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【恋の】ファイアーモリブレム5【鍔競り合い】
[223]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 21:59:21 ID:??? 共ににフィールドに立ってサッカーもした仲であるマルスたちはダロスの死を偲んだ。 そこにウェンデルがマルスを見つけて話し掛けてきた。 ウェンデル「あなたがマルス王子ですか。私はカダインの司祭ウェンデルと申します」 マルス「カダインの司祭様…ひょっとしてあなたがマリクの師匠であるウェンデル司祭ですか!」 ウェンデル「マルス様、お聞きください。あなたにどうしても話しておかなければならないことがあります。 私やマリクがすんでいた魔道の都カダイン…我ら平和を愛する者の願いもむなしく 暗黒司祭ガーネフに支配されてしまいました」 マルス「ガーネフ…!?」 マルスの表情が少し変わる。ほんのうっすらとだがそこには怒りと驚きの表情が見えた。 森崎「(さっきのとんでもない魔道士の話か?)」 ウェンデル「今や多くの魔道士がガーネフに率いられドルーアの悪事に荷担しております。 マルス王子。どうかガーネフの野望を打ち砕くために力をお貸しください」 マルス「…わかりました。私の力がどれほどのものかはわかりませんが、協力しましょう」 ハーディン「暗黒司祭ガーネフ…確か2年前にアリティアに侵攻したグラの部隊に そのような男がいたと聞いているが…」 森崎「なぁウェンデルさん。もっと詳しく教えてくれよ。そのガーネフという男のことを」 ウェンデル「うむ…ガーネフは暗黒魔法の使い手じゃ。彼が使う魔法『マフー』は 戦う相手の気力を無くし動けなくしてしまう力を持つ恐ろしい魔法じゃ」
[224]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 21:59:52 ID:??? マルス「僕の父上も…ガーネフの魔法の前に破れた。神剣ファルシオンの力をもってしても ガーネフの魔法には勝てなかったんだ…」 森崎「お、おいおい…そんなやばい奴に勝てるのかよ?」 マルス「…勝たなければいけない。暗黒竜メディウスを倒せる剣『ファルシオン』を ガーネフは父上から持ち去ってしまったんだ。…僕の目の前で」 森崎「な…なにィ!?」 マルス「確かに今の僕たちでは勝ち目が無いかもしれない。でも僕は諦めるようなことはしない。 必ず手はあるはずなんだ。それを探すためにも、ウェンデル司祭の知識が必要なんです」 ウェンデル「うむ。私もできるだけのことは教えましょう。さぁ、話は一旦ここまでです。 まずはここの城の武将を倒さなければいけません。参りましょう」 森崎「(父親を目の前で失ってるのか…こいつも結構苦労してるんだな… いつも甘いことばっかり言うボンボンだと思ってたけど苦労してるんだな)」 ハーディン「よし。前進するぞ。皆の者私に続け!」 ダダダダダッ…ダカラッダカラッ… アカネイア同盟軍はハーディンを先頭に進軍していく。彼らの前に玉座の間へは通さないと何人もの兵士が立ちふさがった。 しかし、配置された兵士達は無理に戦おうとはせず、後退をしながら防御に徹していた。 ジュリアン「んあ?敵が退いていくぞ…?」 ハーディン「マルス王子…この布陣、どう思う?」
[225]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 22:00:22 ID:??? マルス「明らかに撤退戦を意識した布陣だ。士気も相当落ちているみたいだ」 ロシェ「相手の指揮官にも戦局を見極めることが出来る武将がいると言うことですね」 ドーガ「こいつらは撤退を助ける足止め部隊という訳か」 森崎「見るからに戦局はこっちが有利になったもんな。無理も無いぜ」 ハーディン「そうか。ならば遠慮することはあるまい。このまま一気に城内の敵を一掃せよ」 ハーディンが掃討の指示を出したとき、マルスが声を張り上げた。 マルス「待ってください!彼らが撤退を助けるための足止め部隊なら無理に戦わなくてもいいはずです!」 森崎「(まーたこの王子は甘いことを言い出したよ…)」 ハーディン「マルス王子。ここで相手を叩いておかなければ後々禍根を残すことになるのが分らぬか?」 マルス「ですが、それではドルーア軍を全滅させなければこの戦いは終わらないことになる!」 シーダ「マルス様…」 ハーディン「必要であればそうする」 マルス「それでは我々もドルーア軍と何ら変わりない!」 ハーディン「なにィ!」 マルス「ただ相手を滅ぼすだけの戦いでは何も変わらない!憎しみだけで戦っても平和は訪れはしない! この戦いが真の大陸開放にあるならば、何か別の戦い方があるはずです。 ハーディン公。ここは無理に追撃せずに、すぐにでも玉座へと突撃するべきです」
