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【エリート熊が】キャプ森ロワ1【倒せない!!】
[238]キャプ森ロワ:2008/12/07(日) 23:35:58 ID:jgaFJjkQ ただ最後のヤンの動きを見て森崎達は頭を抱える事になった。 ヤン「ゼェ…ゼェ…正直これなら…まだローエングラム公と艦隊戦をやっていた方がましじゃないか…」 10分走っただけでもはやヤンは虫の息だった。 森崎(オイオイ…運動音痴だとは思っていたがこれほどなのかよ…) シュナイダー(これは…ひどいな…) ピエール(なるべくヤン提督は動かないで済むようなゲームメイクを考えなければな…) といった感じで特に森崎達は教える事も無かったので、予定を繰り上げ実戦形式の練習を始めた。
[239]キャプ森ロワ:2008/12/07(日) 23:36:14 ID:jgaFJjkQ ピエール「そろそろ終わりにしましょう。これ以上はオーバーワークになる」 ピエールが終了の合図をかけると、 透「やっと終わったぁ…こんなに運動したのは初めてだよ…」 透がその場に倒れこむ。 真理「…透ったらだらしないんだから…」 真理も気丈に振舞うがやはり顔には疲労が色濃く滲み出ている。 リンダ「ヤン提督大丈夫ですか?」 リンダが透と同じく倒れ込んでいるヤンに話しかけるが へんじがない。ただのしかばねのようだ の状態で、かろうじて息をしているのが生きているというわずかな証拠だった。 カミーユ「お前たちはピンピンしてるな…一体どういう鍛え方したらそんな風になるんだ?」 カミーユが未だケロッとしているアルス、ドーガ、ティーダに向けて疑問を発する。 ティーダ「努力あるのみッス!!」 ドーガ「鍛え方が違う!!」 と二人からは微妙な返答が返ってきた。
[240]キャプ森ロワ:2008/12/07(日) 23:36:36 ID:jgaFJjkQ アルス「…でも疲労が深いと確かに明日の練習にも差し支えるな…」 アルスはそう言うと、何事か呟き始める。そして アルス「ベホマズン!!」 力強い言葉を発した後、皆を暖かな光が包み込む。 アルス「これで大丈夫だと思うけど…」 リンダ「凄い!!アルス…あなた回復魔法まで使えるの!?」 森崎(回復魔法だって!?もはや何でも有りだな…でも確かに体の調子がいいな… というか絶好調だぞこれ…アルスはやはりただモンじゃなかったな…) 周りを見ると先程までほぼ死体と化していたヤンも起き上がっている。 やはり先刻のアルスの魔法のおかげなのだろう。 ペンションへ戻り、夕食を済ますと、皆談話室に集まる。 内容は今日の練習についてである。
[241]キャプ森ロワ:2008/12/07(日) 23:36:50 ID:jgaFJjkQ 初心者は初心者なりに、経験者は経験者なりの意見を交し合う。議論も白熱していく中、 ジリリリリリリリリ と電話が鳴る。 皆が一様に驚きを見せる中、森崎が一番電話口に近かったので意を決し受話器をとってみた。 その相手は…? 先着で 電話の相手→!card と!とcardの間のスペースを埋めて書き込んで下さい。マークで分岐します。 ダイヤ、ハート→ 「もしもし…○ジテレビの○○と申しますが…」(さらに分岐します) スペード、クラブ→ 相手はジョアンだった。 JOKER→ 『こんや、12じ、だれかがしぬ』 今日はここまで。 本日もお付き合いくださりありがとうございました。 明日も来れたら来ます。
[242]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 23:37:09 ID:??? 電話の相手→ スペード4
[243]森崎名無しさん:2008/12/07(日) 23:37:10 ID:7ClWzsfQ 電話の相手→ スペード6
[244]森崎名無しさん:2008/12/08(月) 20:53:07 ID:??? さすが提督、期待を裏切らないなぁ 時に猪さんの出番はまだかっ!? 猪をなだめるオイゲンはまだかっ!!1
