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【さらば】キャプテン森崎29【友よ】
[705]代理:2008/12/02(火) 20:03:49 ID:??? ☆どのセービング方法でいきますか?2008/12/2 14:00:00から (http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1225823590/l50にて 投票期間を設けます。そこから10票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。 どれか一つに過半数の票が集まった場合はその時点で投票を止めて下さい。引き分けが 生じた場合11票目をタイブレーカーとします。尚、投票の際はage進行でお願いします。) A がんばりダイビング (カードの数字に固定で+8します。) ガッツ消費150 必殺パンチングです。通常のパンチングよりは味方のフォロー率が高いです。 B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費200 必殺キャッチです。ただし成功しても相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。 C パンチング (カードの数字に固定で+4します。) ガッツ消費80 ランダムで「するどいパンチング」が発動し、さらに(+3)される可能性もあります。 ただし味方がフォローしてくれないと 続けてピンチを招く可能性もあります。 D キャッチング (カードの数字に固定で+2します。) ガッツ消費40 上手く行けばキャッチできます。相手のシュート値との差が小さいと弾いてしまう事も。 ----------------------------------------------------------------------------- 森崎セーブ力・52+(倒れているペナ-5) ネイのボレーシュートの威力・50 森崎ガッツ 810/810 *試合中ではなくイベントシーンなので気にしなくて良いです。 *投票の結果、Bの「がんばりセービング・改」に決定しました。
[706]代理:2008/12/02(火) 21:50:08 ID:??? >B がんばりセービング・改 (カードの数字に固定で+10します。) ガッツ消費200 森崎「こなくそ〜っ!」 バッ! ・ 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1225823590/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、指定通りに一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ネイ→ !card ボレーシュート 50+(カードの数値)= 森崎→ !card がんばりセービング・改 62+(カードの数値)+(倒れているペナ-5)= と書き込んで下さい。数値で分岐します。 【シューター】−【キーパー】 ≧2→ネイのボレーシュートがゴールに突き刺さった… =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (ゴールラインを割る)(サイドラインを割る)(前方に大きく跳ね返る) ≦−2→森崎、ガッチリキャッチ。 *判定の結果、数値が同点になりました。
[707]マロン名無しさん:2008/12/03(水) 19:34:12 ID:??? 劣等感が森崎を加速度的に成長させたからな 天狗になられたら困る ここは勝てなくてよかった
[708]代理:2008/12/04(木) 00:17:22 ID:??? ネイ→ ハートK ボレーシュート 50+(カードの数値)=63 森崎→ ハート6 がんばりセービング・改 62+(カードの数値)+(倒れているペナ-5)=63 【シューター】−【キーパー】=0→ボールはこぼれ球に。そしてサイドラインを割る。 ---------------------------------------------------------------------------- 森崎は倒れた状態から必死に飛び上がり、かろうじてボールに触れる事に成功する。 バァンッ! ヒューン…ポーン、ポン、コロコロ… 両手で叩き返されたボールはサイドに勢いよく飛んでいき、そのままサイドラインを割っていった。
[709]代理:2008/12/04(木) 00:19:09 ID:??? ネイ「あっりゃ〜?会心のボレーだったのにな〜」 大げさな手振りを交えながら笑うネイ。口調やしぐさは心底驚いたと言わんばかりだったが、 全く崩れない笑顔が本心を表していた。一方トニーニョは僅かに目を見開いただけである。 トニーニョ「なるほどな…大体分かった」 森崎「何がだ?」 思わせぶりな発言を問い詰める森崎だったが、トニーニョは答えずに踵を返した。 それに伴ってネイもフィールドから立ち去ろうとする。 森崎「あっ、おい!」 トニーニョ「これ以上やったら入団テストに差し支えるだろう?健闘を祈るぞ」 ネイ「じゃ〜な〜。今日はこの辺にしといてやるよ〜」
