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【新章】キャプテン森崎30【新天地】
[46]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:28:21 ID:??? トニーニョ「前回とはまるで別人だな…」 ネイ「あっと言う間に二人たたんじゃったぞ?」 キーパーC「な、な、な…!」 森崎「二丁上がり!最後のお前、泣いて命乞いしたら許してやるぜ?」 キーパーC「ふ、ふざけるなあああ!!」 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1225823590/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、指定通りに一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で 森崎→ !card ケンカ慣れ 4+(カードの数値)= キーパーC→ !card 身体能力オンリー 0+(カードの数値)= と書き込んで下さい。数値で分岐します。 【森崎】−【キーパーA】 ≧2→森崎、圧勝。キーパーたちは全滅した! =1〜−1→勝負がつかず長引き、ネイとトニーニョが介入してくる。 ≦−2→森崎、惜しくも力尽きた…
[47]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:29:07 ID:??? パルメイラス修行編:1年目12月その8 森崎→ スペードK ケンカ慣れ 4+(カードの数値)=17 キーパーC→ スペード6 身体能力オンリー 0+(カードの数値)=6 【森崎】−【キーパーA】≧2→森崎、圧勝。キーパーたちは全滅した! ----------------------------------------------------------------------------- 森崎「フザけてるのは…どっちだ?」 ガツッ! キーパーC「ぶわあっ!?」 森崎「マグレで良い気になってるのは…どっちだ?」 ガスッ! キーパーC「ぎゃあっ!」 森崎「調子に乗ってるのは…どっちだァ!」 ボゴッ! キーパーC「ぐええ…」 ドサッ。 腰が引けていたキーパーCと気合MAX状態の森崎。結果は火を見るより明らかだった。 森崎が容赦なくキーパーCを殴り倒した所で遂に、と言うべきかようやく、と言うべきか ネイとトニーニョが物陰から歩き出てくる。
[48]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:29:38 ID:??? トニーニョ「そこまでにしておけ。もう勝負はついただろう」 森崎「なんだ、お前ら見てたのか?」 ネイ「実は前回もな。いやーっ、こないだと違って全然強いじゃんモリサキ!」 森崎「フン。この前は油断していただけだ」 トニーニョ「1対3で勝った分説得力のある台詞だな。これでこいつらももうお前に因縁を つけたりしなくなるだろうから、ここまでにしてくれ。これ以上は俺としても不味いんだ」 ネイ「俺がさりげなく噂流してやるからさ。控えキーパーも必要って事で見逃してやれよ?」 森崎「…そうか。まあ、十分暴れたしこれ位にしといてやるか」 何時も通り一方は真面目に、もう一方は軽い笑いと共に森崎を宥めて来る凸凹コンビ。 彼らの態度に森崎も毒気を抜かれてしまい、拳を引っ込め二人と共に立ち去る。 丁度前回とは逆に、ロクに動けない3人がゴミ捨て場に残された。
[49]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:30:46 ID:??? 翌日、ノーダメージの森崎は”体調を崩した”キーパーの少年達3人が監督に叱られるのを ニヤニヤして見守る贅沢に浸れた。彼自身も事情を察した監督からお小言を食らったが、 ”これ以上はやるなよ”と釘を刺された程度で済んだので痛くも痒くも無い。武勇伝が 広まったチームメイト達から向けられる様になった畏怖の視線も実に心地いい物だった。 森崎「ハッハッハ、順風満帆!」 こうして森崎のリベンジは完勝に終わった。 *他のキーパー達を武力で制圧し、チーム内で一目置かれる存在になった事で 森崎のチーム内支持率が5上がりました。 森崎チーム内支持率:20→25 *定期的な練習の積み重ねで森崎の全能力値に+1されました。
[50]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:31:38 ID:??? パルメイラス修行編:1年目12月その9 1年目12月・イベントフェイズ パルメイラスメンバー「ネイだ、ネイに回せ!」「サイドアタックを仕掛けるんだ!」 パウリスタメンバー「そうは行くか!」「早めにカットに行け!」 12月のある日、森崎の所属するパルメイラス・ジュベニール部門は同じサンパウロ州の サッカークラブ、パウリスタFCのジュベニール部門と練習試合を行っていた。 年末の仕上げ的な意味合いの試合であり、両チーム共にモチベーションは程々である。 この日、森崎はスタメンGKとして出場していた。しかしネイとトニーニョの活躍で最初から パルメイラスが押しており、後半5分、1−0のここまで彼の出番は殆ど無かった。 森崎「やれやれ…もう正GKになれたと言っても良いが、こうも出番が無いと 退屈で仕方が無いったらありゃしねえ。味方が強すぎるのも考えモンだな…」 森崎はゴールポストに寄りかかり贅沢な悩みを持て余しながら前線の様子を眺めていた。 敵陣の右サイドではネイがライン際を走りあがり、敵の守りを突破している。 パウリスタMF「く、くそっ…(こいつの動きが読めねえ!)」 ネイ「それそ〜れ、右。じゃなくて左。でもなくて上なんだよ」 バババッ、サッ、ヒュッ! パウリスタMF「えっ?ど、何処へ…!」 ネイ「お先〜♪」 ネイの追っかけ「きゃー!またネイよー!」「消えるフェイントカッコ良すぎ〜!」
