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【頑張竜と】ファイアーモリブレム【光の拳】
[827]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:16:48 ID:??? >>825 成長率の目安としては… 90%→☆ 70〜80%→◎ 40〜60%→○ 20〜30%→△ 0〜10%→× としています。 成長率を上げる方法もあるので、そこでカバーするしかないですね。 次は外伝(サッカーパート)になります。
[828]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:17:21 ID:??? それはほんの些細な出来事からだった。どちらも悪意があったわけではなかったのだ。 だが『その事件』は起こってしまったのである… マルスはガルダを発つ前にシーダを呼び出した。港町を二人並んでしばらく歩く。 広がる海を眺めながら、シーダは嬉しそうにマルスに話し掛けた。 シーダ「こうして二人で歩くのも久しぶりですね。しばらく戦い続きでしたし」 マルス「そうだね。王宮騎士団や傭兵達の力で何とかやっていけてるよ」 シーダ「うふふ、マルス様。私も結構活躍してましたよ?」 悪戯っぽい笑みを浮かべるシーダの表情を見て、マルスがふと足を止める。 必然的にシーダもマルスに合わせて歩みを止めた。 シーダ「マルス様…?」 マルス「シーダ、これから行くデビルマウンテンは危険な山賊たちが横行している。 さらにその先にはドルーア帝国との本当の戦争が待っているんだ。 …シーダ。やっぱり君は…」 シーダ「帰りませんよ?私はマルス様についていくと決めたんですもの」 マルス「でも…やっぱり危険だ!君は女の子だしそれに…!」 シーダ「マルス様!いいかげんにしないと怒りますよ!」 マルス「…怒ってくれても構わない。僕は君に危険な目に遭ってほしくないんだ。 これからの戦いは常に危険と隣り合わせになるかもしれない。そうなったら… 僕は君を守りきる自信がないんだ」
[829]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:17:43 ID:??? シーダ「だから…私だけタリスに帰れとおっしゃるんですか?」 マルス「うん。君には僕達の帰りを待って欲し…」 バツーーーーーンッ!! マルスがそこまで言い終わった瞬間、シーダの平手打ちがマルスの頬を激しく打ち払った。 シーダ「私は…シーダはそこまで弱くありません!マルス様は…私がどんな気持ちで… どんな覚悟でここまで来たのかわかってくれないんですか!?」 マルス「シ、シーダ…」 痛みに腫れる頬をさすりながら、マルスは怒りに震えるシーダを見て驚いた。 シーダ「マルス様の馬鹿ッ!もう知らないっ!」 涙をその大きな瞳に貯めに貯めたシーダはガルダの町のほうに行ってしまった。 マルスは追いかけることもできずに、ただ立ち尽くすしかなかった。 マルス「シーダ…」
[830]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:18:08 ID:??? シーダはガルダの宿屋に帰るなり自分の部屋に閉じこもってしまった。 悔しさに拳をブルブル震わせるシーダを、オグマはなんとかしてなだめようとしていた。 オグマ「姫、少しは落ち着いてくださいよ」 シーダ「だって!マルス様はちっとも私のことをわかってくれないんですもの! 危ないから帰れなんて…私はそんなに足手まといなの!?」 オグマ「いえ…姫は相当役に立っていますよ。敵の遊撃…なにより姫の存在が 軍の指揮を上昇してくれています」 シーダ「私だって守られたばかりいるのは嫌だから頑張って槍の稽古をしていたのに… こんなの…こんなのあんまりだわ!」 オグマはしばらく考え込んだ後、頭に電球がついたような嬉しそうな顔をした。 オグマ「要はマルス王子に姫が強いところを見せてあげれば良いんですよね。 だったら…少し私に考えがあります」
[831]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:18:26 ID:??? 森崎「…で、シーダ姫の同行を王子に認めさせるために俺に協力をしろってか」 オグマは一人サッカーの練習に励む森崎を捕まえると事情を説明した。 オグマ「そうだ。お前なら何か策があるんじゃないか?できるだけ穏便に、なおかつ実力を確かめ合えるようなものとか… そういうの、何か無いのか?」 森崎「そうだな…」 森崎はふと、右手に持っていたサッカーボールに目をやった。思わず浮かんだ考えににやりと笑う森崎。 森崎「(タリスの王様でもすんなりルールを覚えてくれたしな。なまった俺の体を鍛えるには 丁度いい機会かもしれないな)」 オグマ「…やっぱりそんな都合のいい策は…」 森崎「いや、あるぜ。それもとびっきりの上策だ!」 オグマ「なにィ!?」
[832]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:18:58 ID:??? モロドフ「なんと!その『サッカー』とやらでみんなで体を鍛えると?」 森崎「そうだ。サッカーはただボールを蹴るだけの競技じゃない。走ったり跳んだり… 周りの状況を常に考えなければならないし、味方との連携プレーも重要なんだ。 これはこれからの戦いのもきっと役に立つんじゃないか?」 ジェイガン「なるほど。確かに一理ありますな。ゲーム形式で鍛えることにより お互いの対抗心を養うこともできますな」 オグマ「とりあえず、俺たちタリス組とあんた達アリティア組で一試合やってみねぇか?」 森崎「そうだな。人数は…6対6でやろう。俺とモロドフさんがそれぞれ別のチームについて 監督兼選手をやるってのはどうだ?」 モロドフ「うむ。決まりですな。身体能力だけでなく指揮の腕の見せ所でもありますな…ん?兼選手だと!?」 森崎「(おいオグマ。これでいいのか?)」 オグマ「(ああ、上出来だ。これで姫の力を王子に存分に見せることができそうだ)」 こそこそ相談している森崎とオグマを見て不思議そうに首をかしげるジェイガンとモロドフ。 事の真意を知るものは少ないが、こうしてアリティア軍とタリス傭兵団で サッカーの試合をすることとなったのだった。
[833]森崎名無しさん:2008/12/19(金) 19:20:32 ID:??? 実際役に立ち度は今のところ シーダ>>>>>マルス なんだけどね マルスの方がガイルに「くにへかえるんだな」と罵られる
[834]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:20:55 ID:??? 第2章外伝 『タリスカップ』 森崎が所属するチームを決めます。 Aメンバー『アリティアFC』 マルス ジェイガン カイン アベル ドーガ ゴードン 攻守にバランスの取れたチーム。マルスとジェイガンのゲームメイク、 カインとアベルのコンビプレーが点を取りドーガの守りでボールを奪うなど隙が無い。 Bメンバー『タリスFC』 シーダ オグマ バーツ マジ カシム ダロス エースオグマを要する攻撃型チーム。オグマ、シーダのドリブルの突破力はなかなかだが、 守備に若干の不安が残る。戦士たち伏兵の活躍が勝利の鍵を握っている。 A『アリティアFC』 B『タリスFC』 大事なので3票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。 今日はここまで。明日はいよいよサッカー編初試合になります。それでは〜!
[835]森崎名無しさん:2008/12/19(金) 19:23:03 ID:Eq0hqQtc B
[836]森崎名無しさん:2008/12/19(金) 19:27:04 ID:dW5+Cy0o B
[837]森崎名無しさん:2008/12/19(金) 19:29:41 ID:KgpWMBQA B
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0ch BBS 2007-01-24