[710]代理:2008/12/04(木) 00:19:54 ID:??? 森崎「…くそっ!(もっと上手くやっていれば、あいつらに吠え面をかかせられたのに!)」 二人の背中を黙って見送る事しか出来ない森崎に、今まで黙っていたルーカスが声をかける。 ルーカス「悔しいですか、モリサキ?」 森崎「当たり前ですよ」 ルーカス「ならばその気持ちを大事にしなさい。ブラジルサッカーが日本とは比べ物にならない程 発展している理由の一つに、サッカーで成り上がる事が腕次第では可能と言う事があります。 自分達の人生や生活がかかっている分、未成年と言えどプロ同然の生存競争が行われるのです」 森崎「………」 ルーカス「君は日本では金持ちと言われた事は無いでしょうが、日本ほど豊かではない ブラジルでは裕福なお坊ちゃんと見なされます。ここで味方を得る事は容易い事ではありません。 チームメイトの殆ど、特に同じGKは君を歓迎しないでしょう。君が出来る事、そしですべき事は…」 森崎「…実力で黙らせ、結果を出し、利用価値を証明する事ですね?」 ルーカス「YES! THAT’S RIGHT!それが分かっているのなら大丈夫ですよ」 森崎「(上等だ…南葛でも全日本でもやってきたんだ、もう一度やってやろうじゃないか!)」
[711]代理:2008/12/04(木) 00:21:14 ID:??? 約2時間後、森崎の入団テストが行われた。それは実際に試合を行いプレイを見ると言う 単純明快なテストであり、森崎は気合を込めたセービングを連発し自チームの失点を0に抑えた。 試合時間が経過するに連れ最初は懐疑、好奇心、侮りなどを向けていた選手達、 チームスタッフ、その他ギャラリーなどの視線が劇的に変わっていく。 ただ見ているだけで良いギャラリーは冷やかしの騒音を賞賛の声援に変え、 監督やコーチは興奮気味にデータを交換し始め、そして選手達は驚愕と警戒を向ける様になった。 特にGK達は自分達の将来を脅かす存在が現れた事で、敵意に近い視線を投げかけてくる。 そんな中、エース扱い故テストからは除外されていたトニーニョとネイの二人は 周囲から離れて遠くから試合の行方を見守っていた。 ネイ「で、どうです?トニーニョ先生のご診断は」 トニーニョ「…ビデオで見た通り、かなりのGKだ。少なくともうちの今までのGKよりは頼りになる」 ネイ「へー。まあお前のドライブシュートを防げる奴なんてゴロゴロ居る訳じゃないしなあ」 トニーニョ「あの独特のセービングフォームは、体への負担を引き換えに素晴らしい瞬発力を 生み出す様だ。俺のドライブシュートでは5発撃っても1発も入らんかも知れん。FKの状態でな」 ネイ「ヒュー、頼もしいね。後はどれだけココに慣れて、周りの成長に置いていかれないかが鍵か?」 トニーニョ「そういう事だな。他のGKの連中から下らん嫌がらせをされない様目を光らせておくか」 ネイ「面倒っちぃなあ…でも、それだけの事をする価値はある奴か」
[712]代理:2008/12/04(木) 00:22:03 ID:??? この日、森崎は無事入団テストに合格しパルメイラスの一員となった。 *ネイとトニーニョの二人相手にそれなりの勝負をし、ある程度のチーム内支持率を得ました。 初期森崎チーム内支持率:入団テスト結果(15)+二人との勝負結果(2)=17 初期ネイチーム内支持率:35 初期トニーニョチーム内支持率:45
[713]代理:2008/12/04(木) 00:58:53 ID:??? 森崎がパルメイラスで奮闘していた頃、翼もサンパウロFCで入団テストの為のウォーミングアップを 行っていた。彼の場合ルーカスの様なスカウトに紹介されたのではなく少年チームの監督に 連れてきてもらったと言う扱いだったので、彼と同年代の少年達数百人に混じって集団形式の 入団テストを受けていた。当然、周りからは決して好意的ではない視線が注がれる。 少年達「おい、なんで日本人が混じってるんだ?」「さあ…日系2世とかかな?」「いや、あいつは わざわざ日本から来たらしい。しかもロベルト・ホンゴーに金を積んだらしいぞ」「ケッ、なんだそりゃ」 勝手な憶測が尾ひれをつけながら回っていく中、翼は黙々と準備運動を終えシュート練習に 向かおうとした。しかし彼の前に一人の黒人の少年が侮蔑の表情と共に立ち塞がる。 黒人少年「おい日本人、そのゴールは俺達が使うんだ。邪魔するなよ」 翼「…俺の名前は日本人じゃなくて大空翼だよ」 黒人少年「覚えてやんねーよそんなの。どうせシュート撃ったって入らないんだからさっさと帰れよ」 その少年の顔には明確に”俺の大事なウォーミングアップの時間を横取りするな”と書いてあった。 翼はやや時間を置いてから、穏やかに微笑む。 翼「じゃあ、ワンショットだけ撃たせてくれないか。それで満足するから」 黒人少年「…しょうがねえな。さっさとやれよ」 ようやく少年が前から退いたのを見計らって、翼はボールをゴールから30m程度の地点に置いた。
[714]代理:2008/12/04(木) 00:59:52 ID:??? 少年達「おい、あの日本人がシュートするぞ」「ハッ、あんな距離から撃って届くのかねえ?」 「多分、日本じゃ届けば凄い事なんだろ」「おーいキーパー、手を抜いてやれよー」 周りの少年達の侮蔑の視線が更に濃くなり、ゴールに入ったキーパーも嘲笑を向けてくる。 翼はそれらに一切構う事なく、僅かな助走と共に足を思いっきり振り上げた。 グワァアアアアッ! バッキャァアアアアアアアアアアアアアアアン!! キーパー「!?」 ギュォオオオオオオオオオオオオオッ!! 予想外に大きな炸裂音に慌てたキーパーの目の前で、ボールが空気を切り裂きながら飛んでくる。 しかし、シュートコースその物はゴールの枠から外れていた。 黒人少年「(うっ…な、なんだ、外れてるじゃねえ…かっ!?)」 バキィインッ! ギュウウウウウウウウウッ! ズバァッ! キーパー「えっ…」 ここに来ている少年達は皆それなりの動体視力を持っていた。故に見えてしまった。 翼が放ったミラクルドライブが撃ち出された方向の逆側にバウンドして跳ね返り、 一歩も動けないキーパーの後ろを飛びぬけてサイドネットに突き刺さるのを。
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0ch BBS 2007-01-24