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【さらば】キャプテン森崎29【友よ】
[675]2 ◆vD5srW.8hU :2008/12/01(月) 00:39:15 ID:??? 初音「以上、2位の中山くんでした!そしていよいよ1位の我らが主人公、森崎くんですが…!」 1位:森崎 有三(59票) >祝MVP >ついに、名実ともに世代で最高の選手になった。次は世界で最高の選手に! >MVPおめでとう。お前がNo.1だ! >才能に恵まれてる訳ではないのにうまくなるために努力を惜しまない姿勢に好感が持てる >いつの間にか世界No.1キーパーに成長してしまって感無量 >中里と森崎迷いましたが、やっぱりこっちでしょうwww >努力で這い上がる彼を見ると元気が沸いてきます >フィールドの奇行師とはよく言ったもんだ。 >友情・努力・勝利そして奇行。少年漫画の王道のさらに斜め上を行く姿に心から感動しました。 >やはりこの人しかあるまい 初音「既にパルメイラスに旅立っていてしまい、この場には居ません!と言う訳で、引き続き彼の活躍を http://capmori2.blog49.fc2.com/にてお楽しみ下さい!それでは皆さん、ごきげんよう!」
[676]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 00:41:18 ID:??? 乙です >来生「自信が無い奴なんて何をやってもダメさ!自分を信じられなきゃ何を信じるんだ?」 微妙に良い事言いやがってw
[677]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 01:03:29 ID:??? > >「風のジャンパー」「フィールドソルジャー」「鋭利なMF」 > > 初音「異名が三つも提案されているわね」 フィールドソルジャーは原作の対世界選抜戦で入場時に実況が言ってましたよ
[678]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 02:12:32 ID:??? いや、異名っていうか全部原作で付けられてたやつなんだ まだあったけど覚えてるやつだけあげました
[679]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 13:16:38 ID:??? 大人も子供もお姉さんも、はマザーってゲームのCMキャッチだったかな? それにしても一位がコメントなしってのが最高のオチですね お疲れ様でした!
[680]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 20:46:15 ID:??? パルメイラス修行編:1年目3月その1 198X年、3月某日。 ブラジルサンパウロ州サンパウロ市グアルーリョス国際空港に4人の日本人が降り立った。 一人は森崎有三。パルメイラスのユースチームに入団しようとしている15歳の若きキーパーである。 一人は大空翼。サンパウロFCのユースチームに入団しようとしている15歳の天才MFである。 一人は片桐宗政。上記の二人のブラジル留学を実現させた日本サッカー協会の若手役員である。 一人は片桐陽子。僅か16歳ながらブラジルサッカーの研修を任された片桐の妹である。 この日こそが日本の、そして世界のサッカーの歴史のターニングポイントだった。 後年、サッカー評論家の何割かがこの日をそう評する様になる。 ・ 空港で4人を迎えたのは二人のブラジル人だった。 ルーカス「HEY!モリサキ、顔色が良くありませんね。飛行機酔いしましたか?」 森崎「いえ…眠いけど、眠れなくて…」 ルーカス「ホッホッホッ、インターナショナルなサッカー選手は皆通る道ですよ。国際試合では 時差ボケだなんて言い訳は許されません。早めに慣れて下さいね」 一人はバウミール・ルーカス。ブラジルを代表する名門クラブの一つ、SEパルメイラス所属の スカウトであり、森崎にブラジル留学を持ちかけた張本人である。 ロベルト「良く来たな、翼。ここがブラジルだ」 翼「うん。日本とは何もかも違うね」
[681]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 20:47:19 ID:??? ロベルト「その辺は俺が面倒を見てやる。お前はサッカーに集中していればいいさ」 一人はロベルト・本郷。元ブラジル代表選手であり、今はブラジルでも一、二を争う超名門クラブ サンパウロFCの少年チームの監督を務めており、翼の師匠でもある。 片桐はタイミングを見計らい、二人と握手を交わしてから離れた。 片桐「では、我々はブラジルサッカー協会本部に向かいます。手筈通り二人をよろしくお願いします」 ルーカス「OK.モリサキは私が責任を持ってパルメイラスに送り届けます」 ロベルト「同じく、翼の事は任せて下さい」 陽子「じゃーねー、二人とも。また会いに来るからね〜」 森崎「ああ、ま…たわっ、ったったったっ!?」 フラッ… 手を振る陽子に手を振り返そうとした森崎は、時差ボケと長時間のフライトの影響か バランスを崩して後ろに倒れそうになり… バサッ。 後ろを通り過ぎようとしていた、やや長身の少年に支えられた。 森崎「うわちゃっ…す、すみません。大丈夫ですか?」 茶髪の少年「…大丈夫だ。この程度で怪我をする程ヤワじゃない」
