※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
キャプテン森崎外伝スレ3
[363]森崎名無しさん:2008/12/05(金) 17:06:51 ID:GaAKOnTo A タイトルは>>216で
[364]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/05(金) 18:42:57 ID:??? みなさん、ありがとうございます! 単独スレの方でも未熟ながら精一杯やっていきますので、 おかしな所や直したほうがいいところは遠慮なく言ってくださいね。 外伝スレを使わせていただきありがとうございました! それでは、↓のスレでまたお会いしましょう〜! 【頑張竜と】ファイアーモリブレム【光の拳】 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1228469984/l50
[365]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:46:20 ID:Zomp8b5Q 外伝スレをお借りして私が暖めていたネタを思い切って書かせていただきたいと思います。 とりあえずOPだけでもやらせていただいて、その後の続行は皆さんのご意見を聞いて続けるか止めようか決めたいと思います。 文章が非常に多いためにわずらわしく感じるかもしれませんが、もし興味をもたれた方がいるならどうぞ見ていってください。 とりあえず、舞台は中学生全国大会が終わった後です。 私の調査不足で原作、史実、本編と違う設定が出てくるかもしれませんが、パラレルワールドとでも解釈してください。 それでは思案日数1ヶ月近くに及ぶ「メタル ギア サッカー(仮)」のOPだけ書かせていただきたいと思います。 正直かなり長いです。それと今回はカードも選択もありません。文章だけです。 ごめんなさい。
[366]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:47:56 ID:Zomp8b5Q 第6回FIFAワールドカップ終結後 ブラジルは世界の頂点に輝いた ブラジルサッカー王国時代の幕開けである。 MORISAKI presents 高橋陽一監督作品(嘘) 大塚明夫 渡辺美佐 井上喜久子 内海賢二 山崎たくみ 以下略
[367]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:48:23 ID:Zomp8b5Q ―アルゼンチン上空 高度30000フィート 偵察機コクピット内部 「間もなくブラジル上空へ近づきます」 「降下20分前・・・機内減圧開始」 「装備チェック・・・」 男たちが慌ただしく無線で会話をしている。 彼らはその服装から一目で一般人ではないと判断できた。 「よし、準備はいいか」 その異様な集団の中でも一際存在感のある男、おそらくは彼らの上司だろうと思われる、が確認を取る。 「高気圧 依然として目標地域に停滞中」 「CAYOK!(雲底高度・視程無限)」 「いいぞ 視界は良好だ」 報告を受け上司の男は天恵を得たとばかりにつぶやく。
[368]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:49:20 ID:Zomp8b5Q ― 同 降下用ハッチ兼減圧室 所変わって偵察機内の減圧室。 そこには周りの慌ただしさに我関せずの状態で足の先だけでリフティングをする少年の姿があった。 「リフティングを止めろ」 この状況でこの少年の行動はやはり好ましいものではないのだろう。 近くにいた男が少年に注意を促す。 しかし少年は全く気にすることなくリフティングを続ける。 やがて男はのれんに腕押しであることに気付き、ぼやきながら自分の持ち場に戻っていった。 「降下10分前」 状況からしてこの減圧室にいる少年が降下するのだろう。 しかし少年には10分後に大空に飛び込むような緊張感はなく、マイペースにリフティングを続けている。
[369]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:49:43 ID:Zomp8b5Q 「おいっ!聞こえたか?」 鋭い声が無線を通して減圧室に響く。 それは彼らの上司の声であった。 「リフティングを止めてマスクを装着しろ」 それは先ほどの注意のような言い方ではなく、いうなれば有無を言わせない命令であった。 少年は溜息を吐き出すと、無言でマスクをかぶり始めた。
[370]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:50:05 ID:Zomp8b5Q 「降下6分前、後部ハッチ開きます。」 重厚な機械音を響かせながら重い扉が開くと、雲の海の遥か向こうに神々しい光の波が広がっている。 「日の出です。」 その感動的な風景に興味はないとばかりに、事務的に伝える音が無線から聞こえてくる。 「外気温度 摂氏マイナス46度」 「降下2分前・・・スタンドアップ。」 少年はおもむろに立ち上がるとハッチの先端部に向けて一歩づつ踏み出していく。 「これが記録に残る世界初のサッカー選手によるHALO降下になる・・・」 無線からは独り言とも受け取れる上司の声が漏れてくる。
[371]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:50:37 ID:Zomp8b5Q 「降下10秒前・・・スタンバイ」 「全て正常 オールグリーン!」 「降下準備・・・」 「カウント・・・5、4、3 2、1―」 遂に少年は機内と大空の境界線へとやってきた。 目の前には一面の白い絨毯が広がっている。 もっとも飛び込んだところで、受け止めてくれるはずもない。 「隼になってこい!幸運を祈る!」 今度ははっきりと少年に語りかけるように無線から上司の激励が飛ぶ。 少年はその声に一瞬機内を振り返るが、すぐに向きを正し前方に倒れこむように大空へと飛び込んでいった。 空中で頭を下に向ける体制を取り、一気に雲の中に突っ込んでいく。
[372]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 21:51:26 ID:??? よく飛び降り自殺を図った人間は自分の人生を走馬灯のように見るという。 これと同じ原理かどうかはわからないが、少年の脳裏にはこのたび高度3000フィートから飛び降りるまでの経緯が浮かび上がっていた。 「瞬、よく聞いてくれ。遂に日本サッカー協会会長からバーチャスミッションの許可が出た。」 「バーチャンスミッション? ゴールバーに当ててオーバーヘッドをする的な意味か?」 あまりの突然の報告に瞬と呼ばれた少年はうまく反応できない。 「我々SOX舞台の存在意義をかけたバーチャス(貞淑な)ミッションだ。」 瞬少年の間違いを軽く指摘し、上司は続ける。 「これが成功すれば正式に部隊として編成される」 「貞淑なミッション?忠誠を誓う儀式みたいなものだな」 「気を抜くんじゃない あくまでも実戦だ」 瞬少年の軽視的な発言に上司がすかさず注意する
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24