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【ペテン師の】森崎in異世界2【猪狩り】
[477]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 00:52:20 ID:/46oCWjo A ティーダの行動にとことん付き合ってみる。 ピエール「…ティーダ俺も付き合おう。確かに今のところ手がかりは何も無いが、まだ調べてない箇所も ある…諦めるのまだ早いだろう」 ピエールがそう言うと、 ティーダ「…ヘヘ…そうッスよ!まだ諦めるには早いっつーの!」 しょげ返っていたティーダの表情が明るくなる。 ヤン「…しかしこれ以上は…」 その二人の様子を見て思わずヤンは否定的な意見を述べようとするが、 ピエール「…確かに何も無いかもしれません…というよりその可能性の方が高いでしょう…ですが… ティーダと同じでこのまま納得も出来ないんです…だからもう少し探してみようと思います…」 ピエールはヤンの言葉を理解した上で、自分の思いの丈をぶつけた。ピエールの言葉を受けて ヤンは深く溜息を付いた後、 ヤン「まったく…これじゃあ私が悪者みたいじゃないか…」 と言いながら頭を掻く。そして ヤン「…確かにまだ調べてない箇所があるから調べる価値はあるかもしれないな…」 とポツリと呟く。その言葉にピエールとティーダは笑顔で顔を合わせる。 そしてヤンはこの周辺の地図を開くと、大まかに範囲を絞り込んだ箇所を指し示す。
[478]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 00:52:34 ID:/46oCWjo ヤン「…こんなもんだろう…何も無かったらその時は…」 ピエール「分かってます…その時はすぐに戻ってきます…」 ヤンの言葉にピエールはしっかりと頷いてみせる。そしてそれを見ていた他の面子も カミーユ「俺も手伝うよ。二人だけじゃ大変だろう?」 ドーガ「どうせこんなんじゃ気になって眠れ無いからな」 チキ「チキも手伝う〜!」 探索に名乗りを上げる。 ピエール「…皆…ありがとう…」 それに対しピエールは頭を深々と下げる。 ティーダ「ちょっとちょっと!それ俺のセリフ!何でピエールがおいしいとこ全部持って行くッスか?」 ティーダがおどけたように言う言葉に皆顔を合わせ笑いあった。 その後ピエールとティーダ、カミーユとチキとドーガで分かれて、ヤンの指し示した範囲を 探索と言う事になった。残ったヤンは少し考え事をしたいと言い残して自室へと戻っていく。 ピエールは地図と懐中電灯を持つと、玄関から外へ出る。何となく見上げた空は ピエールがいつも見ているような夜空と何ら変わりが無いように見える。 ティーダ「それじゃあ行くッス!」 ティーダはまるでピクニックにでも行くかのように張り切って号令めいたものを掛ける。 今の状況とティーダの張り切りようにギャップを感じ思わず苦笑してしまう。
[479]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 00:52:46 ID:/46oCWjo 二人共しばらく無言で歩いていたが、ティーダが沈んだ表情で ティーダ「…消えるのは…俺だけでたくさんだ…」 突如小声でポツリと呟く。 唐突で、小声だったのでピエールはその言葉を聞き取る事ができず、ティーダに聞き返すが、 ティーダは慌てて手を振りながら、何でもないッスを連発し、ピエールもそれ以上聞くことは しなかった。そこで話題を変えようとしたのか、 ティーダ「それにしてもシュナイダーがあんな事を言うなんて…森崎ともギクシャクしてたし…」 と先程のシュナイダーの言動をまだ気にしているらしく、そんな事を言ってきた。 ピエール(…モリサキとシュナイダー…か…) A 違うな…誰よりもモリサキを気にしているのがシュナイダーだ。 B そうだな…シュナイダーは一体どうしたんだろうな。 C それよりティーダにもう一度先程聞き取れなかった言葉を聞く。 D その他何かあればどうぞ。 *先に2票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。 *他人のDを支持する場合はD >>○○のように安価をつけてください
[480]森崎名無しさん:2009/03/14(土) 01:00:56 ID:KxxHOlbE A
[481]森崎名無しさん:2009/03/14(土) 01:03:23 ID:T1JQ4suw A
[482]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 01:15:39 ID:??? 今日はこれだけです…申し訳ない… あれもこれもと言う感じで書いてると中々進まないなぁ…