[51]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:32:12 ID:??? 多彩な細かいフェイントを連発し、敵の死角に回り込んだネイが相手を抜き去る。その度に ギャラリーのネイのファンの少女達が黄色い悲鳴を上げ、森崎のイラつきに貢献した。 森崎「(全く、うるさい女どもが…しかしネイのドリブルテクニックは実際大したモンだな。 スピードやテクニックも勿論あるが、それ以上に俺は未だにあいつが右利きなのか左利きなのか 分からない位あいつは両足を上手く使っている。ひょっとして先天的な両利きなのか?)」 ネイは左右どちらに仕掛けてくるか分からない上、数多くのフェイントパターンを高速で 繰り出す事によって相手の視線や意識を操る事に長けていた。抜かれた相手からは ネイが急に消えた様に見える事も多い為、”消えるフェイント”の名が何時の間にかつきそれを 駆使するネイは”魔術師”の異名で呼ばれていた。ネイ本人も気に入っている異名である。 パウリスタSB「クソォ!これ以上抜かせるか!」 ネイ「あっそ。じゃあ抜かないよ」 バムッ! パウリスタSB「なにィ!?」 森崎「(しかもあの性格で人の裏をかくのが上手い。ちょっとディアスに似ているな)」 右サイド深くに切り込んだネイは、意気込む敵サイドバックをあざ笑うかの如く ヒールキックでボールを自分の後方に戻した。そこにフォローしていたトニーニョと、 パスカットに向かった敵のセンターバックが駆け込む。 事故はその時起こった。
[52]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:33:22 ID:??? ズシャアアッ! ガチィッ! トニーニョ「ぐわあっ!?」 パウリスタCB「あっ!?」 ドサッ。 ピィイイイイッ! ネイ「えっ?…トニーニョ!」 森崎「おおお!?」 相手の足でトニーニョが削られ、倒れた。 敵センターバックにイエローカードが与えられた後、時計がいったん止められた。 フィールドの外に運ばれたトニーニョのソックスが脱がされ、傷が露にされる。 監督「ふむ…血が出ているな。そこまで深い傷じゃないが、何もかかっていない 練習試合で続行させる理由は何処にも無い。交代だ、トニーニョ」 トニーニョ「…分かりました」 ネイ「チェッ。ついてないなあ」 森崎「年末最後のゲームなのが不幸中の幸いだな」 オルヘス「…だけど、トニーニョが引っ込んだら誰がキャプテンやるんだ?」
[53]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:34:59 ID:??? 森崎「!」 ざわっ…! オルヘスの発した一言で周りが急激に騒ぎ出し…次いで視線がネイに集まった。 ネイ「ええっ!?俺かよ!?」 森崎「(こ、これはチャンスか?どうする、どうする俺!)」 A 俺にやらせてくれと名乗り上げる。 B ネイの失敗を祈ってネイを推薦する。 C 監督に決断を促す。 D トニーニョに決断を促す。
[54]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:37:15 ID:??? パルメイラス修行編:1年目12月その10 >D トニーニョに決断を促す。 森崎「どうするんだ、トニーニョ?ゲームキャプテンを決めなきゃいけないぜ」 言外に自分の存在をアピールしつつトニーニョと目を合わせる森崎。 トニーニョは少し考え込んでから、自分の腕章をゆっくりと取り外した。 【分岐】http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1225823590/l50にて !card と書き込むとランダムでトランプの絵柄が出るので、(!は半角)書き込んでみて下さい。 (ageでもsageでも構いませんが、指定通りに一回の判定の全文をコピペされてない場合は無効です) 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で 森崎への信頼→ !card 支持率 25+(カードの数値)+(キャプテン経験有+5)+(外国人-3)= ネイへの信頼→ !card 支持率 35+(カードの数値)+(やる気、経験共に本人に無し-5)= と書き込んで下さい。数値で分岐します。 【森崎】−【ネイ】 ≧0→トニーニョは森崎にキャプテンマークを渡した。 ≦−1→トニーニョはネイにキャプテンマークを渡した。
[55]マロン名無しさん:2008/12/21(日) 13:37:56 ID:??? パルメイラス修行編:1年目12月その11 森崎への信頼→ クラブ2 支持率 25+(カードの数値)+(キャプテン経験有+5)+(外国人-3)=29 ネイへの信頼→ スペードA 支持率 35+(カードの数値)+(やる気、経験共に本人に無し-5)=31 【森崎】−【ネイ】≦−1→トニーニョはネイにキャプテンマークを渡した。 ----------------------------------------------------------------------------- トニーニョ「ネイ、頼む」 トニーニョは外したキャプテンマークをネイに手渡した。ネイは尚も一瞬迷ったが、やがて諦めたかの様にキャプテンマークを腕に通す。森崎が密かに舌打ちしていたのは言うまでもない。 ネイ「この状況じゃしょうがないか…あ〜あ、ガラじゃないんだけどなあ」 森崎「(畜生!やる気の無い奴がキャプテンだなんておかしいだろ、常識で考えて!)」 ネイ「えーとじゃあ…トニーニョが引っ込んだ分相手は気合を入れ直して攻めてくるだろうから しばらくはそれを凌ごうぜ。んで、相手が焦った頃に二点目決めてそのまま逃げ切れば良いや」 パルメイラスメンバー『お、おう』 ネイの提案したゲームプランは内容こそマトモだったが、声と口調はお世辞にも 締まらない物だった。こうしてチームメイト達の気力が削がれる中、試合は再開された。
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0ch BBS 2007-01-24