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【さらば】キャプテン森崎29【友よ】
[554]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:27:28 ID:??? 葵からの印象が良くなったのは間違いないだろう どのみち翼への崇拝は避けられなかった可能性もある このやばいイメージがここではどう変わるか…
[555]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:27:50 ID:??? これは…思い出してても本音と建前を使いこなせず そこを翼が利用する展開は一緒そうだな
[556]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:36:30 ID:??? "../test/read.cgi/morosaki/1226359122/554" >>554 > 翼への崇拝は避けられなかった可能性もある 翼の言葉やコインの下りを森崎がやるとはどうしても思えんしな
[557]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:41:31 ID:??? まあ、中山、中里、山森が加わりトリオも成長してる全日本ではスタメンどころか 代表入りも微妙だしな!と負け惜しみを言ってみる
[558]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:49:08 ID:??? 基本的に葵は単純バカだけど悪い奴じゃないから利用するなり仲良くなるなりできるだろうな まずはイタリアでの将来が気になるわけだが…
[559]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:53:43 ID:??? イタリア到着 葵「森崎さんを尊敬しています!」 イタリアサポ「なにィ!?」
[560]マロン名無しさん:2008/11/24(月) 23:57:51 ID:??? "../test/read.cgi/morosaki/1226359122/559" >>559 わろた
[561]マロン名無しさん:2008/11/25(火) 00:04:15 ID:??? 原作で親しかったヘルナンデスがキャプ森では反日感情を露にしてるしな
[562]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/25(火) 00:42:24 ID:??? やがて旅客機に乗り込んだ一行は取っていたビジネスクラスの席に座る。片桐と翼は通路の右側の2席、 陽子と森崎は左側の2席になり間に挟んだ中央の3席でお互いの顔は見えなくなった。 森崎「(ラッキー、片桐さんより陽子さんの方がずっと楽しい旅になるぜ。ざまあみろ翼め)」 翼「(森崎め、ニヤニヤして。女に現を抜かしているのはお前の方じゃないか)」 片桐「(やはりこの二人を離して正解だったな。機上で喧嘩などされたらイメージに傷がつく)」 陽子「(そもそも翼くんには彼女が居るらしいからこの組み分けになったんだけど、別に言わなくても良いわね)」 それぞれの思惑と共に4人は席に座る。初対面の女の子相手に どんな話題を振ろうかと森崎が悩みかけた頃、陽子の方が話しかけてきた。 陽子「ねえ、森崎くん」 森崎「あ、はい。なんですか?」 陽子「出来ればでいいんだけど、敬語は止めて欲しいな。これから長い付き合いになるんだし」 森崎「あ〜…うん、わかったよ陽子さん。これでいいか?」 陽子「合格♪私はブラジルについたら年がら年中あっちこっちを飛び回る事になるんだけど、 時々君たちの所に訪れて情報をあげたり便宜を図ったりする事になるわ」 森崎「情報?」 陽子「そう、情報。例えば、あれからシュナイダーとかがどうしているかとかね」
[563]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/25(火) 00:42:48 ID:??? 森崎「へえ…」 有益な情報の匂いを嗅ぎつけ森崎の目が大きくなる。陽子も満面の笑みで応えた。 森崎「それは面白い。聞かせてくれよ」 陽子「オッケー。まずはカール・ハインツ・シュナイダーね。彼はJrユースの大会後、ブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンの トップチームでプロデビューを果たしたわ。まあ流石の彼と言えどまだ15歳だから今の所は客寄せパンダの役割だけど、 それでも厳しい環境で揉まれてメキメキ実力をつけているらしいわ。いずれ彼は世界のトッププレイヤーになるでしょうね」 森崎「15歳でプロデビューとは流石に凄い…(それにしても客寄せパンダって、随分はっきり言う人だな)」 陽子「でしょう?エル・シド・ピエールはボルドーの一年代上のユースチームに昇格したわ。あの世代のフランスはホントに 人材不足だからね〜、彼とナポレオンにかかる期待は凄く大きいわ。ピエールのプロデビューは18歳目前辺りが私の予想よ」 森崎「実際にピエールとナポレオンだけだったもんな、あのチーム」 陽子「うんうん。それからファン・ディアスは地元のアルヘンチノス・ジュニアーズの1軍のレギュラーになったわ。勿論いきなり エースと言う訳にはいかないけど、彼のとんでもない個人技と真似の出来ないプレイスタイルはクラブの武器って早くも評判よ」 森崎「なるほど…ブラジルに居たらいずれ奴と戦う事があるかも知れないんだな」 陽子「是非とも見てみたいわ。次にジノ・ヘルナンデスだけど…彼はかなり不遇の日々を過ごしているらしいわね。 Jrユース大会での結果が悪かった事をサポーターに責められたり所属クラブのインテルの上層部になじられたり… ただ、本人は黙々と地道な努力を続けて再起を図っているらしいわ。また森崎くんの前に立ちはだかってくるかもね」 森崎「フッ、その時は返り討ちにしてみせるさ(そもそもイタリアのフィールダーはカスだったしな。チョロイチョロイ)」
[564]2 ◆vD5srW.8hU :2008/11/25(火) 00:43:08 ID:??? 陽子「期待しておくわね。そして最後に、多分一番貴方が聞いておいた方が良い人物の情報よ」 森崎「へ?」 陽子「若林くんよ。彼はあの後ハンブルガーSVに戻ったんだけど、以前とは別人の様に 凄いハードトレーニングをこなす様になったそうよ。周りがオーバーワークを心配する程にね」 森崎「…ふ〜ん。でも、プロを目指す奴なら当たり前の事を今更始めたってだけだな」 陽子「おお、流石森崎くん強気ねえ。これは日本代表正GKの争いも激化しそうで楽しみだわ♪」 森崎「日本代表…」 陽子の言葉尻を捉え、ふと感慨深げな表情を浮かべた森崎は窓の外を見た。 空港の滑走路と言う、日常では中々お目にかかれない場所が彼の視界に飛び込んでくる。 陽子「どうしたの?」 森崎「いや、大した事じゃないんだ」 陽子「そう?私の仕事には貴方達のメンタルケアも含まれているから、差し支えないんなら教えて欲しいんだけど」 森崎「なんていうか…結構遠い所まで来たな、って(時々怖くなるんだ。俺は一体どこまで行くのか、って)」 陽子「………」 陽子は後半の部分は口に出さなかった森崎をしばらく見詰め、おもむろに口を開いた。
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0ch BBS 2007-01-24