貴方の味方ですよ」 〜神奈川県横浜市の山岡家〜 美子「あああ〜、岬様…ってカメラ動くんじゃないわよ!岬様以外の奴なんてどーでも良いのよ、岬様を映しなさい!」 由美子「(…血は争えない、と言う事かしら。まあその内忘れるでしょ、太郎はフランスに居るんだし)」 〜東京都武蔵区、某所〜 三杉淳FC会員「求人雑誌!もっと求人雑誌を集めるのよ!」「元会員のリストはどこ!?」「あ〜ん、あんな服買うんじゃなかった!」 弥生「(夜中にやるよりも明日からにした方が…私が言うのもなんだけど、この娘達おかしいわ…)」
[228]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:11:52 ID:??? 〜東京都、ヒューガー(株)本社ビル貴賓室〜 日向家三男「ぐうぐう…」 日向家長女「…ねむい」 日向家次男「我慢して起きてろよ。まだ表彰式は始まってないんだから」 日向家母「小次郎はMVPになれるのかねえ?」 〜埼玉県、若道流空手道場母屋〜 若島津父「…日本が誇る空手を捨て、日本が弱小国扱いされる球技を追い求めるとはな。 全く、愚かな息子を持つとこれだから苦労する。止むを得ん、跡継ぎは変えるか…」 〜北海道ふらの市〜 小田「あ、3−1で勝ったって」 山室「へー。でもキャプテン活躍したのか?」 加藤「ええと…sin(t)+cos(t)=1…あれ、なんか違うぞ?」
[229]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:12:24 ID:??? 〜某病院〜 中山「ばんざ…うわああっ!?」 男「危ない!」 中山は飛び上がって万歳しようとして、前のめりに倒れかけた。医者のツギハギ男が腕を 差し出していなければ彼の顔面と床が頭突き合戦を繰り広げていただろう。 男「気をつけろ。君はまだ当分車椅子生活を強いられる身なんだぞ」 中山「…すみません」 男「…こいつを寝かせてくる。君も放映が終わったら寝るんだぞ」 中山「………」 既に鼾をかいている幼女を抱き上げ部屋を出ていく医者に対し、中山は何も言えなかった。 TVの中で森崎達が走り回り、万歳を繰り返す。 たった一人でそれを見ている内に、何時しか彼の頬には小さな川が出来ていた。 ガチャッ。 男「………」 中山「先生…!」 男「なんだ?」 中山「サッカーがしたいです…」
[230]マロン名無しさん:2008/11/16(日) 00:24:38 ID:??? 中山さああああああああああああああん
[231]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:48:19 ID:??? 全日本Jrユースの選手達はしばし輪に集まり万歳を繰り返していたが、やがて各自思い思いに散らばり始める。 森崎「(そう言えば、ほんの数週間前は日本で戦っていたんだよな…日本一になる為に必死で)」 森崎は感慨深げに空を見上げていた。花火や爆竹の音が響き、風船や紙が舞い、熱気冷めやらぬ歓声に包まれたスタジアム。 南j葛対東邦の試合当日ですらかすみそうな非現実的な空気の中で、唯一空だけが何時もと変わらず青かった。 森崎「(大昔に思えるぜ。あんなに厳しかった筈の全国大会が今じゃお遊戯大会に見える。 冗談抜きで別世界を味わうハメになったヨーロッパ遠征も、そしてJrユースも…とうとう終わったのか)」 翼「らしくないな、森崎」 意外な事に、この時森崎に歩み寄ってきたのは翼だった。 森崎「なんだよ。折角優勝の余韻に浸ってるんだから邪魔すんなよ」 翼「そうか、それは悪い事をしたね。じゃあ、俺はベンチで怪我の手当てでもしているよ」 森崎「………」 言うが早いか踵を返していく翼の背中を見る内に、森崎は奇妙な感覚に捕われた。 何かを得、引き換えに何かを失っていく。そんな感覚に。 森崎「(そういえば、あいつ中学を卒業したらブラジルに行くんだっけ。もう当分同じチームでプレイする事は無いんだな。 シュナイダー達ともまた何時会えるか分からないし…本当に終わっちまったんだな、Jrユース大会は)」
[232]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/16(日) 00:48:36 ID:??? 森崎は大きく息を吐いた。それが安堵の溜息だったのか、疲れによる物だったのか、 本人にも分からなかったが何でも良いから力を抜きたかったのだ。だが今度は ついさっきまで別れを惜しんでいたシュナイダー本人が噂をすれば何とやらとばかりに近寄ってきた。 シュナイダー「モリサキ」 森崎「シュナイダー…」 シュナイダー「おめでとう、全日本Jrユース。誰も文句は言わない。君達がナンバーワンだ」 シュナイダーが祝福の言葉と共に手を差し出すと、森崎も自然とその手を握っていた。 森崎「ありがとよ…って言ってもさっき言ってくれりゃ、皆も居たんだけどな」 シュナイダー「少し間を置いた方が良いと思ったんだが、予想より早くバラバラになってしまったからな。薄々思っていたのだが、 全日本Jrユースは一枚岩では無い様だな?日本人は協調と団結を尊ぶと思っていたから意外だったぞ」 森崎「いやー、これが中々苦労させられる連中ばっかりでな…お前も経験あるんじゃないか?」 シュナイダー「まあな。俺はさほど苦労せずにチームを纏められたが、運が良かっただけかも知れん」 森崎「ちょっと羨ましいぜ。それはともかく…」 A 「ユニフォームを交換してくれないか?」ユニフォームの交換をもちかける。 B 「キャプテンマークを交換してくれないか?」腕章の交換をもちかける。 C 「また会おうぜ。お前とはもう一度戦いたい」再戦を誓い合う。 D 「これで俺の一勝一分だな」ニヤリと笑いかける。 E 「西ドイツJrユース、準優勝おめでとう」嫌みに笑う。 ☆2008/11/16 01:00:00☆から投票期間を設けます。 そこから15票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合はその次の票をタイブレーカーに使います。 どれか一つに確定した場合はその時点で投票を止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[233]マロン名無しさん:2008/11/16(日) 00:58:33 ID:xKcfnM7E E
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0ch BBS 2007-01-24