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【貰うぜ】キャプテン森崎31【ブラジルNo1】
[234]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/06(金) 14:21:33 ID:6EilYMhg 意外な方面からの反撃におもわずよろめく森崎。当然そんな隙を見逃すザガロではない。 ザガロ「そもそも貴様自身が言ったではないか、蒸してから焼く関東流と蒸さずにそのまま焼く関西流があると! 前者は食感が柔らかくなる以上に脂が抜けると言う重大な効果がある!これによりヨーロッパウナギのしつこさも解消されるのだ!」 ドガーン! 森崎「あああっ…!」 ザガロ「確かにヨーロッパウナギはニホンウナギ独特の風味は無いかも知れん。だが淡白=悪では無い! あれだけ薄味の白身魚を重宝する日本人の貴様がそう決め付けている時点で矛盾しているのだ! 淡白なヨーロッパウナギだからこそ焼き加減とタレの調味をより活かす事も出来る! ニホンウナギにしか出せない味だと?ヨーロッパウナギにしか出せない味を考慮しない時点で笑止千万だぁあああ!!」 ズガガガガァーンッ!! 森崎「ふっ…がぁあああ…」 ガタッ… 先程のマシンガントークを物ともしないザガロの熱弁の直撃を食らった森崎はよろめき片ひざをついた。 それでも必死に顔を上に向ける彼にザガロの勝ち誇った視線が降り注ぐ。 ザガロ「まだまだだな、モリサキとやら!ハーッハッハッハッハッハッ!!」 森崎「ぐぐぐぐぐぐ…お、おのれぇええ…」
[235]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/06(金) 14:26:25 ID:6EilYMhg ネイ「…なあ、何の話かさっぱり分かんないんだけど」 トニーニョ「考えたら負けだ。そう思っとけ…」 サトルステギ「えっ?えっ?何が起きたの今?」 ディウセウ「(ウナギの事ォ喋ってるザガロに何言っても無駄だかんなァ)」 賀茂「ぬぅうう、あそこまで和食に通じているブラジル人がいるとは!」 陽子「ここ、笑う所ですか?」 翼「…なんで俺、もっとまともな宿敵を持てなかったんだろう…」 ストラット「(そう言えばジノもロリコンだったな。GKって変人がお約束なんだろうか?)」 *森崎のザガロに対する感情が(鰻の強敵)に進化?しました。 *ザガロの森崎に対する感情が(未熟者)になりました。
[236]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/06(金) 14:26:40 ID:6EilYMhg ちなみにフラメンゴ対コリンチャンスの試合はカルロスのハットトリックでフラメンゴが3−0で勝った。 ジェトーリオ「なんだか観客の盛り上がりが少なかったね?」 カルロス「俺たちが勝って当然、と思われていたんじゃないか?」 サンタマリア「なんだか他にも理由があった様な気がする…」 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 11点 カルロス 9点 ストラット 6点 翼 4点 サトルステギ、ザガロ 3点 マウリシオ 2点 トニーニョ、ダ・シルバ、サンタマリア、ジェトーリオ 1点 アマラウ、ジウ 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 8アシスト サンタマリア 6アシスト 翼 4アシスト バビントン 2アシスト ネイ、ジェトーリオ 1アシスト リンコン、プラトン、オルヘス、カルロス、マウリシオ、リベリオ
[237]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/06(金) 14:39:43 ID:6EilYMhg 一旦ここまで。そろそろブログのまとめ読みも更新しなくっちゃ…
[238]創る名無しに見る名無し:2009/03/06(金) 17:35:41 ID:7wAN1w68 ジノw
[239]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/06(金) 21:33:47 ID:6EilYMhg 〜パルメイラス控え室〜 森崎「くそっ、ザガロの奴め!試合では目に物を見せてやるぜ!」 エベルトン「ン?やる気が出ているじゃないか。結構結構」 パルメイラスメンバー『………』 その日、試合開始を目前に控えたパルメイラスの控え室は珍妙な雰囲気に包まれていた。 言い負かされた事でザガロへの対抗意識が生まれた森崎が一人気合を入れていたが、 その原因の意味不明なやり取りを見なかった事にしたい他のメンバーが喋る気になれなかったのだ。 ただ一人事情を知らないエベルトンだけはそんな森崎を見て上機嫌にミーティングを始めた。 エベルトン「よーし、よく聞け野郎ども!今日のスタメンとフォーメーションはグレミオ戦と同じだ! いいか、こっからはレベルの違うチームが相手だ!予選と違って一回負けたらそれっきりだからな、覚悟してかかれ!」 パルメイラスメンバー『サーッ!!』 エベルトン「サントスはなんと言ってもFWのザガロとDFのディウセウの二枚看板のチームだ。 共に凄まじいパワープレイヤーだが、だからと言ってテクニックやスピードが無い訳じゃないから勘違いすんなよ! 奴らの攻撃パターンはザガロの強引な中央突破が主で、サイドアタックはあまり仕掛けてこない。 ただしMFのリベリオが地味にパスワークでの突破も挑んでくるから中盤はサボるんじゃねえぞ!」 トニーニョ「分かりました」 ネイ「あいあい」 ゲレーロ「はい」 リンコン「分かってますよ」
