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【テーマソング】TSUBASA DUNK 8【作りました】
[795]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 11:45:23 ID:QBjoe/DE >>794 なんとなく格闘家の須○元気を思い出しました(笑) *** そして日曜日の朝、県内で最も大きな体育館に、いくつものバスケ部員が集まっていた。 翼「おお、結構人がいるな。体育館がこんなに混んでるのを見るのは初めてだ」 馬場「神奈川はバスケ人口が多いからね。これでも県内のバスケ部のほんの一部だよ」 舘嶋「他にもいくつも会場があって、そっちで試合がある学校はここには来ていないからな」 横島「なんだろう、気のせいかな?周りの連中、なんだか俺たちのこと見てないか?」 それは気のせいではなかった。確かに、ロビー内は彼らを囲むように人の輪が出来ており、周囲の 者は無遠慮な視線を横島たちに投げていた。 舘嶋「そりゃあそうさ。俺たちが来ているのは海南のジャージだぜ。ここにいる連中にとって 昔は憧れの、今では対抗意識の対象だからな。嫌でも目立つさ」 横島「なんだか、場違いな気がしてきた……」 馬場「じ、自信を持ちなよ、横島くん。ぼ、僕たちは実力で海南のレギュラーを勝ち取ったんだ」 そう横島に話しかける馬場の足もまた震えていた。 翼「先輩たちがいないね。まだ来てないのかな?」 ??「お前らの先輩や、他のシード校の連中なら上の階にいるぜ」 翼たちを囲んでいた輪から出てきて、声をかける者がいた。 翼「あ……!?」
[796]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 11:45:44 ID:QBjoe/DE 先着1名で そうです、私が変なオジサンです→ !card と(!とcardの間の)スペースを削除して書き込んで下さい。 なお、> やスペースが文章の前にあった場合も無効になります。ご了承ください。 行の上下に書き込みがあるものについては有効とします。 カードのマークが ダイヤ・ハート→陵南の中山ぁ! スペード→翔陽の花形さん! クラブ→武里の昔村さん、だっけ? JOKER→日に焼けた肌、特徴あるモヒカン、そして裸の上半身に腰ミノ。まさに変なオジサンだ!
[797]森崎名無しさん:2009/02/19(木) 11:54:33 ID:??? そうです、私が変なオジサンです→ ハート5
[798]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 13:50:24 ID:QBjoe/DE >そうです、私が変なオジサンです→ ハート5 >ダイヤ・ハート→陵南の中山ぁ! 声の方を振り返った翼の前には見知った顔があった。 翼「中山!」 中山「よう」 そう、翼たちに声をかけてきたのは、あの中山だった。小学生時代はチームメイトとして、中学では 県の代表を争ったライバルとして翼のサッカー人生に深くかかわった人物である。そして、現在は 神奈川bRの強豪、陵南のバスケ部員でもある。 中山「シード校の人たちは2階の方のロビーに集まってるぜ。下にいると変な奴らに絡まれることが あるからってさ。先輩に言われなかったか?」 翼「全然言ってなかったよ(試合のショックでそれどころじゃなかったんだろうな)」 中山「それよりも、ここにいるってことは……」 翼「ああ、海南のレギュラーに選ばれたぜ。そう言う中山も……」 中山「ああ、陵南のレギュラーさ」 親しげに会話する2人を見て、馬場が翼に尋ねる。 馬場「翼くんの知り合いなの?」 翼「ああ……(必要最低限の情報でいいよな。中山も色々事情がある奴だし)」 チームメイトの3人に中山を、小学校からのサッカー仲間で陵南のバスケ部員と紹介した。
[799]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 13:51:48 ID:QBjoe/DE 中山「……ってことで、よろしくな」 全員と簡単に会話を済ませると、すぐに打ち解けた雰囲気になった。昔から中山は人の輪の中心で 目立つような人物ではなかったが、それでも人を引きつけて離さない、特別な何かを持っていた。 翼(あの変人、森崎とも普通に接してたもんな) なんとなく針のむしろのように感じていた環境で急に友達が出来たことで、一気に世界が広がり、 居心地がよくなったように、海南の1年生たちは感じていた。しかし、県下bPの海南の部員と、 bRの陵南の部員が仲良く話をしている、そんな光景を面白く思わない者たちもいた。 ??「海南と陵南が仲良くなんの相談だ?決勝リーグで八百長でもしようってか?」 翼「!?」 中山「なんですか?」 ちょっかいを出してきた集団のジャージには三浦台と書いてあるのが確認できた。 翼(三浦台……もしかしたら予選トーナメント決勝で戦うかもしれない相手!?) ??「俺は三浦台の村雨ってモンだ。牧に伝えておけ。決勝リーグに行くのは海南じゃねえ。 俺たち三浦台だってよ」 翼「伝えておきますね……春雨さん(ニコッ)」 村雨「あぁ!?」 翼「あれ、春巻きさん、でしたっけ?(ニコニコ)」 中山「違うぞ、翼。酢豚、さんだ(ニヤッ)」