[245]キャプ森ロワ:2008/12/09(火) 00:06:36 ID:??? >>244うッ…後でトーナメント表見れば判りますがすまない…でないんだ… 私もビッテンとオイゲンコンビは好きなんですが…ヤンだけで中の人は一杯一杯です… でもなんとかしたいよなぁ… スペード、クラブ→ 相手はジョアンだった。 ジョアン「元気にしとるか?チーム登録ご苦労じゃったな」 ジョアンの能天気な第一声は、ただでさえジョアンに対し最悪の印象しか持たない森崎にとっては 挑発にしか聞こえなかった。何か文句の一言でもと切り返そうとした時、ジョアンの次の言葉は 森崎の勢いを沈める。 ジョアン「それで試合相手が決まった…試合は一週間後じゃ」 静かに結果だけを告げられる。 何を言っているのか一瞬言葉の咀嚼に時間が掛かる森崎だったが言葉を理解すると 森崎「何言ってんだ!?そんなの無理に決まってるだろうが!!」 と周りで聞いていた者がびっくりするぐらいの大声を上げる。 しかしショアンは一向に介せず、さらに言葉を続ける。まるで森崎の言葉など聞こえてないかのように。 ジョアン「ああ…そうそうその電話の傍にトーナメント表を置いておいた。後ででも見てくれ 時間などはそこに記載されておる。それじゃあ試合頑張ってくれ」 と一方的に言葉を発した後、 ブツン、プープープー 電話が切られた。 森崎「くそッ!!」 ガチャン!! 森崎はやり場の無い怒りから乱暴に受話器を置く。
[246]キャプ森ロワ:2008/12/09(火) 00:07:03 ID:??? ヤン「…今の電話はあの老人からだね?」 ヤンが真剣な表情で聞いてくる。 森崎「…ええ…何でも対戦相手が決まったそうですよ…しかも一週間後に…」 シュナイダー「一週間後だと!?いくらなんでも早すぎる!!」 カミーユ「確かに…森崎達三人はともかく…俺たちはまだ練習を始めたばっかりだし… 一週間でまともな試合になるのか…?」 ヤン「いや…他のチームも条件は同様だから必ずしも不公平と言う訳じゃないだろう… うちのチームには森崎、シュナイダー、ピエールという経験者が居るが… 他のチームはもしかしたら経験者すら居ないかもしれないからね…そういった意味では うちのチームはまだ恵まれているのかもしれないよ?」 真理「そんな…楽観的な…」 ヤンの言い分に否定的な意見を見せる真理だが ヤン「何も楽観論からこんな事を言ってる訳じゃないさ…もし気を悪くさせたらすまないが… 例えば森崎達は世界的なプレイヤーと聞くがそれはあくまでJrハイスクールでの事だろう? そもそもこれがおかしい…サッカーをやらせるだけだったら何も彼らじゃなくてプロの選手を 持ってきたほうが余程サッカー選手としてのレベルは高いだろう?」 ヤンは自分のベレー帽を指で回しながら落ち着いて話す。 ピエール「それは…確かに…でもそれは単にランダムでよんだからでは?」
[247]キャプ森ロワ:2008/12/09(火) 00:07:34 ID:??? ヤン「もしピエール、君だけがよばれていたら…確かにその可能性も十分にあっただろう… しかし実際ここには君のほかに森崎、シュナイダーとまったく同じ世代… 同じ世界からよばれている。これを偶然と片付けるのは流石にムシがいいだろう… つまり、もしサッカー経験者が他によばれていても君達三人と同世代で同じ世界の 可能性は極めて高いということだ…それがどういった意味を持つのかまでは流石に 判りかねるがね」 森崎(プロじゃなくて俺やシュナイダー達の世代がよばれた理由か…) 森崎の頭にジョアンの言った“同じ存在”の言葉がちらつく ヤン「そしてまだ憶測の域を出ないが…ジョアン氏の目的は当然彼が言ったとおり我々に サッカーをさせる事だが、それが勝敗に関することなのか、サッカー行為そのものなのかは、 流石にまだ判断できないが…少なくとも試合の中身、内容そのものには興味ないんじゃないかな? そう考えれば従来のサッカーと異なったルールを採用しているのも、一週間という短い 準備期間も説明がつく…先ほど言ったとおり単純にサッカーをやらせるのが目的ならプロを よべば済む話だからね。まあこればっかりはまだ情報が少ないから何とも言えないが… 他にも理由は色々とありそうだからね…」 アルス「サッカーをさせる事にあって、試合の中身そのものには興味ない…か…それだったら 僕みたいな未経験者がよばれたのも何か意味があるかもしれないって事ですね…」 ヤン「そうだな…ある程度はランダムでよばれているかも知れないし、狙いをつけて よばれているかもしれないし…まあ色々言ったが結局は何を判断するにもまだ情報不足だろう。 …そういえば森崎、先程から気にはなっていたんだが…君の持っている紙切れはなんだい?」 ヤンが森崎の持っているトーナメント表に興味を示す。
[248]キャプ森ロワ:2008/12/09(火) 00:07:48 ID:??? 森崎「あ、これはトーナメント表らしいです…」 ヤン「登録までは後一日あるが…まああれだけ脅されればさっさと登録したくもなる…か」 森崎はトーナメント表をテーブルの上に広げた。
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0ch BBS 2007-01-24