[226]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 22:01:07 ID:??? ハーディン「あくまで無益な争いは好まぬ…か。それは素敵な理想だなマルス王子。 だが貴公の部下であるダロスはマケドニア軍により殺されたのだ。 ここで奴らを見逃せばいつかまた貴公や貴公の部下が危険に晒されることになるのが分らぬのか!」 ロシェ「ハーディン様…」 ハーディンも好きで敵兵士を虐殺をするような鬼畜ではない。しかし大事な部下を何人も失った彼は知っているのだ。 ここで逃がした敵兵の分だけ、自分の部下達が消えていくと言うことを。 ハーディン「貴公は何のために戦っているのだ?ドルーア帝国を倒すためではないのか? そんな甘いことばかりではいつか自分の身を滅ぼしてしまうぞ!」 マルス「………」 森崎「(う〜ん…どっちの意見も正しい気がするし間違っている気がするなぁ… ここは何か言うべきだろうか…)」 Aマルスが正しい Bハーディンが正しい Cここは俺が口を出す場面じゃないな 2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[227]森崎名無しさん:2009/02/01(日) 22:01:30 ID:Pm1dfNNA C
[228]森崎名無しさん:2009/02/01(日) 22:02:37 ID:LZnmILic C
[229]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 22:22:01 ID:??? >Cここは俺が口を出す場面じゃないな 森崎「(こういう軍を左右するような大事な場面で口を出すと反感を買いかねないからな。 ここは風の向くまま気の向くまま。自然の流れに任せよう)」 森崎は下手に口を出さず二人を見守った。 どちらも引かない緊迫した状況に水をさしたのは意外な人物だった。 ドガシャーーーーーン!! マリオネス「ふはははは!待ちわびていたぞ反乱軍どもめ!」 マケドニアの将軍マリオネスが自ら前進して森崎たちを襲ってきたのだ。 マルス「なにィ!」 ハーディン「なにィ!」 森崎「なにィ!」 マリオネス「まさか私自ら攻めてくるとは思わなかっただろう。 さぁ群れる雑魚どもよ。私が千切っては投げて千切っては投げて滅ぼしてくれるわ!」 銀の槍を勢いよく回しながらマリオネスはゆっくりと前進してくる。 マリオネスの両脇には鋼の弓を装備したアーチャー。 そしてサンダーの魔道書を持った魔道士が控えていた。
[230]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 22:22:59 ID:??? マルス「しまった!敵の奇襲か!」 ハーディン「く…話に集中して全く気づかなかった!不覚!」 森崎「まずいな…下手に力の弱いメンバーが戦うと返り討ちにされそうだぞ…?」 マルス「く…ここは…」 マルスの判断→!card と→!cardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数字やマークで分岐します ダイヤ・ハート→森崎!マリオネスと戦うメンバーを選んでくれ! スペード→僕が戦うメンバーを選ぶ! クラブ→ハーディン公!マリオネスと戦うメンバーを選んでくれ! JOKER→ここは僕が一騎打ちで戦う!
[231]森崎名無しさん:2009/02/01(日) 22:23:36 ID:A2A6MjPs マルスの判断→ ダイヤ8
[232]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2009/02/01(日) 22:34:50 ID:??? マルスの判断→ ダイヤ8 >ダイヤ・ハート→森崎!マリオネスと戦うメンバーを選んでくれ! マルスは森崎のほうを見ると叫ぶ。 マルス「森崎!僕とハーディン公と君の他に3人の仲間を選んでくれ!」 森崎「俺が?」 マルス「君はこの部隊のことを良く知っているだろう?相手はマケドニアの将軍だ。 相当手強い相手だ。君ならマリオネス将軍と戦えるだけの仲間を判断できるはずだ」 森崎「居眠りするような男の言葉を信用するのかマルス王子?」 マルス「まだそんなことを気にしていたのかい?僕は君を信頼しているよ。 そうじゃなきゃアリティア騎士団の副隊長なんかに任命して無いだろ?」 口の端を持ち上げて軽く笑いあうマルスと森崎。 森崎「はは、違いねぇや。それじゃあ時間も無いから早口で言うぜ!まずは…」 ======================================== アカネイア同盟軍 シーダ ドーガ ゴードン カシム マジ ロシェ レナ ジュリアン ウェンデル 上記の中からマリオネス隊と戦うメンバーを『3人』選んで書き込んでください。 それぞれのキャラに2票集まった時点で確定です。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[233]森崎名無しさん:2009/02/01(日) 22:35:51 ID:2xNTbbyA レナ、ジュリアン、ウェンデル
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0ch BBS 2007-01-24