[483]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 12:36:00 ID:cPfmd52o A 違うな…誰よりもモリサキを気にしているのがシュナイダーだ。 ピエールの言葉にティーダは怪訝そうな表情を浮かべるが、ピエールは構わず言葉を続ける。 ピエール「確かにモリサキとはちょっとした諍いで今はギクシャクしてるが、あれは誰よりもモリサキの 事を認めているからこそああなったんだ。そして先程の言動にしてもそうだ。このままモリサキ達が 戻ってこずに、もしうちのチームが敗退したら…この失踪は恐らく不可抗力のものだろうが モリサキ達はどうしても俺達に負い目を感じてしまうだろう…」 ティーダ「じゃあ…シュナイダーがああ言ったのは明日の試合に絶対勝って森崎達がいつ戻ってきても いいように居場所を確保するって言う事ッスか?」 ピエール「俺はそう解釈している。彼の性格上そういった事は表立って口には出さないから、誤解も 受けやすいだろうが、彼が見ているのは常に先の事だ…(あの時もそうだった…)」 ティーダに自分の考えを話しながら、恐らくそれは正しいだろうと思う。そしてピエールの脳裏に フランス国際Jrユース大会の全日本Jrユースと西ドイツJrユースの決勝戦での出来事が鮮明に蘇る。 ピエール(俺達フランスJrユースが全日本Jrユースに2点目を決められて試合を決定付けられた時… 俺は自らの力で立ち上がることが出来なかった…だがシュナイダーは…) 全日本Jrユースが大空翼と日向小次郎によるドライブタイガーで試合を決定付ける3点目を決め、 西ドイツJrユースは敗北が濃厚となり誰もが俯く中、シュナイダーはただ一人未来を見据えて 己の力で立ち上がり、チームメイトを鼓舞し、最後の反撃を見せたのだ。その反撃は結局実る事は 無かったが、ピエールの心の中にサッカー選手としてではなく、カール・ハインツ・シュナイダーという 個人に尊敬の念を持ったのはこの時だった。
[484]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 12:36:12 ID:cPfmd52o ティーダ「…そうだったッスか…俺シュナイダーの事誤解してた…謝んないと…」 ピエールの話を聞き、ティーダはシュナイダーに対する自責の念からすっかりしょげ返る。 その様子を見たピエールは苦笑しながら、 ピエール「悪いと思ってるなら謝る必要は無い。寧ろ自分の我を通せと怒られるぞ? シュナイダーは自分には勿論他人にも厳しいからな」 と冗談めかして言う。その言葉にティーダは一瞬呆気に取られた後、みるみる表情が明るくなり、 ティーダ「ヘヘヘ…だったら俺は俺らしく青く行くッス!」 と今にも飛び跳ねそうな勢いで、探索を行う。その様子を見てピエールは笑みを浮かべた後、 ティーダの後をついて行った。 結局手がかりらしい手がかりを得る事は出来ずに探索を打ち切りシュプールへ戻ると、 談話室でヤンが出迎えてくれ、テーブルを指し示す。テーブルには暖かい紅茶とビスケットが 皿に置いてあった。 ピエール「…このビスケットは?」 ピエールがさぞ不思議そうにビスケットの出所をヤンに聞くが、ヤンは肩をすくめ苦笑するだけで 誰からかは結局言わなかった。 ちなみにビスケットの持ち主は誰も見てないところでまさに身を削るような思いで箱を空け、 震える手で袋を開けながら皿に置いていったらしいが…でも全部は流石に出しておらず まだ半分程は余ってはいるみたいではある。
[485]キャプ森ロワ:2009/03/14(土) 12:36:23 ID:cPfmd52o ここで一旦ペンション組の話は終わりです。続いてはダンジョンパートに入ります。 今回のダンジョンパートは一応本編とリンクはしていますが、飛ばしても話的には繋がります。 その際は無条件でダンジョン失敗になりますが、次のシーンまで短縮は出来ます。 他のスレでもダンジョンあるのでうちのダンジョンって需要あるんだろうか… なんて思ってみたりもしますが… 大事な選択なので「3」票でお願いします。 A ダンジョン潜るぜ! B 面倒なので飛ばして次のシーンでいいです。 *先に「3」票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません。 とりあえず所要で出かけるのでここまで。
[486]森崎名無しさん:2009/03/14(土) 12:39:44 ID:EreC+3zc A それぞれのスレで違う風味で面白いと思うぜ
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0ch BBS 2007-01-24