[800]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 13:53:05 ID:QBjoe/DE 翼「あ〜、そういう顔してますよね、酢豚さん」 酢豚……もとい村雨の顔を見ながら翼も中山の言葉に乗る。 村雨「て、てめえら!」 我慢の限界を迎えた村雨が翼のジャージの襟元を掴みにかかる。 ??「やめな!」 その時、翼と村雨の間に割って入った者がいた。金色の髪をリーゼントにまとめた体格のいい 少年だった。背中に大きく「龍球」と書かれたTシャツを着ていた。 ??「何をもめてるのか知らねえが、バスケ選手だったら、バスケで勝負をつけろよ」 ??「百春、それがそうもいかんぞ。そちらの酢豚さんは今日の1回戦で俺たちと戦う三浦台の 選手だ。海南と戦うには俺たちが負けなくてはいけないんだ」 百春と呼ばれた少年「千秋……そうか、じゃあコイツらには喧嘩してもらうか」 千秋「怪我でもしてくれれば俺たちの試合が楽になるしな。わっはっは」 村雨「1回戦……そうか、お前ら九頭龍か」 千秋「そのとおり」 百春「ということで、思う存分喧嘩してくれよな」 村雨「……ちっ、しらけちまったぜ。お前ら、行くぞ」 千秋と百春コンビにガンをつけながら、三浦台の選手たちは去っていった。
[801]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:20:37 ID:QBjoe/DE 負けじと三浦台のメンバーをにらみ返した後、翼たちの方を向き直り、百春が尋ねる。 百春「おう、大丈夫か?怪我とかしてねえか?」 翼「ええ、どうもありがとうございました」 百春「いい度胸してるぜ。でも、あんまり無茶はするなよ。不要な喧嘩で怪我しちまったら 馬鹿みたいだからよ」 千秋「それを言うなら、関係ないのに仲裁に入ったお前もだがな」 百春「まあ、俺は頑丈だからよ」 翼「2人は九頭龍高校のバスケ部なんですよね」 百春「そうだ」 翼(なんだっけ、九頭龍高校……どこかで聞いた覚えが) そこに他の九頭龍のバスケ部員がやってくる。 黒髪リーゼント「いやあ、混雑してるな」 天パのヒゲ「なんだか緊張してきたぜ」 茶髪メガネ「ん?なんだ、百春の知り合いか?」 翼「ああ!!あんたたちは!?」 その3人は以前、Red barnsに併設されたコートで3on3を戦った不良たちだった。 翼(そうか、九頭龍高校バスケ部って言ってたっけ)
[802]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:21:55 ID:QBjoe/DE 翼「えっと、ヤスさんとナベさんとチャッキーさんでしたっけ?」 去年の秋にRed barnsで3on3した者です、と付け加える。 ヤス「ああ、あの時の下手くそか」 ナベ「まあ、俺らも人のことは言えないけどな」 チャッキー「だけど、今の俺たちの実力はあの時と比べものにならねえぜ」 不本意な覚えられ方ではあったが、とりあえず思い出してくれたことにほっとする。 千秋「お前ら、この少年が来ているジャージについている学校名が読めるか?」 ヤス「うみ……」 ナベ「みなみ」 チャッキー「うみみなみ、だな!」 百春「海南だ。神奈川県で最も強い高校だよ」 ヤス・ナベ・チャッキー「な、なんだってー!でも、部員ってだけで上手いとは限らんだろ」 千秋「海南のような大所帯は、開会式に出るのはレギュラーだけだ。つまり、この少年は県内 トップクラスの実力を持っているってことだ」 ヤス「だって、つい数か月前は全くの初心者だったんだぜ」 ナベ「俺たちとほとんど変わらなかったのに」 チャッキー「こいつ、すごいの?」
[803]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 14:22:50 ID:QBjoe/DE 百春「予選トーナメントの決勝まで行けば確かめられるさ」 千秋「そう言うことだ。そのためにも今日の相手、三浦台をやっつけるぞ」 そこでまたひとり九頭龍の部員が話に加わる。 ??「千秋くん、早くアップに行きましょうよ!開会式のあと、すぐに僕たちの試合なんですよ」 千秋「おー、いくいく。じゃあ、海南の少年、またな」 百春「顔を洗ってまってろよ」 千秋「馬鹿モン、洗って待つのは首だ」 ヤス・ナベ・チャッキー「またな」 翼「はい、予選トーナメント決勝で」 九頭龍高校のバスケ部員の背中が見えなくなるまで翼は見送った。 馬場「翼くんって顔が広いんだね」 舘嶋「俺たちより知り合いが多いんじゃないのか?」 中山「これ以上、トラブルに巻き込まれるのも嫌だし、さっさと2階に上がろうぜ」 翼「ああ」 海南の4人に中山を加えた集団は、階段を上り、先輩たちの待つ2階のロビーへと向かった。
[804]TSUBASA DUNK:2009/02/19(木) 18:20:21 ID:QBjoe/DE 2階に上がるとすぐに広いスペースがあり、背もたれのないイスとテーブル、観葉植物などが あった。そこには海南の先輩たちや、翔陽で世話になった人たち、他に武里の今村といった 翼の知った顔も多かったが、さすがに知らない人間も少なくなかった。とりあえず、自分の 学校の先輩たちに「チューッス」と言いながら会釈をする。 中山「ウチの先輩を紹介してやるから陵南のとこに来いよ。魚住さんや仙道さんを紹介するよ。 それに南葛中の先輩、池上さんもいるぜ」 翼「そっか、陵南には池上先輩もいるんだよな」 中山の申し出を受けようと考えた翼だったが、もうひとつ挨拶しておきたい学校があった。 翼(あっちにも挨拶しておいた方がいいよな……) A やっぱり翔陽には挨拶しておきたい B 陵南の人に挨拶しておくか。初めてだし C 武里の……なんとかさんに挨拶しておくか。決勝リーグには来られないかもしれないし D 海南のメンバーといっしょにいよう 先に2票入った選択肢で続行します。投票はageでお願いします。sageではカウントできません。 ※間もなく開会式が始まるので、交流できる学校は1つだけです。
[805]森崎名無しさん:2009/02/19(木) 18:26:27 ID:??? AかBかスゲー迷う・・・
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0ch BBS 2007-01-24