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【大口叩くと】森崎が幻想入り 6話目【ダイス行き】
[860]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/14(土) 16:43:26 ID:ngVzCkUI 七花「判りました。それじゃあハート型の型を……っと、そろそろ沸騰してきましたね」 鍋の蓋がカタカタと震える音を聞いて、七花が言う。 レミリア「そうね。……それで、これをどうするの?」 七花「この板チョコをそこにある金属製のボウルに入れて、湯せんしてください」 レミリア「湯せん?」 聞きなれない単語に、思わずレミリアが聞き返す。 七花「あー……チョコの入ったボウルを、沸騰したお湯に浮かべてください」 レミリア「なるほど。こうかしら……あら?」 レミリアがボウルをお湯に浮かべると、見る見るうちにチョコが溶け出してゆく。 レミリア「……ふーん。こうやって溶かすのね」 初めて目にするその光景が面白いのか、じっとチョコレートが溶け出す様を眺める。 七花「あはは……。その中にお嬢様の血をちょっと混ぜておけば、 森崎様もすぐにお嬢様の物になっちゃうような気がするんですけどねー」
[861]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/14(土) 16:43:47 ID:ngVzCkUI レミリア「ふむ……?」 レミリアが少しの間押し黙って一言、 レミリア「それはやめておくわ」 七花「……え?」 レミリア「そこには森崎の意思が無いもの。……強制的にじゃあ駄目なのよ」 七花「そうですか……そうですよね」 失礼しました、と頭を下げる七花。 レミリア「……さて、綺麗に溶け切ったわよ。……それから?」 七花「あ、それじゃあ後は型に流し込むだけです。ゆっくり、慎重にですよー」 そういって、七花がハートの形をした型を差し出す。 七花「ボウルを両手で持って……あ、そうですそうです。零さないようにお願いしますね」 レミリア「こ、こうかしら……? 結構難しいのね……」 ぎこちない手つきながらも、何とか全てを型に移すことに成功する。 レミリア「ふぅ……。何とかなったわ」 別に汗をかいているわけではないのだが、無意識に額の汗を拭う仕草をするレミリア。
[862]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/14(土) 16:44:00 ID:ngVzCkUI 七花「はい! それじゃあ後は冷やすだけですので。お疲れ様でしたー!」 レミリア「……え、もう終わりなの? 随分簡単なのね」 七花「そんなものですよー。冷やすのは私がやっておきますから……そういえば、いつ渡しに行くんですか?」 レミリア「今夜よ。……間に合うかしら」 レミリアが壁にかかった時計を見ながら言う。 七花「大丈夫ですよー。 それでは夕方ごろ、完成した物を包んでお嬢様の部屋にお届けしますから。お嬢様は暫くお休みください」 レミリア「そう、助かるわ。それじゃあまた今夜……あ、そうそう」 背中を向けて去ろうとしたレミリアが、ふと足を止める。 レミリア「ありがとうね。付き合ってくれて」 それだけを言うと、今度こそ厨房の扉を開けて外に出て行く。 七花「ふふ、お嬢様も結構可愛いなぁ……」 その後姿を眺めて、七花がこっそりと呟く。 七花「……それじゃあ、私も気合を入れて六花ちゃんへのチョコレートを作ろうっと!」 他に誰も居ない厨房に、七花の声が大きく響く。 ……レミリアがバレンタインデーの本当の趣旨を知るのは、これより少し後の事となる。
[863]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/14(土) 16:44:34 ID:??? え、恥ずかしさ? とうの昔に捨てました。本筋の方書いてきます。
[864]森崎名無しさん:2009/02/14(土) 16:45:20 ID:??? ト…ニヤ
[865]森崎名無しさん:2009/02/14(土) 16:47:33 ID:??? 恥ずかしさから逃げないことに賛辞を。 ただ…急ぎすぎないほうがいいかも。
[866]森崎名無しさん:2009/02/14(土) 16:53:11 ID:??? あー、香霖褌か…サッカー順序だと仕方ないか
[867]森崎名無しさん:2009/02/14(土) 17:11:48 ID:??? レミリアの乙女度パネェw
[868]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/14(土) 17:14:50 ID:??? >>865 あら、文章が駆け足になっちゃってましたか? すみません、どうも悪癖らしいです……。
[869]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2009/02/14(土) 17:15:09 ID:ngVzCkUI D パチュリーを治療させる為にボールを外へ出す パチュリー「ゲホッ……」 フィールドの芝に膝をつき、咳き込むパチュリーを横目で見やる。 超モリサキ「(喘息みたいなもんか……? なんだか判らんが、このまま放っておくとヤバそうだな)」 そこまで考えた森崎は、前へとボールを大きく蹴り出した。 バシィィィィッ!! 実況「これは森崎くんの大きいパントキック! ぐんぐんと前へと伸びていきます! フォーレスツのカウンターか?!」 咲夜「くっ……防ぐわよ! 五番と六番はアリスをマーク、中国にはてゐがついて!」 慌てて後ろへ下がりながら指示を出す咲夜。しかし…… ピピィィィィィィィィィィィィッ!! 咲夜「……ッ?!」 実況「おおっと?! なんとこのボールがセンターラインを越えたあたりでタッチラインを割ってしまう! 森崎くん、ここでまさかのミスキックか?!」 レミリア「(違う。恐らくはパチェね……。全く、あれほど無理はしないでと言ったのに……)」 観客席のレミリアがフォーレスツ側のPAを見つめる。そして、見られている側の森崎はというと……
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0ch BBS 2007-01-24