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【さらば】キャプテン森崎29【友よ】
[492]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/23(日) 00:35:43 ID:??? 早田「(正直言ってここのサッカー部はそこまで強くない。全国上位を狙うなら俺自身が一年の頃から 有望な奴をスカウトしていかないと…おお、早速あそこにガタイが良い奴が!)おーい、そこのデカい奴!」 中西「ん、ワイのこ、と…か…?あ、あんさんは!?」 入学式もサッカー部への挨拶も済ませていない内にいきなりスカウト活動に勤しむ早田。 彼が最初に声をかけたのは、かつてのキーパー、現相撲取りの中西太一であった。 かつて自分を文字通り叩きのめした早田が自分と同じ高校を選んでいたとは 夢にも思っていなかった中西は仰天し恐怖で縮こまってしまうが、早田は構わずマイペースにしゃべり続けた。 早田「そう、お前だよ。なんだ、俺の事知ってるのか?ヒュー、有名人は辛いねえ」 中西「(有名人?なんのこっちゃ…しかもひょっとしてワイの事忘れとるんか!?)」 早田「お前ちょっと肉がつきすぎだが、シェイプアップすれば良いGKになるぜ!俺と一緒に全国を目指そう!」 中西「(いいいっ!?いやや、こいつと一緒にサッカーなんていやや!)い、いや、ワイは…その、うどん屋になるんや! すんまへん、ワイは日本一のうどん屋を目指しとるさかい他の事なんてやっとるヒマあらへん!」 中西は早田怖さに必死にサッカー復帰を拒んだ。すると早田は意外にもあっさりと引き下がる。 早田「なんだ、うどん打ちか…他にやりたい事があるんならしょうがねえな」 中西「(ホッ…)」 早田「ん?うどん…うどんとデブ…うどんとデブとサッカー…?」 中西「(げげげっ!?お、思い出すな、思い出すんやない!)ど、ど、どないしたんやあんさんさん?」 早田「なんでどもってるんだよ。お前見てると何か思い出しそうなんだが…まあ気のせいだな、ハッハッハ!」 中西「(な、なんでやねん…これはこれで納得いかへん…)」
[493]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/23(日) 00:36:00 ID:??? 〜長崎県、比良戸中〜 佐野「合格おめでとうございます次藤さん!…でもなんでジャージ姿なんですか?」 次藤もまた地元の国見学院を受験し合格していた。しかし合格発表日にも関わらず 次藤は学ランではなくジャージを着スパイクを履き佐野達の前に立っていた。 次藤「なんば言っちょるばい佐野。ワシがここにこの姿でおる以上答えは一つしかなか!」 佐野「…つまり、受験シーズンに溜まったストレスを発散させろ、と」 次藤「ガッハッハ!せめて後輩達ば最後に鍛え直す位の建前はつけるタイ!」 比良戸中メンバー「建前って自分で…」「次藤先輩らしいけどな!」「こりゃあ今日の練習はキツくなりそうだな!」 体験入部部員達「あれが日本代表まで行った次藤先輩…」「ここのOBだって聞いてたけど、今日会えるなんて!」 本音を隠そうともしない次藤のノリの良さに後輩達が苦笑し、入学を目前に控えた新入生達が これが日本代表の貫禄かと感心する。その内の一人が笑いが途絶えない中元気良く手を上げた。 新入生A「はいっ、次藤先輩質問です!」 次藤「おう、威勢が良かね。何でも聞くばい!」
[494]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/23(日) 00:36:19 ID:??? 新入生A「他の人は皆標準語なのに、次藤先輩だけ地の喋りなのはキャプテン特権ですか?」 比良戸中メンバー「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「!!!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 佐野「あ………」 体験入部部員達「あっ、それ俺も気になってた」「規律を重んじる為にキャプテン以外は標準語って言うルールなんだろ」 次藤「………うぐぁあああああああああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜っ!!!」 ドガッ!ドガァッ!ゴガシャッ!バキィッ! 体験入部部員達「あべしっ!」「ひでぶっ!」「ぴぎゃっ!」「ままー!」 じとうくん ごういんなドリブル! しんにゅうせいAくん ふっとばされた! しんにゅうせいBくん ふっとばされた! しんにゅうせいCくん ふっとばされた! しんにゅうせいDくん ふっとばされた! この年、比良戸中サッカー部は新入生が中々入ってこない事に悩まされたらしい。 佐野「トホホ…明太子が舌にしみるぜ…」
[495]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/23(日) 00:41:45 ID:??? 今日はここまで。南葛高校と東邦学園は普段目立っている分 回収すべき伏線とかが残っていなくて描写が随分短くなっちゃったのがちょっと残念。 そしてあの藤沢美子が腹黒に見られるとは…普段の己の業を思い知った気分です(笑)。
[496]マロン名無しさん:2008/11/23(日) 01:00:40 ID:??? >藤沢「安心して。もう済んだ事で、松山くんの悪い噂を流す気は無いから」 ここでしょう。 藤沢「安心して。もう松山くんの悪い噂を流す気は無いから」 藤沢「安心して。もう済んだ事。(私は)松山くんの悪い噂を流す気は無いから」 で、完全に逆の人間になるw
[497]マロン名無しさん:2008/11/23(日) 01:52:38 ID:??? 藤沢はただのツンデレだろ 腹黒キャラは岬の女がいるからもういらん
[498]マロン名無しさん:2008/11/23(日) 01:55:15 ID:??? てめえのいるいらないなんて(ry
[499]マロン名無しさん:2008/11/23(日) 10:40:47 ID:??? あとは若林かな? あいつドイツで叩かれてるだろうなァ・・・・・ 練習試合の5失点はテレビ放映されて西ドイツの国辱キーパーになり 日本戦では大口叩いた挙げ句ディアスのシュート一本も止められず3失点で日本の国辱キーパーにもなったが
[500]マロン名無しさん:2008/11/23(日) 12:47:08 ID:??? 俺が若林だったら死にたくなる
[501]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/24(月) 00:39:36 ID:??? 森崎「ま、当分あいつらと同じチームになる事も無いだろうし、どうでもいーか」 翼「どうでも…って、4年後のワールドユースでまた一緒になる筈だぞ。アジア予選もあるんだから実際は3年後だ」 森崎「3年ねえ…果たしてお前、そんだけ長くブラジルで持つのか?」 翼「そのセリフ、そっくりそのまま返すのも面倒臭いな」 何時も通り決して友好的とは言えない会話をかわしあいながら何時の間にか南葛中に来ていた二人。 こっそり覗き見していると南葛中と大友中の練習試合が行われていたが、両チームのメンバーは 彼らが見慣れていた自分達ではなく新しい世代になっていた。 新田「南葛にV4は有り得ん!この新田瞬様が静岡に居る限りなあっ!」 山森「悪いが俺は負ける訳にはいかない!先輩達の常勝伝説は俺たちが引き継ぐんだ!」 古尾谷「プレス甘いぞ!皆もっともっと走れ!」 森崎「おー、やってるなあ。スコアは…前半15分で、1−0でうちがリードか」 翼「山森の年代には大した奴が居ないから、来年も南葛中が全国制覇できるかな」 森崎「(古尾谷先生も相変わらず当たり障りの無い指示しかださねーな。俺としちゃ有り難かったんだが)」 翼「ん?なんだあの女の人は。試合を見たいのならあんなにコソコソ木の陰に隠れたりしなくてもいいのに」 森崎「!………関わり合いにならない方が良いぞ。それにそろそろ時間だ」 琴音「あああ〜…山森くぅ〜ん…」
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0ch BBS 2007-01-24