※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【テーマソング】TSUBASA DUNK 8【作りました】
[152]TSUBASA DUNK:2009/01/27(火) 23:05:23 ID:bTvCXK5I そして、土曜日。バスに乗って静岡県から常誠が海南大付属高校にやってくる。体育館前に 回遊できるスペースが取られているので入り口近くにバスを停めてもらう。ドアが開き、中から 常誠バスケ部のメンバーが出てくる。高頭監督と牧が出迎える。常誠の監督の後にキャプテンの 御子柴が続く。 高頭「ようこそ、海南へ。遠いところ、来ていただきありがとうございます」 常誠監督「いえ、全国ベスト4の海南さんに相手していただけるなんて光栄ですよ。今日は 胸をお借りさせていただきますよ」 高頭「ガッハッハ、そちらもベスト8でしょう。かしこまらんでください。ところで、そちらの 部員がバスから降りてこないようですが?」 常誠監督「えっ!?まさか!!」 御子柴「見てきます!」 牧と話をしていた御子柴がバスの昇降口に走っていく。様子を確認した御子柴が大きな声で 監督に向かって叫ぶ。 御子柴「先生、来留間です!腹がつかえています!!」 常誠監督「やはり、か。高頭先生、すみません」 そう言うと先ほどの御子柴と同じようにバスに戻り、入り口に見える手らしきものを引っ張った。 数分間、「せーの!」「よいしょー!」「痛い痛い」「このデブ」「なんだとー!」というような やり取りを繰り返した後、ようやくバスの入り口を塞いでいた巨漢(主に横に)が出てきた。
[153]TSUBASA DUNK:2009/01/27(火) 23:07:43 ID:bTvCXK5I 来留間「ちょっとバスが小さかったかな。はっはっは」 御子柴「(ボソッ)お前が太すぎるんだ」 来留間「今、デブって言ったかい?言ったんだったら僕、怒っちゃうよ。プンプン」 御子柴「い、いやだなぁ、そんなこと言うわけないじゃないか!あはは……」 来留間「そうだよね、聞き間違いだよね。アハハハハ」 御子柴(疲れる……こいつ、機嫌が悪くなるとプレーにすごく影響するから扱いにくい) つかえていた入り口が開いて、ようやく他の部員が降りてくる。 牧「御子柴、全員出てきたなら更衣室に案内するよ」 御子柴「ああ、頼む。騒がせて悪かったな」 牧「いや、気にするな。来留間か……あいつ、去年もレギュラーだったよな」 来留間「お、僕のことを知っているのかい?」 にょっと2人の間に来留間がその巨体を入れてくる。 牧「ああ、来留間のプレーはよく覚えてるよ。正直、去年の他のスタメンの3年生たちよりも 頭1つ抜けて上手かったからな(何より見た目もすごいし)」 来留間「いやあ、牧くんにそう言ってもらえるなんて光栄だなあ」
[154]森崎名無しさん:2009/01/27(火) 23:08:12 ID:??? 来留間って…まさか三工の…
[155]森崎名無しさん:2009/01/27(火) 23:15:09 ID:??? やつの身体能力はハンパない。。
[156]TSUBASA DUNK:2009/01/27(火) 23:17:03 ID:bTvCXK5I 牧「来留間、今日はよろしくな。うちのSGは2年なんだ。お手柔らかに頼むよ」 来留間「それはどうかな?僕は真剣勝負では手が抜けない男だよ。妹にも『ようしゃなく厳しい お人ですね』って言われるくらいだからね。アハハハハ」 牧(神よ、ふざけてはいるがSGとして来留間は全国トップクラスだ。その厳しさをたっぷり 味わってこい) 更衣室で着替えが終わると、今度はアリーナに案内する。1つのコートを常誠の練習用に開放 してあった。あまりジロジロ見るのも悪いと思いつつ、ついついコートに入ってきた常誠部員を 見てしまう。 宮益「神、あのまん丸な体の男がいるだろう?彼が常誠のSGでエースの来留間だよ」 神「え、あの体でエース?」 宮益「そうだ。あの体系で気持ち悪いくらい機敏に動く。そして、捕らえようのない独特の ドリブルは『うなぎドリブル』と呼ばれているんだ」 来留間「『イールドリブル』だよ。『うなぎドリブル』じゃカッコ悪いでしょ」 いつの間にか宮益の隣に来留間が来ていた。自分のことを話しているのに気づいて近づいて 来たのだった。「まん丸な体」の部分が聞こえなかったのは彼にとって幸いだったろう。 神「イール……?」 牧「イールとはうなぎのことだ。蒲焼にすると美味いぞ」 神「ああ、静岡県は浜名湖名物のことですね。それで『うなぎドリブル』」 来留間「イール、ね」
[157]森崎名無しさん:2009/01/27(火) 23:17:46 ID:??? かばやきwww
[158]TSUBASA DUNK:2009/01/27(火) 23:22:55 ID:bTvCXK5I 一方、海南の部員たちの視線はもうひとり目立つ容姿の選手に集まっていた。 馬場「あの人、すごく大きい!」 横島「馬場よりも大きいんじゃないか?」 舘嶋「それに筋肉質だ。田辺さんの嫌いなタイプだよな」 翼「……あれは!?」 A ミッタン!? B 見たことはあるような、ないような…… C デカイ人だな。見たこと?ないない。 (先に2票入った選択肢で続行します。投票はageでお願いします)
[159]森崎名無しさん:2009/01/27(火) 23:24:49 ID:T/R2no/I A
[160]森崎名無しさん:2009/01/27(火) 23:24:54 ID:O5BZTMAQ A
[161]TSUBASA DUNK:2009/01/27(火) 23:42:15 ID:bTvCXK5I >A ミッタン!? 翼「ミッタン!?」 三溝「あ!」 大きな声を上げた翼に三溝も気付く。 舘嶋「そう言えば、翼の出身は静岡だっけ?中学の同級生とかか?」 翼「いや、去年の12月に3on3の大会に出場したことがあって、その時に負けた相手だ」 馬場「じゃあ、今日はリベンジしないとね」 などと話している間に三溝が向こうから近づいてきた。ついでに見たことがある3人も。 三溝「えっと、翼くんだっけ?久しぶり」 翼「ああ、半年振りだね。翼って呼び捨てでいいよ。他の3人も一緒の高校に入ったんだね」 杉「そうなんだよ。まあ、腐れ縁ってやつかな?そっちは?中山とは一緒じゃないの?」 翼「ああ、あいつは別の高校に行ってるよ」 宮崎「お互い初心者から名門でバスケをやるのは大変だよな(とか言いつつ、俺はベンチに 入っちゃってるけどね。へへん)」 永田「杉はユニフォームもらえなかったけど、アタシと宮崎はベンチ入り、ミッタンなんて スタメンよ」 今日は練習試合ということで、両チームともユニフォームは着ないことになっていた。そのため 誰が出場選手で、誰が控えなのかも分からなかった。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24