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【プリンセス天子】キャプテン霧雨13【Cendrillon】
[386]森崎名無しさん:2009/02/04(水) 10:55:12 ID:B9oek7dQ E幽香
[387]森崎名無しさん:2009/02/04(水) 11:00:30 ID:??? S幽香
[388]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 17:58:56 ID:??? >>E 幽香 魔理沙「そうだな……おい、幽香頼めるか?」 どこからともなくエプロンを出し、幽香に向かってヒラヒラさせる。 さすがに意外だったのか、永琳も幽香も少し動揺したように魔理沙を見ている。 幽香「…どういう風の吹き回しかしら?」 魔理沙「いや、たまには家庭的な幽香もいいと思うんだよ」 幽香「あっそ。……ま、別に食事を作るくらいはいいわよ」 魔理沙の言葉を心底どうでも良さそうに受け流し、エプロンを受け取る。 言葉通り、食事を作ることに別に抵抗はないようだ。 幽香「そういえば、さっきの話だけれど」 魔理沙「ん…?」 幽香「あの『体で払う』っていう話、そうあちこちで言わないようにね。一々面倒が回ってきちゃ、たまったものではないわ」 魔理沙「ハハ、大丈夫だって。私だって人を見てああいうジョークを飛ばすぜ」 幽香「そう?…ま、あなたが恐怖や絶望に満ちた表情をしているのも見物かもね」 ククッ、と笑って一人先を歩いていく。
[389]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 17:59:37 ID:??? 魔理沙「(本当、よく仲間になってくれてるよなぁ…)」 フラン「ねぇ、天子ー、からだではらうって何?」 天子「気にしたら負けよ」 フラン「永琳ー」 永琳「気にしないように」 フラン「??」 霊夢「んで、今日のご飯は幽香が作るってことなのね」 魔理沙「そうそう。楽しみだぜ」 公園に戻った魔理沙。フランや天子とは行動を別にし、霊夢たちと雑談していた。 向かい側の椅子には、アリスと永琳、それに妹紅が座っている。 アリス「……料理作れるの?」 永琳「大丈夫だと思うわよ。野菜類に関しての知識は凄いでしょうし」 霊夢「……それじゃあ肉は?」 永琳「……期待しないでおきなさい」
[390]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 17:59:59 ID:??? 霊夢「……それじゃあ肉は?」 永琳「……期待しないでおきなさい」 霊夢「そんなぁ〜…」 へなへなとテーブルに突っ伏す霊夢。 そんな彼女に、妹紅が呆れつつ声をかける。 妹紅「そ、そんな落ち込むこともないだろ…今日の弁当だって肉出たんだしさ」 霊夢「そういう問題じゃないのよ!活力=肉=カツ!」 アリス「見苦しいわね…カツって何よ、カツって」 魔理沙「そりゃ、肉を揚げたやつのことだろう」 アリス「そうじゃなくて、その貧乏方程式のことよ」 永琳「貧乏方程式……」 霊夢「あ゛?何よ、アンタだって今は文無しじゃない」 アリス「……それでも、アンタほど貧窮してないわよ」 妹紅「待ちなって。貧乏とかカツとかおいといてさ、幽香の料理の話じゃないの?」 霊夢「カツをおいておけるわけないでしょ!?何言ってんのよ!」 永琳「どうどうどう…どうしてもって言うなら、明日作ってあげるから落ち着きなさい」 霊夢「命拾いしたわね」
[391]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 18:00:17 ID:??? 魔理沙「(本当、永琳が母親ポジションだな……)」 アリス「(情けな…)」 はぁ、と魔理沙とアリスが溜息をついたのとほぼ同時に、エプロンをつけた幽香が5人に声をかける。 幽香「料理ができたわよ。とりあえず皿を運んで頂戴」 魔理沙「(どれどれ……一体何を作ったんだ?)」 先着1名様で 貧乏方程式→!card と書き込んでください。マークで分岐します ダイヤ→カツだ! ガッツ200回復 ハート・スペード→シチューだ! ガッツ100回復 クラブ→シチューだ! …あれ?うどんげとパチュリーだけ別メニュー? JOKER→満漢全席…だと… ガッツ500回復
[392]森崎名無しさん:2009/02/04(水) 18:00:54 ID:??? 貧乏方程式→ ハートJ
[393]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 18:50:19 ID:??? 貧乏方程式→ ハートJ >>シチューだ! 魔理沙「おお、シチューだ!」 霊夢「肉、肉!!」 幽香「……はぁ。少しは入ってるけど、期待するほどじゃないわよ?」 霊夢「肉があるっ!」 アリス「(ダメだこいつ)」 幽香「……ともあれ、ちゃんと皿は運んでおいてね」 霊夢「ヒャッホー!」 全員に並んだ幽香手製のシチュー。 味はなかなかで、美味い美味いと皆が食べている。 そんな折、事件は起こった…… 輝夜「永琳…これ何?」 永琳「これって…カリフラワーじゃないですか?」
[394]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 18:50:40 ID:??? 輝夜「見た目的に食べる気しないわ…残そ……」 ヒュッ!!ガスゥッ!!! 輝夜「…へ?」 残そうっと、と言おうと思った輝夜の横を傘が通過し、地面に深く突き刺さる。 それは言うまでもなく、斜め右に位置する幽香が投擲した彼女の傘である。 幽香「残してみなさい。土に還してやるわ」 輝夜「……な、何を調子に乗って…!」 幽香「…ッ!」 ヒュッ!!ドスドスドスッ!!! 輝夜「こ、今度はナイフ!?」 幽香「私が作った以上、文句は言わせるつもりはないわよ」 フン、と鼻を鳴らし、自身も食事に戻る。 永琳「(……姫様。ここは抑えてください)」 輝夜「(……わかったわよ。食べりゃあいいんでしょ)」 そして、食卓はバカたち以外は異様に静かなものとなってしまった。
[395]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2009/02/04(水) 18:50:56 ID:??? 魔理沙「(……お残しは許しまへんでー!…ってレベルじゃねぇぞ…普通に食えるからいいけどさ。 残しそうなのは…わがままな天子か、あまり食えなさそうなパチュリーだが……)」 天子「はぐはぐ」 パチュリー「…もぐもぐ」 魔理沙「(下界の食べ物ってだけで嬉しいのか、残す様子はないしな。パチュリーのほうも量を減らしてるみたいだし。 残りの連中は、まぁ残しそうもないな。逆に他人の分まで食いそうだ)」 ルーミア「がつがつ」 チルノ「がつがつ」 空「がつがつ」 霊夢「がつがつ」 こうして、美味しいけれど…な幽香による夕食が終わった。 今回わかったことは、幽香は料理ができるということと、残したら殺されるであろうということであった… ※現魔理沙ガッツ 190→290
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0ch BBS 2007-01-24