[682]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 20:48:26 ID:??? 森崎が慌てて立ち直り頭を下げると、少年は精悍な顔立ちを平坦に保ったまま手を振った。 茶髪を無造作に流した茶色い肌の少年は本人が言う通りまるで格闘家の様な引き締まった筋肉と 僅かな脂肪のみで構成された体躯をしており、森崎が倒れこんだ程度ではビクともしそうにない。 翼「全く、何をやっているんだ森崎。失礼しました」 茶髪の少年「気にする必要は無い。では、さらばだ」 気分を害したと言うよりも興味が無いのか、少年は無愛想な態度のまま立ち去っていった。 森崎「怒った…訳じゃ無さそうだな。自分で言うだけあって良いガタイしてやがるし」 翼「あいつ…サッカー選手だろうか?一流選手みたいなオーラが漂っていたぞ」 片桐「ブラジルだからと言ってサッカー選手だとは限らんが、確かに身体能力は高そうだな」 陽子「(言われるまで気付かなかった…こんな事じゃ駄目ね。もっと選手の目利きができないと)」 ルーカス「(はて?今の彼の顔を写真か何かで見た気がするのですが…何処だったかな?)」 ロベルト「(彼は…そうか、なるほど。あの時の少年は立派に成長していたんだな)」 翌日、森崎はルーカスの運転する車でパルメイラスのユース部門の練習場に向かっていた。 ルーカス「昨日は良く眠れましたか?」 森崎「バッチリです。早く体を動かしたくて堪らないですよ」 ルーカス「それは頼もしい。さあ、着きましたよ」
[683]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 20:49:50 ID:??? 車から降り広大な練習場を眺める森崎。所々整備が行き届いていない場所もあるものの、 日本では想像も出来ない程大規模で充実した環境が彼の目の前に広がっていた。 ルーカス「ここが君の新天地になります。もっとも、入団テストに合格すれば、の話ですが」 森崎「おや、俺が落ちると思っているんですか?」 ルーカス「君なら大丈夫。でもただ受かるだけじゃダメですよ、ちゃんと主力選手にならないと」 森崎「主力どころかエースになってみせますよ」 あくまで強気を貫き通す森崎に対してルーカスは楽しそうに微笑んだ。 そんな何処か和やかな空気を乱す者達が彼らの背後から現れる。 ???「へえ〜、頼もしい事言うじゃん!」 ???「その言葉、試させてもらいたい物だな」 森崎「ん?」 突如声をかけてきた森崎が振り返ると、パルメイラスのユニフォームを着た二人の少年が立っていた。 一人はどちらかと言えば小柄な体格の持ち主で、丁寧に手入れされた金髪が薄く日焼けした 白い肌に良く映える顔立ちが整った少年である。彼の顔は満面の笑顔を浮かべていたが、 それは友好的と言うよりはむしろ相手を苛立たせかねないニヤニヤ笑いに近い。 もう一人は平均的な身長の少年で、プラチナブロンドの髪を坊主刈り寸前まで短くしている。 こちらは10人中0人が美少年と認めるであろう険しい顔つきの持ち主であり、彼を初めて見た者は その細く鋭い目と高く尖った鼻にちょっとしたプレッシャーを感じずには居られないだろう。 だが、それ以上に森崎の注意を引いたのは彼の腕に巻かれたキャプテンマークだった。
[684]マロン名無しさん:2008/12/01(月) 20:51:04 ID:??? ルーカス「グッドモーニング、ネイ、トニーニョ!今日は早いですね」 森崎「(優男がネイで、トニーニョはあのキャプテンっぽい坊主頭の方か)」 トニーニョ「おはようございます、ミスター・ルーカス」 ネイ「どーも。新入りが来るって言うんで、ちょっと先輩の洗礼を浴びせにきました」 ルーカスの挨拶に丁寧に対応するトニーニョとは裏腹に、ネイはあっけらかんと自らの意図を暴露し 森崎に向き直った。彼の女性受けしそうな、そして男性からは反感を買いそうな笑みは変わらない。 ネイ「よう、俺はファビオ・デルネイ・フロレンシオ。ネイで良いぜ。で、あっちのムッツリ坊主が アントニオ・コンセイソン。皆はトニーニョって呼んでるからお前もそうしろよ」 トニーニョ「ムッツリは余計だ。ユーゾー・モリサキだな?単刀直入に言おう、お前の実力を見たい」 森崎「(随分直球なコンビだな…)」 A 「良いぜ、どっちから来る?俺からゴールを奪ってみせろよ」 B 「良いぜ、二人同時に来な。俺からボールを奪ってみせろよ」 C 「これから入団テストがあるのに、無駄に体力を使う気は無いぜ」 D 「断る。ザコを相手にしている時間なんか無いんだ」 投票の結果「B」に決定
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0ch BBS 2007-01-24