[240]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/06(金) 21:37:01 ID:6EilYMhg エベルトン「厄介なのがこっちが攻める時だ。予選リーグでは大した敵が居なかったから目立っていなかったが、 ディウセウの守備力は相当なモンだ。俺の見立てでは今大会の最優秀DFに選ばれる可能性大だ。 こいつをなんとかしなくっちゃ点が取れない。ただ闇雲に攻めるよりも何か方針を決めた方が良いぞ」 森崎「(ん、攻撃の方針か…)」 A 「監督、サトルステギにガンガンセンタリングを上げましょう」 B 「監督、ネイのドリブル突破を多用していきましょう」 C 「監督、トニーニョのミドルシュートを活用していきましょう」 D 「監督、主力を囮に使って伏兵で点を狙いましょう」 E 別に何も言わなくても良いかな。黙っていよう。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1235125911/l50にて ☆2009/3/6 22:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。どれか一つに確定した場合はその時点で投票を 止めて下さい。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[241]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/08(日) 12:13:57 ID:dFrQ7At9 >D 「監督、主力を囮に使って伏兵で点を狙いましょう」 トニーニョ「む…」 エベルトン「伏兵だと?」 森崎「はい。いくらディウセウが手ごわいと言っても一人は一人。ゴール前にへばりついていたとしても全ての 攻撃手段に完璧に対処する事は無理です。手数を多くして攻めればリスクを犯さず崩せる筈です」 オルヘス「(えっ、じゃあ俺たちの活躍のチャンスが増えるって事か?)」 ゲレーロ「(悪くない…)」 リンコン「(おおっ!?監督、頼む!この作戦に乗ってくれ!)」 森崎はかつて南葛中でそうした様に既存の主力選手以外の戦力を見出そうとしていた。 これは彼に取って自分を信頼する手駒を増やす為の常套手段でもある。 事実サトルステギ達に活躍を奪われがちなオルヘス、ゲレーロ、リンコンの3人は期待の視線をエベルトンに向け始めた。 エベルトン「ふん…悪い手じゃねえな。よっしゃ、とりあえずはやってみろ」 森崎「はい(ムフフ、ちょろいモンよ)」 サトルステギ「え〜、でも囮なんて俺どうしたら良いか…」
[242]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/08(日) 12:14:15 ID:dFrQ7At9 森崎「普通にPA内のどっちか側でシュート狙ってりゃ良いんだよ。それで敵の注意は十分引かれる」 彼らの願いが叶い、エベルトンは森崎の提案を快諾した。一方囮をしろと言われた側のネイとトニーニョは 一瞬顔を見合わせたものの特に抗議はしてこなかったが、唯一サトルステギだけは戸惑いの声を上げた。 それ自体はすぐに森崎が口八丁で納得させたが、次のサトルステギの一言が思わぬ副作用を生んだ。 サトルステギ「何時も通りで良いのか?それならオッケー。どうせこぼれ玉をねじこんじゃえば良いんだしな!」 カチン! オルヘス「(こいつ…俺たちじゃダメだって決めてかかってるな?)」 ゲレーロ「(ナメられたな)」 リンコン「(にゃろう、必殺シュートだけがサッカーじゃねーぞ!)」 パルメイラス攻撃陣の日陰者達が微弱ながら負の闘志を燃やし始めたのである。 森崎「(ん?おお、サトルステギの奴睨まれてやがる。これは上手く利用すれば…クックック…)」 エベルトン「よーし、作戦は以上だ!サントスをぶちのめしてこい!」 パルメイラスメンバー『サーッ!』 *オルヘス、ゲレーロ、リンコンのサトルステギに対する感情が(調子に乗るなよ)になりました。
[243]2 ◆vD5srW.8hU :2009/03/08(日) 12:20:28 ID:dFrQ7At9 数分後、両チームの選手達が入場し始めスタジアムは興奮の坩堝に包まれた。 放送「さあ選手達が登場してきました!本日の2試合目、パルメイラス対サントスが間も無く開始します! 共に強豪とされながら予選グループではいまいち振るわなかったチーム同士の対決ですが、決勝トーナメントでは どの様な姿を見せてくれるのでしょうか?白のユニフォームのサントスから解説していきましょう! 先頭を歩くのはキャプテンのディウセウくん!豪傑と言うに相応しい逞しく強靭なディフェンス力を持つスイーパーです! 来年我が国で開催されるワールドユースでもブラジル代表としてその豪快なプレイを披露して欲しい所! そして彼に続くのはサントスのエース、ザガロくん!予選ではいきなりレッドカードを獲得しカードコレクターの汚名を リオ州に広めてしまいましたが、復帰した途端に1試合で4ゴール!トラブルに見合うストライカーと言えるでしょう。 今日の試合は一体何点奪えるのか、そして得点王争いに一矢追い撃つ事が出来るのかが注目です」 観客「ザガロ!今日は退場するなよーっ!」「しっかり守れよディウセウーっ!」「パルメイラスなんかにてこずるなよ!」 ザガロ「ケッ、うるせえ奴らだ。そう何度も退場して堪るか」 ディウセウ「頼むぜ〜、ホント。おめえ抜きじゃ無理がありすぎさ」 放送「対するパルメイラスは鮮やかな緑のユニフォーム。この世代屈指の名ドリブラーネイくん、 ドライブシュートを自由自在に操るトニーニョくん、そして文字通り爆発的なヘディングを放つサトルステギくん! 予選でグレミオを3−0と一蹴した優れた攻撃力を持つチームですが、その後は上記の3人が揃って不調となり あまり得点は稼げていません。大会で1、2を争うDFディウセウくんが居るサントスに勝つには彼らの奮闘が不可欠でしょう」 観客「キャーーー!ネイーーーッ!!」「しっかりしろトニーニョ!お前はパルメイラスの心臓なんだぞ!」 「サトルステギー、今日こそハットトリックしやがれよーっ!」「モリサキー!ザガロのシュートに気をつけろー!」 森崎「おいおい、俺の事は無視かよアナウンサー?不勉強にも程があるぜ」
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0ch BBS 2007-01-24